JP2002274501A - 定量充填機 - Google Patents
定量充填機Info
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- JP2002274501A JP2002274501A JP2001123567A JP2001123567A JP2002274501A JP 2002274501 A JP2002274501 A JP 2002274501A JP 2001123567 A JP2001123567 A JP 2001123567A JP 2001123567 A JP2001123567 A JP 2001123567A JP 2002274501 A JP2002274501 A JP 2002274501A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、従来では困難であった総菜のよう
な形状の定まらない粘着性の原料を定量充填することを
目的とした定量充填機を提供しようとしたものである。 【構成】 原料ホッパーの下部中央に間欠的に回転する
小径の軸に大径の螺旋状の羽根を取り付けた間欠的に始
動および停止をする原料定量排出用スクリューを配置
し、その先端部を上記原料ホッパーの側壁に取り付けた
適宜の長さのパイプの先端部まで延長してパイプの先端
部を排出口とし、またその羽根と同径のローラの表面
に、上記原料定量排出用スクリューの羽根のピッチより
もはるかに小さいピッチでそれぞれ右ネジと左ネジとす
る螺旋状の浅い溝を付けた原料補充送出用ローラを上記
原料定量排出用スクリューの両側に配置し、さらに上記
原料定量排出用スクリューの排出口にその間欠始動停止
ごとに開閉するシャッターを取り付けたことを特徴とす
る定量充填機。
な形状の定まらない粘着性の原料を定量充填することを
目的とした定量充填機を提供しようとしたものである。 【構成】 原料ホッパーの下部中央に間欠的に回転する
小径の軸に大径の螺旋状の羽根を取り付けた間欠的に始
動および停止をする原料定量排出用スクリューを配置
し、その先端部を上記原料ホッパーの側壁に取り付けた
適宜の長さのパイプの先端部まで延長してパイプの先端
部を排出口とし、またその羽根と同径のローラの表面
に、上記原料定量排出用スクリューの羽根のピッチより
もはるかに小さいピッチでそれぞれ右ネジと左ネジとす
る螺旋状の浅い溝を付けた原料補充送出用ローラを上記
原料定量排出用スクリューの両側に配置し、さらに上記
原料定量排出用スクリューの排出口にその間欠始動停止
ごとに開閉するシャッターを取り付けたことを特徴とす
る定量充填機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、海産物や惣菜などの粘
着性の加工食品原料を容器その他に定量を充填するため
の定量充填機に関するものである。
着性の加工食品原料を容器その他に定量を充填するため
の定量充填機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、小径の軸に螺旋状の大径の羽
根を取り付けたスクリューを回転させて原料を供給する
スクリュー式充填機は広く実施されている。
根を取り付けたスクリューを回転させて原料を供給する
スクリュー式充填機は広く実施されている。
【０００３】また、他の実施例では、コンピュータース
ケールを利用した充填手段がある。これは１０個程度の
カップを並べて、原料ホッパーを振動させてそれぞれの
カップ内に原料を供給して各カップの重量を計量し、そ
れらカップのいずれかの組み合わせの合計重量が最も所
定重量に近いかをコンピュータで計算処理して、その組
み合わせに適合したカップを選択して、その中の原料を
一箇所にまとめて容器に定量を充填する充填機である。
ケールを利用した充填手段がある。これは１０個程度の
カップを並べて、原料ホッパーを振動させてそれぞれの
カップ内に原料を供給して各カップの重量を計量し、そ
れらカップのいずれかの組み合わせの合計重量が最も所
定重量に近いかをコンピュータで計算処理して、その組
み合わせに適合したカップを選択して、その中の原料を
一箇所にまとめて容器に定量を充填する充填機である。
【０００４】あるいは、本願発明者が特願平１１−２１
７６６５や特願平１１−２１７６６６で提供したよう
に、所定容積のカップ内に投入した原料を掻き取ること
によって定量を取り出し、充填しようとした充填機があ
る。
７６６５や特願平１１−２１７６６６で提供したよう
に、所定容積のカップ内に投入した原料を掻き取ること
によって定量を取り出し、充填しようとした充填機があ
る。
【０００５】
【発明が解決しょうとする課題】従来から、総菜などの
ような形状の定まらない粘着性原料を定量充填しようと
する試みはいろいろとなされてきたが、その性状から難
しく、いまだに手作業でなされているのが現状で、その
自動化は業界において長年の課題であった。
ような形状の定まらない粘着性原料を定量充填しようと
する試みはいろいろとなされてきたが、その性状から難
しく、いまだに手作業でなされているのが現状で、その
自動化は業界において長年の課題であった。
【０００６】上記従来の実施例に見られるように、前者
のスクリュー式の充填機は、液体やマヨネーズのような
比較的粘度の低い流動性のある原料では精度を上げて充
填することが出来るが、総菜などのような形状が定まら
ない粘着性原料ではスクリューの羽根の間に隙間が出来
たり、原料の内部でブリッジが出来たり、羽根の間で原
料を圧縮したり、あるいは羽根に原料が絡んだりして定
量を充填することは難しかった。
のスクリュー式の充填機は、液体やマヨネーズのような
比較的粘度の低い流動性のある原料では精度を上げて充
填することが出来るが、総菜などのような形状が定まら
ない粘着性原料ではスクリューの羽根の間に隙間が出来
たり、原料の内部でブリッジが出来たり、羽根の間で原
料を圧縮したり、あるいは羽根に原料が絡んだりして定
量を充填することは難しかった。
【０００７】また、中者の実施例では、その取り扱う原
料がいずれも菓子などのようないわゆるバラものといわ
れる個数の集合物で構成される原料でのみ可能である。
総菜などのように個数の集合物ではない形状の定まらな
い粘着性の原料を定量充填することは困難である。
料がいずれも菓子などのようないわゆるバラものといわ
れる個数の集合物で構成される原料でのみ可能である。
総菜などのように個数の集合物ではない形状の定まらな
い粘着性の原料を定量充填することは困難である。
【０００８】さらに、後者の実施例では、カップからあ
ふれた原料を掻き取りして、カップに残った重量を定量
としているために、カップ内で原料にブリッジができて
平均に分布していなかったり、掻き取るときに原料を引
きずり出したりして、充填量が安定しない問題があっ
た。一部、総菜のひじきのような比較的、粘着性のない
限られた原料でのみ可能であった。
ふれた原料を掻き取りして、カップに残った重量を定量
としているために、カップ内で原料にブリッジができて
平均に分布していなかったり、掻き取るときに原料を引
きずり出したりして、充填量が安定しない問題があっ
た。一部、総菜のひじきのような比較的、粘着性のない
限られた原料でのみ可能であった。
【０００９】これらの実施例の充填機を用いて総菜など
のような形状が定まらない粘着性の原料の多くを安定し
て定量を取り出すことは難しかった。
のような形状が定まらない粘着性の原料の多くを安定し
て定量を取り出すことは難しかった。
【００１０】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、総菜などの形状が定まら
ない粘着性の原料の定量を安定して取り出すことを目的
とした定量充填機を提供しようとするものである。
決するためになされたもので、総菜などの形状が定まら
ない粘着性の原料の定量を安定して取り出すことを目的
とした定量充填機を提供しようとするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の定量充填機は、
原料ホッパーの下部中央に間欠的に回転する小径の軸に
大径の螺旋状の羽根を取り付けた原料定量排出用スクリ
ューを配置する。そして、上記原料ホッパーの側壁に適
宜の長さで、その内径がほぼ羽根の外径に近いパイプを
取り付け、上記原料定量排出用スクリューの先端をパイ
プの先端部まで延長し、このパイプの先端部を原料の排
出口とする。また、上記排出口を開閉するためのシャッ
ターを取り付ける。また、原料の種類によってその性状
が変わるために、原料定量排出用スクリューに、それを
間欠的に始動および停止並びに回転速度を制御するため
のスクリュー回転制御部を接続する。その回転速度を制
御するモータはサーボモータを使用するのが好ましい。
原料ホッパーの下部中央に間欠的に回転する小径の軸に
大径の螺旋状の羽根を取り付けた原料定量排出用スクリ
ューを配置する。そして、上記原料ホッパーの側壁に適
宜の長さで、その内径がほぼ羽根の外径に近いパイプを
取り付け、上記原料定量排出用スクリューの先端をパイ
プの先端部まで延長し、このパイプの先端部を原料の排
出口とする。また、上記排出口を開閉するためのシャッ
ターを取り付ける。また、原料の種類によってその性状
が変わるために、原料定量排出用スクリューに、それを
間欠的に始動および停止並びに回転速度を制御するため
のスクリュー回転制御部を接続する。その回転速度を制
御するモータはサーボモータを使用するのが好ましい。
【００１２】他方、上記原料定量排出用スクリューの両
側に、その羽根と同径のローラの表面に、その羽根のピ
ッチよりもはるかに小さいピッチでそれぞれ右ネジと左
ネジとする螺旋状の浅い溝を付けた原料補充送出用ロー
ラを上記原料ホッパー内に配置し、互いに反対方向に回
転するように構成する。この原料補充送出ローラは、常
時連続回転させておくが、原料の性状によっては上記原
料定量排出用スクリューの始動および停止の動きと連動
して間欠的に始動および停止が出来るように構成してお
くこともできる。これに用いるモータは通常のインダク
ションモータでも良いが好ましくはサーボモータを使用
する。この原料補充送出ローラの外径は、原料定量排出
用スクリューの羽相の外径と同径とするが、原料の種類
によって変えることも出来る。
側に、その羽根と同径のローラの表面に、その羽根のピ
ッチよりもはるかに小さいピッチでそれぞれ右ネジと左
ネジとする螺旋状の浅い溝を付けた原料補充送出用ロー
ラを上記原料ホッパー内に配置し、互いに反対方向に回
転するように構成する。この原料補充送出ローラは、常
時連続回転させておくが、原料の性状によっては上記原
料定量排出用スクリューの始動および停止の動きと連動
して間欠的に始動および停止が出来るように構成してお
くこともできる。これに用いるモータは通常のインダク
ションモータでも良いが好ましくはサーボモータを使用
する。この原料補充送出ローラの外径は、原料定量排出
用スクリューの羽相の外径と同径とするが、原料の種類
によって変えることも出来る。
【００１３】
【作用】上記構成にもとづいてその作用を説明すると、
まず原料定量排出用スクリューの回転速度と回転数をス
クリュー回転制御部で設定する。また、原料補充送出用
ローラの回転速度をローラ回転制御部で設定する。そし
て、両者の始動スイッチを入れる。すると、原料補充送
出用ローラの回転を連続運転として設定した場合には、
このローラが連続回転する。次に、原料ホッパーに適宜
の原料投入機で原料を投入する。所要時間をおくと、原
料補充送出用ローラの回転でその溝の作用で原料がスク
リューの羽根の周辺部に原料が補充されていく。次に、
充填作動スイッチを入れる。すると、原料定量排出用ス
クリューの排出口を閉じていたシャッターが開くと同時
に原料定量排出用スクリューが所要回転数だけ回転して
所定量の原料がその排出口から排出される。原料定量排
出用スクリューで排出口から原料が排出されると、原料
定量排出用スクリューの周りでは、空洞（隙間）が出来
る。上に積まれた原料がその重みで羽根の空洞部に入り
込む部分もあるが、なお空洞が残るが、上記のように原
料補充送出用ローラの作用でスクリューの羽根の間に出
来た原料の隙間に次々と原料が補充されて埋め尽くされ
る。さらに、螺旋状の溝は浅く構成されているので適度
にその溝から原料が逃げるように作用して原料を圧縮し
ない。そのために、原料定量排出用スクリューの羽根の
間やその周辺部の原料は常に一定の密度で分布してい
る。
まず原料定量排出用スクリューの回転速度と回転数をス
クリュー回転制御部で設定する。また、原料補充送出用
ローラの回転速度をローラ回転制御部で設定する。そし
て、両者の始動スイッチを入れる。すると、原料補充送
出用ローラの回転を連続運転として設定した場合には、
このローラが連続回転する。次に、原料ホッパーに適宜
の原料投入機で原料を投入する。所要時間をおくと、原
料補充送出用ローラの回転でその溝の作用で原料がスク
リューの羽根の周辺部に原料が補充されていく。次に、
充填作動スイッチを入れる。すると、原料定量排出用ス
クリューの排出口を閉じていたシャッターが開くと同時
に原料定量排出用スクリューが所要回転数だけ回転して
所定量の原料がその排出口から排出される。原料定量排
出用スクリューで排出口から原料が排出されると、原料
定量排出用スクリューの周りでは、空洞（隙間）が出来
る。上に積まれた原料がその重みで羽根の空洞部に入り
込む部分もあるが、なお空洞が残るが、上記のように原
料補充送出用ローラの作用でスクリューの羽根の間に出
来た原料の隙間に次々と原料が補充されて埋め尽くされ
る。さらに、螺旋状の溝は浅く構成されているので適度
にその溝から原料が逃げるように作用して原料を圧縮し
ない。そのために、原料定量排出用スクリューの羽根の
間やその周辺部の原料は常に一定の密度で分布してい
る。
【００１４】本定量充填機で排出された原料は、その排
出口に送られてきた容器その他に定量の原料を充填す
る。この定量充填機を他のトレー供給機や蓋締機その他
の自動機に接続したりする。その重量の精度を上げたい
ときには、この重量を計量器で計量してその過不足分を
取り除いたり、足し増ししたりして目的の誤差の範囲内
に入る重量を充填する。その作業は、手作業によるか自
動機を使用する。
出口に送られてきた容器その他に定量の原料を充填す
る。この定量充填機を他のトレー供給機や蓋締機その他
の自動機に接続したりする。その重量の精度を上げたい
ときには、この重量を計量器で計量してその過不足分を
取り除いたり、足し増ししたりして目的の誤差の範囲内
に入る重量を充填する。その作業は、手作業によるか自
動機を使用する。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例を例示図にもとづいて説明す
ると、図１ないし図４に示すように、原料ホッパー１の
下部中央に間欠的に回転する小径の軸２に大径の螺旋状
の羽根３を取り付けた原料定量排出用スクリュー４を配
置する。そして、上記原料ホッパー１の側壁５に適宜の
長さで、その内径がほぼ羽根３の外径に近いパイプ６を
取り付け、上記原料定量排出用スクリュー４の先端をパ
イプ６の先端部まで延長し、このパイプ６の先端部を原
料の排出口７とする。上記原料定量排出用スクリュー４
の羽根３のピッチおよび外径は、対象とする原料の種類
によって変わるが、総菜などではそれぞれ約５０ｍｍお
よび約１００ｍｍ程度とする。そして、上記排出口７を
開閉するためのシャッター８を取り付ける。このシャッ
ター８は、排出口７を完全に閉じる面積の板９からな
り、その板９から伸びる腕部１０を支軸１１に固定し、
この支軸１１をクランク１２を介してモータ１３を回転
させることによって上下に昇降させて排出口７を開閉す
るように構成されている。
ると、図１ないし図４に示すように、原料ホッパー１の
下部中央に間欠的に回転する小径の軸２に大径の螺旋状
の羽根３を取り付けた原料定量排出用スクリュー４を配
置する。そして、上記原料ホッパー１の側壁５に適宜の
長さで、その内径がほぼ羽根３の外径に近いパイプ６を
取り付け、上記原料定量排出用スクリュー４の先端をパ
イプ６の先端部まで延長し、このパイプ６の先端部を原
料の排出口７とする。上記原料定量排出用スクリュー４
の羽根３のピッチおよび外径は、対象とする原料の種類
によって変わるが、総菜などではそれぞれ約５０ｍｍお
よび約１００ｍｍ程度とする。そして、上記排出口７を
開閉するためのシャッター８を取り付ける。このシャッ
ター８は、排出口７を完全に閉じる面積の板９からな
り、その板９から伸びる腕部１０を支軸１１に固定し、
この支軸１１をクランク１２を介してモータ１３を回転
させることによって上下に昇降させて排出口７を開閉す
るように構成されている。
【００１６】なお、原料の種類によってその性状が変わ
るので、それに対応するために原料定量排出用スクリュ
ー４を間欠的に始動したり停止したり、あるいは回転速
度を制御したりするためのスクリュー回転制御部１４を
接続する。これに用いるモータ２４は通常のインダクシ
ョンモータでも良いが好ましくはサーボモータを使用す
る。このモータ２４はチエーン２５を介して原料定量排
出用スクリュー４の軸１５とスプロケット２６で連結さ
れている。
るので、それに対応するために原料定量排出用スクリュ
ー４を間欠的に始動したり停止したり、あるいは回転速
度を制御したりするためのスクリュー回転制御部１４を
接続する。これに用いるモータ２４は通常のインダクシ
ョンモータでも良いが好ましくはサーボモータを使用す
る。このモータ２４はチエーン２５を介して原料定量排
出用スクリュー４の軸１５とスプロケット２６で連結さ
れている。
【００１７】他方、上記原料定量排出用スクリュー４の
両側に、その羽根３と同径のローラ１６の表面に、その
羽根３のピッチよりもはるかに小さいピッチでそれぞれ
右ネジと左ネジとする螺旋状の浅い溝１７を付けた原料
補充送出用ローラ１８を上記原料ホッパー１内に配置
し、互いに反対方向に回転するように構成する。そし
て、原料補充送出用ローラ１８に、その回転速度を制御
するためのローラ回転制御部１９を接続する。
両側に、その羽根３と同径のローラ１６の表面に、その
羽根３のピッチよりもはるかに小さいピッチでそれぞれ
右ネジと左ネジとする螺旋状の浅い溝１７を付けた原料
補充送出用ローラ１８を上記原料ホッパー１内に配置
し、互いに反対方向に回転するように構成する。そし
て、原料補充送出用ローラ１８に、その回転速度を制御
するためのローラ回転制御部１９を接続する。
【００１８】また、上記原料補充送出ローラ１８は、所
要の回転数で連続回転させるだけでも良いが、上記ロー
ラ回転制御部１８で上記原料定量排出用スクリュー４の
始動および停止の動きと連動して間欠的に始動および停
止が出来るように構成しておくのが好ましい。これに用
いるモータ２０は通常のインダクションモータでも良い
が好ましくはサーボモータを使用する。このモータ２０
はチエーン２１を介して原料補充送出ローラ１８の軸２
２とスプロケット２３で連結されている。この原料補充
送出ローラ１８の外径は、原料定量排出用スクリュー４
の羽根３の外径と同径とするが、原料の種類によって変
えることも出来る。
要の回転数で連続回転させるだけでも良いが、上記ロー
ラ回転制御部１８で上記原料定量排出用スクリュー４の
始動および停止の動きと連動して間欠的に始動および停
止が出来るように構成しておくのが好ましい。これに用
いるモータ２０は通常のインダクションモータでも良い
が好ましくはサーボモータを使用する。このモータ２０
はチエーン２１を介して原料補充送出ローラ１８の軸２
２とスプロケット２３で連結されている。この原料補充
送出ローラ１８の外径は、原料定量排出用スクリュー４
の羽根３の外径と同径とするが、原料の種類によって変
えることも出来る。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
で、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２０】本発明は、原料を排出する原料定量排出用
スクリューの両側に配置した小ピッチの浅い溝をつけた
原料補充送出用ローラの回転作用で絶えずスクリューの
羽根の周辺部に原料を補充し、その隙間に原料を埋め尽
くすようにしているから、スクリューの羽根の間に隙間
が発生しない。しかも、ローラの溝は浅く構成されてい
るから適度に原料が逃げる作用をして原料を圧縮するこ
とがない。従って、スクリューの羽根の間の原料は均一
に分布される。その結果、スクリューの回転による粗充
填量にばらつきが少なく、総菜などの形状の定まらない
粘着性の原料であっても所定重量に近い原料を安定して
取り出すことが出来るようになった。
スクリューの両側に配置した小ピッチの浅い溝をつけた
原料補充送出用ローラの回転作用で絶えずスクリューの
羽根の周辺部に原料を補充し、その隙間に原料を埋め尽
くすようにしているから、スクリューの羽根の間に隙間
が発生しない。しかも、ローラの溝は浅く構成されてい
るから適度に原料が逃げる作用をして原料を圧縮するこ
とがない。従って、スクリューの羽根の間の原料は均一
に分布される。その結果、スクリューの回転による粗充
填量にばらつきが少なく、総菜などの形状の定まらない
粘着性の原料であっても所定重量に近い原料を安定して
取り出すことが出来るようになった。
【００２１】また、スクリューやローラの回転を制御さ
せることにより、原料の性状に合わせた最適な状態で運
転することが出来るから、多くの性状の異なる原料でも
対応することが出来るようになった。
せることにより、原料の性状に合わせた最適な状態で運
転することが出来るから、多くの性状の異なる原料でも
対応することが出来るようになった。
【図１】本発明の全体平面図である。
【図２】図１の正断面図である。
【図３】原料定量排出用スクリューの横断面図である。
【図４】原料補充送出用ローラの横断面図である。
【図５】原料定量排出用スクリュー内のブリッジによる
空洞に原料補充送出用ローラで原料を補充している状態
を示す説明図である。
空洞に原料補充送出用ローラで原料を補充している状態
を示す説明図である。
【図６】原料定量排出用スクリューの駆動部を示す正面
図である。
図である。
【図７】原料補充送出用ローラの駆動部を示す正面図で
ある。
ある。
１ 原料ホッパー ２ 軸 ３ 羽根 ４ 原料定量排出用スクリュー ５ 側壁 ６ パイプ ７ 排出口 ８ シャッター １４ スクリュー回転制御部 １８ 原料補充送出ローラ １９ ローラ回転制御部
【手続補正書】
【提出日】平成１３年６月５日（２００１．６．５）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の全体平面図である。
【図２】図１の正断面図である。
【図３】原料定量排出用スクリューの横断面図である。
【図４】原料補充送出用ローラの横断面図である。
【符号の説明】 １ 原料ホッパー ２ 軸 ３ 羽根 ４ 原料定量排出用スクリュー ５ 側壁 ６ パイプ ７ 排出口 ８ シャッター １４ スクリュー回転制御部 １８ 原料補充送出用ローラ １９ ローラ回転制御部
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項１】 原料ホッパー１の下部中央に間欠的に回
転する小径の軸２に大径の螺旋状の羽根３を取り付けた
間欠的に始動および停止をする原料定量排出用スクリュ
ー４を配置し、その先端部を上記原料ホッパー１の側壁
５に取り付けた適宜の長さのパイプ６の先端部まで延長
してパイプ６の先端部を排出口７とし、またその羽根３
と同径のローラ１６の表面に、上記原料定量排出用スク
リュー４の羽根３のピッチよりもはるかに小さいピッチ
でそれぞれ右ネジと左ネジとする螺旋状の浅い溝１７を
付けた原料補充送出用ローラ１８を上記原料定量排出用
スクリュー４の両側に配置して互いに反対方向に回転す
るように構成し、さらに上記原料定量排出用スクリュー
４の排出口７にその間欠始動停止ごとに開閉するシャッ
ター８を取り付けたことを特徴とする定量充填機。 - 【請求項２】 原料定量排出用スクリュー４に、それを
間欠的に始動および停止並びに回転速度を制御するため
のスクリュー回転制御部１４を接続したことを特徴とす
る請求項１に記載の定量充填機。 - 【請求項３】 原料補充送出用ローラ４に、その回転速
度を制御するためのローラ回転制御部１９を接続したこ
とを特徴とする請求項１または２に記載の定量充填機。 - 【請求項４】 上記ローラ回転制御部１９は、原料定量
排出用スクリュー４の始動および停止の動きと連動して
間欠的に始動および停止が出来るように構成したことを
特徴とする請求項３に記載の定量充填機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123567A JP2002274501A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 定量充填機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001123567A JP2002274501A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 定量充填機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002274501A true JP2002274501A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18973102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001123567A Pending JP2002274501A (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | 定量充填機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002274501A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010208676A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Unitec:Kk | 錠剤計数充填装置および錠剤計数充填方法 |
| JP2013049487A (ja) * | 2012-10-22 | 2013-03-14 | Unitec:Kk | 錠剤計数充填装置 |
| CN110567564A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-12-13 | 徐州永凯新型材料科技有限公司 | 一种新型材料生产的配料称重设备 |
| CN111169675A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-05-19 | 湖州奥捷节能保温建材有限公司 | 一种用于保温材料生产的人工打包辅助装置 |
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2001
- 2001-03-16 JP JP2001123567A patent/JP2002274501A/ja active Pending
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