JP2002278377A

JP2002278377A - 画像記録装置

Info

Publication number: JP2002278377A
Application number: JP2001076458A
Authority: JP
Inventors: Katsura Inoue; 桂井上
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2001-03-16
Filing date: 2001-03-16
Publication date: 2002-09-27
Anticipated expiration: 2021-03-16
Also published as: JP3975682B2

Abstract

(57)【要約】【課題】用紙情報の設定、変更に際して煩雑な操作を
回避して操作性を向上させるとともに、容易に用紙情報
の設定を可能とすることで誤った用紙を供給することに
よるいわゆるミスコピーを防止する。【解決手段】給紙トレイが装填され、前記給紙トレイ
に収容された画像記録用紙を枚葉して画像記録を行う画
像記録装置において、前記給紙トレイに収容された画像
記録用紙の用紙情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された前記用紙情報を表示する表示手段と、前
記画像記録用紙の用紙情報の設定又は変更を含む編集を
指示する編集指示手段と、前記編集指示手段によって指
示された用紙情報に基づいて前記記憶手段の記憶内容を
書き換える書換手段と、を有し、所定の条件が成立した
ときに、前記用紙情報を前記表示手段に表示して、前記
用紙情報の設定または変更を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置、特
に、画像記録すべき用紙を収容する給紙トレイを備えた
ファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像記録装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、プリンタ、ファクシミリ、デ
ィジタル複写機等の画像記録装置において、複数の給紙
トレイを備え、この給紙トレイに収容される用紙の用紙
情報を設定・登録することが可能な装置が提案されてい
る。このような装置において、用紙情報の設定を行うに
は、以下のような装置毎に定まった手順を経なければな
らない。たとえば、画像記録装置に設けられた表示部に
装置の全機能を表示する画面を表示させ、その画面に表
示された項目から用紙情報を設定する画面を表示させる
ための項目を選択し、用紙情報を設定する画面を表示さ
せる。そして、画像記録用紙の紙質、サイズ、厚さ等を
入力、設定して表示させた画面を閉じる。

【０００３】また、このような手順を強いられることに
加えて、用紙情報の設定、変更が、画像記録装置の全ユ
ーザには認められず、装置の管理者等の特定のユーザに
のみ認められるような装置もある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように従来の画像記録装置では、用紙情報の設定又は
変更に際して、装置毎に定まった複雑な操作を経なけれ
ばならず、ユーザは煩雑な操作を強いられることとなる
という問題がある。

【０００５】また、給紙トレイへの画像記録用紙の供給
と、用紙情報の設定操作とが連動していないことから、
操作が煩雑であるのみならず、用紙情報の設定操作を忘
れる虞があると共に、給紙トレイに本来供給すべき用紙
と異なる用紙を収容する虞があり、誤った用紙を供給し
た場合には、いわゆるミスコピーが発生するという問題
がある。

【０００６】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、用紙情報の設定、変更に際して煩雑な操作を回
避して操作性を向上させるとともに、容易に用紙情報の
設定を可能とすることで誤った用紙を供給することによ
るいわゆるミスコピーを防止することのできる画像記録
装置の提供を目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１の発明は、給紙トレイが装填され、前記給紙
トレイに収容された画像記録用紙を枚葉して画像記録を
行う画像記録装置において、前記給紙トレイに収容され
た画像記録用紙の用紙情報を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された前記用紙情報を表示する表示手段
と、前記画像記録用紙の用紙情報の設定又は変更を含む
編集を指示する編集指示手段と、前記編集指示手段によ
って指示された用紙情報に基づいて前記記憶手段の記憶
内容を書き換える書換手段と、を有し、所定の条件が成
立したときに、前記用紙情報を前記表示手段に表示し
て、前記用紙情報の設定または変更を可能とすることを
特徴としている。

【０００８】請求項１の発明によれば、給紙トレイが装
填され、前記給紙トレイに収容された画像記録用紙を枚
葉して画像記録を行う画像記録装置において、記憶手段
に前記給紙トレイに収容された画像記録用紙の用紙情報
を記憶する。用紙情報には、画像記録用紙の紙質、厚
さ、サイズ等が含まれ、この用紙情報の記憶は、予めユ
ーザにより設定されたものでも良いし、給紙トレイによ
り自動判別された情報でも良い。そして、表示手段に前
記記憶手段に記憶された前記用紙情報を表示する。表示
手段に用紙情報を表示することで、給紙トレイに収容さ
れた画像記録用紙の紙質、厚さ、サイズ等種類を把握す
ることができ、これを視覚により確認することで、新た
に収容した画像記録用紙の用紙情報と一致するか否か照
合することができ、一致しない場合には変更することが
できる。用紙情報の設定又は変更等の編集に際しては、
編集指示手段により前記画像記録用紙の用紙情報の設定
又は変更を含む編集を指示する。編集の指示は、例え
ば、画像記録装置に設けられたボタン、キーや、いわゆ
るタッチパネルによるボタン、キーにより行うことがで
きる。用紙情報の設定又は変更があった場合には、書換
手段により前記編集指示手段によって指示された用紙情
報に基づいて前記記憶手段の記憶内容を書き換える。こ
れにより新たに設定された用紙情報を記憶することがで
きる。また、この用紙情報の設定又は変更のタイミング
は、所定の条件が成立したときであり、このとき前記用
紙情報を前記表示手段に表示して、前記用紙情報の設定
または変更が可能となる。ここで、所定の条件が成立し
たときとは、例えば、ユーザにより給紙トレイに対する
何らかの操作があったときや、予め設定された時間にな
った場合、所定の時間が経過した場合、画像記録装置に
ユーザが近づいた場合、ユーザが接触した場合等種々の
ケースが考えられる。また、設定または変更に際して、
警告音や音声、点滅等によりユーザに報知する手段を付
加しても良い。なお、表示させた用紙情報の削除はユー
ザによる入力操作によって行っても良いし、給紙トレイ
に対する操作時に自動的に行っても良い。

【０００９】よって、用紙情報の設定、変更に際して煩
雑な操作を回避して操作性を向上させるとともに、容易
に用紙情報の設定を可能とすることで誤った用紙を供給
することによるいわゆるミスコピーを防止することがで
きる。

【００１０】請求項２の発明は、前記請求項１記載の画
像記録装置において、前記用紙情報には、画像記録用紙
の紙質または厚さまたはサイズまたは名称が含まれるこ
とを特徴としている。

【００１１】請求項２の発明によれば、画像記録用紙の
用紙情報として少なくとも画像記録用紙の紙質または厚
さまたはサイズまたは名称を含ませることで、ユーザに
よる画像記録用紙の識別性が向上し、給紙トレイへの用
紙の供給ミスが低減し、操作性の向上が図られる。

【００１２】請求項３の発明は、前記請求項１又は請求
項２記載の画像記録装置において、所定の条件が成立し
たときに、前記表示手段に前記用紙情報の表示を行うか
否かを選択的に設定可能とすることを特徴としている。

【００１３】請求項３の発明によれば、前記表示手段に
前記用紙情報の表示を行うか否かを選択的に設定可能と
することで、例えば、画像記録装置に供給する画像記録
用紙が一定のものである場合等、用紙情報を表示させ、
設定または変更をさせる必要の無い場合には、表示手段
への表示を行わないように設定することを可能とし、不
必要な操作を減らすことで操作性を向上させる。

【００１４】請求項４の発明は、前記請求項１乃至請求
項３の何れか１項記載の画像記録装置において、前記所
定の条件が成立した時は、少なくとも前記給紙トレイに
対する操作の時であることを特徴としている。

【００１５】また、請求項５の発明は、前記請求項４記
載の画像記録装置において、前記給紙トレイに対する操
作には、前記給紙トレイの格納または取り出しが含まれ
ることを特徴としている。

【００１６】請求項４又は請求項５の発明によれば、前
記所定の条件が成立した時は、少なくとも前記給紙トレ
イに対する操作の時であり、特に、前記給紙トレイに対
する操作には、前記給紙トレイの格納または取り出しが
含まれる。これにより、給紙トレイの操作の時、特に、
給紙トレイを取り出した時、又は給紙トレイに画像記録
用紙を収容して格納した時に用紙情報の設定または変更
が可能となるので、用紙情報の設定忘れ等が防止さると
共に、煩雑な操作を経ることなく用紙情報の設定又は変
更が可能であることから操作性が向上する。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図１は、本発明の実
施の形態にかかる画像記録装置１０の概略構成を示すブ
ロック図である。画像記録装置１０は、画像読取部２
０、出力部１８、給紙ユニット１６、主制御部１４、お
よび、操作部１２とから構成される。画像記録装置１０
は、インタフェイス２２を介して外部機器であるホスト
コンピュータ（以下、ホストＰＣという）２４と接続さ
れている。

【００１８】画像読取部２０は、いわゆるスキャナであ
り、インタフェイス２２を介して主制御部１４と接続さ
れている。画像読取部２０では、図示しない原稿載置台
に載置された原稿画像を読取り、当該読み取った画像に
ついて、文字、画像からなるイメージデータと制御デー
タ（コマンドデータ）を作成し、これらの各データを主
制御部１４へ送信する。

【００１９】主制御部１４は、画像読取部２０またはホ
ストＰＣ２４から送信された各データを受信し、受信し
た各データを解析して解析したデータを出力部１８へ送
信する。また、主制御部１４は、画像記録装置１０を構
成する各部への各種情報の入出力や、画像記録装置１０
の駆動等を制御する。また、主制御部１４は、後述する
給紙ユニット１６から用紙情報を受信してこの用紙情報
を操作部１２へ送信する。

【００２０】出力部１８は、図示しないレーザダイオー
ド、ポリゴンミラー、レンズ等の光学部品で構成された
プリントヘッドと、感光体、帯電器、現像器等の電子写
真プロセス器とを備え、インタフェイス２２を介して主
制御部１４と接続されている。

【００２１】給紙ユニット１６は、インタフェイス２２
を介して主制御部１４と接続されており、給紙ユニット
１６には、画像記録紙を収容可能な給紙トレイ２８Ａ、
２８Ｂ、２８Ｃが抜き差し自在に装填されている。給紙
ユニット１６は、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃに
収容された画像記録紙を出力部へ供給する。また、給紙
トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃには、図示しないセンサ
が設けられており、このセンサにより給紙トレイ２８
Ａ、２８Ｂ、２８Ｃが給紙ユニット１６から取り出され
た又は給紙ユニットに装填されたことを判断する。

【００２２】出力部１８では、主制御部１４から送信さ
れた各データに基づいて、プリントヘッドのレーザダイ
オードからレーザビームを発生させ、帯電器により一様
に帯電された感光体上にこのレーザビームを照射して静
電潜像を形成し、現像器によってこの静電潜像を現像し
た後、給紙ユニット１６から供給された記録紙に所定の
文字または画像を転写記録する。

【００２３】操作部１２は、主制御部１４へ各種情報の
入力を行うものであり、主制御部１４と接続されてい
る。操作部１２は、操作部１２と主制御部１４との間の
各種情報の送受信を制御する入出力制御部３０および、
入出力制御部３０へ各種情報の入力を行い、また、入出
力制御部３０から受信したの情報を出力する入出力部３
２とを備えている。

【００２４】入出力制御部３０は、入出力に関する種々
の処理をつかさどる中央演算処理装置（以下、ＣＰＵと
いう）４０、ＲＯＭ４１およびＲＡＭ４２とを備えてい
る。

【００２５】ＣＰＵ４０は、入出力部３２を制御、駆動
しするとともに、書換手段として機能し、後述する入出
力部３２のタッチパネル４６から入力された用紙情報を
主制御部１４を介して受信し、ＲＡＭ４２に記憶された
用紙情報を受信した用紙情報に書き換える。ＲＯＭ４１
は、入出力部３２による入出力の制御用プログラム等の
各種プログラムや入出力に関連する種々のデータを格納
し、ＣＰＵ４０にこれらの各種プログラムや種々のデー
タを出力する。

【００２６】ＲＡＭ４２は、入出力部３２から送信され
た入力データ等を一時的に格納する。また、記憶手段と
して機能し、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃに収容
された画像記録用紙の用紙情報を主制御部１４およびＣ
ＰＵ４０を介して受信し、受信した用紙情報を記憶す
る。

【００２７】入出力部３２は、表示部４５、タッチパネ
ル４６、ハードキー４７、発音器４８、および消音キー
４９を含んでいる。表示部４５は、表示手段として機能
するものであり、液晶表示装置（ＬＣＤ）等から構成さ
れ、画像記録装置１０が有する各機能の表示、画像記録
装置１０の処理状態の表示、エラーメッセージ、ＲＡＭ
４２に記憶された用紙情報等の表示を行う。

【００２８】また、表示部４５には、給紙トレイ２８
Ａ、２８Ｂ、２８Ｃの操作の時に、ＲＡＭ４１に記憶さ
れた用紙情報が図２に示すような用紙情報設定変更画面
５０として、現在表示された画面８０に重ねて表示され
るようになっている。用紙情報設定変更画面５０には、
サイズ変更ボタン５１、種類変更ボタン５２および確認
終了ボタン５３が表示されている。

【００２９】サイズ変更ボタン５１を押下すると、図３
に示すように、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃに収
容された画像記録用紙の用紙情報のうちサイズに関する
情報の設定を行うサイズ設定変更画面５５が表示され
る。ユーザはサイズ設定変更画面５５に表示されたボタ
ン群５８から所望のサイズについてのボタンを選択し、
押下し、その後に決定ボタン５７を押下することでサイ
ズの設定又は変更を行うことができる。なお、ボタンを
誤って押下した場合には、キャンセルボタン５６を押下
することにより訂正することができる。

【００３０】また、種類変更ボタン５２を押下すると、
図４に示すように、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ
に収容された画像記録用紙の用紙情報のうち種類に関す
る情報の設定を行う種類設定変更画面６０が表示され
る。ユーザは種類設定変更画面６０に表示されたボタン
群６２から所望の種類についてのボタンを選択し、押下
し、その後に決定ボタン５７を押下することで種類の設
定又は変更を行うことができる。なお、サイズの設定変
更の場合と同様に、ボタンを誤って押下した場合には、
キャンセルボタン５６を押下することにより訂正するこ
とができる。

【００３１】この用紙情報設定変更画面５０は、給紙ト
レイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃの抜き出し又は格納時に、
もともと収容されていた画像記録用紙の用紙情報を含め
て表示させることもでき、また給紙トレイ２８Ａ、２８
Ｂ、２８Ｃの格納時に新たに収容された画像記録用紙の
用紙情報を表示させることもできる。また、用紙情報設
定変更画面５０の消去は、確認終了ボタン５３を行うこ
とで可能となる。

【００３２】さらにまた、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、
２８Ｃの操作時に上記した用紙情報設定変更画面５０を
表示させるか否かは、ユーザが任意に設定することがで
きる。例えば、画像記録装置１０の起動時に、図５に示
す給紙トレイ操作時の用紙確認設定画面６４を表示さ
せ、所望のボタンを選択し押下することで、用紙情報設
定変更画面５０の表示、非表示を選択、設定することが
できる。また、例えば、図６に示す給紙トレイ操作時の
用紙確認設定画面６６では、用紙情報設定変更画面５０
の表示、非表示の選択のみならず、表示する設定とした
場合に、用紙情報の確認のみか確認と共に変更を可能と
するかを選択、設定することができる。

【００３３】タッチパネル４６は、編集指示部として機
能し、ユーザの触指により入力が可能なボタン、キー等
の図形を表示させ、ユーザにより画像記録装置１０の各
種機能の選択、実行条件の設定等を行うことができる。
ハードキー４７には、テンキー、スタートキー、キャン
セルキー、節電モードボタン等の各種のボタン、キーが
含まれている。

【００３４】以下、図７のフローチャートを参照して、
画像記録装置１０における給紙トレイへの操作があった
場合の用紙情報の設定操作にかかる動作の流れついて説
明する。

【００３５】図７のステップ１００において、給紙トレ
イへ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃの操作が行われた場合に次
のステップ１０２へ進む。ここで、給紙トレイ２８Ａ、
２８Ｂ、２８Ｃへの操作には、給紙トレイ２８Ａ、２８
Ｂ、２８Ｃの給紙ユニット１６からの抜き出し、格納が
含まれる。

【００３６】次のステップ１０２では、給紙トレイ２８
Ａ、２８Ｂ、２８Ｃへの操作があったことをトリガとし
て用紙情報設定変更画面５０を表示部４５に表示する
（図２参照）。すなわち、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、
２８Ｃへの操作があった場合にが給紙ユニット１６から
その旨が主制御部１４へ送信され、主制御部１４が給紙
トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃへの操作があった旨の情
報を入出力制御部３０に送信する。入出力制御部３０で
は、この情報の受信を受けて表示部４５に、用紙情報設
定変更画面５０を表示させる旨の指示を送信する。

【００３７】なお、用紙情報設定変更画面５０では、給
紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃに現在収容されている
画像記録用紙の用紙情報を表示しても良いし、過去に収
容されていた画像記録用紙の用紙情報を表示しても良
い。さらに、予めＲＡＭ４２に記憶された既定の用紙情
報を表示させても良い。

【００３８】次のステップ１０４では、用紙情報設定変
更画面５０においてユーザによる用紙情報の設定、変更
が終了したか否かを判断する。この判断は、図２に示す
用紙情報設定変更画面５０の確認終了ボタン５３の押下
をトリガとして行われる。すなわち、確認終了ボタン５
３の押下があったか否かを判断し、確認終了ボタン５３
の押下が無いと判断された場合には、ステップ１０４の
動作を繰返し、確認終了ボタン５３の押下があったと判
断された場合には、用紙情報設定変更画面を消去して、
次のステップ１０６に進む。

【００３９】次のステップ１０６では、設定、変更され
た用紙情報を書換え、ＲＡＭ４２に記憶して本ルーチン
を終了する。

【００４０】また、画像記録装置１０では、図８のフロ
ーチャートのように動作させることもできる。

【００４１】図８のステップ２００では、給紙トレイ２
８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃの何れかが給紙ユニット１６から
抜き出されたことをトリガとして、次のステップ２０２
へ進む。ステップ２０２では、抜き出した給紙トレイ２
８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃに画像記録用紙の補給又は交換を
行う。この補給又は交換が完了した場合に、ユーザによ
り給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃが給紙ユニット１
６へ装填される。給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃが
装填されると、ステップ２０２において収容された画像
記録用紙のサイズ等自動判別可能な用紙情報について
は、給紙トレイ２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃから給紙ユニッ
ト１６、主制御部１４を介して入出力制御部３０へ送信
される。なお、ステップ２０４では、この装填があった
ことをトリガとして次のステップ２０６へ進む。

【００４２】ステップ２０６では、上記した図７のステ
ップ１０２と同様に用紙情報設定変更画面が表示され
る。このとき、用紙情報設定変更画面に表示される用紙
情報は、ステップ２０２で収容された画像記録用紙の用
紙情報である。すなわち、ステップ２０２で入出力制御
部３０が主制御部１４から受信した用紙情報である。

【００４３】そして、ステップ２０８、２１０におい
て、上記した図７のステップ１０４、１０６と同様の動
作が行われ、ユーザによる用紙情報の設定、変更が完了
し、用紙情報の書換え、記憶が終了すると本ルーチンが
終了する。

【００４４】このように、給紙トレイへの操作と用紙情
報の設定、変更操作とが連動していることから、用紙情
報の設定、変更に際して煩雑な操作を行う必要がなく、
操作性が向上する。また、ユーザが給紙トレイ２８Ａ、
２８Ｂ、２８Ｃへの画像記録用紙の補給、交換を行う場
合に、用紙情報の設定、変更が必要であるか否かを意識
する必要がなく、用紙情報の設定、変更忘れに起因する
ミスコピーが防止される。とくに、新しく収容した画像
記録用紙の用紙情報を表示させる場合には、これから用
いようとする画像記録用紙の用紙情報を視覚により確認
することができ、ミスコピー防止が促進される。

【００４５】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙情報の設定、変更に際して煩雑な操作を回避して操作
性を向上させるとともに、容易に用紙情報の設定を可能
とすることで誤った用紙を供給することによるいわゆる
ミスコピーを防止することができる、という優れた効果
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置の
概略構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置の
表示部に表示される用紙情報設定変更画面の一例を示す
説明図である。

【図３】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置の
表示部に表示される用紙情報設定変更画面の一例を示す
説明図である。

【図４】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置の
表示部に表示される用紙情報設定変更画面の一例を示す
説明図である。

【図５】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置に
おいて、給紙トレイ操作時の用紙情報の確認を行うか否
かを設定する画面の一例を示す説明図である。

【図６】本発明の実施の形態にかかる画像記録装置に
おいて、給紙トレイ操作時の用紙情報の確認を行うか否
かを設定する画面の一例を示す説明図である。

【図７】画像記録装置における給紙トレイへの操作が
あった場合の用紙情報の設定操作にかかる動作の流れを
示すフローチャートである。

【図８】画像記録装置における給紙トレイへの操作が
あった場合の用紙情報の設定操作にかかる動作の流れを
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０画像記録装置１２操作部１４主制御部１６給紙ユニット２８Ａ給紙トレイ３０入出力制御部３２入出力部４０ＣＰＵ４２ＲＡＭ４５表示部４６タッチパネル５０用紙情報設定変更画面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 1/00 １０６Ｈ０４Ｎ 1/00 １０６ＺＦターム(参考） 2C061 AP03 AP04 HH03 HJ07 HK07 HL01 HN04 HN15 HN27 2H027 DC02 DC19 DE07 EE08 EF09 EJ08 FB09 GB03 GB19 GB20 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC18 FC29 FC30 HA33 HD07 KB02 KB03 LA02 MA03 MA09 MA26 MA27 MB19 MC27 MC28 5C062 AA05 AB20 AB22 AB25 AB30 AB42 AC05 AF10 BA00

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】給紙トレイが装填され、前記給紙トレイ
に収容された画像記録用紙を枚葉して画像記録を行う画
像記録装置において、前記給紙トレイに収容された画像記録用紙の用紙情報を
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記用紙情報を表示する表示
手段と、前記画像記録用紙の用紙情報の設定又は変更を含む編集
を指示する編集指示手段と、前記編集指示手段によって指示された用紙情報に基づい
て前記記憶手段の記憶内容を書き換える書換手段と、を
有し、所定の条件が成立したときに、前記用紙情報を前記表示
手段に表示して、前記用紙情報の設定または変更を可能
とすることを特徴とする画像記録装置。
【請求項２】前記用紙情報には、画像記録用紙の紙質
または厚さまたはサイズまたは名称が含まれることを特
徴とする請求項１記載の画像記録装置。
【請求項３】所定の条件が成立したときに、前記表示
手段に前記用紙情報の表示を行うか否かを選択的に設定
可能とすることを特徴とする請求項１又は請求項２記載
の画像記録装置。
【請求項４】前記所定の条件が成立した時は、少なく
とも前記給紙トレイに対する操作の時であることを特徴
とする請求項１乃至請求項３の何れか１項記載の画像記
録装置。
【請求項５】前記給紙トレイに対する操作には、前記
給紙トレイの格納または取り出しが含まれることを特徴
とする請求項４記載の画像記録装置。