JP2016534470A - メディア検索及びライセンスシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

同期ライセンスのために利用可能な音楽の種々の供給と、音楽及びメディアの専門家の日々の需要とを接続する、メタデータ及びアルゴリズム検索技術を使用することによる、種々の音楽カタログの集積型の検索及びライセンシングのための自動化された音楽産業の解決方法を提供する。

Description

本発明は、メディア検索及びライセンスシステム及び方法に関する。

音楽ビジネスは多くの機会を提供する。それは、長期間にわたって存在してきた任意の数十億ドル産業と同様に、多くの挑戦に直面する。テレビジョン、映画、及び他のメディアで使用するために日々の業務として音楽をライセンシングする当該産業の専門家らには、あまりにも多くの選択肢が提示される。複数のカタログを同時に検索する効率的な方法は存在しない。コンテンツの所有者らは、供給に共通のインデックスを付与する方法をもたず、従って、従来の集積型の検索技術は不適切だった。

音楽はすべてのタイプのメディアの一部である。テレビ番組、映画、コマーシャルにおいて、商業イベントにおいて、劇場において、飛行機において、ウェブ、ビデオゲーム、着信メロディーにおいて、あなたが音楽を聞くごとに、誰かがその音楽を見つけだし、その使用をライセンシングする必要があった。これは、同期（synchronization又はsync）ライセンスと呼ばれる。

音楽産業のｂ２ｂセクションにおいて、専門家らは日々の業務として音楽をライセンシングする。選択するトラックが文字通り何千万も存在し、供給は、メジャーレーベル及びインディーレーベルから専門家の音楽サプライヤ及び個々の作曲家までにわたる、何千もの異なるサプライヤを有する非常に多様な供給を含み、毎日、何万も増大している。使用法（ＴＶ、ラジオ、国内、ローカル…）に依存して、プライスポイントは、数ドルから数十万ドルまでの範囲にわたり、等しく多様である。

これは、音楽産業の上演ロイヤルティセクションの一部であり、何年にもわたって、当該産業の一貫して高収益かつ高成長性のセクションである。ＣＤ及びダウンロードからの売り上げは現在消えつつあり、音楽アーティストの所得は現在、ツアー、商品、及びライセンシングにより置き換えられつつある。

音楽ライセンシングは、２つの収入の流れ、すなわち同期ライセンス及び再放送料を有する。

同期ライセンスは、ライセンスの保持者がある種のメディア出力へ音楽を「同期」することを許可する音楽ライセンスである。多くの場合、同期ライセンスはテレビ番組及び映画に使用されるが、音とペアになった任意の種類の視覚的表現は同期ライセンスを必要とする。同期料金は、そのライセンスを確保するために支払われる金額である。同期ライセンスが発行される場合、これは、ユーザが音楽作品の上演を、視覚的な画像、例えば、映画、テレビジョン、広告などに「関連して」、又は、これらに対して「時間的な関係を有して」、行うことを可能にする。同期料金は、非常に大きな変化の幅を有し、使用される出口及びコンテンツのソースにより変化する。

再放送料は、製作物がＴＶ、ラジオ、又は他のメディアで再生され、放送会社又は現地によって支払うべきである場合は常に、支払うべきである。米国では、同期料金はベンダーに直接的に支払われるが、再放送料はＡＳＣＡＰ又はＢＭＩのような上演権協会によって収集される。

グローバルなｂ２ｂ音楽市場は、毎年、何十億ドルもの価値がある。２０１４年には、これは、広告において年間４０億ドルのビジネスである。ＴＶ放送、映画、及びディジタルのような他のメディア出力では、これは、年間１１０億ドルを容易に超過する。これらの巨大な収入にもかかわらず、当該産業の大部分は、無秩序、不可解、かつ古い混乱状態にある。もはや必要でない時代遅れの慣習、官僚制、過剰な規則、非能率性、過度に複雑な管理、及び利己的な組織のために、年間１１０億ドルの潜在力のほとんどは実現されていない。

"Combining text and audio for mood classification in Music Digital Libraries" Xiao Hu, University of Illinois ISSN 1937-7266.

音楽及びメディア産業を悩ます特定の課題は、主として３つのカテゴリ、すなわち、発見、ライセンシング、及び支払いに分類される。

図１Ａのタグクラウドで示すように、関連する音楽を見つけだして決める発見の課題は、陰鬱な混乱状態をもたらす可能性がある。選択すべき何百万ものトラックが存在するとき、音楽専門家はどのように何かを発見するのか。それは、音楽管理者又はプロデューサーが広大なカタログをより分けて何時間どころか何日も費やすことになるかもしれない処理である。選択は問題ではない。関連する音楽を見つけ出すこと（discovery and finding）が問題である。音楽は、注目の楽器からテンポ、そしてムードその他にいたるまで、ジャンル及び音楽自体について記述する言葉によってインデックスが付与されている。

図１Ｂのタグクラウドで示すように、ライセンシングの課題は、特定の権限に関する多くの異なる当事者との複雑な交渉を含む。世界中の多くの国々において、ライセンスは、音楽管理者及びプロデューサーから業務、経理部門、法務、及びさらにより多くを含む、音楽専門家のチームによって交渉され、処理される。それは、非常に時間がかかり、コストがかかり、ひどく非能率的である。

図１Ｃのタグクラウドで示すように、支払いの課題は、複数領域の複数当事者に支払う複雑なクモの巣である。音楽のクリエーターへの支払いは、エージェント及びサブ出版者から収集協会及びその他を含む、仲介者によって侵食される。多くの場合において、同期料金のごく一部のみが作曲家に届く。権利（同期の後の支払い）の問題に取り組めば、システムは劇的に崩壊する。

上述の理由で、関連する音楽検索を可能にし、潜在的なライセンシー及びコンテンツの所有者を接続し、率直なライセンス契約をもたらすオンライン解決方法が必要とされている。図１Ｄに示すように、このシステムは、ライセンシングの主要な課題を解決して、音楽の発見、ライセンシング、及び支払いにおいて、速さ、関連性、及び便利さを保証するように各構成要素を扱いやすくするものである。

本発明は、メディアコンテンツを検索及びライセンシングするためのシステム及び方法に関する。ライセンス契約を確立するためにコンテンツ及びそれらの所有者を発見することに、大きな障害がある。従って、本発明は、アルゴリズムに基づいたデータ抽出により最も関連する検索を発見し、コンテンツ所有者を潜在的なライセンシーにつなぎ、自動又は手動のライセンス契約を作成するシステムを提示する。

特に、ここで例示されるシステムは、効率的な方法で音楽を検索してコンテンツ所有者とのライセンスを作成するために使用可能なものである。システムは、コンテンツ所有者によって提供された音楽の大きなデータベースを作成し、標準的なメタデータを保存するだけでなく、アルゴリズムに基づくＭＩＲ（音楽情報検索）データ抽出により、ムード及びテンポのような知覚の音楽的属性を分析して保存する。潜在的なライセンシーは、メタデータ及びＭＩＲデータによってデータベースを検索することができ、又は、彼らは、データベースにおける歌又は彼らの個人ライブラリにおける歌を使用して同様の属性を有する歌を発見することができる。

システムは、コンテンツ所有者が音楽のライブラリについて彼ら自身のレートを選択することを可能にする。レートは自動的に適用又は交渉可能である。いったんすべての当事者が受理すれば、ライセンス契約が作成される。関連するコンテンツを迅速に発見し、コンテンツ所有者と潜在的なライセンシーをつなぎ、ライセンス契約を生成するこの処理は、効率を向上し、すべての当事者のためのコストを下げる。

メディア発見の課題及び混乱を示す、不明瞭なタグクラウドである。 メディアライセンシングの課題及び混乱を示す、不明瞭なタグクラウドである。 ライセンシング支払い処理の課題及び混乱を示す、不明瞭なタグクラウドである。 潜在的なライセンシーをコンテンツ所有者につなぐ自動的オンラインインターフェースを提供することにより、メディアライセンシングの課題及び混乱を除去するシステムを示す。 本開示が実装されてもよい例示的な環境の図である。 本開示の実施形態に係る音楽取り込み処理の例示的なフローチャートを示す図である。 本開示の実施形態に係る検索処理の例示的なフローチャートを示す図である。 本開示の実施形態に係るメディアライセンシング処理の例示的なフローチャートを示す図である。 本開示の様々な態様を所定の実施形態において実装するために使用可能なコンピュータの上位概念図を示す。 本開示の実施形態に係るライセンシーアクティブプロジェクトの例示的な実施例を示す図である。 本開示の実施形態に係るライセンシーアクティブプレイリストの例示的な実施例を示す図である。 本開示の実施形態に係るライセンシーアクティブ検索の例示的な実施例を示す図である。 本開示の実施形態に係るライセンシーサンドボックスの例示的な実施例を示す図である。 本開示の実施形態に係る、メディアコンテンツを検索するためのサンプルのフィルタ及びアイコンを示す図である。 本開示の実施形態に係る、既存のメディアを用いてメディアコンテンツを検索するためのＧＵＩの実施形態を示す図である。 本開示の実施形態に係る、シードファイルへの類似度からランク付けされた検索結果を示す図である。 本開示の実施形態に係る、既存のライブラリを用いてメディアコンテンツを検索するためのＧＵＩの実施形態を示す図である。 本開示の実施形態に係る、ジャンルに関連するスライダーを用いてメディアコンテンツを検索するためのＧＵＩの実施形態を示す図である。 本開示の実施形態に係る、キーワードを用いてメディアコンテンツを検索するためのＧＵＩの実施形態を示す図である。 サンプルのメディアカタログを示す。 サンプルのカートライセンスリストを示す。 サンプルのライセンシングページを示す。 サンプルのライセンシングフォームを示す。 完成したライセンスのリストを示す。

添付の図面に関して以下に示す詳細な説明は、本発明の現時点で好ましい実施形態の説明として意図されたものであり、本発明が構成又は利用されてもよい限られた形態を表すことを意図してはいない。この説明は、図示した実施形態に関して本発明を構成して動作させるための機能及びステップのシーケンスを示す。しかしながら、本発明の精神及び範囲内に包含されると意図される異なる実施形態によって、同じ又は等価な機能及びシーケンスが達成されてもよいことが理解されるべきである。

本明細書において本発明の説明で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、本発明を限定することを意図していない。発明の詳細な説明及び添付の請求項で使用されるとき、単数形（「a」、「an」，及び「the」）は、文脈で明示的にそうでないと示していない限り、複数形も含むと意図される。本明細書で使用される用語（「及び／又は」）は、関連付けられて列挙された品目のうちの１つ又は複数のものの任意のかつ全ての可能な組み合わせを示し、さらに包含することも理解されであろう。用語「備える」及び／又は「含む」は、本明細書で使用されたとき、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、素子、及び／又は構成要素の存在を指定するが、１つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、素子、構成要素、及び／又はそれらのグループの存在又は追加を妨げないことがさらに理解されるであろう。

本発明は、供給された従来のメタデータと新たな検索技術とを効果的に包含する洗練された音楽検索及びライセンシングシステムである。本発明は、サイトにおける各楽曲に使用される革新的なアルゴリズムに基づいた音楽検索を提供する。アルゴリズム及び関連付けられた技術は、コンテンツ所有者によって入力されるような標準的なメタデータを取り込むだけでなく、プロプライエタリな分析処理によって抽出された検索可能なメタデータフィールドとして、「ムード」及び「感じ」のような以前は取り扱うことができなかったディスクリプタも取り込む。

音楽コンテンツの分析は、音楽産業の専門家が関連する音楽を発見することを可能にする複数ポイントの参照データを提供する。さらに、ユーザらは、あまりにも多くのトラックに直面したとき典型的にはメタデータ検索方法による輻輳を経験するが、ここでは、数百万個のトラックを数秒で困難なく検索することができる。現在、従来の音楽検索サイトにおける音楽が増えると、何かを見つけ出すことがより困難になり、個別のトラックに出会うために利用可能な機会がより少なくなる。本解決方法は、関連性によって段階分けされた結果を表示し、それは大量の音楽が存在する場合により特異性が高くなる。

グローバルなコンテンツ所有者には、既存のカタログ及び以前に使われていないトラックに出会って商業化する機会がもたらされる。使用法、検索、及びブラウジングの習慣に関するサイトによって生成された集積された統計情報は、有意な商品価値を有し、関係するデータ保護法のガイドライン内で資金化することができる。

ユーザ獲得に関連付けられた増分の活動及びコストを緩和するために、システムはポータルを使用し、このポータルにより、大きな産業音楽バイヤーが中央のハブを介して音楽を検索してライセンシングすることができる。これは、コスト削減、管理及びシステム効率、及びデータモニタリングの付加的な利点を有する。

映画スタジオ、放送網、及び広告エージェンシーのような多くの大企業が、世界中及び毎年の音楽ライセンス支出にわたる、数千万ドル又はそれ以上の事業を有する。エージェンシーの魅力は多数にわたり、ブランドのポータル、洗練された管理ツール、好ましいコンテンツ価格決定、及び「それは無料です」を含む。システムは、著しい市場リーダーに束縛すること、及び、そのｂ２ｂユーザ獲得を増大するためにそのポテンシャルにてこ入れすることにより利益を得る。

図２は、本開示が実装されてもよい例示的な環境２００を示す。計算システム２３０は、メディアを保持し、メディア取り込み、検索、及びライセンシングを可能にするインターフェースを提供するサーバ／データベースを含む。サーバ２４０Ａ，２４０Ｂは複数のサービスを提供することができる。例えば、サーバ２４０Ａ，２４０Ｂは、異なるタイプのアプリケーション及び装置のためのウェブサイト、ユーザデータベース、及びインターフェースへのアクセスを提供することができる。サーバ２４０Ａ，２４０Ｂは仮想的な計算及び／又は記憶リソースを含むことができる。データベース２５０は、メディアデータ、検索データ、フィンガープリントデータ、ユーザログイン情報、ユーザプロジェクト、ライセンスなどのような異なるタイプのデータを保持してもよい。コンテンツプロバイダ２７０は、インターネットのようなネットワークを介して計算システムにアクセスし、検索及びライセンシングされてもよいメディアを登録する。ライセンシー２６０は、ネットワークを介して計算システムにアクセスし、メディアの検索及びライセンシングを行う。

本発明の例示的な実施形態において、メディアは、メディア取り込みと呼ばれる処理によって、コンテンツ所有者２７０によってシステムに登録される。システムは、メディア取り込み処理を用いて、検索及びライセンシングのためにメディア及びデータを格納する。図５のフロー図に示すように、メディア取り込み処理は、メディアにメディアＩＤを割り当てること、メタデータを処理すること、メディアのフィンガープリントを取得すること、重複をチェックすること、メディアに電子透かしを付与すること、ＭＩＲデータのようなの基礎となる属性についてメディアを分析すること、検索データベース、フィンガープリントデータベース、及びメディア記憶装置データベースを保持することを含むが、これらに限定されない。コンテンツ所有者は、ライセンスの自動価格を含む、各メディア作品に関する追加情報を提供してもよい。いったんメディアがこのように取り込まれれば、検索及びライセンシングのために利用可能になる。

ライセンシングするべきメディアを検索したい潜在的なライセンシーは、ネットワークを介してシステムにアクセスする。システムは、潜在的なライセンシーの捜索要求を受信し、関連するメディアの捜索を実行する。図３Ｂのフロー図に示すように、潜在的なライセンシーは、検索するメディアファイルを使用すること、検索語を入力すること、カタログから選ぶこと、メタデータを入力すること、あるいは他のそのような属性を含むがこれらに限定されない、任意個数の方法で検索してもよい。潜在的なライセンシーは、ライセンシング処理に進む前に、メディアのリストを作成してもよい。

複数の技術的な解決方法からなるそのような動的なスイートを使用することは、関連するメディアをより迅速かつより容易に見つけ出すことを支援することができる。タイトル、作曲家、ジャンル、演奏者などのような書誌メタデータによって組織化された音楽情報を使用することは有用であるが、メディアを使用してこのシステムにおける他のメディアを発見することのような新たな技術は、より高速かつより関連する検索結果を提供する可能性がある。例えば、音楽の感情の態様（音楽ムードとして一般に知られている）は、最近の行動の研究（非特許文献１）によって、音楽検索及び組織化における重要な基準であると識別された。しかし、大部分の既存の音楽レポジトリは、ムードによって音楽へアクセスすることをサポートしない。システムは、複数のメディア属性を識別するためにディジタル信号処理分析を使用することができる。例えば、音楽トラックにおいて、これは、テンポ、密度、音色、性質、トーン、パーカッション、及び他の音楽属性を含んでもよい。

検索データベースにおけるそのような情報を分析し、識別し、格納することによって、新たなメディアは検索データベースに対して分析及び比較されてもよく、これにより、最も関連する検索結果を以前より高速に発見することができる。いくつかの実施形態において、潜在的なライセンシーは、ドラッグアンドドロップ機能を用いてメディアをアップロードし、関連するデータを発見する。他の実施形態では、潜在的なライセンシーは、メディアデータベースにおけるメディアを選択し、関連するメディアを検索する。

システムのライセンスエンジンは、図３Ｃに示すように、ユーザ関与を最小化して同期及び他のライセンスをオンラインで自動的に生成することを可能にするために、システムからユーザデータ及びコンテンツライセンス情報を自動的に取り込む洗練された方法である。これは、承認処理内の遅延を除去することで、ライセンシングすることに伝統的に関連付けられた処理を簡単化する。システムの認可されたユーザには、システムにおいてライセンシングする資格が与えられ、さらなる承認は、同期ライセンスが発行される前にはコンテンツ所有者によって必要とされない。

いくつかの実施形態において、コンテンツ所有者は、メディアの自動的なライセンシングレートを省略してもよい。潜在的なライセンシーは、ライセンスを形成することを試みるために、権利の所有者に時価を要求してもよい。いったんクライアント及びコンテンツ所有者が条件に同意すれば、これは、ライセンスフォームを生成するためにシステムに入力される。図３Ｃに示すように、いったんライセンスが形成されれば、すべての関係者にライセンスのコピーが送られ、請求書発行情報が経理部門に送られる。

様々な実施形態において、図３Ａ〜図３Ｃで説明した方法ステップを含む、本明細書で説明した方法ステップは、説明又は図示された特定の順序とは異なる順序で実行されてもよい。他の実施形態において、他のステップが行われてもよく、又は、説明した方法からステップが除去されてもよい。

本明細書で説明したシステム、装置、及び方法は、ディジタル回路、プロセッサ、メモリ装置、記憶装置、ソフトウェア、及び他の構成要素を用いて実装されてもよい。典型的には、ハードウェアは、命令を実行するためのプロセッサと、命令及びデータを格納するための１つ又は複数のメモリとを含む。ハードウェアは、１つ又は複数の磁気ディスク、内部ハードディスク及びリムーバブルディスク、光ディスクなどのような、１つ又は複数の記憶装置を含んでもよく、又はこれらに接続されてもよい。

本明細書で説明したシステム、装置、及び方法は、ネットワークに基づくクラウドコンピューティングシステム内で使用されてもよい。そのようなネットワークに基づくクラウドコンピューティングシステムにおいて、ネットワークに接続されたサーバ又はもう１つのプロセッサは、ネットワークを介して１つ又は複数のクライアントコンピュータと通信する。例えば、クライアントコンピュータは、クライアントコンピュータに存在して動作するネットワークブラウザアプリケーションを介してサーバと通信してもよい。クライアントコンピュータは、サーバにデータを格納し、ネットワークを介してデータにアクセスしてもよい。クライアントコンピュータは、データの要求、又はオンラインサービスの要求を、ネットワークを介してサーバに送信してもよい。サーバは、要求されたサービスを実行し、１つ又は複数のクライアントコンピュータへデータを提供してもよい。サーバは、例えば、計算を実行すること、指定されたデータを画面に表示することなど、指定された機能をクライアントコンピュータに実行させるように適合されたデータを送信してもよい。例えば、図３Ａ〜図３Ｃのステップのうちの１つ又は複数を含む、本明細書で説明した方法のステップは、サーバによって、及び／又は、ネットワークに基づいくクラウドコンピューティングシステムにおけるクライアントコンピュータによって、任意の組み合わせで実行されてもよい。

図４では、本明細書で説明したシステム、装置、及び方法を実装するために使用されてもよい、例示的なコンピュータ４００の上位概念のブロック図が示される。コンピュータ４００は、データ記憶装置及びメモリに機能的に接続されたプロセッサ４１０を備える。プロセッサ４１０は、そのような動作を定義するコンピュータプログラム命令を実行することにより、コンピュータ４００の全体的な動作を制御する。コンピュータプログラム命令は、データ記憶装置４２０、又は他の非一時的なコンピュータ可読媒体に格納され、コンピュータプログラム命令の実行が望まれるとき、メモリ４３０にロードされてもよい。したがって、図３Ａ〜図３Ｃの方法ステップは、メモリ４３０及び／又はデータ記憶装置４２０に格納されたコンピュータプログラム命令によって定義され、コンピュータプログラム命令を実行するプロセッサ４１０によって制御されることが可能である。

例えば、コンピュータプログラム命令は、図３Ａ〜図３Ｃの方法ステップによって定義されたアルゴリズムを実行するために当業者によってプログラミングされた、コンピュータにより実行可能なコードとして実装されることが可能である。コンピュータ４００は、ネットワークを介して他の装置と通信するために、１つ又は複数のネットワークインターフェース４４０を含む。コンピュータ４００は、コンピュータ４００とのユーザ対話を可能にする１つ又は複数の入力／出力装置４５０（例えば、ディスプレイ、キーボード、タッチパッド、マウス、スピーカ、ボタンなど）を含む。

プロセッサ４１０は、とりわけ、プロセッサ４１０を制御するために、プロセッサ設計に組み込まれたソフトウェア命令を有する特殊目的プロセッサと、記憶装置４２０又はメモリ４３０に命令を有する汎用プロセッサとを含むことができ、単独のプロセッサであってもよく、又はコンピュータ４００の複数のプロセッサのうちの１つであってもよい。プロセッサ４１０は、複数のコア又はプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュなどを含む、それ自体で完備した計算システムであってもよい。マルチコアプロセッサは対称であってもよく、又は非対称であってもよい。プロセッサ４１０、データ記憶装置４２０、及び／又はメモリ４３０は、１つ又は複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）及び／又は１つ又は複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）を含んでもよく、それらによって補完されてもよく、又はそれらに組み込まれてもよい。本開示は、１つ又は複数のプロセッサ４１０を有するコンピュータ４００上で動作してもよく、又は、より大きな処理能力を提供するために互いにネットワーク化された複数のコンピュータのグループもしくはクラスタ上で動作してもよいことが理解される。

データ記憶装置４２０及びメモリ４３０のそれぞれは、有形の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備える。限定としてではなく例示として、そのような非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、ＲＡＭ（random access memory）、ＤＲＡＭ（high-speed random access memory）、ＳＲＡＭ（static random access memory）、ＤＤＲＲＡＭ（double data rate synchronous dynamic random access memory）、ＲＯＭ（read-only memory）、ＥＰＲＯＭ（erasable programmable read-only memory）、ＥＥＰＲＯＭ（electrically erasable programmable read-only memory）、フラッシュメモリー、ＣＤ−ＲＯＭ（compact disc read-only memory）、ＤＶＤ−ＲＯＭ（digital versatile disc read-only memory）ディスク、又は他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶又は他の磁気記憶装置、又は、所望のプログラムコード手段をコンピュータにより実行可能な命令、データ構造、又はプロセッサーチップ設計の形態で伝送又は格納するために使用可能な他の媒体を含むことができる。ネットワーク又は他の通信接続（ハードワイヤード、無線、又はそれらの組み合わせ）を介して情報がコンピュータに転送又は提供されるとき、この接続は、コンピュータからはコンピュータ可読媒体そのものとして見える。したがって、そのような任意の接続がコンピュータ可読媒体と呼ばれることも妥当である。上述のものの組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲内で含まれるべきである。

ネットワーク／通信インターフェース４４０は、ＷＷＷ（World Wide Web）とも呼ばれるインターネット、イントラネット、及び／又は、セルラー電話網のような無線ネットワーク、無線ＬＡＮ（wireless local area network）、及び／又はＭＡＮ（metropolitan area network）のようなネットワーク、及び、任意の適切な通信標準、プロトコル、及び技術を使用する他の装置とコンピュータ４００が通信することを可能にする。限定としてではなく例示として、そのような適切な通信標準、プロトコル、及び技術は、イーサネット（登録商標）、Ｗｉ−Ｆｉ（例えばＩＥＥＥ８０２．１１）、Ｗｉ−ＭＡＸ（例えば８０２．１６）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、近距離無線通信（near field communications、「ＮＦＣ」）、無線周波システム、赤外線、ＧＳＭ（登録商標）、ＥＤＧＥ、ＨＳ−ＤＰＡ、ＣＤＭＡ、ＴＤＭＡ、ｑｕａｄｂａｎｄ、ＶｏＩＰ、ＩＭＡＰ、ＰＯＰ、ＸＭＰＰ、ＳＩＭＰＬＥ、ＩＭＰＳ、ＳＭＳ、又は他の適切な通信プロトコルを含むことができる。限定としてではなく例示として、ネットワークインターフェース４４０は、データを転送すること、情報を同期させること、ソフトウェアを更新すること、又は他の適切な動作をコンピュータ４００が行うことを可能にする。

入力／出力装置４５０は、プリンタ、スキャナ、モニタなどのような周辺装置を含んでもよい。入力／出力装置４５０は、タッチスクリーン、スピーカ、及びボタンを有するスマートフォンのような計算装置の部分を含んでもよい。例えば、入力／出力装置４５０は、情報をユーザへ表示するための液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）モニタのようなディスプレイ装置、ユーザがコンピュータ４００へ入力を提供する際に使用可能なキーボード及びマウス、又は入力及び出力の両方のためのタッチスクリーンを含んでもよい。

パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、ハンドヘルド装置、セルラー電話機、サーバ、データベース、クラウドコンピューティング環境、及びその構成要素を含む、本明細書で議論されたシステム及び装置のうちのいずれか又はすべては、コンピュータ４００のようなコンピュータを用いて実装されてもよい。

当業者は、実際のコンピュータ又はコンピュータシステムの実施例が、他の構造を有してもよく、同様に他の構成要素を含んでもよいことと、図４が、説明を目的としたそのようなコンピュータの構成要素のうちの一部に係る上位概念の表現であることとを認識するであろう。

図５Ａ〜図５Ｄは、クライアントがライセンシング目的でメディアを管理するための例示的なユーザインターフェースを示す。この実施形態において、クライアントは、メディアのコレクションを、図５Ａ及び図５Ｂに示すようなプロジェクト及びプレイリストに組織化する。１つのプロジェクトは複数のプレイリストを保持してもよく、１つのプレイリストは複数のメディアファイルを保持してもよい。クライアントは、図５Ｃに示すようにメディアを検索し、それをプレイリストに即時に格納するか、又は図５Ｄに示すように、それをプレイリストに後で割り当てるために一時的にサンドボックスに格納してもよい。これらのツールは、音楽の組織化及びライセンシングを同時に行うためにクライアントにとって有用である。

図６Ａ〜図６Ｆは、ライセンシングするべきメディアを見つけだす際の検索技術の実施形態を示す。音楽について図６Ａに示すサンプルの実施形態において、これらの検索技術は、「ドラグアンドドロップ」、ライブラリ、ジャンル、楽器、キーワード、テンポ、ボーカルを含む。検索を行うとき、複数の検索技術／フィルタがともに使用されてもよい。

図６Ｂに示すようなドラッグアンドドロップ検索技術は、関連するメディアファイルを発見するために、ユーザのコンピュータから、システムのカタログから、又は他の何らかのソースから、ユーザがメディアファイルをドロップすることを可能にする。メディアファイルは取り込まれて分析され、関連するメディアについて検索が行われる。図６Ｃは、そのような検索からのサンプルの検索結果を示し、最も関連するメディアファイルを示す。メディアファイルの類似度は、「シード％」として示され、検索されたメディアに対してメディアの類似度を関連づける。

図６Ｄは、システムにおけるサンプルのライブラリカタログを示す。ユーザは、タイプ、プロバイダ、又は他の任意の関連するカテゴリによる選択肢を閲覧してもよい。図６Ｅは、スライダーを用いたサンプルの検索を示す。この例示において、スライダーは、既にシステム内にある音楽を、テンポ、密度、音色、特性（アコースティック対合成音）、トーン、及びパーカッションの資質によりソートすることを可能にする、プロプライエタリなインターフェースである。図６Ｆは、例示的なキーワード検索を示す。この例示において、タグクラウドが示され、ユーザは、所定のタグを含むか除外することを選択してもよい。ライセンシングするべきメディアを選択する場合、図７のように、価格又は価格帯が示されてもよい。これは、どのメディアが即時にライセンシング可能であり、そのコストがどれだけかかるかを示すために有用である。

［ライセンス］
図８Ａ〜図８Ｄは、ライセンシング処理の実施形態を示す。図８Ａは、サンプルカートライセンスリストを示す。カートライセンスリストは、ユーザがライセンシングすることを望むメディアを示してもよい。図８Ｂは、レートの選択のサンプル実装を示す。図示するように、コンテンツ所有者は、複数の異なる市場に係る複数のライセンスレートを提示してもよい。潜在的なライセンシーは、ライセンスを生成するために、表示された適切な市場及びレートを選択する。図８Ｃは、ライセンスを生成するためにライセンシーが記入するライセンシングフォームのサンプルを示す。ほとんどのライセンス情報は、システムから自動的に集められる。ユーザは残りのフィールドに記入する。いったん生成されると、ユーザは、図８Ｄに示すダッシュボードのようなユーザインターフェースにおいて、首尾よく完成したライセンスを見てもよい。

いくつかの実施形態において、ライセンシングフォームは、将来の完成又は認可のために保存されてもよい。いくつかの実施形態において、１つのフォームから複数のライセンスが生成されてもよい。いくつかの実施形態において、追加のステップが、ライセンスを完成する前に、認可されたユーザからアクセス許可又は認証を受信することを含んでもよい。

いくつかの実施形態において、ユーザは、コンテンツ所有者と直接的に連絡をとることを希望してもよく、又は必要としてもよい。ユーザは、コンテンツ所有者とのライセンシング処理を促進するために、予め記入されたフォームへ所望するだけ多くの詳細事項を入力してもよい。いったん契約が形成されれば、当事者は、システムを用いてライセンスを生成してもよい。

いくつかの実施形態において、このモデルは、コンテンツ所有者が無料で参加してもよいように実装される。いくつかの実施形態において、システムは、音楽を検索及び発見する専門のユーザグループには課金しない。いくつかの実施形態において、システムは、成功したライセンスに対してのみ取引手数料を請求する。これは、システムにコンテンツ又はユーザを獲得することに対する参入障害を除去する。いくつかの実施形態において、システムは、集積された複数の価格帯を有する料金表システムをオンラインライセンシングに導入する。音楽の特定のライブラリは、それ自体の料金表を利用してもよく、又は「ポータル」モデルの場合には、クライアントと交渉した均一の料金表システムに同意してもよい。これは、ライセンストランザクションの効率を改善し、コンテンツ所有者及びコンテンツクリエータのためのオーバヘッド及び売上原価を有意に低減する。

このシステムは、個々の同期トランザクションと同様に、システムにおけるコンテンツのための保険を提供してもよい。保険産業と共に開発されたその種類の保険のうちのこの第１のものは、ライセンシングされているコンテンツが既存の保険を有してもそうでなくても、すべてのライセンシーを保護する。

サンプルの実施形態で示したシステム及び方法は、音楽の検索／ライセンシングに適用されるが、他の市場に同様に適用されてもよい。オーディオ音響効果、音楽サンプルカタログ、画像、ビデオ、書籍、及び文書を含む他のコンテンツもまた、この処理と同様の方法で検索及びライセンシングされてもよい。コンテンツを組み合わせてプレビューして、どのコンテンツをライセンシングするか決定するために、このコンテンツは潜在的には１つのシステムで使用される可能性がある。コンテンツの大きな市場を検索すること、コンテンツ所有者を見つけ出すこと、及びコンテンツをライセンシングすることがライセンシーにとって困難である可能性があるとき、このシステム及び方法は特に重要である。

本発明の好ましい実施形態に係る先の説明を、例示及び説明の目的で提示した。網羅的であることも、本発明を開示した形態そのものに限定することも意図していない。上述の教示内容に照らして多くの修正及び変形例が可能である。本発明の範囲がこの詳細な説明によって限定されず、ここに添付した特許請求の範囲及びその等価物によって限定されることを意図している。

本発明は、効率的で、集中型で、コスト効率の良い方法でメディアを検索及びライセンシングするためのシステムを開発、製造、及び使用することに産業上利用されてもよい。システムは、オンラインで自由に利用可能なコンテンツライブラリを当事者の選択されたレートにおいて検索及びライセンシングされるようにすることで、潜在的なライセンシー及び潜在的なライセンサーに対する参入障壁を除去することができる。

Claims (20)

1. メディア検索及びライセンシングのためのシステムであって、
   上記システムは、
   ａ．少なくとも１つのプロセッサと、
   ｂ．少なくとも１つのメディアデータベースと、
   ｃ．少なくとも１つの検索データベースと、
   ｄ．少なくとも１つのユーザインターフェースと、
   ｅ．メディア取り込みモジュールとを備え、
   上記メディア取り込みモジュールは、上記少なくとも１つのプロセッサによって実行されたとき、上記少なくとも１つのプロセッサに、メディア及びライセンシング情報を受信させ、上記メディア及びライセンシング情報を少なくとも１つのメディアデータベースに格納させ、検索可能な属性について上記メディアを分析させ、上記検索可能な属性を少なくとも１つの検索データベースに格納させる命令を備え、
   上記システムは、
   ｆ．検索モジュールを備え、
   上記検索モジュールは、上記少なくとも１つのプロセッサによって実行されたとき、上記少なくとも１つのプロセッサに、上記少なくとも１つのユーザインターフェースからの検索要求を受信させ、上記検索要求に基づいて上記少なくとも１つの検索データベースにおける検索を実行させ、検索結果を上記少なくとも１つのユーザインターフェースに送信させる命令を備え、
   上記システムは、
   ｇ．ライセンシングモジュールを備え、
   上記ライセンシングモジュールは、上記少なくとも１つのプロセッサによって実行されたとき、上記少なくとも１つのプロセッサに、上記少なくとも１つのユーザインターフェースからのライセンス要求を受信させる命令を備え、
   上記ライセンス要求は、少なくとも１つのメディア及びライセンシング情報に関する要求を備え、
   ｉ．上記ライセンシング情報が自動ライセンスの自動ライセンシングレートを含む場合、自動ライセンスを生成し、
   ｉｉ．上記ライセンシング情報が自動ライセンスの自動レートを含まない場合、上記少なくとも１つのメディアの所有者への要求を準備するシステム。
2. 上記メディアは音楽であり、
   上記検索可能な属性はＭＩＲ（音楽情報検索）データを含み、
   上記検索要求は音楽ファイルを含み、
   上記検索モジュールは、上記音楽ファイルと同様のＭＩＲデータを有する音楽を検索する請求項１記載のシステム。
3. 上記システムはさらに、ユーザデータベース及びプレイリストモジュールを備え、
   上記プレイリストモジュールは、ユーザに関連付けられたプレイリストにメディアを格納するように動作可能である請求項１記載のシステム。
4. 上記検索モジュールは、プレイリストを受信し、より低いライセンシングレートを有する同様のメディアを返信するように動作可能である請求項３記載のシステム。
5. メディア検索及びライセンシングのためのシステムであって、
   上記システムは、
   ａ．少なくとも１つのプロセッサと、
   ｂ．メモリと、
   ｃ．少なくとも１つのデータベースと、
   ｄ．少なくとも１つのプログラムとを備え、
   上記１つ又は複数のプログラムは、上記メモリに格納され、上記少なくとも１つのプロセッサによって実行されるように構成され、
   上記少なくとも１つのプログラムは、
   ｉ．少なくとも１つのコンテンツ所有者からメディア及びライセンシング情報を受信して上記少なくとも１つのデータベースに格納し、
   ｉｉ．ライセンシングするべきメディアをクライアントが検索するための検索インターフェースを提供し、
   ｉｉｉ．上記少なくとも１つデータベースに格納されたメディアをライセンシングする要求をクライアントから受信し、
   ｉｖ．上記クライアント及び上記少なくとも１つのコンテンツ所有者の間のライセンスを生成するための命令を含むシステム。
6. 上記メディアは音楽であり、
   メディアは、ＭＩＲ（音楽情報検索）データを決定するために分析され、上記少なくとも１つのデータベースに格納され、
   上記検索インターフェースは、音楽を入力することにより検索するように動作可能であり、
   上記音楽は、ＭＩＲデータを決定するために分析され、
   上記検索インターフェースは、ＭＩＲデータによって検索するように動作可能である請求項５記載のシステム。
7. メディアをライセンシングする要求が、自動レートを有するメディアを識別する場合、上記システムはライセンスを自動的に生成する請求項５記載のシステム。
8. メディアをライセンシングする要求が、自動レートなしのメディアを識別する場合、上記システムは、上記コンテンツ所有者に連絡をとるための連絡フォームを上記クライアントに提供する請求項７記載のシステム。
9. 上記システムは、上記クライアントによって要求されたとき、上記コンテンツ所有者に連絡をとるための連絡フォームを上記クライアントに提供する請求項８記載のシステム。
10. 上記検索インターフェースは、利用可能なメディアのカタログと、メディアを発見するフィルタリングツールとを提供する請求項９記載のシステム。
11. 上記検索インターフェースは、チェックアウト前にカート内のメディアのプレイリストを保存するように動作可能である請求項１０記載のシステム。
12. 自動ライセンシングレートは地域及び使用法に依存する請求項１１記載のシステム。
13. メディア検索及びライセンシングのための方法であって、
    ａ．コンテンツ所有者からメディア及びライセンシング情報を受信して少なくとも１つのデータベースへ格納することと、
    ｂ．ライセンシングするべきメディアについてデータベースを検索するように動作可能であるユーザインターフェースをクライアントに提供することと、
    ｃ．上記少なくとも１つのデータベースに格納されたメディアをライセンシングする要求をクライアントから受信することと、
    ｄ．上記クライアント及びコンテンツ所有者の間のライセンスを生成することとを含む方法。
14. 上記メディアは音楽であり、
    上記方法は、
    ＭＩＲデータについてメディアを分析することと、
    上記ＭＩＲデータを上記少なくとも１つのデータベースに格納することと、
    上記ユーザインターフェースへの入力としてクライアントメディアを受信することと、
    ＭＩＲデータについて上記クライアントメディアを分析することと、
    上記クライアントメディアのＭＩＲデータによって上記データベースを検索することとをさらに含む請求項１３記載の方法。
15. 要求されたメディアのライセンシング情報が自動レートを含んでいる場合、クライアント及びコンテンツ所有者の間のライセンスの生成は自動的である請求項１３記載の方法。
16. 上記クライアントから要求がライセンシングの自動レートを含んでいない場合、連絡フォームを上記クライアントに提供することをさらに含む請求項１５記載の方法。
17. 上記方法は、上記クライアントによって要求されたとき、上記コンテンツ所有者に連絡をとるための連絡フォームを上記クライアントに提供することをさらに含む請求項１６記載の方法。
18. 上記ユーザインターフェースは、メディア及び検索フィルタのカタログを表示する請求項１７記載の方法。
19. 上記ユーザインターフェースは、ライセンスを要求する前に、メディアのプレイリストを保存するように動作可能である請求項１８記載の方法。
20. 自動ライセンシングレートは地域及び使用法に依存する請求項１９記載の方法。

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