JP2006178914A - 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法 - Google Patents

営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006178914A
JP2006178914A JP2004374320A JP2004374320A JP2006178914A JP 2006178914 A JP2006178914 A JP 2006178914A JP 2004374320 A JP2004374320 A JP 2004374320A JP 2004374320 A JP2004374320 A JP 2004374320A JP 2006178914 A JP2006178914 A JP 2006178914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
storage device
customer
information storage
ledger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004374320A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ohara
一彦 大原
Hiroshi Misori
浩 三反
Shigeki Uchida
茂樹 内田
Kohei Kawano
孝平 川野
Kazushige Aoki
一茂 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gas Co Ltd
Tokyo Gas Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gas Co Ltd
Tokyo Gas Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gas Co Ltd, Tokyo Gas Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Gas Co Ltd
Priority to JP2004374320A priority Critical patent/JP2006178914A/ja
Publication of JP2006178914A publication Critical patent/JP2006178914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】営業担当者が迅速に必要な情報にアクセスすることができるとともに、種々の情報を提供することで営業ターゲットの抽出を容易に行うことができる営業支援システムを提供する。
【解決手段】地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、顧客情報を記憶した顧客情報記憶装置と、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置、及び顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された制御装置と、制御装置とネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有する営業支援システムであって、制御装置は、端末装置からの入力情報に基づいて顧客情報記憶装置から顧客情報を読み出すとともに、端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて地図情報記憶装置から地図情報または台帳情報記憶装置から台帳情報を読み出して端末装置に出力することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法に関する。詳しくは、ガス供給のための需要家情報と地図情報、及び台帳情報とを統合的に扱う営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法に関する。
従来から、コンピュータのモニタ画面上に地図を表示させてガスを供給する顧客(需要家)の所在地を確認したりすることが行われていた。この際に、例えば、顧客の顧客コードと顧客座標との対応付けを行えるようにして顧客の所在地に対する自動地図検索を行うようにしたものがある(例えば、以下の特許文献1)。
一方で、顧客の氏名や住所その他の一連の顧客情報をデータベースとして管理し、顧客情報の一部を入力することで住所を確認するなど顧客情報を得ることも行われている。さらには、顧客宅にあるパソコンとガス供給を管理する管理センターとをインターネットで接続して検針を行うシステムも提案されている(例えば以下の特許文献2)
公開特許公報 特開2002−169187号 公開特許公報 特開2003−240597号
しかし、これら地図情報と顧客情報とでは、取り扱う情報が地図と文字という異なる情報であるため、異なる装置(サーバなど)で管理するのが一般的である。したがって、ガスの営業担当者などは顧客情報を管理する装置に出向いて顧客情報を検索し、得られた情報から地図を管理する装置に出向いてその顧客の所在地を確認して営業ターゲットを抽出するなど、迅速に必要な情報にアクセスすることができなかった。そのため、営業担当者は自らの業務を円滑に遂行することができなかった。
また、ガスの供給会社は顧客ごとに工事履歴などを管理する台帳を保存しているが、かかる情報も営業担当者が迅速にアクセスすることができれば便利である。
一方で、顧客情報や地図情報、さらに台帳情報を例えば1台の装置(サーバなど)で管理することも考えられるが、記憶容量が大きくなったり、更新している間使用できないなどの不都合が生じ、必ずしも好ましいとは言えない。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、営業担当者が迅速に必要な情報にアクセスすることができるとともに、種々の情報を提供することで営業ターゲットの抽出を容易に行うことができる営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、営業担当者の営業活動業務の円滑な遂行を行うことができる営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、顧客情報を記憶した顧客情報記憶装置と、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置、及び顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された制御装置と、制御装置とネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有し、制御装置は、端末装置からの入力情報に基づいて顧客情報記憶装置から顧客情報を読み出すとともに、端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて地図情報記憶装置から地図情報または台帳情報記憶装置から台帳情報を読み出して前記端末装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、端末上で顧客情報を得て、この顧客の地図と台帳とを営業担当者が確認することができ、営業ターゲットの抽出を迅速に行い、営業活動の円滑な遂行を行うことができる。
また本発明は、上記営業支援システムにおいて、上記キー情報は、顧客の建物ごとに付与される固有の建物番号であることを特徴としている。これにより、例えば、地図情報や台帳情報を書き換えるなど、更新する手間を省くことができる。
さらに本発明は、上記営業支援システムにおいて、上記キー情報は、顧客記憶装置から読み出した顧客情報に含まれ、制御装置は、読み出した顧客情報からキー情報を取り出して、端末装置からの要求に応じて取り出したキー情報に基づいて地図情報または台帳情報を読み出すことを特徴としている。これにより、例えば、検索した顧客情報に基づいてキー情報をユーザが入力する必要なく地図情報や台帳情報を得ることができる。
さらに本発明は、上記営業支援システムにおいて、地図情報記憶装置に記憶された地図情報は、各端末に地図を表示させるための地図データと、地図上の位置と前記キー情報とからなる地図情報データベースと、から構成され、地図情報記憶装置は、制御装置からキー情報が入力されると地図情報データベースから地図情報の位置を検索し、検索した位置にある地図データを制御装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、文字データであるキー情報と地図データとをマッピングさせることができる。
さらに本発明は、上記営業支援システムにおいて、台帳情報記憶装置に記憶された台帳情報は、顧客ごとの台帳データとキー情報とから構成され、台帳情報記憶装置は、制御装置からキー情報が入力されると台帳情報から台帳データを検索し、この台帳データを制御装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、文字データであるキー情報と台帳データとをマッピングさせることができる。
さらに本発明は、上記営業支援システムにおいて、上記台帳情報記憶装置は、顧客ごとの台帳を台帳データとして取り込む取り込み手段を有することを特徴としている。これにより、例えば、ガス供給会社などがもともと管理保持している台帳を台帳データとしてファイル化し、本営業支援システムにおいて取り扱うことが可能となる。
さらに本発明は、上記営業支援システムにおいて、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置とは、それぞれインターネット上のアドレス情報を有し、制御装置は、アドレス情報に基づいて地図情報記憶装置または台帳情報記憶装置にアクセスしてそれぞれ地図情報または台帳情報を読み出すことを特徴としている。これにより、例えば、インターネットに地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置とを接続して制御装置からアクセスすることが可能となる。
また、上記目的を達成するために本発明は、地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置、及び顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された制御装置と、制御装置とネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有し、制御装置は、端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて地図情報記憶装置から地図情報または台帳情報記憶装置から台帳情報を読み出して端末装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、端末上で顧客の地図と台帳とを営業担当者が確認することができ、営業ターゲットの抽出を迅速に行い、営業活動の円滑な遂行を行うことができる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、顧客情報を記憶した顧客情報記憶装置と、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置、及び顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有する営業支援システムにおける制御方法であって、端末装置からの入力情報に基づいて顧客情報記憶装置から顧客情報を読み出すとともに、端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて地図情報記憶装置から地図情報または台帳情報記憶装置から台帳情報を読み出して前記端末装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、端末上で顧客情報を得て、この顧客の地図と台帳とを営業担当者が確認することができ、営業ターゲットの抽出を迅速に行い、営業活動の円滑な遂行を行うことができる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、地図情報記憶装置と台帳情報記憶装置、及び顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された接続された複数の端末装置とを有する営業支援システムにおける制御方法であって、端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて地図情報記憶装置から地図情報または台帳情報記憶装置から台帳情報を読み出して端末装置に出力することを特徴としている。これにより、例えば、端末上で顧客の地図と台帳とを営業担当者が確認することができ、営業ターゲットの抽出を迅速に行い、営業活動の円滑な遂行を行うことができる。
本発明によれば、営業担当者が迅速に必要な情報にアクセスすることができるとともに、種々の情報を提供して営業ターゲットの抽出を容易に行うことができる営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法を提供することができる。また、営業担当者の営業活動業務の円滑な遂行を行うことができる営業支援システム及び営業支援システムにおける制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用される営業支援システム1の一例である。図1に示す営業支援システム1は、全体としてシステムサーバ10と、マッピングサーバ20、ホストコンピュータ30、ファイリングサーバ40、及びネットワーク50を介して複数の端末601、602、・・・、60nとから構成される。
システムサーバ10は、マッピングサーバ20とホストコンピュータ30と、ファイリングサーバ40と互いに接続されるとともに、ネットワーク50を介して複数の端末601、602、・・・、60nと互いに接続される。システムサーバ10は、ホストコンピュータ30から定期的に需要家情報を受け取り、端末601、602、・・・、60nからの検索情報から対象の需要家情報を検索するとともに、マッピングサーバ20やファイルサーバ40から検索した需要家の地図情報や台帳情報などを受け取り端末601、602、・・・、60nに表示させるようにしている。詳細は後述する。
マッピングサーバ20は、主として地図情報に関するデータを取り扱うためのものである。マッピングサーバ20には、地図データと地図情報データベースとからなる地図ファイルデータベース210を有する。地図データは、いわゆる電子地図であって、マッピングサーバ20や端末601、602、・・・、60nに出力することで、モニタ画面上に地図が表示されるようなっている。また、地図情報データベースは、地図上の位置座標と、需要家の住所、そして建物番号とから主として構成される。地図ファイルデータベース210の詳細は後述する。マッピングサーバ20は、システムサーバ10からアクセスがあったとき、建物番号をキーにして地図情報データベースから位置座標等の情報を得て、この位置座標から該当する地図データを検索して、かかる地図データをシステムサーバ10に出力するようになっている。この詳細も後述する。なお、これらの情報は、担当者がマッピングサーバ20のキーボード等を操作することで地図ファイルデータベース210に入力される。新たに新規の顧客を得た場合に更新される。
ホストコンピュータ30は、需要家の氏名や住所、需要家番号、顧客番号等からなる顧客情報データベースを有する。新たにガス供給の需要家として登録する場合には、担当者がホストコンピュータ30を操作することで、需要家に関するこれらの情報が顧客情報データベースに登録されるようになっている。そして、ホストコンピュータ30は、例えば、毎日に更新した顧客情報データをシステムサーバ10に出力するようになっている。顧客情報データベースの詳細は後述する。
ファイリングサーバ40は、各需要家の台帳(供給管の工事台帳など)を取り込んで電子化(ファイル化)し、需要家ごとに台帳ファイルを有する台帳ファイルデータベースを有する。台帳ファイルデータベースにも建物番号が付与され、システムサーバ10からのアクセスにより、建物番号をキーにして、その建物番号を有する台帳ファイルデータをシステムサーバ10に出力するようになされている。
端末601、602、・・・、60nは、システムサーバ10に接続して需要家に関する検索画面等の各種画面を表示することができる。住所や氏名、建物番号や需要家番号等の各種情報を検索キーとして入力することで、かかる情報がシステムサーバ10に出力され、これらの情報をもとにして、地図データや台帳データがシステムサーバ10から各端末601、602、・・・、60nに出力されてモニタ画面上に表示される。各種画面の例は後述する。
図2は、システムサーバ10の詳細な構成と、営業支援システム1の構成とを示す図である。システムサーバ10は、図2に示すようにCPU101と、ROM102と、インターフェース(I/F)103、及びRAM104とから構成される。
CPU101は、内部バスを介してROM102、I/F103、RAM104と互いに接続され、各種処理を実行する。ROM102は、CPU101で実行されるプログラムを格納するためのものである。CPU101から適宜プログラムが読み出されて、CPU101で処理が実行される。I/F103は、マッピングサーバ20やホストコンピュータ30、及びファイリングサーバ40とネットワーク51を介して接続される。I/F103は、外部から所定の伝送フォーマットで入力された各データをシステムサーバ10内部で処理できるデータに変換し、また処理後のデータが所定の伝送フォーマットに変換されて外部に出力されるようになっている。RAM104は、CPU101で処理中や処理後のデータが格納され、CPU101のワーキングメモリとしての役割を果たす。
また、ファイリングサーバ40にはスキャナ41を有し、需要家ごとの台帳、例えば営業者の作成した供給管工事に関する台帳などをファイリングサーバ40に取り込むことができるようになっている。例えば、ファイリングサーバ40はこれらの台帳データを需要家ごとに異なるファイルとして管理することができる。
図1において、システムサーバ10は、マッピングサーバ20とホストコンピュータ30、及びファイリングサーバ40と直接接続されているように記載されているが、実際には図2に示すように部署内のネットワーク51を介してマッピングサーバ20等と接続されている。そして、この部署内のネットワーク51は社内の外部若しくは内部のインターネット網52を介して別の部署内のネットワーク50と接続されている。図1では、これらのネットワーク51、52、53を総称してネットワーク50と表現している。このよう構成することで、各端末601、602、・・・、60nが営業担当者のいる部署内や、ガス料金の管理者等、それぞれ異なる部署やさらには関連会社に存在し、システムサーバ10を中心にした統一的な営業支援システム1を構成することができる。
以上のように構成された営業支援システム1における動作について図3を用いて簡単に説明する。図3では説明を容易にするため、ネットワーク50等は省略しており、また複数の端末601、602、・・・、60nのうち、1つの端末60nのみ示している。
端末60nは、ネットワーク50を介してシステムサーバ10にアクセスすることで、端末60nのモニタ画面上にメニュー画面が表示される。各メニュー画面の詳細は後述する。そして、営業担当者等のユーザがキーボード等の所定の操作をすることでメニュー画面上から検索キーを入力する。検索キーとしては例えば需要家の氏名や、建物ごとに割り振られた固有の番号である建物番号等である。これらの検索キーに関するデータは、システムサーバ10に出力される。
システムサーバ10には、需要家の氏名や建物番号等の顧客情報データがホストコンピュータ30から予め入力され、格納されている。この顧客情報データは、ホストコンピュータ30にて顧客情報データベース310として管理される。すなわち、例えば顧客情報データベース310を管理する管理者がかかる需要家情報データをホストコンピュータ30に入力することで、顧客情報データベース310が構築されるのである。この顧客情報データベース310の例を図4に示す。図4に示すように顧客情報データベース310は、建物番号311、需要家の住所312、氏名313、需要家番号314、顧客番号315とから構成される。もちろん、実際にはさらに項目を有することになるが説明の便宜のためこれらのみ示すことにする。
建物番号311は、需要家が居住する建物それぞれに付加される固有の番号である。住所312は需要家が居住する地の住所名であり、氏名312は需要家の氏名である。また需要家番号314は、ガスメータが存在する場所ごとに付与される固有の番号であり、マンションやアパートなどの集合住宅では主として各部屋ごとに割り当てられる番号となる。かかる集合住宅では、建物番号311は同じ集合住宅であれば同じ建物番号311が付与されるがガスメータがそれぞれ部屋ごとに存在するのでガスメータごとに異なる需要家番号314が付されることになる。また顧客番号315は需要者ごとに付される固有の番号である。同じ建物番号311を有する住所に異なる需要家が引越してきたときは、建物番号311や需要家番号314は同じであるが顧客番号315が異なるものとなる。
図4に示す例では、建物番号311“131225001”の住所312は“鹿児島県鹿児島市△町×番地○号”であり、この住所には“田中一郎”が居住し、その需要家番号314は“5432167”で、顧客番号315は“432167”となっている。これらの情報は、担当者がホストコンピュータ30上で所定のソフトウェアを実行することで必要事項を入力してかかる顧客情報データベース310が構築される。上述したが、このデータベース310に格納された顧客情報データは毎日、予め決められた時刻やホストコンピュータ30上のマニュアル操作等によりシステムサーバ10に出力されるようになっている。
図3に戻り、システムサーバ10は端末60nからの検索キーを元にして必要な需要家情報をホストコンピュータ30からの顧客情報データから検索する。システムサーバ10はこの検索結果のデータを端末60nに出力することで、端末60nにその検索結果が表示される。ユーザは表示された需要家情報からその需要家の地図を表示させたいときは、後述する操作を画面上で行うことでその地図を表示するためのデータがシステムサーバ10に出力される。システムサーバ10は需要家情報について検索キーをもとに検索したときに、その需要家の建物番号を、例えばRAM104(図2参照)に格納する。そして、地図表示のためのデータが端末60nから入力されたときに、RAM104に格納した建物番号を読み出して、その建物番号を有する地図データを表示させるためのデータをマッピングサーバ20に出力する。マッピングサーバ20は、インターネットにおけるホームページアドレスである固有のURL(Uniform Resource Locator)を有する。このURLにより識別することでシステムサーバ10はマッピングサーバ20にアクセスすることができる。そして、検索した建物番号とともに地図データを読み出すためのデータをシステムサーバ10はマッピングサーバ20に出力する。
マッピングサーバ20には、地図ファイルデータベース210を有する。この地図ファイルデータベース210の例を図5(A)、(B)に示す。この図に示すように地図ファイルデータベース210は、地図データ211(いわゆる電子地図、図5(A)参照)と、その地図上の位置と建物番号等とをユニークに決定するための地図情報データベース212とから構成される。
地図データ211は、マッピングサーバ20や端末60nのモニタ画面上に地図を表示するためのデータである。各家からはガスを供給していることを示すガス管が表示される。また、この地図上では、本営業支援システム1を有するガス会社がガスを供給している家とそうでない家(例えば、他のガス会社がガスを供給している家など)とを区別するために色分けが施されている。このような色分け表示により、地図データ211によって表示される地図からどの地域を重点的に営業を行えばよいか簡単に把握することができる。
地図情報データベース212は、図5(B)に示すように地図上の位置を示す位置情報2121と、建物番号2122と、住所2123とから構成される。位置情報2121は、地図データ211によって表示される地図上の位置を示すもので、例えば図5(B)に示すように2次元座標(x、y)として示される。具体的には、例えば、一つの家が四角形で表現されたときその4つの頂点座標を2次元座標系で示したものが地図情報データベース212に位置情報2121として格納される。この位置座標は、例えば地図上で基点(原点)を決め、この基点からの相対位置によって各建物の位置を決定している。
建物番号2122は、上述した顧客情報データベース310(図4参照)の建物番号311と同じで、需要家が居住する建物ごとに付与される固有の番号である。また住所412も顧客情報データベース310と同様である。図5(B)に示す例では、位置2121“(x1、y1)、(x2、y2)…”(この位置は地図上“山田”氏の位置を示す)の建物番号2122は“131255567”でその住所2123は、“鹿児島県鹿児島市・・・”を示す。なお、この位置2121や建物番号2122、住所2123は、新たにガスを供給する顧客となったとき、担当者がマッピングサーバ20を操作することで地図データ211を書き換えたり、地図情報データベース212に格納されて、地図ファイルデータベース210が構築されることになる。
ここで、マッピングサーバ20は、地図情報データベース212に建物番号2122があるので、システムサーバ10から入力された建物番号をキーにしてこのデータベース212を検索することで、その位置2121を把握し、その位置2121を例えば中心座標として地図データ211を読み出してシステムサーバ10に出力する。そして、システムサーバ10はかかる地図データ211を端末60nに出力することで、端末60nではその検索した需要家の地図情報を得ることができる。これにより、例えば営業者が検索した需要家が地図上でどこに住んでいるのか確認することができ、ガスの不具合等があったときその場所にすぐに出向くことができる。しかも、顧客情報と地図情報という異なるデータを1つの端末60n上で画面表示されるので、別々の端末で顧客情報と地図情報とを確認するような場合と比較して迅速に情報にアクセスでき、業務の円滑な遂行を図ることができる。また、顧客情報データから建物番号をシステムサーバ10で検索して、その建物番号をキー情報にしているため、わざわざ営業担当者が端末60n上で地図情報を得るために建物番号を入力させる必要がなく、迅速に地図情報にアクセスすることができる。
さらに、本営業支援システム1では、需要家ごとの台帳も端末60n上で表示させることもできる。顧客情報を顧客情報データベース310から検索した後、後述する所定の画面操作を行うことで、端末60nからは台帳データを読み出すためのデータがシステムサーバ10に出力される。システムサーバ10は、マッピングサーバ20にアクセスしたときと同様に、ファイリングサーバ40のURLを識別してアクセスし、さらに、RAM104(図2参照)に格納した建物番号の情報をファイリングサーバ40に出力する。ファイリングサーバ40には、台帳ファイルデータベース410を有し、建物番号をキーにしてその番号に一致する台帳データを読み出してシステムサーバ10に出力する。
台帳ファイルデータベース410の例を図6に示す。この図6に示すように台帳ファイルデータベース410は、建物番号411とファイル名412とから構成される。建物番号411は、顧客情報データベース310や地図ファイルデータベース210に格納された建物番号2122と同じである。また、ファイル名412とは台帳をスキャナ41で読み取ったときに付与されるファイルの名称である。このファイル名412は、例えば建物番号411ごとに付与される。図6に示す例では、建物番号“131225001”の建物にはファイル名“001File.tif”が付与されている。そして、ファイリングサーバ40はシステムサーバ10から入力された建物番号をキーにして台帳ファイルデータベース410にアクセスし、ファイル名412を検索してそのファイルにアクセスすることで台帳データを得るのである。
図3に戻り、台帳データはシステムサーバ10に出力されて、さらにシステムサーバ10から端末60nに出力される。これにより、検索した顧客の台帳データを端末60nに表示することができ、例えば、需要家について以前どのような工事を行ったのか、工事やガス漏洩試験を行ったのは何時か等の情報を得ることができる。この場合も、1つの端末60n上で顧客情報と台帳とを確認することができ、営業担当者が現地に出向くときの情報を得ることができる。また、顧客情報データから得た建物番号をキーにして台帳データを得るようにしているため、営業担当者がわざわざ建物番号を端末60nに入力させる必要がなく、迅速に台帳データにアクセスすることできる。
以上から、1つの端末60nで3つの情報、すなわち顧客情報と地図情報、さらに台帳の情報とを得ることができ、ガス供給の新規顧客開拓等、営業担当者の営業活動を迅速に支援することができる。ここで建物番号をキー情報として地図データ211や台帳データを得るようにしたのは、需要家が引越し等で異なる需要家となったときでも建物自体に変更はなく建物番号に変更はないので、新たに営業支援システム1を更新させる必要がないからである。したがって、更新させる必要がない情報をキー情報にすれば建物番号以外であってもよい。例えば、住所情報や地図上の位置情報(緯度、経度や、上述した座標位置)などであってもよい。また、上述したように顧客情報データから検索した顧客情報のうち建物番号をキーにして地図データ211や台帳データを得るようにしているため、端末60nにかかるデータを得るために建物番号を入力する必要がなく迅速に地図や台帳に営業担当者がアクセスすることができる。
次に、図7乃至図20を参照して、システムサーバ10のCPU101(図2参照)が実行する上述した動作の詳細について、適宜各端末601、602、・・・、60nに表示されるメニュー画面を参照しながら説明する。このうち、図7乃至図10はCPU101の処理の動作を示すフローチャートであり、図11乃至図20は端末601、602、・・・、60nに表示されるメニュー画面の例である。
図7に示すようにメインサーバ10のCPU101は、ROM102に格納された本処理を実行するためのプログラムを読み出すことで図7等に示す処理が開始される(ステップS10)。この処理の開始は、例えば端末601、602、・・・、60n上で所定の操作(例えば、電源の立上げ、画面上で本処理を行う項目の選択など)を行うことで、そのデータがシステムサーバ10に入力され、これを契機に開始される。または、システムサーバ10の電源立上げと同時に開始されてもよい。
次いで、CPU101は端末60n(端末601、602、・・・、60n上に表示されるメニューはどれも同じなので以下では、端末60nを代表して説明する)にメインメニューを表示させるよう制御する(ステップS11)。すなわち、CPU101はメインメニューを表示させるためのデータを、ネットワーク50を介して端末60nに出力する。これにより端末60nのモニタ画面上にはメインメニューが表示される。この例を図11に示す。
図11に示すようにメインメニューは、項目表示欄601と、“需要家サブメニュー”項目610と、“需要拡販サブメニュー”項目650、さらに“終了”項目697から主として構成される。項目表示欄601には、モニタ画面600上に表示された画面がメインメニューであることを示す“営業支援メインメニュー”が表示される。“需要家サブメニュー”610は主に、所望の需要家を検索するためのメニュー項目であり、“需要拡販サブメニュー”項目650は主に、営業物件の詳細な事項を確認するためのメニュー項目である。
画面600内にはカーソル603が存在し、ユーザが端末60nに備え付けられたマウス等を操作することで移動し、各項目610等上に移動させてクリック等による操作により各サブメニューに移行するようになっている。また、“終了”697は本営業支援システム1へのアクセスを終了させる場合に選択されるメニュー項目である。なお、各項目610等には番号があり、これを端末60nのキーボード操作等によりユーザが入力することでも、各サブメニュー項目610等への移行や本システムを終了させることができる。なお、画面600上には、さらに現在の日付や時刻を表示する項目602も存在する。
図7に戻り、メインメニューを表示(ステップS11)した後、次いでCPU101は“終了”が選択されたか否か判断する(ステップS12)。図11のメインメニュー画面で“終了”項目697が選択、すなわち、画面600でカーソル603を移動させて“終了”697の項目でクリックされたか、或いは番号“9”が入力されたか否かが判断される。終了が選択されると(本ステップで“YES”のとき)、一連の処理が終了する(ステップS22)。終了が選択されないと(本ステップS12で“NO”のとき)、処理はステップS13に移行する。
ステップS13においてCPU101は、“需要家サブメニュー”が選択されたか否か判断する。すなわち、図11に示すメインメニューで“需要家サブメニュー”項目610が選択されたか否か判断する。“需要家サブメニュー”項目610が選択されると(本ステップS13で“YES”のとき)、CPU101は需要家サブメニューを端末60n上に表示させるよう端末60nを制御する(ステップS14)。ステップS11と同様にサブメニュー表示のためのデータを、ネットワーク50を介して端末60nに出力し、これを受けた端末60nはモニタ画面600上に需要家サブメニューを表示する。かかる需要家サブメニューの例を図12に示す。
需要家サブメニューは図12に示すように、“顧客検索”項目611と、“顧客基本情報照会”項目612と、“その他照会”項目613とから主として構成される。“顧客検索”項目611は、顧客(需要家)を検索するための顧客検索画面に移行するためのメニュー項目である。“顧客基本情報照会”項目612は、顧客の詳細は情報を得るための顧客基本情報照会画面に移行するためのメニュー項目である。“その他照会”項目613は、2つのメニュー以外のものを検索、照会するための画面に移行するための項目である。メインメニュー(図11参照)のときと同様に、カーソル603の移動や、各項目611等に表示された画面番号を入力することで各画面に移行することができる。
図7に戻り、需要家サブメニューが表示された(ステップS14)後、CPU101はメインメニューに戻るための操作が端末60nで行われたか否か判断する(ステップS15)。例えば、端末60nのキーボード操作により予め決められた番号のファンクションキーを押圧することで一つ手前のメニュー画面、すなわち需要家サブメニュー(図12参照)からメインメニュー(図11参照)に戻ることができる。もちろん、それ以外にも種々のものが考えられ、例えば、画面600上で一つ前のメニュー画面に戻るための表示項目を設けて操作するようにしてもよい。メインメニューに戻るための操作を行ったとき(本ステップS15で“YES”のとき)、処理はステップS11に戻り、そうでないとき(本ステップS15で“NO”のとき)はステップS16に移行する。
ステップS16においてCPU101はサブメニューで“顧客検索”が選択されたか否か判断する。この場合も、かかる顧客検索項目611が選択されると、選択されたことを示すデータが端末60nからシステムサーバ10のCPU101に出力される。このデータを検出したか否かにより判断することができる。需要家サブメニューで“顧客検索”項目611が選択されると(本ステップS16で“YES”のとき)、次いでCPU101は顧客検索画面を端末60n上に表示するよう制御する(図8のステップS17)。端末60nに表示される顧客検索画面の例を図13に示す。
顧客検索画面は、図13に示すように項目表示欄601と、表示枠620と、メニュー番号入力部623とから主として構成される。項目表示欄601には、モニタ画面600上に表示された画面が顧客検索画面であることを示すために“顧客検索画面”と表示がなされている。
表示枠620は、入力項目表示部621と検索結果表示部622とから構成される。入力項目表示部621は、主として検索キーを入力するための表示部分であり、検索結果表示部622は、検索結果を表示するための表示部分である。
図13に示すように入力項目表示部621は、主として、処理区分表示部621Aと、検索キー入力部621Bと、番号入力部621Cとから構成される。それ以外にも、営業所コードが表示される表示部や、検索結果表示部622にどのような項目が表示されるのかを示す表示部分もある。
処理区分表示部621Aは、検索キー入力部621Bに入力される検索キーの区分を示すものである。図13に示すように番号“1”を入力部621Bに入力すると、“屋号”(アパートやマンションの名称など)について検索し、番号“2”を入力すると“氏名”で検索することができる。かかる表示により何をキーにして検索しているか把握することができる。図13に示す例では、処理区分“2”、すなわち“氏名”について“山田”を検索キーとした場合を示している。
検索キー入力部621Bは、所望の需要家(顧客)を検索するためにキーとなる情報を入力するためのものである。ここに入力された検索キーが上述したように端末60nからシステムサーバ10に出力されて顧客情報を検索する。本営業支援システム1では、図13の処理区分621Aに示すように、“屋号”、“氏名”、“住所”、“メータ”、“電話番号”、“建物番号”をキーにして検索することができる。もちろん、本発明ではこれに拘泥せず、それ以外の需要家番号や顧客番号、年齢、各地域ごとに割り振られた固有の番号である地域コード等であってもよい。顧客情報データベース310(図3参照)に格納されるべき項目ならどのような情報であってもよい。
番号入力部621Cは、検索結果表示部622に検索順に上から表示された番号を入力するためのものである。この検索番号を入力することで、表示部622に表示された顧客のうちいずれか一人について特定することができる。さらに、この番号と顧客基本情報照会画面への画面番号とを組み合わせることで、その番号により特定した顧客のさらに詳細な情報を表示させることができる。図13の例では、検索結果表示部622に表示された“山田太郎”についての詳細な情報を知りたいので検索番号を示す“1”を番号入力部621Cに入力した場合を示している。“2”番目の“山田花子”について詳細な情報を知りたいときは、番号“2”を入力すればよい。
検索結果表示部622は、検索キー621Bに入力された検索キーを基にしてシステムサーバ10で検索した結果が表示される。番号以外には、顧客(需要家)の住所、電話番号、需要家番号、顧客番号、建物番号等が需要家ごとに表示される。
さらに、画面600の左上方には、各画面に移行するためのメニュー番号入力項目623がある。この入力項目623に番号を入力することで所望のメニュー画面に移行することができる。上述した顧客基本情報照会画面に移行するには、このメニュー番号入力項目623にかかる照会画面の番号を入力することで行われる。すなわち、番号入力部621Cに検索した顧客の検索番号を入力して、メニュー番号入力項目623に顧客基本情報照会画面の画面番号を入力することで、かかる顧客の詳細な情報を示す照会画面に移行できる。図13の例では、かかる照会画面の画面番号を示す“021”が入力された例を示す。
図8に戻り、顧客検索画面を表示させる(ステップS17)と、次いでCPU101は、検索キーで顧客情報を検索する処理を行う(ステップS18)。すなわち、上述した検索画面(図13参照)の検索キー入力部621Bに入力された情報が端末60nからシステムサーバ10のCPU101に出力されて、例えばCPU101は、RAM104などの記憶手段に予め格納されたホストコンピュータ30からの顧客情報データを読み出して一致しているものを検索する。
次いで、CPU101は顧客情報データから検索した顧客の建物番号を取得し(ステップS19)、検索結果を示すデータを再び端末60nに出力することで検索結果を表示させる(ステップS20)。検索した顧客の建物番号は、例えばRAM104に格納される。また、検索結果は上述したように顧客検索画面の検索結果表示部622に表示される(図13参照)。
次いでCPU101は、番号入力部621Cに検索番号が入力され、“メニュー番号”入力項目623に顧客基本情報照会画面の画面番号が入力されたか否か判断する(ステップS21)。画面600上で入力されたこれらの番号の情報は、端末60nからシステムサーバ10のCPU101に入力されるので、かかる情報から判断することができる。
番号が入力されると(ステップS21で“YES”のとき)、顧客基本情報照会画面の表示処理(ステップS222)に移行する。一方、番号が入力されないと(ステップS21で“NO”のとき)、画面表示を維持すべくステップS20に移行して上述の処理を繰り返すことになる。
顧客基本情報照会画面の処理の詳細を図9に示す。まず、CPU101は顧客基本情報表示処理(ステップS22)に移行すると、端末60n上に顧客基本情報照会画面を表示させる処理を行う(ステップS221)。端末60nのモニタ画面600上に表示された顧客基本情報照会画面の例を図14に示す。
顧客基本情報照会画面は、図14に示すように項目表示欄601と、表示枠625と、ポップアップ630を表示させるための表示部628とから主として構成される。項目表示欄601には、本画面が顧客基本情報照会画面であることを示す“顧客基本情報照会画面”が表示されている。表示枠625は、需要家の詳細な基本情報が表示される基本情報表示部626と、需要家のガス使用に関するガス情報表示部627とから構成される。
基本情報表示部626は、顧客検索画面(図13参照)で検索した需要家のさらに詳細は情報が表示される。図14に示す例では、住所や氏名、建物番号、需要家番号等のほかに郵便番号や業種などが表示される。また、ガス情報表示部627にはガス管などを新設した日にち、ガスを最初に開栓した日にち、銀行口座に関する情報、さらにガス料金の支払い等に関する情報も表示される。これらは、顧客情報データベース310に格納された情報であるため、システムサーバ10のCPU101は上述した顧客検索による結果表示と同様に、ホストコンピュータ30から入力された顧客情報データによって表示させることができる。
図9に戻り、CPU101はポップアップ630を表示したか否かを判断する(ステップS223)。端末60nのモニタ画面には、上述した表示部628があり、例えばカーソル603をこの表示部628に移動させて端末60n上でマウスをクリックする等所定の操作を行うことでポップアップ630が表示される(図15参照)。CPU101は、この操作を行ったか否かで本ステップを判断する。ポップアップ630を表示させないとき(本ステップS223で“NO”のとき)、処理はステップS221に移行して上述の処理を繰り返す。一方、ポップアップ630を表示させたとき(本ステップS223で“YES”のとき)、処理はステップS224に移行する。
図15に示すように、このポップアップ630は顧客基本情報照会画面に表示された顧客(需要家)の地図情報を得るための“地図の表示”項目630Aと、台帳情報を得るための“図面の表示”項目630Bの2つの項目からなる。そして、ユーザがマウス等による操作によりカーソル603が、ポップアップ630上の“地図の表示”項目630Aに位置したときは、例えば文字が白表示で、まわりの部分が黒表示となることで“地図の表示”項目630Aが選択されたことを知らせるようにする。この状態でマウスをクリックする等所定の操作を行うことで“地図の表示”項目630Aが選択される。同様に、マウス等の操作でカーソル603を“図面の表示”項目630Bに位置させ、クリック等することで“図面の表示”が選択されることになる。
図9に戻り、ポップアップ630が表示され(ステップS223で“YES”のとき)、“地図の表示”630Aが選択されると(ステップS224で“YES”のとき)、顧客基本情報照会画面に表示された顧客についての地図情報が端末60nのモニタ画面600上に表示される(ステップS225)。一方、“地図の表示”630Aを選択せずに(ステップS224で“NO”のとき)、“図面の表示”630Bが選択されたとき(ステップS230で“YES”のとき)は、顧客基本情報照会画面に表示された顧客の台帳がモニタ画面600上に表示される。
端末60nのモニタ画面600上に地図が表示された例を図16に示す。CPU101は、図15で“地図の表示”項目630Aが選択されると、上述したように地図ファイルデータベース210を有するマッピングサーバ20にアクセスすべく、ROM102などに格納されたマッピングサーバ20のURLを読み出す。そして、CPU101は顧客検索の際にRAM104に保持した建物番号(ステップS19、図8参照)を読み出して、マッピングサーバ20に出力することで、マッピングサーバ20から地図データ211を得るのである。さらに、CPU101は地図データ211を端末60nに出力することで、図16に示す地図がモニタ画面600上に表示される。このとき、顧客基本情報照会画面に表示された顧客の家形が強調表示される。これにより、端末60nを操作するユーザは、地図上でどこの位置に検索した顧客の家が存在するかすぐに見当を付けることができる。なお、図16に示すように画面600の上部にある表示枠にはマッピングサーバ20のURLが表示される。
一方、端末60nのモニタ画面600上に台帳図面が表示された例を図17に示す。図15で“図面の表示”630Bが選択されると、上述したように台帳ファイルデータベース410を有するファイリングサーバ40にアクセスすべく、ROM102などの格納されたファイリングサーバ40のURLを読み出す。そして、CPU101は顧客検索の際にRAM104に保持した建物番号(ステップS19、図8参照)を読み出して、ファイリングサーバ40に出力することで、ファイリングサーバ40から台帳データを得るのである。さらに、CPU101はこの台帳データを端末60nに出力することで、図17に示す台帳がモニタ画面600上に表示されるのである。
図9に戻り、顧客の地図がモニタ画面600上に表示される(ステップS225)と、次いでCPU101は営業情報が選択されたか否か判断する(ステップS226)。図16に示すようにモニタ画面600の表示枠635の右側に“営業情報”項目636があり、カーソル603の移動によりこの項目636上で例えばクリック等の操作により、この項目636が選択されたか否かで判断する。この“営業情報”項目636が選択されないとき(本ステップS226で“NO”のとき)は、ステップS225に移行し上述の処理を繰り返すことになる。
一方、“営業情報”項目636が選択されたとき(ステップS226で“YES”のとき)は、次いでCPU101は“顧客基本情報照会”が選択されたか否か判断する(ステップS227)。図16に示すように“営業情報”項目636が選択されると、ポップアップ637が表示される。このポップアップ637には、図15に示す顧客基本情報照会画面に戻るための“営業基本情報照会”項目637Aと、営業物件についての詳細な情報を照会する画面である営業物件入力・照会画面に移行するための“営業物件入力・照会”項目637Bとから構成される。そして、本ステップS227ではモニタ画面600上でのカーソル603の操作により“営業基本情報照会”項目637Aが選択されると、選択されたことを示す情報が端末60nからシステムサーバ10のCPU101に入力されるため、これにより本ステップ227をCPU101は判断することができる。
“顧客基本情報照会”項目637Aが選択されると(ステップS227で“YES”のとき)、処理はステップS221に移行し、顧客基本情報照会画面に移り、上述の処理を繰り返すことになる。一方、“顧客基本情報照会”項目637Aが選択されないとき(ステップS227で“NO”のとき)、次いでCPU101は“営業物件入力・照会”項目637Bが選択されたか否かを判断する(ステップS228)。CPU101は、モニタ画面600上で“営業物件入力・照会”項目637Bが選択されると、その選択されたことを示す情報が端末60nから入力されるので、この情報が入力されたか否かで判断することができる。
“営業物件入力・照会”項目637Bが選択されないとき(ステップS228で“NO”のとき)、処理はステップS226に移行し上述の処理を繰り返す。一方、“営業物件入力・紹介”項目637Bが選択されると(ステップS228で“YES”のとき)、営業物件入力・照会画面をモニタ画面600上に表示させるべく処理は図10に示すステップS269に移行することになる。
この営業物件入力・照会画面は、メインメニュー上で需要家サブメニュー610を選択して各画面に移行した上述の場合とは異なり、基本的にはメインメニューの需要拡販サブメニュー(図11参照)を選択し、需要拡販サブメニュー画面を表示させ(図18参照)、このサブメニューで“営業物件入力・照会”項目654を選択したときに表示される画面である。しかし、本営業支援システム1では検索した需要家情報から、営業物件入力・照会画面に移行することで、検索した需要家の詳細な営業物件の情報を表示することができ、営業担当者が迅速に営業ターゲットを抽出することができ営業担当者は効率的な営業活動を行うことができる。
まず、メインメニューから営業物件入力・照会画面に移行するまでの処理の詳細を説明し、その後地図表示された画面(図16参照)から営業物件入力・紹介画面に移行するときの処理について説明することにする。
図11に示すメインメニューで“需要拡販サブメニュー”項目650が選択されると、図18に示す需要拡販サブメニューが端末60n上に表示される。すなわち、 “需要家サブメニュー”項目610が選択されずに(ステップS13で“NO”のとき)、“需要拡販サブメニュー”項目650が選択されると(ステップS25で“YES”のとき)、CPU101は需要拡販サブメニューの表示処理(ステップS26)を行う。一方、“需要拡販サブメニュー”650も選択されないとき、処理はステップS12に移行し上述の処理を繰り返すことになる。
需要拡販サブメニューの表示処理(ステップS26)の詳細を図10に示す。まず、かかる表示処理(ステップS26)においてCPU101は、図18に示す需要拡販サブメニューを端末60nのモニタ画面600上に表示させる。具体的には、CPU101が端末60nに対して需要拡販サブメニューを表示させるためのデータを出力することで端末60nのモニタ画面600上に表示される。
このサブメニューは、項目表示欄601と、照会画面枠651と、入力画面枠653と、帳票枠656とから主として構成される。項目表示欄601には、“需要拡販サブメニュー”と表示される。照会画面枠651は、営業物件検索画面に移行するために“営業物件検索”項目652があり、入力画面枠653は上述した営業物件入力・照会画面に移行するための“営業物件入力・照会”項目654と、その他入力画面に移行するための“その他入力”項目655とから構成される。また、帳票枠656には、営業物件の帳票リストをプリント出力するための“営業物件通知リスト出力”項目657がある。
図10に戻り、かかる需要拡販サブメニューが表示されたあと、CPU101はメインメニューに戻るか否かを判断する(ステップS261)。図7のステップ15等と同様に一つ前の画面に戻るためのファンクションキー等の操作が行われたか否かによりCPU101が判断する。かかる操作が行われたとき(本ステップS261で“YES”のとき)、需要家サブメニューからメインメニューに戻るべく処理はステップS11に移行して上述の処理が繰り返されることになる。
一方、メインメニューに戻るための操作が行われないとき(ステップS261で“NO”のとき)、CPU101は“営業物件検索”項目652が選択されたか否か判断する(ステップS262)。すなわち、端末60nのモニタ画面600上でカーソル603の移動によりかかる項目652上でマウスのクリック等の操作、あるいはキーボード等により表示された画面番号“111”を入力、すると、その情報がCPU101に入力されるため、この情報が入力されたか否かで判断することができる。
“営業物件検索”項目652が選択されたとき(ステップS262で“YES”)、CPU101は端末60nのモニタ画面600上に営業物件検索画面を表示させる(ステップS263)。営業物件検索画面の例を図19に示す。
営業物件検索画面は、図19に示すように、項目表示欄601と、表示枠6521、及びメニュー番号入力部623とから主として構成される。表示項目601には、“営業物件検索画面”と表示される。表示枠6521は、入力項目表示部6522と検索結果表示部6523とから構成される。
入力項目表示部6522は、営業物件を検索するための検索キーを主として入力するための表示部分であり、処理区分表示部6522Aと、検索キー入力部6522Bと、番号入力部6522Cとから主として構成される。処理区分表示部6521は、検索キー入力部6522Bに入力される検索キーの区分を示すためのもので、図19に示すように番号“1”は住所、番号“2”は情報区分等を示す。検索キー入力部6522Bには、処理区分表示部6521に表示された区分を示す番号とともに検索項目を入力するためのものである。図19に示す例では、処理区分の番号“5”(設計会社名を示す)で、“山下設計(株)”をキーにして検索していることを示している。番号入力部6522Cは、検索結果表示部6523に表示されたものから左側に表示された検索番号を入力する部分である。この番号を入力することで検索結果のうちどの営業物件についてのものであるかを特定することができる。検索結果表示部6523は、検索キー入力部6522Bに入力された検索キーにより検索結果を表示するためのものである。図19に示す例では、2つの結果が表示されている。
図10に戻り、営業物件検索画面が表示された(ステップS263)後、CPU101は検索キーによる営業物件の検索処理を行う(ステップS264)。営業物件の情報は、ホストコンピュータ30の顧客情報データベース310に格納されているものではなく、予め担当者によってシステムサーバ10のRAM104や図示されていないHDD(Hard Disk Drive)などに記憶されているものである。CPU101は、RAM104等から営業物件情報を読み出して検索キーに一致する項目を検索することで処理を行う。
次いでCPU101は、検索した結果を示すデータを端末60nに出力することで、営業物件検索画面の検索結果表示部6523に検索結果が表示される(ステップS265)。次いでCPU101は、番号が入力されたか否か判断する(ステップS266)。すなわち、検索結果表示部6523に表示された検索番号が番号入力部6522Cに入力され、さらにメニュー番号入力部623に営業物件入力・照会画面の画面番号が入力されたとき、これらの番号を示すデータが端末60nからCPU101に入力されるので、これにより本ステップを判断することができる。番号が入力されると(本ステップS266で“YES”のとき)、後述するステップS269に移行する。
一方、番号が入力されないと(ステップS266で“NO”のとき)、CPU101は次いで需要拡販サブメニューへ戻るための操作が行われたか否か判断する(ステップS267)。すなわち、一つ前の画面に戻るためのファンクションキー等の操作が行われたか否か判断する。操作が行われないと(本ステップS267で“NO”のとき)、処理はステップS265に移行して上述の処理を繰り返すことになる。一方、一つ前の画面へ戻る操作が行われたとき(ステップS267で“YES”のとき)、処理はステップS261に移行し、需要拡販サブメニューに移って、上述の処理を繰り返すことになる。
一方、需要拡販サブメニュー(図18参照)で、“営業物件検索”項目652が選択されずに(ステップS262で“NO”のとき)、“営業物件入力・照会”項目654が選択されたとき(ステップS268で“YES”のとき)、図20に示す営業物件入力・照会画面がモニタ画面600上に表示される。
営業物件入力・照会画面は、営業物件の詳細な情報を表示するためのものである。図20に示すように本画面は、項目表示欄601と表示枠6541とから主として構成される。項目表示欄601には本画面が営業物件入力・照会画面であることを示す表示がなされている。表示枠6541は、営業物件情報の詳細を表示した詳細情報表示部6542と、特記事項等を表示した表示部6543とから構成される。
詳細情報表示部6542は、個別の物件区分の他、物件の所在地を示す住所や、その住所地に近い大きな目印となる建物名等を表示した“目標”、需要家(顧客)の氏名や、需要家番号等が表示される。表示部6543には、営業物件に関するその他特記事項などが表示される。
図10に戻り、営業物件入力・照会画面が表示されると(ステップS268で“YES”のとき)、次いでCPU101は、地図上で位置が指定されていたか否か判断する(ステップS269)。ここでは、地図が表示された状態(図16参照)で営業物件入力・照会画面が表示されたか否かを判断する。すなわち、本ステップS269には3つの画面からの移行される場合が考えられる。
1つ目が、顧客基本情報照会画面(図14、15参照)から顧客の地図を表示させて(図16参照)、ポップアップ637から営業物件入力・照会画面に移行した処理の流れ(ステップS22からステップS228で“YES”が選択された場合の処理の流れ)である。2つ目が、メインメニュー(図11参照)から需要拡販サブメニュー(図18参照)に移行して、営業物件検索画面(図19)を表示させて、営業物件検索後に営業物件入力・照会画面に移行する処理の流れ(ステップS26からステップS266で“YES”が選択された場合の処理の流れ)。3つ目が同じく需要拡販サブメニューを表示させるが直接“営業物件入力・照会”項目654を選択して営業物件入力・照会画面に移行した処理の流れ(ステップS26からステップS262で“NO”が選択され、さらにステップS268で“YES”が選択された場合の処理の流れ)である。
1つ目の処理の流れで営業物件入力・照会画面に移行したとき(ステップS228で“YES”のとき)、すなわちポップアップ637から“営業物件入力・照会”項目637Bが選択されたとき、その選択したことを示す情報が端末60nからCPU101に入力され、これにより本ステップ269を判断する。地図上で位置が指定されていたとき(本ステップS269で“YES”のとき)、次いでCPU101は指定した位置の住所とともに営業物件入力照会画面を端末60nに表示させるようにする(ステップS270)。すなわち、図16に示すように顧客の検索により地図を表示させたとき、検索した顧客(図16上で強調表示された顧客)の住所がこの営業物件入力・照会画面の住所項目に表示される。さらに、氏名や需要家番号も表示される。そして、例えば、この住所をキーにしてシステムサーバ10のRAM104等に記憶された営業物件の情報のうちかかる住所を有する物件の情報を検索して、この営業物件入力・照会画面に表示させることもできる。このように表示することで、顧客検索、地図の表示、台帳の表示、そして営業物件の詳細な情報の表示を一連の処理の中で行うことができ、営業担当者にとっても1つの端末で表示されるため、営業ターゲットの抽出が迅速に行われ、種々の情報を提供することができ効率的な営業活動を行うことができる。
一方、2つ目の処理の流れでは、営業物件検索画面で検索した物件から営業物件入力・照会画面に移行した(ステップS266で“YES”となるまでの処理)もので、地図情報とは関連がないため本ステップS269で“NO”が選択されて、この場合は営業物件検索画面で検索した物件の詳細が表示される(ステップS271)。この場合も、CPU101は営業物件情報のすべてを物件ごとに表示させるようにするためにRAM104等から情報を読み出して端末60nに出力させることで詳細な情報を表示した画面が表示される。
さらに、3つ目の処理の流れでは、需要拡販サブメニューから“営業物件入力・照会”項目654を選択してかかる画面を表示したものである(この場合もステップS269で“NO”が選択されてステップS271に移行)。したがって、詳細情報表示部6542や特記事項を表示した表示部6543には何ら詳細な情報が表示されない状態で画面が表示されることになる。
営業物件入力・照会画面を表示(ステップS270、S271)した後、処理はいずれもステップS267に移行し、上述の処理を繰り返す。ちなみにメインメニューに戻るためには、この営業物件入力・照会画面でファンクションキーを操作する等して一つ手前の需要拡販サブメニューの画面に移行し(ステップS267で“YES”が選択された場合)、さらに需要拡販サブメニューでファンクションキーを操作する等して一つ手前のメインメニューに移行することになる(ステップS261で“YES”が選択された場合)。そして、本システム1を終了させるためには、上述したようにメインメニューで“終了”項目697を選択すればよいことになる(ステップS12で“YES”が選択されたときステップS23に移行して終了)。
何も検索せずに画面が表示されるだけ、という点では、需要家サブメニューが表示されたときに“顧客検索”項目611(図12参照)を選択せずに(図7のステップS16で“NO”のとき)、“顧客基本情報照会”項目612が選択されたとき(図8のステップS30で“YES”のとき)、顧客基本情報照会画面が表示される(ステップS31)場合も同様である。図14や図15に示すように各項目に詳細な情報が表示されずに単に画面が表示されるだけとなる。そして、ファンクションキーの操作等により一つ手前の画面に戻る操作を行うと(ステップS32で“YES”のとき)、処理はステップS14に移行して上述の処理を繰り返すことになる。
一方で、需要家サブメニューで“顧客検索”項目611が選択されずに(ステップS16で“NO”)、さらに“顧客基本情報照会”項目612が選択されずに(ステップS30で“NO”のとき)、“その他紹介”項目613が選択されると(ステップS35で“YES”のとき)、その他照会画面が端末60nのモニタ画面600上に表示される(ステップS36)。図示しないが、顧客検索以外の種々の照会を行うための画面となっている。その画面上で上述したものと同様に、ファンクションキー等の操作により、一つ手前の画面である需要家サブメニューに戻る操作を行うと(ステップS37で“YES”のとき)、ステップS14に移行する。需要家サブメニューへ戻るための操作を行わないと(ステップS37で“NO”のとき)、そのまま、その他照会画面が維持されたままの状態となる(ステップS36)。
一方、“その他紹介”項目613が選択されないと(ステップS35で“NO”のとき)、需要家サブメニューが表示されたままの状態であるのでステップS14に移行することになる。
上述の例では、地図データ211と台帳データとを検索するときに建物番号をキーにして需要家(顧客)の地図データ211や台帳データを得るようにしていたが、それ以外にも例えば、住所情報や地図の位置を示す緯度及び経度情報からであってもよい。かかる情報が予め顧客情報データベース310に格納されて、検索されるとこれらの情報がマッピングサーバ20やファイリングサーバ40に出力される。そして、両サーバ20、40ではこの住所情報をキーにして地図データ211や台帳データを出力できるように情報を構築し、かかるデータをシステムサーバ10、さらに端末60nに出力させればよい。
また、画面番号を入力するメニュー番号入力部623をすべてのメニュー画面上に表示するようにすることで、所望のメニュー画面に移行することも可能である。
図1は、営業支援システム1の全体構成の一例を示す図である。 図2は、営業支援システム1のうちシステムサーバ10の詳細とともに全体構成を示す図である。 図3は、データの流れを説明するための営業支援システム1の構成を示す図である。 図4は、地図ファイルデータベース210の一例を示す図である。 図5は、顧客情報データベース310の一例を示す図である。 図6は、台帳ファイルデータベースの一例を示す図である。 図7は、システムサーバ10のCPU101が実行する処理の動作を示すフローチャートである。 図8は、システムサーバ10のCPU101が実行する処理の動作を示すフローチャートである。 図9は、システムサーバ10のCPU101が実行する処理のうち、顧客基本情報照会画面の表示処理の動作を示すフローチャートである。 図10は、システムサーバ10のCPU101が実行する処理のうち、需要拡販サブメニューの表示処理の動作を示すフローチャートである。 図11は、メインメニューの一例を示す図である。 図12は、需要家サブメニューの一例を示す図である。 図13は、顧客検索画面の一例を示す図である。 図14は、顧客基本情報照会画面の一例を示す図である。 図15は、顧客基本情報照会画面の一例を示す図である。 図16は、地図を表示させた場合のモニタ画面600の一例を示す図である。 図17は、台帳を表示させた場合のモニタ画面600の一例を示す図である。 図18は、需要拡販サブメニューの一例を示す図である。 図19は、営業物件検索画面の一例を示す図である。 図20は、営業物件入力・照会画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 営業支援システム
10 システムサーバ
101 CPU
102 ROM
103 I/F
104 RAM
20 マッピングサーバ
210 地図ファイルデータベース
211 地図データ
212 地図情報データベース
2122 建物番号
30 ホストコンピュータ
310 顧客情報データベース
311 建物番号
40 ファイリングサーバ
41 スキャナ
410 台帳ファイルデータベース
411 建物番号
600 モニタ画面
601 項目表示欄
603 カーソル
610 “需要家サブメニュー”項目
611 “顧客検索”項目
612 “顧客基本情報照会”項目
630 ポップアップ
637 ポップアップ

Claims (10)

  1. 地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、
    台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、
    顧客情報を記憶した顧客情報記憶装置と、
    前記地図情報記憶装置と前記台帳情報記憶装置、及び前記顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された制御装置と、
    前記制御装置と前記ネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有し、
    前記制御装置は、前記端末装置からの入力情報に基づいて前記顧客情報記憶装置から顧客情報を読み出すとともに、前記端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて前記地図情報記憶装置から前記地図情報または前記台帳情報記憶装置から前記台帳情報を読み出して前記端末装置に出力する、ことを特徴とする営業支援システム。
  2. 請求項1記載の営業支援システムにおいて、
    前記キー情報は、顧客の建物ごとに付与される固有の建物番号である、ことを特徴とする営業支援システム。
  3. 請求項1記載の営業支援システムにおいて、
    前記キー情報は、前記顧客記憶装置から読み出した前記顧客情報に含まれ、
    前記制御装置は、前記読み出した顧客情報から前記キー情報を取り出して、前記端末装置からの要求に応じて前記取り出したキー情報に基づいて前記地図情報または前記台帳情報を読み出すことを特徴とする営業支援システム。
  4. 請求項1記載の営業支援システムにおいて、
    前記地図情報記憶装置に記憶された地図情報は、前記各端末に地図を表示させるための地図データと、前記地図上の位置と前記キー情報とからなる地図情報データベースと、から構成され、
    前記地図情報記憶装置は、前記制御装置から前記キー情報が入力されると前記地図情報データベースから前記地図情報の位置を検索し、前記検索した位置にある前記地図データを前記制御装置に出力する、ことを特徴とする営業支援システム。
  5. 請求項1記載の営業支援システムにおいて、
    前記台帳情報記憶装置に記憶された台帳情報は、顧客ごとの台帳データと前記キー情報とから構成され、
    前記台帳情報記憶装置は、前記制御装置から前記キー情報が入力されると前記台帳情報から前記台帳データを検索し、当該台帳データを前記制御装置に出力する、ことを特徴とする営業支援システム。
  6. 請求項5記載の営業支援システムにおいて、
    前記台帳情報記憶装置は、顧客ごとの台帳を台帳データとして取り込む取り込み手段を有する、ことを特徴とする営業支援システム。
  7. 請求項1記載の営業支援システムにおいて、
    前記地図情報記憶装置と前記台帳情報記憶装置には、それぞれインターネット上のアドレス情報を有し、
    前記制御装置は、前記アドレス情報に基づいて前記地図情報記憶装置または前記台帳情報記憶装置にアクセスしてそれぞれ前記地図情報または前記台帳情報を読み出す、ことを特徴とする営業支援システム。
  8. 地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、
    台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、
    前記地図情報記憶装置と前記台帳情報記憶装置、及び前記顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された制御装置と、
    前記制御装置と前記ネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有し、
    前記制御装置は、前記端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて前記地図情報記憶装置から前記地図情報または前記台帳情報記憶装置から前記台帳情報を読み出して前記端末装置に出力する、ことを特徴とする営業支援システム。
  9. 地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、顧客情報を記憶した顧客情報記憶装置と、前記地図情報記憶装置と前記台帳情報記憶装置、及び前記顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された複数の端末装置とを有する営業支援システムにおける制御方法であって、
    前記端末装置からの入力情報に基づいて前記顧客情報記憶装置から顧客情報を読み出すとともに、前記端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて前記地図情報記憶装置から前記地図情報または前記台帳情報記憶装置から前記台帳情報を読み出して前記端末装置に出力する、
    ことを特徴とする制御方法。
  10. 地図情報を記憶した地図情報記憶装置と、台帳情報を記憶した台帳情報記憶装置と、前記地図情報記憶装置と前記台帳情報記憶装置、及び前記顧客情報記憶装置とネットワークを介して接続された接続された複数の端末装置とを有する営業支援システムにおける制御方法であって、
    前記端末装置からの要求に応じキー情報に基づいて前記地図情報記憶装置から前記地図情報または前記台帳情報記憶装置から前記台帳情報を読み出して前記端末装置に出力する、
    ことを特徴とする制御方法。
JP2004374320A 2004-12-24 2004-12-24 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法 Pending JP2006178914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004374320A JP2006178914A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004374320A JP2006178914A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006178914A true JP2006178914A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36732959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004374320A Pending JP2006178914A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006178914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7529096B2 (ja) 2019-06-12 2024-08-06 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355597U (ja) * 1989-09-30 1991-05-29
JPH06110941A (ja) * 1991-11-20 1994-04-22 Tokyo Gas Co Ltd データ検索システム
JP2001357114A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Maeda Corp 建物情報管理方法、管理装置、及びシステム
JP2002269187A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Osaka Gas Co Ltd 顧客座標抽出方法
JP2002268538A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Osaka Gas Co Ltd 地図検索システム
JP2003099522A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Aiki:Kk シロアリ防除工事履歴を伴う保証書の発行方法及びシロアリ防除工事履歴の管理システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355597U (ja) * 1989-09-30 1991-05-29
JPH06110941A (ja) * 1991-11-20 1994-04-22 Tokyo Gas Co Ltd データ検索システム
JP2001357114A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Maeda Corp 建物情報管理方法、管理装置、及びシステム
JP2002268538A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Osaka Gas Co Ltd 地図検索システム
JP2002269187A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Osaka Gas Co Ltd 顧客座標抽出方法
JP2003099522A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Aiki:Kk シロアリ防除工事履歴を伴う保証書の発行方法及びシロアリ防除工事履歴の管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7529096B2 (ja) 2019-06-12 2024-08-06 カシオ計算機株式会社 表示制御装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6691114B1 (en) Geographical information distribution system, geographical information distribution method, geographical information distribution server, and user service providing server
US20020145620A1 (en) Geographic information system for the management and retrieval of location-related drawings and other related electronic files
JP2006285914A (ja) データ検索処理装置及びプログラム
EP2870554A2 (en) Visualization of warehouse operations forecast
JP6243743B2 (ja) 不動産情報表示システム、不動産情報表示方法およびプログラム
JP2006164220A (ja) 不動産物件情報検索システム、不動産物件情報検索方法、及び不動産物件情報検索プログラム、並びに、サーバ装置及び情報処理装置
JP6423272B2 (ja) 法人情報提供装置及びサーバプログラム
KR20000024414A (ko) 인터넷을 기반으로 하는 생활정보 제공장치 및 방법
JP5530173B2 (ja) 組織構造管理ディレクトリを備えたディレクトリシステム及びそのプログラム
JP4712624B2 (ja) 情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム
JP5659753B2 (ja) 帳票システムとサーバと情報処理装置と、その処理方法及びプログラム。
JP2003107990A (ja) 地図情報表示プログラム
JP2006178914A (ja) 営業支援システム、及び営業支援システムにおける制御方法
JP2009301398A (ja) 物件表データの生成方法および生成装置
JP5200976B2 (ja) 周辺環境情報提供システムおよび周辺環境情報提供プログラム
JP2005292933A (ja) 情報検索方法、情報検索システム、情報検索プログラム、記録媒体
JP2009015455A (ja) 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP7502036B2 (ja) 端末装置、情報処理方法、プログラム
US20060111922A1 (en) Home planner system
JP4010495B2 (ja) 施設管理業務支援システム
JP7165716B2 (ja) 公図検索システムの作動方法、及び公図検索システム、並びに公図検索プログラム
JP2005181866A (ja) 地図表示装置
JP4333944B2 (ja) 物件情報収集システム
JP2004118354A (ja) 文書管理システムと文書管理プログラム
JP2007200214A (ja) 情報提供システムとその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810