JP2008017108A - 画像形成システム、ユーザインターフェース装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザインターフェース装置にてパラメータ値を設定する際に想定した用紙と画像形成装置にて使用される用紙との間に不整合が発生することを抑制する。
【解決手段】用紙トレイと用紙を搬送する搬送部と画像形成部とを有するカラープリンタ3と、カラープリンタ3における搬送部や画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するパーソナルコンピュータ2とを備え、カラープリンタ3が用紙トレイの設定状態に変更があった旨や変更後の設定状態の内容を含む情報をパーソナルコンピュータ2に対して送信すると、パーソナルコンピュータ2は、ユーザに設定状態の変更への対応を促すための所定の表示やユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう。
【選択図】図1
【解決手段】用紙トレイと用紙を搬送する搬送部と画像形成部とを有するカラープリンタ3と、カラープリンタ3における搬送部や画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するパーソナルコンピュータ2とを備え、カラープリンタ3が用紙トレイの設定状態に変更があった旨や変更後の設定状態の内容を含む情報をパーソナルコンピュータ2に対して送信すると、パーソナルコンピュータ2は、ユーザに設定状態の変更への対応を促すための所定の表示やユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置とユーザインターフェース装置とにより構成された画像形成システム等に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置では、一般のコピー向け用紙だけでなく、様々な用紙が用いられる。特に、出版や広告等といった専門業者向けの高級機種では、上質紙や中質紙、コート紙、アート紙等といった多種多様な用紙の使用を前提としている。
このような画像形成装置として例えば電子写真方式を例とすると、画像が形成される過程において、用紙積載部からの給紙動作に始まって用紙を所定の搬送路に沿って搬送する用紙搬送、用紙へのトナー像の転写処理、転写されたトナー像の用紙への定着処理等といった各種の動作・処理が実行される。そして、これらの各種の動作・処理においては、それぞれに用紙の種類(紙種)毎に最適な設定条件が存在している。したがって、極めて高レベルの画像品質を実現しようとすると、使用される用紙の材質や厚さ、サイズ等といった紙種に合わせて、用紙搬送系および各プロセス部にて設定される条件をそれぞれ調整する必要がある。
そのため、従来より、例えば、予め画像形成装置に用紙の種類に応じた搬送条件を記憶させておき、使用する用紙の種類に対応した搬送条件をその中から自動的に選択して設定する等の技術が存在している(例えば、特許文献1参照)。
このような画像形成装置として例えば電子写真方式を例とすると、画像が形成される過程において、用紙積載部からの給紙動作に始まって用紙を所定の搬送路に沿って搬送する用紙搬送、用紙へのトナー像の転写処理、転写されたトナー像の用紙への定着処理等といった各種の動作・処理が実行される。そして、これらの各種の動作・処理においては、それぞれに用紙の種類(紙種)毎に最適な設定条件が存在している。したがって、極めて高レベルの画像品質を実現しようとすると、使用される用紙の材質や厚さ、サイズ等といった紙種に合わせて、用紙搬送系および各プロセス部にて設定される条件をそれぞれ調整する必要がある。
そのため、従来より、例えば、予め画像形成装置に用紙の種類に応じた搬送条件を記憶させておき、使用する用紙の種類に対応した搬送条件をその中から自動的に選択して設定する等の技術が存在している(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記したように用紙の種類(紙種)は多種多様であり、加えて、従来と異なる新たな用紙も日々開発されている。それに伴って、特に高品質な画像や特殊な画像表現が要求される画像形成装置では、このような各種用紙に対応した用紙搬送系や各プロセス部での設定を行なうパラメータとして、多種類のパラメータを用意し、さらには、それぞれのパラメータでの設定値を細分化する必要が生じている。そのため、画像形成装置自体にこのような多数のパラメータを記憶しておき、用紙搬送系や各プロセス部でのパラメータ値の設定処理を画像形成装置自体に行なわせることは、画像形成装置内に設置されたコントローラ(制御部)のデータ処理の負荷を大きなものとしている。
一方、このような画像形成装置に対して、画像形成の対象となる画像データを送信するのはパーソナルコンピュータ等の端末装置であるのが一般的である。そのため、端末装置のほうで画像形成装置におけるパラメータ値の設定を行なうように構成すれば、画像形成装置内のコントローラの負荷を低減させることができる。また、端末装置を用いれば、キーボード等から容易にパラメータ値の設定を行なうことができるので、ユーザにとっても入力操作が行ない易いという利点もある。
しかしながら、端末装置と画像形成装置とは別体の装置であるため、電源はそれぞれ別個に設定されている。それにより、一方が電源ONの状態であるのに対して、他方は電源OFFの状態であるという状況が発生し得る。したがって、例えば、端末装置がOFFの状態にある間に画像形成装置の用紙が変更された場合には、その用紙変更情報を画像形成装置から端末装置に伝達できず、端末装置は用紙の変更を把握することができない。そのために、端末装置から用紙に対応したパラメータ値の設定を行なったが、実際に画像形成装置に搭載されている用紙は、端末装置にて設定されたパラメータ値に対応した用紙とは異なるという事態が生じる場合がある。
そこで本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、端末装置から画像形成装置に対してパラメータ値の設定を行なう場合に、端末装置にてパラメータ値を設定する際に想定した用紙と画像形成装置にて使用される用紙との間に不整合が発生することを抑制することにある。
かかる目的のもと、本発明の画像形成システムは、記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置と、画像形成装置と通信可能に接続され、ユーザの操作入力または所定の処理に基づいて、画像形成装置における搬送部および/または画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するユーザインターフェース装置とを備え、画像形成装置は、記録紙格納部の設定状態に変更があった場合に、設定状態に変更があった旨および/または変更後の設定状態の内容を含む情報をユーザインターフェース装置に対して送信し、ユーザインターフェース装置は、画像形成装置から上記した情報を受信した場合に、ユーザに設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なうことを特徴としている。
ここで、画像形成装置は、ユーザインターフェース装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、ユーザインターフェース装置に対して上記した情報を送信することを特徴とすることができる。また、画像形成装置は、画像形成装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、ユーザインターフェース装置に対して上記した情報を送信することを特徴とすることもできる。さらに、画像形成装置は、設定状態の変更として、記録紙格納部の開閉動作、記録紙格納部に格納される記録紙の交換、および記録紙格納部の配列の変更のいずれか一または複数が行なわれた場合に、ユーザインターフェース装置に対して上記した情報を送信することを特徴とすることができる。加えて、画像形成装置は、記録紙格納部の設定状態を記憶する状態記憶部を備え、状態記憶部に記憶された設定状態に基づいて記録紙格納部の設定状態の変更の有無を判断することを特徴とすることもできる。
加えて、ユーザインターフェース装置は、画像形成装置から上記した情報を受信した場合に、かかる情報に含まれる変更後の設定状態の内容に対応したパラメータ値を設定する処理を行なうことを特徴とすることもできる。特に、ユーザインターフェース装置は、予め使用が想定される記録紙に対応して設定されたパラメータ値を記憶する第1の記憶部と、ユーザインターフェース装置にて新たに設定されたパラメータ値を記憶する第2の記憶部とを有するとともに、上記した情報に含まれる変更後の設定状態の内容に対応したパラメータ値として、第1の記憶部または第2の記憶部に記憶されたパラメータ値の一を選択して設定することを特徴とすることもできる。
また、本発明をユーザインターフェース装置として捉え、本発明のユーザインターフェース装置は、記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置との間で情報の入出力を管理する入出力部と、ユーザの操作入力を受け付ける操作入力部と、操作入力部にて受け付けた操作入力または所定の処理に基づいて、画像形成装置における搬送部および/または画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するパラメータ設定処理部と、画像形成装置から記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または変更後の設定状態の内容を含む情報を受信した場合に、ユーザに設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう表示部とを備えたことを特徴としている。
ここで、入出力部は、ユーザインターフェース装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、または画像形成装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、画像形成装置から記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または設定状態の変更の内容を含む情報を受け付けることを特徴とすることができる。また、パラメータ設定処理部は、画像形成装置から記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または設定状態の変更の内容を含む情報を受け付けた場合に、かかる情報に含まれる変更後の設定状態の内容に対応したパラメータ値を設定する処理を行なうことを特徴とすることもできる。
また、本発明をユーザインターフェース装置として捉え、本発明のユーザインターフェース装置は、コンピュータに装置の動作制御を実行させる際に用いられるプログラムであって、記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置から、記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または変更後の設定状態の内容を含む情報を受け付ける機能と、ユーザの操作入力を受け付ける機能と、受け付けた操作入力に基づいて、画像形成装置における搬送部および/または画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定する機能と、画像形成装置から上記した情報を受け付けた場合に、ユーザに設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう機能とをコンピュータに実現させることを特徴としている。
ここで、画像形成装置から上記した情報を受け付けた場合に、かかる情報に含まれる設定状態の変更の内容に対応したパラメータ値を設定する機能をさらに備えたことを特徴とすることができる。
ここで、画像形成装置から上記した情報を受け付けた場合に、かかる情報に含まれる設定状態の変更の内容に対応したパラメータ値を設定する機能をさらに備えたことを特徴とすることができる。
なお、このプログラムは、例えば、ハードディスク等の予約領域に格納されたプログラムを、RAMにロードして実行される場合がある。また、予めROMに格納された状態にて、CPUで実行される形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROMを備えている場合には、機器がアッセンブリされた後に、プログラムだけが提供されてROMにインストールされる場合がある。このプログラムの提供に際しては、インターネット等のネットワークを介してデータ記録装置を備えたコンピュータにプログラムが伝送され、データ記録装置の有するROMにインストールされる形態も考えられる。
本発明によれば、ユーザインターフェース装置にてパラメータ値を設定する際に想定した用紙と画像形成装置にて使用される用紙との間に不整合が発生することを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成を示した図である。図1に示した画像形成システム1は、ユーザからの操作入力を受け付けるユーザインターフェース装置の一例としてのパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)2と、PC2にて入力されたユーザからの操作入力を受け取り、受け取った操作入力に基づいて各部の制御を行なうとともに、PC2やその他の外部機器から入力された文書データを印刷処理する画像形成装置の一例としてのカラープリンタ3とが、通信ケーブル4を介して1対1で双方向に通信可能に接続されて構成されている。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成を示した図である。図1に示した画像形成システム1は、ユーザからの操作入力を受け付けるユーザインターフェース装置の一例としてのパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)2と、PC2にて入力されたユーザからの操作入力を受け取り、受け取った操作入力に基づいて各部の制御を行なうとともに、PC2やその他の外部機器から入力された文書データを印刷処理する画像形成装置の一例としてのカラープリンタ3とが、通信ケーブル4を介して1対1で双方向に通信可能に接続されて構成されている。
加えて、本実施の形態のカラープリンタ3には、外部機器が通信回線やケーブルを利用したインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク8を介して双方向に通信可能に接続されている。図1では、外部機器の一例として、サーバ5、ユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置の一例としてのクライアントPC(Personal Computer)6、画像読取装置としてのスキャナ7等が接続された構成を示している。なお、通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。
まず、本実施の形態のカラープリンタ3の構成について説明する。
図2は、本実施の形態のカラープリンタ3の構成の一例を示したブロック図である。図2に示したカラープリンタ3は、パーソナルコンピュータ(PC)2やネットワーク8上の外部機器との間での情報(各種信号や各種データ)の入出力を管理する入出力部10、カラープリンタ3全体の動作を制御する制御部20、PC2やネットワーク8上の外部機器から入力された文書データに対して所定の画像処理を施す画像処理部30、各色成分の文書データに対応してカラー画像の形成を行なう例えば電子写真方式の画像形成部40、画像形成部40に備えられた記録紙格納部としての複数の用紙トレイ71,72,73,74の各々の設定状態を検知して、その設定状態を記憶する状態記憶部の一例としてのトレイ状態検知/記憶部50を含んで構成されている。
図2は、本実施の形態のカラープリンタ3の構成の一例を示したブロック図である。図2に示したカラープリンタ3は、パーソナルコンピュータ(PC)2やネットワーク8上の外部機器との間での情報(各種信号や各種データ)の入出力を管理する入出力部10、カラープリンタ3全体の動作を制御する制御部20、PC2やネットワーク8上の外部機器から入力された文書データに対して所定の画像処理を施す画像処理部30、各色成分の文書データに対応してカラー画像の形成を行なう例えば電子写真方式の画像形成部40、画像形成部40に備えられた記録紙格納部としての複数の用紙トレイ71,72,73,74の各々の設定状態を検知して、その設定状態を記憶する状態記憶部の一例としてのトレイ状態検知/記憶部50を含んで構成されている。
図2に示したように、本実施の形態のカラープリンタ3の画像形成部40は、一定の間隔を置いて並列的に配置される4つの画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kが備えられている。画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kは、静電潜像を形成してトナー像を担持する感光体ドラム43、感光体ドラム43の表面を所定電位で一様に帯電する帯電ロール44、感光体ドラム43上に形成された静電潜像を現像する現像器45、転写後の感光体ドラム43表面を清掃するドラムクリーナ46を含んで構成されている。また、画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kそれぞれに対応して、感光体ドラム43を露光するレーザ露光装置42Y,42M,42C,42Kが設けられている。
ここで、各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kは、現像器45に収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
ここで、各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kは、現像器45に収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
また、画像形成部40は、各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kの感光体ドラム43にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト49、各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kの各色トナー像を一次転写部T1にて中間転写ベルト49に順次転写(一次転写)させる一次転写ロール47、中間転写ベルト49上に転写された重畳トナー像を二次転写部T2にて記録材(記録紙)である用紙に一括転写(二次転写)させる二次転写ロール65、二次転写された画像を用紙上に定着させる定着器60を備えている。
加えて、画像形成部40は、異なる種類の用紙を収容する4つの用紙トレイ71,72,73,74を備えており、制御部20にて指定された用紙トレイ71,72,73,74から所定の用紙が二次転写部T2に搬送される。
加えて、画像形成部40は、異なる種類の用紙を収容する4つの用紙トレイ71,72,73,74を備えており、制御部20にて指定された用紙トレイ71,72,73,74から所定の用紙が二次転写部T2に搬送される。
そして、画像形成部40では、制御部20による制御の下で、画像処理が施された文書データが画像処理部30から各レーザ露光装置42Y,42M,42C,42Kに入力される。各レーザ露光装置42Y,42M,42C,42Kは、入力された文書データに応じて変調されたレーザ光を生成して、各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kの感光体ドラム43に静電潜像を形成する。例えばイエロー(Y)の画像形成ユニット41Yでは、帯電ロール44により所定電位で一様に帯電された感光体ドラム43の表面が、レーザ露光装置42Yにより生成されたレーザ光で走査露光されて、感光体ドラム43上に静電潜像が形成される。そして、形成された静電潜像は現像器45により現像され、感光体ドラム43上にはイエロー(Y)のトナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット41M,41C,41Kにおいても、マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の各色トナー像が形成される。
各画像形成ユニット41Y,41M,41C,41Kで形成された各色トナー像は、図1の矢印A方向に循環移動する中間転写ベルト49上に、一次転写ロール47により順次静電吸引され、中間転写ベルト49上に重畳されたトナー像が形成される。重畳トナー像は、中間転写ベルト49の移動に伴って二次転写ロール65が配設された二次転写部T2に搬送される。重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されると、トナー像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに合わせて、用紙が用紙トレイ71,72,73,74のいずれか一から二次転写部T2に供給される。そして、二次転写部T2にて二次転写ロール65により形成される転写電界により、重畳トナー像は搬送されてきた用紙上に一括して静電転写される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト49から剥離され、搬送ベルト66,67により定着器60まで搬送される。定着器60に搬送された用紙上の未定着トナー像は、定着器60の定着ロール61および加圧部材62によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙上に定着される。そして定着画像が形成された用紙は、カラープリンタ3の排出部に設けられた排紙積載部(不図示)に搬送される。
ここで、用紙トレイ71,72,73,74から排紙積載部までの用紙搬送路には種々の搬送部材(搬送部)が配置され、用紙の種類に対応した動作条件で用紙を搬送している。
なお、画像形成部40は、インクジェット方式等といった他の方式のエンジンを用いることもできる。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト49から剥離され、搬送ベルト66,67により定着器60まで搬送される。定着器60に搬送された用紙上の未定着トナー像は、定着器60の定着ロール61および加圧部材62によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙上に定着される。そして定着画像が形成された用紙は、カラープリンタ3の排出部に設けられた排紙積載部(不図示)に搬送される。
ここで、用紙トレイ71,72,73,74から排紙積載部までの用紙搬送路には種々の搬送部材(搬送部)が配置され、用紙の種類に対応した動作条件で用紙を搬送している。
なお、画像形成部40は、インクジェット方式等といった他の方式のエンジンを用いることもできる。
入出力部10は、PC2から入力されたユーザからの操作入力を受け取り、制御部20に出力する。また、PC2からの文書データやネットワーク8を介して外部機器(クライアントPC6やスキャナ7等)から送信された文書データを受け取り、画像処理部30に出力する。さらに、入出力部10は、制御部20にて生成されたトレイ設定状態データ(後段参照)をPC2に送信する。
画像処理部30は、入出力部10から受け取った文書データに対して、シェーディング補正処理、位置ズレ補正処理、明度/色空間変換処理、スクリーン処理等の各種処理、さらには枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等といった所定の画像処理を行なう。
なお、ここでの文書データは、例えばPostScript等といったPDL(Page Description Language:ページ記述言語)形式で構成されたイメージやグラフィックス等の画像データやフォントからなるテキストデータを含むものである。
画像処理部30は、入出力部10から受け取った文書データに対して、シェーディング補正処理、位置ズレ補正処理、明度/色空間変換処理、スクリーン処理等の各種処理、さらには枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等といった所定の画像処理を行なう。
なお、ここでの文書データは、例えばPostScript等といったPDL(Page Description Language:ページ記述言語)形式で構成されたイメージやグラフィックス等の画像データやフォントからなるテキストデータを含むものである。
制御部20は、二次転写部T2における転写処理を制御する転写制御部21、定着器60における定着処理を制御する定着制御部22、用紙トレイ71,72,73,74での給紙から定着器60下流の排紙積載部(不図示)までの用紙搬送を制御する用紙搬送制御部23、用紙トレイ71,72,73,74各々の設定状態を判断するトレイ状態判断部24を含んで構成されている。制御部20は、CPU(不図示)にて制御プログラムを実行することにより実現されるものであり、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23,トレイ状態判断部24はそのプログラムの一部として構成される。
本実施の形態の制御部20では、転写制御部21と定着制御部22と用紙搬送制御部23とは、それぞれが各部の動作条件を設定する1または複数の制御パラメータ(以下、単に「パラメータ」とも記す)を有している。そして、制御部20は、このパラメータの値を適宜設定することにより、それぞれ二次転写部T2での転写処理制御、定着器60での定着処理制御、用紙の搬送制御を実行する。
転写制御部21は、例えば、二次転写部T2での転写電界の大きさを制御するための二次転写ロール65に印加する二次転写バイアス電圧値を定めるパラメータ、二次転写ロール65の押圧力を定めるパラメータ等を有している。
定着制御部22は、例えば、定着器60の定着ロール61の温度を定めるパラメータや定着ロール61の押圧力を定めるパラメータ等を有している。
転写制御部21は、例えば、二次転写部T2での転写電界の大きさを制御するための二次転写ロール65に印加する二次転写バイアス電圧値を定めるパラメータ、二次転写ロール65の押圧力を定めるパラメータ等を有している。
定着制御部22は、例えば、定着器60の定着ロール61の温度を定めるパラメータや定着ロール61の押圧力を定めるパラメータ等を有している。
用紙搬送制御部23は、例えば、用紙トレイ71,72,73,74からの給紙時におけるエア・アシストの設定を定めるパラメータやアライナ・ニップ(Aligner Nip)のニップ圧を定めるパラメータ、さらには用紙の坪量や表面種別等といった用紙特性に対応して各種搬送条件を定めるパラメータ等を有している。
ここで、エア・アシストとは、用紙トレイ71,72,73,74から用紙搬送路へ用紙を引き出す際に、最上面の用紙をその下に接する用紙から引き離すために、用紙束の側面から空気を吹き付けて用紙間に隙間を作る処理をいう。コート紙は、非コート紙と比べて用紙同士を剥離することが難しいので、エア・アシストが必要となる場合がある。その場合に、エア・アシストを動作させるか否かや、予備吹き付けの回数等を定める必要があり、パラメータ値によってこのようなエア・アシストの設定を定めている。
また、アライナとは、搬送されてくる用紙の前縁をレジスト板(不図示)に突き当てることで、その用紙の斜行を矯正する機構である。このレジスト板への突き当ては、レジスト板の手前に設けられたロール対(不図示)で用紙を挟んで前に押し出すことにより行なわれる。アライナ・ニップ圧は、このロール対の当接部(アライナ・ニップ)のニップ圧であり、アライナ・ニップ圧に比例して用紙をレジスト板に突き当てる力が大きくなる。そのため、アライナ・ニップ圧が弱すぎると斜行の矯正が不充分となり、強すぎると用紙に撓みが生じることとなる。そして、このアライナ・ニップ圧も、用紙の種類(紙種)に応じた最適値を有しており、パラメータ値によって紙種に対応したアライナ・ニップ圧の設定を行なっている。
さらに、用紙特性として、例えば用紙の表面種別には、アート紙、コート紙、非コート紙等があり、この表面種別によって用紙の表面摩擦係数が異なる。そこで、パラメータ値によって搬送される用紙の用紙特性に適した各種搬送条件の設定を行なっている。
さらに、用紙特性として、例えば用紙の表面種別には、アート紙、コート紙、非コート紙等があり、この表面種別によって用紙の表面摩擦係数が異なる。そこで、パラメータ値によって搬送される用紙の用紙特性に適した各種搬送条件の設定を行なっている。
トレイ状態判断部24は、トレイ状態検知/記憶部50に記憶された各用紙トレイ71,72,73,74における開閉動作の有無や用紙交換の有無、用紙トレイの配列の変更等といった各用紙トレイ71,72,73,74に関する設定状態情報に基づいて、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨と現在の設定状態とを表す信号(以下、「トレイ設定状態データ」とも記す)を生成する。生成されたトレイ設定状態データは、制御部20から入出力部10に送られ、入出力部10を介してPC2に送信される。
トレイ状態検知/記憶部50は、各用紙トレイ71,72,73,74において開閉動作が行なわれたか否か(開閉動作の有無)や、各用紙トレイ71,72,73,74に収容する用紙が交換されたか否か(用紙交換の有無)およびその交換内容、各用紙トレイ71,72,73,74の配列に変更があったか否か(用紙トレイの配列の変更の有無)およびその変更内容等といった各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態を検知する。そして、各用紙トレイ71,72,73,74における開閉動作の有無や用紙交換の有無およびその交換内容、用紙トレイの配列の変更およびその変更内容等の情報を設定状態情報として記憶する。
次に、本実施の形態のパーソナルコンピュータ(PC)2の構成について説明する。
図3は、本実施の形態のPC2の機能構成の一例を示したブロック図である。図3に示したPC2は、所定の処理プログラムに従って、カラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を実行する制御部110、ユーザからの操作入力を受け付ける例えばマウスやキーボード等にて実現される操作入力部120、処理プログラムやプリセット設定値(後段参照)等が記憶された例えばハードディスク(Hard Disk Drive)にて実現される記憶部130、ユーザに対して各種情報を表示する表示部140、カラープリンタ3との間の情報(各種信号や各種データ)の入出力を管理する入出力管理部の一例としての入出力部150を含んで構成されている。
図3は、本実施の形態のPC2の機能構成の一例を示したブロック図である。図3に示したPC2は、所定の処理プログラムに従って、カラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を実行する制御部110、ユーザからの操作入力を受け付ける例えばマウスやキーボード等にて実現される操作入力部120、処理プログラムやプリセット設定値(後段参照)等が記憶された例えばハードディスク(Hard Disk Drive)にて実現される記憶部130、ユーザに対して各種情報を表示する表示部140、カラープリンタ3との間の情報(各種信号や各種データ)の入出力を管理する入出力管理部の一例としての入出力部150を含んで構成されている。
また、制御部110には、カラープリンタ3の転写制御部21にて設定されるパラメータの値、定着制御部22にて設定されるパラメータの値、用紙搬送制御部23にて設定されるパラメータの値をそれぞれ定めるパラメータ設定部の一例としてのパラメータ設定処理部111が備えられている。制御部110は、CPU101(図4参照)にて処理プログラムを実行することにより実現されるものであり、パラメータ設定処理部111はそのプログラムの一部として構成される。
さらに、記憶部130には、頻繁に使用されると想定される代表的な数種類の用紙(プリセット紙種)に関して、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23にて設定すべき最適な各パラメータ値を用紙毎の組み合わせとして記憶するプリセット設定値記憶部(第1の記憶部)131、後段で述べる各パラメータ値の設定処理にて生成された各パラメータ値の組み合わせをパラメータデータとして記憶するカスタム設定値記憶部(第2の記憶部)132が備えられている。
さらに、記憶部130には、頻繁に使用されると想定される代表的な数種類の用紙(プリセット紙種)に関して、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23にて設定すべき最適な各パラメータ値を用紙毎の組み合わせとして記憶するプリセット設定値記憶部(第1の記憶部)131、後段で述べる各パラメータ値の設定処理にて生成された各パラメータ値の組み合わせをパラメータデータとして記憶するカスタム設定値記憶部(第2の記憶部)132が備えられている。
ここで、図4は、本実施の形態の制御部110の内部構成の一例を示したブロック図である。図4に示したように、PC2は、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を行なうに際して、予め定められた処理プログラムに従ってデジタル演算処理を実行するCPU101、CPU101の作業用メモリ等として用いられるRAM102、CPU101により実行される処理プログラム等が格納されるROM103、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持できるSRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ104、CPU101と各部との間の信号の入出力を制御するインターフェース部105を備えている。
また、記憶部130(図3参照)には、制御部110により実行される処理プログラムが格納されており、PC2の立ち上げ時に制御部110がこの処理プログラムを読み込むことによって、本実施の形態のPC2での各パラメータ値の設定処理が実行される。
また、記憶部130(図3参照)には、制御部110により実行される処理プログラムが格納されており、PC2の立ち上げ時に制御部110がこの処理プログラムを読み込むことによって、本実施の形態のPC2での各パラメータ値の設定処理が実行される。
ところで、上記したように、本実施の形態のPC2の記憶部130には、プリセット設定値記憶部131を設けて、頻繁に使用されると想定される代表的な数種類の用紙に関して、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23にて設定すべき最適な各パラメータ値を用紙毎の組み合わせとして記憶している。そのため、ユーザがプリセット設定値記憶部131に記憶された用紙(プリセット紙種)を使用する場合には、かかる各パラメータ値の組み合わせを選択することで、カラープリンタ3に対する各パラメータ値の設定を行なうことができる。
ところが、プリセット設定値記憶部131に記憶されるプリセット紙種は、数種類程度が通常である。このプリセット紙種を十数種類、数十種類と予め多く用意しておくことも不可能ではないが、ユーザが用いる多種多様な紙種の各々に完全に対応することは不可能に近い。また、プリセット紙種をあまり多く設定すると、ユーザは多数のプリセット紙種から選択することとなるために、選択作業が煩雑になるという問題も考えられる。
そのため、ユーザがプリセット紙種とは紙質が異なる紙種(カスタム紙種)を利用する場合、具体的には、用意されたプリセット紙種のいずれとも紙質が大きく異なる用紙を用いる場合や、プリセット紙種に紙質が近似するが、その用紙に適したより精密な画像形成処理を行なう必要がある場合等がある。その場合には、本実施の形態のPC2から、ユーザ自身が上記した各種制御パラメータの値をそれぞれ個別に設定できるようにしている。その場合に、ユーザが設定したカスタム紙種に関するパラメータの組み合わせは、カスタム設定値として記憶部130に記憶しておくことも可能である。
そのため、ユーザがプリセット紙種とは紙質が異なる紙種(カスタム紙種)を利用する場合、具体的には、用意されたプリセット紙種のいずれとも紙質が大きく異なる用紙を用いる場合や、プリセット紙種に紙質が近似するが、その用紙に適したより精密な画像形成処理を行なう必要がある場合等がある。その場合には、本実施の形態のPC2から、ユーザ自身が上記した各種制御パラメータの値をそれぞれ個別に設定できるようにしている。その場合に、ユーザが設定したカスタム紙種に関するパラメータの組み合わせは、カスタム設定値として記憶部130に記憶しておくことも可能である。
その場合に、従来は、画像形成装置において各種制御パラメータの値をそれぞれ設定できるように構成されていた。すなわち、各種制御パラメータを設定する処理部は、画像形成装置側に設置されていた。しかし、近年、多種多様な用紙に加えて、日々開発される新たな用紙にも対応させる必要が生じている。また、極めて高品質な画像や特殊な画像表現を得るために画質をより精密に調整するには、用紙搬送系や各プロセス部(二次転写部T2、定着器60)の設定を行なうパラメータとして、多種類のパラメータを用意し、さらには、それぞれのパラメータを細分化して設定する必要がある。そのため、画像形成装置自体にこのような多数のパラメータ値を記憶しておき、用紙搬送系や各プロセス部でのパラメータの設定処理を画像形成装置自体に行なわせることは、画像形成装置内に設置されたコントローラ(制御部)のデータ処理における負荷を大きなものとする。
その一方で、このような画像形成装置に対して、画像形成の対象となる文書データを送信するのは、一般にパーソナルコンピュータ等の端末装置である。そのため、本実施の形態の画像形成システム1のように、端末装置であるPC2が画像形成装置であるカラープリンタ3における最適パラメータ値の設定を行なうように構成すれば、カラープリンタ3内のコントローラの負荷を低減することができる。また、PC2を用いれば、ユーザはキーボードやマウス等(操作入力部120)から容易に最適パラメータ値の設定を行なうことができるので、ユーザにとっても入力操作が行ない易いという利点もある。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2からカラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を行なうように構成している。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2からカラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を行なうように構成している。
ここで、本実施の形態のPC2にて行なうカラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定について説明する。図5は、PC2の制御部110に設けられたパラメータ設定処理部111にて実行する各パラメータ値の設定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図5に示したように、ユーザが例えば操作入力部120を構成するキーボード上の所定のファンクションキーを押下すると、パラメータ設定処理部111は、個別にパラメータを設定するモードに設定して、図6に示すような個別パラメータ設定画面を表示部140に表示させる(S101)。この設定画面には、カラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23における制御パラメータのうち、紙種に依存するパラメータに対応するGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で構成された選択ボタン141a〜141eが表示される。
図5に示したように、ユーザが例えば操作入力部120を構成するキーボード上の所定のファンクションキーを押下すると、パラメータ設定処理部111は、個別にパラメータを設定するモードに設定して、図6に示すような個別パラメータ設定画面を表示部140に表示させる(S101)。この設定画面には、カラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23における制御パラメータのうち、紙種に依存するパラメータに対応するGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で構成された選択ボタン141a〜141eが表示される。
ユーザは、例えば操作入力部120を構成するマウスを操作して、この選択ボタン141a〜141eのうちの1つにカーソルを合わせてクリックを行ない、選択ボタン141a〜141eに対応するパラメータを選択する(S102)。そうすると、パラメータ設定処理部111は、その選択ボタンに対応するパラメータの値をパラメータ値設定欄142にて表示する。このパラメータ値設定欄142に表示される値は、増加ボタン143aにカーソルを合わせて1回クリックするごとに1ずつ増加させることができ、減少ボタン143bを1回クリックするごとに1ずつ減少させることができる。また、各パラメータ毎に、選択可能なパラメータ値の上限および下限が定められており、この上下限のパラメータ値を示す表示領域144がパラメータ値設定欄142の上部に設けられている。
ユーザが増加ボタン143aおよび/または減少ボタン143bを操作して、パラメータ値設定欄142内のパラメータ値を所望値に合わせ、決定ボタン145をクリックする。それにより、パラメータ設定処理部111は、そのパラメータ値をステップ102にて選択されたパラメータの設定値として決定する(S103)。このようにして、ユーザは、選択ボタン141a〜141eに設定されているパラメータの中から、必要とするパラメータに関する設定値を決定する。そして、必要とするすべてのパラメータに関する設定値を決定し終えると、ユーザは、設定ボタン146をクリックする(S104)。それにより、パラメータ設定処理部111は、転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23にて設定するパラメータ値の組み合わせを設定する(S105)。そして、パラメータ設定処理部111は、設定された各パラメータ値の組み合わせを表すパラメータデータを生成する(S106)。
ここで、図6に例示した選択ボタン141a〜141eに対応するパラメータのうち、「転写ロール出力」は二次転写ロール65に印加する二次転写バイアス電圧値を示すパラメータであり、「アライナ・ニップ圧」はアライナ・ニップのニップ圧を示すパラメータ、「定着温度」は定着器60の定着ロール61の温度を示すパラメータである。また「エア・アシスト」は、エア・アシストを動作させるか否かを示すパラメータである。
一方、「紙種の選択」(選択ボタン141a)では、例えば用紙の坪量と塗工量(コーティング量)との組合せの選択を行ない、搬送条件の設定を行なうパラメータ値を定める。例えば坪量と塗工量との組合せの区分については、プリセット設定値記憶部131にて記憶されているプリセット紙種では、「上質紙」、「中質紙」等といった大まかな区分での坪量と塗工量との組合せが設定されているのに対して、本実施の形態の「紙種の選択」では、ユーザがより細かく指定できるように、さらに細かな区分が設定されている。
一方、「紙種の選択」(選択ボタン141a)では、例えば用紙の坪量と塗工量(コーティング量)との組合せの選択を行ない、搬送条件の設定を行なうパラメータ値を定める。例えば坪量と塗工量との組合せの区分については、プリセット設定値記憶部131にて記憶されているプリセット紙種では、「上質紙」、「中質紙」等といった大まかな区分での坪量と塗工量との組合せが設定されているのに対して、本実施の形態の「紙種の選択」では、ユーザがより細かく指定できるように、さらに細かな区分が設定されている。
また、ステップ106にてパラメータデータが生成された後、ユーザが記憶ボタン147をクリックすると(S107)、パラメータ設定処理部111は、生成されたパラメータデータを記憶部130のカスタム設定値記憶部132に記憶する(S108)。
次いで、ユーザが送信ボタン148をクリックすると(S109)、制御部110は、ステップ106にて生成されたパラメータデータを入出力部150に送信する。そして、入出力部150は、パラメータデータをカラープリンタ3に送信する(S110)。
なお、その場合に、パラメータデータを受け取ったカラープリンタ3では、そのパラメータデータに含まれる各パラメータ値に応じて、制御部20に備えられた転写制御部21と定着制御部22と用紙搬送制御部23とが、それぞれ二次転写部T2での転写処理、定着器60での定着処理、用紙の搬送制御を実行する。
次いで、ユーザが送信ボタン148をクリックすると(S109)、制御部110は、ステップ106にて生成されたパラメータデータを入出力部150に送信する。そして、入出力部150は、パラメータデータをカラープリンタ3に送信する(S110)。
なお、その場合に、パラメータデータを受け取ったカラープリンタ3では、そのパラメータデータに含まれる各パラメータ値に応じて、制御部20に備えられた転写制御部21と定着制御部22と用紙搬送制御部23とが、それぞれ二次転写部T2での転写処理、定着器60での定着処理、用紙の搬送制御を実行する。
また、ステップ101〜110での各パラメータ値の設定処理を終了した場合には、ユーザは個別パラメータ設定画面の右上のCloseボタン149をクリックすることで、個別パラメータ設定画面を閉じることができる。それにより、各パラメータ値の設定処理が終了する。
一方、ユーザが例えば操作入力部120を構成するキーボードの所定のファンクションキーを押下することで、パラメータ設定処理部111は、プリセット設定値記憶部131に記憶された各パラメータ値の組み合わせを設定するモードに設定することもできる。その場合には、表示部140にはプリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種毎に各パラメータ値の組み合わせが表示される。そして、ユーザはその中から所望のプリセット紙種を選択することで、上記した各パラメータ値の設定処理の場合と同様に、選択された各パラメータ値の組み合わせを表すパラメータデータがカラープリンタ3に送信される。
続いて、本実施の形態の画像形成システム1において、PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合に、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74において開閉動作が行なわれたり、収容する用紙が交換されたり、用紙トレイの配列が変更されたりすること等による各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった場合のPC2での処理を説明する。
PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合に、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74のいずれか1または複数において、開閉動作が行なわれたり、収容する用紙が交換されたり、用紙トレイの配列が変更されたりすると、PC2ではその用紙トレイ71,72,73,74における設定状態の変化を把握することができない。そのために、PC2にて設定された各パラメータの設定値と、実際にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に収容されている用紙との間で不整合が生じ、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができない場合が生じる。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合に各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった場合には、PC2が電源をONまたはスリープを解除した際に、カラープリンタ3から各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨の通知を受けるように構成している。それにより、ユーザは、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態の変化に対応した各パラメータの設定処理を行なうことが可能となる。
PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合に、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74のいずれか1または複数において、開閉動作が行なわれたり、収容する用紙が交換されたり、用紙トレイの配列が変更されたりすると、PC2ではその用紙トレイ71,72,73,74における設定状態の変化を把握することができない。そのために、PC2にて設定された各パラメータの設定値と、実際にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に収容されている用紙との間で不整合が生じ、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができない場合が生じる。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合に各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった場合には、PC2が電源をONまたはスリープを解除した際に、カラープリンタ3から各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨の通知を受けるように構成している。それにより、ユーザは、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態の変化に対応した各パラメータの設定処理を行なうことが可能となる。
具体的には、本実施の形態の画像形成システム1のPC2およびカラープリンタ3では、以下の処理を行なう。図7は、PC2が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に行なう処理の手順の一例を示したフローチャートである。
図7に示したように、PC2が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に(S201)、PC2の制御部110は、入出力部150を介して、カラープリンタ3に対して各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があったか否かの問い合わせ信号(以下、単に「問い合わせ信号」とも記す)を送信する(S202)。
図7に示したように、PC2が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に(S201)、PC2の制御部110は、入出力部150を介して、カラープリンタ3に対して各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があったか否かの問い合わせ信号(以下、単に「問い合わせ信号」とも記す)を送信する(S202)。
一方、上記したように、カラープリンタ3のトレイ状態検知/記憶部50は、各用紙トレイ71,72,73,74において開閉動作が行なわれたか否か(開閉動作の有無)や、各用紙トレイ71,72,73,74に収容する用紙が交換されたか否か(用紙交換の有無)やその交換内容、各用紙トレイ71,72,73,74の配列に変更があったか否か(用紙トレイの配列の変更の有無)やその変更内容等といった各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態を検知する。そして、各用紙トレイ71,72,73,74における開閉動作の有無や用紙交換の有無およびその交換内容、用紙トレイの配列の変更およびその変更内容等の情報を設定状態情報として記憶している。したがって、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化が生じた場合には、トレイ状態検知/記憶部50に記憶された設定状態はそれ以前のものとは異なることとなる。
カラープリンタ3は、入出力部10にてPC2からの問い合わせ信号を取得する(S203)。それに対応して、カラープリンタ3の制御部20に備えられたトレイ状態判断部24は、トレイ状態検知/記憶部50から各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態情報を取得する(S204)。トレイ状態判断部24は、取得した各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態情報に基づいて、今回PC2から問い合わせ信号を取得した時点と、前回PC2からパラメータデータを取得した時点または前回PC2から問い合わせ信号を取得した時点との間に、トレイ状態検知/記憶部50に記憶された各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態情報に変化があったか否かを判断する(S205)。
そして、カラープリンタ3の制御部20は、トレイ状態判断部24が用紙トレイ71,72,73,74の少なくともいずれかの設定状態に変化があったと判断した場合には、用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨と現在の設定状態とを表すトレイ設定状態データを生成する(S206)。
そして、カラープリンタ3の制御部20は、トレイ状態判断部24が用紙トレイ71,72,73,74の少なくともいずれかの設定状態に変化があったと判断した場合には、用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨と現在の設定状態とを表すトレイ設定状態データを生成する(S206)。
カラープリンタ3の制御部20は、入出力部10を介してステップ204にて生成されたトレイ設定状態データをPC2に送信する(S207)。
トレイ設定状態データを取得したPC2は、PC2の制御部110が表示部140にて用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があったことを警告する表示等を例えばポップアップ画面により行なう(S208)。
トレイ設定状態データを取得したPC2は、PC2の制御部110が表示部140にて用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があったことを警告する表示等を例えばポップアップ画面により行なう(S208)。
一方、ステップ205において、カラープリンタ3のトレイ状態判断部24が用紙トレイ71,72,73,74のいずれにも設定状態に変化がないと判断した場合には、カラープリンタ3の制御部20は、上記したトレイ設定状態データを生成しない(S209)。そして、トレイ設定状態データを受信しないPC2は、上記したポップアップ画面の表示を行なわない。
図8は、用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨を表示するポップアップ画面の一例を示した図である。図8に示したように、ポップアップ画面には、用紙トレイ71,72,73,74の設定状態に変化があった旨を警告する、「用紙トレイに変更がありました!」とする表示241と、さらには、上記した個別パラメータ設定画面を起動するための設定ボタン242や、プリセット設定値記憶部131に記憶された各パラメータ値の組み合わせを設定するための画面を起動するための設定ボタン243、変更後の用紙に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定するための設定ボタン244が表示される。
ユーザは、ポップアップ画面から所望の処理を選択することができる。その場合には、上記した各パラメータ値の設定処理(図5のステップ101〜110)や、プリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種についての各パラメータ値の組み合わせを選択する処理、さらには変更後の用紙に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定する処理を行なうことができる。
一方、何らの処理も行なわない場合には、ポップアップ画面の右上のCloseボタン245をクリックすることで、ポップアップ画面を閉じることができる。
ユーザは、ポップアップ画面から所望の処理を選択することができる。その場合には、上記した各パラメータ値の設定処理(図5のステップ101〜110)や、プリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種についての各パラメータ値の組み合わせを選択する処理、さらには変更後の用紙に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定する処理を行なうことができる。
一方、何らの処理も行なわない場合には、ポップアップ画面の右上のCloseボタン245をクリックすることで、ポップアップ画面を閉じることができる。
ここで、設定ボタン244による「変更後の用紙に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定する処理」は、PC2が受信したトレイ設定状態データを制御部110が解析して、各用紙トレイ71,72,73,74の現在の設定状態の内容に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に選択し、設定するように構成するものである。
具体的には、受信したトレイ設定状態データに表された各用紙トレイ71,72,73,74の現在の設定状態の内容に基づき、制御部110が記憶部130のプリセット設定値記憶部131およびカスタム設定値記憶部132を検索する。そして、用紙トレイ71,72,73,74に収容された用紙の紙質と一致する紙種、または最も近似する紙質を有する紙種を選択する。そして、選択された紙種に設定されている各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定する。
具体的には、受信したトレイ設定状態データに表された各用紙トレイ71,72,73,74の現在の設定状態の内容に基づき、制御部110が記憶部130のプリセット設定値記憶部131およびカスタム設定値記憶部132を検索する。そして、用紙トレイ71,72,73,74に収容された用紙の紙質と一致する紙種、または最も近似する紙質を有する紙種を選択する。そして、選択された紙種に設定されている各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定する。
このような処理により、PC2にて設定された各パラメータの設定値と、実際にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に収容されている用紙との間で不整合が生じることを抑制することができる。それにより、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができないという事態の発生を抑えることができる。
次に、本実施の形態の画像形成システム1において、カラープリンタ3の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合において、PC2が新たなパラメータ値を設定した場合におけるPC2での処理を説明する。
ここでは上記した場合とは逆のケースを想定する。すなわち、上記した各パラメータ値の設定処理(図5のステップ101〜110)や、プリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種における各パラメータ値の組み合わせを選択する処理により、PC2により新たなパラメータデータを生成したとする。ところが、カラープリンタ3では、電源がOFFまたはスリープの状態にある間に、用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている用紙が変更される場合のように設定状態に変更がある場合がある。その場合には、PC2にて新たに設定された各パラメータの設定値と、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に現在収容されている用紙との間で不整合が生じ、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができない場合が生じる。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、カラープリンタ3の電源がONまたはスリープの状態を解除した際に、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態情報を、カラープリンタ3からPC2に通知するように構成している。それにより、ユーザは、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態の変化に対応した各パラメータの設定処理を行なうことが可能となる。
ここでは上記した場合とは逆のケースを想定する。すなわち、上記した各パラメータ値の設定処理(図5のステップ101〜110)や、プリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種における各パラメータ値の組み合わせを選択する処理により、PC2により新たなパラメータデータを生成したとする。ところが、カラープリンタ3では、電源がOFFまたはスリープの状態にある間に、用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている用紙が変更される場合のように設定状態に変更がある場合がある。その場合には、PC2にて新たに設定された各パラメータの設定値と、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に現在収容されている用紙との間で不整合が生じ、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができない場合が生じる。
そこで、本実施の形態の画像形成システム1では、カラープリンタ3の電源がONまたはスリープの状態を解除した際に、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態情報を、カラープリンタ3からPC2に通知するように構成している。それにより、ユーザは、各用紙トレイ71,72,73,74の設定状態の変化に対応した各パラメータの設定処理を行なうことが可能となる。
具体的には、本実施の形態の画像形成システム1のPC2およびカラープリンタ3では、以下の処理を行なう。図9は、カラープリンタ3が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に行なう処理の手順の一例を示したフローチャートである。
図9に示したように、カラープリンタ3が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に(S301)、カラープリンタ3の制御部20は、トレイ状態検知/記憶部50から各用紙トレイ71,72,73,74における設定状態情報を取得する(S302)。そして、制御部20は、入出力部10を介して、PC2に対してかかる設定状態情報を送信する(S303)。
図9に示したように、カラープリンタ3が電源をONまたはスリープ状態を解除した場合に(S301)、カラープリンタ3の制御部20は、トレイ状態検知/記憶部50から各用紙トレイ71,72,73,74における設定状態情報を取得する(S302)。そして、制御部20は、入出力部10を介して、PC2に対してかかる設定状態情報を送信する(S303)。
PC2は、入出力部150にてカラープリンタ3からの各用紙トレイ71,72,73,74における設定状態情報を取得する(S304)。そして、PC2の制御部110は、上記した各パラメータ値の設定処理(図5のステップ101〜110)や、プリセット設定値記憶部131に記憶されたプリセット紙種における各パラメータ値の組み合わせを選択する処理により生成された新たなパラメータデータについての紙種が、設定状態情報に表された各用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている紙種と一致するか否かを判断する(S305)。
そして、制御部110は、新たに生成されたパラメータデータについての紙種が、設定状態情報に表された各用紙トレイ71,72,73,74のいずれに収容されている紙種とも一致しないと判断した場合に、その旨の警告表示等を表示部140にて例えばポップアップ画面により行なう(S306)。
そして、制御部110は、新たに生成されたパラメータデータについての紙種が、設定状態情報に表された各用紙トレイ71,72,73,74のいずれに収容されている紙種とも一致しないと判断した場合に、その旨の警告表示等を表示部140にて例えばポップアップ画面により行なう(S306)。
一方、ステップ305において、新たに生成されたパラメータデータについての紙種が、設定状態情報に表された各用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている紙種と一致すると判断した場合には、PC2の制御部110は、上記した警告表示等を行なわない(S307)。
図10は、PC2にて新たに生成されたパラメータデータについての紙種が、カラープリンタ3の各用紙トレイ71,72,73,74のいずれに収容されている紙種とも一致しない旨を警告表示するポップアップ画面の一例を示した図である。図10に示したように、ポップアップ画面には、PC2にて新たに生成されたパラメータデータについての紙種が、カラープリンタ3の各用紙トレイ71,72,73,74のいずれに収容されている紙種とも一致しない旨を警告する、「設定された紙種はプリンタの紙種と異なります!」といった表示251と、カラープリンタ3の各用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている紙種に対応した各パラメータ値の組み合わせを自動的に設定するための設定ボタン252が表示される。
ユーザがポップアップ画面から設定ボタン252を選択すると、PC2の制御部110は、カラープリンタ3の各用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている紙種に対応した各パラメータ値の組み合わせ自動的に設定する処理を行なう。
ユーザがポップアップ画面から設定ボタン252を選択すると、PC2の制御部110は、カラープリンタ3の各用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている紙種に対応した各パラメータ値の組み合わせ自動的に設定する処理を行なう。
一方、何らの処理も行なわない場合には、ポップアップ画面の右上のCloseボタン253をクリックすることで、ポップアップ画面を閉じることができる。その場合には、図11に示したようなポップアップ画面にて、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74のいずれかに収容されている用紙の交換をユーザに促す、「プリンタの用紙を交換してください!」といった表示261を行なう。
このような処理により、PC2にて設定された各パラメータの設定値と、実際にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に収容されている用紙との間で不整合が生じることを抑制することができる。それにより、使用する用紙に対する最適な画像処理を行なうことができないという事態の発生を抑えることができる。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2がカラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23における最適パラメータ値の設定を行なうように構成している。そのため、カラープリンタ3内のコントローラの負荷を低減することができる。また、PC2を用いるので、ユーザはキーボード等(操作入力部120)から容易に最適パラメータ値の設定を行なうことができるので、ユーザにとっても入力操作が行ない易いという利点が生じる。
さらに、本実施の形態の画像形成システム1では、PC2の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74において設定状態に変化があった場合、またはカラープリンタ3の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合においてPC2が新たなパラメータ値を設定した場合には、PC2にて設定された各パラメータの設定値と、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に現在収容されている用紙との間で不整合が生じる可能性があることを警告するように構成されている。それにより、PC2にてパラメータ値を設定する際に想定した用紙とカラープリンタ3にて使用される用紙との間に不整合が発生することを抑制することが可能となるので、使用する用紙について最適な画像処理が実行されることを確保することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1の画像形成システム1では、ユーザからの操作入力を受け付けるパーソナルコンピュータ(PC)2と文書データを印刷処理するカラープリンタ3とが、通信ケーブル4を介して1対1に双方向に通信可能に接続された構成について説明した。本実施の形態の画像形成システム9では、ユーザからの操作入力を受け付けるパーソナルコンピュータ(PC)2と文書データを印刷処理するカラープリンタ3とが、ネットワーク8を介して双方向に通信可能に接続された構成について述べる。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
実施の形態1の画像形成システム1では、ユーザからの操作入力を受け付けるパーソナルコンピュータ(PC)2と文書データを印刷処理するカラープリンタ3とが、通信ケーブル4を介して1対1に双方向に通信可能に接続された構成について説明した。本実施の形態の画像形成システム9では、ユーザからの操作入力を受け付けるパーソナルコンピュータ(PC)2と文書データを印刷処理するカラープリンタ3とが、ネットワーク8を介して双方向に通信可能に接続された構成について述べる。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
図12は、本実施の形態が適用される画像形成システム9の全体構成を示した図である。図12に示した画像形成システム9では、ユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置の一例としてのクライアントPC(Personal Computer)6が上記した図3に示した構成を有している。そして、クライアントPC6にてカラープリンタ3の転写制御部21,定着制御部22,用紙搬送制御部23に対する各パラメータ値の設定処理を行なう。
クライアントPC6では、図7と同様の処理フローによりパラメータデータを生成する。そして、サーバ5の管理の下でネットワーク8を介して、生成したパラメータデータをカラープリンタ3に送信する。
それにより、カラープリンタ3内のコントローラの負荷を低減することができる。また、ネットワーク8上のクライアントPC6を用いるので、ユーザはキーボード等(操作入力部120)から容易に最適パラメータ値の設定を行なうことができるので、ユーザにとっても入力操作が行ない易いという利点が生じる。さらには、離れた場所からカラープリンタ3に最適パラメータ値の設定を行なうことも可能となる。
クライアントPC6では、図7と同様の処理フローによりパラメータデータを生成する。そして、サーバ5の管理の下でネットワーク8を介して、生成したパラメータデータをカラープリンタ3に送信する。
それにより、カラープリンタ3内のコントローラの負荷を低減することができる。また、ネットワーク8上のクライアントPC6を用いるので、ユーザはキーボード等(操作入力部120)から容易に最適パラメータ値の設定を行なうことができるので、ユーザにとっても入力操作が行ない易いという利点が生じる。さらには、離れた場所からカラープリンタ3に最適パラメータ値の設定を行なうことも可能となる。
加えて、その場合に、本実施の形態の画像形成システム9においても、クライアントPC6の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合にカラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74において設定状態に変化があった場合、またはカラープリンタ3の電源がOFFまたはスリープの状態にある場合においてクライアントPC6が新たなパラメータ値を設定した場合には、クライアントPC6にて設定された各パラメータの設定値と、カラープリンタ3の用紙トレイ71,72,73,74に現在収容されている用紙との間で不整合が生じる可能性があることを警告するように構成されている。それにより、クライアントPC6にてパラメータ値を設定する際に想定した用紙とカラープリンタ3にて使用される用紙との間に不整合が発生することを抑制することが可能となるので、使用する用紙について最適な画像処理が実行されることを確保することができる。
1,9…画像形成システム、2…パーソナルコンピュータ(PC)、3…カラープリンタ、4…通信ケーブル、5…サーバ、6…クライアントPC、7…スキャナ、8…ネットワーク、10,150…入出力部、20,110…制御部、30…画像処理部、40…画像形成部、50…トレイ状態検知/記憶部、21…転写制御部、22…定着制御部、23…用紙搬送制御部、24…トレイ状態判断部、60…定着器、65…二次転写ロール、71,72,73,74…用紙トレイ、111…パラメータ設定処理部、120…操作入力部、130…記憶部、131…プリセット設定値記憶部、132…カスタム設定値記憶部、140…表示部、141a〜141e…選択ボタン、142…パラメータ値設定欄、143a…増加ボタン、143b…減少ボタン、145…決定ボタン、146…設定ボタン、147…記憶ボタン、148…送信ボタン
Claims (12)
- 記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置と、
前記画像形成装置と通信可能に接続され、ユーザの操作入力または所定の処理に基づいて、当該画像形成装置における前記搬送部および/または前記画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するユーザインターフェース装置とを備え、
前記画像形成装置は、前記記録紙格納部の設定状態に変更があった場合に、当該設定状態に変更があった旨および/または変更後の当該設定状態の内容を含む情報を前記ユーザインターフェース装置に対して送信し、
前記ユーザインターフェース装置は、前記画像形成装置から前記情報を受信した場合に、ユーザに前記設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なうことを特徴とする画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、前記ユーザインターフェース装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、当該ユーザインターフェース装置に対して前記情報を送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記画像形成装置は、当該画像形成装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、前記ユーザインターフェース装置に対して前記情報を送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記画像形成装置は、前記設定状態の変更として、前記記録紙格納部の開閉動作、当該記録紙格納部に格納される記録紙の交換、および当該記録紙格納部の配列の変更のいずれか一または複数が行なわれた場合に、前記ユーザインターフェース装置に対して前記情報を送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記画像形成装置は、前記記録紙格納部の設定状態を記憶する状態記憶部を備え、当該状態記憶部に記憶された前記設定状態に基づいて当該記録紙格納部の設定状態の変更の有無を判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記ユーザインターフェース装置は、前記画像形成装置から前記情報を受信した場合に、当該情報に含まれる変更後の前記設定状態の内容に対応したパラメータ値を設定する前記処理を行なうことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
- 前記ユーザインターフェース装置は、予め使用が想定される記録紙に対応して設定されたパラメータ値を記憶する第1の記憶部と、当該ユーザインターフェース装置にて新たに設定されたパラメータ値を記憶する第2の記憶部とを有するとともに、前記情報に含まれる変更後の前記設定状態の内容に対応したパラメータ値として、当該第1の記憶部または当該第2の記憶部に記憶されたパラメータ値の一を選択して設定することを特徴とする請求項6記載の画像形成システム。
- 記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置との間で情報の入出力を管理する入出力部と、
ユーザの操作入力を受け付ける操作入力部と、
前記操作入力部にて受け付けた前記操作入力または所定の処理に基づいて、前記画像形成装置における前記搬送部および/または前記画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定するパラメータ設定処理部と、
前記画像形成装置から前記記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または変更後の当該設定状態の内容を含む情報を受信した場合に、ユーザに当該設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう表示部と
を備えたことを特徴とするユーザインターフェース装置。 - 前記入出力部は、当該ユーザインターフェース装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、または前記画像形成装置の電源がオンされた場合またはスリープが解除された場合に、当該画像形成装置から前記記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または当該設定状態の変更の内容を含む情報を受け付けることを特徴とする請求項8記載のユーザインターフェース装置。
- 前記パラメータ設定処理部は、前記画像形成装置から前記記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または当該設定状態の変更の内容を含む情報を受け付けた場合に、当該情報に含まれる変更後の当該設定状態の内容に対応したパラメータ値を設定する前記処理を行なうことを特徴とする請求項8記載のユーザインターフェース装置。
- コンピュータに装置の動作制御を実行させる際に用いられるプログラムであって、
記録紙を格納する記録紙格納部と、記録紙を搬送する搬送部と、記録紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置から、当該記録紙格納部の設定状態に変更があった旨および/または変更後の当該設定状態の内容を含む情報を受け付ける機能と、
ユーザの操作入力を受け付ける機能と、
受け付けた前記操作入力に基づいて、前記画像形成装置における前記搬送部および/または前記画像形成部の動作条件を定めるパラメータ値を設定する機能と、
前記画像形成装置から前記情報を受け付けた場合に、ユーザに前記設定状態の変更への対応を促すための所定の表示および/またはユーザが操作入力を行なうための所定の表示を行なう機能と
をコンピュータに実現させるプログラム。 - 前記画像形成装置から前記情報を受け付けた場合に、当該情報に含まれる前記設定状態の変更の内容に対応したパラメータ値を設定する機能をさらに備えたことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2006185408A JP2008017108A (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 画像形成システム、ユーザインターフェース装置およびプログラム |
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Publications (1)
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