JP2002269187A - 顧客座標抽出方法 - Google Patents
顧客座標抽出方法Info
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- JP2002269187A JP2002269187A JP2001072372A JP2001072372A JP2002269187A JP 2002269187 A JP2002269187 A JP 2002269187A JP 2001072372 A JP2001072372 A JP 2001072372A JP 2001072372 A JP2001072372 A JP 2001072372A JP 2002269187 A JP2002269187 A JP 2002269187A
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 8
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
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- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客の所在地を中心とした自動地図検索を可
能ならしめる顧客コードと顧客座標の対応付けを、迅速
且つ正確に行える顧客座標抽出方法を提供する。 【解決手段】 ガス本支管と顧客敷地内に敷設されたガ
ス内管の間を接続する供給管を各別に特定する供給管コ
ードと顧客を特定する顧客コードとの対応付けを、供給
管コードと顧客コードとを対応付ける第1データファイ
ル3、または、供給管コードと顧客の建物を特定する建
物コードとを対応付ける第2データファイル4及び建物
コードと顧客コードとを対応付ける第3データファイル
5を検索することにより行い、供給管コードとその供給
管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対応付けてな
る供給管データファイル6に登録されている供給管コー
ドであって、供給管コードとの対応付けができた顧客コ
ードに対して、供給管データファイル6を検索して供給
管座標を顧客の所在を示す顧客座標として抽出する。
能ならしめる顧客コードと顧客座標の対応付けを、迅速
且つ正確に行える顧客座標抽出方法を提供する。 【解決手段】 ガス本支管と顧客敷地内に敷設されたガ
ス内管の間を接続する供給管を各別に特定する供給管コ
ードと顧客を特定する顧客コードとの対応付けを、供給
管コードと顧客コードとを対応付ける第1データファイ
ル3、または、供給管コードと顧客の建物を特定する建
物コードとを対応付ける第2データファイル4及び建物
コードと顧客コードとを対応付ける第3データファイル
5を検索することにより行い、供給管コードとその供給
管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対応付けてな
る供給管データファイル6に登録されている供給管コー
ドであって、供給管コードとの対応付けができた顧客コ
ードに対して、供給管データファイル6を検索して供給
管座標を顧客の所在を示す顧客座標として抽出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガスの需要者
である顧客を特定する顧客コードとその顧客の所在を示
す顧客座標との対応付け技術に関する。
である顧客を特定する顧客コードとその顧客の所在を示
す顧客座標との対応付け技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の顧客コードと顧客座標との対応
付け技術は、例えば、ガス漏洩やガス出不良等の異常通
報や、供給管の撤去や一部撤去等の現場作業を伴うガス
供給停止の依頼等のガス供給に関する通報を受け付け
て、所定の作業者を通報案件発生場所へ出動させる保安
指令業務等において、通報者である顧客を特定した後、
その顧客の所在地を中心として住宅地図等を検索する場
合に、顧客コードから顧客座標が自動的に対応付けられ
れば、当該地図検索を自動化でき、保安指令業務等の迅
速化が図れる。一方、顧客サービスやガス料金徴収等の
業務においては、所定の顧客情報(顧客コード、顧客
名、住所、電話番号、ガス使用量、料金支払い情報、修
繕履歴、定期保安点検情報等々)を顧客別に検索可能に
記録した顧客情報データベースを利用して一元的な顧客
管理を行っている。また、当該業務に限らず顧客情報の
取得が必要な部門は、例えばコンピュータ・ネットワー
ク等を介して当該顧客情報データベースを検索可能であ
る。
付け技術は、例えば、ガス漏洩やガス出不良等の異常通
報や、供給管の撤去や一部撤去等の現場作業を伴うガス
供給停止の依頼等のガス供給に関する通報を受け付け
て、所定の作業者を通報案件発生場所へ出動させる保安
指令業務等において、通報者である顧客を特定した後、
その顧客の所在地を中心として住宅地図等を検索する場
合に、顧客コードから顧客座標が自動的に対応付けられ
れば、当該地図検索を自動化でき、保安指令業務等の迅
速化が図れる。一方、顧客サービスやガス料金徴収等の
業務においては、所定の顧客情報(顧客コード、顧客
名、住所、電話番号、ガス使用量、料金支払い情報、修
繕履歴、定期保安点検情報等々)を顧客別に検索可能に
記録した顧客情報データベースを利用して一元的な顧客
管理を行っている。また、当該業務に限らず顧客情報の
取得が必要な部門は、例えばコンピュータ・ネットワー
ク等を介して当該顧客情報データベースを検索可能であ
る。
【0003】しかし、顧客数が数10万乃至数100万
或いはそれ以上の大規模ガス供給者の場合、前記顧客情
報データベースの規模も大きく、顧客の異動が頻繁に発
生しそのデータの更新維持にかかる作業量も大きいた
め、前記顧客情報データベースを稼働しながら、全ての
顧客に対して、顧客コードと対応付けられた最新の顧客
座標を新たに追加登録するとういう作業は多大な手間と
時間を要する。
或いはそれ以上の大規模ガス供給者の場合、前記顧客情
報データベースの規模も大きく、顧客の異動が頻繁に発
生しそのデータの更新維持にかかる作業量も大きいた
め、前記顧客情報データベースを稼働しながら、全ての
顧客に対して、顧客コードと対応付けられた最新の顧客
座標を新たに追加登録するとういう作業は多大な手間と
時間を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば顧
客の所在地を中心とした住宅地図等の自動検索を可能な
らしめる顧客コードと顧客座標の対応付けを、簡単迅速
且つ正確に行える顧客座標抽出方法を提供する点にあ
る。
点に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば顧
客の所在地を中心とした住宅地図等の自動検索を可能な
らしめる顧客コードと顧客座標の対応付けを、簡単迅速
且つ正確に行える顧客座標抽出方法を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る顧客座標抽出方法の第一の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、ガス本
支管と顧客の敷地内に敷設されたガス内管との間を接続
する供給管を各別に特定する供給管コードと前記顧客を
特定する顧客コードとの対応付けを、前記供給管コード
と前記顧客コードとを対応付ける第1データファイル、
または、前記供給管コードと前記顧客の建物を特定する
建物コードとを対応付ける第2データファイル及び前記
建物コードと前記顧客コードとを対応付ける第3データ
ファイルを検索することにより行い、前記供給管コード
とその供給管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対
応付けてなる供給管データファイルに登録されている供
給管コードであって、前記供給管コードとの対応付けが
できた前記顧客コードに対して、前記供給管データファ
イルを検索して、前記供給管座標を前記顧客の所在を示
す顧客座標として抽出する点にある。
の本発明に係る顧客座標抽出方法の第一の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、ガス本
支管と顧客の敷地内に敷設されたガス内管との間を接続
する供給管を各別に特定する供給管コードと前記顧客を
特定する顧客コードとの対応付けを、前記供給管コード
と前記顧客コードとを対応付ける第1データファイル、
または、前記供給管コードと前記顧客の建物を特定する
建物コードとを対応付ける第2データファイル及び前記
建物コードと前記顧客コードとを対応付ける第3データ
ファイルを検索することにより行い、前記供給管コード
とその供給管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対
応付けてなる供給管データファイルに登録されている供
給管コードであって、前記供給管コードとの対応付けが
できた前記顧客コードに対して、前記供給管データファ
イルを検索して、前記供給管座標を前記顧客の所在を示
す顧客座標として抽出する点にある。
【0006】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記供給管データファイルに登録されている前記供
給管コードとの対応付けができない前記顧客コード、或
いは、前記供給管データファイルに登録されていない前
記供給管コードに対応する前記顧客コードに対して、前
記顧客コードに含まれる地域コードに基づいてその地域
毎に予め設定された地域座標を前記顧客座標として抽出
する点にある。
の請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記供給管データファイルに登録されている前記供
給管コードとの対応付けができない前記顧客コード、或
いは、前記供給管データファイルに登録されていない前
記供給管コードに対応する前記顧客コードに対して、前
記顧客コードに含まれる地域コードに基づいてその地域
毎に予め設定された地域座標を前記顧客座標として抽出
する点にある。
【0007】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る顧客座標抽出方法の第一の特徴構成によれば、戸
建て住宅の場合は顧客別に、集合住宅の場合は建物別に
存在する供給管の敷設状況や顧客或いは顧客建物との関
係を示す既存の各種データファイルを利用することによ
り、顧客コードと顧客座標の対応付けが、各データファ
イルの検索により自動的に行うことができる。この結
果、例えば、顧客コードと顧客座標の対応付けを示すテ
ーブル等のデータファイルを生成でき、保安指令業務等
において、顧客コードの特定がなされれば、前記顧客コ
ードと顧客座標の対応付けを示すテーブル等のデータフ
ァイルを検索することにより、顧客の所在地を中心とし
た住宅地図等の自動検索が可能となる。この場合、かか
るテーブル等を作成することにより、保安指令業務以外
にも顧客サービスやガス料金徴収等の業務でも広範囲に
利用される顧客情報データベースに対して作業手間のか
かる顧客座標の対応付けを行う必要がなく、顧客コード
と顧客座標の対応付けを簡単迅速に行うことができる。
に係る顧客座標抽出方法の第一の特徴構成によれば、戸
建て住宅の場合は顧客別に、集合住宅の場合は建物別に
存在する供給管の敷設状況や顧客或いは顧客建物との関
係を示す既存の各種データファイルを利用することによ
り、顧客コードと顧客座標の対応付けが、各データファ
イルの検索により自動的に行うことができる。この結
果、例えば、顧客コードと顧客座標の対応付けを示すテ
ーブル等のデータファイルを生成でき、保安指令業務等
において、顧客コードの特定がなされれば、前記顧客コ
ードと顧客座標の対応付けを示すテーブル等のデータフ
ァイルを検索することにより、顧客の所在地を中心とし
た住宅地図等の自動検索が可能となる。この場合、かか
るテーブル等を作成することにより、保安指令業務以外
にも顧客サービスやガス料金徴収等の業務でも広範囲に
利用される顧客情報データベースに対して作業手間のか
かる顧客座標の対応付けを行う必要がなく、顧客コード
と顧客座標の対応付けを簡単迅速に行うことができる。
【0008】同第二の特徴構成によれば、上記第一の特
徴構成の顧客座標抽出方法において、例えば前記各種フ
ァイルの更新遅延や何らかの入力ミス等によって、前記
供給管コードと前記顧客コードとの対応付けができない
場合であっても、その顧客座標に基づいて地図検索を行
えば、顧客所在地の周辺地域の地図が検索できる程度
に、顧客コードと顧客座標の対応付けができる。従っ
て、特定の顧客について、全く地図検索できないという
事態は回避できる。
徴構成の顧客座標抽出方法において、例えば前記各種フ
ァイルの更新遅延や何らかの入力ミス等によって、前記
供給管コードと前記顧客コードとの対応付けができない
場合であっても、その顧客座標に基づいて地図検索を行
えば、顧客所在地の周辺地域の地図が検索できる程度
に、顧客コードと顧客座標の対応付けができる。従っ
て、特定の顧客について、全く地図検索できないという
事態は回避できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る顧客座標抽出
方法(以下、適宜「本発明方法」と略称する)の一実施
の形態を、図面に基づいて説明する。
方法(以下、適宜「本発明方法」と略称する)の一実施
の形態を、図面に基づいて説明する。
【0010】図1に、本発明方法の各処理段階において
検索する各種既存データファイル1〜7、中間生成ファ
イル8及び最終生成ファイル9と、中間生成ファイル8
と最終生成ファイル9の生成過程との関係を示す。
検索する各種既存データファイル1〜7、中間生成ファ
イル8及び最終生成ファイル9と、中間生成ファイル8
と最終生成ファイル9の生成過程との関係を示す。
【0011】先ず、既存データファイルとして、所定の
顧客情報(顧客コード、顧客名、住所、電話番号、ガス
使用量、料金支払い情報、修繕履歴、定期保安点検情報
等々)を顧客別に検索可能に記録した顧客情報データベ
ース1、供給管に関する管理情報を供給管コードととも
に記録した供給管管理データファイル2、供給管コード
と顧客コードとを対応付ける第1データファイル3、供
給管コードと顧客の建物を特定する建物コードとを対応
付ける第2データファイル4、建物コードと顧客コード
とを対応付ける第3データファイル5、供給管コードと
その供給管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対応
付けてなる供給管データファイル6、顧客コードと顧客
コードに含まれる地域コードに基づいてその地域毎に予
め設定された地域座標とを対応付ける地域座標データフ
ァイル7が、所定のコンピュータ・ネットワーク10上
に、本発明方法を実行するコンピュータ11から検索可
能に設けられている。
顧客情報(顧客コード、顧客名、住所、電話番号、ガス
使用量、料金支払い情報、修繕履歴、定期保安点検情報
等々)を顧客別に検索可能に記録した顧客情報データベ
ース1、供給管に関する管理情報を供給管コードととも
に記録した供給管管理データファイル2、供給管コード
と顧客コードとを対応付ける第1データファイル3、供
給管コードと顧客の建物を特定する建物コードとを対応
付ける第2データファイル4、建物コードと顧客コード
とを対応付ける第3データファイル5、供給管コードと
その供給管の所在を示す供給管座標を各供給管毎に対応
付けてなる供給管データファイル6、顧客コードと顧客
コードに含まれる地域コードに基づいてその地域毎に予
め設定された地域座標とを対応付ける地域座標データフ
ァイル7が、所定のコンピュータ・ネットワーク10上
に、本発明方法を実行するコンピュータ11から検索可
能に設けられている。
【0012】ここで、顧客とは、本発明方法を利用する
都市ガス供給者からガス供給を受ける需要者であり、顧
客コードとはその顧客を各別に他の顧客と区別して特定
可能な識別コードである。また、顧客コードは、顧客の
所在地の地域を表す地域コードと各顧客毎に固有の個人
コードからなる。供給管とは、ガス本支管と顧客の敷地
内に敷設されたガス内管との間を接続するガス配管であ
り、供給管コードとは、その供給管を各別に他の供給管
と区別して特定可能な識別コードである。尚、顧客コー
ド、供給管コード、建物コードは、夫々コンピュータ1
1が処理可能な数字列或いは英数字列で構成されてい
る。また、顧客座標とは、顧客の所在、即ちガス供給を
受けている場所を特定可能な座標であり、供給管座標と
は、供給管の所在、即ち供給管の敷設位置を特定可能な
座標であり、地域座標とは、その地域毎に予め設定され
たその地域を代表する地点を特定可能な座標である。ま
た各座標値は、その座標値から顧客や供給管等の所在が
特定可能なものであれば、如何なる座標基準でも構わな
いが、一般的な地球座標基準における緯度経度を使用す
るのが便利である。
都市ガス供給者からガス供給を受ける需要者であり、顧
客コードとはその顧客を各別に他の顧客と区別して特定
可能な識別コードである。また、顧客コードは、顧客の
所在地の地域を表す地域コードと各顧客毎に固有の個人
コードからなる。供給管とは、ガス本支管と顧客の敷地
内に敷設されたガス内管との間を接続するガス配管であ
り、供給管コードとは、その供給管を各別に他の供給管
と区別して特定可能な識別コードである。尚、顧客コー
ド、供給管コード、建物コードは、夫々コンピュータ1
1が処理可能な数字列或いは英数字列で構成されてい
る。また、顧客座標とは、顧客の所在、即ちガス供給を
受けている場所を特定可能な座標であり、供給管座標と
は、供給管の所在、即ち供給管の敷設位置を特定可能な
座標であり、地域座標とは、その地域毎に予め設定され
たその地域を代表する地点を特定可能な座標である。ま
た各座標値は、その座標値から顧客や供給管等の所在が
特定可能なものであれば、如何なる座標基準でも構わな
いが、一般的な地球座標基準における緯度経度を使用す
るのが便利である。
【0013】次に、上記した各種既存ファイルに基づい
て、顧客座標の抽出と顧客コードと顧客座標の対応付け
を行い、その結果をテーブル化してなる対応付けテーブ
ルを最終生成ファイル9として生成する手順について説
明する。
て、顧客座標の抽出と顧客コードと顧客座標の対応付け
を行い、その結果をテーブル化してなる対応付けテーブ
ルを最終生成ファイル9として生成する手順について説
明する。
【0014】先ず、顧客情報データベース1、供給管管
理データファイル2、第1データファイル3、第2デー
タファイル4、及び、第3データファイル5に基づい
て、顧客コードと供給管コードとの対応付けを行い、そ
の結果をテーブル化してなる中間生成ファイル8を生成
する。便宜上、これを第1マッチング処理と呼ぶ。図2
に示すように、第1マッチング処理では、供給管管理デ
ータファイル2に登録されている供給管コードが、顧客
コード体系か建物コード体系であるかの区別を行う。供
給管コードが顧客コード体系の場合、つまり顧客が戸建
て住宅の住人である場合は、供給管が各戸建て住宅毎に
敷設されているため、第1データファイル3に基づいて
顧客コードと供給管コードの対応付けを直接行う。ま
た、供給管コードが建物コード体系である場合、つまり
顧客が集合住宅の一住人である場合は、供給管が各集合
住宅毎に敷設されているため、第2データファイル4に
基づいて建物コードと供給管コードの対応付けを行い、
引き続き、第3データファイル5に基づいてその建物コ
ードとその集合住宅に住む複数の顧客コードとの対応付
けを行い、結果として供給管コードと複数の顧客コード
との対応付けを行う。
理データファイル2、第1データファイル3、第2デー
タファイル4、及び、第3データファイル5に基づい
て、顧客コードと供給管コードとの対応付けを行い、そ
の結果をテーブル化してなる中間生成ファイル8を生成
する。便宜上、これを第1マッチング処理と呼ぶ。図2
に示すように、第1マッチング処理では、供給管管理デ
ータファイル2に登録されている供給管コードが、顧客
コード体系か建物コード体系であるかの区別を行う。供
給管コードが顧客コード体系の場合、つまり顧客が戸建
て住宅の住人である場合は、供給管が各戸建て住宅毎に
敷設されているため、第1データファイル3に基づいて
顧客コードと供給管コードの対応付けを直接行う。ま
た、供給管コードが建物コード体系である場合、つまり
顧客が集合住宅の一住人である場合は、供給管が各集合
住宅毎に敷設されているため、第2データファイル4に
基づいて建物コードと供給管コードの対応付けを行い、
引き続き、第3データファイル5に基づいてその建物コ
ードとその集合住宅に住む複数の顧客コードとの対応付
けを行い、結果として供給管コードと複数の顧客コード
との対応付けを行う。
【0015】そして、上記要領で対応付けされた顧客コ
ードが、顧客情報データベース1に登録されている顧客
コードであるかの確認を行い、確認のとれた顧客コード
についてのみ、前記顧客コードと供給管コードの対応付
けの結果を中間生成ファイル8とする。更に、顧客座標
抽出の対象となっている顧客範囲(顧客情報データベー
ス1に登録されている顧客の全部または一部)の顧客コ
ードの内で、前記顧客コードと供給管コードの対応付け
がされていないものが存在する場合は、中間生成ファイ
ル8に、当該顧客コードについては、供給管コードとの
対応付けが無い旨を判別可能に、顧客コードのみを登録
する。尚、本発明に係る顧客座標抽出方法を一台のコン
ピュータ11ではなく複数のコンピュータ11により分
散して処理する場合は、中間生成ファイル8は各コンピ
ュータ11からアクセス可能にネットワーク10上に設
けられる。
ードが、顧客情報データベース1に登録されている顧客
コードであるかの確認を行い、確認のとれた顧客コード
についてのみ、前記顧客コードと供給管コードの対応付
けの結果を中間生成ファイル8とする。更に、顧客座標
抽出の対象となっている顧客範囲(顧客情報データベー
ス1に登録されている顧客の全部または一部)の顧客コ
ードの内で、前記顧客コードと供給管コードの対応付け
がされていないものが存在する場合は、中間生成ファイ
ル8に、当該顧客コードについては、供給管コードとの
対応付けが無い旨を判別可能に、顧客コードのみを登録
する。尚、本発明に係る顧客座標抽出方法を一台のコン
ピュータ11ではなく複数のコンピュータ11により分
散して処理する場合は、中間生成ファイル8は各コンピ
ュータ11からアクセス可能にネットワーク10上に設
けられる。
【0016】引き続き、第1マッチング処理で生成され
た中間生成ファイル8と供給管データファイル6または
地域座標データファイル7に基づいて、顧客座標の抽出
を行い、最終生成ファイル9を生成する。便宜上、これ
を第2マッチング処理と呼ぶ。 図3に示すように、第
2マッチング処理では、中間生成ファイル8の供給管コ
ードが供給管データファイル6に登録されているかの確
認を行い、確認のとれた供給管コードについては、供給
管データファイル6を検索して、各供給管コードに対応
する供給管座標を抽出し、その供給管座標を顧客座標と
して供給管コードとの対応付けを行う。顧客コードと供
給管コードとの対応付けは中間生成ファイル8の検索に
より判明するので、結果として、顧客コードと顧客座標
との対応付けができる。
た中間生成ファイル8と供給管データファイル6または
地域座標データファイル7に基づいて、顧客座標の抽出
を行い、最終生成ファイル9を生成する。便宜上、これ
を第2マッチング処理と呼ぶ。 図3に示すように、第
2マッチング処理では、中間生成ファイル8の供給管コ
ードが供給管データファイル6に登録されているかの確
認を行い、確認のとれた供給管コードについては、供給
管データファイル6を検索して、各供給管コードに対応
する供給管座標を抽出し、その供給管座標を顧客座標と
して供給管コードとの対応付けを行う。顧客コードと供
給管コードとの対応付けは中間生成ファイル8の検索に
より判明するので、結果として、顧客コードと顧客座標
との対応付けができる。
【0017】次に、中間生成ファイル8の供給管コード
が供給管データファイル6に登録されていない場合、或
いは、中間生成ファイル8に顧客コードのみが登録され
ている場合における、中間生成ファイル8の顧客コード
については、供給管データファイル6の検索が不可能で
あるので、当該顧客コードの地域コードに基づいて地域
座標データファイル7を検索し、各地域コードに対応す
る地域座標を抽出し、その地域座標を顧客座標として、
顧客コードとの対応付けを行う。このように、第2マッ
チング処理では、供給管データファイル6と地域座標デ
ータファイル7の2段階の検索により、最終生成ファイ
ル9が生成され、顧客座標の抽出と顧客コードとの対応
付けが完了する。本実施形態では、最終生成ファイル9
は、独立した顧客コードと顧客座標の対応付けテーブル
として生成される。しかし、顧客コードと顧客座標の対
応付けは、最終的に顧客情報データベース1内に形成す
るようにしても構わない。
が供給管データファイル6に登録されていない場合、或
いは、中間生成ファイル8に顧客コードのみが登録され
ている場合における、中間生成ファイル8の顧客コード
については、供給管データファイル6の検索が不可能で
あるので、当該顧客コードの地域コードに基づいて地域
座標データファイル7を検索し、各地域コードに対応す
る地域座標を抽出し、その地域座標を顧客座標として、
顧客コードとの対応付けを行う。このように、第2マッ
チング処理では、供給管データファイル6と地域座標デ
ータファイル7の2段階の検索により、最終生成ファイ
ル9が生成され、顧客座標の抽出と顧客コードとの対応
付けが完了する。本実施形態では、最終生成ファイル9
は、独立した顧客コードと顧客座標の対応付けテーブル
として生成される。しかし、顧客コードと顧客座標の対
応付けは、最終的に顧客情報データベース1内に形成す
るようにしても構わない。
【0018】以下に別実施形態を説明する。 〈1〉上記実施形態では、第1マッチング処理におい
て、対応付けのされた顧客コードが、顧客情報データベ
ース1に登録されている顧客コードであるかの確認を行
うようにしていたが、かかる確認作業は必ずしも行う必
要はない。
て、対応付けのされた顧客コードが、顧客情報データベ
ース1に登録されている顧客コードであるかの確認を行
うようにしていたが、かかる確認作業は必ずしも行う必
要はない。
【0019】〈2〉上記実施形態では、第1マッチング
処理において、供給管管理データファイル2に登録され
ている供給管コードについて対応付け処理を行い、第2
マッチング処理において、その供給管コードが供給管デ
ータファイル6に登録されているかの確認を行うように
していたが、その代わりに、第1マッチング処理におい
て、供給管データファイル6に登録されている供給管コ
ードについて同様の対応付け処理を行い、第2マッチン
グ処理における確認作業を省略するか、或いは、供給管
管理データファイル2に登録されているか否かの確認作
業を行うようにしても構わない。
処理において、供給管管理データファイル2に登録され
ている供給管コードについて対応付け処理を行い、第2
マッチング処理において、その供給管コードが供給管デ
ータファイル6に登録されているかの確認を行うように
していたが、その代わりに、第1マッチング処理におい
て、供給管データファイル6に登録されている供給管コ
ードについて同様の対応付け処理を行い、第2マッチン
グ処理における確認作業を省略するか、或いは、供給管
管理データファイル2に登録されているか否かの確認作
業を行うようにしても構わない。
【0020】〈3〉コンピュータ・ネットワーク10は
必ずしも単一のネットワークでなくても構わない。例え
ば、第1マッチング処理と第2マッチング処理を別々の
ネットワーク上で処理する形態であってもよい。つま
り、第1マッチング処理用のネットワーク上に、顧客情
報データベース1、供給管管理データファイル2、第1
データファイル3、第2データファイル4、及び、第3
データファイル5が設けられ、第2マッチング処理用の
ネットワーク上に、供給管データファイル6及び地域座
標データファイル7が設けられ、中間生成ファイル8を
オフラインで第1マッチング処理から第2マッチング処
理に送付するようにする。
必ずしも単一のネットワークでなくても構わない。例え
ば、第1マッチング処理と第2マッチング処理を別々の
ネットワーク上で処理する形態であってもよい。つま
り、第1マッチング処理用のネットワーク上に、顧客情
報データベース1、供給管管理データファイル2、第1
データファイル3、第2データファイル4、及び、第3
データファイル5が設けられ、第2マッチング処理用の
ネットワーク上に、供給管データファイル6及び地域座
標データファイル7が設けられ、中間生成ファイル8を
オフラインで第1マッチング処理から第2マッチング処
理に送付するようにする。
【0021】〈4〉また、図1に示すシステム例では、
中間生成ファイル8をコンピュータ・ネットワーク10
上に形成したが、第1マッチング処理と第2マッチング
処理を同一のコンピュータ11上で処理する場合は、必
ずしもネットワーク10を介して他のコンピュータから
アクセス可能に生成する必要はなく、当該コンピュータ
11のみが処理可能に生成してもよい。
中間生成ファイル8をコンピュータ・ネットワーク10
上に形成したが、第1マッチング処理と第2マッチング
処理を同一のコンピュータ11上で処理する場合は、必
ずしもネットワーク10を介して他のコンピュータから
アクセス可能に生成する必要はなく、当該コンピュータ
11のみが処理可能に生成してもよい。
【0022】〈5〉更に、顧客座標抽出の対象となって
いる顧客範囲について第1マッチング処理を全て完了し
た後に、第2マッチング処理を行うのではなく、第1マ
ッチング処理で前記顧客範囲の一部について、例えば、
顧客コード毎に、供給管コードと顧客コードとの対応付
けが終了次第、第2マッチング処理を行うようにしても
よい。そして、かかる場合は、中間生成ファイル8は必
ずしも完全な独立したファイルとして生成される必要は
なく、必要な中間データが一時的に保存されていれば足
りる。
いる顧客範囲について第1マッチング処理を全て完了し
た後に、第2マッチング処理を行うのではなく、第1マ
ッチング処理で前記顧客範囲の一部について、例えば、
顧客コード毎に、供給管コードと顧客コードとの対応付
けが終了次第、第2マッチング処理を行うようにしても
よい。そして、かかる場合は、中間生成ファイル8は必
ずしも完全な独立したファイルとして生成される必要は
なく、必要な中間データが一時的に保存されていれば足
りる。
【図1】本発明に係る顧客座標抽出方法の一実施形態に
おけるコンピュータ・ネットワーク上のファイル構成
と、中間生成ファイルと最終生成ファイルの生成過程と
の関係を示す説明図
おけるコンピュータ・ネットワーク上のファイル構成
と、中間生成ファイルと最終生成ファイルの生成過程と
の関係を示す説明図
【図2】本発明に係る顧客座標抽出方法の一実施形態に
おける第1マッチング処理の手順を説明するフローチャ
ート
おける第1マッチング処理の手順を説明するフローチャ
ート
【図3】本発明に係る顧客座標抽出方法の一実施形態に
おける第2マッチング処理の手順を説明するフローチャ
ート
おける第2マッチング処理の手順を説明するフローチャ
ート
1 顧客情報データベース 2 供給管管理データファイル 3 第1データファイル 4 第2データファイル 5 第3データファイル 6 供給管データファイル 7 地域座標データファイル 8 中間生成ファイル 9 最終生成ファイル 10 コンピュータ・ネットワーク 11 コンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス本支管と顧客の敷地内に敷設された
ガス内管との間を接続する供給管を各別に特定する供給
管コードと前記顧客を特定する顧客コードとの対応付け
を、前記供給管コードと前記顧客コードとを対応付ける
第1データファイル、または、前記供給管コードと前記
顧客の建物を特定する建物コードとを対応付ける第2デ
ータファイル及び前記建物コードと前記顧客コードとを
対応付ける第3データファイルを検索することにより行
い、 前記供給管コードとその供給管の所在を示す供給管座標
を各供給管毎に対応付けてなる供給管データファイルに
登録されている供給管コードであって、前記供給管コー
ドとの対応付けができた前記顧客コードに対して、前記
供給管データファイルを検索して、前記供給管座標を前
記顧客の所在を示す顧客座標として抽出することを特徴
とする顧客座標抽出方法。 - 【請求項2】 前記供給管データファイルに登録されて
いる前記供給管コードとの対応付けができない前記顧客
コード、或いは、前記供給管データファイルに登録され
ていない前記供給管コードに対応する前記顧客コードに
対して、前記顧客コードに含まれる地域コードに基づい
てその地域毎に予め設定された地域座標を前記顧客座標
として抽出することを特徴とする請求項1記載の顧客座
標抽出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072372A JP2002269187A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 顧客座標抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072372A JP2002269187A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 顧客座標抽出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002269187A true JP2002269187A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18929962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072372A Pending JP2002269187A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 顧客座標抽出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002269187A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006178914A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Nippon Gas Co Ltd | 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072372A patent/JP2002269187A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006178914A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Nippon Gas Co Ltd | 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法 |
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