JP2002269622A - 寿命評価システム - Google Patents

寿命評価システム

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JP2002269622A
JP2002269622A JP2001065594A JP2001065594A JP2002269622A JP 2002269622 A JP2002269622 A JP 2002269622A JP 2001065594 A JP2001065594 A JP 2001065594A JP 2001065594 A JP2001065594 A JP 2001065594A JP 2002269622 A JP2002269622 A JP 2002269622A
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temperature
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vending machine
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Application number
JP2001065594A
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English (en)
Inventor
Kenzo Ichiishi
健三 一石
Kimimichi Kuboyama
久保山  公道
Yukio Kimura
幸雄 木村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の構成要素のリユースを効率的に
行うこと。 【解決手段】 自動販売機本体1内に設置されたファン
モータ12,21,31の温度を検知する温度センサ1
2a,22a,32aと、温度センサ12a,22a,
32aが取得した温度データを履歴データ53aとして
記憶する記憶部53と、記憶部53に記憶された温度デ
ータの履歴をもとにファンモータの現在までの温度時間
積を求め、予め設定されたファンモータの全寿命を示す
基準温度時間積から前記現在までの温度時間積を減算
し、この減算された残りの温度時間積を、その後前記対
象機器が使用される温度環境における温度データが示す
温度で除算し、この除算結果である時間を余寿命として
算出する余寿命演算部52aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機内に
組み込まれる構成要素の寿命を評価し、この評価結果を
もとに、自動販売機のリユースを促進させることができ
る寿命評価システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、260万台も普及している飲料自
動販売機などの自動販売機は、膨大な普及率と大きな消
費電力とから、環境との関係を無視できない状況となっ
ている。このため、自動販売機には、地球環境に優し
く、かつ社会的存在価値を持たせることが要望されてい
る。
【0003】この地球環境に優しい自動販売機の実現の
ためには、自動販売機のリユースを積極的に行い、これ
によって地球環境に貢献することが強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動販
売機のリユースを実現する場合、自動販売機を構成する
ファンモータなどの部品は、使用される温度環境などに
よって、その寿命が大きく左右され、部品の余寿命がど
のくらいあるかを判断するには、多大の時間と労力とが
かかるという問題点があった。
【0005】また、自動販売機は、一定期間毎にメンテ
ナンスが行われ、寿命期間が不足する部品については交
換されるが、交換された部品のリユースをこの部品の余
寿命をもとに一律に決定した場合、使用環境によってこ
の部品が使用可能すなわちリユース可能な場合であって
もリユースが不可能と判断してしまう場合があり、効率
的なリユースを行うことができなかったという問題点が
あった。
【0006】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
自動販売機の構成要素のリユースを効率的に行うことが
できる寿命評価システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる寿命評価システムは、自動販売機
内に設置された寿命評価の対象機器と、前記対象機器の
温度データの履歴を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された温度データの履歴をもとに前記対象機器の
現在までの温度時間積を求め、予め設定された前記対象
機器の全寿命を示す基準温度時間積から前記現在までの
温度時間積を減算し、この減算された残りの温度時間積
を、その後前記対象機器が使用される温度環境における
温度データが示す温度で除算し、この除算結果である時
間を余寿命として算出する余寿命算出手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、対象機器の
温度データが履歴として記憶手段に記憶され、余寿命算
出手段が、前記記憶手段に記憶された温度データの履歴
をもとに前記対象機器の現在までの温度時間積を求め、
予め設定された前記対象機器の全寿命を示す基準温度時
間積から前記現在までの温度時間積を減算し、この減算
された残りの温度時間積を、その後前記対象機器が使用
される温度環境における温度データが示す温度で除算
し、この除算結果である時間を余寿命として算出するよ
うにしている。
【0009】また、請求項2にかかる寿命評価システム
は、自動販売機内に設置された寿命評価の対象機器と、
前記対象機器の温度データの履歴を記憶する記憶手段と
を有した自動販売機と、前記記憶手段に記憶された温度
データの履歴をもとに前記対象機器の現在までの温度時
間積を求め、予め設定された前記対象機器の全寿命を示
す基準温度時間積から前記現在までの温度時間積を減算
し、この減算された温度時間積を、その後前記対象機器
が使用される温度環境における温度データが示す温度で
除算し、この除算結果である時間を余寿命として算出す
る余寿命算出手段を有した余寿命算出装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、自動販売機
側において、自動販売機内に設置された対象機器の温度
データを履歴データとして記憶手段に記憶し、この自動
販売機と独立して設けられた余寿命算出装置が、前記記
憶手段に記憶された温度データの履歴をもとに前記対象
機器の現在までの温度時間積を求め、予め設定された前
記対象機器の全寿命を示す基準温度時間積から前記現在
までの温度時間積を減算し、この減算された温度時間積
を、その後前記対象機器が使用される温度環境における
温度データが示す温度で除算し、この除算結果である時
間を余寿命として算出するようにしている。
【0011】また、請求項3にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記対象機器の温度データ
は、前記対象機器の温度を検知する温度センサの検知温
度から取得することを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、前記対象機
器の温度データを、前記対象機器の温度を検知する温度
センサの検知温度から取得するようにしている。
【0013】また、請求項4にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記対象機器の温度データ
は、自動販売機の庫内温度を検知する温度センサの検知
温度から推定した推定温度もしくは自動販売機の冷却・
加熱の庫内状態設定に基づいて推定した推定温度から取
得することを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、前記対象機
器の温度データを、自動販売機の既設の庫内温度を検知
する温度センサの検知温度から推定した推定温度から取
得し、また自動販売機の場合、庫内の状態は冷却庫にす
るか、加熱庫にするかによって、庫内の平均温度が決定
されるため、自動販売機の冷却・加熱の庫内状態設定か
ら推定した対象機器の推定温度から取得するようにして
いる。
【0015】また、請求項5にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記自動販売機と前記余寿命
算出装置とがネットワークに接続され、前記余寿命算出
装置は、前記自動販売機の記憶手段に記憶された温度デ
ータの履歴をもとに前記対象機器の余寿命を管理するこ
とを特徴とする。
【0016】この請求項5の発明によれば、前記自動販
売機と前記余寿命算出装置とがネットワークに接続さ
れ、前記余寿命算出装置が、前記自動販売機の記憶手段
に記憶された温度データの履歴をもとに前記対象機器の
余寿命を前記ネットワークを介して管理するようにして
いる。
【0017】また、請求項6にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記余寿命と前記対象機器が
今後使用される自動販売機の使用環境における使用期間
とをもとに前記対象機器が今度使用可能であるか否かを
判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、判定手段
が、前記余寿命と前記対象機器が今後使用される自動販
売機の使用環境における使用期間とをもとに前記対象機
器が今度使用可能であるか否かを判定するようにしてい
る。
【0019】また、請求項7にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記残りの温度時間積と前記
対象機器が組み込まれる自動販売機の使用期間とをもと
に、前記対象機器が今度使用可能な自動販売機の使用環
境を決定する決定手段をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0020】この請求項7の発明によれば、決定手段
が、前記残りの温度時間積と前記対象機器が組み込まれ
る自動販売機の使用期間とをもとに、前記対象機器が今
度使用可能な自動販売機の使用環境を決定するようにし
ている。
【0021】また、請求項8にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記判定手段は、前記温度デ
ータの履歴内に所定値を越える温度データが存在する場
合、前記対象機器の使用を不可と判定することを特徴と
する。
【0022】この請求項8の発明によれば、前記判定手
段が、前記温度データの履歴内に所定値を越える温度デ
ータが存在する場合、前記対象機器の使用を不可と判定
するようにしている。
【0023】また、請求項9にかかる寿命評価システム
は、上記の発明において、前記余寿命算出手段が算出し
た余寿命と前記判定手段による判定結果あるいは前記決
定手段による決定結果とを記憶する寿命記憶手段をさら
に備えたことを特徴とする。
【0024】この請求項9の発明によれば、寿命記憶手
段が、前記余寿命算出手段が算出した余寿命と前記判定
手段による判定結果あるいは前記決定手段による決定結
果とを記憶するようにしている。
【0025】また、請求項10にかかる寿命評価システ
ムは、上記の発明において、前記余寿命算出手段が算出
した余寿命を前記対象機器上に表示する表示手段をさら
に備えたことを特徴とする。
【0026】この請求項10の発明によれば、表示手段
が、前記余寿命算出手段が算出した余寿命を、たとえば
ラベルなどによって、前記対象機器上に表示するように
している。
【0027】また、請求項11にかかる寿命評価システ
ムは、上記の発明において、前記余寿命算出手段は、前
記記憶手段が記憶した温度データの履歴をもとに、今後
の温度推移を予測する温度予測手段を備え、前記余寿命
算出手段は、前記温度予測手段が予測した温度推移をも
とに前記余寿命を算出することを特徴とする。
【0028】この請求項11の発明によれば、温度予測
手段は、前記記憶手段が記憶した温度データの履歴をも
とに、今後の温度推移を予測し、前記余寿命算出手段
が、前記温度予測手段が予測した温度推移をもとに前記
余寿命を算出するようにしている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる寿命評価システム、寿命評価方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な
実施の形態について説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1である寿命評価システムの全体構成を示すブロ
ック図である。図1において、この寿命評価システム1
は、自動販売機本体1内に設けられたファンモータ1
2,22,32の寿命を評価することができる。自動販
売機本体1には、商品11,21,31をそれぞれ冷却
あるいは加熱して保存する左庫10,中庫20,右庫3
0が設けられる。
【0031】左庫10,中庫20,右庫30には、それ
ぞれ蒸発器61〜63が設けられ、それぞれファンモー
タ12,22,32によって熱交換が促進される。蒸発
器61〜63は、庫外に設けられた圧縮機64、凝縮器
65、および電磁弁66〜68を介した冷凍サイクルを
形成し、1つの圧縮機64によって3つの蒸発器61〜
63を作動させている。
【0032】左庫10は、冷却専用の庫(C専用室)で
あり、中庫20および右庫30は、冷却および加熱専用
の庫(C−H専用室)である。このため、中庫20およ
び右庫30内には、加熱のためのヒータ23,33が設
けられている。なお、その他、庫の種類としては加熱専
用の庫(H専用室)がある。
【0033】温度センサ10a,20a,30aは、そ
れぞれ左庫10,中庫20,右庫30の各庫内の温度を
検出する。温度センサ11a,21a,31aは、それ
ぞれ各商品11,21,31の温度を検出する。温度セ
ンサ61a,62a,63aは、それぞれ蒸発器61〜
63の温度を検出する。また、温度センサ40aは、圧
縮機64、凝縮器65などが置かれる機械室40の温度
を検出する。温度制御部51は、各温度センサ10a,
20a,30a,11a,21a,31a,61a〜6
3a,40aによって検出された温度をもとに、自動販
売機本体1内の圧縮機64、電磁弁66〜68、ファン
モータ12,22,32などの制御情報を制御部54に
送り、制御部54が制御指示を行う。
【0034】温度センサ12a,22a,32aは、フ
ァンモータ12,22,32の軸受けの温度を検出す
る。寿命管理部52は、この検出された温度を記憶部5
3の履歴データ53aとして保持する。寿命管理部52
は、温度センサ12a,22a,32aから出力された
温度データを記憶部53の履歴データ53aとして記憶
する。その後、寿命管理部52の余寿命演算部52a
は、履歴データ53aをもとに、各ファンモータ12,
22,32の残りの寿命すなわち余寿命を演算し、この
演算結果を余寿命データ53bとして記憶部53に記憶
する。なお、寿命管理部52は、余寿命データ53bを
もとに、各ファンモータ12,22,32がリユース可
能であるか否かを判定し、判定結果を記憶部53に記憶
する。また、寿命管理の対象部品としてファンモータ1
2,22,32を選択しているのは、ファンモータ1
2,22,32が、自動販売機本体1内において特に短
い寿命をもつからである。さらに、ファンモータ12,
22,32の寿命は、軸受けの劣化、特にこの軸受けの
劣化に及ぼすグリースの劣化が大きな要因となり、この
グリースの温度と暴露時間との増大によって劣化が大き
くなるため、温度センサ12a,22a,32aは、グ
リースの温度を精度高く測定すべく、軸受けに設けられ
ている。
【0035】なお、ファンモータ12,22,32の軸
受け(寿命評価の対象機器)の温度データは、庫内温度
を検出するための温度センサ10a,20a,30aの
検出温度(T℃)と、予め実験等で求めた補正値(ΔT
℃)とから、T+ΔTを求め、軸受け温度を推定するこ
とができる。また、自動販売機の場合、庫内の状態を加
熱庫あるいは冷却庫にした場合の庫内設定温度によっ
て、庫内の平均温度は、ほぼ決定することになる。この
ため、庫内の温度設定値(T‘℃)と、予め実験等で求
めた補正値(ΔT’℃)とから、T‘+ΔT’を求め、
軸受け温度を推定することができる。この場合、温度セ
ンサ12a,22a,32aを新たに設ける必要がなく
なる。
【0036】入力部55は、各種の入力処理を行い、出
力部56は、各種情報を出力する。特に入力部55は、
寿命管理部52に対して余寿命の演算処理の開始を指示
することができる。なお、寿命管理部52は、入力部5
5からの演算開始指示がなくても、一定期間経過後に演
算開始するプログラムを設けておいてもよい。
【0037】なお、上述した温度制御部51、寿命管理
部52、記憶部53、制御部54、入力部55および出
力部56は、自動販売機本体1内に設けられ、たとえ
ば、自動販売機の扉部分に設けられる。
【0038】ここで、図2および図3に示すフローチャ
ートを参照して、この寿命評価システムの処理手順につ
いて説明する。図2は、この寿命評価システムによる寿
命評価処理手順を示すフローチャートである。図2にお
いて、まず、寿命管理部52は、履歴データすなわち温
度センサ12a,22a,32aから出力される温度デ
ータを読み込み、記憶部53に記憶する(ステップS1
01)。
【0039】その後、余寿命演算を行うための所定時間
が経過あるいは入力部55から余寿命演算の指示があっ
たか否かを判断する(ステップS102)。所定時間の
経過あるいは入力部55からの余寿命演算指示がない場
合(ステップS102,NO)には、ステップS101
に移行して、履歴データの読み込みを続行し、所定時間
の経過あるいは入力部55からの余寿命演算指示があっ
た場合(ステップS102,YES)、ステップS10
3に移行する。
【0040】ステップS103では、さらに履歴データ
の中に所定値を越える履歴データがあるか否かを判断す
る。この判断を行うのは、履歴データの中に極端に値が
大きい、すなわち高温状態が一時的であっても、発生し
ている場合、ファンモータが故障している、あるいは信
頼性が低下していると判断するためである。履歴データ
の中に所定値を越える履歴データがある場合(ステップ
S103,YES)には、このファンモータを「再利用
不可」と判定し(ステップS104)、ステップS10
8に移行する。
【0041】一方、履歴データの中に所定値を越える履
歴データがない場合(ステップS103,NO)、余寿
命演算部52aは、履歴データ53aをもとに余寿命の
演算を行う(ステップS105)。その後、演算した余
寿命を余寿命データ53bとして記憶部53に記憶する
(ステップS106)。
【0042】その後、寿命管理部52は、今後、ファン
モータが使用される環境条件別に再利用可能か否かの判
断処理を行い(ステップS107)、ステップS108
に移行する。ステップS108では、ステップS104
の判定結果を含めてファンモータの再利用判断処理結果
を記憶部53に記憶するとともに、入力部55からの出
力指示によって出力部56に出力し(ステップS10
8)、本処理を終了する。
【0043】図3は、図2に示したステップS107に
おける環境条件別の再利用判断処理手順を示すフローチ
ャートである。図3において、まず、寿命管理部52
は、今後使用される環境条件が、H専用室であるか、C
−H専用室であるか、C専用室であるかを判断する(ス
テップS201)。
【0044】H専用室である場合(ステップS201,
H専用室)、このH専用室にファンモータを使用した場
合の温度時間積が余寿命の温度時間積に比して大きいか
否かを判断する(ステップS202)。H専用室にファ
ンモータを使用した場合の温度時間積が余寿命の温度時
間積に比して大きい場合(ステップS202,YES)
には、このファンモータはH専用室の再利用が可能であ
ると判定し(ステップS206)、ステップS107に
リターンする。一方、H専用室にファンモータを使用し
た場合の温度時間積が余寿命の温度時間積に比して大き
くない場合(ステップS202,NO)には、このファ
ンモータはH専用室の再利用が不可であると判定し(ス
テップS205)、ステップS107にリターンする。
【0045】C−H専用室である場合(ステップS20
1,C−H専用室)、このC−H専用室にファンモータ
を使用した場合の温度時間積が余寿命の温度時間積に比
して大きいか否かを判断する(ステップS203)。C
−H専用室にファンモータを使用した場合の温度時間積
が余寿命の温度時間積に比して大きい場合(ステップS
203,YES)には、このファンモータはC−H専用
室の再利用が可能であると判定し(ステップS20
6)、ステップS107にリターンする。一方、C−H
専用室にファンモータを使用した場合の温度時間積が余
寿命の温度時間積に比して大きくない場合(ステップS
203,NO)には、このファンモータはC−H専用室
の再利用が不可であると判定し(ステップS205)、
ステップS107にリターンする。
【0046】C専用室である場合(ステップS201,
H専用室)、このH専用室にファンモータを使用した場
合の温度時間積が余寿命の温度時間積に比して大きいか
否かを判断する(ステップS204)。H専用室にファ
ンモータを使用した場合の温度時間積が余寿命の温度時
間積に比して大きい場合(ステップS204,YES)
には、このファンモータはH専用室の再利用が可能であ
ると判定し(ステップS206)、ステップS107に
リターンする。一方、H専用室にファンモータを使用し
た場合の温度時間積が余寿命の温度時間積に比して大き
くない場合(ステップS204,NO)には、このファ
ンモータはH専用室の再利用が不可であると判定し(ス
テップS205)、ステップS107にリターンする。
【0047】このようにして、寿命管理部52は、余寿
命データ53bをもとに、今後使用されるファンモータ
の環境条件において、このファンモータの再利用が可能
であるか否かを判断する。
【0048】ここで、図4を参照して、余寿命演算部5
2aによる余寿命演算処理について具体的に説明する。
図4は、横軸が時間経過を示し、縦軸が温度を示してい
る。また、時間taは、5年であり、時間tbは、10
年であり、時間taは、寿命を管理するためのメンテナ
ンス時間である。図4において、太い破線L0で囲まれ
た温度時間積は、余寿命演算の対象機器であるファンモ
ータが温度Tavで使用された場合の基準の温度時間積を
示している。
【0049】時間taまでの太い実線LL0は、時点t
1までファンモータがH専用室で使用され、その後ta
までの期間、C−H専用室で使用された場合を示してい
る。この場合、時点tbまでの太い破線L0によって囲
まれた基準の温度時間積から、この太い実線LL0によ
って時点taまで囲まれた温度時間積を減算した値が、
時点taから時点tbまでの間の太い実線Lによって囲
まれた温度時間積となる。この温度時間積は、時点ta
から時点tbまでの間、平均温度TTの環境で再利用が
可能であることを示している。したがって、時点taか
ら時点tb間での間の温度が一定であると仮定した場
合、このファンモータは、平均温度TT以下の環境であ
れば、再利用が可能であり、平均温度TTを越える環境
であれば、再利用が不可であると判定できる。
【0050】また、時点0から時点taまでの間、平均
温度TTで使用していた場合、時点taから時点tbま
での間の残りの温度時間積は増大し、時点taから時点
tbまでの間の平均温度は、温度T2まで再利用可能で
あると判定できる。さらに、時点0から時点taまでの
間、平均温度T3で使用していた場合、時点taから時
点tbまでの間の残りの温度時間積はさらに増大し、時
点taから時点tbまでの間の平均温度は、温度T1ま
で再利用可能であると判定できる。この結果、今度使用
可能な環境の温度を知ることができ、この温度から、再
利用可能な環境、すなわち、H専用室か、C−H専用室
か、C専用室かのいずれの環境で使用可能であるかを判
定することができる。
【0051】なお、今後使用する環境すなわち温度が決
定されている場合、残りの温度時間積を、この今後の使
用温度で除算することによって、時点ta以後の余寿命
すなわち残りの使用時間を知ることができる。この余寿
命が、今度の使用時間を超える場合、再利用可能であ
り、今度の使用時間以下である場合、再利用不可である
と判定するようにしてもよい。
【0052】たとえば、余寿命Lは、 L=Tav・tb−(T1・t1+T2・(ta−t1)) =T3・(tb−ta) として求めることができる。
【0053】さらに、履歴データ53aは、時点0から
時点taに至るまでの温度データが一定時間毎に記憶さ
れているため、この時点0から時点taに至るまでの温
度変化を知ることができる。この温度変化の傾向から、
今後の温度変化、すなわち時点taから時点tbまでの
間の温度推移を予測することができる。寿命管理部52
は、今後使用される温度変化を、この予測した温度推移
をもとに求めて、各自動販売機毎に、一層現実的、かつ
個別的な余寿命を演算するようにしてもよい。
【0054】なお、上述した余寿命の判定結果を、たと
えばラベルなどを用いて、ファンモータの筐体上に表示
するようにしてもよい。これによって、管理者は、各フ
ァンモータの余寿命を迅速かつ容易に視認することがで
きる。
【0055】この実施の形態1では、ファンモータの全
寿命である基準の温度時間積から、途中期間までに実際
運用した温度時間積を減算し、残りの温度時間積から、
使用可能な上限温度あるいは使用可能な時間(余寿命)
を求めるようにしているので、ファンモータの再利用可
能な温度環境あるいは余寿命を容易に知ることができ、
ファンモータの再利用可能な自動販売機の環境を容易に
判定でき、ファンモータのリユース率を格段に向上させ
ることができる。
【0056】(実施の形態2)つぎに、この発明の実施
の形態2について説明する。上述した実施の形態1で
は、寿命管理部52が履歴データ53aをもとに余寿命
演算を行い、余寿命データ53bとして記憶部53に記
憶するようにしていたが、この実施の形態2では、外部
に独立した寿命管理装置80を設け、この寿命管理装置
80が余寿命演算処理を行うようにしている。
【0057】図5は、図1に示した自動販売機本体1と
同じ構成である。ただし、寿命管理部72は、寿命管理
部52と異なり、余寿命演算部52aが削除された構成
となっている。また、記憶部73には、余寿命データ5
3bが削除された構成となっており、履歴データ53a
に対応する履歴データ73aを有する。
【0058】図6は、寿命管理装置80の構成を示すブ
ロック図である。図6において、データ読取部81は、
たとえばフロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶媒
体を介して履歴データ73aを取得する。この履歴デー
タ73aは、データベース84の履歴データ84aとし
て格納される。余寿命演算部82は、余寿命演算部52
aに対応し、履歴データ84aをもとに余寿命を演算
し、この演算結果を余寿命データ84bとしてデータベ
ース84に格納する。制御部86は、入力部83の入力
指示によって各種制御を行い、その結果をデータベース
84内に格納し、あるいは出力部85から出力する。こ
の場合、制御部86は、余寿命データ84bをもとにリ
ユース判定を行い、その結果をデータベース84に格納
するようにしてもよい。
【0059】この実施の形態2によれば、寿命管理装置
80が、自動販売機本体1から独立した構成となってい
るので、複数の自動販売機に対する余寿命管理を行うこ
とができるとともに、各自動販売機の構成が簡易とな
る。
【0060】(実施の形態3)つぎに、この発明の実施
の形態3について説明する。上述した実施の形態2で
は、フロッピーディスクなどの記録媒体を介して履歴デ
ータを取り出して、余寿命演算および管理を行うように
していたが、この実施の形態3では、複数の自動販売機
をネットワークを介して寿命管理装置に接続するように
している。
【0061】図7は、この発明の実施の形態3である寿
命評価システムの全体構成を示すブロック図である。図
7において、自動販売機1−1〜1−nおよび寿命管理
装置80は、ネットワークNに接続される。自動販売機
1−1〜1−nは、通信インターフェース部1−1a〜
1−naを有し、その他は、図5に示した自動販売機と
同じである。また、寿命管理装置80は、通信インター
フェース部80aを有し、その他の構成は、図6に示し
た寿命管理装置と同じである。
【0062】寿命管理装置80は、各自動販売機1−1
〜1−nに記憶された履歴データをネットワークNを介
して取得し、この履歴データをもとに余寿命演算処理お
よび管理処理を行う。
【0063】この実施の形態3では、各自動販売機1−
1〜1−nと寿命管理装置80とがネットワークNを介
して接続されているので、リアルタイムで各自動販売機
1−1〜1−nの寿命演算処理および管理処理を行うこ
とができるとともに、寿命管理にかかる時間と労力とを
軽減することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、自動販売機内に設置された対象機器の温度デー
タが履歴として記憶手段に記憶され、余寿命算出手段
が、前記記憶手段に記憶された温度データの履歴をもと
に前記対象機器の現在までの温度時間積を求め、予め設
定された前記対象機器の全寿命を示す基準温度時間積か
ら前記現在までの温度時間積を減算し、この減算された
残りの温度時間積を、その後前記対象機器が使用される
温度環境における温度データが示す温度で除算し、この
除算結果である時間を余寿命として算出するようにして
いるので、自動販売機で使用される対象機器の余寿命を
迅速かつ精度高く算出することができるという効果を奏
する。
【0065】また、請求項2によれば、自動販売機側に
おいて、自動販売機内に設置された対象機器の温度デー
タを履歴データとして記憶手段に記憶し、この自動販売
機と独立して設けられた余寿命算出装置が、前記記憶手
段に記憶された温度データの履歴をもとに前記対象機器
の現在までの温度時間積を求め、予め設定された前記対
象機器の全寿命を示す基準温度時間積から前記現在まで
の温度時間積を減算し、この減算された温度時間積を、
その後前記対象機器が使用される温度環境における温度
データが示す温度で除算し、この除算結果である時間を
余寿命として算出するようにしているので、各自動販売
機の構成が容易になり、負荷が軽減されるとともに、シ
ステム全体の構成が簡易化するという効果を奏する。
【0066】また、この請求項3によれば、前記対象機
器の温度データを、前記対象機器の温度を検知する温度
センサの検知温度から取得するようにしているので、対
象機器の正確な温度データを取得することができるとい
う効果を奏する。
【0067】また、請求項4によれば、前記対象機器の
温度データを、自動販売機の既設の庫内温度を検知する
温度センサの検知温度から推定した推定温度から取得
し、また自動販売機の場合、庫内の状態は冷却庫にする
か、加熱庫にするかによって、庫内の平均温度が決定さ
れるため、自動販売機の冷却・加熱の庫内状態設定から
推定した対象機器の推定温度から取得するようにしてい
るので、対象機器の温度検出用のセンサが不要になり、
コストダウンや組立工数の削減を図ることができるとい
う効果を奏する。
【0068】また、請求項5によれば、前記自動販売機
と前記余寿命算出装置とがネットワークに接続され、前
記余寿命算出装置が、前記自動販売機の記憶手段に記憶
された温度データの履歴をもとに前記対象機器の余寿命
を前記ネットワークを介して管理するようにしているの
で、各対象機器の余寿命管理をリアルタイムで行うこと
ができるという効果を奏する。
【0069】また、請求項6によれば、判定手段が、前
記余寿命と前記対象機器が今後使用される自動販売機の
使用環境における使用期間とをもとに前記対象機器が今
度使用可能であるか否かを判定するようにしているの
で、対象機器のリユース可能性を簡易に得ることができ
るとともに、この判定結果をもとに対象機器をリユース
可能な対象機器に使用するため、対象機器のリユース率
を格段に向上させることができるという効果を奏する。
【0070】また、請求項7によれば、決定手段が、前
記残りの温度時間積と前記対象機器が組み込まれる自動
販売機の使用期間とをもとに、前記対象機器が今度使用
可能な自動販売機の使用環境を決定するようにしている
ので、対象機器のリユース率を格段に向上させることが
できるという効果を奏する。
【0071】また、請求項8によれば、前記判定手段
が、前記温度データの履歴内に所定値を越える温度デー
タが存在する場合、前記対象機器の使用を不可と判定す
るようにしているので、個別の自動販売機毎にリユース
の可能性を判定することができ、一層リユース率を向上
させることができるという効果を奏する。
【0072】また、請求項9によれば、寿命記憶手段
が、前記余寿命算出手段が算出した余寿命と前記判定手
段による判定結果あるいは前記決定手段による決定結果
とを記憶するようにしているので、管理者は、対象機器
の余寿命を容易に把握することができるという効果を奏
する。
【0073】また、請求項10によれば、表示手段が、
前記余寿命算出手段が算出した余寿命を、たとえばラベ
ルなどによって、前記対象機器上に表示するようにして
いるので、各対象機器の余寿命を迅速かつ簡易に視認す
ることができるという効果を奏する。
【0074】また、請求項11によれば、温度予測手段
は、前記記憶手段が記憶した温度データの履歴をもと
に、今後の温度推移を予測し、前記余寿命算出手段が、
前記温度予測手段が予測した温度推移をもとに前記余寿
命を算出するようにしているので、一層確度の高い余寿
命判定を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である寿命評価システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した寿命評価システムによる寿命評価
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図2に示した環境条件別の再利用判断処理手順
を示す詳細フローチャートである。
【図4】余寿命演算の具体例を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2である寿命評価システ
ムの自動販売機側の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態2である寿命評価システ
ムの寿命管理装置の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態3である寿命評価システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 1−1〜1−n 自動販売機 1−1a〜1−na,80a 通信インターフェース部 10 左庫 12,22,32 ファンモータ 10a,11a,12a,20a,21a,22a,3
0a,31a,32a,40a,61a〜63a 温度
センサ 11,21,31 商品 20 中庫 23,33 ヒータ 30 右庫 40 機械室 51 温度制御部 52,72 寿命管理部 52a 余寿命演算部 53,73 記録部 53a,73a,84a 履歴データ 53b,84b 余寿命データ 54,86 制御部 55,83 入力部 56,85 出力部 61〜63 蒸発器 64 圧縮機 65 凝縮器 66〜68 電磁弁 80 寿命管理装置 81 データ読取部 84 データベース N ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 幸雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CB06 CC08 CC10 DD10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機内に設置された寿命評価の対
    象機器と、 前記対象機器の温度データの履歴を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された温度データの履歴をもとに前
    記対象機器の現在までの温度時間積を求め、予め設定さ
    れた前記対象機器の全寿命を示す基準温度時間積から前
    記現在までの温度時間積を減算し、この減算された残り
    の温度時間積を、その後前記対象機器が使用される温度
    環境における温度データが示す温度で除算し、この除算
    結果である時間を余寿命として算出する余寿命算出手段
    と、 を備えたことを特徴とする寿命評価システム。
  2. 【請求項2】 自動販売機内に設置された寿命評価の対
    象機器と、 前記対象機器の温度データの履歴を記憶する記憶手段
    と、 を有した自動販売機と、 前記記憶手段に記憶された温度データの履歴をもとに前
    記対象機器の現在までの温度時間積を求め、予め設定さ
    れた前記対象機器の全寿命を示す基準温度時間積から前
    記現在までの温度時間積を減算し、この減算された温度
    時間積を、その後前記対象機器が使用される温度環境に
    おける温度データが示す温度で除算し、この除算結果で
    ある時間を余寿命として算出する余寿命算出手段を有し
    た余寿命算出装置と、 を備えたことを特徴とする寿命評価システム。
  3. 【請求項3】 前記対象機器の温度データは、前記対象
    機器の温度を検知する温度センサの検知温度から取得す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の寿命評価
    システム。
  4. 【請求項4】 前記対象機器の温度データは、自動販売
    機の庫内温度を検知する温度センサの検知温度から推定
    した推定温度もしくは自動販売機の冷却・加熱の庫内状
    態設定に基づいて推定した推定温度から取得することを
    特徴とする請求項1または2に記載の寿命評価システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記自動販売機と前記余寿命算出装置と
    がネットワークに接続され、 前記余寿命算出装置は、前記自動販売機の記憶手段に記
    憶された温度データの履歴をもとに前記対象機器の余寿
    命を管理することを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    一つに記載の寿命評価システム。
  6. 【請求項6】 前記余寿命と前記対象機器が今後使用さ
    れる自動販売機の使用環境における使用期間とをもとに
    前記対象機器が今度使用可能であるか否かを判定する判
    定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一つに記載の寿命評価システム。
  7. 【請求項7】 前記残りの温度時間積と前記対象機器が
    組み込まれる自動販売機の使用期間とをもとに、前記対
    象機器が今度使用可能な自動販売機の使用環境を決定す
    る決定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか一つに記載の寿命評価システム。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、前記温度データの履歴
    内に所定値を越える温度データが存在する場合、前記対
    象機器の使用を不可と判定することを特徴とする請求項
    6または7に記載の寿命評価システム。
  9. 【請求項9】 前記余寿命算出手段が算出した余寿命と
    前記判定手段による判定結果あるいは前記決定手段によ
    る決定結果とを記憶する寿命記憶手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の寿
    命評価システム。
  10. 【請求項10】 前記余寿命算出手段が算出した余寿命
    を前記対象機器上に表示する表示手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の寿
    命評価システム。
  11. 【請求項11】 前記余寿命算出手段は、前記記憶手段
    が記憶した温度データの履歴をもとに、今後の温度推移
    を予測する温度予測手段を備え、 前記余寿命算出手段は、前記温度予測手段が予測した温
    度推移をもとに前記余寿命を算出することを特徴とする
    請求項1〜10のいずれか一つに記載の寿命評価システ
    ム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005030543A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Kobe Steel Ltd データ演算装置,データ演算方法及びこれらを用いた電動機並びに電動スクリュー圧縮機
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