JP2002270886A - 太陽電池モジュール - Google Patents
太陽電池モジュールInfo
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】防水構造が簡単であると共に、近隣火災に対す
る防火性に優れた太陽電池モジュールを提供することに
ある。 【解決手段】ガラスを基板12とする太陽電池11であ
って、この太陽電池11から導出されたリード線14を
前記基板12の端部から取り出すと共に、前記基板12
の端部で前記リード線14に出力取り出しケーブル15
を接続し、前記リード線14及び出力取り出しケーブル
15をガスケット17で封止したことを特徴とする。
る防火性に優れた太陽電池モジュールを提供することに
ある。 【解決手段】ガラスを基板12とする太陽電池11であ
って、この太陽電池11から導出されたリード線14を
前記基板12の端部から取り出すと共に、前記基板12
の端部で前記リード線14に出力取り出しケーブル15
を接続し、前記リード線14及び出力取り出しケーブル
15をガスケット17で封止したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の屋根材に
搭載される太陽電池モジュールに関する。
搭載される太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の屋根材に太陽電池モジュールを搭
載し、太陽エネルギーを電気に変換して利用する技術
は、例えば特開平10−152943号公報及び特開平
10−77719号公報で知られている。
載し、太陽エネルギーを電気に変換して利用する技術
は、例えば特開平10−152943号公報及び特開平
10−77719号公報で知られている。
【0003】特開平10−152943号公報は、基板
に太陽電池を搭載すると共に、基板の端部に隣り合う基
板相互を上下に重ね合わせる重合部を設け、この重合部
に太陽電池から導出されたリード線を接続するコネクタ
を設けたものである。そして、隣り合う基板の重合部を
重ね合わせることにより、コネクタ相互を接続して隣り
合う太陽電池が電気的に結線されるようになっている。
に太陽電池を搭載すると共に、基板の端部に隣り合う基
板相互を上下に重ね合わせる重合部を設け、この重合部
に太陽電池から導出されたリード線を接続するコネクタ
を設けたものである。そして、隣り合う基板の重合部を
重ね合わせることにより、コネクタ相互を接続して隣り
合う太陽電池が電気的に結線されるようになっている。
【0004】また、特開平10−77719号公報は、
基板に太陽電池を搭載すると共に、基板の端部に隣り合
う基板相互間に継手板を設け、この継手板の上面に太陽
電池に設けられた端子ボックスから導出する出力取り出
しケーブルの配線用溝を設けたものである。そして、各
太陽電池から導出される出力取り出しケーブルの軒棟方
向の配線処理が容易に行えるようにしたものである。
基板に太陽電池を搭載すると共に、基板の端部に隣り合
う基板相互間に継手板を設け、この継手板の上面に太陽
電池に設けられた端子ボックスから導出する出力取り出
しケーブルの配線用溝を設けたものである。そして、各
太陽電池から導出される出力取り出しケーブルの軒棟方
向の配線処理が容易に行えるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−152943号公報のものは、施工時に隣り合う
基板相互の位置決めを正確に行わないと、コネクタ相互
の接続ができず、施工が困難であると共に、基板に重合
部を設けるなど構造的に複雑でコストアップの原因とな
る。
10−152943号公報のものは、施工時に隣り合う
基板相互の位置決めを正確に行わないと、コネクタ相互
の接続ができず、施工が困難であると共に、基板に重合
部を設けるなど構造的に複雑でコストアップの原因とな
る。
【0006】また、特開平10−77719号公報のも
のは、基板相互間に継手板を設ける必要があり、構造的
に複雑となると共に、端子ボックスから導出された出力
取り出しケーブルを直角方向に屈曲させる必要があり、
ケーブルにストレスが加わり、信頼性に乏しいという問
題がある。
のは、基板相互間に継手板を設ける必要があり、構造的
に複雑となると共に、端子ボックスから導出された出力
取り出しケーブルを直角方向に屈曲させる必要があり、
ケーブルにストレスが加わり、信頼性に乏しいという問
題がある。
【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、太陽電池から導出さ
れたリード線を基板の端部において出力取り出しケーブ
ルと接続することにより、配線作業が簡単であると共
に、施工が容易でコストダウンを図ることができる太陽
電池モジュールを提供することにある。
もので、その目的とするところは、太陽電池から導出さ
れたリード線を基板の端部において出力取り出しケーブ
ルと接続することにより、配線作業が簡単であると共
に、施工が容易でコストダウンを図ることができる太陽
電池モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、ガラスを基板とする太陽
電池であって、この太陽電池から導出されたリード線を
前記基板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で
前記リード線に出力取り出しケーブルを接続したことを
特徴とする太陽電池モジュールにある。
達成するために、請求項1は、ガラスを基板とする太陽
電池であって、この太陽電池から導出されたリード線を
前記基板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で
前記リード線に出力取り出しケーブルを接続したことを
特徴とする太陽電池モジュールにある。
【0009】請求項2は、ガラスを基板とする太陽電池
であって、この太陽電池から導出されたリード線を前記
基板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記
リード線に出力取り出しケーブルを接続し、前記リード
線及び出力取り出しケーブルをガスケットで封止したこ
とを特徴とする太陽電池モジュールにある。
であって、この太陽電池から導出されたリード線を前記
基板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記
リード線に出力取り出しケーブルを接続し、前記リード
線及び出力取り出しケーブルをガスケットで封止したこ
とを特徴とする太陽電池モジュールにある。
【0010】前記構成によれば、太陽電池から導出され
たリード線は太陽電池の端部において出力取り出しケー
ブルと接続することができるため、リード線や出力取り
出しケーブルを導出するための孔のない太陽電池モジュ
ールを構成することができる。従って、防水性能及び近
隣火災に対しても防火性能を向上できる。
たリード線は太陽電池の端部において出力取り出しケー
ブルと接続することができるため、リード線や出力取り
出しケーブルを導出するための孔のない太陽電池モジュ
ールを構成することができる。従って、防水性能及び近
隣火災に対しても防火性能を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0012】図1及び図2は第1の実施形態を示し、図
1はガスケットを装着する前の太陽電池モジュール10
の平面図及び側面図、図2(a)は組立て状態の太陽電
池モジュール10の斜視図、(b)はA−A線に沿う断
面図である。太陽電池モジュール10を構成する太陽電
池11は、例えば1枚の矩形状ガラス基板12の表面に
透明電極層、アモルファス半導体層及び裏面電極層を形
成した後、テドラー等の封止材13によって水密に封止
した薄板パネル構造である。なお、半導体層としては、
アモルファス半導体層に限定されるものではなく、単結
晶、多結晶、微結晶またはSi系でも化合物系でもよ
い。
1はガスケットを装着する前の太陽電池モジュール10
の平面図及び側面図、図2(a)は組立て状態の太陽電
池モジュール10の斜視図、(b)はA−A線に沿う断
面図である。太陽電池モジュール10を構成する太陽電
池11は、例えば1枚の矩形状ガラス基板12の表面に
透明電極層、アモルファス半導体層及び裏面電極層を形
成した後、テドラー等の封止材13によって水密に封止
した薄板パネル構造である。なお、半導体層としては、
アモルファス半導体層に限定されるものではなく、単結
晶、多結晶、微結晶またはSi系でも化合物系でもよ
い。
【0013】太陽電池11にはフレキシブル導電帯から
なるプラス・マイナスの2本のリード線14が設けら
れ、リード線14の端部はガラス基板12の長手方向の
一端部における前縁部近傍に導出されている。そして、
リード線14の一方は短く、他方は長く、ガラス基板1
2から突出して接続部14a,14bが離間するように
なっている。
なるプラス・マイナスの2本のリード線14が設けら
れ、リード線14の端部はガラス基板12の長手方向の
一端部における前縁部近傍に導出されている。そして、
リード線14の一方は短く、他方は長く、ガラス基板1
2から突出して接続部14a,14bが離間するように
なっている。
【0014】さらに、リード線14が導出された側のガ
ラス基板12の端部には太陽電池11の前後方向に沿っ
て2芯ケーブルからなる出力取り出しケーブル15が添
設されている。この出力取り出しケーブル15の基端部
における導線15a,15bはそれぞれリード線14の
接続部14a,14bに半田付けによって接続されてお
り、先端部にはコネクタ16が設けられている。
ラス基板12の端部には太陽電池11の前後方向に沿っ
て2芯ケーブルからなる出力取り出しケーブル15が添
設されている。この出力取り出しケーブル15の基端部
における導線15a,15bはそれぞれリード線14の
接続部14a,14bに半田付けによって接続されてお
り、先端部にはコネクタ16が設けられている。
【0015】また、太陽電池11の長手方向の両端部に
は前後方向の全長に亘ってガスケット17が装着されて
いる。このガスケット17は、例えば塩化ビニル、ポリ
プロピレン、シリコーン等の材料によって断面が略U字
状に成形され、ガスケット17自身の弾性によって太陽
電池11の両端部に嵌合されている。従って、太陽電池
11の一端部に露出しているリード線14、出力取り出
しケーブル15及びこれらの接続部14a,14bはガ
スケット17によって覆われている。
は前後方向の全長に亘ってガスケット17が装着されて
いる。このガスケット17は、例えば塩化ビニル、ポリ
プロピレン、シリコーン等の材料によって断面が略U字
状に成形され、ガスケット17自身の弾性によって太陽
電池11の両端部に嵌合されている。従って、太陽電池
11の一端部に露出しているリード線14、出力取り出
しケーブル15及びこれらの接続部14a,14bはガ
スケット17によって覆われている。
【0016】さらに、ガスケット17の内部には樹脂材
18が充填されている。この樹脂材18は、シリコーン
系、EPDM系、変性シリコーン系、ポリイソブチレン
系、ブチル系であり、この樹脂材18によってリード線
14、出力取り出しケーブル15が太陽電池11に保持
されており、同時に半田付け部が電気的に絶縁被覆され
ている。
18が充填されている。この樹脂材18は、シリコーン
系、EPDM系、変性シリコーン系、ポリイソブチレン
系、ブチル系であり、この樹脂材18によってリード線
14、出力取り出しケーブル15が太陽電池11に保持
されており、同時に半田付け部が電気的に絶縁被覆され
ている。
【0017】前記構成によれば、太陽電池11から導出
されたリード線14は太陽電池11の端部において出力
取り出しケーブル15と接続することができるため、リ
ード線14や出力取り出しケーブル15を導出するため
の孔のない太陽電池モジュール10を構成することがで
きる。従って、防水性能及び近隣火災に対しても防火性
能を向上できる。
されたリード線14は太陽電池11の端部において出力
取り出しケーブル15と接続することができるため、リ
ード線14や出力取り出しケーブル15を導出するため
の孔のない太陽電池モジュール10を構成することがで
きる。従って、防水性能及び近隣火災に対しても防火性
能を向上できる。
【0018】図3〜図5は第2の実施形態を示し、第1
の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省
略する。図3は固定治具の斜視図、図4(a)(b)は
太陽電池の端部に装着された固定治具の断面図、図5は
太陽電池モジュールの分解斜視図である。
の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省
略する。図3は固定治具の斜視図、図4(a)(b)は
太陽電池の端部に装着された固定治具の断面図、図5は
太陽電池モジュールの分解斜視図である。
【0019】図3に示す固定治具20は、金属または硬
質合成樹脂材料によって成形され、ガスケット17の全
長に亘って覆うことができるように断面がコ字状に形成
されている。この固定治具20の底部における長手方向
の両端部近傍には皿ボルト21が底部を貫通して下方に
突出した状態に設けられている。
質合成樹脂材料によって成形され、ガスケット17の全
長に亘って覆うことができるように断面がコ字状に形成
されている。この固定治具20の底部における長手方向
の両端部近傍には皿ボルト21が底部を貫通して下方に
突出した状態に設けられている。
【0020】そして、固定治具20はその一端開口を太
陽電池11に装着されたガスケット17の端部に嵌合さ
せたのち、固定治具20をその長手方向にスライドさせ
ることによりガスケット17に装着されている。従っ
て、図4(a)(b)に示すように、ガスケット17は
固定治具20によって全体が覆われている。
陽電池11に装着されたガスケット17の端部に嵌合さ
せたのち、固定治具20をその長手方向にスライドさせ
ることによりガスケット17に装着されている。従っ
て、図4(a)(b)に示すように、ガスケット17は
固定治具20によって全体が覆われている。
【0021】図5はガスケット17に固定治具20を装
着した太陽電池11を取り付ける基材22を示し、基材
22は、例えばアルミニウム等の金属板あるいはスレー
ト瓦から構成され、太陽電池11のサイズと略同一の矩
形状に形成されている。
着した太陽電池11を取り付ける基材22を示し、基材
22は、例えばアルミニウム等の金属板あるいはスレー
ト瓦から構成され、太陽電池11のサイズと略同一の矩
形状に形成されている。
【0022】基材22は、本体23が矩形状で、その上
面に太陽電池11の載置面24が設けられている。載置
面24の前縁、後縁及び左右両側縁は凸部25によって
囲撓されており、載置面24は太陽電池11の肉厚に相
当する深さの凹部に形成されている。
面に太陽電池11の載置面24が設けられている。載置
面24の前縁、後縁及び左右両側縁は凸部25によって
囲撓されており、載置面24は太陽電池11の肉厚に相
当する深さの凹部に形成されている。
【0023】さらに、載置面24の前縁の凸部25の両
サイドには水抜き溝26が設けられ、後縁の凸部25に
は出力取り出しケーブル15に対応してケーブル引き出
し溝27が設けられている。また、後縁の凸部25の上
面には横方向に複数本の突条部28が設けられている。
サイドには水抜き溝26が設けられ、後縁の凸部25に
は出力取り出しケーブル15に対応してケーブル引き出
し溝27が設けられている。また、後縁の凸部25の上
面には横方向に複数本の突条部28が設けられている。
【0024】また、基材22の本体23の前縁部には前
垂れ部23aが設けられ、本体23の左側部には断面が
上向きコ字状の樋部23cが設けられている。本体23
の載置面24には固定治具20から突出する皿ボルト2
1の位置に対応して複数の貫通孔29が設けられてい
る。なお、30は皿ボルト21にねじ込まれる止水材付
きナットである。
垂れ部23aが設けられ、本体23の左側部には断面が
上向きコ字状の樋部23cが設けられている。本体23
の載置面24には固定治具20から突出する皿ボルト2
1の位置に対応して複数の貫通孔29が設けられてい
る。なお、30は皿ボルト21にねじ込まれる止水材付
きナットである。
【0025】前述のように構成された基材22に対して
太陽電池11を取り付ける場合には、太陽電池11を本
体23の載置面24に載置し、皿ボルト21を貫通孔2
9に挿入する。また、このとき、出力取り出しケーブル
15をケーブル引き出し溝27に沿わせて基材22の後
方に引き出す。この状態で、本体23の裏面側に突出し
た皿ボルト21に止水材付きナット30をねじ込むこと
により、太陽電池11が基材22に固定され、太陽電池
モジュール10が構成される。
太陽電池11を取り付ける場合には、太陽電池11を本
体23の載置面24に載置し、皿ボルト21を貫通孔2
9に挿入する。また、このとき、出力取り出しケーブル
15をケーブル引き出し溝27に沿わせて基材22の後
方に引き出す。この状態で、本体23の裏面側に突出し
た皿ボルト21に止水材付きナット30をねじ込むこと
により、太陽電池11が基材22に固定され、太陽電池
モジュール10が構成される。
【0026】このように構成された太陽電池モジュール
10は、基材22が金属瓦、スレート瓦によって構成され
ているため、瓦葺と同様な方法で屋根材に施工すること
ができる。また、出力取り出しケーブル15をケーブル
引き出し溝27に沿わせて基材22の後方に引き出すこ
とができ、出力取り出しケーブル15にストレスが加わ
ることを防止することが可能である。
10は、基材22が金属瓦、スレート瓦によって構成され
ているため、瓦葺と同様な方法で屋根材に施工すること
ができる。また、出力取り出しケーブル15をケーブル
引き出し溝27に沿わせて基材22の後方に引き出すこ
とができ、出力取り出しケーブル15にストレスが加わ
ることを防止することが可能である。
【0027】図6及び図7は第3の実施形態を示し、第
1、第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。図6は太陽電池モジュールの分解斜視
図、図7は太陽電池モジュールの斜視図である。
1、第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。図6は太陽電池モジュールの分解斜視
図、図7は太陽電池モジュールの斜視図である。
【0028】基材31は、例えばアルミニウム等の金属
板あるいはスレート瓦から構成され、太陽電池11のサ
イズと略同一の矩形状に形成されている。また、基材3
1の本体32の前縁部には前垂れ部33aが設けられ、
後縁部には断面が下向きコ字状で、載置面34より上面
に突出する後突条部33bが設けられている。さらに、
本体32の左側部には断面が上向きコ字状の樋部33c
が設けられている。載置面34には太陽電池11が接着
剤等によって固定され、出力取り出しケーブル15は基
材31の樋部33cによって基材31の後方に引き出さ
れている。
板あるいはスレート瓦から構成され、太陽電池11のサ
イズと略同一の矩形状に形成されている。また、基材3
1の本体32の前縁部には前垂れ部33aが設けられ、
後縁部には断面が下向きコ字状で、載置面34より上面
に突出する後突条部33bが設けられている。さらに、
本体32の左側部には断面が上向きコ字状の樋部33c
が設けられている。載置面34には太陽電池11が接着
剤等によって固定され、出力取り出しケーブル15は基
材31の樋部33cによって基材31の後方に引き出さ
れている。
【0029】このように構成された太陽電池モジュール
10は、基材31が金属瓦、スレート瓦によって構成され
ているため、瓦葺と同様な方法で屋根材に施工すること
ができる。また、出力取り出しケーブル15を基材31
の樋部33cに沿わせて基材31の後方に引き出すこと
ができ、出力取り出しケーブル15にストレスが加わる
ことを防止することが可能である。さらに、本実施形態
においては、基材31に貫通孔を設ける必要がなく、防水
性能及び防火性能が向上し、信頼性を向上できる。
10は、基材31が金属瓦、スレート瓦によって構成され
ているため、瓦葺と同様な方法で屋根材に施工すること
ができる。また、出力取り出しケーブル15を基材31
の樋部33cに沿わせて基材31の後方に引き出すこと
ができ、出力取り出しケーブル15にストレスが加わる
ことを防止することが可能である。さらに、本実施形態
においては、基材31に貫通孔を設ける必要がなく、防水
性能及び防火性能が向上し、信頼性を向上できる。
【0030】前記各実施の形態によれば、次のような構
成が得られる。
成が得られる。
【0031】(付記1)ガラスを基板とする太陽電池で
あって、この太陽電池から導出されたリード線を前記基
板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リ
ード線に出力取り出しケーブルを接続したことを特徴と
する太陽電池モジュール。
あって、この太陽電池から導出されたリード線を前記基
板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リ
ード線に出力取り出しケーブルを接続したことを特徴と
する太陽電池モジュール。
【0032】(付記2)ガラスを基板とする太陽電池で
あって、この太陽電池から導出されたリード線を前記基
板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リ
ード線に出力取り出しケーブルを接続し、前記リード線
及び出力取り出しケーブルをガスケットで封止したこと
を特徴とする太陽電池モジュール。
あって、この太陽電池から導出されたリード線を前記基
板の端部から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リ
ード線に出力取り出しケーブルを接続し、前記リード線
及び出力取り出しケーブルをガスケットで封止したこと
を特徴とする太陽電池モジュール。
【0033】(付記3)前記ガスケットは、基材の端部
における全長に亘って嵌合されていることを特徴とする
付記2記載の太陽電池モジュール。
における全長に亘って嵌合されていることを特徴とする
付記2記載の太陽電池モジュール。
【0034】(付記4)前記ガスケットは、その内部に
樹脂が充填されていることを特徴とする付記2記載の太
陽電池モジュール。
樹脂が充填されていることを特徴とする付記2記載の太
陽電池モジュール。
【0035】(付記5)前記ガスケットには、断面がコ
字状の固定治具によって覆われており、固定治具の底部
には基材に対して固定する固定ボルトが設けられている
ことを特徴とする付記2記載の太陽電池モジュール。
字状の固定治具によって覆われており、固定治具の底部
には基材に対して固定する固定ボルトが設けられている
ことを特徴とする付記2記載の太陽電池モジュール。
【0036】(付記6)前記基材は、金属瓦またはスレ
ート瓦であることを特徴とする付記5記載の太陽電池モ
ジュール。
ート瓦であることを特徴とする付記5記載の太陽電池モ
ジュール。
【0037】(付記7)前記基材は、軒棟方向に排水用
の樋部を有し、この樋部に沿って出力取り出しケーブル
を沿わせて導出させたことを特徴とする付記6記載の太
陽電池モジュール。
の樋部を有し、この樋部に沿って出力取り出しケーブル
を沿わせて導出させたことを特徴とする付記6記載の太
陽電池モジュール。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、太陽電池から導出されたリード線を基板の端部から
取り出すと共に、前記基板の端部で前記リード線に出力
取り出しケーブルを接続した構成であるため、リード線
や出力取り出しケーブルを導出するための孔のない太陽
電池モジュールを構成することができる。従って、防水
性能及び近隣火災に対しても防火性能を向上できるとい
う効果がある。
ば、太陽電池から導出されたリード線を基板の端部から
取り出すと共に、前記基板の端部で前記リード線に出力
取り出しケーブルを接続した構成であるため、リード線
や出力取り出しケーブルを導出するための孔のない太陽
電池モジュールを構成することができる。従って、防水
性能及び近隣火災に対しても防火性能を向上できるとい
う効果がある。
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、ガスケット
を装着する前の太陽電池モジュール10の平面図及び側
面図。
を装着する前の太陽電池モジュール10の平面図及び側
面図。
【図2】同実施形態を示し、(a)は組立て状態の太陽
電池モジュールの斜視図(b)はA−A線に沿う断面
図。
電池モジュールの斜視図(b)はA−A線に沿う断面
図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す固定治具の斜
視図。
視図。
【図4】同実施形態を示し、(a)(b)は太陽電池に
装着された固定治具の断面図。
装着された固定治具の断面図。
【図5】同実施形態を示し、太陽電池モジュールの分解
斜視図。
斜視図。
【図6】この発明の第3の実施形態を示し、太陽電池モ
ジュールの分解斜視図。
ジュールの分解斜視図。
【図7】同実施形態を示し、太陽電池モジュールの斜視
図。
図。
10…太陽電池モジュール 11…太陽電池 12…基板 14…リード線 15…出力取り出しケーブル 17…ガスケット
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラスを基板とする太陽電池であって、
この太陽電池から導出されたリード線を前記基板の端部
から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リード線に
出力取り出しケーブルを接続したことを特徴とする太陽
電池モジュール。 - 【請求項2】 ガラスを基板とする太陽電池であって、
この太陽電池から導出されたリード線を前記基板の端部
から取り出すと共に、前記基板の端部で前記リード線に
出力取り出しケーブルを接続し、前記リード線及び出力
取り出しケーブルをガスケットで封止したことを特徴と
する太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072970A JP2002270886A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072970A JP2002270886A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 太陽電池モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002270886A true JP2002270886A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18930475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072970A Pending JP2002270886A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 太陽電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002270886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8205400B2 (en) | 2007-02-08 | 2012-06-26 | Luma Resources, Llc | Solar panel roof kit |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10229214A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Canon Inc | 太陽電池モジュール |
JPH10256584A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
JPH11270085A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 太陽電池モジュール取付構造 |
JP2001015788A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-01-19 | Fujisash Co | 太陽電池モジュールの配線構造 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072970A patent/JP2002270886A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100126 |
|
A02 | Decision of refusal |
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