JP2002275155A - 環状アミン誘導体の製造方法 - Google Patents

環状アミン誘導体の製造方法

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JP2002275155A JP2002000313A JP2002000313A JP2002275155A JP 2002275155 A JP2002275155 A JP 2002275155A JP 2002000313 A JP2002000313 A JP 2002000313A JP 2002000313 A JP2002000313 A JP 2002000313A JP 2002275155 A JP2002275155 A JP 2002275155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成中間体化合物として有用な環内二級アミノ
基のみが保護されたアミノ基を有する環状アミン誘導体
又はその塩の製造方法を提供する。 【解決手段】次の化学反応式 【化1】 [式中、m及びnはそれぞれ1乃至3の整数、Rはカル
ボキシル基の保護基、Xは脱離基を示す。]で表され
る、一般式(I)の化合物の約一当量の酸塩にプロトン性
溶媒の存在下で一般式(II)の化合物を反応させることに
よる一般式(III)の化合物又はその塩を製造する方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミノ基を有する
環状アミンの環内二級アミノ基を一段階で選択的に保護
することによる、環状アミン誘導体の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アミノピロリジン等のアミノ基を有する
環状アミン骨格は、キノロン系抗生物質やβ−ラクタム
系抗生物質等に数多く見られる構造である。従って、環
内二級アミノ基のみが保護されたこのような環状アミン
誘導体は合成中間体化合物として非常に有用である。
【0003】ところが、同分子内に一級アミノ基が存在
する場合に環内二級アミノ基のみを保護する反応におい
ては、一級アミノ基部との差別化が困難なため、いずれ
のアミノ基も保護された副生成物が生成する。そのた
め、このような化合物を得るには、多段階を経る合成経
路を必要とするのが一般的であった。
【0004】その一方で、3-アミノピロリジンを出発原
料とした一段階による3-アミノ-1-t-ブトキシカルボニ
ルピロリジンの製造方法が、WO99/16747号公報に記載さ
れている。しかし、当該公報に記載された方法は、保護
化試薬として2-(t-ブトキシカルボニルオキシイミノ)-2
-フェニルアセトニトリル(BOC-ON)を使用しているた
め、保護基はBOC基に限定される。また、他の保護基を
導入するためにこの方法を応用するには、保護化試薬の
調製が煩雑である。更に、この試薬は高価であるため、
工業的には不適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、環内二級アミノ基のみが保護され
たアミノ基を有する環状アミンの、安価に行うことがで
き、大量合成にも適し、かつ様々な保護基の導入に容易
に応用することができる製造方法を提供することにあ
る。
【0006】本課題を解決する手段として、本発明者等
は、プロトン性溶媒の存在下で出発原料として一酸塩を
用いれば、環内二級アミノ基のみが選択的に保護された
アミノ基を有する環状アミンを一段階で効率よく得るこ
とができることを見出して、本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【0008】
【化4】
【0009】[式中、m及びnはそれぞれ1乃至3の整
数を示す。但し、mとnの和は2乃至4の整数とす
る。]で表わされる化合物の約一当量の酸塩に、プロト
ン性溶媒の存在下で一般式(II)
【0010】
【化5】
【0011】[式中、Rはカルボキシル基の保護基を示
す。Xは脱離基を示す。]で表わされる化合物を反応さ
せることにより、一般式(III)
【0012】
【化6】
【0013】[式中、m、n及びRは前述と同意義を示
す。]で表される化合物又はその塩を製造する方法、で
ある。
【0014】また、上記方法において、好適には、一般
式(II)で表される化合物として、Xが一般式ROC(=
O)O-基[式中、Rは前述と同意義を示す。]である二炭
酸ジエステル類又はXがハロゲン原子であるハロゲン化
炭酸エステル類を反応させることを特徴とする、一般式
(III)で表される化合物又はその塩を製造する方法、一
般式(I)で表される化合物として3-アミノピロリジンを
使用することを特徴とする、3-アミノピロリジン誘導体
又はその塩を製造する方法、或いはこれら方法における
条件を任意に組み合わせた方法である。
【0015】本発明において、mとnの和は2乃至4の
整数であるが、好適には2又は3であり、更に好適には
3である。即ち、本発明に係るアミノ基を有する環状ア
ミンは3-アミノアゼチジン、3-アミノピロリジン、3-ア
ミノピペリジン又は4-アミノピペリジンであり、好適に
は3-アミノアゼチジン又は3-アミノピロリジンであり、
更に好適には3-アミノピロリジンである。
【0016】本発明において「約一当量」とは、当業者
にとって自明である範囲で一般式(I)で表される化合物
に対して「約一当量」であればよい。即ち、「約一当
量」とは、通常0.5乃至1.4モル当量であり、好適に
は0.7乃至1.3モル当量であり、更に好適には0.9
乃至1.1モル当量である。
【0017】本発明に使用される「酸」としては、例え
ばフッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫
酸、硝酸及びりん酸のような無機酸類;ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸及びp-トルエンスルホン酸
のような有機酸類等を挙げることができ、好適には無機
酸類であり、更に好適には塩酸又は硫酸であり、最適に
は塩酸である。
【0018】Rの定義における「カルボキシル基の保護
基」は、有機合成化学において一般的に使用される保護
基であれば特に制限されないが、例えばC1-C6アルキル
基、C 2-C6アルケニル基及びC7-C12アラルキル基を挙げ
ることができる。
【0019】ここで、「C1-C6アルキル基」とは、炭素
数1乃至6の直鎖状又は分枝鎖状の飽和炭化水素基をい
い、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、s-ブチル、t-ブチル、ペンチ
ル、s-ペンチル、イソペンチル、2-メチルブチル、ネ
オペンチル、1-エチルプロピル、ヘキシル、4-メチルペ
ンチル(イソヘキシル)、3-メチルペンチル、2-メチル
ペンチル、1-メチルペンチル(s-ヘキシル)、3,3-ジ
メチルブチル、2,2-ジメチルブチル、1,1-ジメチルブチ
ル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,3-ジ
メチルブチル及び2-エチルブチルを挙げることができ
る。RがC1-C6アルキル基を示す場合、好適にはC1-C4
ルキル基であり、更に好適にはイソプロピル基又はt-
ブチル基であり、最適にはt-ブチル基である。
【0020】「C2-C6アルケニル基」とは、二重結合を
1個有する炭素数2乃至6の直鎖状又は分枝鎖状の不飽
和炭化水素基をいい、例えばビニル、アリル、1-メチル
アリル、2-メチルアリル、2-エチルアリル、2-ブテニ
ル、1-メチル-2-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、3-メ
チル-2-ブテニル、1-エチル-2-ブテニル、3-ブテニル、
1-メチル-3-ブテニル、2-メチル-3-ブテニル、3-メチル
-3-ブテニル、1-エチル-3-ブテニル、2-ペンテニル、1-
メチル-2-ペンテニル、2-メチル-2-ペンテニル、3-ペン
テニル、1-メチル-3-ペンテニル、2-メチル-3-ペンテニ
ル、4-メチル-3-ペンテニル、4-ペンテニル、1-メチル-
4-ペンテニル、2-メチル-4-ペンテニル、2-ヘキセニ
ル、3-ヘキセニル、4-ヘキセニル、5-ヘキセニル及び1-
イソプロピルアリルを挙げることができ、好適にはビニ
ル基、アリル基又は1-イソプロピルアリル基であり、更
に好適にはビニル基又はアリル基であり、最適にはアリ
ル基である。
【0021】「C7-C12アラルキル基」とは、前述したア
ルキル基にアリール基が1個置換した炭素数7乃至12
の基をいい、例えばベンジル、1-フェネチル、2-フェネ
チル、フェニルプロピル、フェニルブチル、フェニルペ
ンチル、フェニルヘキシル、α-ナフチルメチル、β-ナ
フチルメチル、1-ナフチルエチル及び2-ナフチルエチル
を挙げることができ、好適にはフェニルC1-C6アルキル
基であり、更に好適にはフェニルC1-C2アルキル基であ
り、最適にはベンジル基である。
【0022】当該アラルキル基は、アリール部分上に置
換分αを1乃至3個有していてもよい。置換分αは、C1
-C6アルキル基、C1-C6ハロゲン化アルキル基、C1-C6
ルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基及びシアノ基から
なる群から選択される基を示す。置換分の数は好適には
1又は2個であり、最適には1個であり、置換分を複数
個有する場合には、置換分は同一であってもそれぞれ異
なっていてもよい。
【0023】ここで、置換分αがC1-C6アルキル基を示
す場合、当該アルキル基としては前述と同様のものを挙
げることができ、好適にはC1-C4アルキル基であり、更
に好適にはC1-C2アルキル基であり、最適にはメチル基
である。
【0024】「C1-C6ハロゲン化アルキル基」とは、前
述したC1-C6アルキル基が1乃至3個のハロゲン原子によ
り置換された基をいい、C1-C6ハロゲン化アルキル基と
しては、例えばトリフルオロメチル、トリクロロメチ
ル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、ジブロモメチ
ル、フルオロメチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2,2,
2-トリクロロエチル、2-ブロモエチル、2-クロロエチ
ル、2-フルオロエチル、2-ヨードエチル、3-クロロプロ
ピル、4-フルオロブチル、6-ヨードヘキシル及び2,2-ジ
ブロモエチルを挙げることができ、好適にはC1-C4ハロ
ゲン化アルキル基であり、更に好適にはC1-C2ハロゲン
化アルキル基であり、最適にはトリフルオロメチルであ
る。
【0025】「C1-C6アルコキシ基」とは、炭素数1乃
至6の直鎖状又は分枝鎖状のアルコキシ基をいい、例え
ばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシ、イソブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキシ、
ペントキシ、イソペントキシ、2-メチルブトキシ、ネオ
ペントキシ、1-エチルプロポキシ、ヘキシルオキシ、4-
メチルペントキシ、3-メチルペントキシ、2-メチルペン
トキシ、3,3-ジメチルブトキシ、2,2-ジメチルブトキ
シ、1,1-ジメチルブトキシ、1,2-ジメチルブトキシ、1,
3-ジメチルブトキシ、2,3-ジメチルブトキシ及び2-エチ
ルブトキシを挙げることができ、好適にはC1-C4アルコ
キシ基であり、更に好適にはC1-C2アルコキシ基であ
り、最適にはメトキシ基である。
【0026】「ハロゲン原子」としては、例えばフッ素
原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子を挙げること
ができ、好適にはフッ素原子又は塩素原子である。
【0027】置換分αを有するアラルキル基としては、
例えば4-メチルベンジル、4-エチルベンジル、4-トリフ
ルオロメチルベンジル、4-メトキシベンジル、4-ニトロ
ベンジル、4-シアノベンジル、4-フルオロベンジル、4-
クロロベンジル及び2,4-ジクロロベンジル基を挙げるこ
とができ、好適には4-ニトロベンジル基である。
【0028】Rとしては、好適にはC1-C4アルキル基、C
2-C4アルケニル基又はベンジル基(フェニル上に置換分
αを1個有していてもよい。)であり、更に好適にはメ
チル基、イソプロピル基、t-ブチル基、アリル基、ベン
ジル基、4-メチルベンジル基、4-メトキシベンジル基、
4-クロロベンジル基又は4-ニトロベンジル基であり、最
適にはt-ブチル基、アリル基、ベンジル基又は4-ニトロ
ベンジル基である。
【0029】αとしては、好適にはメチル基、トリフル
オロメチル基、メトキシ基、フッ素原子、塩素原子、ニ
トロ基又はシアノ基であり、更に好適にはメチル基、メ
トキシ基、塩素原子又はニトロ基であり、最適にはニト
ロ基である。
【0030】Xの定義における「脱離基」は、有機合成
化学において一般的に使用される脱離基であれば特に制
限されないが、例えば一般式ROC(=O)O-基で表され
る基及びハロゲン原子を挙げることができる。ここで、
Rは前述と同義であり、ハロゲン原子としては前述と同
様のものを挙げることができ、好適には塩素原子又は臭
素原子であり、更に好適には塩素原子である。
【0031】本発明において「プロトン性溶媒の存在
下」とは、反応溶媒としてプロトン性溶媒又はプロトン
性溶媒と非プロトン性溶媒との混合溶媒を用いることを
いう。ここで「プロトン性溶媒」とは、分子間で水素結
合を形成する際にプロトン供与体となり得る溶媒をい
い、例えば水;メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、s-ブタノール及び
t-ブタノールのようなアルコール類;及び水とアルコー
ル類との任意な割合の混合溶媒を挙げることができる。
「非プロトン性溶媒」とは、プロトン性溶媒と混合して
用いることができ、かつ反応を阻害しないものであれば
特に限定はないが、例えばアセトニトリルのようなニト
リル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン
類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類;ジメ
チルスルホキシドのようなスルホキシド類;及びジメチ
ルホルムアミドを挙げることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の製造方法を更に詳
しく説明する。
【0033】出発原料である一般式(I)で表される化合
物は市販のものを用いるか又は当業者自明の方法により
得ることができる。即ち、3-アミノピロリジン及び3-ア
ミノピペリジンは市販のものを使用することができる。
また、3-アミノアゼチジンは、例えば、市販の1-ベンズ
ヒドリル-3-ヒドロキシアゼチジンの水酸基をアミノ基
に官能基変換し、保護基を除去することにより得ること
ができる(Dino Nisatoら, J.Heterocyclic.Chem., 22,
pp961-963(1985)参照)。4-アミノピペリジンも、市販
の1-ベンジル-4-ヒドロキシピペリジンから同様に合成
することができる。
【0034】本発明において、一般式(I)で表される化
合物の約一当量の酸塩を得るには、出発原料として一般
式(I)の化合物の一酸塩を用いるか、又は出発原料とし
て一般式(I)の化合物のフリー体若しくは酸塩を用いて
反応系に酸又は塩基を加えることにより一般式(I)の化
合物に対して約一当量の酸が存在する様に調整すること
ができる。このような条件とするには、例えば、化合物
(I)に約一当量の酸を添加して保護化試薬を反応させる
ことにより(方法1)、化合物(I)の一酸塩に保護化試
薬を反応させることにより(方法2)、又は化合物(I)
の二酸塩に約一当量の塩基を添加して保護化試薬を反応
させることにより(方法3)、以下のように行うことが
できる。 (方法1)本法は、化合物(I)に約一当量の酸を添加し
て保護化試薬を反応させることにより化合物(III)を製
造する方法である。
【0035】使用される酸の量は、化合物(I)に対して
通常0.5乃至1.4モル当量であり、好適には0.7乃
至1.3モル当量であり、更に好適には0.9乃至1.1
モル当量である。 (方法2)本法は、化合物(I)の一酸塩に保護化試薬を
反応させることにより化合物(III)を製造する方法であ
る。 (方法3)本法は、化合物(I)の二酸塩に約一当量の塩
基を添加して保護化試薬を反応させることにより化合物
(III)を製造する方法である。
【0036】本法で使用される塩基としては、例えば水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸水素
ナトリウム及び炭酸水素カリウムのような無機塩基類;
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、4-メ
チルモルホリン、4-エチルモルホリン、ピリジン、1-
メチルイミダゾール、1,2-ジメチルイミダゾール、1,5-
ジアザビシクロ[4.3.0]-5-ノネン(DBN)及び1,5-ジ
アザビシクロ[5.4.0]-5-ウンデセン(DBU)のような
有機塩基類;リチウムメトキシド、リチウムエトキシ
ド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナ
トリウム t-ブトキシド、カリウムメトキシド、カリウ
ムエトキシド及びカリウム t-ブトキシドのようなアル
カリ金属アルコキシド類等を挙げることができ、好適に
は無機塩基類であり、更に好適には水酸化ナトリウム又
は水酸化カリウムである。
【0037】使用される塩基の量は、化合物(I)の二酸
塩に対して通常0.6乃至1.5モル当量であり、好適
には0.7乃至1.3モル当量であり、更に好適には0.
9乃至1.1モル当量である。
【0038】本発明に係る方法に用いられる溶媒は、プ
ロトン性溶媒又はプロトン性溶媒と非プロトン性溶媒と
の混合溶媒であり、好適にはプロトン性溶媒であり、更
に好適には水とアルコール類との混合溶媒である。
【0039】本発明に係る方法に用いられる保護化試薬
である化合物(II)は有機合成化学で一般に用いられる保
護化試薬であれば特に限定されないが、例えば、Xが一
般式ROC(=O)O-基である一般式(ROC=O)2O[式
中、Rは前述と同意義を示す。]で表される二炭酸ジエ
ステル類及びXがハロゲン原子であるハロゲン化炭酸エ
ステル類を挙げることができ、好適には一般式(ROC=
O)2Oで表される二炭酸ジエステル類である。尚、二炭
酸ジエステル類における2個のR基は同一であっても異
なっていてもよいが、好適には同一である。
【0040】Xがハロゲン原子であるハロゲン化炭酸エ
ステル類を保護化試薬として使用する場合には、反応を
完結させるために適量の塩基を加えることが望ましい。
【0041】使用される保護化試薬は、化合物(I)に対
して通常0.9乃至5モル当量であり、好適には0.9乃
至1.2モル当量である。
【0042】一般式(ROC=O)2Oで表される二炭酸ジ
エステル類は、市販のものを用いるか当業者自明の方法
により得ることができる。例えば、ROM[Mは、アル
カリ金属を示す。]、炭酸ガス、及びホスゲンより調製
した三炭酸ジエステル類(ROC=O・OC=OO・C=O
OR)に溶媒中、有機塩基を作用させることにより得る
ことができる(C.S.Deanら, J.Org.Chem, 35(10), pp33
93-3397(1970)、B.M.Popeら, J.Org.Chem, 43(12), pp2
410-2414(1978)参照)。Mとしては、ナトリウム、カリ
ウム及びリチウムを挙げることができ、好適にはナトリ
ウムである。使用される溶媒としては、例えば、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素
類;ジクロロメタン、テトラクロロメタン、ジクロロエ
タン等のハロゲン化炭化水素類;及び、ジエチルエーテ
ル、1,2-ジメトキシエタン等のエーテル類等が挙げられ
る。使用される有機塩基としては、例えば、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4-ジ
メチルアミノピリジン、4-メチルモルホリン、1-メチル
イミダゾール、1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]-5-ノネン
(DBN)、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]-7-ウンデセン
(DBU)、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(D
abco)が挙げられる。反応温度は、通常−20℃乃
至100℃の範囲(好適には0℃乃至30℃)であり、
反応時間は、主に使用される有機溶媒や有機塩基によっ
て異なるが、通常0.5乃至10時間(好適には0.5
乃至3時間)である。反応終了後、目的化合物は常法に
従って反応混合物から採取される。例えば、反応混合液
に水を加え、洗浄、有機層を分離した後、溶媒を留去し
て得られる。得られた化合物は必要ならば蒸留などによ
って更に精製することができる。
【0043】ハロゲン化炭酸エステル類も、市販のもの
を用いるか当業者自明の方法により得ることができる。
ここで、ハロゲン化炭酸エステル類中のハロゲン原子は
前述したハロゲン原子と同様の物を挙げることができる
が、塩素原子が好適である。この塩化物は、例えば、無
溶媒又は不活性溶媒中、ROHで表されるアルコール化
合物に過剰のホスゲンを作用させることにより得ること
ができる。使用される不活性溶媒としては、一般式(R
OC=O)2Oで表される二炭酸ジエステル類の製法に使
用される溶媒と同様の溶媒を挙げることができる。反応
温度は、通常−100℃乃至50℃の範囲(好適には−
100℃乃至室温)であり、反応時間は、主に使用され
る試薬によって異なるが、通常1乃至48時間(好適に
は6乃至24時間)である。反応終了後、目的化合物は
常法に従って反応混合物から採取される。例えば、反応
混合液の溶媒を留去して得られる。得られた化合物は必
要ならば蒸留などによって更に精製することができる。
【0044】本発明の反応温度は、主に溶媒により異な
るが、通常-60乃至100℃であり、好適には-20乃
至50℃である。
【0045】本発明の反応時間は、主に反応温度や溶媒
によって異なるが、通常0.1乃至10時間であり、好
適には0.5乃至2時間である。
【0046】本発明に係る反応終了後、目的化合物であ
る化合物(III)は常法に従って反応液から採取される。
例えば、反応溶媒を留去して得た残さに酸性水を加え、
水と混合しない有機溶剤で不純物を抽出除去した後、分
離した水層を塩基性とし、水と混合しない有機溶剤で目
的物を抽出、溶媒を減圧下で留去することによって目的
物が得られる。得られた目的化合物は必要ならば常法、
例えば蒸留またはクロマトグラフィーなどによってさら
に精製することができる。
【0047】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0048】実施例1(S)-3-アミノ-1-t-ブトキシカルボニルピロリジン
【0049】
【化7】
【0050】[式中、tBuはt-ブチル基を示す。以下、同
様とする。] (S)-3-アミノピロリジン(10g)のメタノール(10
0mL)溶液を0〜5℃に冷却し、1N塩酸水(116
mL)、二炭酸ジ-t-ブチル(27.9g)のメタノー
ル(100mL)溶液を5℃以下で順次滴下した。反応
液を0〜5℃で2時間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去
した。得られた残査に1N塩酸水(23.2mL)を加
え、不純物を塩化メチレン(100mL)で抽出除去し
た。水層を分離し、炭酸カリウム(19.3g)を加え
て塩基性とした後、塩化メチレン300mLで1回、2
50mLで1回抽出した。抽出液を合わせて塩化メチレ
ンを減圧下で留去し、標記化合物を橙黄色油状物として
20.32g(収率93.4%)得た。1 H-核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CDCl3)δppm:1.
25(br.s,2H),1.46(s,9H),1.57-1.72(m,1H),
1.99-2.09(m,1H),2.93-3.10(m,1H),3.30-3.59
(m,4H)13 C-核磁気共鳴スペクトル(100MHz、CDCl3)δppm:2
8.53,33.58,33.96,43.98,44.33,50.50,51.32,5
3.28,53.81,79.34,154.66。
【0051】実施例2(S)-3-アミノ-1-t-ブトキシカルボニルピロリジン (S)-3-アミノピロリジン・二塩酸塩(6.0g)のメタ
ノール(33mL)、水(19mL)混合溶液に水酸化
ナトリウム(1.56g)の水溶液(19mL)、二炭
酸ジ-t-ブチル(9.1g)のメタノール(33mL)
溶液を10℃以下で順次滴下した。反応液を0〜5℃で
2.5時間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去した。得ら
れた残査に1N塩酸水(7.5mL)を加え、不純物を
塩化メチレン(33mL)で抽出除去した。水層を分離
し、炭酸カリウム(6.25g)を加えて塩基性とした
後、塩化メチレン98mLで1回、81mLで1回抽出
した。抽出液を合わせて塩化メチレンを減圧下で留去
し、標記化合物を橙黄色油状物として7.03g(収率
96.9%)得た。得られた化合物の物性値は、実施例
1で得られたものと同じであった。
【0052】実施例3(S)-3-アミノ-1-t-ブトキシカルボニルピロリジン (S)-3-アミノピロリジン・一塩酸塩(7.55g)のメ
タノール(50mL)溶液を−15〜−10℃に冷却
し、二炭酸ジ-t-ブチル(13.9g)のメタノール
(50mL)溶液を10℃以下で滴下した。反応液を−
15〜−10℃で2時間攪拌した後、溶媒を減圧下で留
去した。得られた残査に1N塩酸水(11.6mL)を
加え、不純物を塩化メチレン(50mL)で抽出除去し
た。水層を分離し、炭酸カリウム(9.63g)を加え
て塩基性とした後、塩化メチレン150mLで1回、1
25mLで1回抽出した。抽出液を合わせて塩化メチレ
ンを減圧下で留去し、標記化合物を橙黄色油状物として
10.5g(収率96.9%)得た。得られた化合物の
物性値は、実施例1で得られたものと同じであった。
【0053】実施例4(S)-3-アミノ-1-メトキシカルボニルピロリジン
【0054】
【化8】
【0055】(S)-3-アミノピロリジン(1g)のメタノ
ール(7mL)溶液を−15℃に冷却し、濃塩酸(0.97
mL)、二炭酸ジメチル(1.71g)のメタノール(3m
L)溶液を−15〜−10℃で順次滴下した。反応液を同
温で2時間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去した。得ら
れた残査に1N塩酸水(2.3mL)、水(9ml)、塩
化メチレン(10ml)を加えて抽出した。水層を分離
し、炭酸カリウム(1.93g)を加えて塩基性とした
後、塩化メチレン30mLで8回抽出した。抽出液を合
わせて塩化メチレンを減圧下で留去し、標記化合物を油
状物として1.34g(収率80.2%)得た。1 H-核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CDCl3)δppm:1.
30(br.s,2H),1.61-1.74(m,1H),1.99-2.11(m,1
H),3.01-3.17(m,1H),3.35-3.62(m,4H),3.69
(s,3H)13 C-核磁気共鳴スペクトル(100MHz、CDCl3)δppm:3
3.74,34.39,43.82,44.26,50.16,51.07,51.83,5
3.82,54.25,155.15。
【0056】実施例5(S)-3-アミノ-1-エトキシカルボニルピロリジン
【0057】
【化9】
【0058】(S)-3-アミノピロリジン(1g)のメタノ
ール(7mL)溶液を−15℃に冷却し、濃塩酸(0.97
mL)、二炭酸ジエチル(2.07g)のメタノール(3m
L)溶液を−15〜−10℃で順次滴下した。反応液を同
温で2時間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去した。得ら
れた残査に1N塩酸水(2.3mL)、水(9ml)、塩
化メチレン(10ml)を加えて抽出した。水層を分離
し、炭酸カリウム(1.93g)を加えて塩基性とした
後、塩化メチレン30mLで6回抽出した。抽出液を合
わせて塩化メチレンを減圧下で留去し、標記化合物を油
状物として1.34g(収率100%)得た。1 H-核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CDCl3)δppm:1.
18-1.38(m,5H),1.60-75(m,1H),1.98-2.12(m,1
H),2.99-3.15(m,1H),3.34-3.62(m,4H),4.06-4.
18(m,2H)13 C-核磁気共鳴スペクトル(100MHz、CDCl3)δppm:1
4.42,33.68,34.31,43.73,44.06,50.12,50.99,5
3.76,54.06,60.32,154.70。
【0059】実施例63-アミノ-1-t-ブトキシカルボニルピペリジン
【0060】
【化10】
【0061】3-アミノピペリジン(200mg)のメタノ
ール(1mL)懸濁液を−20℃に冷却し、28%ナトリ
ウムメチラート/メタノール水溶液(216.2mg)、二
炭酸ジ−t−ブチル(277mg)のメタノール溶液を−20
〜−15℃で順次滴下した。反応液を同温で2時間攪拌し
た後、溶媒を減圧下で留去した。得られた残査に1N塩
酸水(0.2mL)、水(1ml)、塩化メチレン(2m
l)を加えて抽出した。水層を分離し、炭酸カリウム
(192mg)添加後、塩化メチレン5mLで2回抽出し
た。抽出液を合わせて塩化メチレンを減圧下で留去し、
標記化合物を油状物として195.6mg(収率84.5%)得
た。1 H-核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CDCl3)δppm:1.
03-1.43(m,6H),1.39(s,9H),1.57-1.68(m,1H),1.8
2-1.93(m,1H),2.50(br.s,1H),2.65-2.80(m,2
H),3.70-3.80(m,1H),3.85(br.s.,1h)13 C-核磁気共鳴スペクトル(100MHz、CDCl3)δppm:2
3.62,38.57,33.83,43.31,47.50,52.07,79.30,154.76。
【0062】参考例1(S)-3-アミノピロリジン・二塩酸塩
【0063】
【化11】
【0064】(S)-3-アミノピロリジン(10g)のメタ
ノール(100mL)溶液を−15〜−10℃に冷却
し、濃塩酸(29mL)を5℃以下で滴下した。0〜5
℃で反応液を30分間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去
し、50mLのメタノールで3回共沸脱水したのち、適
量のメタノールを加え、懸濁攪拌、冷却後にろ過し、標
記化合物を黄白色結晶として16.1g(収率87.2
%)得た。 元素分析 計算値:C 30.20%; H 7.60%; N 17.61%; Cl 44.58% 実測値:C 29.90%; H 7.56%; N 17.75%; Cl 44.51%。
【0065】参考例2(S)-3-アミノピロリジン・一塩酸塩
【0066】
【化12】
【0067】3-アミノピロリジン10gのメタノール
(50mL)溶液を−15〜−10℃に冷却し、濃塩酸
(9.6mL)を5℃以下で滴下した。25℃で反応液
を15分間攪拌した後、溶媒を減圧下で留去し、50m
Lのメタノールで3回共沸脱水したのち、メタノール
(50mL)で希釈して適量の硫酸マグネシウムを加え
た。25℃で15分間攪拌した後、硫酸マグネシウムを
ろ過除去し、ろ洗液の溶剤を減圧下で留去し、標記化合
物を赤橙色油状物として14.0g(収率98.4%)
得た。1 H-核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CDCl3)δppm:1.
53-1.63(m,1H),1.99-2.10(m,1H), 2.79(dd,J=11.3 and
3.4Hz,1H), 2.94(br.s,4H), 2.99-3.12(m,2H), 3.19-3.
29(m,1H), 3.59-3.66(m,1H)。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る方法は、安価かつ容易にア
ミノ基を有する環状アミンの環内二級アミノ基を一段階
で様々な保護基により選択的に保護することができるた
め、1位のアミノ基のみが保護されたアミノ基を有する
環状アミンの工業的製法として有用性が高いものであ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 【化1】 [式中、m及びnはそれぞれ1乃至3の整数を示す。但
    し、mとnの和は2乃至4の整数とする。]で表わされ
    る化合物の約一当量の酸塩に、プロトン性溶媒の存在下
    で一般式(II) 【化2】 [式中、Rはカルボキシル基の保護基を示す。Xは脱離
    基を示す。]で表わされる化合物を反応させることによ
    り、一般式(III) 【化3】 [式中、m、n及びRは前述と同意義を示す。]で表され
    る化合物又はその塩を製造する方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 一般式(II)で表される化合物として、Xが一般式ROC
    (=O)O-基[式中、Rは前述と同意義を示す。]である二
    炭酸ジエステル類又はXがハロゲン原子であるハロゲン
    化炭酸エステル類を反応させることを特徴とする、一般
    式(III)で表される化合物又はその塩を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006022045A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Kaneka Corp 光学活性1−t−ブトキシカルボニル−3−アミノピロリジン塩の単離精製方法
JP2006219382A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Toray Fine Chemicals Co Ltd 環状ジアミノ化合物誘導体の製造方法

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