JP2002273646A - ワークの加工方法 - Google Patents

ワークの加工方法

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JP2002273646A JP2001326791A JP2001326791A JP2002273646A JP 2002273646 A JP2002273646 A JP 2002273646A JP 2001326791 A JP2001326791 A JP 2001326791A JP 2001326791 A JP2001326791 A JP 2001326791A JP 2002273646 A JP2002273646 A JP 2002273646A
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/02Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding grooves, e.g. on shafts, in casings, in tubes, homokinetic joint elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに形成された種々の形状の円弧溝(断
面が円弧形状の溝)を精度良く研削加工することができ
る加工装置を提供する。 【解決手段】 ワークに形成された疑似楕円状の円弧溝
51を総型砥石81で研削すべく、ワークの軸線Lを割
出盤の軸線Cに一致させて矢印方向に回転させながら、
工具テーブルに支持されて回転する総型砥石81をZ軸
方向(紙面に直角な方向)に移動させて円弧溝51に当
接させた状態で、ワークをY方向(紙面の上下方向)に
移動させる。これにより、総型砥石81を円弧溝51に
倣うように相対移動させ、該円弧溝51を精密に研削す
ることができる。ワークのY軸方向の移動に代えて、あ
るいは前記Y軸方向の移動に加えて総型砥石81をX方
向(紙面の左右方向)に移動させることにより、外形形
状や断面形状が異なる更に多種の円弧溝51を研削する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに形成され
た円弧溝(断面が円弧形状の溝)を研削するための方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークの表面に円弧溝(断面が円弧形状
の溝)を形成する加工方法として、マシニングセンタに
よるボールエンドミル加工がある。この加工はボールエ
ンドミルをワークの表面に沿って任意の軌跡で移動させ
ながら円弧溝を切削加工するものである。
【0003】また特開平11−90713号公報には、
ヘール機構を備えた総型バイトによりワークに球面を切
削加工するものが記載されている。
【0004】また特開平11−309602号公報に
は、ワークを回転自在に支持する主軸を備えた主軸テー
ブルを前記主軸と平行なZ軸方向に移動させるZ軸テー
ブルと、バイトを支持するターナをZ軸に直交するX軸
方向に移動させるX軸テーブルとから構成されたNC加
工機が記載されている。このNC加工機により、Z軸テ
ーブルを固定した状態で、X軸テーブルをX軸方向に移
動させながらバイトをZ軸方向に移動させてワークに非
軸対称球面を切削加工することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボールエン
ドミルによる円弧溝の加工は、ボールエンドミルの送り
ピッチが直線で補間されるため、円弧溝は滑らかな円弧
形状にならず、前記送りピッチの深さ方向で該送りピッ
チに相当する加工線(段差)が生じて円弧溝の加工品質
が低下してしまう。加工品質を高めようとして送りピッ
チを小さくすると加工時間が長くなる問題がある。
【0006】また特開平11−90713号公報に記載
されたものは、総型バイトによる球面の加工精度は良く
なるものの、切削加工であるためにバイトが摩耗してく
ると加工品質が低下する。高硬度の材料はバイトでの切
削加工が困難であり、その材料の切削に支障がでるとい
う問題がある。
【0007】また特開平11−309602号公報に記
載されたものも、バイトによる切削加工であるためにバ
イトの摩耗に伴う上記問題が発生する。
【0008】いずれにしても、ワークに円弧溝を切削加
工した場合、その切削面の面粗度を高めるには砥石によ
る研削加工を行う必要がある。
【0009】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ワークに形成された種々の形状の円弧溝を精度良く
研削加工することができる加工装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、一定半径の円
弧が滑らかに連続するようにワークの表面に形成された
円弧溝を研削するワークの加工方法であって、前記円弧
と同じ半径を有してX軸と平行な回転軸まわりに回転す
る総型砥石と、総型砥石を支持してX軸方向およびX軸
に直交するZ軸方向に移動可能な工具テーブルと、ワー
クを支持して総型砥石にZ軸方向に対向するように設け
られ、X軸およびZ軸に直交するY軸方向に移動可能で
あり、かつZ軸と平行なC軸まわりにワークを回転可能
な割出盤とを用い、C軸まわりのワークを回転と、Z軸
方向の総型砥石の移動と、Y軸方向のワークの移動およ
びX軸方向の総型砥石の移動の少なくとも一方とを同期
して行わせることにより、総型砥石を円弧溝に倣うよう
に移動させることを特徴とするワークの加工方法が提案
される。
【0011】上記構成によれば、C軸まわりのワークを
回転と、Z軸方向の総型砥石の移動と、Y軸方向のワー
クの移動およびX軸方向の総型砥石の移動の少なくとも
一方とを同期して行わせることにより、総型砥石を円弧
溝に倣うように移動させて研削を行うので、円弧溝を高
い精度で研削することができるだけでなく、種々の形状
の円弧溝に対応することが可能になって汎用性が向上す
る。
【0012】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、Y軸方向のワークの移動およ
びX軸方向の総型砥石の移動のうち、Y軸方向のワーク
の移動を行うことを特徴とするワークの加工方法が提案
される。
【0013】上記構成によれば、Y軸方向のワークの移
動を行うことにより、円弧溝の接線方向に直交する断面
を正しい円弧に維持しながら種々の形状の円弧溝の研削
に対応することができる。
【0014】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、Y軸方向のワークの移動およ
びX軸方向の総型砥石の移動のうち、X軸方向の総型砥
石の移動を行うことを特徴とするワークの加工方法が提
案される。
【0015】上記構成によれば、X軸方向のワークの移
動を行うことにより、円弧溝の接線方向に直交する断面
に対して総型砥石の回転面を任意に変化させて楕円断面
の円弧溝の研削に対応することができる。
【0016】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、Y軸方向のワークの移動およ
びX軸方向の総型砥石の移動の両方を行うことを特徴と
するワークの加工方法が提案される。
【0017】上記構成によれば、Y軸方向のワークの移
動およびX軸方向の総型砥石の移動の両方を行うので、
円弧溝の接線方向に直交する断面を正しい円弧に維持し
ながら種々の形状の円弧溝の研削に対応することがで
き、しかも円弧溝の接線方向に直交する断面に対して総
型砥石の回転面を任意に変化させて楕円断面の円弧溝の
研削に対応することができる。
【0018】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、工具
テーブルに総型砥石以外の工具を設け、その工具で割出
盤に支持したワークを加工することを特徴とするワーク
の加工方法が提案される。
【0019】上記構成によれば、工具テーブルに設けた
総型砥石以外の工具で割出盤に支持したワークを加工す
るので、割出盤に対するワークの着脱を行うことなく、
総型砥石による円弧面の研削加工と他の工具による加工
とを行うことが可能になって作業性が向上する。しかも
円弧面の研削加工と他の工具による加工とを同じ加工基
準で行うことができるので、加工精度が向上する。
【0020】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、前記工具は砥石系工具、フラ
イス系工具および旋盤系工具の何れかであることを特徴
とするワークの加工方法が提案される。
【0021】上記構成によれば、砥石系工具、フライス
系工具および旋盤系工具による加工が可能になるので、
利便性が大幅に向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図8は本発明の第1実施例
を示すもので、図1は膨張機の縦断面図、図0は図1の
2−2線矢視図、図3は図1の3−3線断面図、図4は
膨張機の第2ケーシング半体の正面図、図5は図4の5
−5線断面図、図6は加工装置の全体側面図、図7は図
6の7方向矢視図、図8は円弧溝の研削時の作用説明図
である。
【0023】先ず、本実施例のワークWを構成する第
1、第2ケーシング半体12,13が組み込まれた膨張
機Mの全体的な構造を図1〜図3に基づいて説明する。
【0024】膨張機Mのケーシング11は金属製の第
1、第2ケーシング半体12,13より構成される。第
1、第2ケーシング半体12,13は、協働してロータ
チャンバ14を構成する本体部12a,13aと、それ
ら本体部12a,13aの外周に一体に連なる円形フラ
ンジ12b,13bとよりなり、両円形フランジ12
b,13bが金属ガスケット15を介して結合される。
第1ケーシング半体12の外面は深い鉢形をなす中継チ
ャンバ外壁16により覆われており、その外周に一体に
連なる円形フランジ16aが第1ケーシング半体12の
円形フランジ12bの左側面に重ね合わされる。第2ケ
ーシング半体13の外面は、膨張機Mの出力を外部に伝
達するマグネットカップリング(図示せず)を収納する
排気チャンバ外壁17により覆われており、その外周に
一体に連なる円形フランジ17aが第2ケーシング半体
13の円形フランジ13bの右側面に重ね合わされる。
そして前記4個の円形フランジ12a,13a,16
a,17aは、円周方向に配置された複数本のボルト1
8…で共締めされる。
【0025】中継チャンバ外壁16および第1ケーシン
グ半体12間に中継チャンバ19が区画され、排気チャ
ンバ外壁17および第2ケーシング半体13間に排気チ
ャンバ20が区画される。排気チャンバ外壁17には、
膨張機Mで仕事を終えた蒸気を排出する排出口17bが
設けられる。両ケーシング半体12,13の本体部12
a,13aは外方へ突出する中空軸受筒12c,13c
を有しており、それら中空軸受筒12c,13cに、第
1固定軸64および第2固定軸65の外周に相対回転自
在に嵌合する中空の回転軸21が一対の軸受部材22,
23を介して回転可能に支持される。
【0026】疑似楕円状を成すロータチャンバ14の内
部に、円形を成すロータ27が回転自在に収納される。
ロータ27は回転軸21の外周に嵌合してピン28で一
体に結合されており、回転軸21の軸線Lに対してロー
タ27の軸線およびロータチャンバ14の軸線は一致し
ている。ロータ27は回転軸21の外周に固定されるロ
ータコア31と、ロータコア31の周囲を覆うように固
定されてロータ27の外郭を構成する12個のロータセ
グメント32…とから構成される。ロータコア31にセ
ラミック製の12本のシリンダ33…が30°間隔で放
射状に装着される。各々のシリンダ33の内部にはセラ
ミック製のピストン37が摺動自在に嵌合する。
【0027】ロータ27の隣接するロータセグメント3
2…間に放射方向に延びる12個のベーン溝43…が形
成されており、これらベーン溝43…に板状のベーン4
4…がそれぞれ摺動自在に嵌合する。各々のベーン44
から突出する一対の支軸にローラベアリング構造のロー
ラ45,45が回転自在に支持される。ベーン44の先
端にはU字状に形成された合成樹脂製のシール部材46
が保持されており、このシール部材46の先端はロータ
チャンバ14の内面に摺接する。第1、第2ケーシング
半体12,13により区画されるロータチャンバ14に
は疑似楕円状の環状溝49,49が凹設されており、両
環状溝49,49に各々のベーン44の一対のローラ4
5,45が転動自在に係合する。これら環状溝49,4
9およびロータチャンバ14の内周面間の距離は全周に
亘り一定である。従って、ロータ27が回転するとロー
ラ45,45を環状溝49,49に案内されたベーン4
4がベーン溝43内を半径方向に往復動し、ベーン44
のシール部材46が一定量だけ圧縮された状態でロータ
チャンバ14の内周面に沿って摺動する。
【0028】第1ケーシング半体12には、ロータチャ
ンバ14の短径方向を基準にしてロータ27の回転方向
Rの進み側15°の位置に、放射方向に整列した複数の
吸気ポート66…が形成される。この吸気ポート66…
により、ロータチャンバ14の内部空間が中継チャンバ
19に連通する。また第2ケーシング半体13には、ロ
ータチャンバ14の短径方向を基準にしてロータ27の
回転方向Rの遅れ側15°〜75°の位置に、放射方向
複数列に整列した多数の排気ポート67…が形成され
る。この排気ポート67…により、ロータチャンバ14
の内部空間が排気チャンバ20に連通する。
【0029】次に、上記構成を備えた膨張機Mの作動に
ついて説明する。第1固定軸64の内部に供給された高
温高圧蒸気は、第1固定軸64と回転軸21との摺動面
に形成された回転バルブを経てロータチャンバ14の短
径位置に在る2個のシリンダ33,33の内部に供給さ
れ、ピストン37,37を半径方向外側に押圧する。こ
れらピストン37,37に押圧されたベーン44,44
が半径方向外側に移動すると、ベーン44,44に設け
た一対のローラ45,45と環状溝49,49との係合
により、ピストン37,37の前進運動がロータ27の
回転運動に変換される。
【0030】ロータ27の矢印R方向の回転に伴ってシ
リンダ33,33内の高温高圧蒸気が更に膨張を続ける
ことによりピストン37,37をなおも前進させ、これ
によりロータ27の回転が続行される。ベーン44,4
4がロータチャンバ14の長径位置に達した後は、環状
溝49,49に係合するローラ45,45によりピスト
ン37,37がシリンダ33,33内に押し込まれ、シ
リンダ33,33内の蒸気は前記回転バルブを通過して
第1の降温降圧蒸気となって中継チャンバ19に供給さ
れる。第1の降温降圧蒸気の持つ熱エネルギーおよび圧
力エネルギーは高温高圧蒸気に比べて低下しているが、
依然としてベーン44…を駆動するのに充分な熱エネル
ギーおよび圧力エネルギーを有している。
【0031】中継チャンバ19内の第1の降温降圧蒸気
は第1ケーシング半体12の吸気ポート66…からロー
タチャンバ14内のベーン室50、つまりロータチャン
バ14、ロータ27および隣接する一対のベーン44,
44により区画された空間に供給され、そこで更に膨張
することによりロータ27を回転させる。そして仕事を
終えて更に温度および圧力が低下した第2の降温降圧蒸
気は、第2ケーシング半体13の排気ポート67…から
排気チャンバ20に排出され、そこから排出口17bを
経て排出される。
【0032】このように、高温高圧蒸気の膨張により1
2個のピストン37…を次々に作動させてローラ45,
45および環状溝49,49を介しロータ27を回転さ
せ、また高温高圧蒸気が降温降圧した第1の降温降圧蒸
気の膨張によりベーン44…を介しロータ27を回転さ
せることで回転軸21より出力が得られる。
【0033】図4および図5はワークとしての第2ケー
シング半体13を示すものであり、以下第2ケーシング
半体13をワークWと呼ぶ。尚、第1ケーシング半体1
2も第2ケーシング半体13と実質的に同一の形状であ
るため、第1ケーシング半体12も本発明のワークWを
構成する。
【0034】ワークWは円形フランジ13bと、円形フ
ランジ13bの半径方向内側において凹状に窪んだロー
タチャンバ14を備えており、このロータチャンバ14
には、疑似楕円状の円弧溝51と、円弧溝51の内側に
隣接する第1平坦面52と、第1平坦面52の内側に隣
接する環状溝49と、環状溝49内側に隣接する第2平
坦面53と、第2平坦面53の内側に凹部54を介して
連なる中空軸受筒13cとが形成される。
【0035】ロータチャンバ14は軸線Lを通る長軸L
1および短軸L2に関して線対称形状であり、その外側
部分を構成する円弧溝51は、軸線Lを通る任意の平面
P(図4参照)で切断した断面が90°の中心角を有す
る半径Rの円弧となる。凹部14を構成する円弧溝51
および第1平坦面52のうち、円弧溝51はベーン44
の先端に設けた180°の中心角を有する半径Rの円弧
状のシール部材46に摺接し、また第1平坦面52はベ
ーン44の平坦な側端面が摺接する。このとき、ベーン
44は軸線Lを中心として放射状に配列されているた
め、ベーン44が軸線Lを中心として回転するときに、
ベーン44は軸線Lを通る任意の平面P(図4参照)上
に位置することになる。これにより、半径Rの円弧状の
シール部材46と、半径Rの円弧溝51とは隙間なく接
触することができる。
【0036】図6および図7に示すように、加工装置7
1は固定テーブル72の上面に設けたガイドレール7
3,73に沿ってX軸方向(図6の紙面に垂直な方向)
に移動可能なスライドテーブル74と、スライドテーブ
ル74の上面に設けたガイドレール75,75を介して
Z軸方向(図6の左右方向)に、つまり固定テーブル7
2に対してはX軸方向およびZ軸方向に移動可能な工具
テーブル76とを備えており、工具テーブル76には複
数(例えば3個)の主軸台77,78,79が設けられ
る。工具テーブル76はX軸方向の位置およびZ軸方向
の位置はそれぞれ0.001mm単位で制御可能であ
る。
【0037】Z軸方向に延びる第1主軸台77の先端に
はX軸方向に延びる回転軸80まわりに回転する半径R
の総型砥石81が取り付けられる。総型砥石81はCB
N電着砥石よりなり、モータ82に2本の無端ベルト8
3,84を介して接続されて回転駆動され、その回転数
はインバータ制御により18000rpmを最大値とし
て可変である。総型砥石81の先端には研削油供給管8
5から研削油が供給される。
【0038】第2主軸台78はZ軸方向に延びてモータ
86により回転駆動される主軸87を備えるとともに、
第3主軸台79はZ軸方向に延びてモータ88により回
転駆動される主軸89を備える。第2、第3主軸台7
8,79の主軸87,89には、ディスク状砥石や軸砥
石を含む砥石系、ドリルやエンドミルを含むフライス
系、バイトを含む旋盤系の工具90が交換可能に装着さ
れる。
【0039】工具テーブル76のZ軸方向の一側面に
は、Z軸と平行なC軸まわりに割り出し可能であり、か
つY軸方向(図6の上下方向)に移動可能な割出盤91
が設けられる。割出盤91のチャック92に着脱自在に
支持されたワークWは、円形フランジ13bがX−Y平
面と平行になっている。つまりワークWは、その軸線L
がC軸に一致するようにチャック92に固定される。割
出盤91のC軸まわりの回転位置は0.001°単位で
制御可能であり、かつY軸方向の位置は0.001mm
単位で制御可能である。
【0040】次に、加工装置71によるワークWの円弧
溝51の研削加工について説明する。
【0041】凹部14の切削加工が済んだワークWを、
その軸線LがC軸に一致するように割出盤91のチャッ
ク92に固定する。そして、C軸を通るY−Z平面内に
総型砥石81の回転面が位置するように、工具テーブル
76のX軸方向の位置を調整するとともに、総型砥石8
1の回転中心が軸線Lに対して角度が45°となる仮想
線上に割出盤91のY軸方向の高さを調整する。この状
態で、総型砥石81を回転させながら工具テーブル76
をZ軸方向に所定距離前進させるときにY軸と同期さ
せ、総型砥石81の回転中心を軸線Lに対して角度が4
5°になる仮想線上をたどらせながらワークWの円弧溝
51に当接させる。この後に、C軸まわりにワークWを
回転させながら、それに同期して割出盤91をY軸方向
に2往復上下動させることにより、ワークWの1回転で
円弧溝51の全周の研削を完了することができる。その
間、総型砥石81のZ軸方向の位置は固定され、ワーク
WのC軸まわりの回転角とY軸方向の位置とは相互に同
期するように数値制御される。これらのことにより、総
型砥石81が円弧溝51に対して常時倣うように研削す
ることができる。
【0042】これを図8に基づいて更に説明する。図8
(a)に示すように、凹部14の長径に対応する位置か
ら円弧溝51の研削を開始するとする。このとき、割出
盤91のC軸はY軸方向の下限位置にある。図8(b)
に示すように、ワークWを矢印方向に回転させながら割
出盤91のC軸を下限位置からΔY1だけY軸方向に上
昇させることにより、総型砥石81は円弧溝51に倣う
ように相対移動する。そして図8(c)に示すように、
ワークWが矢印方向に90°回転したとき、割出盤91
のC軸は更にΔY2だけY軸方向に上昇して上限位置に
達することになる。このようにして、円弧溝51の4分
の1が研削されると、ワークWを更に90°回転させな
がらC軸を前記上限位置から下限位置へと移動させるこ
とにより、総型砥石81を円弧溝51の次の4分の1に
倣わせて研削することができる。円弧溝51の残りの2
分の1は、上記作用を繰り返すことにより行われる。
【0043】このとき、総型砥石81の回転面はC軸
(つまりワークWの軸線L)を通る平面P内に在るた
め、円弧溝51に対する総型砥石81の回転面の角度
は、膨張機Mの運転時に円弧溝51内を摺動するベーン
44の角度(実際はベーン44の外周部に装着されたシ
ール部材46の角度)と一致する。従って、研削の完了
した円弧溝51の半径Rの内面は、そこを摺動する半径
Rの円弧よりなるシール部材46の外周部に隙間無く密
着し、シール部材46の外周部からの蒸気のリークを抑
えることができる。
【0044】またボールエンドミル等で切削加工を終え
た研削加工前の円弧溝51のツールマークは該円弧溝5
1の長手方向に延びているため、そのツールマークが残
ったまま膨張機Mを運転すると、ツールマークとシール
部材46の外周部との隙間から蒸気がリークし易くな
る。しかしながら、上記総型砥石81で研削加工を行う
ことによりツールマーク自体が小さくなることに加え
て、総型砥石81により形成された新たなツールマーク
の方向(つまり総型砥石81の回転面の方向)がシール
部材46と平行になるため、ツールマークとシール部材
46の外周部との間に隙間ができ難くなり、シール部材
46の外周部からの蒸気のリークを効果的に防止するこ
とができる。
【0045】以上のようにしてワークWの円弧溝51の
研削を終えた後、例えば第2主軸台78あるいは第3主
軸台79の主軸87,89に設けたエンドミルでワーク
Wの円形フランジ13aの平坦な合わせ面、第1平坦面
52、第2平坦面53等を切削加工し、更にディスク状
砥石で前記各平坦面を研削加工することができる。また
ドリルで円形フランジ13aのボルト孔を切削加工した
り、バイトで中空軸受筒13cの内面を切削加工したり
することができる。
【0046】このように、ワークWを割出盤91に固定
したまま円弧溝51の研削加工以外の各種の加工を行う
ことができるので、ワークWを着脱する手間が不要にな
って作業性が高まるだけでなく、円弧溝51の研削加工
の加工基準と同じ加工基準で他の加工が行えるため、そ
れらの加工精度を高めることができる。
【0047】次に、図9に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0048】第1実施例のワークW(図4参照)の円弧
溝51が軸線Lを通る長軸L1および短軸L2に関して
線対称であるのに対し、第2実施例のワークWの円弧溝
51は軸線Lを通る長軸L1および短軸L2に関して非
対称形状であり、軸線Lに対して点対称となっている。
つまり、長軸L1および短軸L2の片側に在る部分を軸
線Lまわりに180°回転させると、重なり合うことに
なる。本第2実施例でも、ベーン44は軸線Lを中心と
して放射状に配列されるため、ベーン44が軸線Lを中
心として回転するときに軸線Lを通る平面P上を通るこ
とになる。従って、円弧溝51を総型砥石81で研削す
るとき、総型砥石81の回転面を前記平面Pに沿って移
動させることにより、ベーン44のシール部材46が摺
接する円弧溝51の内面を半径Rの正確な円弧に形成し
て蒸気のリークを抑えることができる。
【0049】上述したように、円弧溝51の研削中に総
型砥石81の回転面が前記平面Pに常時一致することか
ら、工具テーブル76をX軸方向に移動させることな
く、総型砥石81をC軸を通るY−Z面内に固定した状
態で、ワークWをC軸まわりに回転させながらY軸方向
に往復移動させるだけで、図9に示す形状の円弧溝51
を研削することができる。但し、図9の第1、第3象限
における円弧溝51は軸線Lからの距離が小さく、第
2、第4象限における円弧溝51は軸線Lからの距離が
大きいため、C軸まわりのワークWの回転に対するY軸
方向のワークWの移動距離の関係は、第1、第3象限に
おける円弧溝51を研削するときと、第2、第4象限に
おける円弧溝51を研削するときとで異なったものとな
る。
【0050】次に、図10に基づいて本発明の第3実施
例を説明する。
【0051】第3実施例は工具テーブル67をX軸方向
に移動させたときの作用を説明するためのものである。
理解を容易にするために、総型砥石81はC軸を通るY
−Z面からX軸方向に距離ΔXだけ変位した位置に固定
している。この状態でワークWをY軸方向に固定してC
軸まわりに回転させると、総型砥石81はC軸を中心と
する円形の円弧溝51に倣うように相対移動する。この
とき、円弧溝51の断面が半径Rの円弧になるのは、総
型砥石81の回転面を含む平面P1上においてであり、
C軸を通る平面P上での円弧溝51の断面は、円弧では
なく楕円の一部となる。
【0052】しかして、総型砥石81をC軸を通るY−
Z面からX軸方向に変位させることにより、C軸を通る
平面P上での円弧溝51の断面を円弧から楕円の一部に
変化させることができる。言い換えると、円弧溝51の
断面が円弧になる平面P1の方向を、円弧溝51の接線
方向に直交する平面Pに対して任意の角度θだけ傾ける
ことができる。
【0053】ところで、既に説明した第1、第2実施例
では、ワークWの軸線LをC軸に一致させたことによ
り、総型砥石81をC軸を通るY−Z面上に固定し、ワ
ークWをC軸まわりに回転させながらY軸方向に移動さ
せるだけで円弧溝51の研削を行うことができた。しか
しながら、仮にワークWをその軸線LがC軸に一致しな
いようにチャック92に支持した場合には、ワークWを
C軸まわりに回転させながらY軸方向に移動させるだけ
では円弧溝51の研削を行うことができなくなる。この
場合には、ワークWのC軸まわりの回転およびY軸方向
の移動に同期させて総型砥石81をX軸方向に移動させ
ることにより、始めて円弧溝51の研削が可能になる。
【0054】次に、図11に基づいて本発明の第4実施
例を説明する。
【0055】第4実施例は工具テーブル67をZ軸方向
に移動させたときの作用を説明するためのものである。
理解を容易にするために、総型砥石81はC軸を通るY
−Z面上に固定している。この状態でワークWをC軸ま
わりに回転させると、総型砥石81はC軸を中心とする
円形の円弧溝51に倣うように相対移動する。このと
き、総型砥石81をワークWに接近するようにZ軸方向
に移動させると、円弧溝51の深さおよび幅が大きくな
り、逆に総型砥石81をワークWから離間するようにZ
軸方向に移動させると、円弧溝51の深さおよび幅が小
さくなる。
【0056】以上のことから、ワークWのC軸まわりの
回転と、ワークWのY軸方向の移動と、総型砥石81の
X軸方向の移動と、総型砥石81のZ軸方向の移動とを
適宜組み合わせることにより、種々の形状の円弧溝51
を研削することが可能になって汎用性が大幅に高められ
る。
【0057】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0058】例えば、実施例ではワークWとして膨張機
Mのケーシング12,13を例示したが、本発明は他の
任意のワークWに対して適用することができる。また研
削加工中に割出盤91の支持したワークWはC軸まわり
に常時回転している必要はなく、一時的にあるいは常時
停止していても良い。
【0059】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、C軸まわりのワークを回転と、Z軸方向の総
型砥石の移動と、Y軸方向のワークの移動およびX軸方
向の総型砥石の移動の少なくとも一方とを同期して行わ
せることにより、総型砥石を円弧溝に倣うように移動さ
せて研削を行うので、円弧溝を高い精度で研削すること
ができるだけでなく、種々の形状の円弧溝に対応するこ
とが可能になって汎用性が向上する。
【0060】また請求項2に記載された発明によれば、
Y軸方向のワークの移動を行うことにより、円弧溝の接
線方向に直交する断面を正しい円弧に維持しながら種々
の形状の円弧溝の研削に対応することができる。
【0061】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、Y軸方向のワークの移動およ
びX軸方向の総型砥石の移動のうち、X軸方向の総型砥
石の移動を行うことを特徴とするワークの加工方法が提
案される。
【0062】上記構成によれば、X軸方向のワークの移
動を行うことにより、円弧溝の接線方向に直交する断面
に対して総型砥石の回転面を任意に変化させて楕円断面
の円弧溝の研削に対応することができる。
【0063】また請求項4に記載された発明によれば、
Y軸方向のワークの移動およびX軸方向の総型砥石の移
動の両方を行うので、円弧溝の接線方向に直交する断面
を正しい円弧に維持しながら種々の形状の円弧溝の研削
に対応することができ、しかも円弧溝の接線方向に直交
する断面に対して総型砥石の回転面を任意に変化させて
楕円断面の円弧溝の研削に対応することができる。
【0064】また請求項5に記載された発明によれば、
工具テーブルに設けた総型砥石以外の工具で割出盤に支
持したワークを加工するので、割出盤に対するワークの
着脱を行うことなく、総型砥石による円弧面の研削加工
と他の工具による加工とを行うことが可能になって作業
性が向上する。しかも円弧面の研削加工と他の工具によ
る加工とを同じ加工基準で行うことができるので、加工
精度が向上する。
【0065】また請求項6に記載された発明によれば、
砥石系工具、フライス系工具および旋盤系工具による加
工が可能になるので、利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】膨張機の縦断面図
【図2】図1の2−2線矢視図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】膨張機の第2ケーシング半体の正面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】加工装置の全体側面図
【図7】図6の7方向矢視図
【図8】円弧溝の研削時の作用説明図
【図9】第2実施例に係る膨張機の第2ケーシング半体
の正面図
【図10】総型砥石をX軸方向に変位させたときの作用
を説明する図
【図11】総型砥石をZ軸方向に変位させたときの作用
を説明する図
【符号の説明】
51 円弧溝 76 工具テーブル 80 回転軸 81 総型砥石 90 工具 91 割出盤 R 半径 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 武 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3C049 AA11 AB01 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定半径(R)の円弧が滑らかに連続す
    るようにワーク(W)の表面に形成された円弧溝(5
    1)を研削するワークの加工方法であって、 前記円弧と同じ半径(R)を有してX軸と平行な回転軸
    (80)まわりに回転する総型砥石(81)と、 総型砥石(81)を支持してX軸方向およびX軸に直交
    するZ軸方向に移動可能な工具テーブル(76)と、 ワーク(W)を支持して総型砥石(81)にZ軸方向に
    対向するように設けられ、X軸およびZ軸に直交するY
    軸方向に移動可能であり、かつZ軸と平行なC軸まわり
    にワーク(W)を回転可能な割出盤(91)と、を用
    い、 C軸まわりのワーク(W)を回転と、Z軸方向の総型砥
    石(81)の移動と、Y軸方向のワーク(W)の移動お
    よびX軸方向の総型砥石(81)の移動の少なくとも一
    方とを同期して行わせることにより、総型砥石(81)
    を円弧溝(51)に倣うように移動させることを特徴と
    するワークの加工方法。
  2. 【請求項2】 Y軸方向のワーク(W)の移動およびX
    軸方向の総型砥石(81)の移動のうち、Y軸方向のワ
    ーク(W)の移動を行うことを特徴とする、請求項1に
    記載のワークの加工方法。
  3. 【請求項3】 Y軸方向のワーク(W)の移動およびX
    軸方向の総型砥石(81)の移動のうち、X軸方向の総
    型砥石(81)の移動を行うことを特徴とする、請求項
    1に記載のワークの加工方法。
  4. 【請求項4】 Y軸方向のワーク(W)の移動およびX
    軸方向の総型砥石(81)の移動の両方を行うことを特
    徴とする、請求項1に記載のワークの加工方法。
  5. 【請求項5】 工具テーブル(76)に総型砥石(8
    1)以外の工具(90)を設け、その工具(90)で割
    出盤(91)に支持したワーク(W)を加工することを
    特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の
    ワークの加工方法。
  6. 【請求項6】 前記工具(90)は砥石系工具、フライ
    ス系工具および旋盤系工具の何れかであることを特徴と
    する、請求項5に記載のワークの加工方法。
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