JP2002276276A - 地盤のボーリング装置の削進ビット - Google Patents

地盤のボーリング装置の削進ビット

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】削進ビットの正面を傾斜面に形成し、該傾斜面
の上端(原点)を目的修正削進方向に合わせ設定角度正
逆回転を繰り返しつつ推進することによって目的修正方
向へ自在に削進することが行われているが、水分の多い
軟弱な地盤、砂、砂利、礫等の地盤で方向修正削進する
場合に、地盤側の抵抗、ガイド作用が削進ビットの傾斜
面に対して効果的に発生しない場合があり、削進方向修
正が有効に行われない。 【解決手段】削進ビット1の外周の一部に突出部分Dを
形成し、該突出部分の回転軌跡の径G1が他の部分の回
転軌跡の径G2より大になるようにし、ボーリング方向
を目的方向へ修正するときに、突出部分Dを目的修正方
向に合わせると共に削進ビットを設定角度正逆回転し
て、突出部分で設定角度間の地盤をオーバーカットし、
目的修正方向へ自動的に誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】回転駆動軸の先端に削進ビットを
備え、該削進ビットの回転、推進で地盤をボーリングす
るものである地盤のボーリング装置の削進ビットにおい
て、削進ビットの外周の一部を突出部分に形成し、該突
出部分の回転軌跡の径が他の部分の回転軌跡の径より設
定寸法大になるように備え、ボーリング方向を目的方向
へ修正するときに、該突出部分を目的修正方向に合わせ
ると共に削進ビットを設定角度正逆回転して、突出部分
で設定角度間の地盤をオーバーカットし、削進ビットを
オーバーカットによって推進が容易になったオーバーカ
ット方向、即ち、目的修正方向へ自動的に誘導すること
によって、削進ビットのボーリング方向を自在に制御で
きるようにした、地盤のボーリング装置の削進ビットを
提供する。
【0002】
【従来技術の課題】上下水道、ガス、電気電話線、その
他の各種の管を地中に埋設工事する場合、特に、都市市
街地においては地表、道路等を開削せず、また道路交通
を遮断せずに行うことが必要とされており、よって、通
常道路脇等に発進立杭を設け、該坑内にボーリング装置
を設置して削進埋設を行っている。
【0003】従来、先に本願の出願人、発明者が特許出
願した特開2001−32666号(特願平11−21
0036号)「地盤のボーリング装置の削進ビット」な
どにおいては、削進ビット1の正面を、該正面の例えば
回動ビット1aの上端(原点P)を中心として前方へ突
出すると共に該上端から下端に向かって後退した状態に
傾斜した傾斜面17に形成し、前記上端(原点P)を目
的修正削進方向(例、12時方向)に合わせ、該点Pを
中心として設定角度(例、30°〜90°)正逆回転を
繰り返しつつ推進すると、削進ビット1の傾斜面17が
その傾斜方向(12時方向)へ偏って削進されることを
利用して、目的修正方向へ自在に削進することが行われ
ている。(図8参照)
【0004】ところが、上記従来の削進ビット1が、傾
斜面17によって原点P方向へ偏って削進する方式が有
効に実施できる場合、即ち、該削進ビットが目的修正方
向へ偏って削進されるのは、主として、傾斜した削進ビ
ット1の面17と対面地盤とが面同志で衝突して削進ビ
ットの傾斜面の前進が地盤面で阻止(抵抗)されるた
め、前進の容易な傾斜線に沿った方向(例、12時方
向)へ自動的に誘導されるためであるが、ここで、上記
阻止抵抗が小な地盤、例えば水分の多い軟弱な地盤、
砂、砂利、礫等の地盤で方向修正削進する場合に、上記
の地盤側の抵抗、ガイド作用が削進ビットに対して効果
的に発生しない場合があり、よって、削進方向修正が有
効に行われ難い課題があった。
【0005】
【発明による課題の解決】そこで、本発明は、上記従来
方式の特徴が修正方向削進を、削進ビットを傾斜面の上
端(原点P)を中心として設定角度正逆回転及び推進す
ることにより、削進ビットを推進の容易な方向(傾斜方
向、即ち目的修正方向)へ自動的に誘導することによっ
て行う点にあることに着目すると共に、
【0006】ここで、発想を転換して、削進ビットの外
周の一部を突出して備え、例えば、他方の回動ビット1
bよりも回動ビット1aの方を設定寸法突出して備え、
該回動ビット1aを目的修正方向を中心として設定角度
正逆回転することにより、設定角度間の地盤を削進ビッ
トのその他の部分(回動ビット1b及び突出していない
部分)による掘削より大な径に掘削したオーバーカット
部分を意図的に形成し、削進ビットがオーバーカットに
より地盤が破壊され軟弱になったために推進が容易にな
ったそのオーバーカット方向へ自動的若しくは自然に誘
導されることを利用して、削進ビットをオーバーカット
方向、即ち、目的修正方向へ自在に制御削進できるよう
にして、従来の課題を解決したものである。
【0007】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、回転駆動軸の
先端に削進ビットを備え、該削進ビットの回転、推進で
地盤をボーリングするものである地盤のボーリング装置
の削進ビットにおいて、
【0008】削進ビットの外周の一部を常時突出形成し
て若しくは削進ビットを前記軸線中心に対し偏心して取
付けることにより突出して備え、または削進ビットの外
周の一部を方向修正時だけ突出するように備え、該突出
部分の回転軌跡の径が他の部分の回転軌跡の径より設定
寸法大になるように備え、該突出部分の回転軌跡の径が
他の部分の回転軌跡の径より設定寸法大になるように備
えたものであり、
【0009】ボーリング方向を目的方向へ修正するとき
に、該突出部分を目的修正方向に合わせると共に削進ビ
ットを設定角度正逆回転して突出部分で設定角度間の地
盤をオーバーカットし、削進ビットをオーバーカットに
よって推進が容易になったオーバーカット方向、即ち、
目的修正方向へ自動的に誘導することによって、削進ビ
ットのボーリング方向を自在に制御できるように備えた
ものである、地盤のボーリング装置の削進ビットによっ
て課題を解決したものである。
【0010】
【実施例】図1、図2。 ボーリング用の回転駆動軸3、排土オーガ3a、エアー
ハンマー4、及び削進ビット1等を同一軸線C上に正逆
回転自在及び推進後退自在に備え、それらを回転推進し
て地盤19をボーリングするように備えた既存の各種ボ
ーリング装置、若しくは、ボーリング用の回転駆動軸
3、排土オーガ3a、エアーハンマー4、削進ビット
4、及び鋼管2等を同一軸線C上に正逆回転自在及び推
進後退自在に備え、それらを回転推進して地盤19をボ
ーリングするように備えた既存の管埋設用各種ボーリン
グ装置(図7参照)の、削進ビット1において、
【0011】削進ビット1の外周の一部を常時突出形成
して(図1)若しくは削進ビットを前記軸線C中心に対し
偏心C1して取付けることにより突出して備える(図2)
か、または削進ビット1の外周の一部を方向修正時だけ
突出するように備え、該突出部分Dの回転軌跡G1の径
が他の部分の回転軌跡G2の径より設定寸法大になるよ
うに備えたものであり、
【0012】ボーリング方向を目的方向へ修正するとき
に、該突出部分Dを目的修正方向Fに合わせると共に削
進ビット1を設定角度(例、30〜90°位)正逆回転し
て突出部分Dで設定角度間の地盤19をオーバーカット
Eし、削進ビット1をオーバーカットEによって推進が
容易になったオーバーカットE方向、即ち、目的修正方
向Fへ自動的に誘導することによって、推進ビット1の
ボーリング方向を自在に制御できるように備えたもので
ある、地盤のボーリング装置の削進ビットである。
【0013】
【実施例】図3〜図7。 例えば、図7示の地盤のボーリング装置は、ベース6に
回転手段A、Bを各正逆回転自在に備え、回転手段Aで
削進ビット1の後端にその先端を回転自在に連結した鋼
管2(先頭の鋼管2の先端にクラウンビット2aを取付
けた)を回転駆動し、回転手段Bで鋼管2内の中心軸線
上に備えた回転駆動軸3、排土オーガ3a、エアーハン
マー4、及び削進ビット1を回転駆動し、推進架台5に
ベース6を推進手段7で前進後退動するように備えた管
埋設用ボーリング装置であり、回転駆動軸3による削進
ビット1の回転、削進とエアーハンマー4の地盤を粉砕
削進する衝撃力を共働すること、排土オーガ3aで排土
すること、鋼管2の逆回転を上記削進と共働すること等
を、自在に制御して地盤の削進及び鋼管の埋設を行うよ
うにしたものであって、
【0014】削進ビット1を、その円形正面の中心線上
の中心部に設定間隔をおいた上下対称位置に形成した正
面略方形の凹部8、8内に、正面略方形の1対の回動ビ
ット1a、1bを、夫々の平面状の背面9、左右側面1
0、11と各凹部8、8の平面状の背面9、左右側面1
0、11を密に嵌合すると共に、回動ビット1a、1b
の底面の軸孔を中心とした円弧状凸面12と凹部8、8
の底面の軸孔を中心とした円弧状凹面13を密に嵌合
し、両者の連通した軸孔に枢軸14を嵌挿して、各回動
ビット1a、1bを枢軸14を中心として前方へ設定角
度回動自在に備えたものであり、(図4、図5)
【0015】また、回動ビット1a、1bを凹部8、8
に嵌合した状態即ち拡開状態でその先端が鋼管2の外径
より外方にあるようにして、削進ビット1の回転駆動で
鋼管2の外径より大径の掘削孔15を削進するように備
え、(図4、図5)
【0016】回動ビット1a、1bを枢軸14を中心と
して前方へ設定角度回動した状態即ち縮小状態でその先
端が鋼管2の内径より内方にあるようにして、削進ビッ
ト1を鋼管2内に引戻した状態の鋼管2のクラウンビッ
ト2aによる削進及び削進ビット1の発進坑16内への
引戻し交換補修等を自在に行えるように備えたものであ
る。
【0017】然して、本発明は、上記管埋設用ボーリン
グ装置の削進ビットにおいて、1対の回動ビット1a、
1bを拡開状態として削進ビットを回転推進して行う削
進時に、一方の回動ビット1aの先端の回転軌跡G1の
径が他方の回動ビット1bの先端の回転軌跡G2の径よ
り設定寸法突出して備えたものであり、
【0018】修正目的方向Fに回動ビット1aを合わせ
たのち、該回動ビット1aを設定角度(例、30〜90
°位)往復して正逆回転して設定角度部分の地盤19を
オーバーカットEしつつ削進ビット1を推進し、削進ビ
ット1が推進抵抗が小で推進が容易なオーバーカットE
方向へ自動的に誘導されることを利用して、削進ビット
1のボーリング方向を目的方向へ自在に修正制御できる
ように備えものである。
【0019】上記において、例えば、削進ビット1の1
対の回動ビット1a、1bの一方の回動ビット1aの方
を、その先端が削進ビット1の正面円形の円周線から設
定寸法突出した長さであると共に他方の回動ビット1b
の長さより設定寸法長く形成し、また回動ビット1bの
方を、その先端が削進ビット1の正面円形の円周線と同
一若しくは僅かに突出した長さであると共に回動ビット
1aの長さより設定寸法短く形成して、回動ビット1a
と回動ビット1bの長さの差の部分が削進ビット1によ
るボーリング時にオーバーカットEされるように備え
る。
【0020】
【作用及び効果】直線削進中に、目的方向、例えば図3
のように12時方向へ削進方向を修正する必要が生じた
場合、一旦、通常の削進を停止したのち、削進ビット1
の回動ビット1aの中心を目的方向F(例、12時方
向)に合わせ、その位置を中心として回動ビット1a
(削進ビット)を設定角度(30〜90°位)正逆回転
を繰り返しつつ推進して、回動ビット1aで設定角度間
をオーバーカットEする。
【0021】この場合、当然削進ビット1全体(回動ビ
ット1bを含む)を上記設定角度正逆回転及び推進する
が、回動ビット1a以外の部分の回転軌跡G2は鋼管2
等の外径と同じか若しくは僅かに大な位に設定されてお
り、回動ビット1aの回転軌跡G1の径より設定寸法小
に設定されているため、その径の差の寸法がオーバーカ
ットEされることになる。
【0022】上記において削進ビットは自動的若しくは
自然に推進抵抗の小なオーバーカットE方向、即ち目的
修正方向Fに向かって誘導されることになって、削進方
向の修正が有効に行われる。
【0023】上記の円動ビット1aの設定角度間オーバ
ーカットは、地盤の種類及び硬軟に影響されることなく
行うことができるので、従来と異なり、如何なる地盤の
削進においても自在に方向修正削進ができる。
【0024】また、削進ビットの一部、例えば一方の回
動ビット1aを、他の部分より設定寸法突出して備え、
その突出部分によって設定角度間のオーバーカットを行
えば済むため、削進ビットのコスト等にさして影響する
ことなく実施できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の実施例削進ビット(突出部分を
突出)の正面略図、(ロ)は(イ)の側面図、(ハ)は(イ)の
削進ビットのボーリング時の回転説明図、(ニ)は(ハ)の
突出部分とその他の部分の回転軌跡と地盤の掘削範囲を
示す図、(ホ)は方向修正時の(イ)の設定角度正逆回転の
説明図、(ヘ)は(ホ)の突出部分の設定角度正逆回転の回
転軌跡とその他の部分の回転軌跡、及び突出部分による
地盤の目的修正方向オーバーカット範囲を示す図。
【図2】(ト)は本発明の実施例削進ビット(偏心による
突出部分形成)の正面略図、(チ)は(ト)の側面図、(リ)
は(ト)の削進ビットのボーリング時の回転説明図、(ヌ)
は(リ)の偏心突出部分とその他の部分の回転軌跡と地盤
の掘削範囲を示す図、(ル)は方向修正時の(ト)の設定角
度正逆回転の説明図、(ヲ)は(ル)の偏心突出部分の設定
角度正逆回転の回転軌跡とその他の部分の回転軌跡、及
び偏心突出部分による地盤の目的修正方向オーバーカッ
ト範囲を示す図。
【図3】(ワ)は本発明の実施例削進ビット(回動ビット
1aによる突出部分形成)の正面略図、(カ)は(ワ)の側
面図、(ヨ)は(ワ)の削進ビットのボーリング時の回転説
明図、(タ)は(ヨ)の突出部分とその他の部分の回転軌跡
と地盤の掘削範囲を示す図、(レ)は方向修正時の(ワ)の
設定角度正逆回転の説明図、(ソ)は(レ)の突出部分の設
定角度正逆回転の回転軌跡とその他の部分の回転軌跡、
及び突出部分による地盤の目的修正方向オーバーカット
範囲を示す図。
【図4】回動ビット1a、1bを備えた実施例削進ビッ
ト(図3、図7)の一部断面拡大側面図。
【図5】図4の正面図。
【図6】図4の回動ビット1a、1bを前方回動(縮
小)して鋼管内に引戻した状態の図。
【図7】本発明削進ビットを使用する管埋設用ボーリン
グ装置の1例の構成概略を示す図。
【図8】従来の管埋設用ボーリング装置における、削進
ビットの傾斜面による目的方向修正方式の説明図。
【符号の説明】
A 回転手段 B 回転手段 C 中心軸線 C1 偏心 D 突出部分 E オーバーカット F 目的修正方向 G1 回転軌跡(突出部分、回動ビット1a) G2 回転軌跡(その他の部分、回動ビット1b) P 原点 θ 設定傾斜角度 1 削進ビット 1a 回動ビット 1b 回動ビット 2 鋼管 2a クラウンビット 3 回転駆動軸 3a 排土オーガー 4 エアーハンマー 5 推進架台 6 ベース 7 推進手段 8 凹部 9 背面 10 左側面 11 右側面 12 円弧状凸面 13 円弧状凹面 14 枢軸 15 掘削孔 16 発進坑 17 傾斜面 18 取付板 19 地盤 20 排土孔 21 排出孔 22 ターゲット 23 トランシット 24 モーター 25 ギヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動軸の先端に削進ビットを備え、該
    削進ビットの回転、推進で地盤をボーリングするもので
    ある地盤のボーリング装置の削進ビットにおいて、 削進ビットの外周の一部を常時突出形成して若しくは削
    進ビットを前記軸線中心に対し偏心して取付けることに
    より突出して備え、または削進ビットの外周の一部を方
    向修正時だけ突出するように備え、該突出部分の回転軌
    跡の径が他の部分の回転軌跡の径より設定寸法大になる
    ように備えたものであり、 ボーリング方向を目的方向へ修正するときに、該突出部
    分を目的修正方向に合わせると共に削進ビットを設定角
    度正逆回転して突出部分で設定角度間の地盤をオーバー
    カットし、削進ビットをオーバーカットによって推進が
    容易になったオーバーカット方向、即ち、目的修正方向
    へ自動的に誘導することによって、削進ビットのボーリ
    ング方向を自在に制御できるように備えたものである、 地盤のボーリング装置の削進ビット。
  2. 【請求項2】ボーリング用の回転駆動軸、排土オーガ、
    エアーハンマー、及び削進ビット等を同一軸線上に正逆
    回転自在及び推進後退自在に備え、それらを回転推進し
    て地盤をボーリングするように備えた既存の各種ボーリ
    ング装置、若しくは、ボーリング用の回転駆動軸、排土
    オーガ、エアーハンマー、削進ビット、及び鋼管等を同
    一軸線上に正逆回転自在及び推進後退自在に備え、それ
    らを回転推進して地盤をボーリングするように備えた既
    存の管埋設用各種ボーリング装置の、削進ビットにおい
    て、 削進ビットの外周の一部を常時突出形成して若しくは削
    進ビットを前記軸線中心に対し偏心して取付けることに
    より突出して備え、または削進ビットの外周の一部を方
    向修正時だけ突出するように備え、該突出部分の回転軌
    跡の径が他の部分の回転軌跡の径より設定寸法大になる
    ように備えたものであり、 ボーリング方向を目的方向へ修正するときに、該突出部
    分を目的修正方向に合わせると共に削進ビットを設定角
    度正逆回転して突出部分で設定角度間の地盤をオーバー
    カットし、削進ビットをオーバーカットによって推進が
    容易になったオーバーカット方向、即ち、目的修正方向
    へ自動的に誘導することによって、削進ビットのボーリ
    ング方向を自在に制御できるように備えたものである、 請求項1の地盤のボーリング装置の削進ビット。
  3. 【請求項3】ボーリング用の回転駆動軸、排土オーガ、
    エアーハンマー、及び削進ビット等を同一軸線上に正逆
    回転自在及び推進後退自在に備え、それらを回転推進し
    て地盤をボーリングするように備えた既存の各種ボーリ
    ング装置、若しくは、ボーリング用の回転駆動軸、排土
    オーガ、エアーハンマー、削進ビット、及び鋼管等を同
    一軸線上に正逆回転自在及び推進後退自在に備え、それ
    らを回転推進して地盤をボーリングするように備えた既
    存の管埋設用ボーリング各種装置の削進ビットであり 該削進ビットは、その正面円形の上下対象位置に正面略
    方形乃至長方形の1対の回動ビット1a、1bを枢軸を
    もってその先端が前方設定角度回動自在即ち拡開縮小回
    動自在に備えたものである、地盤のボーリング装置の削
    進ビットにおいて、 上記1対の回動ビット1a、1bを拡開状態として削進
    ビットを回転推進して行う削進時に、一方の回動ビット
    1aの先端の回転軌跡の径が他方の回動ビット1bの先
    端の回転軌跡の径より設定寸法突出して備えたものであ
    り、 修正目的方向に回動ビット1aを合わせたのち、該回動
    ビット1aを設定角度宛往復して正逆回転して設定角度
    部分の地盤をオーバーカットしつつ削進ビットを推進
    し、削進ビットが推進抵抗が小で推進が容易なオーバー
    カット方向へ自動的に誘導されることを利用して、削進
    ビットのボーリング方向を目的方向へ自在に修正制御で
    きるように備えたことを特徴とする、 請求項1の地盤のボーリング装置の削進ビット。
  4. 【請求項4】削進ビットの1対の回動ビット1a、1b
    の一方の回動ビット1aの方を、その先端が削進ビット
    の正面円形の円周線から設定寸法突出した長さであると
    共に他方の回動ビット1bの長さより設定寸法長く形成
    したものであり、また回動ビット1bの方を、その先端
    が削進ビットの正面円形の円周線と同一若しくは僅かに
    突出した長さであると共に回動ビット1aの長さより設
    定寸法短く形成したものであって、 回動ビット1aと回動ビット1bの長さの差の部分が削
    進ビットによるボーリング時にオーバーカットされるよ
    うに備えたものである、 請求項1の地盤のボーリング装置の削進ビット。
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