JP2005208880A - コンテンツ提供システム、コンテンツサーバ、ディスプレイ端末、および、コンテンツ提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末を所持するユーザが複数のディスプレイ端末間を移動する場合に、各ディスプレイ端末に迅速にログインできるようにする。
【解決手段】ディスプレイ端末2は、携帯端末1からログイン要求を受信すると、認証サーバ4にユーザ認証を依頼する。認証サーバ4はユーザ認証が成立したならばSIDを生成してディスプレイ端末2に送信する。ディスプレイ端末は、認証サーバ4からSIDを受信したならば、携帯端末1の自ディスプレイ端末2へのログインを許可すると共に、SIDを同グループのディスプレイ端末2間で共有する。また、携帯端末1から再ログイン要求を受信すると、該要求に含まれているSIDを同グループのディスプレイ端末2間で共有しているか否かを判断することで、認証サーバ4にアクセスすることなくログインの拒否を決める。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ提供技術に関し、特に、携帯端末が近距離通信機能を利用してディスプレイ端末にログインし、携帯端末がコンテンツサーバに要求したコンテンツをディスプレイ端末に表示する技術に関する。
特許文献1には、携帯電話機を所持している利用者が、店舗のそばを通りかかるだけで、サーバが携帯電話機から携帯電話番号を読取り、既登録済み会員を認証することにより、利用者の嗜好を分析し、店舗の窓ガラスに広告を表示する技術が開示されている。該技術では、携帯電話機にICタグを取り付けると共に、店舗にICタグリーダを設け、これを広告表示サーバに接続する。そして、携帯電話機を所持するユーザが店舗に近づくと、ICタグリーダがICタグから携帯電話番号を読取り、広告表示サーバ経由で顧客情報分析サーバに送信する。顧客情報分析サーバは、この携帯電話番号をデータベースで検索し既登録済み会員であることを認証すると共に、この利用者の購入履歴等を用いて、利用者の嗜好を分析し、その結果を広告表示サーバに送信する。これを受けて、広告表示サーバは利用者の嗜好に応じた広告を表示する。
特開平2002-244608号公報
さて、特許文献1の技術において、複数の広告表示サーバがショッピングセンタや駅などの地理的に同じエリアに離散的に配置され、且つ、これらの広告表示サーバが共通の顧客情報分析サーバを利用する場合を考える。ユーザに最も近い広告表示サーバのみに、ユーザの嗜好に応じた広告を表示させるためには、広告表示サーバ各々にICタグリーダを取り付け、広告表示サーバ各々がICカードリーダを用いて携帯電話機のICタグから携帯電話番号を読取り、顧客情報分析サーバに送信できるようにする必要がある。しかし、この場合、ユーザが広告表示サーバに近づく毎に、ログイン認証のために顧客情報分析サーバへのアクセスが発生する。このため、顧客情報分析サーバの負荷が増大する。また、ログイン認証は顧客情報分析サーバに備えられたデータベースを用いて行われ、認証結果が広告表示サーバに伝えられる。このため、広告表示サーバが広告を表示できるようになるまでに時間がかかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、携帯端末を所持するユーザが離散的に配置された複数のディスプレイ端末間を移動する場合に、各ディスプレイ端末に迅速にログインできるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のディスプレイ端末間で認証サーバによる携帯端末の認証結果を共有する。つまり、携帯端末が複数のディスプレイ端末の何れかに最初にログイン要求した場合に認証サーバによるユーザ認証を行い、認証サーバが認証したならば携帯端末の当該何れかのディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、この携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を複数のディスプレイ端末間で共有する。そして、その後にこの携帯端末が複数のディスプレイ端末の他の何れかに再度ログイン要求した場合は、複数のディスプレイ端末がこの携帯端末を特定するセッション共有情報を共有していることを確認することで、当該他の何れかのディスプレイ端末へのログインを許可する。
例えば本発明のコンテンツ提供システムは、複数のディスプレイ端末と、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、携帯端末のユーザ認証を行う認証サーバとを有する。
前記コンテンツ配信サーバは、前記複数のディスプレイ端末の何れかにログインしている携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、要求対象のコンテンツを当該携帯端末宛のコンテンツとして、前記複数のディスプレイ端末に送信する。
前記ディスプレイ端末は、ログイン要求あるいはログイン再要求を送信した携帯端末の自ディスプレイ端末へのログイン可否を決定するユーザ認証処理手段と、携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を、前記複数のディスプレイ端末間で共有管理するセッション共有情報管理手段と、前記セッション共有情報管理手段で共有管理されているセッション共有情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバより配信されたコンテンツが、自ディスプレイ端末にログインしている携帯端末宛のコンテンツであるか否かを判断し、当該携帯端末宛のコンテンツである場合に当該コンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、を有する。
そして、前記ユーザ認証処理手段は、携帯端末からログイン要求を受信した場合に、前記認証サーバに当該携帯端末のユーザ認証を依頼し、該ユーザ認証が認証成立の場合に、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該携帯端末および自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を生成し、携帯端末からログイン再要求を受信した場合に、当該携帯端末を特定するセッション共有情報が前記複数のディスプレイ端末間で共有管理されているならば、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該セッション共有情報が特定するディスプレイ端末を自ディスプレイ端末に変更する。
本発明では、携帯端末が複数のディスプレイ端末の何れかに一旦ログインすると、その後に別のディスプレイ端末にログインするときには、認証サーバへの照会が不要となるので、高速なログインが可能となる。このため、携帯端末を所持するユーザが複数のディスプレイ端末間を移動し、最寄のディスプレイ端末にコンテンツを表示するような場合における使い勝手が向上する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの概略図である。
図示するように、本実施形態のコンテンツ配信システムは、携帯端末1と、複数のディスプレイ端末2と、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ3と、携帯端末1のユーザ認証を行う認証サーバ4と、を有する。ディスプレイ端末2、コンテンツ配信サーバ3および認証サーバ4は、インターネットなどのネットワーク5に接続されている。携帯端末1も無線基地局6を介してネットワーク5に接続されている。携帯端末1およびディスプレイ端末2は赤外線通信機等の近距離通信機能を有する。そして、ディスプレイ端末2は、例えばショッピングセンタや駅などの地理的に同じエリアに離散的に配置されたディスプレイ端末2毎にグループ化されている。
本実施形態のコンテンツ配信システムにおいて、携帯端末1は、近距離通信機能を利用して、最寄り(通信可能エリアに位置する)のディスプレイ端末2と通信を行ない、このディスプレイ端末2にログインする。そして、ディスプレイ端末2からコンテンツ配信サーバ3のアドレスを入手し、無線基地局6経由でコンテンツ配信サーバ3にアクセスし、コンテンツを要求する。コンテンツ配信サーバ3は、携帯端末1より要求されたコンテンツを、携帯端末1向けコンテンツとして、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2が属するグループに配信する。そして、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2は、携帯端末1向けコンテンツを受信しこれを表示する。
ここで、本実施形態のコンテンツ配信システムは、同じグループに属するディスプレイ端末2間で認証サーバ4による携帯端末1の認証結果を共有する。つまり、携帯端末1が同じグループに属する何れかのディスプレイ端末1に最初にログイン要求した場合に認証サーバ4によるユーザ認証を行い、認証サーバ4が認証成立を示すセッションIDを発行したならば携帯端末1の当該何れかのディスプレイ端末2へのログインを許可すると共に、このセッションIDを同じグループに属するディスプレイ端末2間で共有する。そして、その後に携帯端末1がセッションIDを用いて同じグループに属する他の何れかのディスプレイ端末2にログイン要求した場合は、同じグループに属する各ディスプレイ端末2がこのセッションIDを共有していることを確認することで当該他の何れかのディスプレイ端末2へのログインを許可する。
次に、本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの動作の概要を説明する。図2および図3は、本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムを構成する装置間でやり取りされる情報の流れを説明するための図である。
<<ログイン処理>>
携帯端末1のユーザが、ディスプレイ端末(A)2の近くで携帯端末1にログインの指示操作をしたとする。携帯端末1は、ユーザの指示に従い、近距離通信機能を利用して、最寄り(通信可能エリアに位置する)のディスプレイ端末(A)2と通信を行ない、このディスプレイ端末(A)2に、ユーザ識別子(UID)およびパスワード(PWD)を含むログイン要求を送信する(S101)。
ディスプレイ端末(A)2は、携帯端末1からログイン要求を受信すると、このログイン要求に含まれているUIDおよびPWDと、自ディスプレイ端末(A)2が属するグループのグループ識別子(GID)とを含むユーザ認証要求を生成し、ネットワーク5を介して認証サーバ4に送信する(S102)。
認証サーバ4は、ユーザ認証要求を受信すると、該要求に含まれているUIDおよびPWDを有する認証情報が自認証サーバ4が備えるユーザ管理データベース(ユーザ管理DB)に登録されていることを確認することでユーザ認証を行う(S103)。
そして、ユーザ認証が成立したならば、認証サーバ4は、ユニークなセッション識別子(SID:例えば連番)を生成し、これと該要求に含まれているUID、PWD、GIDとを含むセッション情報を、自身が備えるセッション管理データベース(セッション管理DB)に登録する。ここで、携帯端末1のユーザが同一グループに属するディスプレイ端末2間を移動しながらコンテンツを閲覧する行為をセッションと呼んでいる。また、認証サーバ4は、生成したSIDと、ユーザ認証要求に含まれているUIDと、コンテンツ配信サーバ3のメニュー画面のアドレス(URL)とを含むユーザ認証応答を生成し、これを該ユーザ認証要求の送信元であるディスプレイ端末(A)2に送信する(S104)。なお、ユーザ認証不成立の場合は、その旨のメッセージを含むユーザ認証応答をディスプレイ端末(A)2に送信する。
さて、ディスプレイ端末(A)2は、認証サーバ4からユーザ認証応答を受信すると、携帯端末1のディスプレイ端末(A)2へのログインを許可する。そして、携帯端末1をログイン端末として管理するべく、ログイン要求に含まれているUID、PWDと、ユーザ認証応答に含まれているSIDと、自ディスプレイ端末(A)2の識別子(DID)とを含むセッション共有情報を生成し、自身が備えるセッション共有管理データベース(セッション共有DB)に登録する(S105)。また、ユーザ認証応答に含まれているSID、URLを含むログイン応答を生成し、近距離通信を利用して携帯端末1に送信する(S106)。携帯端末1は、ディスプレイ端末(A)2から受信したログイン応答に含まれているSID、URLをメモリ等に格納する。なお、認証サーバ4から受信したユーザ認証応答が認証不成立のメッセージを有する場合、ディスプレイ端末(A)2は、ログイン不許可を示すログイン応答を携帯端末1に送信する。
<<セッション共有処理(新規)>>
ディスプレイ端末(A)2は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末(B)2間でセッション共有情報を共有するべく、セッション共有情報を、ディスプレイ端末(B)2に送信する(S107)。これを受けて、ディスプレイ端末(B)2は、セッション共有情報をセッション共有DBに登録する(S108)。なお、認証サーバ4から受信したユーザ認証応答が認証不成立のメッセージを有する場合、上記のS107、S108は行われない。
<<コンテンツ配信処理(WSID入手前)>>
さて、携帯端末1は、ディスプレイ端末(A)2からログイン応答を受信したならば、無線基地局6およびネットワーク5を介して、該ログイン応答に含まれているURL(コンテンツ配信サーバ3)に対して、該ログイン応答に含まれているSIDを含むアクセス要求を送信する(S109)。
コンテンツ配信サーバ3は、携帯端末1からアクセス要求を受信すると、該アクセス要求に含まれているSIDを含むセッション認証要求を生成し、これを認証サーバ4に送信する(S110)。これを受けて認証サーバ4は、セッション認証要求に含まれているSIDを含むセッション情報が、自身が備えるセッション管理DBに登録されているか否かを調べることで、このSIDが有効であることを確認する(S111)。そして、SIDが有効であること(セッション管理DBに登録されていること)を確認できた場合、認証サーバ4は、このSIDに対応付けられてセッション管理DBに登録されているGIDを含むセッション認証応答を生成し、コンテンツ配信サーバ3に送信する(S112)。なお、SIDの有効性を確認できなかった場合は、その旨のメッセージを含むセッション認証応答をコンテンツ配信サーバ3に送信する。
コンテンツ配信サーバ3は、セッション認証応答を受信すると、携帯端末1のコンテンツ配信サーバ3へのアクセスを許可し、ユニークなWebセッション識別子(WSID:例えば連番)を生成する。そして、このWSIDと、アクセス要求に含まれているSIDと、セッション認証応答に含まれているGIDとを含むWebセッション情報を、自身が備えるWebセッション管理データベース(Webセッション管理DB)に登録する(S113)。但し、セッション認証応答がSIDの有効を確認できなかった旨を示している場合、Webセッション情報のWebセッション管理DBへの登録は行われない。
次に、コンテンツ配信サーバ3は、生成したWSIDおよびメニュー画面の表示データを含むアクセス応答を、ネットワーク5および無線基地局6を介して、携帯端末1に送信する(S114)。なお、セッション認証応答がSIDの有効性を確認できなかった旨を示している場合は、エラーメッセージを含むアクセス応答を携帯端末1に送信する。さて、携帯端末1は、コンテンツ配信サーバ3から受信したアクセス応答に含まれているWSIDをメモリ等に格納すると共に、該アクセス応答に含まれている表示データに従ってメニュー画面を表示する。該アクセス応答にエラーメッセージが格納されている場合は、このエラーメッセージを表示する。
次に、携帯端末1において、ユーザがメニュー画面を介して所望のコンテンツの項目を選択すると、選択されたコンテンツのURLと、コンテンツ配信サーバ3から入手したWSIDとを含むコンテンツ要求を生成し、これを無線基地局6およびネットワーク5を介して、コンテンツ配信サーバ3に送信する(S115)。
コンテンツ配信サーバ3は、携帯端末1からコンテンツ要求を受け取ると、該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報がWebセッション管理DBに登録されているか否かを調べることで、このWSIDが有効なものであることを確認する。そして、WSIDが有効であること(Webセッション管理DBに登録されていること)を確認できた場合、コンテンツ配信サーバ3は、コンテンツデータベース(コンテンツDB)を検索し、該コンテンツ要求に含まれているURLに格納されているコンテンツの表示データを読み出す。それから、このコンテンツの表示データおよび該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報に登録されているSIDを、該Webセッション情報に登録されているGIDを持つ全てのディスプレイ端末(ディスプレイ端末(A)、ディスプレイ端末(B))2に送信(ブロードキャスト)する(S116)。
さて、ディスプレイ端末2は、コンテンツ配信サーバ3からコンテンツの表示データを受信すると、該コンテンツに対応付けられているSIDを持つセッション共有情報を、自身のディスプレイ端末2が備えるセッション共有DBから検索する。そして、検索したセッション共有情報に含まれているDIDが自身のディスプレイ端末2のDIDであるか否かを調べ、自身のディスプレイ端末2のGIDであるならば、受信した表示データに従ってコンテンツを表示する。ここでは、ディスプレイ端末(A)2にコンテンツが表示され(S117)、コンテンツ端末(B)2にはコンテンツが表示されないことになる。
<<再ログイン処理>>
携帯端末1のユーザが、ディスプレイ端末(A)2の近くからディスプレイ端末(B)2の近くにまで移動し、そこで携帯端末1に再ログインの指示操作をしたとする。携帯端末1は、ユーザの指示に従い、近距離通信機能を利用して、最寄り(通信可能エリアに位置する)のディスプレイ端末(B)2と通信を行ない、このディスプレイ端末(B)2に、上述のログイン処理で入手したSIDを含む再ログイン要求を送信する(S118)。
ディスプレイ端末(B)2は、携帯端末1から再ログイン要求を受信すると、自身が備えるセッション共有DBに、該再ログイン要求に含まれているSIDを有するセッション共有情報が登録されているか否かを調べる。そして、登録されているならば、再ログインを許可し、携帯端末1をログイン端末として管理するべく、該セッション共有情報のDIDを自ディスプレイ端末(B)2のDIDに変更する(S119)。また、該セッション共有情報に含まれているSID、URLを含む再ログイン応答を生成し、近距離通信を利用して携帯端末1に送信する(S120)。携帯端末1は、ディスプレイ端末(B)2から受信した再ログイン応答に含まれているURLをメモリ等に格納する。なお、再ログイン要求に含まれているSIDを有するセッション共有情報がセッション共有DBに登録されていない場合、ディスプレイ端末(B)2は、再ログイン不許可を示す再ログイン応答を携帯端末1に送信する。
<<セッション共有処理(変更)>>
ディスプレイ端末(B)2は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末(A)1間でセッション共有情報の変更内容を共有するべく、SIDおよび自ディスプレイ端末(B)2のDIDを含むセッション共有変更情報を、ディスプレイ端末(A)2に送信する(S121)。これを受けて、ディスプレイ端末(A)2は、該セッション共有変更情報に含まれているSIDを有するセッション共有情報を、自身が備えるセッション共有DBから検索し、検索したセッション共有情報のDIDを該セッション共有変更情報に含まれているディスプレイ端末(B)2のDIDに変更する(S122)。
<<コンテンツ配信処理(WSID入手後)>>
さて、携帯端末1は、ディスプレイ端末(B)2から再ログイン応答を受信したならば、無線基地局6およびネットワーク5を介して、該再ログイン応答に含まれているURL(コンテンツ配信サーバ3)に対して、コンテンツ配信サーバ3から予め入手したWSIDを含む再アクセス要求を送信する(S123)。
コンテンツ配信サーバ3は、携帯端末1から再アクセス要求を受信すると、該再アクセス要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報が、自身が備えるWebセッション管理DBに登録されているか否かを調べる(S124)。そして、登録されているならば、再アクセスを許可し、メニュー画面の表示データを含む再アクセス応答を、ネットワーク5および無線基地局6を介して、携帯端末1に送信する(S125)。なお、該再アクセス要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報がWebセッション管理DBに登録されていない場合はエラーメッセージを含む再アクセス応答を携帯端末1に送信する。さて、携帯端末1は、コンテンツ配信サーバ3から受信した再アクセス応答に含まれている表示データに従ってメニュー画面を表示する。該再アクセス応答にエラーメッセージが格納されている場合は、このエラーメッセージを表示する。
次に、携帯端末1において、ユーザがメニュー画面を介して所望のコンテンツの項目を選択すると、選択されたコンテンツのURLと、コンテンツ配信サーバ3から予め入手したWSIDとを含むコンテンツ要求を生成し、これを無線基地局6およびネットワーク5を介して、コンテンツ配信サーバ3に送信する(S126)。
コンテンツ配信サーバ3は、携帯端末1からコンテンツ要求を受け取ると、該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報がWebセッション管理DBに登録されているか否かを調べることで、このWSIDが有効なものであることを確認する。そして、WSIDが有効であること(Webセッション管理DBに登録されていること)を確認できた場合、コンテンツ配信サーバ3はコンテンツDBを検索し、該コンテンツ要求に含まれているURLに格納されているコンテンツの表示データを読み出す。それから、このコンテンツの表示データおよび該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報に登録されているSIDを、該Webセッション情報に登録されているGIDを持つ全てのディスプレイ端末(ディスプレイ端末(A)、ディスプレイ端末(B))2に送信(ブロードキャスト)する(S127)。
さて、ディスプレイ端末2は、コンテンツ配信サーバ3からコンテンツの表示データを受信すると、該コンテンツに対応付けられているSIDを持つセッション共有情報を、自身のディスプレイ端末2が備えるセッション共有DBから検索する。そして、検索したセッション共有情報に含まれているDIDが自身のディスプレイ端末2のDIDであるか否かを調べ、自身のディスプレイ端末2のGIDであるならば、受信した表示データに従ってコンテンツを表示する。ここでは、ディスプレイ端末(B)2にコンテンツが表示され(S128)、コンテンツ端末(A)2にはコンテンツが表示されないことになる。
<<ログアウト処理>>
携帯端末1のユーザが、ログイン中のディスプレイ端末(B)2の近くで携帯端末1にログアウトの指示操作をしたとする。携帯端末1は、ユーザの指示に従い、近距離通信機能を利用して、最寄り(通信可能エリアに位置する)のディスプレイ端末(B)2と通信を行ない、このディスプレイ端末(B)2に、上述のログイン処理で入手したSIDを含むログアウト要求を送信する(S129)。
ディスプレイ端末(B)2は、携帯端末1からログアウト要求を受信した場合、あるいは、あるSIDを持つ携帯端末1向けのコンテンツを所定時間受信しなかった場合(タイムアウト)、自身が備えるセッション共有DBから、該ログアウト要求に含まれているSIDあるいは該携帯端末1向けのコンテンツのSIDを有するセッション共有情報を検索する。そして、検索したセッション共有情報に登録されているSIDおよびGIDを含むセッション解除要求を生成し、認証サーバ4に送信する(S130)。
認証サーバ4は、ディスプレイ端末(B)2よりセッション解除要求を受信すると、このセッション解除要求に含まれているSIDおよびGIDを持つセッション情報をセッション管理DBから検索し、検索したセッション情報をセッション管理DBから削除する(S131)。また、削除したセッション情報のSID、GIDを含むWebセッション解除要求を生成し、コンテンツ配信サーバ3に送信する(S132)。これを受けて、コンテンツ配信サーバ3は、Webセッション解除要求に含まれているSID、GIDを有するWebセッション情報を自身が備えるWebセッション管理DBから検索し、検出したWebセッション情報をWebセッション管理DBから削除する(S133)。
<<セッション共有処理(削除)>>
また、ディスプレイ端末(B)2は、携帯端末1から受信したログアウト要求に含まれているSIDを有するセッション共有情報を、自身が備えるセッション共有DBから削除する(S134)。また、該ログアウト要求に含まれているSIDを含むセッション共有解除要求を、自ディスプレイ端末(B)2と同じグループに属するディスプレイ端末(A)2に通知する(S135)。これを受けて、ディスプレイ端末(A)2は、ディスプレイ端末(B)2から受信したセッション共有解除要求に含まれているSIDを有するセッション共有情報を、自身が備えるセッション共有DBから削除する(S136)。
次に、本実施形態のコンテンツ配信システムを構成する各装置の詳細を説明する。
まず、携帯端末1を説明する。
図4は携帯端末1の概略構成図である。図示するように、携帯端末1は、ユーザより情報の入力を受付ける入力部101と、情報を表示する表示部102と、無線通信部103と、近距離通信部104と、ログイン/ログアウト要求処理部105と、コンテンツ閲覧処理部106と、ユーザ情報登録処理部107と、相互認証/セッション鍵生成部108と、暗復号処理部109と、記憶部110と、を有する。
無線通信部103は、無線基地局6およびネットワーク5を介してコンテンツ配信サーバ3と通信を行なう。近距離通信部104は、ディスプレイ端末2と近距離通信を行なう。ログイン/ログアウト要求処理部105は、入力部101を介してユーザより受付けた指示に従い、近距離通信部104を用いてディスプレイ端末2に対するログイン要求およびログアウト要求を行う。コンテンツ閲覧処理部106は、入力部101を介してユーザより受付けた指示に従い、無線通信部103を介してコンテンツ配信サーバ3にアクセスし、コンテンツ(例えばWebページ)のディスプレイ端末2への配信を要求する。ユーザ情報登録処理部107は、入力部101を介してユーザよりUIDおよびPWDを受付け、記憶部110に記憶する。相互認証/セッション鍵生成部108は、無線通信部103および/または近距離通信部104を介して通信情報をやり取りする通信相手との相互認証処理を行う。また、暗号通信に必要なセッション鍵を生成する。そして、暗復号処理部109は、相互認証/セッション鍵生成部108が生成したセッション鍵を用いて、無線通信部103および/または近距離通信部104を介して通信相手とやり取りする通信情報を暗復号化する。これにより、通話相手との暗号通信を行なう。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合、相互認証/セッション鍵生成部108は不要である。同様に、通信相手と暗号通信を行なわない場合は、暗復号処理部109は不要である。
また、記憶部110には、少なくとも、UID1101、PWD1102、SID1103、WSID1104、マスタ暗号鍵1105、セッション暗号鍵1106、および、ログイン/ログアウト受付画面表示データ1107が記憶される。ここで、マスタ暗号鍵1105は、相互認証/セッション鍵生成部108での相互認証に用いられる。また、ログイン/ログアウト受付画面表示データ1107は、ユーザからログイン、再ログインおよびログアウトの指示を受付けるために使用される。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合および通信相手と暗号通信を行なわない場合は、マスタ暗号鍵1105およびセッション暗号鍵1106は不要である。
図4に示すような携帯端末1は、操作パネルなどの入力装置と、LCDなどの表示装置と、携帯電話網などの無線アクセスネットワークと通信を行う無線通信装置と、赤外線通信やBluetoothなどの近距離通信装置と、CPUと、メモリと、これらを繋ぐバスとを備えた、PDAや携帯電話機などの情報処理装置において、CPUがメモリにロードされたプログラムを実行することで実現される。この場合、入力部101に入力装置が、表示部102に表示装置が、無線通信部103に無線通信装置が、近距離通信部104に近距離通信装置が、そして、記憶部110にメモリが用いられる。
図5は携帯端末1の動作を説明するための図である。
まず、ログイン/ログアウト要求処理部105は、記憶部1107に記憶されているログイン/ログアウト受付画面の表示データに従って、表示部102に、図6に示すようなログイン/ログアウト受付画面1021を表示する(S201)。図6に示すログイン/ログアウト受付画面1021は、ユーザからログイン要求の指示を受付けるためのログイン要求項目10211、ログイン再要求を受付けるためのログイン再要求項目10212およびログアウト要求を受付けるためのログアウト再要求項目10213を有する。ユーザは、入力部101を用いてカーソル10214を操作し、所望の項目を選択することができる。次に、ログイン/ログアウト要求処理部105は、入力部101を介してユーザより、ログイン、再ログインおよびログアウトのいずれかの要求が指示されるのを待つ(S202)。そして、指示された要求がログイン要求ならば、上述の<<ログイン処理>>を行うべくS204に進み、ログイン再要求ならば上述の<<再ログイン処理>>を行うべくS215へ進み、そして、ログアウト要求ならば上述の<<ログアウト処理>>を行うべくS223へ進む(S203)。
S204において、ログイン/ログアウト要求処理部105は、ユーザ情報登録処理部107によって予め記憶部110に記憶されているUIDおよびPWDを読出し、これらを含むログイン要求を生成する。それから、近距離通信部103を用いて最寄り(通信エリアにある)のディスプレイ端末2と近距離通信路を確立し、該通信路を介してディスプレイ端末2にログイン要求を送信する。その後、該通信路を介してディスプレイ端末2からログイン応答が送られてくるのを待つ(S205)。
次に、ログイン/ログアウト要求処理部105は、ディスプレイ端末2からログイン応答を受信したならば、該ログイン応答がディスプレイ端末2へのログインを許可する旨の応答であるか否かを調べる(S206)。該ログイン応答がエラーメッセージを有する場合、つまり、該ログイン応答がディスプレイ端末2へのログインを許可しない旨の応答であるならば、該エラーメッセージを表示部102に表示し(S224)、処理を終了する。一方、該ログイン応答がSIDおよびコンテンツ配信サーバ3が提供するコンテンツのメニュー画面のURL(メニューURL)を有する場合、つまり、該ログイン応答がディスプレイ端末2へのログインを許可する旨の応答であるならば、該SIDおよびメニューURLを記憶部110に記憶する(S207)。
さて、記憶部110のSIDおよびメニューURLが記憶されたならば、上述の<<コンテンツ配信処理(WSID入手前)>>を行うべく、S208に進む。S208において、ログイン/ログアウト要求処理部105は、記憶部110に記憶されているSIDおよびメニューURLを含むアクセス要求を生成し、無線通信部103を介して、無線基地局6およびネットワーク5経由でコンテンツ配信サーバ3に送信する。その後、ネットワーク5および無線基地局6を介してコンテンツ配信サーバ3からアクセス応答が送られてくるのを待つ(S209)。
次に、ログイン/ログアウト要求処理部105は、ディスプレイ端末2からアクセス応答を受信したならば、該アクセス応答がコンテンツ配信サーバ3へのアクセスを許可する旨の応答であるか否かを調べる(S210)。該アクセス応答がエラーメッセージを有する場合、つまり、該アクセス応答がディスプレイ端末2へのアクセスを許可しない旨の応答であるならば、該エラーメッセージを表示部102に表示し(S224)、処理を終了する。一方、該アクセス応答がWSIDおよびメニュー画面の表示データ(例えばWebデータ)を有する場合、つまり、該アクセス応答がコンテンツ配信サーバ3へのアクセスを許可する旨の応答であるならば、該WSIDを記憶部110に記憶すると共に、表示データをコンテンツ閲覧処理部106に渡す。これを受けて、コンテンツ閲覧処理部106は、図7に示すようなメインメニュー画面を表示する(S211)。図7に示すメインメニュー画面1022は、ユーザから閲覧するコンテンツの選択を受付けるための複数のコンテンツ項目10221と、図6に示すログイン/ログアウト受付画面1021に戻るための戻りボタン10225とを有する。ユーザは、入力部101を用いてカーソル10226を操作し、所望の項目10221および戻りボタン10225を選択することができる。
なお、メニュー画面は、2画面以上で構成されるようにしてもよい。例えば、図7に示すメインメニュー画面1022において所望のコンテンツ項目10221が選択された場合、図8に示すような、選択されたコンテンツ項目10221に属するコンテンツの中から閲覧するコンテンツの選択を受付けるためのサブメニュー画面1023を表示するようにしてもよい。図8に示すサブメニュー画面1023も、図7に示すメインメニュー画面1022と同様に、ユーザから閲覧するコンテンツの選択を受付けるための複数のコンテンツ項目10231と、図7に示すメインメニュー画面1022に戻るための戻りボタン10232とを有する。ユーザは、入力部101を用いてカーソル10233を操作し、所望の項目10231および戻りボタン10232を選択することができる。
さて、コンテンツ閲覧処理部106は、図7、8に示すようなメニュー画面において、入力部101を介してユーザより、所望のコンテンツ項目が選択されたならば(S212でYes)、選択されたコンテンツ項目に設定されているURL(コンテンツURL)と、記憶部110に記憶されているWSIDとを含むコンテンツ要求(例えばHTTPのGET)を生成する。そして、無線通信部103を介して、無線基地局6およびネットワーク5経由でコンテンツ配信サーバ3にコンテンツ要求を送信する(S213)。一方、ログイン/ログアウト受付画面1021へ戻る旨の指示を受付けたならばS201に戻る。
また、S215において、ログイン/ログアウト要求処理部105は、S207での処理により記憶部110に記憶されたSIDを読出し、これらを含むログイン再要求を生成する。それから、近距離通信部103を用いて最寄り(通信エリアにある)のディスプレイ端末2と近距離通信路を確立し、該通信路を介してディスプレイ端末2にログイン再要求を送信する。その後、該通信路を介してディスプレイ端末2からログイン応答が送られてくるのを待つ(S216)。
次に、ログイン/ログアウト要求処理部105は、ディスプレイ端末2からログイン応答を受信したならば、該ログイン応答がディスプレイ端末2への再ログインを許可する旨の応答であるか否かを調べる(S217)。該ログイン応答がエラーメッセージを有する場合、つまり、該ログイン応答がディスプレイ端末2への再ログインを許可しない旨の応答であるならば、該エラーメッセージを表示部102に表示し(S224)、処理を終了する。一方、該ログイン応答がメニューURLを有する場合、つまり、該ログイン応答がディスプレイ端末2への再ログインを許可する旨の応答であるならば、該メニューURLを記憶部110に記憶する(S218)。
さて、記憶部110のメニューURLが記憶されたならば、上述の<<コンテンツ配信処理(WSID入手後)>>を行うべく、S219に進む。S219において、ログイン/ログアウト要求処理部105は、記憶部110に記憶されているWSIDおよびメニューURLを含む再アクセス要求を生成し、無線通信部103を介して、無線基地局6およびネットワーク5経由でコンテンツ配信サーバ3に送信する。その後、ネットワーク5および無線基地局6を介してコンテンツ配信サーバ3からアクセス応答が送られてくるのを待つ(S220)。
次に、ログイン/ログアウト要求処理部105は、ディスプレイ端末2からアクセス応答を受信したならば、該アクセス応答がコンテンツ配信サーバ3への再アクセスを許可する旨の応答であるか否かを調べる(S221)。該アクセス応答がエラーメッセージを有する場合、つまり、該アクセス応答がディスプレイ端末2へのアクセスを許可しない旨の応答であるならば、該エラーメッセージを表示部102に表示し(S224)、処理を終了する。一方、該アクセス応答がメニュー画面の表示データ(例えばWebデータ)を有する場合、つまり、該アクセス応答がコンテンツ配信サーバ3への再アクセスを許可する旨の応答であるならば、表示データをコンテンツ閲覧処理部106に渡す。これを受けて、コンテンツ閲覧処理部106は、ログイン/ログアウト要求処理部105より受け取った表示データに従ってメインメニュー画面を表示する(S222)。その後、上述したS212〜S214の処理を行う。
また、S223において、ログイン/ログアウト要求処理部105は、S207での処理により記憶部110に記憶されたSIDを読出し、これらを含むログアウト要求を生成する。それから、近距離通信部103を用いて最寄り(通信エリアにある)のディスプレイ端末2と近距離通信路を確立し、該通信路を介してディスプレイ端末2にログアウト要求を送信する。
次に、ディスプレイ端末2を説明する。
図9はディスプレイ端末2の概略構成図である。図示するように、ディスプレイ端末2は、情報を表示する表示部202と、通信部203と、近距離通信部204と、ユーザ認証要求処理部205と、セッション共有情報管理部206と、コンテンツ表示処理部207と、相互認証/セッション鍵生成部208と、暗復号処理部209と、記憶部210と、を有する。
通信部203は、ネットワーク5を介してコンテンツ配信サーバ3および認証サーバ4と通信を行なう。近距離通信部204は、携帯端末1と近距離通信を行なう。ユーザ認証要求処理部205は、携帯端末1から受信したログイン要求に従い認証サーバ4にユーザ認証を依頼する。また、携帯端末1から受信したログアウト要求に従い認証サーバ4にセッション解除要求を送信する。セッション共有情報管理部206は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末2にログインしている携帯端末1のセッション共有情報を管理する。コンテンツ表示処理部207は、通信部203を介してコンテンツ配信サーバ4より入手したコンテンツを表示部202に表示する。相互認証/セッション鍵生成部208は、通信部203および/または近距離通信部204を介して通信情報をやり取りする通信相手との相互認証処理を行う。また、暗号通信に必要なセッション鍵を生成する。そして、暗復号処理部209は、相互認証/セッション鍵生成部208が生成したセッション鍵を用いて、通信部203および/または近距離通信部204を介して通信相手とやり取りする通信情報を暗復号化する。これにより、通話相手との暗号通信を行なう。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合、相互認証/セッション鍵生成部208は不要である。同様に、通信相手と暗号通信を行なわない場合は暗復号処理部209は不要である。
また、記憶部210には、少なくとも、ディスプレイ端末管理情報2101、セッション共有DB2102、マスタ暗号鍵1105、および、セッション暗号鍵1106が記憶される。
ディスプレイ端末管理情報2101は、自ディスプレイ端末2の情報および自ディスプレイ端末と同一グループに属するディスプレイ端末2の情報を含む。図10は、ディスプレイ端末管理情報2101の一例を示す図である。図示するように、ディスプレイ端末管理情報2101は、自ディスプレイ端末のDIDおよびネットワーク5上のアドレス(IPアドレス)を含む自ディスプレイ端末情報21011、自ディスプレイ端末の所属グループのGIDおよびネットワーク5上のアドレス(ネットワークアドレス)を含む所属グループ情報21012、および、同じ所属グループに属する各ディスプレイ端末2のDIDおよびネットワーク5上のアドレスを含む同グループ所属ディスプレイ端末情報21013を有する。
セッション共有DB2102には、自ディスプレイ端末2の所属グループに属するディスプレイ端末2にログインしている携帯端末1のセッション共有情報が登録される。図11は、セッション共有DB2102の登録内容例を示す図である。図示するように、セッション共有情報のレコードは、携帯端末1のUIDを登録するフィールド21021、携帯端末1のPWDを登録するフィールド21022、セッションのSIDを登録するフィールド21023、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2のDIDを登録するフィールド21024、セッションのタイムアウト監視を行うタイマの識別子(タイマID)を登録するフィールド21025、および、メニューURLを登録するフィールド21016を有する。
また、マスタ暗号鍵2103は、相互認証/セッション鍵生成部208での相互認証に用いられる。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合および通信相手と暗号通信を行なわない場合、マスタ暗号鍵2103、セッション暗号鍵2104は不要である。
図9に示すようなディスプレイ端末2は、プロジェクタ、大型ディスプレイなどの表示装置と、ネットワークに接続するためのNICと、赤外線通信やBluetoothなどの近距離通信装置と、CPUと、メモリと、これらを繋ぐバスとを備えた、PCなどの情報処理装置において、CPUがメモリにロードされたプログラムを実行することで実現される。この場合、表示部202に表示装置が、通信部203にNICが、近距離通信部204に近距離通信装置が、そして、記憶部210にメモリが用いられる。
図12はディスプレイ端末2の動作を説明するための図である。
ユーザ認証要求処理部205は、近距離通信部204を介して携帯端末1より要求を受信すると(S301でYES)、上述の<<ログイン処理>>、<<再ログイン処理>>あるいは<<ログアウト処理>>を行うべくS302に進む。また、セッション共有情報管理部206は、通信部203を介して同じグループのディスプレイ端末2からセッション共有情報、セッション共有変更情報あるいはセッション共有解除情報を受信すると(S303でYES)、上述の<<セッション共有処理>>を行うべくS304に進む。また、コンテンツ表示処理部207は、通信部203を介してコンテンツ配信サーバ3からコンテンツを受信すると(S305でYES)、上述の<<コンテンツ配信処理>>を行うべくS306に進む。さらに、セッション共有情報管理部206は、自ディスプレイ端末2にログインしている携帯端末1であるログイン端末のセッションのタイムアウト管理処理を行っている(S307)。
図13は図12のS302の処理(ログイン、再ログイン、ログアウト処理)を説明するための図である。
まず、ユーザ認証要求処理部205は、携帯端末1から受信した要求を解析する。そして、該要求がログイン要求ならば、上述の<<ログイン処理>>を行うべくS3022に進み、ログイン再要求ならば上述の<<再ログイン処理>>を行うべくS3028へ進み、そして、ログアウト要求ならば上述の<<ログアウト処理>>を行うべくS3032へ進む(S3021)。
S3022において、ユーザ認証要求処理部205は、携帯端末1より受信したログイン要求に含まれているUIDおよびPWDと、記憶部210のディスプレイ端末管理TL2101に登録されている所属グループのGIDとを含むユーザ認証要求を生成する。そして、通信部203を介して認証サーバ4にユーザ認証要求を送信する。その後、認証サーバ4からユーザ認証応答が送られてくるのを待つ(S3023)。
次に、ユーザ認証要求処理部205は、認証サーバ4からユーザ認証応答を受信したならば、該ユーザ認証応答が認証成立を示す応答であるか否かを調べる(S3024)。認証不成立を示す応答の場合(ユーザ認証応答がエラーメッセージを有する場合)は、S3027に進む。一方、認証成立を示す応答(ユーザ認証応答がSIDおよびメニューURLを有する場合)、ユーザ認証要求処理部205は、ログイン要求に含まれているUID、PWDと、ユーザ認証応答に含まれているSID、メニューURLと、記憶部210のディスプレイ端末管理TL2101に登録されている自ディスプレイ端末2のDIDと、新たに生成したユニークなタイマIDと、を含むセッション共有情報を生成する。そして、生成したセッション共有情報を記憶部210のセッション共有DB2102に追加登録する(S3025)。なお、セッション共有情報管理部206は、セッション共有DB2102に自ディスプレイ端末2のDIDを持つセッション共有情報が登録(新規登録、変更登録)されると、該セッション共有情報に登録されているタイマIDに対応付けたタイマの計測を開始する。
また、ユーザ認証要求処理部205は、新たに生成したセッション共有情報を、通信部203を介して、ディスプレイ端末管理TL2101に登録されている所属グループのネットワークアドレスより特定される、自ディスプレイ端末2と同じグループに属する各ディスプレイ端末2へ送信(ブロードキャスト)する(S3026)。その後、S3027に進む。
S3027において、受信したユーザ認証応答が認証成立を示している場合、ユーザ認証要求処理部205は、該ユーザ認証応答に含まれているSIDおよびメニューURLを含むログイン応答を生成し、近距離通信部204を介して携帯端末1に送信する。一方、受信したユーザ認証応答が認証不成立を示している場合、ユーザ認証要求処理部205は、該ユーザ認証応答に含まれているエラーメッセージを含むログイン応答を生成し、近距離通信部204を介して携帯端末1に送信する。
また、S3028において、ユーザ認証要求処理部205は、携帯端末1より受信したログイン再要求に含まれているSIDを持つセッション共有情報が、記憶部210のセッション共有DB2102に登録されているか否かを調べる。登録されていない場合は、再ログイン不許可と判断し、S3031に進む。一方、登録されている場合は、再ログイン許可と判断し、このセッション共有情報に登録されているDIDを記憶部210のディスプレイ端末管理TL2101に登録されている自ディスプレイ端末2のDIDに変更する(S3029)。なお、セッション共有情報管理部206は、セッション共有DB2102に自ディスプレイ端末2のDIDを持つセッション共有情報が登録(新規登録、変更登録)されると、該セッション共有情報に登録されているタイマIDに対応付けたタイマの計測を開始する。
また、ユーザ認証要求処理部205は、登録内容を変更したセッション共有情報のSIDおよびDIDを含むセッション共有変更情報を生成し、このセッション共有変更情報を、通信部203を介して、ディスプレイ端末管理TL2101に登録されている所属グループのネットワークアドレスより特定される、自ディスプレイ端末2と同じグループに属する各ディスプレイ端末2へ送信(ブロードキャスト)する(S3030)。その後、S3031に進む。
S3031において、ユーザ認証要求処理部205は、再ログイン許可と判断された場合、携帯端末1より受信したログイン再要求に含まれているSIDを持つセッション共有情報のメニューURLを含むログイン応答を生成し、近距離通信部204を介して携帯端末1に送信する。一方、再ログイン不許可と判断された場合、エラーメッセージを含むログイン応答を生成し、近距離通信部204を介して携帯端末1に送信する。
また、S3032において、ユーザ認証要求処理部205は、携帯端末1より受信したログアウト要求に含まれているSIDを持つセッション共有情報を、記憶部210のセッション共有DB2102から検索し削除する。
次に、ユーザ認証要求処理部205は、削除したセッション共有情報のSID、GIDを含むセッション解除要求を生成し、通信部203を介して認証サーバ4に送信する(S3033)。それから、削除したセッション共有情報のSIDを含むセッション共有解除情報を生成し、このセッション共有解除情報を、通信部203を介して、ディスプレイ端末管理TL2101に登録されている所属グループのネットワークアドレスより特定される、自ディスプレイ端末2と同じグループに属する各ディスプレイ端末2へ送信(ブロードキャスト)する(S3034)。
図14は図12のS304の処理(セッション共有処理)を説明するための図である。
まず、セッション共有情報管理部206は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末2から受信した情報を解析する。そして、該情報がセッション共有情報ならば、上述の<<セッション共有処理(新規)>>を行うべくS3042に進み、セッション共有変更情報ならば上述の<<セッション共有処理(変更)>>を行うべくS3043へ進み、そして、セッション共有解除情報ならば上述の<<セッション共有処理(解除)>>を行うべくS3045へ進む(S3041)。
S3042において、セッション共有情報管理部206は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末2から受信したセッション共有情報を、記憶部210のセッション共有DB2102に追加登録する。
また、S3043において、セッション共有情報管理部206は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末2から受信したセッション共有変更情報に含まれているSIDを持つセッション共有情報を、記憶部210のセッション共有DB2102から検索する。そして、検索したセッション共有情報のDIDを該セッション共有変更情報に含まれているDIDに変更する(S3044)。
また、S3045において、セッション共有情報管理部206は、自身と同じグループに属するディスプレイ端末2から受信したセッション共有解除情報に含まれているSIDを持つセッション共有情報を、記憶部210のセッション共有DB2102から検索し削除する(S3046)。
図15は図12のS306の処理(コンテンツ配信処理)を説明するための図である。
まず、コンテンツ表示処理部207は、通信部203を介してコンテンツ配信サーバ3から受信したコンテンツに付与されているSIDを持つセッション共有情報を、記憶部210のセッション共有DB2102から検索する(S3061)。次に、検索したセッション共有情報に登録されているDIDが自ディスプレイ端末2のDIDであるか否かを調べる(S3062)。そして、自ディスプレイ端末2である場合にのみ、該コンテンツを表示部202に表示する(S3063)。図16は、ディスプレイ端末2の表示画面に表示されるコンテンツの一例を示している。ここでは、携帯端末1のユーザが図7および図8のメニュー画面を介して「××」地区のレストラン地図情報を選択され、これにより該携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2の表示部202に、該選択されたコンテンツ2021が表示されている例を示している。
図17は図12のS307の処理(セッション共有タイムアウト管理処理)を説明するための図である。なお、セッション共有情報管理部206は、記憶部210のセッション共有DB2102を監視している。
まず、セッション共有情報管理部206は、セッション共有DB2102にセッション共有情報が追加あるいは変更されたか否かを判断する(S3071)。追加あるいは変更された場合は、この追加あるいは変更されたセッション共有情報のDIDが自ディスプレイ端末2のDIDであるか否かを判断する(S3072)。そして、自ディスプレイ端末2のDIDであるならば、新たにタイマの計測を開始し、このタイマを追加あるいは変更されたセッション共有情報のタイマIDに対応付けて管理する(S3073)。なお、タイマの計測は、図15に示すコンテンツ配信処理において、該タイマのタイマIDを持つセッション共有情報に含まれているSIDに対応付けられたコンテンツが表示される毎に、該タイマの計測値がリセットされて新たに計測開始されるものとする。
次に、セッション共有情報管理部206は、記憶部2102のセッション共有DB2102からセッション共有情報が削除されたか否かを判断する(S3074)。削除された場合は、この削除されたセッション共有情報のDIDが自ディスプレイ端末2のDIDであるか否かを判断する(S3075)。そして、自ディスプレイ端末2のDIDであるならば、このセッション共有情報のタイマIDに対応付けて管理されているタイマの計測を終了する(S3076)。
次に、セッション共有情報管理部206は、自身が管理しているタイマのうち、所定のタイムアウト時間を経過したタイマが存在するか否かを確認する(S3077)。このようなタイマが存在するならば、該タイマの計測を終了する。また、該タイマに対応付けられているタイマIDを持つセッション共有情報をセッション共有DB2102から検索し(S3078)、検索したセッション共有情報を削除する(S3079)。それから、削除したセッション共有情報のSIDを含むセッション共有解除情報を生成し、このセッション共有解除情報を、通信部203を介して、ディスプレイ端末管理TL2101に登録されている所属グループのネットワークアドレスより特定される、自ディスプレイ端末2と同じグループに属する各ディスプレイ端末2へ送信(ブロードキャスト)する(S3080)。
次に、認証サーバ4を説明する。
図18は認証サーバ4の概略構成図である。図示するように、認証サーバ4は、通信部401と、ユーザ認証処理部402と、セッション認証処理部403と、相互認証/セッション鍵生成部404、暗復号処理部405と、記憶部406と、を有する。
通信部401は、ネットワーク5を介してディスプレイ端末2およびコンテンツ配信サーバ3と通信を行なう。ユーザ認証処理部402は、通信部401を介してディスプレイ端末2と携帯端末1のユーザ認証を行なう。セッション認証処理部403は、通信部401を介してコンテンツ配信サーバ3と携帯端末1のセッション認証を行う。相互認証/セッション鍵生成部404は、通信部401を介して通信情報をやり取りする通信相手との相互認証処理を行う。また、暗号通信に必要なセッション鍵を生成する。そして、暗復号処理部405は、相互認証/セッション鍵生成部404が生成したセッション鍵を用いて、通信部401を介して通信相手とやり取りする通信情報を暗復号化する。これにより、通話相手との暗号通信を行なう。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合、相互認証/セッション鍵生成部404は不要である。同様に、通信相手と暗号通信を行なわない場合は暗復号処理部405は不要である。
また、記憶部406には、少なくとも、ユーザ管理DB4061、セッション管理DB4062、マスタ暗号鍵4063、セッション暗号鍵4064、および、コンテンツ配信サーバ3のメニューURL4065が記憶されている。
ユーザ管理DB4061は、コンテンツ配信システムの利用者毎に利用者を認証するために必要な情報(認証情報)が登録されている。図19は、ユーザ管理DB4061の登録内容例を示す図である。図示するように、認証情報のレコードは、携帯端末1のUIDを登録するフィールド40611および携帯端末1のPWDを登録するフィールド40612を有する。
セッション管理DB4062は、ディスプレイ端末2にログインしている携帯端末のセッションを管理するための必要な情報(セッション情報)が登録されている。図20は、セッション管理DB4062の登録内容例を示す図である。図示するように、セッション情報のレコードは、携帯端末1のUIDを登録するフィールド40621、セッションのSIDを登録するフィールド40622、および、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2が属するグループのGIDを登録するフィールド40623を有する。
また、マスタ暗号鍵4063は、相互認証/セッション鍵生成部404での相互認証に用いられる。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合および通信相手と暗号通信を行なわない場合、マスタ暗号鍵4063、セッション暗号鍵4064は不要である。
図18に示すような認証サーバ4は、ネットワークに接続するためのNICと、HDD等の外部記憶装置と、CPUと、メモリと、これらを繋ぐバスとを備えた、PCなどの情報処理装置において、CPUがメモリにロードされたプログラムを実行することで実現される。この場合、通信部401にNICが、そして、記憶部406にメモリや外部記憶装置が用いられる。
図21は認証サーバ4の動作を説明するための図である。
ユーザ認証処理部402は、通信部401を介してディスプレイ端末2よりユーザ認証要求を受信すると(S401でYES)、該ユーザ認証要求に含まれているUIDおよびPWDを有する認証情報のレコードが、記憶部406に記憶されているユーザ管理DB4061に登録されているか否かを調べることでユーザ認証を行う(S402)。そして、ユーザ認証が成立した場合(ユーザ認証要求に含まれているUIDおよびPWDを有する認証情報のレコードがユーザ管理DB4061に登録されている場合)、ユニークなSIDを生成すると共に、このSIDと、該ユーザ認証要求に含まれているUIDおよびGIDとを有するセッション情報を生成し、このセッション情報をセッション管理DB4062に登録する(404)。それから、S405へ進む。一方、ユーザ認証不正成立の場合は、S404を行なうことなくS405へ進む。
次に、S405において、ユーザ認証処理部402は、ユーザ認証応答を生成する。ここで、ユーザ認証成立の場合は、該ユーザ認証要求に含まれているUIDと、S404で生成したSIDと、記憶部406に記憶されているメニューURL4065と、を有するユーザ認証応答を生成する。一方、ユーザ認証不成立の場合は、エラーメッセージを含むユーザ認証応答を生成する。そして、生成したユーザ認証応答を、通信部401を介して、該ユーザ認証要求の送信元であるディスプレイ端末2に送信する。
また、セッション認証処理部403は、通信部401を介してコンテンツ配信サーバ3よりセッション認証要求を受信すると(S406でYES)、該セッション認証要求に含まれているSIDを有するセッション情報のレコードが、記憶部406に記憶されているセッション管理DB4062に登録されているか否かを調べることでセッション認証を行う(S407)。そして、認証結果に基づいて、セッション認証応答を生成する。ここで、セッション認証成立(セッション認証要求に含まれているSIDを有するセッション情報のレコードがセッション管理DB4062に登録されている場合)の場合は、該セッション情報に含まれているGIDを有するセッション認証応答を生成する。一方、セッション認証不成立の場合は、エラーメッセージを含むセッション認証応答を生成する。そして、生成したセッション認証応答を、通信部401を介して、コンテンツ配信サーバ3に送信する(S408)。
また、セッション認証処理部403は、通信部401を介してコンテンツ配信サーバ3よりセッション解除要求を受信すると(S409でYES)、該セッション解除要求に含まれているSID、GIDを有するセッション情報のレコードを、記憶部406に記憶されているセッション管理DB4062から削除する(S410)。
次に、コンテンツ配信サーバ3を説明する。
図22はコンテンツ配信サーバ3の概略構成図である。図示するように、コンテンツ配信サーバ3は、通信部301と、Webセッション管理部302と、コンテンツ配信部303と、相互認証/セッション鍵生成部304、暗復号処理部305と、記憶部306と、を有する。
通信部301は、ネットワーク5を介してディスプレイ端末2および認証サーバ4と通信を行なう。Webセッション管理部302は、Webセッション情報を用いて、コンテンツ配信サーバ3へのアクセスを許可した携帯端末1を管理する。コンテンツ配信部303は、通信部301を介してディスプレイ端末2にコンテンツを配信する。相互認証/セッション鍵生成部304は、通信部301を介して通信情報をやり取りする通信相手との相互認証処理を行う。また、暗号通信に必要なセッション鍵を生成する。そして、暗復号処理部305は、相互認証/セッション鍵生成部304が生成したセッション鍵を用いて、通信部301を介して通信相手とやり取りする通信情報を暗復号化する。これにより、通話相手との暗号通信を行なう。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合、相互認証/セッション鍵生成部304は不要である。同様に、通信相手と暗号通信を行なわない場合は暗復号処理部305は不要である。
また、記憶部306には、少なくとも、Webセッション管理DB3061、コンテンツDB3062、グループ管理DB3063、マスタ暗号鍵3064、および、セッション暗号鍵3065が記憶されている。
Webセッション管理DB3061には、コンテンツ配信サーバ3へのアクセスを許可した携帯端末1毎にWebセッション情報が登録される。図23は、Webセッション管理DB3061の登録内容例を示す図である。図示するように、Webセッション情報のレコードは、携帯端末1に割り当てられているSIDを登録するフィールド30611、WebセッションのWSIDを登録するフィールド30612、および、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2が属するグループのGIDを登録するフィールド30613を有する。
コンテンツDB3062には、コンテンツの表示データ(Webデータ)がURLに対応付けられて登録されている。グループ管理DB3063は、図24に示すように、ディスプレイ端末2のグループ毎に、グループ情報のレコードが登録されている。グループ情報のレコードは、該グループのGIDを登録するフィールド30621と、該グループのネットワークアドレスを登録するフィールド30622とを有する。
また、マスタ暗号鍵3063は、相互認証/セッション鍵生成部304での相互認証に用いられる。なお、通信相手との相互認証を行なわない場合および通信相手と暗号通信を行なわない場合、マスタ暗号鍵3063、セッション暗号鍵3064は不要である。
図22に示すようなコンテンツ配信サーバ3は、ネットワークに接続するためのNICと、HDD等の外部記憶装置と、CPUと、メモリと、これらを繋ぐバスとを備えた、PCなどの情報処理装置において、CPUがメモリにロードされたプログラムを実行することで実現される。この場合、通信部301にNICが、そして、記憶部306にメモリや外部記憶装置が用いられる。
図25はコンテンツ配信サーバ3の動作を説明するための図である。
Webセッション管理部302は、通信部301を介して携帯端末1よりアクセス要求を受信すると(S501でYES)、該アクセス要求に含まれているSIDを含むセッション認証要求を生成し認証サーバ4に送信する。そして、認証サーバ4からセッション認証応答が送られてくるのを待つ(S502)。
次に、Webセッション管理部302は、認証サーバ4から受信したセッション認証応答が認証成立を示している場合(該セッション認証応答にGIDが含まれている場合)、ユニークなWSIDを生成する。そして、このWSIDと、該セッション認証応答に含まれているGIDと、該アクセス要求に含まれているSIDとを含むWEBセッション情報を生成し、これを記憶部306のWebセッション管理DB3061に登録する(S504)。それから、S505へ進む。一方、認証サーバ4から受信したセッション認証応答が認証不成立を示している場合は、S504を行うことなくS505へ進む。
さて、S505において、Webセッション管理部302は、アクセス応答を生成する。ここで、セッション認証成立の場合は、S504で生成したWSIDと、該アクセス要求に含まれているメニューURLに対応付けられて記憶部306のコンテンツDB3062に登録されているメニュー画面の表示データとを含むアクセス応答を生成する。一方、セッション認証不成立の場合は、エラーメッセージを含むアクセス応答を生成する。そして、生成したアクセス応答を、通信部301を介して、該アクセス要求の送信元である携帯端末1に送信する。
また、Webセッション管理部302は、通信部301を介して携帯端末1より再アクセス要求を受信すると(S506でYES)、該再アクセス要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報がWebセッション管理DB3061に登録されているか否かを調べる(S507)。そして、その結果に基づいてアクセス応答を生成する。ここで、Webセッション情報が登録されている場合は、該再アクセス要求に含まれているメニューURLに対応付けられてコンテンツDB3062に登録されているメニュー画面の表示データを含むアクセス応答を生成する。一方、Webセッション情報が登録されていない場合は、エラーメッセージを含むアクセス応答を生成する。そして、生成したアクセス応答を、通信部301を介して、該再アクセス要求の送信元である携帯端末1に送信する(S508)。
また、コンテンツ配信部303は、通信部301を介して携帯端末1よりコンテンツ要求(例えばHTTPのGET)を受信すると(S509でYES)、記憶部306のWebセッション管理DB3061を検索し、Webセッション管理DB3061に、該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報が登録されているか否かを調べる(S510)。登録されている場合は、該コンテンツ要求に含まれているURLに対応するコンテンツの表示データをコンテンツDB3062から読み出す。また、該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報のGIDに対応するネットワークアドレスを、記憶部306のグループ管理DB3063を用いて特定する。そして、読み出したコンテンツの表示データおよび該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報のSIDを、特定したネットワークアドレスにより特定されるグループに属する各ディスプレイ端末2に送信(ブロードキャスト)する(S511)。
一方、登録されていない場合は、該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報のGIDに対応するネットワークアドレスを、記憶部306のグループ管理DB3063を用いて特定する。そして、所定のエラーメッセージおよび該コンテンツ要求に含まれているWSIDを持つWebセッション情報のSIDを、特定したネットワークアドレスにより特定されるグループに属する各ディスプレイ端末2に送信(ブロードキャスト)する(S512)。
また、Webセッション管理部302は、通信部301を介して認証サーバ4よりWebセッション解除要求を受信すると(S513でYES)、該Webセッション解除要求に含まれているSID、GIDを含むWebセッション情報をWebセッション管理DB3061から検索して削除する(S514)。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上述したように、本実施形態は以下の特徴を有している。
(1)ディスプレイ端末2のグループ管理
ショッピングセンタや駅などの地理的に同じエリアに離散的に配置された複数のディスプレイ端末2を同じグループに所属するディスプレイ端末2として管理する。
(2)同一のグループ内におけるセッション共有
携帯端末1の近距離通信機能を利用したログイン要求をトリガとして開始されるセッションの情報、つまり、携帯端末1がログインしたディスプレイ端末2で管理されるセッションの情報を、セッション共有情報として、同じグループに属するディスプレイ端末2間で共有する。
(3)再ログインにおける認証サーバ4へのアクセス回避
携帯端末1があるグループに属するいずれかのディスプレイ端末2にログインし、その後、移動して、同じグループに属する別のディスプレイ端末2にログインする場合、既に認証サーバ4によりユーザ認証が済んでいるので、携帯端末1がどのディスプレイ端末2を使用中かを把握するために、同じグループに属するディスプレイ端末2間で共有しているセッション共有情報に登録されているDID(ログイン中のディスプレイ端末2)を変更し、この変更内容を同じグループに属する各ディスプレイ端末2に通知する。そして、認証サーバ4にアクセスすることなく、再ログイン処理を終了する。
本実施形態は、以上のような特徴を有することにより、携帯端末1は、あるディスプレイ端末2に一旦ログインすると、同じグループ内の他のディスプレイ端末2に再ログインするときには、認証サーバ4でのユーザ認証が不要となる。このため、再ログインを高速に行うことができる。また、セッション共有情報により、ディスプレイ端末のグループに対して、携帯端末1がログインしているディスプレイ端末2を通知することができる。このため、携帯端末1の移動に合わせて最寄りのディスプレイ端末2にコンテンツを配信することができる。
また、本実施形態では、上記の特徴に加え、セッション共有情報各々をタイマで管理し、タイムアウトしたセッション共有情報を自動で削除するようにしている。このため、携帯端末1のユーザが、ログアウト操作を行うことなくログイン中のディスプレイ端末2から離れた場合でも、自動的にログアウト処理がなされ、リソースが浪費されるのを防止することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば上記の実施形態では、携帯端末1のユーザ操作によるログアウト処理において、セッション共有情報を削除している。しかし、ユーザ操作によるログアウト処理移行も、一定期間、セッション共有情報をディスプレイ端末2および/または認証サーバ4に残しておくことで、一定時間内に再ログインするときに、このセッション共有情報を用いることにより高速なログインを可能としてもよい。
また、上記の実施形態では、再ログインする場合、再ログイン要求に付与されたSIDを、前回のログインで付与されたSIDと比較することにより、認証を行っている。しかし、認証サーバ4におけるユーザ認証用の情報であるUIDおよびPWDをセッション共有情報に含めることで、これらの情報を使って認証するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、携帯端末1、ディスプレイ端末2、コンテンツ配信サーバ3および認証サーバ4間の通信について、特に暗号化せずに平分で情報を渡しているが、暗号通信とすることも可能である。また、携帯端末1、ディスプレイ端末2、コンテンツ配信サーバ3および認証サーバ4が正規のもので、偽者でないことを検証するために、機器相互認証を行うようにしてもよい。例えば、これらの機器に共通のマスタ暗号鍵を予め配布しておき、携帯端末1のマスタ暗号鍵、ディスプレイ端末2のマスタ暗号鍵として記憶しておき、このマスタ暗号鍵をもちいたチャレンジアンドレスポンス方式の認証や、乱数をマスタ鍵で暗号化して作るセッション鍵を携帯端末1のセッション暗号鍵やディスプレイ端末2のセッション暗号鍵として記憶し、携帯端末1の暗復号処理部109やディスプレイ端末2の暗復号処理部209を用いて暗号通信を行なうこともできる。
また、上記の実施形態では、セッション共有情報を複数のディスプレイ端末2間で共有しているので、単に認証情報だけでなく、処理の進捗情報を共有することにより、複数のディスプレイ端末2にて連携がとれたサービスを提供することも可能である。
例えば、上記の実施形態において、コンテンツは、携帯端末2がログインしているディスプレイ端末2のみで受信し表示している。しかし、同じグループ内の全てのディスプレイ端末2で受信し保存することにより、携帯端末2が移動し別のディスプレイ端末2に再ログインした場合に、保持したコンテンツを再び表示するようにしてもよい。このように、複数のディスプレイ端末2間で、認証状況の情報、サービス状況の情報、コンテンツを共有することにより、ディスプレイ端末2を移動しても、継続的なサービスが可能となる。
図1は本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの概略図である。 図2は本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムを構成する装置間でやり取りされる情報の流れを説明するための図である。 図3は本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムを構成する装置間でやり取りされる情報の流れを説明するための図である。 図4は携帯端末1の概略構成図である。 図5は携帯端末1の動作を説明するための図である。 図6は携帯端末1に表示されるログイン/ログアウト受付画面1021の一例を示す図である。 図7は携帯端末1に表示されるメインメニュー画面1022の一例を示す図である。 図8は携帯端末1に表示されるサブメニュー画面1022の一例を示す図である。 図9はディスプレイ端末2の概略構成図である。 図10はディスプレイ端末管理情報2101の一例を示す図である。 図11はセッション共有DB2102の登録内容例を示す図である。 図12はディスプレイ端末2の動作を説明するための図である。 図13は図12のS302の処理(ログイン、再ログイン、ログアウト処理)を説明するための図である。 図14は図12のS304の処理(セッション共有処理)を説明するための図である。 図15は図12のS306の処理(コンテンツ配信処理)を説明するための図である。 図16はディスプレイ端末2の表示画面に表示されるコンテンツの一例を示す図である。 図17は図12のS307の処理(セッション共有タイムアウト管理処理)を説明するための図である。 図18は認証サーバ4の概略構成図である。 図19はユーザ管理DB4061の登録内容例を示す図である。 図20はセッション管理DB4062の登録内容例を示す図である。 図21は認証サーバ4の動作を説明するための図である。 図22はコンテンツ配信サーバ3の概略構成図である。 図23はWebセッション管理DB3061の登録内容例を示す図である。 図24はグループ管理DB3063の登録内容例を示す図である。 図25はコンテンツ配信サーバ3の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…携帯端末、2…ディスプレイ端末、3…コンテンツ配信サーバ、4…認証サーバ、5…ネットワーク、6…基地局、101…入力部、102…表示部、103…無線通信部、104…近距離通信部、105…ログイン/ログアウト要求処理部、106…コンテンツ閲覧処理部、107…ユーザ情報登録処理部、108…相互認証/セッション鍵生成部、109…暗復号処理部、110…記憶部、202…表示部、203…通信部、204…近距離通信部、205…ユーザ認証要求処理部、206…セッション共有情報管理部、207…コンテンツ表示処理部、208…相互認証/セッション鍵生成部、209…暗復号処理部、210…記憶部、301…通信部、302…Webセッション管理部、303…コンテンツ配信部、304…相互認証/セッション鍵生成部、305…暗復号処理部、306…記憶部、401…通信部、402…ユーザ認証処理部、403…セッション認証処理部、404…相互認証/セッション鍵生成部、405…暗復号処理部、406…記憶部

Claims (13)

  1. 複数のディスプレイ端末と、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、携帯端末のユーザ認証を行う認証サーバとを有するコンテンツ配信システムであって、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    前記複数のディスプレイ端末の何れかにログインしている携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、要求対象のコンテンツを当該携帯端末宛のコンテンツとして、前記複数のディスプレイ端末に送信し、
    前記ディスプレイ端末は、
    ログイン要求あるいはログイン再要求を送信した携帯端末の自ディスプレイ端末へのログイン可否を決定するユーザ認証処理手段と、
    携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を、前記複数のディスプレイ端末間で共有管理するセッション共有情報管理手段と、
    前記セッション共有情報管理手段で共有管理されているセッション共有情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバより配信されたコンテンツが、自ディスプレイ端末にログインしている携帯端末宛のコンテンツであるか否かを判断し、当該携帯端末宛のコンテンツである場合に当該コンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、を有し、
    前記ユーザ認証処理手段は、
    携帯端末からログイン要求を受信した場合に、前記認証サーバに当該携帯端末のユーザ認証を依頼し、該ユーザ認証が認証成立の場合に、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該携帯端末および自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を生成し、
    携帯端末からログイン再要求を受信した場合に、当該携帯端末を特定するセッション共有情報が前記複数のディスプレイ端末間で共有管理されているならば、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該セッション共有情報が特定するディスプレイ端末を自ディスプレイ端末に変更すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記ディスプレイ端末は、
    近距離通信により携帯端末と通信を行なう第1の通信手段と、
    前記認証サーバ、前記コンテンツ配信サーバおよび他の前記ディスプレイ端末と通信を行なう第2の通信手段と、をさらに有すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1または2に記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記複数のディスプレイ端末は、グループ化されており、
    前記ディスプレイ端末の前記ユーザ認証処理手段は、前記認証サーバに携帯端末のユーザ認証を依頼する際に、自ディスプレイ端末が属するグループの識別情報を通知し、
    前記認証サーバは、前記ディスプレイ端末から依頼された携帯端末のユーザ認証が成立した場合に、当該ユーザ認証の際に前記ディスプレイ端末から通知されたグループの識別情報を当該携帯端末に対応付けて管理し、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    前記認証サーバから携帯端末およびグループの識別情報の対応関係を入手し、前記複数の端末の何れかにログインしている携帯端末宛のコンテンツを、当該携帯端末に対応付けられている識別情報を持つグループに属するディスプレイ端末各々へブロードキャスト送信すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項3に記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    携帯端末からアクセス要求を受信すると、当該携帯端末に対応付けられているグループの識別情報を前記認証サーバから入手し、当該識別情報を当該携帯端末に対応付けて管理するセッション管理手段と、
    携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、当該携帯端末宛のコンテンツを、当該携帯端末に対応付けられて管理されている識別情報を持つグループに属するディスプレイ端末各々へブロードキャスト送信するコンテンツ配信手段と、を有すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記ディスプレイ端末の前記セッション共有情報管理手段は、自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報が特定する携帯端末宛のコンテンツを前記コンテンツ表示手段が所定時間表示しなかった場合に、当該セッション共有情報を共有管理対象から外すこと
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 携帯端末と通信を行なう第1の通信手段と、携帯端末のユーザ認証を行なう認証サーバ、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバおよび他のディスプレイ端末と通信を行なう第2の通信手段と、を有するディスプレイ端末であって、
    ログイン要求あるいはログイン再要求を送信した携帯端末の自ディスプレイ端末へのログイン可否を決定するユーザ認証処理手段と、
    携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を、前記他のディスプレイ端末との間で共有管理するセッション共有情報管理手段と、
    前記セッション共有情報管理手段で共有管理されているセッション共有情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバより配信されたコンテンツが、自ディスプレイ端末にログインしている携帯端末宛のコンテンツであるか否かを判断し、当該携帯端末宛のコンテンツである場合に当該コンテンツを表示するコンテンツ表示手段と、を有し、
    前記ユーザ認証処理手段は、
    携帯端末からログイン要求を受信した場合に、前記認証サーバに当該携帯端末のユーザ認証を依頼し、該ユーザ認証が認証成立した場合に、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該携帯端末および自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を生成し、
    携帯端末からログイン再要求を受信した場合に、当該携帯端末を特定するセッション共有情報が前記他のディスプレイ端末との間で共有管理されているならば、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該セッション共有情報が特定するディスプレイ端末を自ディスプレイ端末に変更すること
    を特徴とするディスプレイ端末。
  7. 請求項6に記載のディスプレイ端末であって、
    前記第1の通信手段は、近距離通信により携帯端末と通信を行なうこと
    を特徴とするデジタル端末。
  8. 携帯端末から要求されたコンテンツをグループ化されたディスプレイ端末に配信するコンテンツ配信サーバであって、
    携帯端末と携帯端末がログインしているディスプレイ端末が属するグループの識別情報とを管理するセッション管理手段と、
    携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、当該携帯端末宛のコンテンツを、当該携帯端末に対応付けられて管理されている識別情報を持つグループに属するディスプレイ端末各々へブロードキャスト送信するコンテンツ配信手段と、を有すること
    を特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  9. ログインしているディスプレイ端末に、コンテンツ配信サーバに要求したコンテンツを表示させる携帯端末であって、
    近距離通信を利用して前記ディスプレイ端末にログイン要求およびログイン再要求を送信し、ログイン可否を示すログイン応答を受信するログイン要求処理手段と、
    前記ログイン要求処理手段が受信したログイン応答がログイン許可を示している場合に、無線通信を利用して前記コンテンツ配信サーバにコンテンツの配信要求を送信し、前記ディスプレイ端末に配信要求対象のコンテンツを表示させるコンテンツ閲覧処理手段と、を有すること
    を特徴とする携帯端末。
  10. 携帯端末と通信を行なう第1の通信手段と、携帯端末のユーザ認証を行なう認証サーバ、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバおよび他のディスプレイ端末と通信を行なう第2の通信手段と、を有するディスプレイ端末(情報処理装置)で読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記ディスプレイ端末で実行されることにより、
    ログイン要求あるいはログイン再要求を送信した携帯端末の自ディスプレイ端末へのログイン可否を決定するユーザ認証処理手段、
    携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を、前記他のディスプレイ端末との間で共有管理するセッション共有情報管理手段、および、
    前記セッション共有情報管理手段で共有管理されているセッション共有情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバより配信されたコンテンツが、自ディスプレイ端末にログインしている携帯端末宛のコンテンツであるか否かを判断し、当該携帯端末宛のコンテンツである場合に当該コンテンツを表示するコンテンツ表示手段として機能し、
    前記ユーザ認証処理手段は、
    携帯端末からログイン要求を受信した場合に、前記認証サーバに当該携帯端末のユーザ認証を依頼し、該ユーザ認証が認証成立の場合に、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該携帯端末および自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を生成し、
    携帯端末からログイン再要求を受信した場合に、当該携帯端末を特定するセッション共有情報が前記他のディスプレイ端末との間で共有管理されているならば、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該セッション共有情報が特定するディスプレイ端末を自ディスプレイ端末に変更すること
    を特徴とするプログラム。
  11. 携帯端末から要求されたコンテンツをグループ化されたディスプレイ端末に配信するコンテンツ配信サーバ(情報処理装置)で読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンテンツ配信サーバで実行されることにより、
    携帯端末と携帯端末がログインしているディスプレイ端末が属するグループの識別情報とを管理するセッション管理手段、および、
    携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、当該携帯端末宛のコンテンツを、当該携帯端末に対応付けられて管理されている識別情報を持つグループに属するディスプレイ端末各々へブロードキャスト送信するコンテンツ配信手段として機能すること
    を特徴とするプログラム。
  12. ログインしているディスプレイ端末に、コンテンツ配信サーバに要求したコンテンツを表示させる携帯端末(情報処理装置)で読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記携帯端末で実行されることにより、
    近距離通信を利用して前記ディスプレイ端末にログイン要求およびログイン再要求を送信し、ログイン可否を示すログイン応答を受信するログイン要求処理手段、および、
    前記ログイン要求処理手段が受信したログイン応答がログイン許可を示している場合に、無線通信を利用して前記コンテンツ配信サーバにコンテンツの配信要求を送信し、前記ディスプレイ端末に配信要求対象のコンテンツを表示させるコンテンツ閲覧処理手段として機能すること
    を特徴とするプログラム。
  13. 携帯端末が複数のディスプレイ端末の何れかにログインし、当該携帯端末がコンテンツ配信サーバに要求したコンテンツを、ログイン中の前記何れかのディスプレイ端末に表示するコンテンツ配信方法であって、
    前記コンテンツ配信サーバは、
    前記複数のディスプレイ端末の何れかにログインしている携帯端末からコンテンツの配信要求を受信すると、要求対象のコンテンツを当該携帯端末宛のコンテンツとして、前記複数のディスプレイ端末に送信するステップを行い、
    前記ディスプレイ端末は、
    ログイン要求あるいはログイン再要求を送信した携帯端末の自ディスプレイ端末へのログイン可否を決定するユーザ認証処理ステップと、
    携帯端末および当該携帯端末がログインしているディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を、前記複数のディスプレイ端末間で共有管理するセッション共有情報管理ステップと、
    共有管理されているセッション共有情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバより配信されたコンテンツが、自ディスプレイ端末にログインしている携帯端末宛のコンテンツであるか否かを判断し、当該携帯端末宛のコンテンツである場合に当該コンテンツを表示するコンテンツ表示ステップと、を行い、
    前記ユーザ認証処理ステップは、
    携帯端末からログイン要求を受信した場合に、認証サーバに当該携帯端末のユーザ認証を依頼し、該ユーザ認証が認証成立の場合に、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該携帯端末および自ディスプレイ端末を特定するセッション共有情報を生成し、
    携帯端末からログイン再要求を受信した場合に、当該携帯端末を特定するセッション共有情報が前記複数のディスプレイ端末間で共有管理されているならば、当該携帯端末の自ディスプレイ端末へのログインを許可すると共に、当該セッション共有情報が特定するディスプレイ端末を自ディスプレイ端末に変更すること
    を特徴とするコンテンツ配信方法。
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