JP2002270360A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2002270360A JP2001069967A JP2001069967A JP2002270360A JP 2002270360 A JP2002270360 A JP 2002270360A JP 2001069967 A JP2001069967 A JP 2001069967A JP 2001069967 A JP2001069967 A JP 2001069967A JP 2002270360 A JP2002270360 A JP 2002270360A
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治雄 末永
Emiko Ishizaki
恵美子 石崎
Hideaki Moriya
英明 守屋
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/66Circuits
    • H05B6/68Circuits for monitoring or control
    • H05B6/681Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron
    • H05B6/682Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit
    • H05B6/685Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron wherein the switching control is based on measurements of electrical values of the circuit the measurements being made at the low voltage side of the circuit

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波加熱装置において、マグネトロンの温
度特性に起因する電源電流波形の高調波の増大を防止す
ること。 【解決手段】 マグネトロン12に高圧電力を供給する
昇圧トランス13と、交流電源電圧14を整流しそれを
所定周波数の交流に変換し昇圧トランス13に供給する
インバータ回路15と、出力設定手段16とを備え、イ
ンバータ回路15は変調部17と駆動部18と半導体ス
イッチング素子19とを有し、変調部17はインバータ
回路15が電力を得る電源の電圧を検出する電源電圧検
出手段20と、マグネトロン12が動作している出力及
び時間の情報を検出するマグネトロン状態検出手段21
と、出力設定手段16とから変調信号をつくり、駆動部
18は半導体スイッチング素子19を駆動するためのパ
ルス信号を変調信号と出力設定手段16からの信号に基
づいて決定する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジに用いら
れているマグネトロンを駆動するためのインバータ電源
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンはアノードとカソードから
なる真空管である。図9はマグネトロンの特性を示す図
で、横軸はマグネトロンのアノード電流(以下Iaと記
述する)を示し、縦軸はマグネトロンのアノードとカソ
ード間の電圧(以下Vakと記述する)を示している。
マグネトロンの動作特性はVak以上が印加されないと
Iaが流れないような非線形的な電圧電流特性を示す。
マグネトロンは負の電圧で付勢され、約−4kVで発振
しIaが流れ始め、アンテナからマイクロ波が放射され
る。マグネトロンのVakには温度依存性があり、高温
になるほど低下する傾向にある。室温状態すなわち動作
初期には約−4kVであるが、連続動作で温度が上昇し
ていくと−3.2kV程度まで低下する特性を有してい
る。同図の実線が室温状態での特性を示し、破線が温度
上昇した場合の特性を示している。
【0003】図10はマグネトロンを駆動するための回
路構成を示したブロック図である。同図において1は交
流電源、2はインバータ回路、3はマグネトロン、4は
出力設定手段である。インバータ回路2は交流電源1の
電圧を全波整流する全波整流回路5と、ノイズを低減す
るフィルタ回路6、半導体スイッチング素子7と、昇圧
トランス8と、半導体スイッチング素子を駆動する駆動
部9と、交流電源1の電圧を検出する電源電圧検出手段
10と、変調部11とから構成される。変調部11は電
源電圧検出手段10からの信号を基にして駆動部9に送
る変調信号をつくる。駆動部9は電源電圧検出手段10
からの変調信号と、出力設定手段4からの信号とで半導
体スイッチング素子7を駆動するパルスのオン時間を決
定する。半導体スイッチング素子7は駆動部9から20
kHzから50kHz程度のパルスの周波数で駆動され
る。半導体スイッチング素子7の動作で得られる高周波
の電圧を昇圧トランス8が昇圧してマグネトロン3を駆
動する高電圧を発生させる構成である。
【0004】図11はインバータ回路2とマグネトロン
3の各部の電圧または電流波形を示したもので、同図
(a)から(d)は時間軸を合わせて記述している。同
図(a)は交流電源1を全波整流して、フィルタ回路6
を通して出力された部分の電圧波形で、60Hzの交流
電源を用いた場合を図にしてある。同図(b)の実線は
室温状態におけるマグネトロン3のVakを示してお
り、前述したマグネトロン3のVak−Ia特性から約
ー4kVで電圧がカットされる形をしている。Vakが
約−4kVに達した時点からIaが流れ始める。同図
(c)の実線に示す交流電源の入力電流はIaと相似な
波形を示すので、Vakが約−4kVに達した時点から
流れ始める。このように、入力電流波形には電流が流れ
ていない休止期間が存在する。このような入力電流波形
をフーリエ級数展開すると、基本波以外の次数の高調波
が存在する。この高調波の大きさはIEC61000−
3−2で規制されている。高調波を少なくするために
は、入力電流の休止期間をできるだけ短くすることが必
要となる。このためには、同図(a)に示すフィルタ回
路6の出力電圧の低い部分では半導体スイッチング素子
7を駆動するためのパルスのオン時間を長くして、でき
るだけ昇圧トランス8から出力する電圧を上げるように
制御している。
【0005】また、マグネトロン3の寿命はIaのピー
ク値に依存しており、Iaのピーク値が大きくなるほど
寿命が短くなる傾向にある。そこでIaのピーク値が高
くならないようにインバータ回路2を構成する半導体ス
イッチング素子7を制御することが必要となる。Iaが
大きくなるのは、同図(a)に示すフィルタ回路6の出
力電圧波形のピーク近傍であるので、この部分では半導
体スイッチング素子7を駆動するためのパルスのオン時
間を短くして、Iaが大きくならないように制御されて
いる。Iaと相似な波形を示す同図(c)の実線で示さ
れる入力電流波形はピークがほぼ平らになっている。
【0006】このような制御は図10の回路ブロック図
に示されるように、半導体スイッチング素子7を駆動す
るパルスをつくる駆動部9に与えられる変調信号によっ
て指令される。変調部11は電源電圧検出手段10の信
号に基づいて変調信号をつくり、図11の(d)に示さ
れる変調信号を駆動部に与えている。同図の変調部11
の出力電圧波形は、電圧が高くなるほど半導体スイッチ
ング素子7を駆動するパルスのオン時間が短くなるよう
に作用する。
【0007】駆動部9は図10に示されるように、出力
設定手段4の信号と変調部11の信号を足し合わせて、
駆動パルスを決定する。出力設定手段4の信号は直流電
圧で、出力を増大させる場合その直流電圧は高くなる、
図11(d)の変調部の出力波形を破線のように高くす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、前述したように、マグネトロンのVak
−Ia特性には温度特性があり、温度上昇とともにVa
kが減少する傾向にある。図11(b)の破線で示され
る波形は、温度上昇した場合のVakを示したもので、
約−3.2kVで発振する状態を示している。このよう
なマグネトロンの特性変化に伴って、入力電流波形は同
図(c)の破線に示されるようになる。Vakが約−
3.2kVで発振を始めるので、入力電流が流れ始め急
激に増加し、同図(d)の変調部の出力電圧波形が下が
り始めた部分で同図(c)の入力電流波形が低下し、角
が出たような波形になる。このような波形はフーリエ級
数展開すると、高次までの波形が存在しその振幅も大き
くなるという課題を有していた。
【0009】さらに、マグネトロンの出力を可変する場
合、出力設定手段からの信号である直流電圧の大きさが
変わり、駆動部はこの信号と変調信号を足し合わせて半
導体スイッチング素子を駆動するパルスを決定する。こ
のためマグネトロンの出力を可変する場合も、前述した
ようなVak−Ia特性の温度特性に起因する入力電流
波形の角の発生と同様な状態が起こることがあり、高調
波の増大を招くという課題を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の高周波加熱装置は、マグネトロンの
Vak−Ia特性の温度特性に起因した入力電流の高調
波増大に関して、マグネトロンが動作している出力及び
時間の情報、さらにはマグネトロンが過去に動作してい
た出力及び時間情報と、非動作している時間情報を変調
信号に反映させて、マグネトロンの温度による変化時に
も適正な変調信号を得られ、高調波の増大を抑制させる
高周波加熱装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0011】
【発明実施の形態】請求項1記載の発明は、食品などの
被加熱物をマイクロ加熱するマグネトロンと、前記マグ
ネトロンに高圧電力を供給する昇圧トランスと、交流電
源電圧を整流しそれを所定周波数の交流に変換し前記昇
圧トランスに供給するインバータ回路と、出力設定手段
とを備え、前記インバータ回路は変調部と駆動部と半導
体スイッチング素子とを有し、前記変調部は前記インバ
ータ回路が電力を得る電源の電圧を検出する電源電圧検
出手段と、前記マグネトロンが動作している出力及び時
間の情報を検出するマグネトロン状態検出手段と、前記
出力設定手段とから変調信号をつくり、前記駆動部は前
記半導体スイッチング素子を駆動するためのパルス信号
を前記変調信号と前記出力設定手段からの信号に基づい
て決定する構成により、マグネトロンが動作している出
力及び時間の情報を変調信号に反映させて、マグネトロ
ンの温度による変化時にも適正な変調信号を得られ、高
調波の増大を抑制させることができる。
【0012】また請求項2記載の発明は、特に請求項1
記載のマグネトロン状態検出手段に、マグネトロンが過
去に動作していた出力及び時間と、非動作の時間の情報
を得る構成により、繰り返し高周波加熱装置を使用した
場合でも、適正な変調信号が得られ、高調波の増大を抑
制することができる。
【0013】また請求項3記載の発明は、特に請求項1
記載のマグネトロン状態検出手段に、アップダウンタイ
マ等を用いマグネトロンがどのような出力でどれぐらい
の時間連続して動作しているかの情報を得る構成によ
り、マグネトロンが動作している出力及び時間の情報を
変調信号に反映させて、マグネトロンの温度による変化
時にも適正な変調信号を得られ、高調波の増大を抑制さ
せることができる。
【0014】また請求項4記載の発明は、特に請求項2
記載のマグネトロン状態検出手段に、アップダウンタイ
マ等を用い過去にマグネトロンがどのような出力でどれ
ぐらいの時間連続して動作し、その後のどれぐらいの時
間動作していないかの情報を得る構成により、マグネト
ロンが過去に動作していた出力及び時間情報と、非動作
していた時間情報を変調信号に反映させて、マグネトロ
ンの温度による変化時にも適正な変調信号を得られ、高
調波の増大を抑制させることができる。
【0015】また請求項5記載の発明は、特に請求項1
記載のマグネトロン状態検出手段に、搭載する機種を識
別する機種識別手段からの信号を出力する構成により、
異なった高周波加熱装置にインバータ回路を搭載する場
合に、機種間の異なったマグネトロン冷却構成でも、適
正な変調信号を得られ、高調波の増大を抑制させること
ができる。
【0016】また請求項6記載の発明は、特に請求項2
記載のマグネトロン状態検出手段に、搭載する機種を識
別する機種識別手段からの信号を出力する構成により、
異なった高周波加熱装置にインバータ回路を搭載する場
合に、機種間の異なったマグネトロン冷却構成でも、適
正な変調信号を得られ、高調波の増大を抑制させること
ができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0018】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における高周波加熱装置に用いるマグネトロン駆動用
インバータ回路のブロック図である。図1において、食
品などの被加熱物をマイクロ加熱するマグネトロン12
と、マグネトロン12に高圧電力を供給する昇圧トラン
ス13と、交流電源14を整流しそれを所定周波数の交
流に変換し昇圧トランスに供給するインバータ回路15
と、出力設定手段16とを備え、インバータ回路15は
変調部17と駆動部18と半導体スイッチング素子19
とを有し、変調部17はインバータ回路15が電力を得
る電源の電圧を検出する電源電圧検出手段20と、マグ
ネトロン12が動作している出力及び時間の情報を検出
するマグネトロン状態検出手段21と、出力設定手段1
6とから変調信号をつくり、駆動部18は半導体スイッ
チング素子19を駆動するためのパルス信号を変調部か
らの信号と出力設定手段16からの信号に基づいて決定
する構成となっている。さらに交流電源12の電力は全
波整流回路22、フィルタ回路23を介して半導体スイ
ッチング素子19、昇圧トランス13に供給される。
【0019】以上のように構成された高周波加熱装置に
ついて、以下その動作、作用を図2の変調部の詳細ブロ
ック図及び図3の構成要素の波形を参照して説明する。
【0020】図2は図1で示した変調部17のさらに詳
しい内部ブロック図である。変調部17は基本波形整形
手段24と、抵抗器25と、反転手段26とから構成さ
れ、電源電圧検出手段20の出力から変調信号の基本と
なる基本波形を整形する基本波形整形手段24からの信
号と、出力設定手段16からの信号でマグネトロンの状
態を検出するマグネトロン状態検出手段21からの信号
を抵抗器25を介して足し合わせ、その信号を反転手段
26で反転され、駆動部18に出力される。
【0021】図3の(a)から(h)は時間と合わせて
記載している。また同図に示される波形から波形の
記号は、図2に記載されている波形から波形の記号
が記載されている箇所の波形を示している。すなわち波
形は電源電圧検出手段20の出力波形、波形は基本
波形整形手段24の出力波形、波形は出力設定手段1
6の出力波形、波形はマグネトロン状態検出手段21
の出力波形、波形は基本波形整形手段24出力波形
をマグネトロン状態検出手段21の出力波形で、その
電圧の上限を設定した出力波形である。
【0022】図3の(a)の波形は、電源電圧検出手
段20で交流電源の電圧を検出したものであり、正弦波
を全波整流した形をしている。同図(b)の波形は波
形の下限値を基本波整形手段24で整形したもので、
この波形が変調信号の基本信号波形となる。同図(c)
の波形は出力設定手段16からの直流信号で、高周波
出力を可変する場合、この直流レベルが上下する構成に
なっている。波形は出力設定手段16からの信号のレ
ベルと時間を計時し、変換させたものである。同図
(d)の波形は波形の電圧値で波形の上限値が設
定されるが、波形と波形は抵抗器25を介して合成
されるので、波形は波形の電圧値でカットされるの
ではなく、波形の電圧値から緩やかに上限が制限され
て、破線で示される波形のように滑らかな波形となる
ように構成されている。駆動部18には波形の信号を
反転手段26で反転した信号同図(e)波形が与えら
れ、半導体スイッチング素子19を駆動するパルス信号
を決定するようになっている。さらに出力可変時、具体
的に出力を下げる場合には、出力設定手段16からの信
号(波形)が低くなり(波形´)、その信号(波形
´)に伴ってマグネトロン状態検出手段21の出力波
形も変化し、波形´になる。波形が´となり、
最終的に´の波形が出力される。それと同時に図2で
駆動部18には出力設定手段16からの信号を反転手段
26からの信号に足し合わす様に構成されており、出力
を下げる場合には反転手段26の出力信号´のDCバ
イアスを下げる様になっている。すなわち波形の電圧
が低くなるほど、半導体スイッチング素子19を駆動す
るパルスのオン時間を短くするようにしている。パルス
のオン時間が短くなるほど、インバータの出力は抑制さ
れる。
【0023】ここで、マグネトロン12が温度上昇して
動作電圧Vakが低下した場合について説明する。半導
体スイッチング素子19の駆動パルスが温度上昇するし
ないにかかわらず一定状態であると仮定すると、入力電
流は増大するようになる。
【0024】図4は、マグネトロン12が動作している
時間とVakとの関係を示したものである。Vakはマ
グネトロン12が動作すればするほど、すなわち温度が
上昇すればするほど減少していき、ある点から飽和して
安定する。またマグネトロンの出力、すなわち出力設定
手段16の出力信号が大きければ大きいほどその減少す
る傾きは急になる関係をもっている。
【0025】また図5にVakとマグネトロン状態検出
手段21の出力信号の関係を示す。Vakが減少すれ
ば、マグネトロン状態検出手段21の出力信号もある傾
きで減少する関係を持たせてある。
【0026】ここであるマグネトロン出力である時間動
作させた場合を説明する。図4で、初期すなわちマグネ
トロン12が室温状態にあるとき、時間T=T0のとき
のVakをAとする。マグネトロン12が動作し温度が
上昇してくるとVakは減少し、ある時間T=T1では
VakはBとなる。それに伴い図5においてマグネトロ
ン状態検出手段21の出力はA´からB´へと変化す
る。さらに出力可変時、具体的に出力小の場合、出力設
定手段16からの出力信号の電圧値と動作している時間
に応じて、マグネトロン状態検出手段21の出力信号を
図5の破線の様に変化させる。このようにマグネトロン
状態検出手段21は出力設定手段16の出力信号とその
信号で動作している時間との関係を計時することである
値を出力するようになっている。その出力信号は図3の
(f)の波形から波形に変化する。波形はマグネ
トロン12が温度上昇すると波形に変化する。
【0027】このようにして得られた波形を反転手段2
6で反転し、駆動部18に伝達されて入力電流波形にど
のように作用するかを説明するために、従来の技術の説
明で用いた図11の波形図に重ねて示しこれを図6とす
る。図6に示された点線の波形は図11に示された点線
の波形と同じものである。同図(a)はフィルタ回路2
3の出力電圧波形、同図(b)はマグネトロン12のV
ak波形で温度上昇したときの電圧波形を示している。
同図(c)は入力電流波形で点線は従来の波形で、実線
は上記手段を用いることにより得られた波形である。同
図(d)は変調部17の出力電圧波形で点線は従来の波
形で、実線は図3(h)の波形で変調部17の出力電
圧波形を示している。
【0028】このように本発明によれば、マグネトロン
12の温度上昇によるVakの変化をマグネトロン状態
検出手段21によりマグネトロン12が動作している出
力と時間とを計時し、変換させた信号を変調信号に付加
することで同図(c)に示す入力電流波形の角をなくす
ることができる。またマグネトロン12が動作している
期間連続的に変調信号波形を変化させることができるの
で、マグネトロン12が動作している全期間においても
最適な変調信号を作り出すことができ、入力電流の高調
波を低減することができる。また出力設定手段16の信
号に応じても最適な変調信号を作り出すことができる。
【0029】(実施例2)本発明の第2の実施例の高周
波加熱に用いるマグネトロン駆動用インバータ回路のマ
グネトロン状態検出手段21の部分に関して説明を行
う。実施例1と異なるところは、マグネトロン状態検出
手段21にマグネトロン12が過去に動作していた出力
及び時間に、非動作の時間の情報を得る構成とした点で
ある。この構成を図7を用いて説明する。
【0030】まず図7は時間経過とマグネトロン12の
温度、Vakとの関係を表したもので、高周波加熱装置
が繰り返し使用された場合を考慮したものである。同図
でT=T0からT=T1まで使用された場合、マグネト
ロン12の温度は上昇する。それに伴いVakは低下し
てくる。T=T1で高周波加熱装置がオフされるすなわ
ち調理が終わった時から次に使用されるT=T2までの
期間マグネトロン12の温度は徐々に低下してくる。そ
してマグネトロン12の温度が室温状態に戻る前にT=
T2で動作した場合、マグネトロン12はある温度にな
っているのでVakもそれに応じた電圧値になる。その
電圧値情報を図5のようにマグネトロン状態検出手段2
1に伝達する。
【0031】このように本発明によれば、高周波加熱装
置が繰り返し使用された場合のマグネトロン12の温度
上昇によるVakの変化を、マグネトロン状態検出手段
21にマグネトロン12が過去に動作していた出力及び
時間に、非動作の時間の情報でもって変調信号に付加す
ること入力電流波形の角をなくすることができる。また
マグネトロン12が動作している期間連続的に変調信号
波形を変化させることができるので、マグネトロン12
が動作している全期間においても最適な変調信号を作り
出すことができ、入力電流の高調波を低減することがで
きる。また出力設定手段16の信号に応じても最適な変
調信号を作り出すことができる。
【0032】(実施例3)本発明の第3の実施例は、第
1の実施例の高周波加熱に用いるマグネトロン駆動用イ
ンバータ回路の特にマグネトロン状態検出手段21の部
分に、アップダウンタイマ等を設けた点である。
【0033】(実施例4)本発明の第4の実施例は、第
2の実施例の高周波加熱に用いるマグネトロン駆動用イ
ンバータ回路の特にマグネトロン状態検出手段21の部
分に、アップダウンタイマ等を設けた点である。
【0034】(実施例5)図8は本発明の第5の実施例
における高周波加熱装置に用いるマグネトロン駆動用イ
ンバータ回路のブロック図である。図8において、27
は機種識別手段でこの部分が第1の実施例と異なる点で
ある。機種識別手段27は出力設定手段16からの情報
により、マグネトロン駆動用インバータ回路がどの機種
の高周波加熱装置に搭載されているかを知ることができ
る構成になっている。異なった機種すなわちマグネトロ
ン12を冷却する構成が異なるため、マグネトロン12
の温度上昇すなわちVakが異なってくる。図4を用い
て説明すると、機種が異なるとある機種Aでは実線で示
したような関係をもっているのに対し、機種Bでは破線
で示したような関係をもっているような場合がある。
【0035】このような場合においても本発明によれ
ば、同一マグネトロン駆動用インバータ回路で、異なっ
た機種に搭載しても、機種によって異なるマグネトロン
12の温度上昇によるVakの変化を機種識別手段27
を介して、マグネトロン状態検出手段21に情報を伝達
し、マグネトロン状態検出手段21は変調信号に付加す
ることで入力電流波形の角をなくすることができる。ま
たマグネトロン12が動作している期間連続的に変調信
号波形を変化させることができるので、マグネトロン1
2が動作している全期間においても最適な変調信号を作
り出すことができ、入力電流の高調波を低減することが
できる。また出力設定手段16の信号に応じても最適な
変調信号を作り出すことができる。
【0036】(実施例6)本発明の第6の実施例は、高
周波加熱に用いるマグネトロン駆動用インバータ回路
で、マグネトロン状態検出手段21の部分にマグネトロ
ン12が過去に動作していた出力及び時間に、非動作の
時間の情報を加味するとともに、機種識別手段27をマ
グネトロン状態検出手段21に付加したものである。機
種識別手段27は出力設定手段16からの情報により、
マグネトロン駆動用インバータ回路がどの機種の高周波
加熱装置に搭載されているかを知ることができる構成に
なっている。異なった機種すなわちマグネトロン12を
冷却する構成が異なるため、マグネトロン12の温度上
昇すなわちVakが異なってくる。図4を用いて説明す
ると、機種が異なるとある機種Aでは実線で示したよう
な関係をもっているのに対し、機種Bでは破線で示した
ような関係をもっているような場合がある。
【0037】このような場合においても本発明によれ
ば、同一マグネトロン駆動用インバータ回路で、異なっ
た機種に搭載しても、機種によって異なるマグネトロン
12の温度上昇によるVakの変化を機種識別手段27
を介して、マグネトロン状態検出手段21に情報を伝達
し、マグネトロン状態検出手段21は変調信号に付加す
ることで入力電流波形の角をなくすることができる。さ
らに、高周波加熱装置が繰り返し使用された場合のマグ
ネトロン12の温度上昇によるVakの変化を、マグネ
トロン状態検出手段21にマグネトロン12が過去に動
作していた出力及び時間に、非動作の時間の情報でもっ
て変調信号に付加すること入力電流波形の角をなくする
ことができる。またマグネトロン12が動作している期
間連続的に変調信号波形を変化させることができるの
で、マグネトロン12が動作している全期間においても
最適な変調信号を作り出すことができ、入力電流の高調
波を低減することができる。また出力設定手段16の信
号に応じても最適な変調信号を作り出すことができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マグネト
ロンの温度上昇によって、その動作電圧が変化した場合
でも、最適な変調信号を得ることができ、入力電流の高
調波を低減することができる。またマグネトロンの出力
可変時にも最適な変調信号を得ることができ、入力電流
の高調波を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置に用
いるマグネトロン駆動用インバータ回路のブロック図
【図2】同高周波加熱装置に用いるマグネトロン駆動用
インバータ回路の変調部の詳細ブロック図
【図3】(a)同高周波加熱装置の電源電圧検出手段の
出力電圧波形図 (b)同高周波加熱装置の基本波形整形手段の出力電圧
波形図 (c)同高周波加熱装置の出力設定手段、マグネトロン
状態検出手段の出力動作波形図 (d)同高周波加熱装置のマグネトロン状態検出手段で
得られた電圧値で基本波形整形手段電圧の上限を設定し
た波形図 (e)同高周波加熱装置の反転手段の出力動作波形図 (f)同高周波加熱装置でマグネトロンが温度上昇した
時のマグネトロン状態検出手段の出力動作波形図 (g)同高周波加熱装置でマグネトロンが温度上昇した
時のマグネトロン状態検出手段で得られた電圧値で基本
波形整形手段電圧の上限を設定した波形図 (h)同高周波加熱装置でマグネトロンが温度上昇した
時の反転手段の出力動作波形図
【図4】同高周波加熱装置のマグネトロンが動作してい
る時間とVakの関係図
【図5】同高周波加熱装置のVakとマグネトロン状態
検出手段の関係図
【図6】(a)同高周波加熱装置のフィルタ回路の出力
動作波形図 (b)同高周波加熱装置のマグネトロンのVak波形図 (c)同高周波加熱装置の入力電流波形図 (d)同高周波加熱装置の変調部の出力動作波形図
【図7】本発明の実施例2における高周波加熱装置で時
間経過とマグネトロンの温度、Vakの関係図
【図8】本発明の実施例5における高周波加熱装置に用
いるマグネトロン駆動用インバータ回路のブロック図
【図9】従来の高周波加熱装置におけるマグネトロンの
VakとIaの関係を示す特性図
【図10】従来の高周波加熱装置に用いるマグネトロン
駆動用インバータ回路のブロック図
【図11】(a)従来の高周波加熱装置のフィルタ回路
の出力動作波形図 (b)従来の高周波加熱装置のマグネトロンのVak波
形図 (c)従来の高周波加熱装置の入力電流波形図 (d)従来の高周波加熱装置の変調部の出力動作波形図
【符号の説明】
12 マグネトロン 13 昇圧トランス 14 交流電源 15 インバータ回路 16 出力設定手段 17 変調部 18 駆動部 19 半導体スイッチング素子 20 電源電圧検出手段 21 マグネトロン状態検出手段 22 全波整流回路 23 フィルタ回路 24 基本波形整形手段 25 抵抗器 26 反転手段 27 機種識別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北泉 武 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 末永 治雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石崎 恵美子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 守屋 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K086 AA10 BA08 CA20 CB12 CC01 DB11 DB15 DB17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品などの被加熱物をマイクロ加熱する
    マグネトロンと、前記マグネトロンに高圧電力を供給す
    る昇圧トランスと、交流電源電圧を整流しそれを所定周
    波数の交流に変換し前記昇圧トランスに供給するインバ
    ータ回路と、出力設定手段とを備え、前記インバータ回
    路は変調部と駆動部と半導体スイッチング素子とを有
    し、前記変調部は前記インバータ回路が電力を得る電源
    の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記マグネトロ
    ンが動作している出力及び時間の情報を検出するマグネ
    トロン状態検出手段と、前記出力設定手段とから変調信
    号をつくり、前記駆動部は前記半導体スイッチング素子
    を駆動するためのパルス信号を前記変調信号と前記出力
    設定手段からの信号に基づいて決定する構成とした高周
    波加熱装置。
  2. 【請求項2】 マグネトロン状態検出手段は、マグネト
    ロンが過去に動作していた出力及び時間と、非動作の時
    間の情報を得る構成とした請求項1記載の高周波加熱装
    置。
  3. 【請求項3】 マグネトロン状態検出手段に、アップダ
    ウンタイマ等を用いてマグネトロンがどのような出力で
    どれぐらいの時間連続して動作しているかの情報を得る
    構成とした請求項1記載の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 マグネトロン状態検出手段に、アップダ
    ウンタイマ等を用いて過去にマグネトロンがどのような
    出力でどれぐらいの時間連続して動作し、その後どれぐ
    らいの時間動作していないかの情報を得る構成とした請
    求項2記載の高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 機種識別手段を設け、マグネトロン状態
    検出手段に、搭載する機種を識別する機種識別手段から
    の信号を出力する構成とした請求項1記載の高周波加熱
    装置。
  6. 【請求項6】 機種識別手段を設け、マグネトロン状態
    検出手段に、搭載する機種を識別する機種識別手段から
    の信号を出力する構成とした請求項2記載の高周波加熱
    装置。
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