JP2002277704A - 光ケーブルの中心抗張力体の端末固定用クランプ及び端末固定構造 - Google Patents

光ケーブルの中心抗張力体の端末固定用クランプ及び端末固定構造

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JP2002277704A
JP2002277704A JP2001021007A JP2001021007A JP2002277704A JP 2002277704 A JP2002277704 A JP 2002277704A JP 2001021007 A JP2001021007 A JP 2001021007A JP 2001021007 A JP2001021007 A JP 2001021007A JP 2002277704 A JP2002277704 A JP 2002277704A
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center
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optical cable
central
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Rokuro Morikawa
緑郎 森川
Kido Sakaguchi
希土 坂口
Makoto Sugata
諒 菅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引留め力のばらつきの発生を抑えることがで
き、製作のためのコスト高となるのを抑えうる、光ケー
ブルの中心抗張力体の端末固定用クランプを提供するこ
と。 【解決手段】 中心抗張力体の周りに複数の光ファイバ
を配置して形成される光ファイバユニットを中心部に有
する光ケーブルの端末引留め部において、中心抗張力体
(14)の端末(15)を固定するクランプであって、
2つのクランプ部品(16,18)からなる。クランプ
部品(16,18)は、中心抗張力体(14)の硬度よ
りも低い硬度を有する金属によって形成され、クランプ
部品の中心抗張力体と対面する接触面(17,19)
は、中心抗張力体の硬度と同じ硬度又は高い硬度となる
ように表面硬化層を形成し、かつ、凹凸状に形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを通信
線路とする光ケーブルの中心抗張力体の端末固定用クラ
ンプと、端末固定構造とに関する。
【0002】
【従来の技術】中心に位置する線状の中心抗張力体と、
この中心抗張力体の周りに撚り状態で配置され、充填材
で固定される複数の光ファイバとを備える光ファイバユ
ニットを中心部に有する光ケーブルの端末を、光ケーブ
ル相互を接続する端末引留め部において固定するには、
光ファイバ内を通過する信号への影響を排除するため、
前記中心抗張力体の端末を固定する形態で行われる。
【0003】中心抗張力体の端末を固定する従来の1つ
の方法は、2つのクランプ部品からなるクランプを使用
するものである。各クランプ部品は中心抗張力体の硬度
と同等以上の硬度を有する材料で形成され、線状である
中心抗張力体の端末に適合する断面円弧状の溝を中心抗
張力体との接触面に有する。
【0004】中心抗張力体の端末を固定する従来の別の
方法は、2つのクランプ部品からなるクランプを使用す
るものである。各クランプ部品は中心抗張力体の硬度と
同等以上の硬度を有する材料で形成され、微少な凹凸を
中心抗張力体との接触面に有する。
【0005】中心抗張力体の端末を固定する従来の更に
別の方法は、2つのクランプ部品からなるクランプを使
用するものである。各クランプ部品は中心抗張力体の硬
度よりも低い硬度を有する材料で形成される。各クラン
プ部品の中心抗張力体との接触面は、表面硬化を施して
硬化され、さらに砥粒のような摩擦係数を大きくする微
粒が塗布される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】クランプ部品が中心抗
張力体との接触面に断面円弧状の溝を有する場合、溝と
中心抗張力体との十分な接触を図るため精度の高い溝加
工が必要となることから、コスト高となる上、溝加工の
精度によって引留め力にばらつきが生じてしまう。ま
た、中心抗張力体の線径又は線種が異なるごとに、その
線径又は線種に合う溝加工が必要となり、部品種類数の
増加となる。
【0007】クランプ部品が中心抗張力体との接触面に
凹凸を有する場合、クランプ部品を塑性変形させて接触
面積及び接触圧力を確保する必要があるところ、クラン
プ部品の硬度が中心抗張力体の硬度と同等以上であるた
め、塑性変形をさせることが困難である。その結果、接
触面積や接触圧力が区々となり、引留め力にばらつきが
生ずる。加えて、中心抗張力体の変形による強度低下も
起こりうる。
【0008】クランプ部品の中心抗張力体との接触面に
砥粒のような微粒を塗布する場合、微粒の塗布量のばら
つきによって引留め力のばらつきが大きくなる上、微粒
の塗布のための作業に手間がかかる。また、微粒のはげ
落ちによる他部品への影響も起こりうる。
【0009】本発明は前記に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、引留め力のばらつきの発生を抑
えることができ、製作のためのコスト高となるのを抑え
うる、光ケーブルの中心抗張力体の端末固定用クランプ
と、端末固定構造とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、中心に位置する線状の中心抗張力体と、この
中心抗張力体の周りに撚り状態で配置され、充填材で固
定される複数の光ファイバとを備える光ファイバユニッ
トを中心部に有する光ケーブルの端末引留め部におい
て、前記中心抗張力体の端末を固定するクランプであっ
て、2つのクランプ部品からなり、各クランプ部品は、
前記中心抗張力体の硬度よりも低い硬度を有する金属に
よって形成され、各クランプ部品の前記中心抗張力体と
対面する接触面は、前記中心抗張力体の硬度と同じ硬度
又は高い硬度となるように表面硬化層を形成し、かつ、
凹凸状に形成されたことを特徴とする、光ケーブルの中
心抗張力体の端末固定用クランプに存する。請求項2記
載の発明の要旨は、前記2つのクランプ部品の少なくと
も一方は、前記中心抗張力体の位置決め用溝を前記接触
面に有することを特徴とする、請求項1に記載の光ケー
ブルの中心抗張力体の端末固定用クランプに存する。請
求項3記載の発明の要旨は、中心に位置する線状の中心
抗張力体と、この中心抗張力体の周りに撚り状態で配置
され、充填材で固定される複数の光ファイバとを備える
光ファイバユニットを中心部に有する光ケーブルの端末
引留め部において、前記中心抗張力体の端末を固定する
構造であって、前記中心抗張力体をはさむ2つのクラン
プ部品からなり、一方のクランプ部品が前記光ケーブル
の端末固定部材に固定されるクランプと、前記2つのク
ランプ部品によって前記中心抗張力体をはさんだ状態に
保持する保持手段とを備え、前記各クランプ部品は、前
記中心抗張力体の硬度よりも低い硬度を有する金属によ
って形成され、前記各クランプ部品の前記中心抗張力体
と対面する接触面は、前記中心抗張力体の硬度と同じ硬
度又は高い硬度となるように表面硬化層を形成し、か
つ、凹凸状に形成されたことを特徴とする、光ケーブル
の中心抗張力体の端末固定構造に存する。請求項4記載
の発明の要旨は、前記2つのクランプ部品の少なくとも
一方は、前記中心抗張力体の位置決め用溝を前記接触面
に有することを特徴とする、請求項3に記載の光ケーブ
ルの中心抗張力体の端末固定構造に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るクランプ10は、正
面状態の図1と、断面状態の図2と、一部を断面とした
平面状態の図3とを参照すると、線状の中心抗張力体1
4を中心として周りに複数本の光ファイバ13を配置し
た光ファイバユニット12の前記中心抗張力体14の端
末15をはさむものであって、2つのクランプ部品1
6,18からなる。
【0012】光ファイバユニット12は、中心に位置す
る線状の中心抗張力体14と、この中心抗張力体14の
周りに撚り状態で配置され、充填材で固定される複数の
光ファイバ13とを備える。この光ファイバユニット1
2の外周を被覆で覆って地上光ケーブルが形成される。
さらに、図示の実施形態のように、光ファイバユニット
12の外周を被覆で覆うと共に、光ファイバユニット1
2の周りに複数の耐圧抗張力線24を配置し、外部被覆
を施して海底光ケーブル26が形成される。いずれの形
態であれ、光ケーブルつまり地上光ケーブル又は海底光
ケーブルは、光ファイバユニット12を中心部に有する
こととなり、本発明に係るクランプ10は、光ケーブル
の端末引留め部28において、中心抗張力体14の端末
を固定する。
【0013】中心抗張力体14は、高炭素鋼のピアノ線
や低炭素鋼の針金のような鋼線からなるもので、光ファ
イバユニット12の重量を支え、光ファイバユニット1
2に加わる引っ張り荷重やねじり荷重を受け止める強度
を持つ。
【0014】クランプ10の2つのクランプ部品16,
18は、光ファイバユニット12を端末引留め部28に
おいて端末固定部材22に接続する際、中心抗張力体1
4の端末15を固定することによって光ケーブルの接続
を図る。
【0015】各クランプ部品16,18は、中心抗張力
体14の硬度よりも低い硬度を有する金属によって形成
されている。例えば、中心抗張力体14が高炭素鋼であ
る場合、各クランプ部品16,18を低炭素鋼で作ると
か、中心抗張力体14が炭素鋼である場合、各クランプ
部品16,18は炭素を含まない鋼で作る。
【0016】このように、各クランプ部品16,18
を、その硬度が中心抗張力体14の硬度よりも低い材料
で作ることにより、2つのクランプ部品16,18の間
に中心抗張力体14をはさんで引留め力を発生させたと
き、各クランプ部品16,18を塑性変形させ易くな
る。その結果、各クランプ部品16,18の中心抗張力
体14との接触面積が大きくなり、高い接触圧力が得ら
れる。
【0017】各クランプ部品16,18の中心抗張力体
14と対面する接触面17,19は、中心抗張力体14
の硬度と同じ硬度又は高い硬度となるように表面硬化層
を形成し、かつ、凹凸状に形成されている。
【0018】各クランプ部品16,18の接触面17,
19の表面硬化層は、浸炭焼入れ、窒化処理、高周波焼
入れなどによって行うことができる。また、接触面1
7,19の凹凸は、ローレットによる細かい網目状のロ
ーレット目加工などによって作ることができる。
【0019】各クランプ部品16,18の接触面17,
19の硬度を中心抗張力体14の硬度と同じか、又は高
くすることによって、2つのクランプ部品16,18に
より中心抗張力体14を挟み込むときの接触面17,1
9の塑性変形を少なくすることができる。一方、接触面
17,19に凹凸を付けることによって、凹凸が中心抗
張力体14に食い込み易くなり、食い込みにより摩擦抵
抗が増加する。
【0020】2つのクランプ部品16,18の少なくと
も一方は、中心抗張力体14の位置決め用溝を接触面1
7,19に有することが好ましい。
【0021】図1に示した実施形態では、2つのクラン
プ部品16,18は、それぞれの接触面17,19に、
円筒状の中心抗張力体14の外周面の一部に適合する、
中心抗張力体14の軸線方向へ伸びている凹み20を有
し、この凹み20が位置決め用溝となっている。凹み2
0の深さは、中心抗張力体14の一部が入る大きさでよ
く、中心抗張力体14の半分が入る半円筒状であること
は必要ではない。図示の実施形態では、クランプ部品1
8の凹み20は、クランプ部品16の凹み20より大き
いが、両者の凹み20を同じ大きさとすることもでき、
逆に、クランプ部品16の凹み20をクランプ部品18
の凹み20より大きくすることもできる。
【0022】次に、本発明に係る光ケーブルの中心抗張
力体の端末固定構造を説明する。この端末固定構造は、
線状の中心抗張力体14を中心として周りに複数本の光
ファイバ13を配置した光ファイバユニット12を中心
部に有する光ケーブルの端末を端末引留め部28におい
て固定するものであって、クランプ10と、保持手段2
1とを備える。
【0023】クランプ10は、中心抗張力体14の端末
15をはさむ2つのクランプ部品16,18からなる。
クランプ部品16,18は、前述した構成とするが、光
ケーブルの中心抗張力体14の端末固定構造では、クラ
ンプ部品16又はクランプ部品18が光ケーブルの端末
固定部材22に固定される。
【0024】端末固定部材22は、例えば、海底光ケー
ブル26の端末引留め部28に配置した端末固定装置で
ある。その固定は、例えば図1に示すように、クランプ
部品18を端末固定部材22に対面させ、複数のボルト
・ナット(図示せず)によってクランプ部品18を端末
固定部材22に堅固に固定することにより行われる。
【0025】保持手段21は、2つのクランプ部品1
6,18によって中心抗張力体14をはさんだ状態に保
持する。図示の実施形態では、保持手段21は、クラン
プ部品16を貫通し、クランプ部品18にねじ込まれた
ボルトである。複数のボルトの対を図1に示すように、
中心抗張力体14の端末15の両側に配置し、ボルトに
均等な締付け力を与えて締め付ける。
【0026】中心抗張力体14の端末15を2つのクラ
ンプ部品16,18の間にはさみ、保持手段21によっ
て端末15を締め付けると、クランプ部品18が端末固
定部材22に固定されていることから、光ファイバユニ
ット12は端末固定部材22に接続されることとなる。
【0027】本発明の実施形態として、海底光ケーブル
26の端末固定部材22が収納されるケーブル接続装置
の一例を説明する。端末固定部材22を収納するケーブ
ル接続装置としては、ケーブルとケーブルの接続をする
ジョイントボックス等があり、図2及び図3ではジョイ
ントボックスに適用した例を示している。また、ケーブ
ル接続装置に接続される海底光ケーブル26は、抗張力
体として鋼線を複数本撚り合わせた耐圧抗張力線24を
有する。したがって、この実施形態では、中心抗張力体
14を前述のように端末固定部材22に固定すると共
に、耐圧抗張力線24を端末固定部材22に固定して、
海底光ケーブル26は端末引留め部28において端末固
定部材22に接続される。端末引留め部28では金属等
により覆われ、ゴム製のブーツ30が海底光ケーブル2
6の端末部を覆い、保護されている。
【0028】2つのクランプ部品16,18の塑性変形
が終了するまで適当な大きさのトルクで中心抗張力体1
4の端末15を締め付け、塑性変形が終了した時点で端
末をボルトで固定し、クランプ部品を固定した。この状
態で引っ張り試験を実施した。その結果、中心抗張力体
14の破断引っ張り力とほぼ同じ大きさの引留め力を2
つのクランプ部品16,18によって得ることができ
た。
【0029】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、2つのクランプ部品16,18は接触
面17,19に中心抗張力体14の位置決め用溝を有す
るが、この溝を省くこともできる。保持手段21はボル
トからなり、このボルトがクランプ部品16を貫通し、
クランプ部品18に設けたねじ穴にねじ込まれた形態で
あるが、これに代えて、クランプ部品18にも貫通穴を
設けてボルトを突出させ、突出したボルトの端部にナッ
トをねじ込んで締め付ける形態とすることもできる。ま
た、ボルトに代えて締付けバンドなどを保持手段21と
して使用することもできる。
【0030】
【発明の効果】2つのクランプ部品の接触面以外の部分
における塑性変形によって接触面積を増加させ、十分な
接触圧力を確保できる。一方、接触面に設けた凹凸によ
って中心抗張力体との摩擦抵抗を高めることができる。
その結果、ばらつきの少ない引留め力を得ることができ
る。
【0031】2つのクランプ部品に中心抗張力体と適合
する断面円弧状の溝加工を施す必要がないため、高精度
の加工が不要となり、クランプの低コスト化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ケーブルの中心抗張力体の端末
固定用クランプの実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明に係る光ケーブルの中心抗張力体の端末
固定構造の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る光ケーブルの中心抗張力体の端末
固定構造の実施形態を示す、一部を断面とした平面図で
ある。 10 クランプ 12 光ファイバユニット 13 光ファイバ 14 中心抗張力体 15 端末 16,18 クランプ部品 17,19 接触面 20 凹み 21 保持手段 22 端末固定部材 24 耐圧抗張力線 26 海底光ケーブル 28 端末引留め部 30 ブーツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅田 諒 東京都港区芝浦1丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 Fターム(参考) 2H038 CA52 CA62 5G375 AA18 CD04 CD06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に位置する線状の中心抗張力体と、
    この中心抗張力体の周りに撚り状態で配置され、充填材
    で固定される複数の光ファイバとを備える光ファイバユ
    ニットを中心部に有する光ケーブルの端末引留め部にお
    いて、前記中心抗張力体の端末を固定するクランプであ
    って、 2つのクランプ部品からなり、 各クランプ部品は、前記中心抗張力体の硬度よりも低い
    硬度を有する金属によって形成され、 各クランプ部品の前記中心抗張力体と対面する接触面
    は、前記中心抗張力体の硬度と同じ硬度又は高い硬度と
    なるように表面硬化層を形成し、かつ、凹凸状に形成さ
    れたことを特徴とする、光ケーブルの中心抗張力体の端
    末固定用クランプ。
  2. 【請求項2】 前記2つのクランプ部品の少なくとも一
    方は、前記中心抗張力体の位置決め用溝を前記接触面に
    有することを特徴とする、請求項1に記載の光ケーブル
    の中心抗張力体の端末固定用クランプ。
  3. 【請求項3】 中心に位置する線状の中心抗張力体と、
    この中心抗張力体の周りに撚り状態で配置され、充填材
    で固定される複数の光ファイバとを備える光ファイバユ
    ニットを中心部に有する光ケーブルの端末引留め部にお
    いて、前記中心抗張力体の端末を固定する構造であっ
    て、 前記中心抗張力体をはさむ2つのクランプ部品からな
    り、一方のクランプ部品が前記光ケーブルの端末固定部
    材に固定されるクランプと、 前記2つのクランプ部品によって前記中心抗張力体をは
    さんだ状態に保持する保持手段とを備え、 前記各クランプ部品は、前記中心抗張力体の硬度よりも
    低い硬度を有する金属によって形成され、 前記各クランプ部品の前記中心抗張力体と対面する接触
    面は、前記中心抗張力体の硬度と同じ硬度又は高い硬度
    となるように表面硬化層を形成し、かつ、凹凸状に形成
    されたことを特徴とする、光ケーブルの中心抗張力体の
    端末固定構造。
  4. 【請求項4】 前記2つのクランプ部品の少なくとも一
    方は、前記中心抗張力体の位置決め用溝を前記接触面に
    有することを特徴とする、請求項3に記載の光ケーブル
    の中心抗張力体の端末固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018993A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Nippon Steel Engineering Co Ltd 連結金具

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JP2010018993A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Nippon Steel Engineering Co Ltd 連結金具

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