JP7018529B1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スーパーアプリが利用されることによる画面遷移の中でユーザに対して適切に広告コンテンツを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付部と、受付部により受け付けられた利用要求に、端末装置のユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定部と、判定部による判定結果に応じて、匿名情報を用いて、ユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する管理部とを有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
各種の情報管理システムにおいて、利用者ID(Identifier)を用いて利用者を管理することが一般に行われている。
例えば、特許文献1には、銀行システム、商品販売システム、広告管理システム等の顧客管理システムを利用する利用者の利用者IDに関する情報同士を対応付けることにより、名寄せを支援する技術が提案されている。
特開2019-105869号公報
しかしながら、上記の従来技術では、例えば、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができるとはいい難い。
例えば、組織変更があった場合、結婚等により利用者の姓に変更が生じた場合、メールアドレスが変更された場合等には、ルールベースによる名寄せを行うことができず、手動で名寄せを行う必要がある。上記の従来技術は、このような場合において、手動で名寄せを行わずともすむよう名寄せ支援するものであり、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができるとはいい難い。
そこで、本開示では、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果に応じて、前記匿名情報を用いて、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する管理部とを有する。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付工程と、前記受付工程により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程による判定結果に応じて、前記匿名情報を用いて、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する管理工程とを含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係る情報処理プログラムは、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付手順と、前記受付手順により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定手順と、前記判定手順による判定結果に応じて、前記匿名情報を用いて、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する管理手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、上記の態様により、例えば、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができる。
図1は、実施形態に係るシステムである情報処理システムの全体構成を示す図である。 図2は、比較対象のサーバ装置で起こる問題を説明する説明図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、管理処理のパターン1について説明する説明図(1)である。 図5は、管理処理のパターン1について説明する説明図(2)である。 図6は、管理処理のパターン2について説明する説明図である。 図7は、実施形態に係る管理処理の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)の一例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[実施形態]
<前提の説明>
実施形態に係る管理処理についての説明に先立って、前提となるサービス、装置および各種の情報処理について説明する。
〔1.はじめに〕
まず、実施形態に係る管理処理が実現される前提となるサービスSVについて説明する。サービスSVは、1のアプリケーションに対して各種のサービス(例えば、情報共有、決済、送金、タクシー配車、予約等)を統合することでスーパーアプリ化することができるよう、また、エンドユーザ(以下、単に「ユーザ」と表記する)に対して効果的にミニアプリを配布できるよう支援するサービスである。
このようなサービスSVを利用することにより、加盟する顧客は、例えば、アプリケーションを配布する場となるプラットフォームを提供するプラットフォーマーとなったり、配布したいアプリケーションをプラットフォーマーに提供することでスーパーアプリの構築を手助けするイネーブラーとなったりすることができる。
より具体的には、ある顧客は、サービスSVを利用することで、自身のアプリケーションをプラットフォーム化することや、このプラットフォームを利用する事業者から提供されてきた各種のアプリケーションを統合することで自身のアプリケーションをスーパーアプリ化することができるようになる。サービスSVにおいて、このような顧客は、プラットフォーマーと解することができる。
また、ある顧客は、サービスSVを利用することで、プラットフォーム化されたアプリケーションを、自身のアプリケーション配布の場として活用することができるため、効果的にアプリケーションを配布できるようになる。したがって、このような顧客は、プラットフォーマーに対するイネーブラーと解することができる。
また、イネーブラーとしての顧客から提供されたアプリケーションは、プラットフォーム先のアプリケーション内の一機能として組み込まれることで、当該アプリケーションをスーパーアプリとするミニアプリとして実装される。
ここからは、図1を用いて、サービスSVを提供する事業者、サービスSVを利用することでプラットフォーマーとなっている事業者、サービスSVを利用することでイネーブラーとなっている事業者それぞれについて具体的な一例を示す。
図1は、実施形態に係るシステムである情報処理システムSyの全体構成を示す図である。サービスSVは、情報処理システムSyの中で実現される。また、後述する広告処理も情報処理システムSyの中で実現される。
まず、図1の例によれば、サービスSVを提供する事業者の一例として事業者T1が示される。また、図1の例によれば、事業者T1は、サービスSVを管理しユーザにミニアプリを提供するサーバ装置であるミニアプリ管理サーバ50を保有している。したがって、サービスSVは、実質、ミニアプリ管理サーバ50によって制御されてよい。
また、図1の例によれば、サービスSVを利用することでプラットフォーマーとなっている事業者の一例として、事業者PF1が示される。事業者PF1は、図1に示すように、自身のデジタルウォレットアプリケーション(以下「デジタルウォレットアプリ」と略す)を用いて、ウォレットサービスWS1を提供する事業者である。また、事業者PF1は、イネーブラーとなっている事業者から提供されてきたアプリケーションをこのデジタルウォレットアプリ内に統合することで、このデジタルウォレットアプリをスーパーアプリSAP1として構築している。図1に示すウォレットサーバ31は、スーパーアプリSAP1を制御するサーバ装置であり事業者PF1が保有する。スーパーアプリSAP1の具体例については後述する。
また、図1の例によれば、サービスSVを利用することでプラットフォーマーとなっている事業者の他の一例として、事業者PF2が示される。事業者PF2は、図1に示すように、自身のデジタルウォレットアプリを用いて、ウォレットサービスWS2を提供する事業者である。事業者PF2も同様に、イネーブラーとなっている事業者から提供されてきたアプリケーションをこのデジタルウォレットアプリ内に統合することで、このデジタルウォレットアプリをスーパーアプリSAP2として構築している。図1に示すウォレットサーバ32は、スーパーアプリSAP2を制御するサーバ装置であり事業者PF2が保有する。スーパーアプリSAP2の具体例についても後述する。
なお、ウォレットサーバ31、ウォレットサーバ32等のように、区別表記する必要がない場合には、スーパーアプリ提供者に対応するこれらウォレットサーバをウォレットサーバ30と表記する。
また、図1の例によれば、サービスSVを利用することでイネーブラーとなっている事業者の一例として、事業者EN1、事業者EN2、事業者EN3、事業者EN4、事業者EN5、事業者EN6が示される。図1の例によれば、事業者EN1はアプリMAP1を提供し、事業者EN2はアプリMAP2を提供し、事業者EN3はアプリMAP3を提供している。また、事業者EN4はアプリMAPを提供し、事業者EN5はアプリMAP5を提供し、事業者EN6はアプリMAP6を提供している。
イネーブラーとなっている各事業者によって提供されるこれらアプリケーションは、スーパーアプリSAP1やスーパーアプリSAP2を構築するために用いられる専用のアプリケーション、すなわちミニアプリであってよい。ミニアプリは、ミニプログラムやウィジェット(Widget)等と呼ばれる独立したアプリケーションソフトである。したがって、以下では、アプリMAP1を「ミニアプリMAP1」、アプリMAP2を「ミニアプリMAP2」、アプリMAP3を「ミニアプリMAP3」、アプリMAP4を「ミニアプリMAP4」、アプリMAP5を「ミニアプリMAP5」、アプリMAP6を「ミニアプリMAP6」、と表記する。
また、図1では不図示であるが、情報処理システムSyには、上記のミニアプリを制御するためのサーバ装置であるミニアプリサーバ40がさらに含まれてよい。ミニアプリサーバ40は、例えば、イネーブラーとなっている各事業者によって保有される。プラットフォーマーをスーパーアプリ提供者と言い換えることができることに対して、イネーブラーの事業者についてはミニアプリ事業者と言い換えることができる。
ここからは、スーパーアプリSAP1およびSAP2の具体例について、ユーザが保有する端末装置10での表示例を用いて説明する。図1に示すように、情報処理システムSyには、ユーザの端末装置10も含まれてよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。本実施形態では、端末装置10は、スマートフォンであるものとして説明する。
図1には、<プラットフォーマーのスーパーアプリ表示例1>および<プラットフォーマーのスーパーアプリ表示例2>といった2つの例が示されるが、双方の例で示される端末装置10は同一のものである。すなわち、図1には、この1の端末装置10に、スーパーアプリSAP1およびSAP2の双方がインストールされている例が示される。
そして、<プラットフォーマーのスーパーアプリ表示例1>は、端末装置10を用いて、スーパーアプリSAP1が起動された場合の画面例に対応する。係る例によれば、「○○pay」というサービス名(ウォレットサービスWS1のサービス名)のものとに、ミニアプリMAP1に対応するアイコン、ミニアプリMAP2に対応するアイコン、ミニアプリMAP3に対応するアイコン、および、ミニアプリMAP4に対応するアイコンが表示されている。このような表示は、スーパーアプリSAP1が、メインの機能であるウォレット機能を有する他に、ミニアプリMAP1、ミニアプリMAP2、ミニアプリMAP3、ミニアプリMAP4が統合されていることで各ミニアプリに対応するサービス機能を有するように構成されていることによる。すなわち、プラットフォーマーである事業者PF1のデジタルウォレットアプリには、ミニアプリMAP1、ミニアプリMAP2、ミニアプリMAP3、ミニアプリMAP4が登録されることによるスーパーアプリ化の結果、スーパーアプリSAP1として機能している。
また、<プラットフォーマーのスーパーアプリ表示例2>は、端末装置10を用いて、スーパーアプリSAP2が起動された場合の画面例に対応する。係る例によれば、「××pay」というサービス名(ウォレットサービスWS2のサービス名)のものとに、ミニアプリMAP3に対応するアイコン、ミニアプリMAP4に対応するアイコン、ミニアプリMAP5に対応するアイコン、および、ミニアプリMAP6に対応するアイコンが表示されている。このような表示は、スーパーアプリSAP2が、メインの機能であるウォレット機能を有する他に、ミニアプリMAP3、ミニアプリMAP4、ミニアプリMAP5、ミニアプリMAP6が統合されていることで各ミニアプリに対応するサービス機能を有するように構成されていることによる。すなわち、プラットフォーマーである事業者PF2のデジタルウォレットアプリには、ミニアプリMAP3、ミニアプリMAP4、ミニアプリMAP5、ミニアプリMAP6が登録されることによるスーパーアプリ化の結果、スーパーアプリSAP2として機能している。
〔2.ミニアプリ管理サーバについて〕
ここまで、前提となるサービスSVやスーパーアプリ、ミニアプリについて説明した。続いて、ミニアプリ管理サーバ50について説明する。
例えば、ミニアプリ管理サーバ50は、図1に示すように、顧客に対してミニアプリの配信機会をサポートすることができる。
また、例えば、ミニアプリ管理サーバ50は、図1に示すように、ミニアプリに対応するミニプログラムと、ウォレット機能とを連携させることで、デジタルウォレットアプリ内にミニアプリ配信基盤を構築するための専用のSDK(以下「T-SDK」)を提供することができる。
〔3.情報処理の流れについて〕
ミニアプリ管理サーバ50は、顧客に対するミニアプリの配信機会サポートから、顧客に対するスーパーアプリの構築サポートにおいて、情報処理システムSyの中で具体的に以下のような手順で情報処理を行うことができる。
まず、例えば、アプリケーションを配布したいと考える事業者は、配布の場、すなわちプラットフォームに合わせて個々にアプリケーションを生成することを求められる場合がある。しかしながら、事業者は、サービスSVを利用する顧客となることで、例えば、プラットフォームの種別によらず、ミニアプリとしての専用のアプリケーションを1つ生成するだけでよく効率的な配布を実現することができるようになる。
ここで、図1の例によれば、ミニアプリ管理サーバ50は、顧客からミニアプリ(例えば、ウィジェット対応のアプリケーション)の登録申請を受け付ける(ステップS1)。図1では、ミニアプリ管理サーバ50は、事業者EN1、EN2、EN3、EN4、EN5、EN6のそれぞれから登録申請を受け付けている。
また、ミニアプリ管理サーバ50は、登録申請を受け付けると、登録の対象となっているミニアプリを、プラットフォーマー向けの商品を扱う所定の電子ストアにおいて適切な商品であるか否かを審査する(ステップS2)。なお、ここでいう所定の電子ストアとは、事業者T1によって運営されるミニアプリ用のストアであってよく、例えば、ウィジェットストアに相当する。また、ミニアプリ管理サーバ50は、審査結果を登録申請元の顧客に返す。
顧客は、自身のミニアプリが審査を通過した場合には、このミニアプリをミニアプリ管理サーバ50に対してアップロードする(ステップS3)。そして、ミニアプリ管理サーバ50は、アップロードされたアプリケーションをストアに登録する(ステップS4)。
ここで、審査を通過しストアへの登録を果たした顧客は、登録されたミニアプリが配布される機会を得られるようになり、プラットフォーマーに対するイネーブラーとしての立場となる。図1の例では、事業者EN1、EN2、EN3、EN4、EN5、EN6のそれぞれ審査を通過しイネーブラーとなっている。
また、このような状態において、ミニアプリ管理サーバ50は、ストアに登録されているアプリケーション(ミニアプリの候補)を、ウォレット向けの情報として提供する(ステップS5)。例えば、ミニアプリ管理サーバ50は、デジタルウォレットアプリを保有するプラットフォーマーとしての顧客であって、T-SDKを提供している先の顧客に対して、当該デジタルウォレットアプリの内容に応じたミニアプリ商品を、ウォレット向けの情報として提供することができる。図1では、ミニアプリ管理サーバ50は、プラットフォーマーとなっている顧客である事業者PF1およびPF2に対して、ウォレット向けの情報を提供している。
プラットフォーマーの事業者は、ストアにアクセスすることでミニアプリを閲覧したり、ウォレット向けの情報で提案されるミニアプリを閲覧したりすることで、自身のデジタルウォレットアプリに組み込みたいミニアプリを購入することができる。例えば、プラットフォーマーの事業者は、自身のデジタルウォレットアプリに登録したいミニアプリが存在する場合に、そのミニアプリを指定した登録要求をミニアプリ管理サーバ50に対して行う(ステップS6)。図1の例では、事業者PF1およびPF2が登録要求を行っている。
ミニアプリ管理サーバ50は、登録要求を受け付けると、登録要求元の事業者に対して、当該事業者が指定したミニアプリと、当該事業者のデジタルウォレットアプリとを対応付けてウォレットデータベース内で管理する(ステップS7)。図1の例では、ミニアプリ管理サーバ50は、事業者PF1のデジタルウォレットアプリに関する情報と、事業者PF1により指定されたミニアプリに関する情報とを対応付けた状態でウォレットデータベースに登録する。また、図1の例では、ミニアプリ管理サーバ50は、事業者PF2のデジタルウォレットアプリに関する情報と、事業者PF2により指定されたミニアプリに関する情報とを対応付けた状態でウォレットデータベースに登録する。
また、この結果、事業者PF1は、T-SDKを用いることで図1に示すようなスーパーアプリSAP1を生成することができるようになる。具体的には、事業者PF1は、ミニアプリMAP1、ミニアプリMAP2、ミニアプリMAP3およびミニアプリMAP4の機能を有するスーパーアプリSAP1を生成することができるようになる。また、事業者PF2は、T-SDKを用いることで図1に示すようなスーパーアプリSAP2を生成することができるようになる。具体的には、事業者PF2は、ミニアプリMAP3、ミニアプリMAP4、ミニアプリMAP5およびミニアプリMAP6の機能を有するスーパーアプリSAP2を生成することができるようになる。
また、このようなことから、スーパーアプリSAP1は、事業者PF1のデジタルウォレットアプリをベースとして、T-SDKを用いて生成されたアプリケーションプログラム(T-SDK対応のプログラム)といえる。同様に、係る例によれば、スーパーアプリSAP2は、事業者PF2のデジタルウォレットアプリをベースとして、T-SDKを用いて生成されたアプリケーションプログラム(T-SDK対応のプログラム)といえる。
また、プラットフォーマーの事業者は、図1に示すように、登録されたミニアプリを解除するよう要求することもできる。ミニアプリ管理サーバ50は、解除要求を受け付けると、例えばウォレットデータベースでの対応付けを解除し、解除したミニアプリがスーパーアプリ内で機能しないよう制御する。
処理手順の説明に戻る。ミニアプリ管理サーバ50は、所定のタイミングにおいて、スーパーアプリに対応するウォレットサーバ30にアクセスすることでウォレットに関するデータを取得する(ステップS8)。ウォレットに関するデータとは、スーパーアプリに対して会員登録しているユーザに関するユーザ情報を含む。また、係るユーザ情報は、例えば、会員登録に用いられた個人情報や、ユーザの決済に関する情等であってよい。そして、ミニアプリ管理サーバ50は、イネーブラーとなっているミニアプリ事業者側に、ウォレットに関するデータをリソース連携する(ステップS9)。図1の例では、ミニアプリ管理サーバ50は、スーパーアプリSAP1に対応するウォレットサーバ31からウォレットに関するデータを取得し、これをミニアプリ事業者側にリソース連携している。また、図1の例では、ミニアプリ管理サーバ50は、スーパーアプリSAP2に対応するウォレットサーバ32からウォレットに関するデータを取得し、これをミニアプリ事業者側にリソース連携している。
〔4.ユーザへの情報提供について〕
これまで、情報処理システムSyの中で行われる情報処理として、事業者間で行われる情報処理にフォーカスして説明してきた。しかしながら、スーパーアプリを実際に利用するのはエンドユーザであることから、エンドユーザ向けの情報提供も情報処理システムSyの中で行われてよい。
例えば、ユーザは、スーパーアプリをインストールするだけでは、そのスーパーアプリに組み込まれているミニアプリを利用することができず、利用可能にさせるミニアプリを登録する登録作業を求められる。
例えば、ユーザは、利用可能にさせるミニアプリを登録するにあたって、登録候補のミニアプリを検索により絞り込むこととなる。したがって、スーパーアプリに対応するウォレットサーバ30は、ユーザからの要求に応じて、ミニアプリを検索するための検索画面を提供する。この点について、図1の例を用いて説明する。
例えば、端末装置10のユーザは、スーパーアプリSAP1を起動することで表示される画面から、スーパーアプリSAP1に組み込まれるミニアプリを検索する検索画面を要求することができる。係る場合、スーパーアプリSAP1に対応するウォレットサーバ31は、検索画面の配信要求を受け付けたことに応じて、所定の検索画面を端末装置10に送信する。図1には、ウォレットサーバ31が配信要求に応じて、所定の検索画面として検索画面SC1を送信したことにより、端末装置10が検索画面SC1を表示している例が示される。
ここで、ウォレットサーバ30から提供される各種画面は、例えばT-SDKを用いてプラットフォーマー側で予め生成された画面であり、例えばウェブビューで提供されてよい。図1の例では、検索画面SC1は、事業者PF1がT-SDKを用いて生成した画面であり、T-SDKに対応するプログラムを介してウェブビューで表示される。さらにいうなれば、情報処理システムSyの中でユーザに提供される各種画面は、プラットフォーマー側から提供される画面、イネーブラー側から提供される画面のいずれであるかに拘わらず、ウェブビューで表示されてよい。
ここで、図1の例によれば、検索画面SC1には、スーパーアプリSAP1に組み込まれているミニアプリのうち、スーパーアプリSAP1との紐付け(登録操作の一例)が行われたことで利用可能となっているミニアプリに関する情報が紐付け済み情報として表示される。なお、このようにミニアプリとスーパーアプリSAP1とが紐付けられた結果、このミニアプリは、スーパーアプリSAP1を介してのみウェブビューで利用可能となる。
また、図1に示すように、検索画面SC1は、スーパーアプリSAP1に組み込まれるミニアプリを検索する機能(例えば、キーワード検索や、ジャンル別検索)を有する。
また、図1の例では、端末装置10には、スーパーアプリSAP1だけでなくスーパーアプリSAP2もインストールされている。このため、ユーザは、スーパーアプリSAP2を起動することで表示される画面から、スーパーアプリSAP2に組み込まれるミニアプリを検索する検索画面を要求することもできる。係る場合、スーパーアプリSAP2に対応するウォレットサーバ32は、検索画面の配信要求を受け付けたことに応じて、所定の検索画面を端末装置10に送信する。図1には、ウォレットサーバ32が配信要求に応じて、所定の検索画面として検索画面SC2を送信したことにより、端末装置10が検索画面SC2を表示している例が示される。
検索画面SC2は、事業者PF2がT-SDKを用いて生成した画面であり、T-SDKに対応するプログラムを介してウェブビューで表示される。
また、図1の例によれば、検索画面SC2には、スーパーアプリSAP2に組み込まれているミニアプリのうち、スーパーアプリSAP2との紐付けが行われたことで利用可能となっているミニアプリに関する情報が紐付け済み情報として表示される。なお、このようにミニアプリとスーパーアプリSAP2とが紐付けられた結果、このミニアプリは、スーパーアプリSAP2を介してのみウェブビューで利用可能となる。ただし、このアプリが、スーパーアプリSAP1にも組み込まれている場合には、ユーザは、スーパーアプリSAP1を介してこれを利用することもできるし、スーパーアプリSAP2を介してこれを利用することもできる。
また、図1に示すように、検索画面SC2も、スーパーアプリSAP2に組み込まれるミニアプリを検索する機能(例えば、キーワード検索や、ジャンル別検索)を有してよい。
<実施形態に係る管理処理の説明>
ここまで、実施形態に係る管理処理の前提について説明してきた。以下では、実施形態に係る管理処理にフォーカスして説明する。実施形態に係る管理処理は、事業者T1に属するサーバ装置である情報処理装置100によって行われるものとする。情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理装置の一例である。
なお、ミニアプリ管理サーバ50に対して情報処理装置100の機能を導入することで、ミニアプリ管理サーバ50が、実施形態に係る情報処理装置として振る舞うように構成させることもできるが、本実施形態では、ミニアプリ管理サーバ50とは独立した情報処理装置100によって管理処理が行われるものとする。
〔1.課題の説明〕
ここで、実施形態に係る管理処理は、情報処理装置100が有するCRM(Customer Relationship Management)機能に対応し、複数のデジタルウォレットアプリケーション(図1の例では、スーパーアプリSAP1およびSAP2)をまたいで利用するユーザを管理および動向分析することで、マーケティングに活用することを目的として行われる。
しかしながら、複数のデジタルウォレットアプリケーションをまたいで利用するユーザを管理しようとする場合、以下のような問題が発生する。以下では、係る問題点について、情報処理装置100の比較となるサーバ装置SVXを用いて説明する。図2は、比較対象のサーバ装置SVXで起こる問題を説明する説明図である。
図2には、ユーザU1が、スーパーアプリSAP1(第1のデジタルウォレットアプリケーション)を介して、スーパーアプリSAP1に組み込まれているミニアプリのうち、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理の流れが実線矢印で示される。また、図2には、ユーザU1が、スーパーアプリSAP2(第2のデジタルウォレットアプリケーション)を介して、スーパーアプリSAP2に組み込まれているミニアプリのうち、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理の流れが点線矢印で示される。
なお、図2の例では、ユーザU1によってスーパーアプリSAP1とミニアプリMAP3との間での紐付けが既に行われていることで、スーパーアプリSAP1からミニアプリMAP3を利用可能になっているものとする。また、図2の例では、ユーザU1によってスーパーアプリSAP2とミニアプリMAP3との間でも紐付けが既に行われていることで、スーパーアプリSAP2からミニアプリMAP3を利用可能になっているものとする。
そこで、まずは、ユーザU1が、スーパーアプリSAP1を介して、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理(実線矢印)について説明する。
例えば、ユーザU1は、スーパーアプリSAP1を起動した状態で、ミニアプリMAP3のアイコンを選択(例えば、タップ)したとする。係る場合、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ミニアプリMAP3の利用要求をサーバ装置SVXに送信する。例えば、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ユーザU1がスーパーアプリSAP1の利用者(登録者)であることを識別する第1識別IDを払い出し、払い出した第1識別IDを含む利用要求をサーバ装置SVXに送信する。図2には、端末装置10Aが、第1識別ID「U1_SAP1」を払い出し、これをサーバ装置SVXに送信している例が示される。
サーバ装置SVXは、第1識別ID「U1_SAP1」を含む利用要求を受け付けると、例えば、所定のデータベースにおいて第1識別ID「U1_SAP1」を管理する。また、サーバ装置SVXは、ユーザU1をミニアプリMAP3側へとリダイレクトする。例えば、サーバ装置SVXは、端末装置10Aに対してミニアプリMAP3に対応するアプリサーバ40にアクセスするよう指示する。
この結果、端末装置10Aは、ミニアプリMAP3に対応するアプリサーバ40にアクセスし、また、アプリサーバ40は、係るアクセスに応じて、ミニアプリMAP3の画面を端末装置10に表示させる。
次に、ユーザU1が、スーパーアプリSAP2を介して、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理(点線矢印)について説明する。
例えば、ユーザU1は、スーパーアプリSAP2を起動した状態で、ミニアプリMAP3のアイコンを選択したとする。係る場合、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ミニアプリMAP3の利用要求をサーバ装置SVXに送信する。例えば、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ユーザU1がスーパーアプリSAP2の利用者(登録者)であることを識別する第2識別IDを払い出し、払い出した第2識別IDを含む利用要求をサーバ装置SVXに送信する。図2には、端末装置10が、第1識別ID「U1_SAP2」を払い出し、これをサーバ装置SVXに送信している例が示される。図2には、端末装置10Aが、第2識別ID「U1_SAP2」を払い出し、これをサーバ装置SVXに送信している例が示される。
サーバ装置SVXは、第2識別ID「U1_SAP2」を含む利用要求を受け付けると、同様に所定のデータベースにおいて第2識別ID「U1_SAP2」を管理する。また、サーバ装置SVXは、ユーザU1をミニアプリMAP3側へとリダイレクトする。例えば、サーバ装置SVXは、端末装置10Aに対してミニアプリMAP3に対応するアプリサーバ40にアクセスするよう指示する。
この結果、端末装置10Aは、ミニアプリMAP3に対応するアプリサーバ40にアクセスし、また、アプリサーバ40は、係るアクセスに応じて、ミニアプリMAP3の画面を端末装置10に表示させる。
ここで、上記例によれば、第1識別ID「U1_SAP1」と第2識別ID「U1_SAP2」とは互いに異なる識別情報であることから、サーバ装置SVXは、第1識別ID「U1_SAP1」で識別されるユーザと、第2識別ID「U1_SAP2」で識別されるユーザとが同一ユーザ(ユーザU1)であると認識できない場合がある。すなわち、図2の例によれば、第1識別ID「U1_SAP1」で識別されるユーザと、第2識別ID「U1_SAP2」で識別されるユーザとは、実際には、互いに同一のユーザU1であるにも拘らず、サーバ装置SVXは、そうとは認識することができず、互いに別々のユーザであると認識してしまう場合がある。
この結果、サーバ装置SVXは、スーパーアプリSAP1およびSAP2をまたいで利用するユーザを適切に名寄せすることができないため、スーパーアプリSAP1およびSAP2を利用するユーザの動向を適切に分析することができない。また、ユーザの動向を適切に分析することができない状況下では、例えば、事業者T1は、効果的なマーケティング活動を行うことができるとは限らない。
なお、図2では、ユーザU1が異なるデジタルウォレットアプリケーションを利用して同一のミニアプリ(具体的には、ミニアプリMAP3)を利用する場面を例に係る問題点について説明したが、異なるデジタルウォレットアプリケーションを利用して異なるミニアプリが利用される場合であっても同様の問題が発生し得る。また、サーバ装置SVXについての上記の問題点は、ミニアプリサーバ40側でも同様に発生し得るものである。
〔2.実施形態に係る管理処理の概要〕
実施形態に係る情報処理装置100は、図2で説明した問題点、すなわち、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリが利用される際において起こり得る名寄せに関する問題点に鑑みて、実施形態に係る管理処理を行うものである。
具体的には、情報処理装置100は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける。そして、情報処理装置100、受け付けた利用要求に、この端末装置のユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定し、判定部による判定結果に応じて、匿名情報を用いて、ユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する。
そして、このような情報処理装置100によれば、図2で説明した問題点を解決することができ、この結果、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができるようになると考えられる。また、そうすると、情報処理装置100を管理する事業者T1は、ユーザの動向が適切に分析された分析結果に基づき、効果的なマーケティング活動を行うことができるようになる。以下では、情報処理装置100についてより詳細に説明する。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10、ウォレットサーバ30、ミニアプリサーバ40、ミニアプリ管理サーバ50との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、ユーザ管理データベース121を有する。
(ユーザ管理データベース121について)
ユーザ管理データベース121は、匿名情報を用いて、第1アプリ情報および第2アプリ情報とを紐付けて管理する管理処理が行われるデータベースに対応する。ユーザ管理データベース121内での紐付け管理については、例えば図4~図6を用いて詳細に説明する。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(例えば、実施形態に係る情報処理プログラム)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、受付部131と、判定部132と、管理部133と、分析部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131について)
受付部131は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける。
例えば、受付部131は、第1のデジタルウォレットアプリケーションをメインの機能とするスーパーアプリ(図1の例では、スーパーアプリSAP1)に組み込まれるミニアプリ、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションをメインの機能とするスーパーアプリ(図1の例では、スーパーアプリSAP2)に組み込まれるミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置10から受け付ける。
(判定部132について)
判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に、端末装置10のユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する。
(管理部133について)
管理部133は、判定部132による判定結果に応じて、匿名情報を用いて、利用要求送信元のユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する。
(管理処理のパターン1)
例えば、管理部133は、匿名情報が含まれていないと判定された場合には、匿名情報を端末装置10に対して発行するとともに、発行した匿名情報と、第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションのうち、ユーザが利用要求で示される利用対象のミニアプリを提供するデジタルウォレットアプリケーションの利用者であることを識別する第1アプリ情報とを対応付けて管理する。
一方、管理部133は、匿名情報が含まれていると判定された場合には、匿名情報を用いて、第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションのうち、ユーザが利用要求で示される利用対象のミニアプリを提供するデジタルウォレットアプリケーションの利用者であることを識別する第2アプリ情報と、第1アプリ情報とを紐付けて管理する。
(管理処理のパターン2)
また、管理部133は、第1アプリ情報および第2アプリ情報のうち、いずれか一方のアプリ情報を用いて端末装置10がアクセスしてきた場合であって、当該アクセスに匿名情報が含まれない場合には、当該アプリ情報と匿名情報との対応付けの状況に基づいて、端末装置10として複数の異なる端末装置(例えば、端末装置10Aおよび10B)を用いてアクセスしてきたユーザを、第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理してもよい。
具体的には、管理部133は、第1アプリ情報および第2アプリ情報のうち、いずれか一方のアプリ情報を用いて端末装置10がアクセスしてきた場合であって、当該アクセスに匿名情報が含まれない場合には、当該アプリ情報と匿名情報とが対応付け済みであるか否かを判定し、対応付け済みでないと判定した場合には、匿名情報を端末装置10に対して発行する。
(分析部134について)
分析部134は、管理部133による管理状況に基づいて、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用するユーザの動向を分析する。具体的には、管理部133は、ユーザ管理データベース121での匿名情報を用いた紐付状況に基づいて、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用するユーザの動向を分析する。
〔4.管理処理の具体提〕
続いて、情報処理装置100によって行われる管理処理の一例について、図4~図6を用いて説明する。具体的には、図4および図5では、上記の管理処理のパターン1の内容についてより詳細な一例を示す。また、図6では、上記の管理処理のパターン2の内容についてより詳細な一例を示す。
〔4-1.管理処理の一例(1)〕
まず、図4および図5を用いて、管理処理のパターン1の一例について説明する。図4は、管理処理のパターン1について説明する説明図(1)である。また、図5は、管理処理のパターン1について説明する説明図(2)である。
図4には、ユーザU1が、デジタルウォレットアプリケーションにおいて予め登録されているミニアプリを初めて利用しようとする初回利用時の場面が示される。具体的には、図4には、ユーザU1が、自身の端末装置10AにインストールされているスーパーアプリSAP1を介して、ミニアプリを初めて利用しようとする場面が示される。なお、ミニアプリを初めて利用する初回利用時であれば、このミニアプリが組み込まれているスーパーアプリはスーパーアプリSAP1である必要はなく、例えば、スーパーアプリSAP2であってもよい。
また、図4には、ユーザU1が、スーパーアプリSAP1(第1のデジタルウォレットアプリケーションの一例)を介して、スーパーアプリSAP1に組み込まれているミニアプリのうち、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理の流れが矢印を用いて示される。この矢印に沿って、管理処理のパターン1の一例を説明する。
まず、ユーザU1が、スーパーアプリSAP1を起動した状態で、ミニアプリMAP3のアイコンを選択(例えば、タップ)したとする。係る場合、端末装置10Aは、自装置内の所定の共有領域である共有領域ARを参照し、匿名情報が格納されているか否かを判定する(ステップS11)。図4の例では、端末装置10Aは、匿名情報が格納されていないと判定する。
また、端末装置10Aは、匿名情報が格納されていないと判定した場合には、T-SDKに対応するプログラムに従って、ミニアプリMAP3の利用要求であって、匿名情報を含まない状態の利用要求を情報処理装置100に送信する(ステップS12)。例えば、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ユーザU1がスーパーアプリSAP1の利用者(登録者)であることを識別する第1アプリ情報を払い出し、払い出した第1アプリ情報を含む利用要求を情報処理装置100に送信する。図4には、端末装置10Aが、第1アプリ情報「U1_SAP1」を払い出し、これを情報処理装置100に送信している例が示される。なお、第1アプリ情報「U1_SAP1」は、例えば、スーパーアプリSAP1にログインするためのログインIDに基づくものであってよい。
そうすると、情報処理装置100の受付部131は、第1アプリ情報「U1_SAP1」を含む利用要求を受け付ける。次に、情報処理装置100の判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれているか否かを判定する(ステップS13)。今回の例では、判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれていないと判定する。
またこのように匿名情報が含まれていないと判定された場合には、次に、管理部133は、匿名情報を生成し、生成した匿名情報と、利用要求に含まれる第1アプリ情報とを対応付けてユーザ管理データベース121内で管理する(ステップS14)。具体的には、管理部133は、ユーザU1がスーパーアプリSAP1をはじめとして他にどのようなスーパーアプリを利用するかに拘わらず、ユーザU1をこれらスーパーアプリの全てを利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報を生成する。つまり、管理部133は、ユーザU1を第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報を生成する。そして、管理部133は、生成した匿名情報と、第1アプリ情報「U1_SAP1」とを対応付けてユーザ管理データベース121内で管理する。図4には、管理部133が、ユーザU1に対応する匿名情報として匿名情報「Ux1」を生成し、匿名情報「Ux1」と、第1アプリ情報「U1_SAP1」とを対応付けてユーザ管理データベース121内で管理する例が示される。
また、管理部133は、利用要求に匿名情報が含まれていないと判定された今回の場合には、生成した匿名情報「Ux1」を端末装置10Aに対して発行する(ステップS15)。端末装置10Aは、管理部133から発行されてきた匿名情報「Ux1」を受け付けると、受け付けた匿名情報「Ux1」を先の共有領域AR内に格納する。この時点で、これまで無登録であった共有領域AR内に匿名情報「Ux1」が含まれることとなる。
ここで、図4の例によれば、ユーザU1がミニアプリを一切利用したことのない状態では共有領域ARは空であった。しかしながら、情報処理装置100は、ユーザU1がスーパーアプリを介して初めてミニアプリ利用に関するアクセスを行ってきた場合には、今後ユーザU1がどのようなスーパーアプリを介してミニアプリ利用に関するアクセスを行おうとも、ユーザU1を1の匿名ユーザとして認識できる独自の識別情報である匿名情報を生成する。そして、情報処理装置100は、生成した匿名情報と、アクセス情報とを対応付けて管理する。また、情報処理装置100は、この匿名情報をユーザU1の端末装置10Aにも保有させる。これにより端末装置10Aは、共有領域ARにおいて匿名情報を保有する。
〔4-2.管理処理の一例(2)〕
管理処理のパターン1の一例について、図4で説明した処理に引き続き行われる処理を次に図5を用いて説明する。
図4には、ユーザU1がミニアプリを初めて利用しようとする初回利用時の場面が示されていたことに対して、図5には、ユーザU1が同じく端末装置10Aを用いて、2回以降ミニアプリを利用する場面が示される。具体的には、図5には、ユーザU1が、既に何らかのミニアプリを利用したことのある状態で、端末装置10Aにインストールされている別のスーパーアプリであるスーパーアプリSP2を介して、ミニアプリを利用しようとする場面が示される。
また、図5には、ユーザU1が、スーパーアプリSAP2(第2のデジタルウォレットアプリケーションの一例)を介して、スーパーアプリSAP2に組み込まれているミニアプリのうち、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理の流れが矢印を用いて示される。この矢印に沿って、管理処理のパターン1の一例を説明する。
なお、図4および図5の例において、ユーザU1は、スーパーアプリSAP1およびSP2という互いに異なるスーパーアプリを介して、同一のミニアプリMAP3を利用している。しかしながら、互いに異なるスーパーアプリを介して、異なるミニアプリが利用される場合であっても、同様の管理処理が行われる。
まず、ユーザU1が、スーパーアプリSAP2を起動した状態で、ミニアプリMAP3のアイコンを選択(例えば、タップ)したとする。係る場合、端末装置10Aは、自装置内の所定の共有領域である共有領域ARを参照し、匿名情報が格納されているか否かを判定する(ステップS21)。図5の例では、端末装置10Aは、匿名情報が格納されていると判定する。具体的には、端末装置10Aは、匿名情報「Ux1」が格納されていると判定する。
また、端末装置10Aは、匿名情報が格納されていると判定した場合には、T-SDKに対応するプログラムに従って、ミニアプリMAP3の利用要求であって、匿名情報を含む状態の利用要求を情報処理装置100に送信する(ステップS22)。例えば、端末装置10Aは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ユーザU1がスーパーアプリSAP2の利用者(登録者)であることを識別する第2アプリ情報を払い出し、払い出した第2アプリ情報を含む利用要求を情報処理装置100に送信する。図5には、端末装置10Aが、第2アプリ情報「U1_SAP2」を払い出し、これを情報処理装置100に送信している例が示される。なお、第2アプリ情報「U1_SAP2」は、例えば、スーパーアプリSAP2にログインするためのログインIDに基づくものであってよい。
そうすると、情報処理装置100の受付部131は、第2アプリ情報「U1_SAP2」を含む利用要求を受け付ける。次に、情報処理装置100の判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれているか否かを判定する(ステップS23)。今回の例では、判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれていると判定する。具体的には、判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報「Ux1」が含まれていると判定する。
またこのように匿名情報が含まれていると判定された場合には、次に、管理部133は、匿名情報「Ux1」を用いて、第1アプリ情報「U1_SAP1」と、第2アプリ情報「U1_SAP2」とを紐付けてユーザ管理データベース121内で管理する(ステップS24)。
ここで、図2で説明したように、サーバ装置SVXは、第1識別ID「U1_SAP1」で識別されるユーザと、第2識別ID「U1_SAP2」で識別されるユーザとが同一ユーザ(ユーザU1)であると認識できない場合がある。しかしながら、情報処理装置100は、図4および図5に示した管理処理により、サーバ装置SVXには別々のユーザであると認識される可能性のあるユーザを独自の匿名情報を用いて、同一の利用者として認識することができるようになる。具体的には、情報処理装置100は、第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションをまたいでミニアプリを利用する場合には、それぞれ異なる識別情報を含む利用要求が送信されてくることで、利用要求送信元のユーザを異なるユーザとして認識されてしまう問題点に鑑みて、それぞれ異なる識別情報を独自の匿名情報で紐付けるといった管理処理を行う。これにより、情報処理装置100は、利用要求送信元のユーザを同一の利用者として適切に名寄せすることができるようになる。
また、適切に名寄せすることができるようになることで、例えば、日間利用ユーザ数、週間利用ユーザ数、アプリケーション起動回数、異なるスーパーアプリ間で同時所持されているミニアプリを分析することができるようになる。すなわち、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができるようになる。
〔4-3.管理処理の一例(3)〕
次に、図6を用いて、管理処理のパターン2の一例について説明する。図6は、管理処理のパターン2について説明する説明図である。
図4および図5では、ユーザU1が、端末装置10Aを用いてスーパーアプリSAP1を介してミニアプリMAP3を利用する場合と、同じく端末装置10Aを用いてスーパーアプリSAP2を介してミニアプリMAP3を利用する場合とを例に挙げて、実施形態に係る管理処理を説明した。しかし、ユーザU1は、端末装置10Aとは異なる端末装置10Bを用いて、ミニアプリを利用しようとする場合がある。
このように、同一のユーザが複数の端末装置10(例えば、一方はスマートフォン、もう一方はデスクトップPC)を用いて、さらに複数のデジタルウォレットアプリケーションをまたいでミニアプリを利用する場合がある。このような場合であっても、適切にユーザを名寄せするための管理処理が、管理処理のパターン2に対応する。
図6には、ユーザU1が、自身のもう一方の端末装置10BにもインストールされているスーパーアプリSAP1を介して、ミニアプリMAP3を利用する場合の情報処理の流れが矢印を用いて示される。この矢印に沿って、管理処理のパターン2の一例を説明する。
まず、ユーザU1が、スーパーアプリSAP1を起動した状態で、ミニアプリMAP3のアイコンを選択(例えば、タップ)したとする。係る場合、端末装置10Bは、自装置内の所定の共有領域である共有領域ARを参照し、匿名情報が格納されているか否かを判定する(ステップS31)。図6の例では、端末装置10Bは、匿名情報が格納されていないと判定する。
例えば、ユーザU1が端末装置10Bを用いてこれまでにミニアプリを利用したことがないものとする。このような場合には、端末装置10Bは、図4の例と同様に、今回がミニアプリの初回利用であることに応じて、匿名情報が格納されていないと判定する。
また、端末装置10Bは、匿名情報が格納されていないと判定した場合には、T-SDKに対応するプログラムに従って、ミニアプリMAP3の利用要求であって、匿名情報を含まない状態の利用要求を情報処理装置100に送信する(ステップS32)。例えば、端末装置10Bは、T-SDKに対応するプログラムに従って、ユーザU1がスーパーアプリSAP1の利用者(登録者)であることを識別する第1アプリ情報を払い出し、払い出した第1アプリ情報を含む利用要求を情報処理装置100に送信する。図6には、端末装置10Bが、第1アプリ情報「U1_SAP1」を払い出し、これを情報処理装置100に送信している例が示される。
そうすると、情報処理装置100の受付部131は、第1アプリ情報「U1_SAP1」を含む利用要求を受け付ける。次に、情報処理装置100の判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれているか否かを判定する(ステップS33)。今回の例では、判定部132は、受付部131により受け付けられた利用要求に匿名情報が含まれていないと判定する。
またこのように匿名情報が含まれていないと判定された場合には、次に、管理部133は、第1アプリ情報「U1_SAP1」と、匿名情報とが、ユーザ管理データベース121において対応付け済みであるか否か判定を判定する(ステップS34)。図6の例によれば、ユーザ管理データベース121において、第1アプリ情報「U1_SAP1」と、匿名情報「Ux1」とが対応付けられている。したがって、図6の例では、管理部133は、第1アプリ情報「U1_SAP1」と、匿名情報とが対応付け済みであると判定する。
なお、情報処理装置100が、このように対応付け済みと判定できるのは、図4の例において、ユーザU1のもう一方の端末装置10A側で既に第1アプリ情報「U1_SAP1」と、匿名情報「Ux1」とが対応付けられていることによるものである。
また、第1アプリ情報と、匿名情報とが対応付け済みであると判定した場合、管理部133は、この第1アプリ情報に対応付けられる匿名情報を取得する(ステップS35)。具体的には、管理部133は、第1アプリ情報「U1_SAP1」に対応付けられる匿名情報「Ux1」を取得する。
そして、管理部133は、取得した匿名情報「Ux1」を端末装置10Bに対して発行する(ステップS36)。端末装置10Bは、管理部133から発行されてきた匿名情報「Ux1」を受け付けると、受け付けた匿名情報「Ux1」を先の共有領域AR内に格納する。この時点で、これまで無登録であった共有領域AR内に匿名情報「Ux1」が含まれることとなる。
図6の例によれば、情報処理装置100は、同一のユーザが複数の端末装置10を用いる場合であっても、双方の端末装置10に同一の匿名情報を保有させることができる。この結果、情報処理装置100は、複数の異なる端末装置10を用いてアクセスしてきたユーザを、第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せすることができるようになる。
〔5.処理手順〕
続いて、図7を用いて、ユーザU1の端末装置10Aと、情報処理装置100との間で行われる情報処理の流れについて説明する。図7は、実施形態に係る管理処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図7の例は、図4および図5の例に対応するものとする。
まず、端末装置10Aは、ミニアプリを利用するユーザ操作を検出できたか否かを判定する(ステップS101)。端末装置10Aは、ミニアプリを利用するユーザ操作を検出できていないと判定している間は(ステップS101;No)、ミニアプリを利用するユーザ操作を検出できるまで待機する。
一方、端末装置10Aは、ミニアプリを利用するユーザ操作を検出できた場合には(ステップS101;Yes)、ユーザU1が、利用対象のミニアプリを提供する提供元のスーパーアプリの利用者であることを識別する識別情報(アプリ識別情報)を払い出す(ステップS102)。
続いて、端末装置10Aは、自装置が有する共有領域ARを参照し、匿名情報が格納されているか否かを判定する(ステップS103)。
そして、端末装置10Aは、ステップS103での判定結果に応じた利用要求であって、ステップS102で払い出した識別情報を含む利用要求を情報処理装置100に送信する(ステップS104)。例えば、端末装置10Aは、ステップS103で共有領域AR内に匿名情報が格納されていないと判定した場合には、ステップS104では払い出した識別情報のみを含む利用要求を情報処理装置100に送信する。一方、端末装置10Aは、ステップS103で共有領域AR内に匿名情報が格納されていると判定した場合には、ステップS104ではた識別情報および匿名情報を含む利用要求を情報処理装置100に送信する。
続いて、情報処理装置100は、端末装置10Aにより送信された利用要求を受け付ける(ステップS105)。
また、情報処理装置100は、利用要求を受け付けると、受け付けた利用要求に匿名情報が含まれるか否かを判定する(ステップS106)。
情報処理装置100は、受け付けた利用要求に匿名情報が含まれないと判定した場合には(ステップS106;No)、ユーザU1がどのような複数のスーパーアプリを利用しているかに拘わらず各スーパーアプリを利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報を生成し、生成した匿名情報と、今回受け付けた利用要求に含まれる識別情報と対応付けて管理する(ステップS107)。
また、情報処理装置100は、ステップS107で生成した匿名情報を端末装置10Aに対して発行する(ステップS108)。
端末装置10Aは、情報処理装置100により発行された匿名情報を受け付けると、これを共有領域ARに格納する(ステップS109)。
一方、情報処理装置100は、受け付けた利用要求に匿名情報が含まれると判定した場合には(ステップS106;Yes)、今回受け付けた利用要求に含まれる匿名情報に対して既に対応付けられる識別情報と、今回の利用要求に含まれる識別情報とを紐付けて管理する(ステップS110)。
〔6.まとめ〕
これまで説明してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれにおいて予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置10から受け付ける受付部131と、受付部131により受け付けられた利用要求に、端末装置10のユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定部132と、判定部132による判定結果に応じて、匿名情報を用いて、ユーザを第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として名寄せ管理する管理部133とを有する。
このような情報処理装置100によれば、例えば、複数のデジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザの動向を適切に分析することができるといった効果を奏する。
<その他>
〔1.デジタルウォレットについて〕
上記実施形態では、情報処理装置100が、第1のデジタルウォレットアプリケーション、および、第2のデジタルウォレットアプリケーションのそれぞれのそれぞれをスーパーアプリとして、これらスーパーアプリに組み込まれているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付けた場合に、上述した管理処理を行う例を示した。
しかしながら、デジタルウォレットアプリケーションに限らず任意のアプリケーションがスーパーアプリとして機能可能であることから、情報処理装置100は、デジタルウォレットアプリケーション以外の任意のアプリケーション(例えば、決済機能を有しないアプリケーション)に登録されるミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置10から受け付けた場合に、実施形態に係る管理処理を行ってもよい。
〔2.ハードウェア構成〕
次に、実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。図8は、実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図8を参照すると、情報処理装置100は、例えば、プロセッサ801と、ROM802と、RAM803と、ホストバス804と、ブリッジ805と、外部バス806と、インターフェース807と、入力装置808と、出力装置809と、ストレージ810と、ドライブ811と、接続ポート812と、通信装置813と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(プロセッサ801)
プロセッサ801は、例えば、演算処理装置または制御装置として機能し、ROM802、RAM803、ストレージ810、またはリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般またはその一部を制御する。
(ROM802、RAM803)
ROM802は、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータなどを格納する手段である。RAM803には、例えば、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータなどが一時的または永続的に格納される。
(ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807)
プロセッサ801、ROM802、RAM803は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス804を介して相互に接続される。一方、ホストバス804は、例えば、ブリッジ805を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス806に接続される。また、外部バス806は、インターフェース807を介して種々の構成要素と接続される。
(入力装置808)
入力装置808には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、およびレバーなどが用いられる。さらに、入力装置808としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。また、入力装置808には、マイクロフォンなどの音声入力装置が含まれる。
(出力装置809)
出力装置809は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、または有機ELなどのディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホンなどのオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、またはファクシミリなど、取得した情報を利用者に対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置である。また、本実施形態に係る出力装置809は、触覚刺激を出力することが可能な種々の振動デバイスを含む。
(ストレージ810)
ストレージ810は、各種のデータを格納するための装置である。ストレージ810としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどが用いられる。
(ドライブ811)
ドライブ811は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、またはリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(接続ポート812)
接続ポート812は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS-232Cポート、または光オーディオ端子などのような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(通信装置813)
通信装置813は、ネットワークに接続するための通信デバイスであり、例えば、有線または無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または各種通信用のモデムなどである。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディアなどである。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、または電子機器などであってもよい。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、またはICレコーダなどである。
なお、実施形態に係る記憶部120は、ROM802やRAM803、ストレージ810によって実現される。また、プロセッサ801によって実現される実施形態に係る制御部130が、受付部131と、判定部132と、管理部133と、分析部134とを実現する各制御プログラム(例えば、実施形態に係る情報処理プログラム)を、ROM802やRAM803などから読み出し実行する。
〔3.その他〕
上記した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、手動的に行われてもよい。また、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部は、公知の方法で自動的に行われてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されなくともよい。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。また、各構成要素は、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成してもよい。また、上記してきた各処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実行されてもよい。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
100 情報処理装置
120 記憶部
121 ユーザ管理データベース
130 制御部
131 受付部
132 判定部
133 管理部
134 分析部

Claims (7)

  1. 第1のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリ、および、第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる第2のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じて取得された前記匿名情報を用いて、前記ユーザが前記第1のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報と、前記ユーザが前記第2のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報とを紐付けることで、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として管理する管理部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付部は、前記第1のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリを利用する利用要求であって、前記ユーザが前記第1のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記ミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報を含む利用要求を前記端末装置から受け付け、
    前記判定部は、前記第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる第2のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリが利用された際に前記端末装置に発行された匿名情報が、前記受付部により受け付けられた利用要求に含まれているか否かを判定し、
    前記管理部は、前記受付部により受け付けられた利用要求に前記匿名情報が含まれると判定された場合には、前記第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる他のウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリを前記他のウォレットアプリケーションを介して利用する利用者であることを識別する識別情報である第2アプリ情報と、前記受付部により受け付けられた利用要求に含まれる識別情報である第1アプリ情報とを紐付けることで、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として管理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記管理部は、前記第1アプリ情報および前記第2アプリ情報のうち、いずれか一方のアプリ情報を用いて前記端末装置のうち任意の端末装置がアクセスしてきた場合であって、前記アクセスに前記匿名情報が含まれない場合には、前記アプリ情報と前記匿名情報との対応付けの状況に基づいて、前記任意の端末装置を用いてアクセスしてきた前記ユーザを、前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として管理する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記管理部は、前記第1アプリ情報および前記第2アプリ情報のうち、いずれか一方のアプリ情報を用いて前記任意の端末装置がアクセスしてきた場合であって、当該アクセスに前記匿名情報が含まれない場合には、前記アプリ情報と前記匿名情報とが対応付け済みであるか否かを判定し、対応付け済みであると判定した場合には、前記匿名情報をアクセス元の前記任意の端末装置に対して発行する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、前記第1のデジタルウォレットアプリケーションに対して統合されているミニアプリ、および、第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる第2のデジタルウォレットアプリケーションに対して統合されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第1のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリ、および、第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる第2のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程による判定結果に応じて取得された前記匿名情報を用いて、前記ユーザが前記第1のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報と、前記ユーザが前記第2のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報とを紐付けることで、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として管理する管理工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 第1のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリ、および、第1のデジタルウォレットアプリケーションとは異なる第2のデジタルウォレットアプリケーションをスーパーアプリとして予め登録されているミニアプリのうち、いずれかのミニアプリを利用する利用要求を端末装置から受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により受け付けられた利用要求に、前記端末装置のユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する1の匿名ユーザとして識別する匿名情報が含まれているか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順による判定結果に応じて取得された前記匿名情報を用いて、前記ユーザが前記第1のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報と、前記ユーザが前記第2のデジタルウォレットアプリケーションを介して前記利用要求で示されるミニアプリを利用する利用者であることを識別する識別情報とを紐付けることで、前記ユーザを前記第1のデジタルウォレットアプリケーションおよび前記第2のデジタルウォレットアプリケーションの双方を利用する同一の利用者として管理する管理手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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