JP2002277977A - 画像読取装置及びその装置を用いた写真処理方法 - Google Patents

画像読取装置及びその装置を用いた写真処理方法

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JP2002277977A
JP2002277977A JP2001078172A JP2001078172A JP2002277977A JP 2002277977 A JP2002277977 A JP 2002277977A JP 2001078172 A JP2001078172 A JP 2001078172A JP 2001078172 A JP2001078172 A JP 2001078172A JP 2002277977 A JP2002277977 A JP 2002277977A
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JP2001078172A
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English (en)
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Yoshimasa Miyakuji
佳正 宮久地
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Fujicolor Service Co Ltd
Original Assignee
Fujicolor Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色調・濃度が既に調整された複数のプリント
画像が連続的に形成されたプリントロールを用いて、写
真プリントとの色調・濃度のずれを防止しつつ効率的に
画像読取を行うことのできる画像読取装置、及びその画
像読取装置を用いて写真プリントとの色調・濃度のずれ
を防止しつつ効率的に画像読取を行うことができかつ照
合ミスも防止できる写真処理方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 本発明のプリントスキャナ1は、撮像す
べきプリント画像5aを載置させる撮像台2と、ロール
ペーパー5’の印画面に連続して複数のプリント画像5
aが形成されたプリントロール5の印画紙を引き出し
て、所望のプリント画像5aを撮像台2上に位置させる
搬送手段7としての搬送ローラ7a及びパルスモータ7
bと、撮像台2上に位置させられたプリント画像5aを
撮像してデジタル画像データを生成するCCDカメラ3
aとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状印画紙
(ロールペーパー)の印画面に複数のプリント画像が連
続的に形成されたプリントロールからプリント画像の読
取りを行うプリントスキャナ、写真スキャナ、写真複写
機等の画像読取装置とその画像読取装置を用いた写真処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真処理サービスにおいて写真画
像をデジタル化してデジタル画像データとしてコンパク
トディスク(以下、CDと略す)に記録するいわゆる写
真CD作成サービスが行われている。例えば顧客が撮影
済みのネガフィルムをいわゆるD.P.E店に持込み、
同時プリントとともにこの写真CD作成サービスを注文
すると、写真現像所において同時プリント処理が行われ
るとともに、写真画像の画像データ(画像ファイル)が
記録された写真CDが作成され、現像済みのネガフィル
ム、写真プリントとともに写真画像の画像データが記録
された写真CDが顧客に返却される。
【0003】この写真CDには、デジタル化された複数
の写真画像データが画像ファイルとして記録されている
ので、パーソナルコンピュータの画面上での閲覧や画像
の加工を容易に行うことができる。デジタルデータなの
で、保存中に画像が劣化することもなく、インターネッ
ト等の通信手段によって容易に画像データを転送するこ
とも可能である。
【0004】同時プリントとともに写真CD作成サービ
スを行う従来の写真処理方法を以下に説明する。まず、
D.P.E.店から集荷された写真注文袋としてのDP
袋を注文内容毎に仕分けし、写真CD作成サービスが注
文されているものを選別する。DP袋には、顧客の注文
内容が記載されていて、その中には撮影済みの顧客のネ
ガフィルムが入れられている。ネガフィルムをDP袋か
ら取り出して、後の工程で照合を行うために同じ番号が
印刷されたチェックテープをネガフィルムとDP袋とに
貼り付けて受付をする。同時プリントサービスにおいて
は、まずネガフィルムをネガスプライサで順次長手方向
に自動接続して複数本のネガフィルムが接合されたネガ
ロールとし、ネガ現像機によってネガ現像する。次に現
像済みのネガロールをネガ検定機にセットしてネガロー
ル上のコマ画像を1コマずつ検定し、その色調・濃度情
報を記録媒体に記録する。検定が終了すると、色調・濃
度情報が記録された記録媒体とネガロールとを露光機
(プリンタ)にセットしてロール状印画紙としてのカラ
ーペーパーに自動露光し、ペーパー現像機で現像処理す
る。現像され、印画面にプリント画像が形成されたロー
ル状のカラーペーパーをプリント画像毎に1枚ずつ切断
して写真プリントを作成し、その写真プリントを1件ず
つの注文毎に仕分けてネガフィルムと照合し、さらにチ
ェックテープによって番号を照合してDP袋に入れる。
【0005】このとき、ネガフィルムは所定のコマ数
(例えば6コマ)毎にピースカットさされ、透明又は半
透明のネガシートに入れられてDP袋に入れられてい
る。また、写真プリントはネガフィルムのコマ画像に対
応するプリント画像毎に1枚ずつ切断されてDP袋に入
れられている。
【0006】次に、再びDP袋からネガシートを取り出
し、そのネガシートからネガフィルムを抜き出して、ネ
ガスキャナ等の画像読取装置でネガフィルム上のコマ画
像の画像読取を行う。この画像読取においては、ネガフ
ィルム上のコマ画像を1コマずつ撮像するとともに色調
・濃度の調整を行ってデジタル画像データを生成する。
【0007】このネガスキャナはネガフィルムを搬送す
る搬送路を有しており、6コマ毎にピースカットされた
ピースカットネガフィルム(以下、ピースネガと略す)
を搬送路に挿入すると、自動的にピースネガを搬送しつ
つコマ画像の撮像を行うが、ピースネガの全コマ分、す
なわち6コマ分のコマ画像の撮像が終了するたびに次の
ピースネガを手作業で搬送路に挿入する。
【0008】また、ネガスキャナには読取画像を目視確
認するためのモニターが備えられており、読取画像の天
地が逆となっている場合はオペレータが画像処理ソフト
を用いて天地を逆転させて正常な画像に戻してデジタル
画像データを生成している。
【0009】このネガスキャナで読み取られた写真画像
の画像データを写真CD作成機によってCDに記録し、
再びネガフィルムをネガシートに挿入した後にそのネガ
シートをチェックテープによって照合しつつDP袋に入
れ戻すとともに、写真画像の画像データが記録された写
真CDもDP袋に入れる。
【0010】このようにして、現像済みのネガフィル
ム、写真プリント、写真CDが入れられたDP袋は配荷
され、D.P.E.店を通じて顧客に返却される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この同
時プリントとともに写真CD作成サービスを行う従来の
写真処理方法では、既に照合を終えて袋詰したネガシー
トを再びDP袋から取り出し、そのネガシートからネガ
フィルムを抜き出して画像読取を行うので、手間がかか
り大変面倒であるという問題がある。ピースネガの画像
読取が終了するたびに、次のピースネガを画像読取装置
に手作業でセットしなければならないので、作業の効率
が悪くコストアップとなってしまうという問題もある。
【0012】また、照合済みのDP袋から、再度ネガシ
ートを取り出して画像読取を行い、その後、再びネガシ
ートをチェックテープによって照合しつつDP袋に入れ
戻すので、2度も照合を行うことになってしまい、手間
がかかってしまう上に照合ミスが発生する可能性も高く
なってしまう。
【0013】さらに、同時プリント処理工程において、
ネガフィルムのコマ画像に対して色調・濃度の調整を行
いつつプリント露光して写真プリントを作成している
が、画像読取の際にも再び色調・濃度の調整を行わなけ
ればならず、時間や手間がかかり、工程が非効率なもの
となっている。プリント露光時と、画像読取時とで別々
に色調・濃度の調整を行っているので、写真プリントの
色調・濃度と写真CDに記録された写真画像の色調・濃
度とがずれてしまうという問題もある。
【0014】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、色調・濃度が既に調整された複数のプリント画像が
連続的に形成されたプリントロールを用いて、写真プリ
ントとの色調・濃度のずれを防止しつつ効率的に画像読
取を行うことのできる画像読取装置、及びその画像読取
装置を用いて写真プリントとの色調・濃度のずれを防止
しつつ効率的に画像読取を行うことができかつ照合ミス
も防止できる写真処理方法を提供することを課題とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願請求項1に記載の画像読取装置は、撮像すべ
きプリント画像を載置させる撮像台と、ロール状印画紙
の印画面に連続して複数のプリント画像が形成されたプ
リントロールの印画紙を引き出して、所望のプリント画
像を撮像台上に位置させる搬送手段と、撮像台上に位置
させられたプリント画像を撮像してデジタル画像データ
を生成する撮像手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項1に係る発明によれば、プリントロ
ールの印画紙を引き出してその印画面に形成されたプリ
ント画像を撮像台上に位置させる搬送手段を備えている
ので、プリントロールから連続的にプリント画像の撮像
を行うことができ、手間がかからずに効率よく画像読取
を行うことができる。また、プリント画像を撮像してデ
ジタル画像データを生成するので、写真プリントの色調
・濃度と、生成されたデジタル画像データの色調・濃度
とのずれを防止することもできる。
【0017】請求項2に記載の画像読取装置は、請求項
1に記載の画像読取装置において、プリントロールが、
プリント画像毎に切断する切断位置に対応して付与され
た切断位置指示マークを有し、搬送手段が切断位置指示
マークの位置に基づいてプリント画像を撮像台上に位置
させることを特徴とする。
【0018】請求項2に係る発明によれば、切断位置指
示マークの位置に基づいてプリント画像を撮像台上に位
置させるので、プリント画像のサイズが異なる場合であ
っても、そのサイズに対応して正確にプリント画像の撮
像を行うことができる。
【0019】請求項3に記載の画像読取装置は、請求項
2に記載の画像読取装置において、連続する2つの切断
位置指示マーク間の距離に基づいてマスクサイズを変更
することによりプリント画像の撮像すべき画像範囲を確
定するプリントマスクを撮像台が備えたことを特徴とす
る。
【0020】請求項3に係る発明によれば、撮像台が、
連続する2つの切断位置指示マーク間の距離に基づいて
マスクサイズを変更することによりプリント画像の撮像
すべき画像範囲を確定するプリントマスクを備えている
ので、プリント画像のサイズが異なる場合であっても、
そのサイズに対応して正確に画像範囲を確定することが
できる。また印画紙上の、撮影すべきプリント画像以外
の部分からの反射光を低減することによりフレアを軽減
して、画質の劣化を防止することもできる。
【0021】請求項4に記載の画像読取装置は、請求項
3に記載の画像読取装置において、プリント画像から所
望の画像領域を抽出するための画像領域抽出基準をプリ
ントマスクが備えたことを特徴とする。
【0022】請求項4に係る発明によれば、プリントマ
スクが、プリント画像から所望の画像領域を抽出するた
めの画像領域抽出基準を備えているので、その画像領域
抽出基準に基づいて正確に所望の画像領域を抽出するこ
とができる。後でわざわざ手作業で画像領域の抽出を行
う必要もないので、効率的に作業を行うことができる。
【0023】請求項5に記載の画像読取装置は、請求項
1に記載の画像読取装置において、プリント画像の天地
情報が予め記録された情報記録媒体を用いて、天地情報
に基づいてプリント画像の天地を自動的に揃えることを
特徴とする。
【0024】請求項5に係る発明によれば、天地情報に
基づいてプリント画像の天地を自動的に揃えるので、後
でわざわざ手作業でプリント画像の天地を揃える必要が
なく、効率的に作業を行うことができる。
【0025】請求項6に記載の写真処理方法は、ロール
状印画紙の印画面に連続して複数のプリント画像が形成
されたプリントロールの印画紙を引き出して所望のプリ
ント画像を撮像台上に位置させる搬送工程と、撮像台上
に位置させられたプリント画像を撮像してデジタル画像
データを生成する撮像工程とを有することを特徴とす
る。
【0026】請求項6に係る発明によれば、写真プリン
トとの色調・濃度のずれを防止しつつ効率的にプリント
画像のデジタル画像データを生成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装
置としてのプリントスキャナの外観斜視図である。図2
(a)は、このプリントスキャナの要部構成を示すため
に、その一部を除去して上方から見た模式的平面図であ
り、図2(b)は、同様に正面から見た模式的正面図で
ある。図中、符号1で示されるプリントスキャナ1はテ
ーブル12上に設けられた撮像台2、画像読取部3、モ
ニタ4で大略構成されている。
【0028】テーブル12の左右両端にはプリントロー
ル保持部13を介してプリントロール5が保持されてお
り、このプリントロール5は、プリントスキャナ1の搬
送手段7によりその印画紙が引き出されて搬送される。
テーブル12の下にはプリントスキャナ1の動作を制御
するコンピュータ部6cが設けられ、その前面には、情
報記録媒体としてのLSIカード6aを挿入するLSI
カード挿入口6も設けられている。
【0029】撮像台2は、プリントロール5上に形成さ
れたプリント画像5aを撮像するために、後述するCC
Dカメラ3aの略光軸上に設けられた台であって、プリ
ントロール5の印画紙が搬送手段7によって引き出され
て搬送され、所望のプリント画像5aがその上に載置さ
れる。撮像台2には、図2(a)及び図2(b)に示す
ようにプリントマスク11、センサ9、搬送手段7の一
部としての搬送ローラ7aが設けられている。
【0030】撮像台近傍の要部を拡大した要部拡大斜視
図を図3に示す。プリントマスク11は、図3に示すよ
うに、一部に歯が形成されてギア11cと噛み合わされ
た略L字形状の2枚のマスク板11a、11bを備えて
いる。図示しないマスク用モータによりギア11cが回
転し、2枚のマスク板11a、11bが左右(図3中矢
印方向)に移動することにより、撮像台2上に位置させ
られたプリント画像5aのサイズに対応して、その撮像
すべき画像範囲(撮像画像範囲)を確定する。マスク板
11bには、プリント画像から所望の画像領域(抽出画
像領域)を抽出するための画像領域抽出基準としての基
準マーク11dが付与されている。
【0031】センサ9は、予めプリントロール5に付与
されている切断位置指示マークとしてのカットマーク5
b、ソートマーク5cを検出するために、プリントロー
ル5の幅方向両側に略対応する位置にそれぞれ設けられ
ている。このカットマーク5b、ソートマーク5cは後
述するように、プリントロール5上のプリント画像5a
毎に所定の位置に付与されているので、これらカットマ
ーク5b、ソートマーク5cの位置を検出することによ
り、その位置に基づいてプリント画像の位置を正確に判
断できて、撮像台2上にプリント画像5aを正確に位置
させることができる。また、連続する2つのカットマー
ク5b又はソートマーク5cの間の距離に基づいて、プ
リント画像5aの画像サイズを判断することができ、プ
リントマスク11のマスクサイズをその画像サイズに対
応して正確に変更することができる。
【0032】搬送ローラ7aは、プリントロール5の印
画紙を引き出して搬送することにより所望のプリント画
像5aを撮像台2上に位置させるためのもので、ニップ
ローラと協働して印画紙を挟持するように撮像台2に設
けられている。搬送ローラ7aは搬送モータ7bととも
に搬送手段7を構成し、この搬送モータ7bによって搬
送ローラ7aが回転駆動されて印画紙が搬送される。こ
のプリントスキャナ1では、搬送モータ7bとしてパル
スモータを用いているので、搬送精度が高く、制御も容
易なものとなっている。
【0033】また、撮像台2には、印画紙を搬送する際
にプリント画像5aの位置がずれないようにするため
に、プリントロール5のペーパー幅に対応して搬送ガイ
ド2aが設けられている(図3を参照)。この搬送ガイ
ド2aのガイド幅を異なるものに交換することにより、
異なるペーパー幅のプリントロール5を用いることが可
能である。
【0034】画像読取部3の内部には、図2(b)に示
すように、撮像手段の一部としてのCCDカメラ3a、
照明光源10が備えられている。CCDカメラ3aは、
撮像台2上に位置させられたプリント画像5aを撮像す
るためのもので、内部に図示しない撮像光学系と撮像素
子としてのエリア型CCDとを備えている。また、撮像
された画像をデジタル画像データに変換するための信号
処理回路3bも、撮像手段の一部としてその内部に備え
られている。このCCDカメラ3aは、撮影すべきプリ
ント画像5aの画像サイズに応じて図示しない駆動手段
によって上下動可能となっている。
【0035】CCDカメラ3aは、情報読込部6b、保
存手段としてのハードディスク8と接続されている。こ
のハードディスク8は、図示しないサーバ内に備えられ
ていて、そのサーバはこのプリンタスキャナ1と同様
に、後述する検定機63、露光機64、写真CD作成機
67とも接続されている。
【0036】情報読込部6は、後述するようにLSIカ
ード挿入口6に挿入された情報記録媒体としてのLSI
カード6aから各ネガフィルムの天地情報を読み込むた
めのものである。CCDカメラ3aで撮像されたプリン
ト画像5aは、内部の信号処理回路3bによってデジタ
ルデータ化され、接続された保存手段としてのハードデ
ィスク8に保存される。
【0037】照明光源10は、撮像すべきプリント画像
5aを均一に照明するためのもので、例えば蛍光放電
管、ハロゲンランプ、キセノンランプ等が用いられる。
【0038】モニタ4は、プリント画像5aや各種情報
等を表示するためのものであり、操作者がこのモニタ4
を観察することにより、撮像すべきプリント画像5aや
各種設定値や動作状態等を確認できる。
【0039】LSIカード6aには、各ネガフィルムの
天地情報が記録されており、そのLSIカード6aがL
SIカード挿入口6に挿入されて天地情報が情報読込部
6bによって読み込まれる。情報読込部6bによって読
み込まれた各ネガフィルムの天地情報に基づいて、信号
処理回路3bは、撮像すべきプリント画像5aの天地を
自動的に揃えてそのデジタル画像データを生成する。す
なわち、「天地が逆」であることを示す天地情報を有する
ネガフィルムのコマ画像に対応するプリント画像5aの
天地を逆転させ、「天地が正常」であることを示す天地情
報を有するネガフィルムのコマ画像に対応するプリント
画像5aの天地はそのままにして、全てのプリント画像
の天地を揃えてデジタル画像データを生成する。
【0040】テーブル12の左右両端には、プリントロ
ール5を保持するためのプリントロール保持部13が設
けられ、そのプリントロール保持部13にはそれぞれト
ルクモータ5dが固定されている。プリントロール5の
中心はトルクモータ5dの軸に嵌合され、搬送手段7に
よりプリントロール5の印画紙が引き出されて搬送され
る際にこのトルクモータ5dは印画紙に一定のテンショ
ンを与えるようになっている。
【0041】プリントロール5にはその印画面に複数の
プリント画像5aが連続的に形成されている。このプリ
ント画像5aはネガフィルム上のコマ画像がプリント露
光されペーパー現像されて形成されたもので、例えば1
巻のプリントロール5には、約80本分のネガフィルム
のコマ画像が連続して形成されている。
【0042】プリントロール5は、予め付与された切断
位置指示マークとしてのカットマーク5b、ソートマー
ク5cを有している。このカットマーク5bは、連続し
て複数のプリント画像5aが形成されたプリントロール
5をプリント画像5a毎に切断して写真プリントとする
ために、その切断位置に対応してプリントロール5に付
与されているものである。ソートマーク5cは、プリン
トロール5上の複数のプリント画像5aをネガフィルム
1本分毎に管理するために、ネガフィルム1本分に相当
するプリント画像毎に、その切断位置に対応してプリン
トロール5に付与されているものである。
【0043】本実施の形態においては、図4に示すよう
にプリントロール5のペーパー幅方向の一方の端部近傍
であってプリント画像間に直径1mm程度の小孔があけ
られてカットマーク5bとされ、プリントロール5のペ
ーパー幅方向の他方の端部近傍であってプリント画像間
に直径1mm程度の小孔があけられてソートマーク5c
とされている。
【0044】プリントロール5には、個々のプリント画
像5aとネガフィルム1本分の全画像を1枚の写真プリ
ントに焼き付けたいわゆるインデックスプリント画像5
a’とが混在して形成されている。そのインデックスプ
リント画像5a’は、ネガフィルム1本分の最終コマの
プリント画像5aに続いて形成されている。図4に示す
ように、インデックス画像5a’の左右方向片側にのみ
カットマーク5bを付与し、左右両側にソートマーク5
cを付与することにより、センサ9でカットマーク5
b、ソートマーク5cを検出した際にそのプリント画像
がインデックスプリント画像5a’であること及びそれ
に続くプリント画像が次のネガフィルムのコマ画像に対
応するプリント画像5a”であることが判別できるよう
になっている。
【0045】次にこのプリンタスキャナ1を用いて、同
時プリントとともに写真CD作成サービスを行う写真処
理方法を図5〜図7を参照しつつ説明する。図5は、こ
の写真処理方法を模式的に簡略化して示す工程図であ
り、図6及び図7は、この写真処理方法を説明するフロ
ーチャートである。
【0046】顧客が撮影済みのネガフィルム52をD.
P.E.店に持ち込むと、その注文情報がDP袋51に
書き込まれ、DP袋51内にネガフィルム52が入れら
れて集荷される。集荷されたDP袋51を仕分けて、写
真CD作成サービスが注文されているもののみを選別す
る(S.1)。
【0047】DP袋51からネガフィルム52を取り出
し、照合のための番号が印刷されたチェックテープをD
P袋51とネガフィルム52の所定の箇所に貼り付ける
(S.2)。1つのDP袋51に複数のネガフィルムが
入っている場合には、その全てのネガフィルムに対し、
同一番号のチェックテープを貼り付ける。
【0048】ネガスプライサ61によってネガフィルム
52をパトローネから引き出しつつスプライスする
(S.3)。このスプライスにより、ネガフィルムの後
端と次のネガフィルムの先端とが順次スプライステープ
により長手方向に複数接合され、ネガロール53とされ
る。
【0049】このネガロール53をネガ現像機62にセ
ットしてネガ現像する(S.4)。ネガ現像により、撮
影されたコマ画像がネガフィルム上に現像される。
【0050】ネガ現像が終了すると、このネガロール5
3をネガ検定機63にセットする。ネガ検定機63に
は、LSIカード6aも挿入する。各ネガフィルム52
上に現像されたコマ画像をネガ検定機63により検定し
つつ、プリント露光する際に必要となる色調・濃度の補
正情報とともに各ネガフィルムの天地情報をLSIカー
ド6aに記録する(検定工程、S.5)。
【0051】この検定機63は、1本分のネガフィルム
52のコマ画像を読み取ってインデックスプリント画像
データを作成する機能を有している。この検定機63で
作成されたインデックスプリント画像データは、検定機
63に接続されたサーバ内に備えられたハードディスク
8に保存される。
【0052】露光機64にロール状印画紙(ロールペー
パー)5’とネガロール53とをセットし、LSIカー
ド6aを挿入してネガフィルム52上の各コマ画像をロ
ールペーパー5’の印画面上にプリント露光する(プリ
ント露光工程、S.6)。このとき、LSIカード6a
から各コマ画像の色調・濃度の補正情報が読み込まれ、
その補正情報に基づいて補正されつつプリント露光され
る。
【0053】プリント露光の際には、各コマ画像の画像
サイズや顧客の注文に基づき、例えばLサイズ、ハイビ
ジョンサイズ、パノラマサイズ等のサイズにプリント露
光が行われている。また、ネガフィルム1本分の最終プ
リント画像に続いて、ハードディスク8からインデック
スプリント画像データが読み出され、そのデータに基づ
いてインデックスプリント画像5a”がロールペーパー
5’上にプリント露光される。
【0054】この露光機64では、ロールペーパー5’
をプリント画像毎に切断する切断位置に対応してカット
マーク5bが付与され、ネガフィルム1本分に相当する
プリント画像毎に、その切断位置に対応してソートマー
ク5cも付与される(切断位置指示マーク付与工程、
S.7)。その際、インデックプリント画像以外の通常
のプリント画像5aに対しては、カットマーク5bのみ
が付与され、インデックスプリント画像5a’に対して
は、図4に示すようにその左右方向片側にのみカットマ
ーク5bが付与されるとともに左右両側にソートマーク
5cが付与される。
【0055】プリント露光され、カットマーク5b、ソ
ートマーク5cが付与されたロールペーパー5をペーパ
ー現像機65でペーパー現像する(ペーパー現像工程、
S.8)。現像されたロールペーパー5’は、その印画
面に連続して複数のプリント画像が形成されたプリント
ロール5となる。
【0056】プリントロール5をプリントスキャナ1の
プリントロール保持部13にセットし(S.9)、LS
Iカード6aをプリントスキャナ1のLSIカード挿入
口6に挿入する(S.10)。LSIカード6aを挿入
すると、情報読込部6bがこのプリントロール5に対応
する各ネガフィルム52の天地情報をLSIカード6a
から読み込む(S.11)。この天地情報は、プリント
ロール5上の各プリント画像5aの天地状態と対応して
いる。
【0057】搬送手段7によりプリントロール5の印画
紙を引き出して、一定速度で搬送しつつ(S.12)、
センサ9でカットマーク5b、ソートマーク5cの検出
を行う(S.13)。センサ9が検出したカットマーク
5b又はソートマーク5cの検出位置を基準として印画
紙を所定距離搬送した後にパルスモータ7bを停止さ
せ、所望のプリント画像5aを撮像台2上に位置させる
(搬送工程、S.14)。センサ9がカットマーク5
b、ソートマーク5cを検出してから、所望のプリント
画像5aが撮像台2上に位置するまでの搬送距離は予め
決められており、このプリントスキャナ1ではパルスモ
ータ7bがその搬送距離に相当する所定パルス分の搬送
を行った後に停止する。
【0058】ただし、インデックスプリント画像5a’
については、既に検定機63によってそのデータがハー
ドディスク8に保存されているので撮像を行う必要がな
い。したがって、カットマーク5b、ソートマーク5c
の検出パターンから、そのプリント画像がインデックス
プリント画像5a’であると判断した場合には、搬送を
停止しない。
【0059】カットマーク5b又はソートマーク5c
は、プリント画像5aのサイズに対応して付与されてい
るので、センサ9で検出されるカットマーク5b又はソ
ートマーク5cと次のカットマーク5b又はソートマー
ク5cとの間の距離に基づいて、そのプリント画像5a
のサイズを知ることができる。このプリントスキャナ1
では、カットマーク5b又はソートマーク5cが検出さ
れてから次のカットマーク5b又はソートマーク5cが
検出されるまでのパルスモータ7bの送出パルス数でプ
リント画像5aのサイズを判断しているが、その間の搬
送時間を計測することにより判断してもよい。判断され
たプリント画像5aの画像サイズに合わせてプリントマ
スク11のマスクサイズを変更して、撮像する画像範囲
を確定する(画像範囲確定工程、S.15)。
【0060】このときプリントマスク11は、図8
(a)〜(c)に示すようにプリント画像5aの画像サ
イズがLサイズの場合(図8(a))、ハイビジョンサ
イズの場合(図8(b))、パノラマサイズの場合(図
8(c))に合わせて、そのマスクサイズを変更してC
CDカメラ3aにより撮像する画像範囲を正確に確定す
る。
【0061】撮像台2上に位置させられたプリント画像
5aをCCDカメラ3aにより撮像する(撮像工程、
S.16)。このとき、照明光源10が均一にプリント
画像5aを照明しているので、照明ムラのない画像を得
ることができる。また、プリントマスク11のマスクサ
イズがプリント画像5aのサイズに合わせて変更されて
いるので、撮像すべきプリント画像5aの画像範囲を正
確に確定することができるとともに、プリント画像5a
以外の部分からの反射光を低減することもできる。
【0062】CCDカメラ3aでは図9に示すように実
際のプリント画像5aよりも大きい範囲を撮像画像範囲
14として確定する。撮像画像範囲14を確定した後、
マスク板11bに付与された基準マーク11dに基づい
て必要な画像領域を抽出して抽出画像領域15とする
(画像領域抽出工程、S.17)。プリント画像5a
は、Lサイズ、ハイビジョンサイズ、パノラマサイズ等
の各種のサイズとなっているが、図8(a)〜図8
(c)に示すように、それぞれのプリント画像5aのサ
イズに対応してマスク板11a、11bが移動してマス
クサイズが変更される。それに伴って、基準マーク11
dも画像サイズに合わせて移動するので、プリント画像
5aの画像サイズが異なる場合であっても、基準マーク
11dに基づいて正確に必要な画像領域を抽出すること
ができる。
【0063】ここで、LSIカード6aから読み込まれ
たこのプリント画像5aに対応する天地情報が「天地が
逆」であることを示していれば、プリント画像5aの抽
出画像領域15の天地を逆転させる(天地整合工程、
S.18)。天地情報が「天地が正常」であることを示し
ていれば、プリント画像5aの抽出画像領域15の天地
を逆転させない。このようにして、プリント画像5aの
天地を整合させつつ、そのデジタル画像データを生成
し、ハードディスク8に保存する(S.19)。
【0064】以上の(S.12)〜(S.19)の工程
をプリントロール5のプリント画像5a毎に繰り返す。
次のネガフィルムに対応するプリント画像5aとなる度
にLSIカード6aからそのネガフィルムに対応する天
地情報を読み込んで(S.12)、プリント画像の天地
を判断する。
【0065】プリントロール5の全てのプリント画像5
aの画像読み取りを終了し、そのデジタル画像データを
ハードディスク8に保存した後に写真CD作成機67に
より写真CD56’を作成する。写真CD作成機67
は、サーバ内に備えられたハードディスク8と接続され
ており、そのハードディスク8には、既に検定機63に
より保存されたインデックス画像データとともにプリン
ト画像5aの画像データも保存されている。写真CD作
成機67にCD56をセットした後、ハードディスク8
から所望のネガフィルム1本分のプリント画像データと
そのインデックス画像データとを読み出してCD56に
記録し、写真CD56’を作成する(記録工程、S.2
0)。この写真CD作成機67には、図示しないプリン
タが接続されており、そのプリンタを用いてインデック
スプリント画像データから写真CD56’用インデック
スプリントを作成する(S.21)。
【0066】一方、全てのプリント画像5aの画像読取
が終了したプリントロール5をプリントスキャナ1から
取り外し、オートペーパーカッター66にセットする。
オートペーパーカッター66は、カットマーク5b、ソ
ートマーク5cに基づきつつプリントロール5を切断し
て各プリント画像毎に切断された写真プリント58とす
る(切断工程、S.22)。また、ソートマーク5cに
基づいて、ネガフィルム1本分の写真プリント毎に束ね
て仕分ける。
【0067】ネガロール53は、プリント露光終了後
に、ネガカットインサータ68により6コマ毎のピース
ネガとされ、ネガシート57に挿入されている(S.2
3)。写真CD56’用インデックスプリントと写真プ
リント58とネガシート57とをその画像により照合
し、ネガシート57内のネガフィルム52とDP袋51
とを、貼り付けられたチェックテープにより照合して、
DP袋51にネガシート57、写真プリント58、写真
CD56’を入れて(照合工程、S.24)、再びD.
P.E.店を介して顧客に返却する。
【0068】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係るプリントスキャナ1を用いた写真処理方法におい
ては、プリントロール5のプリント画像5aから画像読
取を行って写真CD56’を作成するので、写真プリン
ト58の色調・濃度と、写真CD56’に記録された写
真画像の色調・濃度とのずれを防止することができる。
また、画像読み取りの際に、色調・濃度の調整をする必
要もない。
【0069】さらに、照合済みのDP袋51からネガシ
ート57を取り出し、そのネガシート57からピースネ
ガを抜き出して画像読取を行う必要がないので、手間が
省ける上に、照合ミスを防止することもできる。
【0070】プリントロール5から連続的に画像読取を
行うので、工程を省力化でき、効率よく作業を行うこと
ができる。
【0071】なお、本実施の形態においては、プリント
マスク11のマスク板11bに画像領域抽出基準として
の基準マーク11dを付与し、その基準マーク11dに
基づいて画像を抽出したが、マスク板11bの端面自体
を画像領域抽出基準としてもよい。それにより、マスク
板11bに基準マーク11dを付与する必要がなくなる
ので、部品コストを抑えることができる。
【0072】また、情報記録媒体としてLSIカード6
aを用い、そのLSIカード6aに色調・濃度補正情報
や天地情報等を記録したが、もちろんフロッピー(登録
商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−RW、ミニデ
ィスク、スマートメディア等の他の磁気記録媒体、光学
記録媒体、電気的記録媒体であってもよい。各装置をL
AN、インターネット等のネットワークに接続して、そ
のネットワークを介して色調・濃度補正情報や天地情報
等を各装置で送受信してもよい。
【0073】[変形例1]本実施の形態においては、プ
リントロール保持部13にトルクモータ5dが固定さ
れ、パルスモータ7bによりプリントロール5の印画紙
が引き出されて搬送される際に印画紙に一定のテンショ
ンを与える構成となっているが、図10に示すように、
位置センサ16a、可動ローラ16bで構成されるバッ
ファ部16を備える構成としてもよい。バッファ部16
を備えることにより、パルスモータ7bが印画紙を高速
に搬送したり急激に停止したりする場合であっても、そ
の動作により生じる印画紙の引っ張りやたるみをバッフ
ァ部16が吸収するので、搬送ずれが発生することもな
く、高速に正確に搬送することができる。
【0074】[変形例2]本実施の形態においては、プ
リントスキャナ1のCCDカメラ3aにエリア型CCD
を用いる構成としているが、このCCDカメラ3aにラ
イン型CCDを用いるものであってもよい。ライン型C
CDをCCDカメラ3aに用いることにより、撮像素子
としてのCCD素子を安価なものとすることができ、C
CDカメラ3aのコストを抑えることができる。
【0075】また、ライン型CCDを用いることによ
り、プリント画像5aを搬送しながら画像読み取りを行
うことができ、プリント画像5a毎に搬送を停止しなく
てよいので、画像読取を高速に行うことができるととも
に搬送ずれを発生しにくくすることもできる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1に
係る発明によれば、プリントロールの印画紙を引き出し
てその印画面に形成されたプリント画像を撮像台上に位
置させる搬送手段を備えているので、プリントロールか
ら連続的にプリント画像の撮像を行うことができ、手間
がかからずに効率よく画像読取を行うことができる。ま
た、プリント画像を撮像してデジタル画像データを生成
するので、写真プリントの色調・濃度と、生成されたデ
ジタル画像データの色調・濃度とのずれを防止すること
もできる。
【0077】請求項2に係る発明によれば、切断位置指
示マークの位置に基づいてプリント画像を撮像台上に位
置させるので、プリント画像のサイズが異なる場合であ
っても、そのサイズに対応して正確にプリント画像の撮
像を行うことができる。
【0078】請求項3に係る発明によれば、撮像台が、
連続する2つの切断位置指示マーク間の距離に基づいて
マスクサイズを変更することによりプリント画像の撮像
すべき画像範囲を確定するプリントマスクを備えている
ので、プリント画像のサイズが異なる場合であっても、
そのサイズに対応して正確に画像範囲を確定することが
できる。また、印画紙上の、撮影すべきプリント画像以
外の部分からの反射光を低減することもできる。
【0079】請求項4に係る発明によれば、プリントマ
スクが、プリント画像から所望の画像領域を抽出するた
めの画像領域抽出基準を備えているので、その画像領域
抽出基準に基づいて正確に所望の画像領域を抽出するこ
とができる。後でわざわざ手作業で画像領域の抽出を行
う必要もないので、効率的に作業を行うことができる。
【0080】請求項5に係る発明によれば、天地情報に
基づいてプリント画像の天地を自動的に揃えるので、後
でわざわざ手作業でプリント画像の天地を揃える必要が
なく、効率的に作業を行うことができる。
【0081】請求項6に係る発明によれば、写真プリン
トとの色調・濃度のずれを防止しつつ効率的にプリント
画像のデジタル画像データを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置として
のプリントスキャナの外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示すプリントスキャナの要部構成を示す
ために、その一部を除去した模式図であり、(a)はそ
の上方から見た模式的平面図であり、(b)は正面から
見た模式的正面図である。
【図3】図1に示すプリントスキャナの撮像台近傍を示
す要部拡大斜視図である。
【図4】プリントロールに、プリント画像とともに切断
位置指示マークとしてのカットマーク、ソートマークが
付与された様子を示す図である。
【図5】図1に示すプリントスキャナを用いて、同時プ
リントとともに写真CD作成サービスを行う写真処理工
程を模式的に簡略化して示す工程図である。
【図6】図1に示すプリントスキャナを用いて、同時プ
リントとともに写真CD作成サービスを行う写真処理工
程を説明するフローチャートである。
【図7】図1に示すプリントスキャナを用いて、同時プ
リントとともに写真CD作成サービスを行う写真処理工
程を説明するフローチャートである。
【図8】プリント画像の画像サイズに対応してマスクサ
イズが変更される様子を示し、(a)はLサイズのプリ
ント画像の場合を示し、(b)はハイビジョンサイズの
プリント画像の場合を示し、(c)はパノラマサイズの
プリント画像の場合を示す。
【図9】撮像画像範囲と抽出画像領域との位置関係を示
すプリントマスク近傍の模式図である。
【図10】変形例1に係るプリントスキャナ1’の要部
構成を正面から見た模式的正面図である。
【符号の説明】
1、1’…プリントスキャナ(画像読取装置) 2…撮像台 3a…CCDカメラ(撮像手段の一部) 3b…信号処理回路(撮像手段の一部) 5…プリントロール 5’…ロールペーパー(ロール状印画紙) 5a、5a”…プリント画像 5a’…インデックスプリント画像 5b…カットマーク(切断位置指示マーク) 5c…ソートマーク(切断位置指示マーク) 6…LSIカード挿入部 6a…LSIカード(情報記録媒体) 7…搬送手段 7a…搬送ローラ(搬送手段の一部) 7b…パルスモータ(搬送手段の一部としての搬送モー
タ) 9…センサ 11…プリントマスク 11d…基準マーク(画像領域抽出基準) 14…撮像画像範囲 15…抽出画像領域 56’…写真CD
フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 AA26 AB14 AB34 AB46 BA11 5C062 AA05 AB02 AB10 AB11 AB17 AB21 AB29 AC07 AC14 AC58 AC67 AD06 AF00 BA00 BA04 5C072 AA01 BA05 BA20 EA08 LA12 LA14 NA01 QA20 RA04 RA07 VA05 XA10 5C076 AA02 AA24 BA01 CA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像すべきプリント画像を載置させる撮像
    台と、 ロール状印画紙の印画面に連続して複数の前記プリント
    画像が形成されたプリントロールの印画紙を引き出して
    所望の前記プリント画像を前記撮像台上に位置させる搬
    送手段と、 前記撮像台上に位置させられた前記プリント画像を撮像
    してデジタル画像データを生成する撮像手段とを備えた
    画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記プリントロールが、前記プリント画像
    毎に切断する切断位置に対応して付与された切断位置指
    示マークを有し、前記搬送手段が該切断位置指示マーク
    の位置に基づいて前記プリント画像を前記撮像台上に位
    置させることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】前記撮像台が、連続する2つの前記切断位
    置指示マーク間の距離に基づいてマスクサイズを変更す
    ることにより前記プリント画像の撮像すべき画像範囲を
    確定するプリントマスクを備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記プリントマスクが、前記プリント画像
    から所望の画像領域を抽出するための画像領域抽出基準
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】前記プリント画像の天地情報が予め記録さ
    れた情報記録媒体を用いて、前記天地情報に基づいて前
    記プリント画像の天地を自動的に揃えることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】ロール状印画紙の印画面に連続して複数の
    プリント画像が形成されたプリントロールの印画紙を引
    き出して所望の前記プリント画像を撮像台上に位置させ
    る搬送工程と、 前記撮像台上に位置させられた前記プリント画像を撮像
    してデジタル画像データを生成する撮像工程とを有する
    写真処理方法。
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