JP2002278459A - 粘着ラベル - Google Patents
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Abstract
がされた事実が容易に発見でき、剥がされた事実の隠滅
を防止できる粘着ラベルを提供する。 【解決手段】 フィルム基材、脆質樹脂層及び粘着剤層
が順次積層された構造にし、該フィルム基材のTAPP
I T543pm‐84に準拠して測定したこわさを1
0〜100mgの範囲にし、該脆質樹脂層がフィルム基
材に対する剥離性を有し、かつ剥離後のフィルム基材へ
の再接着性を有しないものにする。
Description
容器のキャップと容器本体の両者にかかるように貼付す
ることができ、貼付された後に剥がされた場合、剥がさ
れた事実が容易に発見でき、剥がされた事実の隠滅を防
止できる粘着ラベルに関する。
充填した容器には、異物混入を防ぐ為に、容器本体とキ
ャップの両者にかかるように粘着ラベルを貼付すること
が行われている。従来の粘着ラベルは、紙基材に粘着剤
層を設けたものであり、キャップを開けると粘着ラベル
が破れるのでキャップを開けたことが判明するというも
のである。しかし、この粘着ラベルは、上記二層構造で
あるために、粘着剤層とキャップの界面から剥離させる
ことが可能であり、異物を混入した後剥離された粘着ラ
ベルを再度貼付することが可能であり、その場合異物の
混入の事実を容易に発見できないという問題点がある。
一方、洗剤、シャンプーなどの内容物を充填した容器
は、異物の混入を防ぐ為に、容器本体の取出し口にキャ
ップをした状態で搬送、販売されているが、従来粘着ラ
ベルを貼付することは行われていない。近年、洗剤、シ
ャンプーなどの内容物を充填した容器にも、異物混入防
止を図る要望があり、剥がされた事実が容易に発見で
き、剥がされた事実の隠滅を防止できる粘着ラベルの開
発が望まれていた。
に当たっては、以下の点を特に考慮する必要がある。第
一に、洗剤、シャンプー、油などの内容物を充填した容
器は、通常容器本体に比べて取出し口が小さくなってい
るものが多く、閉じたキャップの下端部では容器本体の
大きさが急激に拡大し、キャップ表面と容器本体表面の
勾配角度が約70〜90度程度になっているものが多い
ので、このような急激に勾配角度が変化する表面(以
下、3次元曲面という。)に粘着ラベルを密着させ、長
期間に亘って接着状態を保持することが必要である。ま
た、洗剤、シャンプー、油等の滑り性の液体がキャップ
に付着した場合にもキャップの開閉がスムーズに行える
ようにキャップの表面は、細かい溝などの滑り防止構造
が形成されているので、このような凹凸面にも粘着ラベ
ルをしっかり接着することが必要である。
ャップと容器本体の両者にかかるように粘着ラベルを貼
付するには、通常人手でなく、連続した剥離シート上に
一定形状に形成された粘着ラベルが多数設けられた粘着
ラベルシートを用い、剥離シートの進行方向を剥離プレ
ートなどにより急激に変えることにより、粘着ラベルの
一部を剥離シート上から剥離させ、被着体に貼付するよ
うにしたラベリングマシンで行われるので、確実に粘着
ラベルが剥離できるラベリング特性を有することが必要
である。したがって、本発明は、上記課題を解決し、内
容物を充填した容器のキャップと容器本体に封止印用に
貼付することができ、貼付された後に剥がされた場合、
剥がされた事実が容易に発見でき、剥がされた事実の隠
滅を防止できる粘着ラベルを提供することを目的とす
る。
解決するために鋭意検討した結果、フィルム基材と粘着
剤層の間に脆質樹脂層を設け、フィルム基材のこわさを
特定の範囲にし、また、フィルム基材と脆質樹脂層の界
面に剥離性を持たせることにより、粘着ラベルを被着体
に貼付後に剥がすと粘着ラベル全体が剥離するのではな
く、フィルム基材のみが剥離し、さらに、剥がされたフ
ィルム基材を脆質樹脂層に再度貼付しようとしても接着
しない性質を脆質樹脂層に持たせることにより、上記課
題を解決できることを見い出し、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、フィルム基材、脆質樹脂層
及び粘着剤層が順次積層され、該フィルム基材のTAP
PI T543pm‐84に準拠して測定したこわさが
10〜100mgの範囲であり、該脆質樹脂層がフィル
ム基材に対する剥離性を有し、かつ剥離後のフィルム基
材への再接着性を有しないものであることを特徴とする
粘着ラベルを提供するものである。また、本発明は、上
記粘着ラベルにおいて、フィルム基材と脆質樹脂層の剥
離強度が150〜1400mN/25mmである粘着ラ
ベルを提供するものである。また、本発明は、上記粘着
ラベルにおいて、脆質樹脂層の厚みが1〜50μmの範
囲である粘着ラベルを提供するものである。さらに、本
発明は、上記粘着ラベルにおいて、フィルム基材がポリ
オレフィン樹脂フィルムであり、脆質樹脂層がアクリル
樹脂とエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂の混合物で形成
されている粘着ラベルを提供するものである。
明する。図において、1は本発明の粘着ラベル、2はフ
ィルム基材、3は脆質樹脂層、4は粘着剤層である。本
発明の粘着ラベル1において、フィルム基材2として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体などのポリオレフィン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ
カーボネート、ポリアミド、ポリイミド、フッ素系樹
脂、またはこれらのいずれかを含む共重合体、ポリマー
ブレンド、ポリマーアロイなどの各種合成樹脂からなる
フィルムが使用できるが、特に、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィンから成るフィルムが好まし
く用いられる。フィルム基材2は、一軸延伸または二軸
延伸されたものであってもよいが、二軸延伸されたもの
が好ましい。フィルム基材2は、単層であってもよい
し、同種又は異種の2層以上の多層であってもよい。ま
た、フィルム基材2は、耐水性のあるものが好ましい。
耐水性があると、水に濡れても破れる等の破損が生じる
ことがない。
て測定したこわさは、加えられた曲げ応力に対する抵抗
能力であり、本発明において具体的にはフィルム基材2
の柔軟性やいわゆる腰の強さを表わすものである。フィ
ルム基材2は、TAPPI T543pm‐84に準拠
して測定したこわさが10〜100mgの範囲であり、
特に15〜60mgの範囲が好ましい。こわさが10m
gより少ないと、フィルム基材2が柔らかすぎ、取り扱
い性やラベリング適性に劣る。こわさが100mgを超
えると、フィルム基材2が硬くなり、3次元曲面に追従
できなくなり、また、被着体凹凸面に接着しづらくな
る。こわさをこの範囲にすることにより、3次元曲面に
粘着ラベル1を接着させ、長期間に亘って接着状態を保
持することができ、また、被着体の凹凸面にも粘着ラベ
ル1をしっかり接着することができ、更には好適なラベ
リング特性をも有することができる。フィルム基材2の
厚みは、特に制限ないが、通常10〜200μmであれ
ばよく、好ましくは20〜100μmである。フィルム
基材2は、透明であってもよいし、不透明であってもよ
い。フィルム基材2の表面又は裏面には、印刷等により
文字、記号、線、図形、絵などの表示層を設けることが
できる。
には、脆質樹脂層3が設けられている。脆質樹脂層3
は、フィルム基材2に対する剥離性を有する。この性質
を有するが故に、粘着ラベル1を被着体に貼付後に剥が
すと粘着ラベル1全体が剥離するのではなく、フィルム
基材2のみが剥離し、脆質樹脂層3と粘着剤層4は被着
体に貼付されたままとなる。さらに、脆質樹脂層3は、
剥離後のフィルム基材2との再接着性を有しない。この
性質を有するが故に、被着体から剥がされたフィルム基
材2を被着体に貼付されたままの脆質樹脂層3に再度貼
付しても接着しない。これにより、粘着ラベル1が、被
着体から剥がされた事実を容易に認識することができ
る。更に、脆質樹脂層3は、脆質性を有していることか
ら、粘着ラベル1を被着体に貼付後、フィルム基材2が
全て剥がされた後、残留している脆質樹脂層3を被着体
から剥がそうとした場合、被着体から粘着剤層4ととも
に部分的にしか剥がすことができず、これにより被着体
から粘着ラベル1を剥がそうとした事実を容易に認識す
ることができる。
物質で構成すればよく、具体的にはポリウレタン樹脂、
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル樹脂などが挙げられるが、フィルム基材2の材質に応
じて、適宜選定すればよい。例えば、フィルム基材2が
ポリプロピレンフィルムなどのポリオレフィンフィルム
である場合は、アクリル樹脂とエチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂の混合物が好ましい。アクリル樹脂とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂の混合物の混合割合は、固
形分比でアクリル樹脂100質量部に対して5〜60質
量部が好ましく、20〜50質量部が特に好ましい。な
お、必要に応じて、酸化チタンやシリカ等の充填剤を前
記樹脂に含有させ、脆質性を高めることもできる。脆質
樹脂層3は、透明であることが好ましい。脆質樹脂層3
の厚みは、1〜50μmが好ましく、5〜30μmが特
に好ましい。脆質樹脂層3をフィルム基材2の表面に設
けるには、溶剤等で希釈した前記樹脂を塗布し、乾燥す
る方法、前記樹脂を熱押出しラミネートする方法などに
より、行うことができる。
は、粘着剤層4が設けられる。フィルム基材2の脆質樹
脂層3に対する剥離強度は、被着体に対する粘着剤層4
の剥離強度及び脆質樹脂層3に対する粘着剤層4の剥離
強度より小さく設定する。フィルム基材2の脆質樹脂層
3に対する剥離強度は、150〜1400mN/25m
mが好ましく、350〜950mN/25mmが特に好
ましい。なお、ここでいう剥離強度とは、JIS Z0
237に準拠して測定したものである。フィルム基材2
の脆質樹脂層3に対する剥離強度を調節するために、フ
ィルム基材2の表面を表面処理してもよい。表面処理方
法としては、例えば、コロナ放電処理、化学処理等が挙
げられる。
ば、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル樹
脂系粘着剤、ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤、ウレタ
ン樹脂系粘着剤、シリコーン樹脂系粘着剤などが挙げら
れる。合成ゴム系粘着剤の具体例としては、スチレン−
ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、イソブチレン
−イソプレンゴム、イソプレンゴム、スチレン−イソプ
レンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック
共重合体、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重
合体、エチレン−酢酸ビニル熱可塑性エラストマーなど
が挙げられる。アクリル樹脂系粘着剤の具体例として
は、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリル
などの単独重合体もしくは共重合体などが挙げられる。
ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤の具体例としては、ポ
リビニルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテルなど
が挙げられる。シリコーン樹脂系粘着剤の具体例として
は、ジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。これら
の粘着剤は、1種単独でまたは2種以上を組み合わせて
用いることができる。
粘着付与剤、軟化剤、老化防止剤、填料、染料又は顔料
などの着色剤などを配合することができる。粘着付与剤
としては、ロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テ
ルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、石油樹
脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノ
ール系樹脂、キシレン樹脂などが挙げられる。軟化剤と
しては、プロセスオイル、液状ゴム、可塑剤などが挙げ
られる。填料としては、シリカ、タルク、クレー、炭酸
カルシウムなどが挙げられる。粘着剤層4の厚みは、特
に制限ないが、通常10〜100μmであればよく、好
ましくは15〜50μmである。
てもよい。また、剥離シート5を使用しないで、フィル
ム基材2の表面に剥離剤を塗布するなどにより剥離性を
付与し、粘着ラベル1をロール巻きにして保存してもよ
い。このようにして、粘着剤層4表面を保護することが
できる。剥離シート5としては、いずれのものを使用し
てもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアリレートなどの各種樹脂よりなるフィルム
や、ポリエチレンラミネート紙、ポリプロピレンラミネ
ート紙、クレーコート紙、樹脂コート紙、グラシン紙等
の各種紙材を基材とし、この基材の粘着剤層4との接合
面に、必要により剥離処理が施されたものを用いること
ができる。この場合、剥離処理の代表例としては、シリ
コーン系樹脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等の
剥離剤よりなる剥離剤層の形成が挙げられる。剥離シー
ト5の厚みは、特に制限されず、適宜選定すればよい。
粘着剤層4は、フィルム基材2の片面に設けられた脆質
樹脂層3に直接塗布、形成してもよく、また、剥離シー
ト5の剥離剤層面に粘着剤を塗布、乾燥させ粘着剤層4
を形成した後、脆質樹脂層3が設けられたフィルム基材
2と貼り合わせてもよい。粘着剤層4の形成方法として
は、特に制限なく種々の方法を用いることができ、例え
ば、エアーナイフコーター、ブレードコーター、バーコ
ーター、グラビアコーター、ロールコーター、カーテン
コーター、ダイコーター、ナイフコーター、スクリーン
コーター、マイヤーバーコーター、キスコーターなどが
挙げられる。
層3の裏面(粘着剤層4が設けられる面)には、文字、
図形、模様などの表示層aを、印刷、印字などの手段で
設けることが好ましい。脆質樹脂層3の裏面に表示層a
が施されていると、印刷受理層またはフィルム基材2が
不透明であるなどの場合は、粘着ラベル1のフィルム基
材2側からは脆質樹脂層3に形成されている表示層aが
目視できないが、フィルム基材2が剥がされたとき、脆
質樹脂層3に形成されている文字や模様などの表示層a
が目視できるので、フィルム基材2が剥離された事実を
極めて容易に把握することことができる。
いが印刷受理層を設けてもよい。フィルム基材2の表面
に印刷受理層を設けることにより、印刷等により文字、
記号、線、図形、絵などの表示層を容易に付することが
できる。印刷受理層は、透明であってもよいし、不透明
であってもよい。印刷受理層の厚みは、特に制限ない
が、通常0.1〜30μmであればよく、好ましくは1
〜10μmである。印刷受理層は、タルク、クレー、シ
リカ等の充填剤とアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂
等の有機バインダーとの混合樹脂溶液を塗布、印刷など
の方法により形成することができる。
た後に剥がそうとすると、フィルム基材2が脆質樹脂層
3との界面から剥がされ、脆質樹脂層3は粘着剤層4と
共に被着体に残る。フィルム基材2を不透明にして、脆
質樹脂層3の裏面に文字、模様などの表示層aを設けて
いると、フィルム基材2を剥がしたときに、脆質樹脂層
3の印刷が認識でき、剥がした事実を容易に判明でき
る。脆質樹脂層3は、粘着性がなく、その表面がべとつ
かないので、フィルム基材2を再度貼付しようとして
も、貼付することができない。一方、脆質樹脂層3は、
脆性であるため破らないで被着体から剥がすことが困難
であるので、改ざんしにくい。
る。ただし、本発明は、これらの例によって、何ら限定
されるものではない。 <こわさの測定方法>フィルム基材のTAPPI T5
43pm‐84に準拠して測定したこわさは、こわさ測
定機(TAPPI Information Reso
urcesAdministrator製)により、測
定した。フィルム基材のこわさは、フィルム基材の流れ
方向と幅方向の平均値である。
0μm、こわさ25mgの白色二軸延伸ポリプロピレン
フィルム(日清紡績(株)製、商品名「ピーチコートS
PB‐70」)の裏面に、コロナ放電処理し、次いでア
クリル樹脂としてのポリメタクリル酸メチル100質量
部(固形分)に対してエチレン−酢酸ビニル樹脂30質
量部(固形分)の混合物を含む塗工液を塗布、乾燥し
て、透明脆質樹脂層(厚み:10μm)を設け、脆質樹
脂層付きフィルム基材を作製した。さらに、この脆質樹
脂層の表面に印刷により表示層を形成した。一方、長さ
20m、幅10cm、厚さ80μmの剥離シート(リン
テック(株)製、商品名「SP‐8KA」)の剥離層面
にアクリル系粘着剤(リンテック(株)製、商品名「P
A−T1」)をナイフコーターにより塗布、乾燥して、
粘着剤層(厚み:20μm)を設け、粘着剤層付き剥離
シートを作製した。次に、粘着剤層付き剥離シートの粘
着剤層の上に上記脆質樹脂層付きフィルム基材の脆質樹
脂層を重ねて貼り合わせて、粘着ラベルを作製した。次
いで、ダイカット装置により、剥離シート上に8cm×
3cmの長方形状の粘着ラベルが連続的に並べられた粘
着ラベルシートに成形した。
ャンプー容器の細かい溝の滑り防止構造が形成されてい
るキャップと容器本体との封止部にラベリングマシン
(リンテック(株)、商品名「MD‐1」)を用いて、
80枚/分のスピードでラベリングテストを行ったとこ
ろ、全て良好に貼付することができた。また、貼付1ヶ
月後、粘着ラベルを剥がしたところ、フィルム基材が脆
質樹脂層の界面から剥がされ、脆質樹脂層とその下層の
粘着剤層はシャンプー容器本体に貼付されたままであっ
た。また、脆質樹脂層面に印刷された表示層を目視によ
り認識できた。フィルム基材の脆質樹脂層からの剥離強
度は、400mN/25mmであった。また、剥がされ
たフィルム基材をさらに再び脆質樹脂層に貼付し直して
も、貼付できなかった。
凸面を有する被着体に良好に接着でき、また被着体に貼
付された後に剥がされた場合、剥がされた事実が容易に
発見でき、剥がされた事実の隠滅を防止できる。
Claims (4)
- 【請求項1】フィルム基材、脆質樹脂層及び粘着剤層が
順次積層され、該フィルム基材のTAPPI T543
pm‐84に準拠して測定したこわさが10〜100m
gの範囲であり、該脆質樹脂層がフィルム基材に対する
剥離性を有し、かつ剥離後のフィルム基材への再接着性
を有しないものであることを特徴とする粘着ラベル。 - 【請求項2】フィルム基材と脆質樹脂層の剥離強度が1
50〜1400mN/25mmである請求項1記載の粘
着ラベル。 - 【請求項3】脆質樹脂層の厚みが1〜50μmの範囲で
ある請求項1又は2記載の粘着ラベル。 - 【請求項4】フィルム基材がポリオレフィン樹脂フィル
ムであり、脆質樹脂層がアクリル樹脂とエチレン酢酸ビ
ニル共重合体樹脂の混合物で形成されている請求項1〜
3のいずれかに記載の粘着ラベル。
Priority Applications (1)
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JP2001077640A JP4684441B2 (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 粘着ラベル |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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