JP2002272732A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

Info

Publication number
JP2002272732A
JP2002272732A JP2001080422A JP2001080422A JP2002272732A JP 2002272732 A JP2002272732 A JP 2002272732A JP 2001080422 A JP2001080422 A JP 2001080422A JP 2001080422 A JP2001080422 A JP 2001080422A JP 2002272732 A JP2002272732 A JP 2002272732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
detecting
elevating
ray imaging
imaging apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001080422A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takeda
裕二 武田
Masayoshi Kinoshita
正義 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001080422A priority Critical patent/JP2002272732A/ja
Publication of JP2002272732A publication Critical patent/JP2002272732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本体と被撮影者との接近や接触を適切に検知
し、撮影者が被撮影者の体勢に合わせて上下位置を微調
整し易いX線撮影装置を提供すること。 【解決手段】 X線の照射を行い、前記X線の透過画像
を読取るX線撮影装置において、所定の基台(1)に昇
降可能に支持される本体(2、2a、2b)と、前記本
体を昇降させる昇降手段(21)と、前記本体の安全停
止位置より下方に位置する物体との位置関係を検知する
検知手段(10、32、40)と、前記検知手段による
検知結果に基づいて前記昇降手段に供給される動作電力
を遮断制御する動作制御手段(31a)とを具備するこ
とを特徴とするX線撮影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線透過画像を
読み取る画像読み取り装置が昇降し画像読み取り装置の
下方にX線撮影の被撮影体が位置し得るX線撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来技術に係るX線撮影装置の
概略全体構成を示す構成図である。この装置を使用して
X線撮影(レントゲン撮影)を行う場合、被撮影者10
1(例えば患者)が画像読み取り装置102の画像投影
部102a近傍に待機し、一方X線を照射する照射部1
00からX線を照射し、被撮影者101の透過画像を上
述の画像投影部102aに投影し、この透過画像を画像
読み取り装置102で読み取る。
【0003】また、画像読み取り装置102は、操作パ
ネル123を操作することにより、レントゲン写真を撮
影される人の体型や撮影部位に応じて昇降可能な構成と
なっており、図5に示すように、被撮影者102が車椅
子103等を使用している場合にもX線撮影が可能とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、車椅子1
03の使用者(被撮影者101)のレントゲン撮影をす
る場合には、車椅子103の使用者の身体の一部(例え
ば脚等)が画像読み取り装置102の下方に位置するこ
とになる。
【0005】ところが、画像読み取り装置102が下降
したときには、画像読み取り装置102の下端と車椅子
の使用者の脚等との間が見づらくなってしまう。このた
め、画像読み取り装置102の下部と車椅子103の使
用者の脚等との距離の微調整は極めて難しかった。そこ
で、画像読取装置102の下端より所定距離下方の安全
停止位置に脚などの物体があることを検知するための機
械式センサを設けることが考えられる。しかし、この機
械式センサでは、ON/OFFの検知しかできないの
で、装置の下降動作を急停止させる以外なく、まだ画像
読み取り装置102を下降させることが可能であるにも
拘わらず、下方に隙間がある状態で撮影せざるを得ず、
車椅子103に座った被撮影者101の腰部や下腹部を
撮影するのが困難であった。
【0006】また、被撮影者101の体勢によっては、
まだ画像読み取り装置102を下降させることが可能で
あるにも拘わらず、被撮影者101の膝部や太股が画像
読み取り装置102の下部に接触してしまうこともあ
る。
【0007】このような場合、図示しない撮影者(例え
ば放射線技師)は、画像読み取り装置102の下部で被
撮影者101の脚等を強く圧迫しない位置で一旦下降を
停止させるか、もしくは下降速度を遅くし、被撮影者1
01に体勢の変更の指示等をした後、さらにゆっくりと
必要な位置まで画像読み取り装置102を下降させるこ
とになる。
【0008】しかしながら、上述と同様の理由で、撮影
者は無理な姿勢や不自然な姿勢をしないと、画像読み取
り装置102の下部による被撮影者101の脚等との接
触や圧迫を的確に認識することはできない。
【0009】また、撮影者が画像読み取り装置102の
下部と車椅子103の使用者の脚等との距離関係や接触
関係を詳細に目視しようとして無理な姿勢や不自然な姿
勢をすると、操作部123を適切に操作することが困難
になってしまう。
【0010】本発明は、このような背景の下になされた
もので、本体と被撮影者との接近や接触を適切に検知
し、撮影者が被撮影者の体勢に合わせて上下位置を微調
整し易いX線撮影装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、以下の
構成によって解決される。なお、各々の手段等に、発明
の実施形態および実施例と対応した符号を併記したが、
本発明はこの手段等に限定されることはない。請求項1
に記載の発明にあっては、X線の照射を行い、前記X線
の透過画像を読取るX線撮影装置において、所定の基台
(1)に昇降可能に支持される本体(2、2a、2b)
と、前記本体を昇降させる昇降手段(21)と、前記本
体の安全停止位置より下方に位置する物体との位置関係
を検知する検知手段(10、32、40)と、前記検知
手段による検知結果に基づいて前記昇降手段に供給され
る動作電力を遮断制御する動作制御手段(31a)とを
具備することを特徴とする。ここで、安全停止位置と
は、安全規格で定められた安全上、下降を停止させるこ
とのための検知位置のことである。また、請求項2に記
載の発明にあっては、所定の基台に昇降可能に支持され
る本体と、前記本体を昇降させる昇降手段と、前記本体
の下方に位置する物体との位置関係を検知する検知手段
と、前記検知手段による検知結果に基づいて前記昇降手
段の昇降速度を制限する動作制御手段(30、31b)
とを具備することを特徴とする。また、請求項3に記載
の発明にあっては、所定の基台に昇降可能に支持される
本体と、前記本体を昇降させる昇降手段と、前記本体の
下方に位置する物体との位置関係を検知する検知手段
と、前記検知手段による検知結果に基づいて前記昇降手
段の昇降速度を制限するとともに前記昇降手段に供給さ
れる動作電力を遮断制御する動作制御手段とを具備する
ことを特徴とする。また、請求項4に記載の発明にあっ
ては、請求項1または請求項3の何れかに記載のX線撮
影装置では、前記動作制御手段は、前記本体の下部と前
記物体とが予め設定される所定圧力以上で当接した際に
前記昇降手段に供給される動作電力を遮断制御すること
を特徴とする。また、請求項5に記載の発明にあって
は、請求項1または請求項3の何れかに記載のX線撮影
装置では、前記検知手段は前記本体の下部と前記物体と
の当接状態を検知する複数の当接検知子(10b-1、1
0b-2…、40b-1、40b-2…)から成り、前記昇降
手段による昇降動作を検出する動作検出手段(26)
と、前記検知手段による検知結果に基づいて警報信号を
発する報知手段(28)とを具備し、前記報知手段は前
記本体の下部と前記物体とが予め設定される所定圧力以
上で当接した際に警報信号を発し、前記動作制御手段は
前記検知手段によって検知した当接状態が所定圧力以上
の当接状態のまま変化せず且つ前記動作検出手段によっ
て前記昇降手段による昇降動作が検出された際に前記昇
降手段に供給される動作電力を遮断制御することを特徴
とする。また、請求項6に記載の発明にあっては、請求
項5に記載のX線撮影装置では、前記当接検知子は、前
記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物体
に掛けられた表面に導電電極が設けられた可撓性シート
との間の導通を検知する複数の導電電極から成ることを
特徴とする。また、請求項7に記載の発明にあっては、
請求項5に記載のX線撮影装置では、前記当接検知子
は、前記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前
記物体の一部との当接圧力を検知する複数の圧力センサ
から成ることを特徴とする。また、請求項8に記載の発
明にあっては、請求項2または請求項3の何れかに記載
のX線撮影装置では、前記動作制御手段は、前記本体の
下部と前記物体とが予め設定される所定距離以下に近接
した際に前記昇降手段の昇降速度を制限することを特徴
とする。ここで、近接とは先述の当接する(接触する)
までの極めて距離が近い状態を示し、所定距離から当接
するまでの状態を示す。また、請求項9に記載の発明に
あっては、請求項2または請求項3または請求項9の何
れかに記載のX線撮影装置では、前記検知手段は前記本
体の下部と前記物体との近接状態を検知する複数の近接
検知子(10a-1、10a-2…、40a -1、40a
-2…)から成り、前記検知手段による検知結果に基づい
て告知信号を発する報知手段を具備し、前記検知手段は
前記本体の下部と前記物体とが予め設定される近接状態
になった際に告知信号を発することを特徴とする。ま
た、請求項10に記載の発明にあっては請求項9に記載
のX線撮影装置では、前記近接検知子は、前記本体の下
部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物体に掛けられ
た表面に導電電極が設けられた可撓性シートとの間の静
電容量を検知する複数の静電電極から成ることを特徴と
する。また、請求項11に記載の発明にあっては、請求
項9に記載のX線撮影装置では、前記近接検知子は、前
記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物体
の一部との距離を検知する複数の距離センサから成るこ
とを特徴とする。また、請求項12に記載の発明にあっ
ては、請求項1ないし請求項11の何れかに記載のX線
撮影装置では、前記本体に昇降動作を指示する指示手段
(23)を具備し、前記動作制御手段は、前記本体が降
下している際に前記検知手段による検知結果に基づいて
前記昇降手段を制御することを特徴とする。
【0012】即ち本発明によれば、所定の基台に本体を
昇降可能に支持し、昇降手段によって前記本体を昇降さ
せ、検知手段によって前記本体の下部に位置する物体と
の位置関係を検知し、動作制御手段は前記検知手段によ
る検知結果に基づいて前記昇降手段に供給される動作電
力を遮断制御する。
【0013】または、所定の基台に本体を昇降可能に支
持し、昇降手段によって前記本体を昇降させ、検知手段
によって前記本体の下部に位置する物体との位置関係を
検知し、動作制御手段は前記検知手段による検知結果に
基づいて前記昇降手段の昇降速度を制限する。
【0014】あるいは、所定の基台に本体を昇降可能に
支持し、昇降手段によって前記本体を昇降させ、検知手
段によって前記本体の下部に位置する物体との位置関係
を検知し、動作制御手段は前記検知手段による検知結果
に基づいて前記昇降手段の昇降速度を制限するとともに
前記昇降手段に供給される動作電力を遮断制御する。さ
らに前記動作制御手段は、前記本体の下部と前記物体と
が予め設定される所定圧力以上で当接した際に前記昇降
手段に供給される動作電力を遮断制御する。また、前記
検知手段を前記本体の下部と前記物体との当接状態を検
知する複数の当接検知子から構成し、動作検出手段によ
って前記昇降手段による昇降動作を検出し、検知手段は
前記本体の下部と前記物体とが予め設定される所定圧力
以上で当接した際に報知手段から警報信号を発し、前記
動作制御手段は前記検知手段によって検知した当接状態
が所定圧力以上の当接状態のまま変化せず且つ前記動作
検出手段によって前記昇降手段による昇降動作が検出さ
れた際に前記昇降手段に供給される動作電力を遮断制御
する。
【0015】また、前記当接検知子を、前記本体の下部
に所定の間隔毎に配列され各々が前記物体に掛けられた
表面に導電電極が設けられた可撓性シートとの間の導通
を検知する複数の導電電極から構成する。あるいは、前
記当接検知子を、前記本体の下部に所定の間隔毎に配列
され各々が前記物体の一部との当接圧力を検知する複数
の圧力センサから構成する。
【0016】また、前記動作制御手段は、前記本体の下
部と前記物体とが予め設定される所定距離以下に近接し
た際に前記昇降手段の昇降速度を制限することを特徴と
する。また、前記検知手段を前記本体の下部と前記物体
との近接状態を検知する複数の近接検知子から構成し、
検知手段は前記本体の下部と前記物体とが予め設定され
る近接状態になった際に報知手段によって告知信号を発
することを特徴とする。
【0017】また、前記近接検知子を、前記本体の下部
に所定の間隔毎に配列され各々が前記物体に掛けられた
表面に導電電極が設けられた可撓性シートとの間の静電
容量を検知する複数の静電電極から構成する。また、前
記近接検知子を、前記本体の下部に所定の間隔毎に配列
され各々が前記物体の一部との距離を検知する複数の距
離センサから構成する。そして、指示手段によって前記
本体に昇降動作を指示し、前記動作制御手段は、前記本
体が降下している際に前記検知手段による検知結果に基
づいて前記昇降手段を制御する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について説明す
る。図1は、本発明における基本的な制御概念を説明す
るための模式図である。図1において、1は昇降台であ
り、画像読み取り装置2が昇降可能に取り付けられる。
画像読み取り装置2は、モータ21や図示しないボール
ネジ、ボールナット等の駆動装置を有しており、撮影者
(図示しない)が操作パネル23を操作することで、モ
ータ21の駆動力によって昇降が可能となっている。
【0019】この画像読み取り装置2において、操作パ
ネル23によって降下が指示されると、モータ21に対
する動作電力は、互いに直列に接続されるとともに、外
力が印加されない状態では"閉(オン)"であるスイッチ
31a、31bを介してモータ21に供給される。
【0020】またスイッチ31bには、モータ21への
動作電力を減少させる等の方法でモータ21の回転数を
低下させるための抵抗器等を使用した降圧器30が並列
に接続されている。
【0021】一方、画像読み取り装置2の下端には支点
32aを中心として回動可能に支持された検出棒32が
設けられており、この検出棒32の支点側にはスイッチ
31bに外力を加えるためのロッド33bが、そして支
点と反対側にはスイッチ31aに外力を加えるためのロ
ッド33aが設けられている。
【0022】なお詳細に図示しないが、検出棒32の支
点32aと反対側(図では右側)は、所定距離以上は画
像読み取り装置2の下端より離れない構成となってい
る。また、この支点32aと反対側は、図示しないバネ
もしくは地球重力により、図の下方に加勢されている。
【0023】この例では、操作パネル23からの指示に
よって、モータ21に対して画像読み取り装置2を降下
させる電力の供給が開始された後、検出棒32に被撮影
者4の脚等が当接すると、検出棒32は加勢力に反して
画像読み取り装置2の下端に近づく。このとき、当接力
があまり大きくない内は、まずロッド33bによってス
イッチ31bに外力が加わり、これによってスイッチ3
1bは"開(オフ)"になる。
【0024】スイッチ31bが"開"になると、モータ2
1への動作電力は、直列に接続されたスイッチ31aな
らびに降圧器30を介してモータ21に供給されること
になる。即ち、モータ21へ供給される動作電力が減少
し、モータ21の回転数が低下する。
【0025】次に、検出棒32に対する当接力が大きく
なると、ロッド33aによってスイッチ31aに外力が
加わり、これによってスイッチ31aも"開"になる。ス
イッチ31aが"開"になると、モータ21には動作電力
が供給されなくなり、モータ21の回転が停止するの
で、画像読み取り装置2の降下は止まる。
【0026】即ち本発明における基本的な制御概念は、
操作パネルを操作して画像読み取り装置を降下させる
際、画像読み取り装置の下部が被撮影者の身体に当接す
るまでは比較的高速に降下させる。
【0027】このとき、最初の当接は被撮影者の姿勢に
起因する場合も多く、被撮影者の姿勢を変更させた上
で、さらに画像読み取り装置の位置の微調整が可能なこ
ともある。
【0028】そこで、画像読み取り装置の下部が被撮影
者の身体に当接した後は、先般に比して画像読み取り装
置の降下速度を遅くすることにより位置の微調整を容易
にし、画像読み取り装置の下部によって被撮影者の身体
が所定値以上に加圧された際に、画像読み取り装置の降
下を停止させる(禁止する)。
【0029】A.第一の実施の形態図2(a)および図
2(b)は、本発明の第一の実施の形態にかかるX線撮
影装置の全体構成を示す構成図である。なお図2におい
て、図1に示す各部と対応する部分には同一の符号を付
し、その説明は省略する。図2(a)において、1は昇
降台であり、画像読み取り装置2aが昇降可能に取り付
けられる。
【0030】画像読み取り装置2aが有する24は、上
述のモータ等を制御する制御部であり、24aは制御部
24が各種情報を記憶するためのメモリである。また2
6は、画像読み取り装置2aの上下動(移動距離)をパ
ルス等で制御部24に伝えるエンコーダ、28は制御部
24からの指示で光や音による各種警報を発する報知器
である。さらに、画像読み取り装置2aの下端には電極
板10が設けられているが、詳細については後述する。
【0031】画像読み取り装置2aの下部には、図2
(a)に示すように車椅子3等が入り込むことが可能と
なっており、被撮影者4が車椅子3を使用している場合
であっても画像撮影部20にX線透過画像の投影が可能
となっている。
【0032】本実施の形態では、上述のように車椅子3
を使用した被撮影者4がX線撮影を行う場合、被撮影者
4は下肢部(画像読み取り装置2aの下部に位置するこ
とが想定される部位)に導電布12を掛ける。この導電
布12は、表面全体が所定の導電率を以て導通するとと
もに、接続ケーブル14によって画像読み取り装置2a
と電気的に接続されている。
【0033】図2(b)は、電極板10の接触面(図2
(a)では下面、開放面)の構成の一例を示す平面図で
ある。この例では、電極板10の接触面には、線状導体
による静電電極10a-1、10a-2…が所定の間隔で形
成されるとともに、これら静電電極10a-1、10a -2
…とは一例として互い違いに、やはり線状導体による導
電電極10b-1、10b-2…が形成されている。
【0034】本実施の形態では、画像読み取り装置2a
は導電布12と静電電極10a-1、10a-2…の各々と
の間の静電容量を検知することで電極板10と被撮影者
4の脚等との近接具合を把握する。
【0035】例えば、静電電極10a-1(1本のみ)と
導電布12との間の静電容量は、これらの間の距離とほ
ぼ反比例関係にあることは周知の通りである。そこで、
予め標準的な被撮影者4が車椅子3を使用した場合の導
電布12と静電電極10a-1、10a-2…の各々との間
の静電容量を測定しておき、何種類かの距離の場合のデ
ータをメモリ24aに記憶しておくことで、画像読み取
り装置2aの下端の電極板10と被撮影者4の脚等との
近接具合を把握することができる。
【0036】この場合、静電電極10a-1、10a-2
の各々について、導電布12との間の静電容量を監視す
ることによって、被撮影者4の膝だけが接近したのか、
あるいは太股が接近したのかといった被撮影者4の脚の
状態や、被撮影者4が車椅子3に深く腰掛けているのか
あるいは浅く腰掛けて乗り出しているのか等を把握する
ことができる。
【0037】一方、導電布12と導電電極10b-1、1
0b-2…の各々との間の導通を検知することで電極板1
0と被撮影者4の脚等との接触状態を把握する。例え
ば、導電電極10b-1、10b-2…の内の何れか1本だ
け導電布12との間に導通が発生した場合、電極板10
と被撮影者4の脚等とが軽く接触したと判断することが
できる。
【0038】そして、導電布12と導通する導電電極1
0b-1、10b-2…の本数が増えるに従って、電極板1
0と被撮影者4の脚等との接触具合が強くなっていると
判断することができる。
【0039】さらに、導電電極10b-1、10b-2…の
導通本数が所定本数を超え、且つその本数が増加してい
ないにも係わらずエンコーダ26から画像読み取り装置
2aが降下していることを示す信号が出力されているよ
うな場合には、画像読み取り装置2aと被撮影者4とが
完全に当接し、且つ加圧されつつあると判断することが
できる。
【0040】そこで本実施の形態では、撮影者等が操作
パネル23を操作して画像読み取り装置2aの降下を指
示すると、制御部24はモータ21には画像読み取り装
置2aの降下方向に回転を指示するとともに、静電電極
10a-1、10a-2…の各々について、導電布12との
間の静電容量を監視を開始する。
【0041】ここで、静電電極10a-1、10a-2…の
各々について、導電布12との間の静電容量が予め設定
される所定の大きさを超えたものが所定の本数以上にな
った場合、電極板10と被撮影者4とが接近したと判断
して、制御部24はモータ21の回転数を遅くする。
【0042】その際、報知器28から接近を知らせる警
報(例えば静かなメロディーやチャイム等、画像読み取
り装置2aの周辺の撮影者や被撮影者4等が不快感を覚
えない程度の音)を発してもよい。
【0043】また、制御部24は導電電極10b-1、1
0b-2…の各々について、導通状態を監視し、導電電極
10b-1、10b-2…の内、導通のあるものが所定の本
数以上になった場合、電極板10が被撮影者4に加圧さ
れたと判断して、制御部24はモータ21の回転を止め
る。
【0044】この際には、報知器28から加圧を知らせ
る警報(例えば音圧レベルの高いブロッキング発振音
等、画像読み取り装置2aの周辺の撮影者や被撮影者4
等の注意を引き易い音)を発してもよい。
【0045】なお、導電電極10b-1、10b-2…の
内、導通のあるものが所定の本数以上になった場合、電
極板10が被撮影者4に当接したと判断して、まず報知
器28から当接を知らせる警報(例えば音圧レベルの高
いブロッキング発振音等、画像読み取り装置2aの周辺
の撮影者や被撮影者4等の注意を引き易い音)を発し、
導通のあるものの本数が増加しなくなったにも係わらず
エンコーダ26から画像読み取り装置2aが降下してい
ることを示す信号が出力されているような場合に、制御
部24がモータ21の回転を止めてもよい。
【0046】また、図2(b)に示す静電電極10
-1、10a-2…、あるいは導電電極10b-1、10b
-2…の数は一例であり、本発明はこれらの数、もしくは
幅や長さあるいは材質等に限定されるものではない。ま
【0047】B.第二の実施の形態図3(a)および図
3(b)は、本発明の第二の実施の形態にかかるX線撮
影装置の全体構成を示す構成図である。なお図3におい
て、図1あるいは図2に示す各部と対応する部分には同
一の符号を付し、その説明は省略する。図3(a)にお
いて、1は昇降台であり、画像読み取り装置2bが昇降
可能に取り付けられる。
【0048】画像読み取り装置2bの下端には検知板4
0が設けられている。図3(b)は、検知板40の接触
面(図3(a)では下面、開放面)の構成の一例を示す
平面図である。この例では、検知板40の接触面には、
距離センサ40a-1、40a-2…が所定の間隔で形成さ
れるとともに、これら距離センサ40a-1、40a-2
とは一例として互い違いに、感圧センサ40b-1、40
-2…が形成されている。
【0049】上述の距離センサ40a-1、40a-2
は、例えば超音波や赤外線の反射により距離を検知する
ものであり、反射波の強度や反射時間を監視し、距離が
所定の値より小さくなると信号を出力するか、または距
離に応じた電圧や電流の信号を出力するものである。
【0050】また感圧センサ40b-1、40b-2…は、
例えば加圧により閉じる微小電気接点や印加圧力により
抵抗値の変化する感圧抵抗膜により構成され、圧力が所
定の値より大きくなると信号を出力するか、または圧力
に応じた電圧や電流の信号を出力するものである。
【0051】本実施の形態では、撮影者等が操作パネル
23を操作して画像読み取り装置2bの降下を指示する
と、制御部24はモータ21には画像読み取り装置2b
の降下方向に回転を指示するとともに、距離センサ40
-1、40a-2…の各々について、検知板40と被撮影
者4の身体との距離の監視を開始する。
【0052】図4は、本実施の形態において検知板40
が被撮影者4との近接状態もしくは当接状態を監視して
いるときの状態の判定結果を示す模式図であり、図4
(a)は接近した状態の概略、図4(b)は接触もしく
は軽く当接した状態の概略、図4(c)は所定圧力以上
で加圧された状態の概略である。
【0053】なお、これら図4(a)ないし図4(c)
では、距離センサ40a-1、40a -2…の内、被撮影者
4の脚等との距離が予め設定される値より大きい場合は
白丸、予め設定される距離より近づいた場合を黒丸で示
している。また、感圧センサ40b-1、40b-2…の
内、被撮影者4の脚等に対する圧力が予め設定される値
より小さい場合は白丸、予め設定される当接圧を超えた
場合を黒丸で示している。
【0054】例えば、被撮影者4が車椅子3に座し、や
や膝を持ち上げた状態で画像読み取り装置2bを降下さ
せていくと、図4(a)に示すように、膝との距離が最
も近く、且つ互いに隣接しない1つ以上(例えば両脚が
揃っていれば2つ)の距離センサ40a-1、40a-2
が、被撮影者4と接近したことを示す信号を出す。
【0055】ただし、このときは被撮影者4の体勢が整
っていないこともあり、実際はまだ画像読み取り装置2
bを降下させることは可能である場合が多い。そこで画
像読み取り装置2bが有する制御部24は、例えば報知
器28から接近を知らせる警報(例えば静かなメロディ
ーやチャイム等、画像読み取り装置2bの周辺の撮影者
や被撮影者4等が不快感を覚えない程度の音)を発す
る。
【0056】ここで、被撮影者4の体勢を整えれば、検
知板40による被撮影者4の検知状態は、一旦画像読み
取り装置2bを降下させる前と同じ状態に戻る。ところ
が、例えば被撮影者4が持ち上げた膝を下げ、太股がほ
ぼ水平になっているとすると、画像読み取り装置2bを
降下させていくと、図4(b)に示すように、互いに隣
接したものを含む1つ以上(例えば両脚が揃っていれば
2つ)のグループで距離センサ40a-1、40a-2
が、被撮影者4と接近したことを示す信号を出す。
【0057】これまでは、画像読み取り装置2bを比較
的高速に降下させることが可能であるが、図4(b)に
示すような状態になると、画像読み取り装置2bを高速
で降下させると、モータ21が惰性等で空転し、画像読
み取り装置2bが被撮影者4の脚等を強く圧迫してしま
う可能性も出てくる。
【0058】そこで制御部24は、モータ21の回転数
を遅くすることで惰性等による空転を少なくし、画像読
み取り装置2bの下端を被撮影者4の脚等に極めて近接
させる場合にも、位置の調整を容易にさせる。
【0059】さらに画像読み取り装置2bを降下させて
いくと、図4(c)に示すように、被撮影者4の脚等と
当接している1つ以上の感圧センサ40b-1、40b-2
…が、所定値以上の圧力を検知したことを示す信号を出
す。
【0060】このような信号を受け取った制御部24
は、直ちにモータ21の回転を止め、画像読み取り装置
2bによって被撮影者4の脚等をこれ以上強く圧迫しな
いようにする。
【0061】この際には、報知器28から加圧を知らせ
る警報(例えば音圧レベルの高いブロッキング発振音
等、画像読み取り装置2bの周辺の撮影者や被撮影者4
等の注意を引き易い音)を発してもよい。
【0062】なお、図4(c)に示すように被撮影者4
の脚等と当接している1つ以上の感圧センサ40b-1
40b-2…が、所定値以上の圧力を検知したことを示す
信号を出した場合に、まず報知器28から当接を知らせ
る警報(例えば音圧レベルの高いブロッキング発振音
等、画像読み取り装置2bの周辺の撮影者や被撮影者4
等の注意を引き易い音)を発し、信号を出す感圧センサ
40b-1、40b-2…の数が増加しなくなったにも係わ
らずエンコーダ26から画像読み取り装置2bが降下し
ていることを示す信号が出力されているような場合に、
制御部24がモータ21の回転を止めてもよい。
【0063】また、図3(b)や図4の各々に示す距離
センサ40a-1、40a-2…、あるいは感圧センサ40
-1、40b-2…の数は一例であり、本発明はこれらの
数、もしくは検知原理等に限定されるものではない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所定の基台に本体を昇降可能に支持し、昇降手段に
よって本体を昇降させ、検知手段によって本体の下部に
位置する物体との位置関係を検知し、動作制御手段は検
知手段による検知結果に基づいて昇降手段に供給される
動作電力を遮断制御する。
【0065】または、所定の基台に本体を昇降可能に支
持し、昇降手段によって本体を昇降させ、検知手段によ
って本体の下部に位置する物体との位置関係を検知し、
動作制御手段は検知手段による検知結果に基づいて昇降
手段の昇降速度を制限する。
【0066】あるいは、所定の基台に本体を昇降可能に
支持し、昇降手段によって本体を昇降させ、検知手段に
よって本体の下部に位置する物体との位置関係を検知
し、動作制御手段は検知手段による検知結果に基づいて
昇降手段の昇降速度を制限するとともに昇降手段に供給
される動作電力を遮断制御する。さらに動作制御手段
は、本体の下部と物体とが予め設定される所定圧力以上
で当接した際に昇降手段に供給される動作電力を遮断制
御する。また、検知手段を本体の下部と物体との当接状
態を検知する複数の当接検知子から構成し、動作検出手
段によって昇降手段による昇降動作を検出し、検知手段
は本体の下部と物体とが予め設定される所定圧力以上で
当接した際に報知手段から警報信号を発し、動作制御手
段は検知手段によって検知した当接状態が所定圧力以上
の当接状態のまま変化せず且つ動作検出手段によって昇
降手段による昇降動作が検出された際に昇降手段に供給
される動作電力を遮断制御する。
【0067】また、当接検知子を、本体の下部に所定の
間隔毎に配列され各々が物体に掛けられた表面に導電電
極が設けられた可撓性シートとの間の導通を検知する複
数の導電電極から構成する。あるいは、当接検知子を、
本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が物体の一部
との当接圧力を検知する複数の圧力センサから構成す
る。
【0068】また、動作制御手段は、本体の下部と物体
とが予め設定される所定距離以下に近接した際に昇降手
段の昇降速度を制限することを特徴とする。また、検知
手段を本体の下部と物体との近接状態を検知する複数の
近接検知子から構成し、検知手段は本体の下部と物体と
が予め設定される近接状態になった際に報知手段によっ
て告知信号を発することを特徴とする。
【0069】また、近接検知子を、本体の下部に所定の
間隔毎に配列され各々が物体に掛けられた表面に導電電
極が設けられた可撓性シートとの間の静電容量を検知す
る複数の静電電極から構成する。また、近接検知子を、
本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が物体の一部
との距離を検知する複数の距離センサから構成する。そ
して、指示手段によって本体に昇降動作を指示し、動作
制御手段は、本体が降下している際に検知手段による検
知結果に基づいて昇降手段を制御するので、本体と被撮
影者との接近や接触を適切に検知し、撮影者が被撮影者
の体勢に合わせて上下位置を微調整し易いX線撮影装置
を提供することが実現可能であるという効果が得られ
る。
【0070】即ち、車椅子の使用者のレントゲン撮影を
する場合にあっても、画像読み取り装置を下降させて
も、画像読み取り装置の下部と車椅子の使用者の脚等と
の距離の微調整が容易であり、画像読み取り装置の下部
で車椅子の使用者の脚等を強く圧迫することはなくな
る。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における基本的な制御概念を説明するた
めの模式図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態にかかるX線撮影装
置の全体構成を示す構成図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態にかかるX線撮影装
置の全体構成を示す構成図である。
【図4】図3において検知板40が被撮影者4との近接
状態もしくは当接状態を監視しているときの状態の判定
結果を示す模式図である。
【図5】従来技術に係るX線撮影装置の概略全体構成を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 昇降台(基台) 2、2a、2b 画像読み取り装置(本体) 10 電極板(検知手段) 10a-1、10a-2… 静電電極(近接検知子) 10b-1、10b-2… 導電電極(当接検知子) 21 モータ(昇降手段) 23 操作パネル(指示手段) 26 エンコーダ(動作検出手段) 28 報知器(報知手段) 30 降圧器(動作制御手段) 31a スイッチ(動作制御手段) 31b スイッチ(動作制御手段) 32 検出棒(検知手段) 40 検知板(検知手段) 40a-1、40a-2… 距離センサ(近接検知子) 40b-1、40b-2… 感圧センサ(当接検知子)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線の照射を行い、前記X線の透過画像
    を読取るX線撮影装置において、 所定の基台に昇降可能に支持される本体と、 前記本体を昇降させる昇降手段と、 前記本体の安全停止位置より下方に位置する物体との位
    置関係を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記昇降手段に
    供給される動作電力を遮断制御する動作制御手段とを具
    備することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 【請求項2】 所定の基台に昇降可能に支持される本体
    と、 前記本体を昇降させる昇降手段と、 前記本体の下方に位置する物体との位置関係を検知する
    検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記昇降手段の
    昇降速度を制限する動作制御手段とを具備することを特
    徴とするX線撮影装置。
  3. 【請求項3】 所定の基台に昇降可能に支持される本体
    と、 前記本体を昇降させる昇降手段と、 前記本体の下方に位置する物体との位置関係を検知する
    検知手段と、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記昇降手段の
    昇降速度を制限するとともに前記昇降手段に供給される
    動作電力を遮断制御する動作制御手段とを具備すること
    を特徴とするX線撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記動作制御手段は、 前記本体の下方と前記物体とが予め設定される所定圧力
    以上で当接した際に前記昇降手段に供給される動作電力
    を遮断制御することを特徴とする請求項1または請求項
    3の何れかに記載のX線撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は前記本体の下部と前記物
    体との当接状態を検知する複数の当接検知子から成り、 前記昇降手段による昇降動作を検出する動作検出手段
    と、 前記検知手段による検知結果に基づいて警報信号を発す
    る報知手段とを具備し、 前記報知手段は前記本体の下部と前記物体とが予め設定
    される所定圧力以上で当接した際に警報信号を発し、 前記動作制御手段は前記検知手段によって検知した当接
    状態が所定圧力以上の当接状態のまま変化せず且つ前記
    動作検出手段によって前記昇降手段による昇降動作が検
    出された際に前記昇降手段に供給される動作電力を遮断
    制御することを特徴とする請求項1または請求項3の何
    れかに記載のX線撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記当接検知子は、 前記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物
    体に掛けられた表面に導電電極が設けられた可撓性シー
    トとの間の導通を検知する複数の導電電極から成ること
    を特徴とする請求項5に記載のX線撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記当接検知子は、 前記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物
    体の一部との当接圧力を検知する複数の圧力センサから
    成ることを特徴とする請求項5に記載のX線撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記動作制御手段は、 前記本体の下部と前記物体とが予め設定される所定距離
    以下に近接した際に前記昇降手段の昇降速度を制限する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3の何れかに記
    載のX線撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は前記本体の下部と前記物
    体との近接状態を検知する複数の近接検知子から成り、 前記検知手段による検知結果に基づいて告知信号を発す
    る報知手段を具備し、 前記検知手段は前記本体の下部と前記物体とが予め設定
    される近接状態になった際に告知信号を発することを特
    徴とする請求項2または請求項3または請求項9の何れ
    かに記載のX線撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記近接検知子は、 前記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物
    体に掛けられた表面に導電電極が設けられた可撓性シー
    トとの間の静電容量を検知する複数の静電電極から成る
    ことを特徴とする請求項9に記載のX線撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記近接検知子は、 前記本体の下部に所定の間隔毎に配列され各々が前記物
    体の一部との距離を検知する複数の距離センサから成る
    ことを特徴とする請求項9に記載のX線撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記本体に昇降動作を指示する指示手
    段を具備し、 前記動作制御手段は、 前記本体が降下している際に前記検知手段による検知結
    果に基づいて前記昇降手段を制御することを特徴とする
    請求項1ないし請求項11の何れかに記載のX線撮影装
    置。
JP2001080422A 2001-03-21 2001-03-21 X線撮影装置 Pending JP2002272732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080422A JP2002272732A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001080422A JP2002272732A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 X線撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002272732A true JP2002272732A (ja) 2002-09-24

Family

ID=18936714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001080422A Pending JP2002272732A (ja) 2001-03-21 2001-03-21 X線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002272732A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261853A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2006034354A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Shimadzu Corp 医用診断装置
JP2007229334A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Shimadzu Corp X線診断装置
JP2009172242A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム
JP2015006264A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社東芝 撮影装置および撮影方法
JP2018089397A (ja) * 2013-03-15 2018-06-14 セント・ジュード・メディカル・インターナショナル・ホールディング・エスエーアールエルSt. Jude Medical International Holding S.a,r.l. 医療装置誘導システム
JP2018121925A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線コンピュータ断層撮影装置及びx線コンピュータ断層撮影用の被検体搬送具
WO2020050486A1 (ko) * 2018-09-03 2020-03-12 오스템임플란트 주식회사 엑스선 촬영 방법, 엑스선 촬영 장치 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261853A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2006034354A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Shimadzu Corp 医用診断装置
JP4539210B2 (ja) * 2004-07-22 2010-09-08 株式会社島津製作所 医用診断装置
JP2007229334A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Shimadzu Corp X線診断装置
JP4609346B2 (ja) * 2006-03-03 2011-01-12 株式会社島津製作所 X線診断装置
JP2009172242A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム
US11013561B2 (en) 2013-03-15 2021-05-25 St. Jude Medical International Holding S.À R.L. Medical device navigation system
JP2018089397A (ja) * 2013-03-15 2018-06-14 セント・ジュード・メディカル・インターナショナル・ホールディング・エスエーアールエルSt. Jude Medical International Holding S.a,r.l. 医療装置誘導システム
JP2015006264A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社東芝 撮影装置および撮影方法
JP2018121925A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線コンピュータ断層撮影装置及びx線コンピュータ断層撮影用の被検体搬送具
JP2021192853A (ja) * 2017-02-01 2021-12-23 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線コンピュータ断層撮影装置用の被検体搬送具
JP7297835B2 (ja) 2017-02-01 2023-06-26 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 被検体搬送具
WO2020050486A1 (ko) * 2018-09-03 2020-03-12 오스템임플란트 주식회사 엑스선 촬영 방법, 엑스선 촬영 장치 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4633237A (en) Patient bed alarm system
JP2002272732A (ja) X線撮影装置
JP2018187022A (ja) 電動家具
JPH0553496B2 (ja)
US10188245B2 (en) Toilet
CA2996696A1 (en) Toilet
JP3558215B2 (ja) 挟まれ防止機能を有するボトム昇降機構を備えたベッド装置
JP2001276150A (ja) ベッド用転落防止装置
AU1055800A (en) Control of powered furniture
JP5621244B2 (ja) X線撮影装置
JP3315527B2 (ja) 昇降装置
JP2021023545A (ja) X線撮影装置
JP3558214B2 (ja) 挟まれ防止機能を有するボトム昇降機構を備えたベッド装置
JP2008104652A (ja) 被介護者不在検知装置
JPH09192175A (ja) 挟み込み防止機能を備えたベッドおよびその動作制御方法
JP2005177313A (ja) ベッド装置
JP2005177131A (ja) 安全機構を備えた歯科用チェアユニット
JPH0612759Y2 (ja) 自動停止式チルトテーブル
JP5647049B2 (ja) 医療用診療装置
JPH06121815A (ja) ベッド等における安全機構およびその動作制御方法
JPH03268705A (ja) ベッドの床部起伏機構
JP2000042052A (ja) 介護ベッド
AU2018217134B2 (en) Toilet
JP2011072343A (ja) X線撮影装置
JPH0543769Y2 (ja)