JP2002276987A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2002276987A JP2002276987A JP2001072236A JP2001072236A JP2002276987A JP 2002276987 A JP2002276987 A JP 2002276987A JP 2001072236 A JP2001072236 A JP 2001072236A JP 2001072236 A JP2001072236 A JP 2001072236A JP 2002276987 A JP2002276987 A JP 2002276987A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ドレンキャップを着脱せずとも、
ドレン水を排水及び貯水することができるドレンキャッ
プの構造を備えた天井埋込型空気調和機を提供する。 【解決手段】 露受皿の底面に周縁部を凹ねじに形成さ
れたドレン孔８ａと、ドレン孔８ａの上位部にストッパ
ー９と、周縁部を凸ねじに形成され、かつ、中心部に筒
状の貫通孔を備えたドレンキャップ１０ａと、ストッパ
ー９ａと逆形状の段付構造を設けた止水体１１ａと、弾
性手段である螺旋ばね１２とからなる。
ドレン水を排水及び貯水することができるドレンキャッ
プの構造を備えた天井埋込型空気調和機を提供する。 【解決手段】 露受皿の底面に周縁部を凹ねじに形成さ
れたドレン孔８ａと、ドレン孔８ａの上位部にストッパ
ー９と、周縁部を凸ねじに形成され、かつ、中心部に筒
状の貫通孔を備えたドレンキャップ１０ａと、ストッパ
ー９ａと逆形状の段付構造を設けた止水体１１ａと、弾
性手段である螺旋ばね１２とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、露受皿の底面に設けたドレンキャップを
着脱せずとも、ドレン水を排水及び貯水することができ
るドレンキャップを提供するものである。
和機に係わり、露受皿の底面に設けたドレンキャップを
着脱せずとも、ドレン水を排水及び貯水することができ
るドレンキャップを提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機の一例につ
いて図６及び図７を用いて説明する。図６は、従来の天
井埋込型空気調和機全体の断面図、図７は従来の天井埋
込型空気調和機の要部拡大断面図である。１は、空気調
和機本体である。本体１の下面に設けられた化粧パネル
２と、前記本体中心部に設けられた送風機３と、前記送
風機外周に設けられた熱交換器４と、前記４熱交換器の
下部に、ドレン水５を受ける露受皿６と、前記ドレン水
５を排水する機能を有するドレンポンプ７と、前記露受
皿６の底面に位置し、メンテナンス時に前記ドレン水５
を排水するためのドレン孔８と、前記ドレン孔８に着脱
可能なドレンキャップ１０から構成され、前記ドレンキ
ャップ１０と前記ドレン孔８の勘合は押圧によるシール
であった。
いて図６及び図７を用いて説明する。図６は、従来の天
井埋込型空気調和機全体の断面図、図７は従来の天井埋
込型空気調和機の要部拡大断面図である。１は、空気調
和機本体である。本体１の下面に設けられた化粧パネル
２と、前記本体中心部に設けられた送風機３と、前記送
風機外周に設けられた熱交換器４と、前記４熱交換器の
下部に、ドレン水５を受ける露受皿６と、前記ドレン水
５を排水する機能を有するドレンポンプ７と、前記露受
皿６の底面に位置し、メンテナンス時に前記ドレン水５
を排水するためのドレン孔８と、前記ドレン孔８に着脱
可能なドレンキャップ１０から構成され、前記ドレンキ
ャップ１０と前記ドレン孔８の勘合は押圧によるシール
であった。
【０００３】従来の天井埋込型空気調和機のドレンキャ
ップとしては特開平１２−３９１７０号公報に示された
ものがある。
ップとしては特開平１２−３９１７０号公報に示された
ものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ドレンキャップ１０とドレン孔８の勘合
は押圧によるシールであるため、ドレンキャップ１０は
着脱可能ではあるが、ドレンキャップ１０を取り外すメ
ンテナンス時などに、ドレン水５が飛散するという欠点
があった。
来の構成では、ドレンキャップ１０とドレン孔８の勘合
は押圧によるシールであるため、ドレンキャップ１０は
着脱可能ではあるが、ドレンキャップ１０を取り外すメ
ンテナンス時などに、ドレン水５が飛散するという欠点
があった。
【０００５】本発明は、従来の課題を解決するもので、
露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱せずとも、
ドレン水を排水することができるドレンキャップの構造
を備えた天井埋込型空気調和機を提供することを目的と
する。
露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱せずとも、
ドレン水を排水することができるドレンキャップの構造
を備えた天井埋込型空気調和機を提供することを目的と
する。
【０００６】また、上記従来の構成では、ドレンキャッ
プ１０とドレン孔８は押圧による勘合であるため、ドレ
ンキャップ１０は着脱可能ではあるが、ドレンキャップ
１０を取り外すメンテナンス時などに、排水されるドレ
ン水５を貯水することが困難であるという欠点があっ
た。
プ１０とドレン孔８は押圧による勘合であるため、ドレ
ンキャップ１０は着脱可能ではあるが、ドレンキャップ
１０を取り外すメンテナンス時などに、排水されるドレ
ン水５を貯水することが困難であるという欠点があっ
た。
【０００７】本発明の他の目的は、従来の課題を解決す
るもので、露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱
せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、貯水することが
容易にできるドレンキャップの構造を備えた天井埋込型
空気調和機を提供することを目的とする。
るもので、露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱
せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、貯水することが
容易にできるドレンキャップの構造を備えた天井埋込型
空気調和機を提供することを目的とする。
【０００８】また、上記従来の構成では、ドレンポンプ
７の故障時には、露受皿６以外に貯水する機能は無く、
かつ、ドレンキャップ１０とドレン孔８は押圧による勘
合であるため、ドレンキャップ１０を取り外し、排水さ
れるドレン水５を容易に処理しながら応急運転をするこ
とが困難であるという欠点があった。
７の故障時には、露受皿６以外に貯水する機能は無く、
かつ、ドレンキャップ１０とドレン孔８は押圧による勘
合であるため、ドレンキャップ１０を取り外し、排水さ
れるドレン水５を容易に処理しながら応急運転をするこ
とが困難であるという欠点があった。
【０００９】本発明の他の目的は、従来の課題を解決す
るもので、露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱
せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、排水されるドレ
ン水を容易に処理しながら応急運転することができるド
レンキャップの構造を備えた天井埋込型空気調和機を提
供することを目的とする。
るもので、露受皿の下部に設けたドレンキャップを着脱
せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、排水されるドレ
ン水を容易に処理しながら応急運転することができるド
レンキャップの構造を備えた天井埋込型空気調和機を提
供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、周縁部を凹ねじに形成されたドレン孔と、ド
レン孔の上位部に、周縁部が段付構造に形成されたスト
ッパーと、周縁部を凸ねじに形成され、かつ、中心部に
筒状の貫通孔を備えたドレンキャップと、周縁部をスト
ッパーと逆形状の段付構造を設けた止水体と、止水体と
ドレンキャップとの間に弾性手段である螺旋ばねとから
構成した。
本発明は、周縁部を凹ねじに形成されたドレン孔と、ド
レン孔の上位部に、周縁部が段付構造に形成されたスト
ッパーと、周縁部を凸ねじに形成され、かつ、中心部に
筒状の貫通孔を備えたドレンキャップと、周縁部をスト
ッパーと逆形状の段付構造を設けた止水体と、止水体と
ドレンキャップとの間に弾性手段である螺旋ばねとから
構成した。
【００１１】これにより、メンテナンス時などに、ドレ
ンキャップを取り外すことなく、かつ、ドレン水が飛散
することなく、ドレン水を容易に排水することができ
る。
ンキャップを取り外すことなく、かつ、ドレン水が飛散
することなく、ドレン水を容易に排水することができ
る。
【００１２】また、本発明は、止水体を合成ゴムとする
構成とした。
構成とした。
【００１３】これにより、メンテナンス時などに、ドレ
ンキャップを取り外すことなく、かつ、ドレン水が飛散
することなく、ドレン水を容易に排水することができ、
かつ、止水体とストッパーとのシール性を、より改善す
ることができる。
ンキャップを取り外すことなく、かつ、ドレン水が飛散
することなく、ドレン水を容易に排水することができ、
かつ、止水体とストッパーとのシール性を、より改善す
ることができる。
【００１４】また、本発明は、ドレンキャップ底面を、
市販のペットボトル上口の凸ねじと同径の凹ねじに形成
するドレンキャップを設ける構成とした。
市販のペットボトル上口の凸ねじと同径の凹ねじに形成
するドレンキャップを設ける構成とした。
【００１５】これにより、露受皿の下部に設けたドレン
キャップを着脱せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、
貯水することが容易にできる。
キャップを着脱せずとも、ドレン水を排水でき、かつ、
貯水することが容易にできる。
【００１６】また、本発明は、ドレンキャップの凹ねじ
と同径の凸ねじを形成し、凸ねじの対向位置に突起を有
し、突起に対し、市販用の水道ホースが挿入でき、か
つ、中心部が筒状の貫通孔を有するドレンパイプを設け
る構成とした。
と同径の凸ねじを形成し、凸ねじの対向位置に突起を有
し、突起に対し、市販用の水道ホースが挿入でき、か
つ、中心部が筒状の貫通孔を有するドレンパイプを設け
る構成とした。
【００１７】このことにより、ドレンポンプが故障時に
も、露受皿の底面に設けたドレンキャップを着脱せず、
ドレン水を排水でき、かつ、排水されるドレン水を容易
に処理しながら常時応急運転することができる。
も、露受皿の底面に設けたドレンキャップを着脱せず、
ドレン水を排水でき、かつ、排水されるドレン水を容易
に処理しながら常時応急運転することができる。
【００１８】また、本発明は、露受皿の底面まで周縁部
を凹ねじに形成されたドレン孔と、ドレンキャップの周
縁部を凸ねじに、かつ、凸ねじのねじ方向に対し、垂直
及び水平方向のＴ字型筒状の貫通孔を有するドレンキャ
ップを設ける構成とした。
を凹ねじに形成されたドレン孔と、ドレンキャップの周
縁部を凸ねじに、かつ、凸ねじのねじ方向に対し、垂直
及び水平方向のＴ字型筒状の貫通孔を有するドレンキャ
ップを設ける構成とした。
【００１９】このことにより、ドレンポンプが故障時に
も、露受皿の底面に設けたドレンキャップを着脱せずと
も、ドレン水を排水及び貯水でき、さらに、止水体及び
螺旋ばねの部品点数を削減し、コストを削減することで
きる。
も、露受皿の底面に設けたドレンキャップを着脱せずと
も、ドレン水を排水及び貯水でき、さらに、止水体及び
螺旋ばねの部品点数を削減し、コストを削減することで
きる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明による空気調和機の
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【００２１】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１による天井埋込型空気調和機全体の断面図、図２
は、本発明実施の形態１の要部拡大断面図である。図１
において、１は、空気調和機本体である。本体１の下面
に設けられた化粧パネル２と、本体中心部に設けられた
送風機３と、送風機３の外周に設けられた熱交換器４
と、熱交換器４の下部に、ドレン水５を受ける露受皿６
と、ドレン水５を排水する機能を有するドレンポンプ７
から構成される天井埋込型空気調和機である。次に、本
発明実施の形態１の具体的な構成部品について、図２に
おいて、説明を行う。
形態１による天井埋込型空気調和機全体の断面図、図２
は、本発明実施の形態１の要部拡大断面図である。図１
において、１は、空気調和機本体である。本体１の下面
に設けられた化粧パネル２と、本体中心部に設けられた
送風機３と、送風機３の外周に設けられた熱交換器４
と、熱交換器４の下部に、ドレン水５を受ける露受皿６
と、ドレン水５を排水する機能を有するドレンポンプ７
から構成される天井埋込型空気調和機である。次に、本
発明実施の形態１の具体的な構成部品について、図２に
おいて、説明を行う。
【００２２】図２の要部拡大断面図において、メンテナ
ンス時などに露受皿６に貯水されるドレン水５を排水す
る目的に露受皿６の下部にドレン孔８ａが設けられてお
り、ドレン孔８ａの周縁部には凹ねじが形成されてお
り、ドレン孔８ａの上位部には、ドレン孔８ａのねじ径
より小さく周縁部が段付構造のストッパー９が形成され
ている。また、周縁部をドレン孔８ａのねじ径と同径の
凸ねじに形成されたドレンキャップ１０ａの中心には、
直径Ａの筒状の貫通孔を有しており、ドレンキャップ１
０ａとドレン孔８ａは着脱可能な構造となっている。さ
らに、ストッパー９とドレンキャップ１０ａの間には、
ストッパー９と逆形状で、かつ、段付構造の寸法は同一
である止水体１１ａと、止水体１１ａの下位には、弾性
手段である螺旋ばね１２から構成される。ドレン水５の
貯水機構に関して、図２を用いて説明を行う。図２にお
いて、ドレン孔８ａの下方からドレンキャップ１０ａを
挿入し回転させることにより、螺旋ばね１２の弾性力を
介して、止水体１１ａとストッパー９とが密着すること
により貯水できる。また、ドレン水５の排水機構に関し
て、貯水時の状態から、ドレンキャップ１０ａを逆回転
させることで、ストッパー９と密着していた止水体１１
ａが下方向へ下がることによりできる隙間を通り、さら
に、ドレンキャップ１０ａの貫通孔を通りドレン水５は
排水される。このことによりドレンキャップ１０ａを取
り外すことなく、ドレン水５が飛散することなく、ドレ
ン水５を容易に排水することができる。
ンス時などに露受皿６に貯水されるドレン水５を排水す
る目的に露受皿６の下部にドレン孔８ａが設けられてお
り、ドレン孔８ａの周縁部には凹ねじが形成されてお
り、ドレン孔８ａの上位部には、ドレン孔８ａのねじ径
より小さく周縁部が段付構造のストッパー９が形成され
ている。また、周縁部をドレン孔８ａのねじ径と同径の
凸ねじに形成されたドレンキャップ１０ａの中心には、
直径Ａの筒状の貫通孔を有しており、ドレンキャップ１
０ａとドレン孔８ａは着脱可能な構造となっている。さ
らに、ストッパー９とドレンキャップ１０ａの間には、
ストッパー９と逆形状で、かつ、段付構造の寸法は同一
である止水体１１ａと、止水体１１ａの下位には、弾性
手段である螺旋ばね１２から構成される。ドレン水５の
貯水機構に関して、図２を用いて説明を行う。図２にお
いて、ドレン孔８ａの下方からドレンキャップ１０ａを
挿入し回転させることにより、螺旋ばね１２の弾性力を
介して、止水体１１ａとストッパー９とが密着すること
により貯水できる。また、ドレン水５の排水機構に関し
て、貯水時の状態から、ドレンキャップ１０ａを逆回転
させることで、ストッパー９と密着していた止水体１１
ａが下方向へ下がることによりできる隙間を通り、さら
に、ドレンキャップ１０ａの貫通孔を通りドレン水５は
排水される。このことによりドレンキャップ１０ａを取
り外すことなく、ドレン水５が飛散することなく、ドレ
ン水５を容易に排水することができる。
【００２３】（実施の形態２）本発明実施の形態２にお
いては、図２と同一構成において、止水体１１ｂの材質
を合成ゴムとする。このことにより、ドレンキャップ１
０ａを取り外すことなく、かつ、ドレン水５が飛散する
ことなく、ドレン水５を容易に排水することができ、か
つ、止水体１１ｂとストッパー９とのシール性を、より
改善することができる。
いては、図２と同一構成において、止水体１１ｂの材質
を合成ゴムとする。このことにより、ドレンキャップ１
０ａを取り外すことなく、かつ、ドレン水５が飛散する
ことなく、ドレン水５を容易に排水することができ、か
つ、止水体１１ｂとストッパー９とのシール性を、より
改善することができる。
【００２４】（実施の形態３）図３は、本発明の実施の
形態３による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレンキャップ１０ｂは、ドレン孔８ａに挿入す
る凸ねじ部と対向位置に凹ねじが形成されている。ドレ
ンキャップ１０ｂの凹ねじの径は、市販のペットボトル
１３の上口の凸ねじの径と同径に構成されている。ドレ
ン水５を排水する際、まずドレンキャップ１０ｂの凹ね
じにペットボトル１３の上口を挿入し取り付ける。その
次に、ドレンキャップ１０ｂを逆回転させることで、ス
トッパー９と密着していた止水体１１ｂが下方向へ下が
ることによりできる隙間を通り、さらに、ドレンキャッ
プ１０ｂの貫通孔を通りドレン水５はペットボトル１３
の中に排水貯水される。このことにより、露受皿６の底
面に設けたドレンキャップ１０ｂを着脱せずとも、ドレ
ン水５を排水でき、かつ、排水されるドレン水５は直接
ペットボトル１３に貯水することができる。
形態３による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレンキャップ１０ｂは、ドレン孔８ａに挿入す
る凸ねじ部と対向位置に凹ねじが形成されている。ドレ
ンキャップ１０ｂの凹ねじの径は、市販のペットボトル
１３の上口の凸ねじの径と同径に構成されている。ドレ
ン水５を排水する際、まずドレンキャップ１０ｂの凹ね
じにペットボトル１３の上口を挿入し取り付ける。その
次に、ドレンキャップ１０ｂを逆回転させることで、ス
トッパー９と密着していた止水体１１ｂが下方向へ下が
ることによりできる隙間を通り、さらに、ドレンキャッ
プ１０ｂの貫通孔を通りドレン水５はペットボトル１３
の中に排水貯水される。このことにより、露受皿６の底
面に設けたドレンキャップ１０ｂを着脱せずとも、ドレ
ン水５を排水でき、かつ、排水されるドレン水５は直接
ペットボトル１３に貯水することができる。
【００２５】（実施の形態４）図４は、本発明の実施の
形態４による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレンパイプ１４は、ドレンキャップ１０ｂの凹
ねじの径と同径の凸ねじを形成し、ドレンキャップ１０
ｂの接続口と対向位置に突起１５を形成され、中心部は
筒状の貫通孔を有している。さらに、ドレンパイプ１４
の突起１５は、市販用の水道ホース１６が挿入できる構
成となっている。ドレン水５を排水する際、まずドレン
キャップ１０ｂの凹ねじにドレンパイプ１４を取り付
け、さらにドレンパイプ１４の突起１５へ水道ホース１
６を挿入し取り付ける。その次に、ドレンキャップ１０
ｂを逆回転させることで、ストッパー９と密着していた
止水体１１ｂが下方向へ下がることによりできる隙間を
通り、さらに、ドレンキャップ１０ｂとドレンパイプ１
４の貫通孔を通り、さらに、水道ホース１６を介してド
レン水５は排水処理される。このことにより、ドレンポ
ンプ７が故障時にも、露受皿６の底面に設けたドレンキ
ャップ１０ｂを着脱せず、ドレン水５を排水でき、さら
に、排水されるドレン水５を容易に処理しながら常時応
急運転することができる。
形態４による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレンパイプ１４は、ドレンキャップ１０ｂの凹
ねじの径と同径の凸ねじを形成し、ドレンキャップ１０
ｂの接続口と対向位置に突起１５を形成され、中心部は
筒状の貫通孔を有している。さらに、ドレンパイプ１４
の突起１５は、市販用の水道ホース１６が挿入できる構
成となっている。ドレン水５を排水する際、まずドレン
キャップ１０ｂの凹ねじにドレンパイプ１４を取り付
け、さらにドレンパイプ１４の突起１５へ水道ホース１
６を挿入し取り付ける。その次に、ドレンキャップ１０
ｂを逆回転させることで、ストッパー９と密着していた
止水体１１ｂが下方向へ下がることによりできる隙間を
通り、さらに、ドレンキャップ１０ｂとドレンパイプ１
４の貫通孔を通り、さらに、水道ホース１６を介してド
レン水５は排水処理される。このことにより、ドレンポ
ンプ７が故障時にも、露受皿６の底面に設けたドレンキ
ャップ１０ｂを着脱せず、ドレン水５を排水でき、さら
に、排水されるドレン水５を容易に処理しながら常時応
急運転することができる。
【００２６】（実施の形態５）図５は、本発明の実施の
形態５による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレン孔８ｂは、露受皿６の底面まで周縁部を凹
ねじに形成されている。ドレンキャップ１０ｃは、周縁
部を凸ねじに形成され、さらに、凸ねじのねじ方向に対
し、垂直方向に直径Ｂ及び水平方向に直径CのＴ字型筒
状の貫通孔１７から構成される。ドレン水５の貯水機構
に関しては、図５を用いて説明を行う。図５において、
ドレンキャップ１０ｃをドレン孔８ｂの下方から、挿入
し、ドレンキャップ１０ｃの凸ねじの最上位点とドレン
孔８ｂの凹ねじの最上位点が同一直線上の位置まで回転
させることにより、ドレン孔８ｂは密閉状態となり、ド
レン水５は貯水される。次に、ドレン水５の排水機構に
関しては、ドレンキャップ１０ｃをさらに回転させるこ
とにより、Ｔ字型筒状の貫通孔１７の垂直方向の貫通孔
がドレン孔８ｂの凹ねじの最上位点の位置まで到達し、
Ｔ字型筒状の貫通孔１７から排水される。このことによ
り、ドレンポンプ７が故障時にも、露受皿６の底面に設
けたドレンキャップ１０ｃを着脱せずとも、ドレン水５
を排水及び貯水でき、さらに、止水体１１ｂ及び螺旋ば
ね１２の部品点数を削減し、コストを削減することでき
る。
形態５による天井埋込型空気調和機の要部拡大断面図で
ある。ドレン孔８ｂは、露受皿６の底面まで周縁部を凹
ねじに形成されている。ドレンキャップ１０ｃは、周縁
部を凸ねじに形成され、さらに、凸ねじのねじ方向に対
し、垂直方向に直径Ｂ及び水平方向に直径CのＴ字型筒
状の貫通孔１７から構成される。ドレン水５の貯水機構
に関しては、図５を用いて説明を行う。図５において、
ドレンキャップ１０ｃをドレン孔８ｂの下方から、挿入
し、ドレンキャップ１０ｃの凸ねじの最上位点とドレン
孔８ｂの凹ねじの最上位点が同一直線上の位置まで回転
させることにより、ドレン孔８ｂは密閉状態となり、ド
レン水５は貯水される。次に、ドレン水５の排水機構に
関しては、ドレンキャップ１０ｃをさらに回転させるこ
とにより、Ｔ字型筒状の貫通孔１７の垂直方向の貫通孔
がドレン孔８ｂの凹ねじの最上位点の位置まで到達し、
Ｔ字型筒状の貫通孔１７から排水される。このことによ
り、ドレンポンプ７が故障時にも、露受皿６の底面に設
けたドレンキャップ１０ｃを着脱せずとも、ドレン水５
を排水及び貯水でき、さらに、止水体１１ｂ及び螺旋ば
ね１２の部品点数を削減し、コストを削減することでき
る。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように請求項１に記載の発
明は、天井面に埋め込まれた空気調和機本体と、前記本
体下面に設けられた化粧パネルと、前記本体中心部に設
けられた送風機と、前記送風機外周に設けられた熱交換
器と、前記熱交換器の下部に、ドレン水を受ける露受皿
と、前記ドレン水を排水する機能を有するドレンポンプ
と、前記露受皿の下部に位置し、周縁部を凹ねじに形成
されたドレン孔と、前記ドレン孔の上位部に周縁部が段
付構造に形成されたストッパーと、周縁部を凸ねじに形
成され、かつ、中心部に筒状の貫通孔を備えたドレンキ
ャップと、周縁部を前記ストッパーと逆形状の段付構造
を設けた止水体と、前記止水体と前記ドレンキャップと
の間に弾性手段である螺旋ばねとからなる構成としたの
で、メンテナンス時などに、ドレンキャップを取り外す
ことなく、かつ、ドレン水が飛散することなく、ドレン
水を容易に排水することができる。
明は、天井面に埋め込まれた空気調和機本体と、前記本
体下面に設けられた化粧パネルと、前記本体中心部に設
けられた送風機と、前記送風機外周に設けられた熱交換
器と、前記熱交換器の下部に、ドレン水を受ける露受皿
と、前記ドレン水を排水する機能を有するドレンポンプ
と、前記露受皿の下部に位置し、周縁部を凹ねじに形成
されたドレン孔と、前記ドレン孔の上位部に周縁部が段
付構造に形成されたストッパーと、周縁部を凸ねじに形
成され、かつ、中心部に筒状の貫通孔を備えたドレンキ
ャップと、周縁部を前記ストッパーと逆形状の段付構造
を設けた止水体と、前記止水体と前記ドレンキャップと
の間に弾性手段である螺旋ばねとからなる構成としたの
で、メンテナンス時などに、ドレンキャップを取り外す
ことなく、かつ、ドレン水が飛散することなく、ドレン
水を容易に排水することができる。
【００２８】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の発明に、前記止水体を、合成ゴムからなる構成
としたので、メンテナンス時などに、ドレンキャップを
取り外すことなく、かつ、ドレン水５が飛散することな
く、ドレン水を容易に排水することができ、かつ、止水
体とストッパーとのシール性を、より改善することがで
きる。
に記載の発明に、前記止水体を、合成ゴムからなる構成
としたので、メンテナンス時などに、ドレンキャップを
取り外すことなく、かつ、ドレン水５が飛散することな
く、ドレン水を容易に排水することができ、かつ、止水
体とストッパーとのシール性を、より改善することがで
きる。
【００２９】また、請求項３に記載の発明は、請求項１
または請求項２に記載の発明におけるドレンキャップを
前記ドレンキャップの凸ねじと対向位置に凹ねじに形成
し、かつ、前記凹ねじと市販のペットボトル上口の凸ね
じの径と同径に形成することで、露受皿の下部に設けた
ドレンキャップを着脱せずとも、ドレン水を排水でき、
かつ、排出されるドレン水は直接ペットボトルに貯水す
ることができる。
または請求項２に記載の発明におけるドレンキャップを
前記ドレンキャップの凸ねじと対向位置に凹ねじに形成
し、かつ、前記凹ねじと市販のペットボトル上口の凸ね
じの径と同径に形成することで、露受皿の下部に設けた
ドレンキャップを着脱せずとも、ドレン水を排水でき、
かつ、排出されるドレン水は直接ペットボトルに貯水す
ることができる。
【００３０】また、請求項４に記載の発明は、請求項３
に記載の発明に加えて、前記ドレンキャップの凹ねじと
同径の凸ねじを形成し、かつ、前記凸ねじの対向位置に
突起を有し、前記突起に対し、市販用の水道ホースが挿
入でき、かつ、中心部が筒状の貫通孔を有するように設
定されたドレンパイプとする構成としたので、ドレンポ
ンプが故障時にも、露受皿の下部に設けたドレンキャッ
プを着脱せず、ドレン水を排水でき、かつ、排水される
ドレン水を容易に処理しながら常時応急運転することが
できる。
に記載の発明に加えて、前記ドレンキャップの凹ねじと
同径の凸ねじを形成し、かつ、前記凸ねじの対向位置に
突起を有し、前記突起に対し、市販用の水道ホースが挿
入でき、かつ、中心部が筒状の貫通孔を有するように設
定されたドレンパイプとする構成としたので、ドレンポ
ンプが故障時にも、露受皿の下部に設けたドレンキャッ
プを着脱せず、ドレン水を排水でき、かつ、排水される
ドレン水を容易に処理しながら常時応急運転することが
できる。
【００３１】また、請求項５に記載の発明は、請求項４
に記載の発明におけるドレン孔とドレンキャップをそれ
ぞれ、周縁部を前記止水体の位置まで凹ねじに形成され
たドレン孔と、周縁部を凹ねじに、かつ、前記凸ねじの
ねじ方向に対し、垂直及び水平方向のＴ字型筒状の貫通
孔を有するドレンキャップとすることで、ドレンポンプ
が故障時にも、露受皿の下部に設けたドレンキャップを
着脱せずとも、ドレン水を排水及び貯水でき、さらに、
止水体及び螺旋ばねの部品点数を削減し、コストを削減
することができる。
に記載の発明におけるドレン孔とドレンキャップをそれ
ぞれ、周縁部を前記止水体の位置まで凹ねじに形成され
たドレン孔と、周縁部を凹ねじに、かつ、前記凸ねじの
ねじ方向に対し、垂直及び水平方向のＴ字型筒状の貫通
孔を有するドレンキャップとすることで、ドレンポンプ
が故障時にも、露受皿の下部に設けたドレンキャップを
着脱せずとも、ドレン水を排水及び貯水でき、さらに、
止水体及び螺旋ばねの部品点数を削減し、コストを削減
することができる。
【図１】本発明による実施の形態１の天井埋込型空気調
和機全体の断面図
和機全体の断面図
【図２】本発明による実施の形態１の天井埋込型空気調
和機の要部拡大断面図
和機の要部拡大断面図
【図３】本発明による実施の形態３の天井埋込型空気調
和機の要部拡大断面図
和機の要部拡大断面図
【図４】本発明による実施の形態４の天井埋込型空気調
和機の要部拡大断面図
和機の要部拡大断面図
【図５】本発明による実施の形態５の天井埋込型空気調
和機の要部拡大断面図
和機の要部拡大断面図
【図６】従来の天井埋込型空気調和機全体の断面図
【図７】従来の天井埋込型空気調和機全体の要部拡大断
面図
面図
１ 天井埋込型空気調和機本体 ２ 化粧パネル ３ 送風機 ４ 熱交換器 ５ ドレン水 ６ 露受皿 ７ ドレンポンプ ８ａ 本発明実施の形態１のドレン孔 ８ｂ 本発明実施の形態５のドレン孔 ９ 本発明実施の形態１のストッパー １０ａ 本発明実施の形態１のドレンキャップ １０ｂ 本発明実施の形態３のドレンキャップ １０ｃ 本発明実施の形態５のドレンキャップ １１ａ 本発明実施の形態１の止水体 １１ｂ 本発明実施の形態２の止水体 １２ 螺旋ばね １３ ペットボトル １４ 本発明実施の形態４のドレンパイプ １５ 本発明実施の形態４のドレンパイプ１４の突起 １６ 水道ホース １７ 本発明実施の形態５のドレンキャップ１０ｃのＴ
字型筒状の貫通孔
字型筒状の貫通孔
Claims (5)
- 【請求項１】 天井面に埋め込まれた空気調和機本体
と、前記本体下面に設けられた化粧パネルと、前記本体
中心部に設けられた送風機と、前記送風機外周に設けら
れた熱交換器と、前記熱交換器の下部にドレン水を受け
る露受皿と、前記ドレン水を排水する機能を有するドレ
ンポンプと、前記露受皿の下部に位置し、周縁部を凹ね
じに形成されたドレン孔と、前記ドレン孔の上位部に周
縁部が段付構造に形成されたストッパーと、周縁部を凸
ねじに形成され、かつ、中心部に筒状の貫通孔を備えた
ドレンキャップと、周縁部を前記ストッパーと逆形状の
段付構造を設けた止水体と、前記止水体と前記ドレンキ
ャップとの間に弾性手段である螺旋ばねとから構成する
ことを特徴とする天井埋込型空気調和機。 - 【請求項２】 止水体を合成ゴムとすることを特徴とす
る請求項１に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項３】 ドレンキャップの凸ねじと対向位置に凹
ねじを有し、かつ、前記凹ねじと市販のペットボトル上
口の凸ねじの径と同径に形成されたドレンキャップを設
けたことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の
天井埋込型空気調和機。 - 【請求項４】 ドレンキャップの凹ねじと同径の凸ねじ
を形成し、かつ、前記凸ねじの対向位置に突起を有し、
この突起に対し、市販用の水道ホースが挿入でき、か
つ、中心部が筒状の貫通孔を有するドレンパイプを設け
たことを特徴とする請求項３に記載の天井埋込型空気調
和機。 - 【請求項５】 ドレン孔の周縁部を前記止水体の位置ま
で凹ねじに形成されたドレン孔と、前期ドレンキャップ
の凸ねじのねじ方向に対し、垂直及び水平方向のＴ字型
筒状の貫通孔を有するドレンキャップとを設けたことを
特徴とする請求項４に記載の天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001072236A JP2002276987A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001072236A JP2002276987A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002276987A true JP2002276987A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18929846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001072236A Pending JP2002276987A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002276987A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100471449B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2005-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 제습기의 응축수 배수 장치 |
| JP2006183952A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Fuji Koki Corp | 補助冷却装置 |
| JP2007024454A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| JP2007309558A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Toshiba Kyaria Kk | 天井埋込型空気調和機 |
| JP2008309468A (ja) * | 2008-08-29 | 2008-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
| JP2010112642A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
| JP5128605B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2013-01-23 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
| WO2018096657A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072236A patent/JP2002276987A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100471449B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2005-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 제습기의 응축수 배수 장치 |
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| WO2018096657A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JPWO2018096657A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2019-06-24 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
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