JP2002275978A - ぬめり取り器 - Google Patents

ぬめり取り器

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JP2002275978A
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章 土信田
Ko Muto
香 武藤
Eiji Takemura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薬剤ケース3の上面はゴム蓋2で覆われるので
薬剤ケース3内で生成される溶液が行き渡らず、その部
分にぬめりが発生しやすい。 【解決手段】薬剤ケース3の上面に凹部32を形成し、
薬剤ケース3内の溶液を孔部33から凹部32内へと溢
れさせ、ゴム蓋2の裏面のぬめりを防除するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台のシンク底
面に開口した排水口に装着され、排水構内のぬめりを防
除するぬめり取り器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のぬめり取り器として、例
えば特願2000−262818号に記載されているよ
うに、水に溶解して溶液になると、この溶液が付着した
部分のぬめりの発生を防止し、あるいは既に発生したぬ
めりを除去する薬剤を収納した薬剤ケースと、この薬剤
ケースが下面に装着された状態で流し台のシンク底面に
開口した排水口に装着されるゴム蓋とからなるぬめり取
り器が知られている。このぬめり取り器では、ゴム蓋に
開口部を形成している。一方、薬剤ケースの上面には、
ゴム蓋に装着された状態でゴム蓋の開口部を介して上方
に露出する位置に、薬剤ケース内に排水を導入する導入
口が形成されている。シンク内の排水は排水口に向かっ
て流れるが、排水口にはぬめり取り器が装着されている
ので、排水はゴム蓋の開口部を通って薬剤ケースの導入
口に流れる。すると排水はこの導入口から薬剤ケース内
へと流れ込み、内部の薬剤を溶解させ、ぬめりに対する
防除効果を有する溶液となって薬剤ケースから流出す
る。そしてこの流出した溶液は排水口の内壁を伝って下
方に流れ、排水口内部の全域に行き渡ってぬめりを防除
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のぬめり取り
器では、ゴム蓋の開口部に合わせて薬剤ケースの上面に
導入口を形成するが、この導入口が形成されない部分は
ゴム蓋の開口部が形成されていない部分によって覆わ
れ、閉塞されることになる。薬剤ケース内で生成される
溶液は排水口の内壁に伝うように流出されるので、この
閉塞部までは殆ど行き渡らない。そのため、閉塞部周辺
にはぬめりが発生し、ぬめり取り器を長時間使用した
後、薬剤ケースの交換等によりぬめり取り器を排水口か
ら取り外すと閉塞部周辺が思いのほか汚れている印象を
受け、好ましくない。
【0004】なお、薬剤ケースに塩素系の薬剤を充填
し、薬剤の溶液ではなく薬剤から発生する塩素ガスによ
りぬめりを防除すれば、閉塞部のぬめりの発生も合わせ
て防除できる。ところが、塩素系の薬剤を使用すると排
水に混ざる漂白剤やその他の薬品と反応して塩素ガスが
思いのほか多量に発生することも考えられ、薬剤を塩素
系のものにすることは好ましくない。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、薬
剤が溶解した溶液でぬめりを防除するぬめり取り器であ
っても、ゴム蓋に覆われた閉塞部にぬめりが発生しない
ぬめり取り器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるぬめり取り器は、内部にぬめり取り用の
薬剤が充填された環状の薬剤ケースと、該薬剤ケースが
下面に装着された状態で流し台のシンク底面に開口した
排水口に装着されるゴム蓋とからなるぬめり取り器であ
って、ゴム蓋に開口部を形成すると共に、薬剤ケースの
上面の、ゴム蓋に装着された状態で開口部を介して上方
に露出する位置に、薬剤ケース内に排水を導入する導入
口を形成し、該導入口から導入された排水に薬剤を溶解
させた溶液を排水口内壁に導いて排水口内部のぬめりの
発生を防止するものにおいて、上記薬剤ケースの上面
の、ゴム蓋で覆われる閉塞部分に、該閉塞部分の略全域
に薬剤ケース内の溶液を導く孔部を形成したことを特徴
とする。
【0007】導入口から多量の排水が薬剤ケース内に流
れ込むと、上記孔部が例え薬剤ケースの上面に形成され
ていても孔部から溶液が溢れ、閉塞部に導かれる。その
ため閉塞部にはぬめりに対して防除効果を有する溶液が
常に供給されぬめりが発生することがない。
【0008】ところで、閉塞部のほぼ全域にわたる大き
さの開口部を形成してもよいが、あまり大きな孔部を形
成すると孔部から薬剤が露出するので、上記閉塞部分
に、該閉塞部分の略全域にわたる凹部を形成すると共に
上記孔部を該凹部内に溶液を供給し得る位置に形成し、
孔部自体はそれほど大きくならないようにしてもよい。
【0009】また、凹部は薬剤ケースの上面に形成して
もよいが、上記ゴム蓋の下面であって閉塞部分に対向す
る位置に、上記孔部からの溶液が流れ込む凹部を形成し
てもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は本発明によ
るぬめり取り器である。このぬめり取り器1はゴム蓋2
と、ゴム蓋2に対して下方から装着される薬剤ケース3
とから構成されている。ゴム蓋2には本実施の形態では
6個の開口部21が設けられている。一方、薬剤ケース
3には、ゴム蓋2に下方から装着した状態で開口部21
を介して露出する位置にスリット状の導入口31が形成
されている。
【0011】薬剤ケース3内には水に溶解して溶液にな
るとぬめりの原因である細菌を除菌することによってぬ
めりの発生を防止し、また発生したぬめりを除去する薬
剤が充填されている。このぬめり取り器1は流し台のシ
ンクSの底面に開口する排水口Dに装着される。シンク
S内の排水は排水口Dに流れるので、ぬめり取り器1を
排水口Dに装着すると、流れてきた排水が開口部21を
通って導入口31から薬剤ケース3内へと流れ込む。
【0012】薬剤ケース3内に排水が流れ込むと内部の
薬剤が排水に溶解して溶液となり、薬剤ケース3の下部
外周に形成した流出口30から排水口D内へと流れ出
る。流れ出た溶液は排水口D内の内壁Wの全面を伝って
下方に流れ、排水口D内の内壁Wに対してぬめりの防除
効果を発揮する。
【0013】図2から図4を参照して、薬剤ケース3の
上面であって、スリット状の導入口31が形成されたい
部分はゴム蓋2によって覆われる閉塞部分になる。この
閉塞部分はゴム蓋2によって覆われるため、排水によっ
て濡れると乾きにくく、また流出口30から流出した溶
液が届きにくい。そのため、ぬめりが発生しやすい。そ
こで、本実施の形態では、これら6カ所の閉塞部分のほ
ぼ全域にわたる凹部32・34を形成し、ゴム蓋2の裏
面と閉塞部分とが密着しないようにした。そして、各凹
部32・34の底面に、各凹部32・34の周方向全域
に連続するスリット状の孔部33・35を形成した。な
お、図3及び図4のCは錠剤型の薬剤である。
【0014】このように構成することにより、導入口3
1に多くの排水が流れ込むと、薬剤ケース3内の溶液が
流出口30から流出しきれず、孔部33・35から凹部
32・34へと溢れ出す。このようにして凹部32・3
4内には溶液が充満するので閉塞部分のぬめりが防除さ
れる。また、薬剤ケース3の上面とゴム蓋2の裏面とは
それほど強く密着しているわけではないので、凹部32
・34内に充満した溶液はゴム蓋2と薬剤ケース3との
間の隙間を伝って、その他の部分にも行き渡る。そのた
め、ゴム蓋の裏面全面に対してくまなくぬめりが防除さ
れる。
【0015】なお、上記の実施の形態では閉塞部分に凹
部を形成し、凹部より狭い面積の孔部33を設けたが、
凹部と同じ形状の孔部を設けてもよい。また、図5に示
すように、ゴム蓋2の下面に、閉塞部分に対向する広さ
の凹部22を設けて、この凹部22内に薬剤ケース3内
の溶液を導くようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、薬剤ケースの上面であって、ゴム蓋によって覆われ
る閉塞部分にも薬剤ケース内の溶液を導くようにしたの
で、塩素系の薬剤を用いなくても閉塞部分のぬめりを防
除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】薬剤ケースの形状を示す斜視図
【図3】III-III切断面図
【図4】IV-IV切断面図
【図5】他の実施の形態におけるIII-III切断面図
【符号の説明】
1 ぬめり取り器 2 ゴム蓋 3 薬剤ケース 32 凹部 33 孔部 34 凹部 35 孔部 C 薬剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 英二 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 日 本曹達株式会社内 Fターム(参考) 2D061 BA04 BG10 DA03 DE03 DE30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にぬめり取り用の薬剤が充填され
    た環状の薬剤ケースと、該薬剤ケースが下面に装着され
    た状態で流し台のシンク底面に開口した排水口に装着さ
    れるゴム蓋とからなるぬめり取り器であって、ゴム蓋に
    開口部を形成すると共に、薬剤ケースの上面の、ゴム蓋
    に装着された状態で開口部を介して上方に露出する位置
    に、薬剤ケース内に排水を導入する導入口を形成し、該
    導入口から導入された排水に薬剤を溶解させた溶液を排
    水口内壁に導いて排水口内部のぬめりの発生を防止する
    ものにおいて、上記薬剤ケースの上面の、ゴム蓋で覆わ
    れる閉塞部分に、該閉塞部分の略全域に薬剤ケース内の
    溶液を導く孔部を形成したことを特徴とするぬめり取り
    器。
  2. 【請求項2】 上記閉塞部分に、該閉塞部分の略全域
    にわたる凹部を形成すると共に上記孔部を該凹部内に溶
    液を供給し得る位置に形成したことを特徴とする請求項
    1記載のぬめり取り器。
  3. 【請求項3】 上記ゴム蓋の下面であって閉塞部分に
    対向する位置に、上記孔部からの溶液が流れ込む凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のぬめり取り器。
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WO2008123549A1 (ja) * 2007-04-04 2008-10-16 Max Co., Ltd. ディスポーザー

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