JP2002273183A - 気液混合溶解装置 - Google Patents

気液混合溶解装置

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JP2002273183A
JP2002273183A JP2001086251A JP2001086251A JP2002273183A JP 2002273183 A JP2002273183 A JP 2002273183A JP 2001086251 A JP2001086251 A JP 2001086251A JP 2001086251 A JP2001086251 A JP 2001086251A JP 2002273183 A JP2002273183 A JP 2002273183A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でも未溶解気体を効率良く分離できる気
液混合溶解装置を提供する。 【解決手段】 溶解タンク52を縦長状に設け、溶解タン
ク52の下側にサイクロン型の分離タンク53を一体的に設
け、溶解タンク52と分離タンク53とを仕切板54により区
画形成する。溶解タンク52は、液体と気体とを乱流撹拌
させて液体中への気体の溶解量を増大させる。分離タン
ク53は、溶解タンク52から供給した気液混合体を旋回さ
せることで、液体中に溶解しない未溶解気体を遠心分離
して外部に排出するとともに、気体を溶解した液体を必
要箇所に供給する。気液混合体をサイクロン型の分離タ
ンク53内で旋回させることで、液体から未溶解気体を効
率良く遠心分離して外部に排出できる。単一構造化およ
びタンク小型化によるコストダウンが図れるとともに、
小型化した縦置型のタンクが一本で済み、設置スペース
を大幅に縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未溶解気体を遠心
分離する気液混合溶解装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示されるように、従来の気液混合
溶解装置は、渦流ポンプ11の液体吸込口12に、吸込側圧
力計13および吸込圧力調整弁14を経て管路15が接続され
るとともに、空気などの気体を吸込むための気体吸込手
段16も、この渦流ポンプ11の液体吸込口12に接続されて
いる。
【0003】さらに、渦流ポンプ11にて液体中に気体が
混合溶解された気液混合体を吐出する気液吐出口17より
管路18が引出され、この管路18は溶解タンク19の上部に
挿入され、この溶解タンク19内に気液混合体を噴出させ
ることで、気液混合体をさらに乱流撹拌して、液体中へ
の気体の溶解量を増大させるようにし、この溶解タンク
19の下部から引出された管路20が、気液混合体中の未溶
解気体を分離するための分離タンク21に挿入されてい
る。
【0004】前記気体吸込手段16は、風量計23、吸込方
向に開口自在の逆止弁24および電磁弁25を順次装備した
吸込ノズル26の先端が、渦流ポンプ11の液体吸込口12に
挿入されている。
【0005】前記分離タンク21は、密閉された槽体の上
部に空気抜き弁などの抜気弁27を備えており、この抜気
弁27は、液体中の未溶解気体のみを徐々に外部に排出す
る。この分離タンク21内の気体溶解液体は加圧された状
態にあり、分離タンク21の下部から引出された管路28に
より、この管路28中の圧力計29および圧力調整弁30を経
て取出される。
【0006】このような気液混合溶解装置において、水
などの液体中に空気などの気体を混合溶解する場合は、
液体を渦流ポンプ11に吸引するとともに、吸込圧力調整
弁14を絞り、渦流ポンプ11の液体吸込口12を負圧にし
て、気体吸込手段16より気体を同時に吸引する。このと
き、液体中に注入される気体の流量は風量計23で調整さ
れる。
【0007】渦流ポンプ11の内部においても、液体と気
体とが撹拌混合され、気体が液体中に加圧溶解される
が、さらに、溶解タンク19において、液体と気体とを乱
流撹拌することにより、液体中への気体の溶解量を増大
させる。
【0008】一方、液体中に溶解されなかった未溶解気
体は、分離タンク21の抜気弁27より大気に放出され、気
体が完全に溶解された加圧液体は、圧力計29を見ながら
調整される圧力調整弁30にて大気圧まで急減圧され、液
体中に溶解された気体が微細気泡となって発生するか
ら、このような微細気泡を、例えば図示しない浮上分離
処理槽内の液体中に放出すると、微細気泡が液体中に浮
遊する汚濁物質に付着して汚濁物質を浮上分離させ、液
体を浄化処理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来の気液混合溶
解装置においては、分離タンク21での気液分離が悪いと
微細気泡の発生が阻害されるから、分離タンク21より出
る液流に気泡が同伴して流出するのを防止する必要があ
る。
【0010】そのために、分離タンク21内の容積を大き
くとって液流速を遅くさせ、タンク内で流入乱舞する気
泡の浮力によって、未溶解気体を分離タンク21の上部に
浮上集合させ、分離タンク21の抜気弁27より外部に排出
する方式としたが、液流速を遅くするために、タンクの
径方向寸法を大とし、気泡の浮力で充分に浮上集合させ
るために、タンク長さが長くなり、よってタンク容積が
大となる問題がある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、小型でも未溶解気体を効率良く分離できる気液混
合溶解装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、液体と気体とを乱流撹拌させて液体中への気体の
溶解量を増大させる溶解タンクと、溶解タンクから供給
された気液混合体を旋回させることで液体中に溶解しな
い未溶解気体を遠心分離して外部に排出するサイクロン
型の分離タンクとを具備した気液混合溶解装置であり、
溶解タンクから供給された気液混合体をサイクロン型の
分離タンク内で旋回させることで、小型でも気体が溶解
された液体から未溶解気体を効率良く遠心分離して外部
に排出できる気液混合溶解装置を提供できる。
【0013】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の気液混合溶解装置において、溶解タンクが、縦長状
に設けられ、分離タンクは、溶解タンクの下側に一体的
に設けられ、溶解タンクと分離タンクとが仕切板により
区画形成されたものであり、溶解タンクと小型化された
分離効率の良いサイクロン型の分離タンクとを上下に組
み合わせ、これを一体化させたので、単一構造化および
タンク小型化によるコストダウンが図れるとともに、小
型化された縦置型のタンクが一本で済み、設置スペース
を大幅に縮小できる。
【0014】請求項3に記載された発明は、請求項2記
載の気液混合溶解装置において、仕切板に設けられ溶解
タンクから分離タンクに気液混合体を供給する管路を具
備したものであり、溶解タンクと分離タンクとを区画形
成する仕切板に管路を設けることで内部配管としたか
ら、管路をシンプルで短いものにでき、溶解タンクから
分離タンクに供給される気液混合体の圧力損失を最小限
に抑えることができる。
【0015】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3のいずれか記載の気液混合溶解装置において、分離
タンク内で気液混合体を旋回させることで分離タンクの
周壁側で旋回する液体を透過させるとともに分離タンク
の中心側に集まる未溶解気体の進行を遮って反転させる
分離板を具備したものであり、遠心分離に加えて、分離
タンクの周壁側で旋回する液体と、分離タンクの中心側
に集まる未溶解気体とを、分離板によりさらに確実に分
離できる。
【0016】請求項5に記載された発明は、請求項1乃
至4のいずれか記載の気液混合溶解装置において、溶解
タンクの上流側に配置され液体および気体を吸込んで気
液混合体を作り溶解タンクに加圧供給する渦流ポンプを
具備したものであり、渦流ポンプにより予め気液混合体
を作った上で溶解タンクに加圧供給するので、溶解タン
ク内で高濃度の気体溶解液体を効率良くできる。
【0017】請求項6に記載された発明は、請求項5記
載の気液混合溶解装置において複数の渦流ポンプが直列
に接続されたものであり、複数の渦流ポンプを直列に接
続したことで、設定圧力に対して渦流ポンプ1台当たり
の差圧力は、ポンプ使用台数で等分された低圧力で使用
できるとともに、渦流ポンプの使用台数倍にポンプ吐出
圧力を高圧化でき、これにより、気体の吸引量が増大す
るとともに、気体吸引によって生ずるポンプ吐出圧力お
よび送液量の低減量が少なく、気体吸引時の運転状態の
安定性を向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図6に示
された実施の形態を参照しながら説明する。なお、図7
に示された従来例と同様の部分には、同一符号を付す
る。
【0019】図1は、いわゆる加圧水製造装置の一実施
の形態を示し、管路10により直列に接続された複数の渦
流ポンプ11a,11bにより、液体を順次給送する。
【0020】上流側の渦流ポンプ11a における液体吸込
口12a に、吸込側圧力計13および吸込圧力調整弁14を経
て液体を供給する管路15が接続されるとともに、空気な
どの気体を吸込むための気体吸込手段16も、この上流側
の渦流ポンプ11a における液体吸込口12a に接続されて
いる。
【0021】気体吸込手段16は、上流側の渦流ポンプ11
aの液体吸込口12aに挿入された吸込ノズル26に、気体吸
引管31が接続され連通されている。この気体吸引管31
は、例えば気体として空気を吸引する場合は、垂直に設
けられた上端開放の管である。
【0022】さらに、下流側の渦流ポンプ11bにて液体
中に気体が混合溶解された気液混合体を吐出する気液吐
出口17bより管路18が引出され、この管路18は、溶解分
離装置51に挿入されている。
【0023】図2に示されるように、複数の渦流ポンプ
11a ,11b は、それぞれ、ポンプ本体32に環状の昇圧通
路33が形成され、この昇圧通路33の入口部34に液体吸込
口12a ,12b が連通形成されているとともに、昇圧通路
33の出口部35に気液吐出口17a ,17b が連通形成され、
昇圧通路33の入口部34と出口部35との間に隔離部36が形
成されている。
【0024】ポンプ本体32内に羽根車37が回転可能に嵌
合されており、この羽根車37の外周部には、複数の小羽
根38およびこの小羽根38の間の羽根溝39が設けられてお
り、羽根車37の中心に嵌着された回転軸41を外部のモー
タなどで回動することにより、これらの小羽根38および
羽根溝39は、羽根車37と同心円の昇圧通路33内を回転す
る。
【0025】上流側の渦流ポンプ11a の液体吸込口12a
を形成する部分には、吸込ノズル26が螺入されて固定さ
れており、この吸込ノズル26の先端部分は昇圧通路33の
入口部34まで挿入され、吸込ノズル26の内部に形成され
た気体通孔26a が昇圧通路33の入口部34に臨んで開口さ
れ、この気体通孔26a から液体の流入方向に沿って気体
が導入される。
【0026】そして、上流側の渦流ポンプ11aにおい
て、羽根車37を回転させると、液体吸込口12a から吸込
まれた液体は、羽根車37と共に昇圧通路33をほぼ一周
し、その間に昇圧されて気液吐出口17aから吐出され
る。この昇圧通路33に吸込まれた液体には、羽根車37の
羽根溝39内と昇圧通路33との間で渦流が生じ、これが各
羽根溝39で同時に行なわれながら昇圧通路33内を進み、
昇圧通路33を進むにつれて昇圧される。
【0027】また、液体吸込口12aから昇圧通路33内に
液体が吸込まれる際に、吸込ノズル26の気体通孔26aか
ら昇圧通路33の入口部34に気体も吸込まれ、液体と気体
とが一緒に羽根車37と昇圧通路33との間で生じる渦流に
よって撹拌され、微細な気泡が作られる。
【0028】このとき、昇圧通路33の入口部34では昇圧
通路33に吸込まれる液体の流速が速く圧力が低くなるた
め、この昇圧通路33の入口部34に挿入された吸込ノズル
26の気体通孔26aから液体内への気体の吸込効率がよ
く、かつ、吸込ノズル26にて気体通孔26aから液体の流
入方向に沿って気体が導入されるため、液体内への気体
の吸込みがスムーズに行なえ、従って、気体吸込量が多
い。
【0029】この上流側の渦流ポンプ11aで液体中に気
体が混合され昇圧された気液混合体は、気液吐出口17a
から管路10に吐出され、この管路10を経て下流側の渦流
ポンプ11bの液体吸込口12bに吸込まれ、同様に羽根車37
により昇圧通路33を移動しながら昇圧されて、気液吐出
口17bから吐出される。
【0030】図1に戻って、前記溶解分離装置51は、液
体と気体とを乱流撹拌させて液体中への気体の溶解量を
増大させる溶解タンク52と、サイクロン型の分離タンク
53とを備えている。
【0031】サイクロン型の分離タンク53は、溶解タン
ク52から供給された気液混合体を旋回させることで、液
体中に溶解しない未溶解気体を遠心分離して外部に排出
するとともに、気体が溶解された液体を必要箇所に供給
するものである。
【0032】溶解タンク52は、上側に縦長状に設けら
れ、分離タンク53は、溶解タンク52の下側に一体的に設
けられ、溶解タンク52と分離タンク53とが、仕切板54に
より区画形成されている。
【0033】溶解タンク52の下部から分離タンク53の上
部に気液混合体を供給する管路55が設けられている。こ
の管路55は、分離タンク53の円筒状の上部内に対し接線
方向より気液混合体を供給できるように接続されてい
る。
【0034】図3(a)に示されるように、溶解タンク
52は、渦流ポンプ11bから加圧供給された気液混合体を
タンク内に注入するための噴出ノズル56を、タンク上端
部に下向きに備えている。この噴出ノズル56と下部の仕
切板54との間には、気体の溶解に必要な十分な距離が確
保されている。
【0035】溶解タンク52から分離タンク53に気液混合
体を供給する管路55は、仕切板54に設けられたL形の内
部配管であり、例えば管継手のエルボ単体で簡単に形成
できる。
【0036】この管路55の上部は仕切板54に固定され、
下部は、図3(b)に示されるように分離タンク53の円
筒壁面の接線方向に気液混合体を供給できるように方向
付けされて開口されている。
【0037】図3(a)に示されるように、分離タンク
53の円筒形上部には、未溶解気体を外部へ排出するため
の排気管57が、管路55の下端開口より上側で、かつ分離
タンク53の中心部まで挿入されて開口されている。
【0038】この排気管57は、管継手58により抜気弁27
に接続され、この抜気弁27により、液体中の未溶解気体
のみを徐々に外部に排出できるようになっている。
【0039】一方、分離タンク53の下部は、下方に向か
って漸次小径の逆円錐形状に形成され、下端に、気体を
溶解した加圧液を流出させる流出口61が設けられ、この
流出口61に、図1に示されるように管路28が接続され、
この管路28中に、圧力計29および圧力調整弁30が設けら
れている。
【0040】図3(a)に戻って、分離タンク53の下部
内であって流出口61のやや上側に分離板62が配置されて
いる。
【0041】この分離板62は、図4に示されるように、
円形のタンク断面に対しほぼ4角形状のものが固定され
たから、分離タンク53の内周壁面と分離板62の周縁部の
直線状部63との間に、三日月形の複数の通液穴64が形成
されている。
【0042】分離板62は、図4に示された形態だけでな
く、例えば、図5に示されるように、分離板62の周縁部
に設けられた複数の円弧状の切欠溝65により通液穴64を
形成しても良いし、あるいは、図6に示されるように、
分離板62の周縁部に複数の小さな円形穴を穿設して通液
穴64を形成しても良い。通液穴64の個数は、透過流量に
応じて任意に設定する。
【0043】このようにして、分離板62の周縁部に通液
穴64を形成したので、分離タンク53の周壁面に沿って気
液混合体を旋回させることで、分離タンク53の周壁面側
で旋回しながら流出口61に向かう液体を通液穴64で透過
させるとともに、分離タンク53の中心側に集まる未溶解
気体が流出口61に向かう進行を分離板62の中央部により
遮って、未溶解気体を上方へ反転させることができる。
【0044】次に、図1乃至図3に示された気液混合溶
解装置の作用を説明する。
【0045】液体を渦流ポンプ11a に吸引する。このと
き、吸込側圧力計13を見ながら吸込圧力調整弁14を絞
り、渦流ポンプ11a の液体吸込口12a を負圧にして、気
体吸引管31から吸込ノズル26を経て空気などの気体を同
時に吸引する。
【0046】単に気体を吸引させると、吸引量によって
ポンプ吐出圧力および液流量が大きく低減変動するおそ
れもあるが、後段の渦流ポンプ11b の吸込力の作用によ
り前段の渦流ポンプ11a の吐出圧力および液流量の低減
量が大幅に軽減され、低減変動量が小さい安定した運転
状態が得られる。
【0047】前段の渦流ポンプ11a の内部において撹拌
混合された気液混合体は、後段の渦流ポンプ11b に送ら
れる。この後段の渦流ポンプ11b の内部においても、同
様に気液の撹拌混合が行われる。この多段処理により撹
拌混合効果が増大する。
【0048】さらに、圧力調整弁30の絞りによりポンプ
吐出圧力が加圧され、気体が液体中に加圧溶解される。
各渦流ポンプ11a ,11b に作用する圧力はポンプ吐出圧
力をポンプ台数分で分担するため、各渦流ポンプ11a ,
11b 毎にその作用圧力によって加圧溶解が行われる。
【0049】渦流ポンプ11bから吐出された気液混合体
は、管路18により溶解分離装置51に加圧供給され、噴出
ノズル56より溶解タンク52内に噴出される。この溶解タ
ンク52内では、加圧された気液混合体をさらに乱流撹拌
させ、液体中への気体の溶解量を増大させることができ
る。
【0050】すなわち、液体と気体とが混合された気液
混合体を、溶解タンク52の噴出ノズル56からこの溶解タ
ンク52内に滞留されている液体中に下方に向けて噴出さ
せると、気液混合体が溶解タンク52の内部に滞留され
る。このとき、噴出ノズル56より噴出された気液混合体
にて乱流泡渦が発生して、この溶解タンク52の内部に滞
留されている液体中に気泡が形成されるとともに、この
気泡が微細化され、しかも、溶解タンク52内の液体の略
全体に微細化された微細気泡が発生している状態が形成
されるから、液体中に気体が効率良く高濃度に溶解され
る。
【0051】溶解タンク52内で気体溶解量が増大した気
液混合体は、管路55によりサイクロン型の分離タンク53
の上部内に、分離タンク53の接線方向より加圧供給さ
れ、分離タンク53内では、気液混合液の高流速の旋回流
が生ずる。
【0052】このため、液体中に溶解されなかった未溶
解気体と、液体との間には比重差があるため、未溶解気
体と液体とに作用する遠心力も相違し、分離タンク53の
中心部に軽い気体が集合する。
【0053】分離タンク53は下方ほど小径のテーパ状タ
ンクであるから、下側ではさらに旋回流速が高まり、比
重差で生ずる遠心力の相違がより顕著になるので、比重
の軽い未溶解気体は、より中心部に集合し、下方へ向か
う旋回流の影響を強く受けることなくタンク中心部で浮
上する。
【0054】分離タンク53の下部内に設置された分離板
62に到達する未溶解気体もあるが、その気体は、分離板
62の中央部に当って反転し、上昇する。
【0055】このようにして、分離タンク53の上部に集
合した気体は、排気管57により分離タンク53の外部に取
出され、抜気弁27を経て外部に排出される。
【0056】一方、気体が完全に溶解された液体は、分
離タンク53内で旋回することにより、未溶解気体より比
重が重いので大きな遠心力を受けて、分離タンク53の内
壁面に沿って旋回しながら下降し、分離板62の周縁部の
通液穴64を透過して、流出口61より分離タンク53の外部
へ流出する。
【0057】分離タンク53の外部へ流出した気体溶解液
体は、管路28を経て圧力調整弁30に供給され、この圧力
調整弁30にてほぼ大気圧まで急減圧されてから、例えば
図示されない浮上分離処理槽などの底部に放出される。
【0058】この浮上分離処理槽内では、液体中に溶解
された気体が微細気泡となって上昇するが、その際に、
微細気泡が液体中に浮遊する汚濁物質に付着して、汚濁
物質を浮上分離させ、液体を浄化処理する。
【0059】次に、図1乃至図3に示された実施形態の
効果をまとめると、次のようになる。
【0060】渦流ポンプ11aの吸込側より吸込ノズル
(導入管)26の効果により気体を多量に吸引することが
でき、液体中に多量の気体を混合溶解させることができ
る。
【0061】複数の渦流ポンプ11a,11bを直列に接続
したことで、設定圧力に対して渦流ポンプ1台当たりの
差圧力は、ポンプ使用台数で等分された低圧力で使用で
きるとともに、渦流ポンプ11a,11bの使用台数倍にポ
ンプ吐出圧力を高圧化できる。これにより、気体の吸引
量が増大するとともに、気体吸引によって生ずるポンプ
吐出圧力および送液量の低減量が少なく、気体吸引時の
運転状態を安定させることができる。
【0062】さらに、圧力、流量の低減変動量が小さ
く、運転状態が安定するので、微妙な調整操作が不要と
なるから、気体吸引管31は垂直に立ち上げ上端部を開放
させるだけで良く、図7に示された従来例の風量計23、
逆止弁24、電磁弁25などを省略でき、配管系を簡単構造
化して、コストダウンを図れる。
【0063】また、渦流ポンプ11a,11bにより予め気
液混合体を作った上で、これを溶解タンク52に加圧供給
し、溶解タンク52内でさらに液体と気体とを乱流撹拌さ
せ、液体中への気体の溶解量を増大させるので、溶解タ
ンク52内で高濃度の気体溶解液体を効率良くできる。
【0064】さらに、分離タンク53は、サイクロン分離
方式により未溶解気体を分離排出するので、未溶解気体
を分離タンク53の中央部に効率よく集め、系外に排出で
きる。すなわち、旋回高流速により遠心分離するため分
離効率が高いとともに、分離タンク53内で旋回流速を速
めるため、タンク容量は大きくする必要がなく、分離タ
ンク53を小型化できる。
【0065】すなわち、旋回流速が大きいほど分離効率
が高まるため、不必要にタンク容量を大きくしなくても
高い分離効率が得られ、かつ、タンクサイズを小型化す
ることができる。
【0066】その上、溶解効率の高い溶解タンク52と、
小型化された分離効率の良い分離タンク53とを上下に組
み合わせ、これを一体化させるので、単一構造化および
タンク小型化によるコストダウンが図れるとともに、小
型化された縦置きのタンクが一本で済み、設置スペース
を大幅に縮小できる。さらに、溶解タンク52と分離タン
ク53とを結ぶ配管を短くできる。
【0067】特に、溶解タンク52と分離タンク53とを区
画形成する仕切板54に管路55を設けることで内部配管と
したから、管路55をシンプルで短いものにでき、溶解タ
ンク52から分離タンク53に供給される気液混合体の圧力
損失を最小限に抑えることができる。
【0068】また、遠心分離に加えて、分離タンク53の
周壁側で旋回する液体と、分離タンク53の中心側に集ま
る未溶解気体とを、分離板62によりさらに確実に分離で
きる。
【0069】なお、渦流ポンプは、2台に限らず3台以
上を直列に接続するようにしても良い。すなわち、吸込
ノズル26を有する上流側の渦流ポンプ11aまたは吸込ノ
ズル26を有さない下流側の渦流ポンプ11bの少なくとも
一方を複数台にして、それらを直列に接続すると良い。
【0070】この気液混合溶解装置は、液体に空気、酸
素またはオゾンなどの各種気体を混合溶解させるもの
で、本装置には、微細気泡発生装置、酸素富化装置また
はオゾン溶解装置などが含まれる。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、溶解タン
クから供給された気液混合体をサイクロン型の分離タン
ク内で旋回させることで、小型でも気体が溶解された液
体から未溶解気体を効率良く遠心分離して外部に排出で
きる気液混合溶解装置を提供できる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、溶解タンク
と小型化された分離効率の良いサイクロン型の分離タン
クとを上下に組み合わせ、これを一体化させたので、単
一構造化およびタンク小型化によるコストダウンが図れ
るとともに、小型化された縦置型のタンクが一本で済
み、設置スペースを大幅に縮小できる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、溶解タンク
と分離タンクとを区画形成する仕切板に管路を設けるこ
とで内部配管としたから、管路をシンプルで短いものに
でき、溶解タンクから分離タンクに供給される気液混合
体の圧力損失を最小限に抑えることができる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、遠心分離に
加えて、分離タンクの周壁側で旋回する液体と、分離タ
ンクの中心側に集まる未溶解気体とを、分離板によりさ
らに確実に分離できる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、渦流ポンプ
により予め気液混合体を作った上で溶解タンクに加圧供
給するので、溶解タンク内で高濃度の気体溶解液体を効
率良くできる。
【0076】請求項6記載の発明によれば、複数の渦流
ポンプを直列に接続したことで、設定圧力に対して渦流
ポンプ1台当たりの差圧力は、ポンプ使用台数で等分さ
れた低圧力で使用できるとともに、渦流ポンプの使用台
数倍にポンプ吐出圧力を高圧化できる。これにより、気
体の吸引量が増大するとともに、気体吸引によって生ず
るポンプ吐出圧力および送液量の低減量が少なく、気体
吸引時の運転状態の安定性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気液混合溶解装置の一実施の形態
を示す概略図である。
【図2】同上気液混合溶解装置に用いられている複数の
渦流ポンプの断面図である。
【図3】(a)は同上気液混合溶解装置に用いられてい
る溶解分離装置の垂直方向断面図、(b)はその水平方
向断面図である。
【図4】図3(a)のA−A線断面で現れた分離板の一
例を示す断面図である。
【図5】同上分離板の他の例を示す断面図である。
【図6】同上分離板のさらに別の例を示す断面図であ
る。
【図7】従来の気液混合溶解装置を示す概略図である。
【符号の説明】
11a,11b 渦流ポンプ 52 溶解タンク 53 分離タンク 54 仕切板 55 管路 62 分離板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体と気体とを乱流撹拌させて液体中へ
    の気体の溶解量を増大させる溶解タンクと、 溶解タンクから供給された気液混合体を旋回させること
    で液体中に溶解しない未溶解気体を遠心分離して外部に
    排出するサイクロン型の分離タンクとを具備したことを
    特徴とする気液混合溶解装置。
  2. 【請求項2】 溶解タンクは、縦長状に設けられ、 分離タンクは、溶解タンクの下側に一体的に設けられ、 溶解タンクと分離タンクとが仕切板により区画形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の気液混合溶解装置。
  3. 【請求項3】 仕切板に設けられ溶解タンクから分離タ
    ンクに気液混合体を供給する管路を具備したことを特徴
    とする請求項2記載の気液混合溶解装置。
  4. 【請求項4】 分離タンク内で気液混合体を旋回させる
    ことで分離タンクの周壁側で旋回する液体を透過させる
    とともに分離タンクの中心側に集まる未溶解気体の進行
    を遮って反転させる分離板を具備したことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか記載の気液混合溶解装置。
  5. 【請求項5】 溶解タンクの上流側に配置され液体およ
    び気体を吸込んで気液混合体を作り溶解タンクに加圧供
    給する渦流ポンプを具備したことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか記載の気液混合溶解装置。
  6. 【請求項6】 複数の渦流ポンプが直列に接続されたこ
    とを特徴とする請求項5記載の気液混合溶解装置。
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