JP2002268635A - 光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法 - Google Patents
光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法Info
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- JP2002268635A JP2002268635A JP2001062344A JP2001062344A JP2002268635A JP 2002268635 A JP2002268635 A JP 2002268635A JP 2001062344 A JP2001062344 A JP 2001062344A JP 2001062344 A JP2001062344 A JP 2001062344A JP 2002268635 A JP2002268635 A JP 2002268635A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パーシャルROMを用いた技術において、ユ
ーザーの日々の生体状態に合った演奏テンポを有する1
/fゆらぎを変更・編集でき、ユーザーのリラクゼーシ
ョン効果を効果的に向上させるとともに、その記録され
たオーディオプログラムを配布できる、光学的情報記録
媒体の記録再生装置を提供する。 【解決手段】 記録再生装置25が、健康に関する生体
情報データを入力する生体情報データ入力部13,生体
情報データに基づき音楽データにゆらぎ度合情報を出力
する連動音声部132,ゆらぎ度合情報に基づき生体リ
ズムに関するゆらぎ制御信号を生成するゆらぎ制御信号
生成部122,ゆらぎ制御信号に基づき音楽データの小
節・拍数を変更した変更データを出力する演奏テンポ編
集部123,変更データに基づき音楽データを再生する
再生部115をそなえて構成する。
ーザーの日々の生体状態に合った演奏テンポを有する1
/fゆらぎを変更・編集でき、ユーザーのリラクゼーシ
ョン効果を効果的に向上させるとともに、その記録され
たオーディオプログラムを配布できる、光学的情報記録
媒体の記録再生装置を提供する。 【解決手段】 記録再生装置25が、健康に関する生体
情報データを入力する生体情報データ入力部13,生体
情報データに基づき音楽データにゆらぎ度合情報を出力
する連動音声部132,ゆらぎ度合情報に基づき生体リ
ズムに関するゆらぎ制御信号を生成するゆらぎ制御信号
生成部122,ゆらぎ制御信号に基づき音楽データの小
節・拍数を変更した変更データを出力する演奏テンポ編
集部123,変更データに基づき音楽データを再生する
再生部115をそなえて構成する。
Description
【0001】
【従来の技術】自然界においては、1/fゆらぎ(1/
f型ゆらぎ)と呼ばれる変化・リズムが存在することが
知られている。例えば、電流を流された導体の抵抗値は
一定とはならずに、不安定にゆらぐ現象が観察される。
このゆらぎ現象は、その電力スペクトラムが、周波数に
反比例することから、1/fゆらぎと呼ばれている。
f型ゆらぎ)と呼ばれる変化・リズムが存在することが
知られている。例えば、電流を流された導体の抵抗値は
一定とはならずに、不安定にゆらぐ現象が観察される。
このゆらぎ現象は、その電力スペクトラムが、周波数に
反比例することから、1/fゆらぎと呼ばれている。
【0002】この1/fゆらぎは、ろうそくの炎のよう
な自然現象や、音楽に代表される芸術作品や、心拍間隔
のような生理信号の基本リズムなど、広く観察され、人
間の快適感と深く関わっている。特に、音楽において
は、人間が1/fゆらぎを有する音楽(以下、1/fゆ
らぎ音楽と称することがある。)を聴くと、生体にリラ
クゼーション効果(癒し効果)をもたらす。
な自然現象や、音楽に代表される芸術作品や、心拍間隔
のような生理信号の基本リズムなど、広く観察され、人
間の快適感と深く関わっている。特に、音楽において
は、人間が1/fゆらぎを有する音楽(以下、1/fゆ
らぎ音楽と称することがある。)を聴くと、生体にリラ
クゼーション効果(癒し効果)をもたらす。
【0003】また、1/fゆらぎは、連続的であり、か
つ、一様でない変化をする音であり、あたかもゆらゆら
と揺れ動いており、これにより、よいバランスが保たれ
るようになっている。そして、人間の脳は、1/fゆら
ぎにより、心地よさを感じ、刺激されるのである。すな
わち、人間の生理機能と音楽の1/fゆらぎとが結びつ
いており、人間が音楽を聴くと、心身に関して治療的効
果があり、従って、リラクゼーション効果がもたらされ
る。
つ、一様でない変化をする音であり、あたかもゆらゆら
と揺れ動いており、これにより、よいバランスが保たれ
るようになっている。そして、人間の脳は、1/fゆら
ぎにより、心地よさを感じ、刺激されるのである。すな
わち、人間の生理機能と音楽の1/fゆらぎとが結びつ
いており、人間が音楽を聴くと、心身に関して治療的効
果があり、従って、リラクゼーション効果がもたらされ
る。
【0004】従来、人間が、1/fゆらぎ音楽を聴く場
合、CD(Compact-Disc)などの媒体を通じて配布(販
売,譲渡,貸与など)されている。そして、そのCD
は、CDプレーヤなどのオーディオプログラム再生装置
などによって再生されるようになっている。さらに、1
/fゆらぎを用いた提案もなされている。
合、CD(Compact-Disc)などの媒体を通じて配布(販
売,譲渡,貸与など)されている。そして、そのCD
は、CDプレーヤなどのオーディオプログラム再生装置
などによって再生されるようになっている。さらに、1
/fゆらぎを用いた提案もなされている。
【0005】特開平8−328555号公報(以下、公
知文献と称する。)には、人の感情に対し優しくないサ
ウンドを、人間の生体のリズムである1/fのゆらぎを
付加させることで聴き心地の良い音楽に変更することが
できる演奏制御装置が開示されている。この公知文献に
記載された演奏制御装置は、内部に記憶あるいは外部か
ら入力されたディジタル信号による演奏情報に基づき、
内蔵あるいは外部の楽音発生手段を介した楽音発生によ
る演奏を制御するための制御信号を生成する信号生成手
段をそなえている。
知文献と称する。)には、人の感情に対し優しくないサ
ウンドを、人間の生体のリズムである1/fのゆらぎを
付加させることで聴き心地の良い音楽に変更することが
できる演奏制御装置が開示されている。この公知文献に
記載された演奏制御装置は、内部に記憶あるいは外部か
ら入力されたディジタル信号による演奏情報に基づき、
内蔵あるいは外部の楽音発生手段を介した楽音発生によ
る演奏を制御するための制御信号を生成する信号生成手
段をそなえている。
【0006】これにより、演奏制御装置が自ら生成した
1/fゆらぎ制御信号に基づいて音楽が生成され、さら
に、1/fゆらぎ信号生成する手段が変更されることに
よって、その1/fゆらぎの度合いが変更される。従っ
て、ユーザー(聴取者)は、1/fゆらぎを付与でき、
リラクゼーション効果を得られる。
1/fゆらぎ制御信号に基づいて音楽が生成され、さら
に、1/fゆらぎ信号生成する手段が変更されることに
よって、その1/fゆらぎの度合いが変更される。従っ
て、ユーザー(聴取者)は、1/fゆらぎを付与でき、
リラクゼーション効果を得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人間の
生体の状況および調子はともに刻々と変化しているの
で、1/fゆらぎの度合いは、人間の生体の状況および
調子に応じて変化させることができず、十分なリラクゼ
ーション効果を得られないという課題がある。また、公
知文献に記載された演奏制御装置は、MIDI(Musica
l InstrumentDigital Interface)情報を用いたもので
あって、演奏される前のデータについて処理するように
なっている。このため、この演奏制御装置は、1/fゆ
らぎの度合いを変更することができないという課題があ
る。さらに、この演奏制御装置は、オーディオプログラ
ム再生装置などに比較して装置が大規模になるという課
題がある。
生体の状況および調子はともに刻々と変化しているの
で、1/fゆらぎの度合いは、人間の生体の状況および
調子に応じて変化させることができず、十分なリラクゼ
ーション効果を得られないという課題がある。また、公
知文献に記載された演奏制御装置は、MIDI(Musica
l InstrumentDigital Interface)情報を用いたもので
あって、演奏される前のデータについて処理するように
なっている。このため、この演奏制御装置は、1/fゆ
らぎの度合いを変更することができないという課題があ
る。さらに、この演奏制御装置は、オーディオプログラ
ム再生装置などに比較して装置が大規模になるという課
題がある。
【0008】加えて、従来、ユーザーは、異なる度合い
を有する1/fゆらぎ音楽を得るためには、1/fゆら
ぎの度合いが異なる音楽を予め選択しなければならず、
そして、演奏制御装置が必要という不便さがあるという
課題がある。本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、パーシャルROM(ReadOnly Memory)を用
いた技術において、ユーザーの日々の生体状態に合った
演奏テンポを有する1/fゆらぎを変更・編集でき、ユ
ーザーのリラクゼーション効果を効果的に向上させると
ともに、その記録されたオーディオプログラムを配布で
きる、光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的
情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法を提
供することを目的とする。
を有する1/fゆらぎ音楽を得るためには、1/fゆら
ぎの度合いが異なる音楽を予め選択しなければならず、
そして、演奏制御装置が必要という不便さがあるという
課題がある。本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、パーシャルROM(ReadOnly Memory)を用
いた技術において、ユーザーの日々の生体状態に合った
演奏テンポを有する1/fゆらぎを変更・編集でき、ユ
ーザーのリラクゼーション効果を効果的に向上させると
ともに、その記録されたオーディオプログラムを配布で
きる、光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的
情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の光学
的情報記録媒体の記録再生装置は、基板上に記録層を設
けてなり、情報を記録するための情報記録領域をそなえ
てなり、その情報記録領域に再生専用領域と書き換え可
能領域とを有し、再生専用領域が、音楽に関するオーデ
ィオプログラムデータと音楽の演奏テンポに関する演奏
テンポ情報データとを記録された光学的情報記録媒体の
記録再生装置であって、健康に関する生体情報データを
入力する生体情報データ入力部と、生体情報データに基
づいて、オーディオプログラムデータにゆらぎの度合い
に関するゆらぎ度合い情報を出力するゆらぎ度合い出力
部と、ゆらぎ度合い情報に基づいてゆらぎ制御信号を生
成するゆらぎ制御信号生成部と、ゆらぎ制御信号に基づ
いてオーディオプログラムデータの各小節・拍数を変更
した変更データを出力する演奏テンポ編集部と、変更デ
ータに基づいて、オーディオプログラムデータを再生す
る再生部とをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項1)。
的情報記録媒体の記録再生装置は、基板上に記録層を設
けてなり、情報を記録するための情報記録領域をそなえ
てなり、その情報記録領域に再生専用領域と書き換え可
能領域とを有し、再生専用領域が、音楽に関するオーデ
ィオプログラムデータと音楽の演奏テンポに関する演奏
テンポ情報データとを記録された光学的情報記録媒体の
記録再生装置であって、健康に関する生体情報データを
入力する生体情報データ入力部と、生体情報データに基
づいて、オーディオプログラムデータにゆらぎの度合い
に関するゆらぎ度合い情報を出力するゆらぎ度合い出力
部と、ゆらぎ度合い情報に基づいてゆらぎ制御信号を生
成するゆらぎ制御信号生成部と、ゆらぎ制御信号に基づ
いてオーディオプログラムデータの各小節・拍数を変更
した変更データを出力する演奏テンポ編集部と、変更デ
ータに基づいて、オーディオプログラムデータを再生す
る再生部とをそなえて構成されたことを特徴としている
(請求項1)。
【0010】また、前記演奏テンポ編集部は、ゆらぎ制
御信号生成部にて生成されたゆらぎ制御信号に基づい
て、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信号を編集する
ように構成されてもよい(請求項2)。さらに、前記生
体情報データ入力部は、生体センサーを用いて取得され
た第1の生体情報データと、手動入力手段により取得さ
れた第2の生体情報データとのうちの少なくとも一方か
らなる選択生体情報データを入力するように構成されて
もよい(請求項3)。
御信号生成部にて生成されたゆらぎ制御信号に基づい
て、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信号を編集する
ように構成されてもよい(請求項2)。さらに、前記生
体情報データ入力部は、生体センサーを用いて取得され
た第1の生体情報データと、手動入力手段により取得さ
れた第2の生体情報データとのうちの少なくとも一方か
らなる選択生体情報データを入力するように構成されて
もよい(請求項3)。
【0011】そして、前記ゆらぎ度合い出力部は、選択
生体情報データと、生体状態に関する生体状態データと
を関連づけて保持する生体状態データテーブルと、生体
状態データとゆらぎ度合い情報とを関連づけて保持する
ゆらぎ度合い付与テーブルとをそなえて構成されてもよ
い(請求項4)。加えて、前記ゆらぎ制御信号は、1/
fnゆらぎ(nは0以上の整数を表す)の制御信号であ
ることが好ましい(請求項5)。
生体情報データと、生体状態に関する生体状態データと
を関連づけて保持する生体状態データテーブルと、生体
状態データとゆらぎ度合い情報とを関連づけて保持する
ゆらぎ度合い付与テーブルとをそなえて構成されてもよ
い(請求項4)。加えて、前記ゆらぎ制御信号は、1/
fnゆらぎ(nは0以上の整数を表す)の制御信号であ
ることが好ましい(請求項5)。
【0012】また、本発明の光学的情報記録媒体は、基
板上に記録層を設けてなり、情報を記録するための情報
記録領域をそなえてなり、その情報記録領域に再生専用
領域と書き換え可能領域とを有し、再生専用領域が、音
楽に関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テ
ンポに関する演奏テンポ情報データとを記録されたこと
を特徴としている(請求項6)。
板上に記録層を設けてなり、情報を記録するための情報
記録領域をそなえてなり、その情報記録領域に再生専用
領域と書き換え可能領域とを有し、再生専用領域が、音
楽に関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テ
ンポに関する演奏テンポ情報データとを記録されたこと
を特徴としている(請求項6)。
【0013】さらに、前記再生専用領域は、生体情報デ
ータに基づいてオーディオプログラムデータを変更する
変化プログラムを記録されてもよい(請求項7)。加え
て、本発明の光学的情報記録媒体の再生方法は、基板上
に記録層を設けてなり、情報を記録するための情報記録
領域をそなえてなり、その情報記録領域に再生専用領域
と書き換え可能領域とを有し、再生専用領域が、音楽に
関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テンポ
に関する演奏テンポ情報データとを記録された光学的情
報記録媒体の再生方法であって、健康に関する生体情報
データを入力する生体情報データ入力ステップと、生体
情報データに基づいて、オーディオプログラムデータに
ゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出力するゆ
らぎ度合い出力ステップと、ゆらぎ度合い情報に基づい
て1/fmゆらぎ(mは0以上の整数を表す)制御信号
を生成するゆらぎ制御信号作成ステップと、1/fmゆ
らぎ信号に基づいてオーディオプログラムデータの各小
節・拍数を変更した変更データを出力する編集ステップ
と、変更データに基づいて、オーディオプログラムデー
タを再生する再生ステップとをそなえて構成されたこと
を特徴としている(請求項8)。
ータに基づいてオーディオプログラムデータを変更する
変化プログラムを記録されてもよい(請求項7)。加え
て、本発明の光学的情報記録媒体の再生方法は、基板上
に記録層を設けてなり、情報を記録するための情報記録
領域をそなえてなり、その情報記録領域に再生専用領域
と書き換え可能領域とを有し、再生専用領域が、音楽に
関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テンポ
に関する演奏テンポ情報データとを記録された光学的情
報記録媒体の再生方法であって、健康に関する生体情報
データを入力する生体情報データ入力ステップと、生体
情報データに基づいて、オーディオプログラムデータに
ゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出力するゆ
らぎ度合い出力ステップと、ゆらぎ度合い情報に基づい
て1/fmゆらぎ(mは0以上の整数を表す)制御信号
を生成するゆらぎ制御信号作成ステップと、1/fmゆ
らぎ信号に基づいてオーディオプログラムデータの各小
節・拍数を変更した変更データを出力する編集ステップ
と、変更データに基づいて、オーディオプログラムデー
タを再生する再生ステップとをそなえて構成されたこと
を特徴としている(請求項8)。
【0014】また、前記編集ステップは、1/fmゆら
ぎに基づくオーディオプログラムの生成を指示する連動
動作指示信号に基づいて、音楽の小節・拍数に関する時
間伸張信号を編集するように構成されてもよく(請求項
9)、光学的情報記録媒体からデータを読み出すととも
にデータを書き込む読み書き装置が、再生専用領域に予
め記録されたオーディオプログラムデータを読み出す読
み出しステップと、変更データを出力する演奏テンポ編
集部が、読み出しステップにて読み出されたオーディオ
プログラムデータを再編集する再編集ステップと、再編
集ステップにて再編集されたオーディオプログラムデー
タが、書き換え可能領域に記録される書き換え領域記録
ステップとをそなえて構成されてもよい(請求項1
0)。
ぎに基づくオーディオプログラムの生成を指示する連動
動作指示信号に基づいて、音楽の小節・拍数に関する時
間伸張信号を編集するように構成されてもよく(請求項
9)、光学的情報記録媒体からデータを読み出すととも
にデータを書き込む読み書き装置が、再生専用領域に予
め記録されたオーディオプログラムデータを読み出す読
み出しステップと、変更データを出力する演奏テンポ編
集部が、読み出しステップにて読み出されたオーディオ
プログラムデータを再編集する再編集ステップと、再編
集ステップにて再編集されたオーディオプログラムデー
タが、書き換え可能領域に記録される書き換え領域記録
ステップとをそなえて構成されてもよい(請求項1
0)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)本発明の第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態に係るオーディオプログラ
ム編集再生システム(以下、システムと略称することが
ある。)の構成図である。この図1に示す放送・配信シ
ステム(以下、システムと略称することがある。)24
は、音楽や音声などを、ユーザー向けに放送・配信を通
じて提供するとともに、その放送・配信された音楽など
をそのユーザーの生体リズム情報に基づいて変更して利
用するものである。
施の形態を説明する。 (A)本発明の第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態に係るオーディオプログラ
ム編集再生システム(以下、システムと略称することが
ある。)の構成図である。この図1に示す放送・配信シ
ステム(以下、システムと略称することがある。)24
は、音楽や音声などを、ユーザー向けに放送・配信を通
じて提供するとともに、その放送・配信された音楽など
をそのユーザーの生体リズム情報に基づいて変更して利
用するものである。
【0016】このシステム24は、衛星波チャネルによ
る放送,地上波チャネルによる放送,光ファイバによる
配信またはインターネットによる配信を用いて、ユーザ
ーに音声などを放送・配信できるようになっている。す
なわち、このシステム24は、放送・配信された原音楽
データを、各ユーザーの日々の体調に合わせて、編集す
るものである。ここで、編集とは、音楽の演奏テンポに
ついて、元のテンポ(原テンポ)よりも長くしたり、あ
るいは、短くすることを意味する。
る放送,地上波チャネルによる放送,光ファイバによる
配信またはインターネットによる配信を用いて、ユーザ
ーに音声などを放送・配信できるようになっている。す
なわち、このシステム24は、放送・配信された原音楽
データを、各ユーザーの日々の体調に合わせて、編集す
るものである。ここで、編集とは、音楽の演奏テンポに
ついて、元のテンポ(原テンポ)よりも長くしたり、あ
るいは、短くすることを意味する。
【0017】そして、このシステム24は、音楽のほか
に、映像をも放送・配信できるようにもなっている。ま
た、この音楽は、通常の音楽のみならず、種々の音声を
も含まれる。以下の説明においては、これらの音楽およ
び種々の音声を含めてオーディオプログラムということ
がある。すなわち、オーディオプログラムは、音楽と音
楽以外の音声,自然音,合成音などをも含めた情報また
はソフトウェアを意味する。また、このオーディオプロ
グラムをディジタル化したデータは、オーディオプログ
ラムデータと称し、例えば原音楽データ(曲データ)や
音声ファイルなどを意味する。
に、映像をも放送・配信できるようにもなっている。ま
た、この音楽は、通常の音楽のみならず、種々の音声を
も含まれる。以下の説明においては、これらの音楽およ
び種々の音声を含めてオーディオプログラムということ
がある。すなわち、オーディオプログラムは、音楽と音
楽以外の音声,自然音,合成音などをも含めた情報また
はソフトウェアを意味する。また、このオーディオプロ
グラムをディジタル化したデータは、オーディオプログ
ラムデータと称し、例えば原音楽データ(曲データ)や
音声ファイルなどを意味する。
【0018】さらに、システム24においては、ユーザ
ーが、オーディオプログラムを再編集するために、オー
ディオプログラムを作成した著作者に対して、著作人格
権の許諾を得て編集するようにしている。この図1に示
すシステム24は、BS(Broadcast Satellite)21
aと、送信局(中継局)21bと、データ放送・配信会
社26aと、CATV局(CableTelevision or Communi
ty Antenna Television System)26eと、インターネ
ット26bと、回線26c,26dと、オーディオ再生
装置(受信装置)25とをそなえて構成されている。
ーが、オーディオプログラムを再編集するために、オー
ディオプログラムを作成した著作者に対して、著作人格
権の許諾を得て編集するようにしている。この図1に示
すシステム24は、BS(Broadcast Satellite)21
aと、送信局(中継局)21bと、データ放送・配信会
社26aと、CATV局(CableTelevision or Communi
ty Antenna Television System)26eと、インターネ
ット26bと、回線26c,26dと、オーディオ再生
装置(受信装置)25とをそなえて構成されている。
【0019】ここで、データ放送・配信会社26aは、
インターネット26bを介して、オーディオ再生装置2
5に、原音楽データを放送・配信する会社である。これ
により、ユーザーから要望の高い音楽の曲データが、オ
ーディオ再生装置25に設けられた蓄積メモリ(後述す
る蓄積装置23)に蓄積され、ユーザーは所望の機会に
その原音楽データを取り出して再生できる。そして、イ
ンターネット26bは、インターネットプロトコルによ
り規定された網であり、回線26cは、加入者電話回線
または基幹系データ回線である。
インターネット26bを介して、オーディオ再生装置2
5に、原音楽データを放送・配信する会社である。これ
により、ユーザーから要望の高い音楽の曲データが、オ
ーディオ再生装置25に設けられた蓄積メモリ(後述す
る蓄積装置23)に蓄積され、ユーザーは所望の機会に
その原音楽データを取り出して再生できる。そして、イ
ンターネット26bは、インターネットプロトコルによ
り規定された網であり、回線26cは、加入者電話回線
または基幹系データ回線である。
【0020】また、CATV局26eは、有線回線を用
いて原音楽データを送信する放送局である。さらに、回
線26dは、光ファイバ回線である。これにより、リク
エストの高い音楽が回線26dなどを経由してオーディ
オ再生装置25に蓄積されるのである。次に、BS21
aはギガヘルツ帯の周波数を用いて放送電波を送信する
ものであり、送信局21bはVHF(Very High Freque
ncy)帯あるいはUHF(UltraHigh Frequency)帯の周
波数を用いて放送電波を送信するものである。
いて原音楽データを送信する放送局である。さらに、回
線26dは、光ファイバ回線である。これにより、リク
エストの高い音楽が回線26dなどを経由してオーディ
オ再生装置25に蓄積されるのである。次に、BS21
aはギガヘルツ帯の周波数を用いて放送電波を送信する
ものであり、送信局21bはVHF(Very High Freque
ncy)帯あるいはUHF(UltraHigh Frequency)帯の周
波数を用いて放送電波を送信するものである。
【0021】これにより、システム24は、有線および
無線の双方を用いて、音楽の放送・配信が可能となる。
また、ユーザーは4種類の受信チャネルから音楽などを
得ることができる。次に、オーディオ再生装置25は、
基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録する
ための情報記録領域をそなえてなり、その情報記録領域
に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、再生専用
領域が、音楽に関するオーディオプログラムデータと音
楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データとを記録
されたパーシャルROM11(光学的情報記録媒体)の
記録再生装置である。この図1に示すオーディオ再生装
置25は、ユーザーがオーディオプログラムデータ(原
音楽データ)を受信し音楽を再生するとともに、その音
楽を編集し編集した音楽をパーシャルROM11に書き
込めるようになっている。
無線の双方を用いて、音楽の放送・配信が可能となる。
また、ユーザーは4種類の受信チャネルから音楽などを
得ることができる。次に、オーディオ再生装置25は、
基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録する
ための情報記録領域をそなえてなり、その情報記録領域
に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、再生専用
領域が、音楽に関するオーディオプログラムデータと音
楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データとを記録
されたパーシャルROM11(光学的情報記録媒体)の
記録再生装置である。この図1に示すオーディオ再生装
置25は、ユーザーがオーディオプログラムデータ(原
音楽データ)を受信し音楽を再生するとともに、その音
楽を編集し編集した音楽をパーシャルROM11に書き
込めるようになっている。
【0022】このオーディオ再生装置25は、具体的に
は、ミュージックシーケンサまたはミュージックシンセ
サイザによりその機能が実現される。ここで、オーディ
オ再生装置25がミュージックシーケンサである場合に
は、オーディオ再生装置25は、図示を省略するが、例
えばパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)と接続され、そのパソコンから演奏情報を入力さ
れ、その演奏情報に基づいて、外部音源による演奏をさ
せるようになっている。また、その場合、オーディオ再
生装置25は、シーケンサ機能および音源自体を有する
ようにもできる。
は、ミュージックシーケンサまたはミュージックシンセ
サイザによりその機能が実現される。ここで、オーディ
オ再生装置25がミュージックシーケンサである場合に
は、オーディオ再生装置25は、図示を省略するが、例
えばパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)と接続され、そのパソコンから演奏情報を入力さ
れ、その演奏情報に基づいて、外部音源による演奏をさ
せるようになっている。また、その場合、オーディオ再
生装置25は、シーケンサ機能および音源自体を有する
ようにもできる。
【0023】そして、オーディオ再生装置25は、アン
テナ121a,121b,蓄積装置(蓄積)23,チュ
ーナ112,音声デコーダ116,大容量蓄積検索管理
部114,再生部115,生体情報データ入力部13,
連動音声部(ゆらぎ度合い出力部,ゆらぎ度合出力部)
132,1/fゆらぎ信号生成部(制御信号生成部)1
22,演奏テンポ編集部(以下、テンポ編集部と称する
ことがある。)123,オーディオスピーカー14,パ
ーシャルROM光ディスクドライブ装置(読み書き装
置。以下、ドライブ装置という。)2などをそなえて構
成されている。
テナ121a,121b,蓄積装置(蓄積)23,チュ
ーナ112,音声デコーダ116,大容量蓄積検索管理
部114,再生部115,生体情報データ入力部13,
連動音声部(ゆらぎ度合い出力部,ゆらぎ度合出力部)
132,1/fゆらぎ信号生成部(制御信号生成部)1
22,演奏テンポ編集部(以下、テンポ編集部と称する
ことがある。)123,オーディオスピーカー14,パ
ーシャルROM光ディスクドライブ装置(読み書き装
置。以下、ドライブ装置という。)2などをそなえて構
成されている。
【0024】ここで、アンテナ121a,121bは、
それぞれ、衛星波,VHF波(およびUHF波)の放送
電波を受信するものである。また、チューナ112は、
BS21a,送信局21b,CATV局26e,インタ
ーネット26bをそれぞれ介して入力された原音楽デー
タを復調するものである。このチューナ112は、その
復調した原音楽データを、ベースバンド信号に変換して
出力するようになっており、ベースバンド信号がユーザ
ー向けに復調されるのである。なお、チューナ112の
機能は、映像復調回路や音声復調回路により実現され
る。そして、蓄積装置23は、4種類の受信チャネルに
対応する原音楽データを蓄積するものであって、この機
能は、例えばハードディスク,RAM(Random Access
Memory)により実現される。さらに、ドライブ装置2
は、後述するパーシャルROM11からデータを読み出
すとともに、データを書き込むものである。このデータ
読み書きの方法は、レーザ光を用いたものであり、公知
なので、その詳細を省略する。
それぞれ、衛星波,VHF波(およびUHF波)の放送
電波を受信するものである。また、チューナ112は、
BS21a,送信局21b,CATV局26e,インタ
ーネット26bをそれぞれ介して入力された原音楽デー
タを復調するものである。このチューナ112は、その
復調した原音楽データを、ベースバンド信号に変換して
出力するようになっており、ベースバンド信号がユーザ
ー向けに復調されるのである。なお、チューナ112の
機能は、映像復調回路や音声復調回路により実現され
る。そして、蓄積装置23は、4種類の受信チャネルに
対応する原音楽データを蓄積するものであって、この機
能は、例えばハードディスク,RAM(Random Access
Memory)により実現される。さらに、ドライブ装置2
は、後述するパーシャルROM11からデータを読み出
すとともに、データを書き込むものである。このデータ
読み書きの方法は、レーザ光を用いたものであり、公知
なので、その詳細を省略する。
【0025】次に、音声デコーダ116は、音声データ
(音声信号)と補助データ(補助信号)とを含む原音楽
データを復調し、音声データと補助データとを出力する
ものである。この音声データとは、音声をディジタル化
したものである。また、補助データとは、検索または管
理するためのデータであって、例えば電子番組表,文字
多重信号および現在送出されているオーディオプログラ
ムを補完するための補完データである。
(音声信号)と補助データ(補助信号)とを含む原音楽
データを復調し、音声データと補助データとを出力する
ものである。この音声データとは、音声をディジタル化
したものである。また、補助データとは、検索または管
理するためのデータであって、例えば電子番組表,文字
多重信号および現在送出されているオーディオプログラ
ムを補完するための補完データである。
【0026】そして、音声デコーダ116は第1デコー
ダ(NTSC[National Television System Committe
e]デコーダ)113と第2デコーダ(VBI[Vertica
l Blanking Interval:垂直ブランキング期間]データ
デコーダ)120とを有する。この第1デコーダ113
は、放送・配信されたデータを復調して音声データを蓄
積部114に出力するものであって、例えばNTSCデ
コーダが用いられる。
ダ(NTSC[National Television System Committe
e]デコーダ)113と第2デコーダ(VBI[Vertica
l Blanking Interval:垂直ブランキング期間]データ
デコーダ)120とを有する。この第1デコーダ113
は、放送・配信されたデータを復調して音声データを蓄
積部114に出力するものであって、例えばNTSCデ
コーダが用いられる。
【0027】さらに、第2デコーダ120は、放送・配
信された補助データを復調してその補助データを蓄積部
114および連動音声部132に入力するものであっ
て、例えばVBIデータデコーダが用いられる。従っ
て、ユーザーは、原音楽データを、放送・配信方式の種
類にかかわらず、有線または無線を介して得られ、ま
た、システム24は、オーディオ再生装置25の設置場
所や受信形態によらず、多数のユーザーを獲得できるよ
うになる。
信された補助データを復調してその補助データを蓄積部
114および連動音声部132に入力するものであっ
て、例えばVBIデータデコーダが用いられる。従っ
て、ユーザーは、原音楽データを、放送・配信方式の種
類にかかわらず、有線または無線を介して得られ、ま
た、システム24は、オーディオ再生装置25の設置場
所や受信形態によらず、多数のユーザーを獲得できるよ
うになる。
【0028】続いて、生体情報データ入力部13は、健
康に関する生体情報データを入力するものであり、生体
センサー130とリモコン装置(手動入力手段)131
とをそなえて構成されている。この生体センサー130
は、ユーザーの生体情報データ(第1の生体情報デー
タ)を取得するものである。この生体情報データとは、
健康に関するものであって、例えば、脈拍,心拍計また
は一日における歩行数などの身体に関する医学的情報デ
ータである。なお、生体センサー130は、歩行数を計
測するためには、携帯可能な歩数計を使用するようにも
できる。換言すれば、生体センサー130は、測定装置
としても機能している。
康に関する生体情報データを入力するものであり、生体
センサー130とリモコン装置(手動入力手段)131
とをそなえて構成されている。この生体センサー130
は、ユーザーの生体情報データ(第1の生体情報デー
タ)を取得するものである。この生体情報データとは、
健康に関するものであって、例えば、脈拍,心拍計また
は一日における歩行数などの身体に関する医学的情報デ
ータである。なお、生体センサー130は、歩行数を計
測するためには、携帯可能な歩数計を使用するようにも
できる。換言すれば、生体センサー130は、測定装置
としても機能している。
【0029】さらに、リモコン装置131は、ユーザー
の生体情報データ(第2の生体情報データ)を取得する
ものであって、この生体情報データはユーザー自身の手
により入力(以下、手動入力と略称することがある。)
されるようになっている。そして、以下に述べる連動音
声部132にて、このリモコン装置131からの情報と
生体センサー130からの生体情報とから、ユーザーの
生体状態が得られる。すなわち、この生体状態から原音
楽に与えるゆらぎの度合いが得られるのである。
の生体情報データ(第2の生体情報データ)を取得する
ものであって、この生体情報データはユーザー自身の手
により入力(以下、手動入力と略称することがある。)
されるようになっている。そして、以下に述べる連動音
声部132にて、このリモコン装置131からの情報と
生体センサー130からの生体情報とから、ユーザーの
生体状態が得られる。すなわち、この生体状態から原音
楽に与えるゆらぎの度合いが得られるのである。
【0030】そして、これらの生体センサー130,リ
モコン装置131の後段に設けられた連動音声部132
に入力されるデータ(選択生体情報データ)は、生体セ
ンサー130を用いて取得された生体情報データと、リ
モコン装置131により取得された生体情報データとの
両方またはいずれか一方からなる。すなわち、生体情報
データ入力部13が、この選択生体情報データを連動音
声部132に入力するようになっている。
モコン装置131の後段に設けられた連動音声部132
に入力されるデータ(選択生体情報データ)は、生体セ
ンサー130を用いて取得された生体情報データと、リ
モコン装置131により取得された生体情報データとの
両方またはいずれか一方からなる。すなわち、生体情報
データ入力部13が、この選択生体情報データを連動音
声部132に入力するようになっている。
【0031】これにより、種々の生体情報に基づいて編
集されるので、正確かつきめ細かい編集が可能となる。
また、ユーザーの手動入力により、原音楽から新たな1
/fゆらぎ音楽を生成することを開始させるようにもで
き、取り扱いが簡便になる。なお、生体情報は、生体セ
ンサー130,リモコン装置131を用いて入力するほ
かに、他の場所において取得された生体情報を、例えば
インターネット26bや電話網(図示省略)を介して入
力することもできる。このようにすれば、遠隔的に取得
された生体情報も利用できるようになる。
集されるので、正確かつきめ細かい編集が可能となる。
また、ユーザーの手動入力により、原音楽から新たな1
/fゆらぎ音楽を生成することを開始させるようにもで
き、取り扱いが簡便になる。なお、生体情報は、生体セ
ンサー130,リモコン装置131を用いて入力するほ
かに、他の場所において取得された生体情報を、例えば
インターネット26bや電話網(図示省略)を介して入
力することもできる。このようにすれば、遠隔的に取得
された生体情報も利用できるようになる。
【0032】次に、原音楽から生成される1/fゆらぎ
音楽について説明する。よく知られているように、1/
fゆらぎは、ラジオのブラックノイズのいわゆる「ザー
音」と、メトロノームのような規則正しい音との中間の
音であって、不規則さと規則正しさとが調和している。
従って、人間は、1/fゆらぎにより、脳を心地よく刺
激されると、リラクゼーション効果を感じるのである。
また、ゆらぎは、メロディ、音の強弱、ハーモニーなど
のすべてを要素として有する。この機能は、CPU(Ce
ntral Processing Unit),ROM,RAMおよびIC
(Integrated Circuit)などが協働することにより実現
される。
音楽について説明する。よく知られているように、1/
fゆらぎは、ラジオのブラックノイズのいわゆる「ザー
音」と、メトロノームのような規則正しい音との中間の
音であって、不規則さと規則正しさとが調和している。
従って、人間は、1/fゆらぎにより、脳を心地よく刺
激されると、リラクゼーション効果を感じるのである。
また、ゆらぎは、メロディ、音の強弱、ハーモニーなど
のすべてを要素として有する。この機能は、CPU(Ce
ntral Processing Unit),ROM,RAMおよびIC
(Integrated Circuit)などが協働することにより実現
される。
【0033】さらに詳述すると、このゆらぎ制御信号
は、1/fnゆらぎ(nは0以上の整数を表す)の制御
信号である。自然界には、1/f0ゆらぎと、1/f1ゆ
らぎと、1/f2ゆらぎとが知られている。1/f0ゆら
ぎは、音の進行が支離滅裂であって唐突なものであり、
1/f1ゆらぎは、中位のものであって比較的安定した
ものであり、かつ、人間にとって、一番調和のとれたも
のであることが多い。また、1/f2ゆらぎは、緩慢で
あり非常に安定したものである。なお、1/fゆらぎの
種類を変更したり、ゆらぎの程度を変更することもでき
る。加えて、また、1/fゆらぎについては、任意の相
乗積fmであってもよい。
は、1/fnゆらぎ(nは0以上の整数を表す)の制御
信号である。自然界には、1/f0ゆらぎと、1/f1ゆ
らぎと、1/f2ゆらぎとが知られている。1/f0ゆら
ぎは、音の進行が支離滅裂であって唐突なものであり、
1/f1ゆらぎは、中位のものであって比較的安定した
ものであり、かつ、人間にとって、一番調和のとれたも
のであることが多い。また、1/f2ゆらぎは、緩慢で
あり非常に安定したものである。なお、1/fゆらぎの
種類を変更したり、ゆらぎの程度を変更することもでき
る。加えて、また、1/fゆらぎについては、任意の相
乗積fmであってもよい。
【0034】従って、人間の生理機能と音楽のゆらぎの
構造とが結びつけられているので、オーディオ再生装置
25は、適切なリラクゼーション効果を得られる。ま
た、連動音声部132は、生体情報データに基づいて、
オーディオプログラムデータにゆらぎの度合い(ゆらぎ
度合)に関するゆらぎ度合い情報を出力するものであ
る。また、連動音声部132は、選択生体情報データに
基づいて、連動動作指示信号をテンポ編集部123に出
力するようにもなっている。ここで、ゆらぎ度合いと
は、後述する図7を用いて説明するが、音楽の演奏テン
ポを早くするか遅くするかなどの度合いを表す。
構造とが結びつけられているので、オーディオ再生装置
25は、適切なリラクゼーション効果を得られる。ま
た、連動音声部132は、生体情報データに基づいて、
オーディオプログラムデータにゆらぎの度合い(ゆらぎ
度合)に関するゆらぎ度合い情報を出力するものであ
る。また、連動音声部132は、選択生体情報データに
基づいて、連動動作指示信号をテンポ編集部123に出
力するようにもなっている。ここで、ゆらぎ度合いと
は、後述する図7を用いて説明するが、音楽の演奏テン
ポを早くするか遅くするかなどの度合いを表す。
【0035】また、連動動作指示信号は、指示信号,作
成指示信号または再生指示信号とも称され、以下、指示
信号と略称する。この指示信号は、連動音声部132か
ら出力されたゆらぎ度合い情報を含むようになってい
る。具体的には、連動音声部132は、1/fゆらぎ信
号生成部122,後述するテンポ編集部123および再
生部115に対してそれぞれ、指示信号を入力するよう
になっている。
成指示信号または再生指示信号とも称され、以下、指示
信号と略称する。この指示信号は、連動音声部132か
ら出力されたゆらぎ度合い情報を含むようになってい
る。具体的には、連動音声部132は、1/fゆらぎ信
号生成部122,後述するテンポ編集部123および再
生部115に対してそれぞれ、指示信号を入力するよう
になっている。
【0036】ここで、図1に示す指示信号とは、所定の
度合いを有する1/fゆらぎを生成する旨の指示信号で
ある。この指示信号が出力されるタイミングは、ユーザ
ーがリモコン装置131により生体情報を手動入力して
連動音声部132にてその生体情報に基づく連動動作を
処理されたときである。このユーザーの手動入力によ
り、その時点において再生されているオーディオプログ
ラムから、新たな1/fゆらぎを有するオーディオプロ
グラムへと変更されるようになっている。また、この指
示信号が、テンポ編集部123に入力されることによっ
て、テンポ編集部123は、新たなオーディオプログラ
ムの編集を開始する。さらに、指示信号は、補助データ
と生体情報データとのそれぞれに関連づけられ、テンポ
およびゆらぎに関する指示する機能をも有する。
度合いを有する1/fゆらぎを生成する旨の指示信号で
ある。この指示信号が出力されるタイミングは、ユーザ
ーがリモコン装置131により生体情報を手動入力して
連動音声部132にてその生体情報に基づく連動動作を
処理されたときである。このユーザーの手動入力によ
り、その時点において再生されているオーディオプログ
ラムから、新たな1/fゆらぎを有するオーディオプロ
グラムへと変更されるようになっている。また、この指
示信号が、テンポ編集部123に入力されることによっ
て、テンポ編集部123は、新たなオーディオプログラ
ムの編集を開始する。さらに、指示信号は、補助データ
と生体情報データとのそれぞれに関連づけられ、テンポ
およびゆらぎに関する指示する機能をも有する。
【0037】図4は本発明の第1実施形態に係る連動音
声部132のブロック図であり、生体状態データテーブ
ル43aと、ゆらぎ度合い付与テーブル44とをそなえ
て構成されている。この生体状態データテーブル43a
は、選択生体情報データと、生体状態に関する生体状態
データとを関連づけて保持するものであり、また、ゆら
ぎ度合い付与テーブル44は、生体状態データとゆらぎ
度合い情報とを関連づけて保持するものである。これら
のテーブルは、いずれも、ROMなどにより実現され
る。
声部132のブロック図であり、生体状態データテーブ
ル43aと、ゆらぎ度合い付与テーブル44とをそなえ
て構成されている。この生体状態データテーブル43a
は、選択生体情報データと、生体状態に関する生体状態
データとを関連づけて保持するものであり、また、ゆら
ぎ度合い付与テーブル44は、生体状態データとゆらぎ
度合い情報とを関連づけて保持するものである。これら
のテーブルは、いずれも、ROMなどにより実現され
る。
【0038】図6は本発明の第1実施形態に係る生体状
態データテーブル43aに記録された情報の一例を示す
図であり、この図6に示す生体状態データテーブル43
aは、「生体情報」と「入力元」と「生体状態」とをそ
れぞれ関連づけて記録するようになっている。この生体
情報とは、「本日は腰が痛い」,「昨日はサッカーをし
た」,「中程度の疲労」,「寝不足」などのユーザーの
身体に何らかの影響を与える可能性がある情報である。
また、入力元とは、リモコン装置131から入力された
ものであるのか、あるいは、生体センサー130から入
力されたものであるのかを識別するための情報である。
さらに、生体状態とは、「中程度の疲労」などの疲労度
の大きさや、「腰痛有り」などの自覚症状や、「脈拍」
などの身体の状態を表す情報であり、医学的に診断でき
る情報である。
態データテーブル43aに記録された情報の一例を示す
図であり、この図6に示す生体状態データテーブル43
aは、「生体情報」と「入力元」と「生体状態」とをそ
れぞれ関連づけて記録するようになっている。この生体
情報とは、「本日は腰が痛い」,「昨日はサッカーをし
た」,「中程度の疲労」,「寝不足」などのユーザーの
身体に何らかの影響を与える可能性がある情報である。
また、入力元とは、リモコン装置131から入力された
ものであるのか、あるいは、生体センサー130から入
力されたものであるのかを識別するための情報である。
さらに、生体状態とは、「中程度の疲労」などの疲労度
の大きさや、「腰痛有り」などの自覚症状や、「脈拍」
などの身体の状態を表す情報であり、医学的に診断でき
る情報である。
【0039】これにより、まず、ユーザーは、リモコン
装置131を用いて、「本日は腰が痛い」,「昨日はサ
ッカーした」といった生体情報を、手動入力する。ま
た、この入力と同時に、生体センサー130による「脈
拍」などの医学的データが連動音声部132に入力され
る。そして、連動音声部132の生体状態データテーブ
ル43aにおいて、生体センサー130とリモコン装置
131とのそれぞれから入力された生体情報が、パック
プロパゲーション法によるニューラルネットによって処
理される。なお、このニューラルネットは、予め、入力
された生体情報に対応して重み付けされるようになって
いる。
装置131を用いて、「本日は腰が痛い」,「昨日はサ
ッカーした」といった生体情報を、手動入力する。ま
た、この入力と同時に、生体センサー130による「脈
拍」などの医学的データが連動音声部132に入力され
る。そして、連動音声部132の生体状態データテーブ
ル43aにおいて、生体センサー130とリモコン装置
131とのそれぞれから入力された生体情報が、パック
プロパゲーション法によるニューラルネットによって処
理される。なお、このニューラルネットは、予め、入力
された生体情報に対応して重み付けされるようになって
いる。
【0040】また、これにより、生体状態データテーブ
ル43aの生体状態について、ユーザーの身体疲労の程
度(「中程度の疲労」など)と判断されているので、ユ
ーザーは、生体状態を得ることができる。図7は本発明
の第1実施形態に係るゆらぎ度合い付与テーブル44に
記録された情報の一例を示す図である。この図7に示す
ゆらぎ度合い付与テーブル44は、生体状態とゆらぎ度
合い(ゆらぎの度合い)とを関連付けるものであり、例
えば「中程度の疲労」に対しては、1を乗じて(x1と
表示されたもの)、ゆらぎ度合いを変更しない。一方、
「寝不足」に対しては、0.2を乗じて(x0.2)、
ゆらぎ度合いが、20%になる。
ル43aの生体状態について、ユーザーの身体疲労の程
度(「中程度の疲労」など)と判断されているので、ユ
ーザーは、生体状態を得ることができる。図7は本発明
の第1実施形態に係るゆらぎ度合い付与テーブル44に
記録された情報の一例を示す図である。この図7に示す
ゆらぎ度合い付与テーブル44は、生体状態とゆらぎ度
合い(ゆらぎの度合い)とを関連付けるものであり、例
えば「中程度の疲労」に対しては、1を乗じて(x1と
表示されたもの)、ゆらぎ度合いを変更しない。一方、
「寝不足」に対しては、0.2を乗じて(x0.2)、
ゆらぎ度合いが、20%になる。
【0041】これにより、1/fゆらぎ信号から原音楽
オーディオプログラムの各小節、拍の編集方法を得る。
この実施例では演奏テンポの楽譜上のテンポと1/fゆ
らぎ信号から、各小節、拍の新たな演奏テンポを得る。
この新たな演奏テンポと実演奏テンポとにより、実演奏
の各小節、拍の時間と、新たな演奏テンポによる各小
節、拍時間との時間上における比率である時間伸長比率
を得る。そして、1/fゆらぎ信号各小節、拍に順次対
応しているため、時間伸長比率も順次作成されていくの
である。
オーディオプログラムの各小節、拍の編集方法を得る。
この実施例では演奏テンポの楽譜上のテンポと1/fゆ
らぎ信号から、各小節、拍の新たな演奏テンポを得る。
この新たな演奏テンポと実演奏テンポとにより、実演奏
の各小節、拍の時間と、新たな演奏テンポによる各小
節、拍時間との時間上における比率である時間伸長比率
を得る。そして、1/fゆらぎ信号各小節、拍に順次対
応しているため、時間伸長比率も順次作成されていくの
である。
【0042】次に、図1において、1/fゆらぎ信号生
成部(ゆらぎ制御信号生成部)122は、ゆらぎ度合い
情報に基づいて例えば生体リズムに関するゆらぎ制御信
号(1/fゆらぎ制御信号)を生成するものである。こ
のゆらぎ制御信号は、原音楽オーディオプログラムの各
小節と拍とについての編集手法に関する情報が含まれる
ようになっている。なお、この1/fゆらぎ信号生成部
122の機能は、CPU,ROM,RAMなどが協働す
ることにより実現される。加えて、1/fゆらぎ信号生
成部122は生体情報に限定されず、生体に対して1/
fゆらぎに関係する周囲の環境状態を取得可能なセンサ
ー情報を用いて制御されるようにもできる。また、この
制御は、所定の制御パターンに従うようにもできる。こ
の周囲の環境状態の一例は、温度、湿度、風速、照明の
照度、商用電波の周波数が考えられる。
成部(ゆらぎ制御信号生成部)122は、ゆらぎ度合い
情報に基づいて例えば生体リズムに関するゆらぎ制御信
号(1/fゆらぎ制御信号)を生成するものである。こ
のゆらぎ制御信号は、原音楽オーディオプログラムの各
小節と拍とについての編集手法に関する情報が含まれる
ようになっている。なお、この1/fゆらぎ信号生成部
122の機能は、CPU,ROM,RAMなどが協働す
ることにより実現される。加えて、1/fゆらぎ信号生
成部122は生体情報に限定されず、生体に対して1/
fゆらぎに関係する周囲の環境状態を取得可能なセンサ
ー情報を用いて制御されるようにもできる。また、この
制御は、所定の制御パターンに従うようにもできる。こ
の周囲の環境状態の一例は、温度、湿度、風速、照明の
照度、商用電波の周波数が考えられる。
【0043】これにより、ゆらぎ度合い付与テーブル4
4からゆらぎ度合いを含む指示信号が1/fゆらぎ信号
生成部122に入力され、1/fゆらぎ信号生成部12
2にて、ゆらぎ制御信号(1/fゆらぎ制御信号)が生
成され、その生成されたゆらぎ制御信号が、テンポ編集
部123に入力される。さらに、図1において、テンポ
編集部123は、ゆらぎ制御信号に基づいてオーディオ
プログラムデータの各小節・拍数を変更した変更データ
を出力するものである。このテンポ編集部123は、1
/fゆらぎ信号生成部122にて生成されたゆらぎ制御
信号に基づいて、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信
号を編集するようになっている。この機能は、CPU,
ROM,RAMなどが協働することにより実現される。
4からゆらぎ度合いを含む指示信号が1/fゆらぎ信号
生成部122に入力され、1/fゆらぎ信号生成部12
2にて、ゆらぎ制御信号(1/fゆらぎ制御信号)が生
成され、その生成されたゆらぎ制御信号が、テンポ編集
部123に入力される。さらに、図1において、テンポ
編集部123は、ゆらぎ制御信号に基づいてオーディオ
プログラムデータの各小節・拍数を変更した変更データ
を出力するものである。このテンポ編集部123は、1
/fゆらぎ信号生成部122にて生成されたゆらぎ制御
信号に基づいて、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信
号を編集するようになっている。この機能は、CPU,
ROM,RAMなどが協働することにより実現される。
【0044】これにより、ユーザーがリモコン装置13
1により生体情報を手動入力すると、リモコン装置13
1は、連動音声部132に対して、その生体情報を入力
する。この連動音声部132において、ゆらぎ度合いが
得られて、このゆらぎ度合いを含む指示信号が、1/f
ゆらぎ信号生成部122に入力される。すなわち、指示
信号は、元のオーディオプログラムから新たなオーディ
オプログラムを生成するための開始信号として機能して
いる。
1により生体情報を手動入力すると、リモコン装置13
1は、連動音声部132に対して、その生体情報を入力
する。この連動音声部132において、ゆらぎ度合いが
得られて、このゆらぎ度合いを含む指示信号が、1/f
ゆらぎ信号生成部122に入力される。すなわち、指示
信号は、元のオーディオプログラムから新たなオーディ
オプログラムを生成するための開始信号として機能して
いる。
【0045】そして、テンポ編集部123にて、1/f
ゆらぎを変更した新たな演奏テンポのオーディオプログ
ラムが生成されるのである。具体的には、テンポ編集部
123は、連動音声部132からの指示信号に従い、後
述するパーシャルROM11のROM領域11aの原曲
テンポ情報11a−2をドライブ装置2によって取り出
し、そして、その取り出された原曲テンポ情報11a−
2が、テンポ編集部123に送出されるのである。
ゆらぎを変更した新たな演奏テンポのオーディオプログ
ラムが生成されるのである。具体的には、テンポ編集部
123は、連動音声部132からの指示信号に従い、後
述するパーシャルROM11のROM領域11aの原曲
テンポ情報11a−2をドライブ装置2によって取り出
し、そして、その取り出された原曲テンポ情報11a−
2が、テンポ編集部123に送出されるのである。
【0046】なお、テンポ編集部123は、上記演奏テ
ンポ情報と1/fゆらぎ制御信号とに加えて、音程に関
する音程制御信号を加味するようにして、編集すること
もできる。そして、このようにすれば、音程にゆらぎ制
御が加わるので、聴き心地の良い音楽を得ることができ
る。また、1曲のある部分においては、微妙に音程が変
化した演奏を実現でき、人間の感情に対して優しいサウ
ンドを得られる。
ンポ情報と1/fゆらぎ制御信号とに加えて、音程に関
する音程制御信号を加味するようにして、編集すること
もできる。そして、このようにすれば、音程にゆらぎ制
御が加わるので、聴き心地の良い音楽を得ることができ
る。また、1曲のある部分においては、微妙に音程が変
化した演奏を実現でき、人間の感情に対して優しいサウ
ンドを得られる。
【0047】次に、図1において、大容量蓄積検索管理
部(以下、蓄積部と称することがある。)114は、音
声デコーダ116から出力されたオーディオデータと補
助データとを蓄積するものであり、この機能は以下に述
べるパーシャルROM11のRAM領域11bとオーデ
ィオ再生装置25のRAM(図示省略)とにより実現さ
れている。なお、パーシャルROM11は、実際に蓄積
部114の中に設けられているのではなく、データの記
録に関して概念的に示したものである。
部(以下、蓄積部と称することがある。)114は、音
声デコーダ116から出力されたオーディオデータと補
助データとを蓄積するものであり、この機能は以下に述
べるパーシャルROM11のRAM領域11bとオーデ
ィオ再生装置25のRAM(図示省略)とにより実現さ
れている。なお、パーシャルROM11は、実際に蓄積
部114の中に設けられているのではなく、データの記
録に関して概念的に示したものである。
【0048】加えて、この蓄積部114には、再生部1
15が接続されている。この再生部115は、変更デー
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
ものであり、オーディオスピーカー14は増幅器(図示
省略)により増幅された音声を再生するものである。そ
して、再生部115が蓄積部114に保持されたデータ
を再生し、その再生音楽がユーザー52に届くようにな
っている。また、この蓄積部114には、ドライブ装置
2と、テンポ編集部123とが接続されている。
15が接続されている。この再生部115は、変更デー
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
ものであり、オーディオスピーカー14は増幅器(図示
省略)により増幅された音声を再生するものである。そ
して、再生部115が蓄積部114に保持されたデータ
を再生し、その再生音楽がユーザー52に届くようにな
っている。また、この蓄積部114には、ドライブ装置
2と、テンポ編集部123とが接続されている。
【0049】ここで、ドライブ装置2は、パーシャルR
OM11からデータを読み出すとともに、データを書き
込むものである。このデータ読み書きの方法は、レーザ
光を用いたものであり、公知なので、その詳細を省略す
る。このドライブ装置2を用いて、記録再生されるパー
シャルROM11は図2に示すようになる。図2は本発
明の第1実施形態に係るパーシャルROM11の記録領
域を説明するための図である。この図2に示すパーシャ
ルROM(P−ROMと表示されたもの。)11は、基板
上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録するため
の情報記録領域をそなえてなり、この情報記録領域に再
生専用領域(ROM部,ROM領域とも称される。以
下、ROM領域と称することがある。)11aと書き換
え可能領域(RAM部,RAM領域,RWとも称され
る。以下、RAM領域と称することがある。)11bと
を有し、ROM領域11aが、音楽に関するオーディオ
プログラムデータと音楽の演奏テンポに関する演奏テン
ポ情報データとを記録されたものである。
OM11からデータを読み出すとともに、データを書き
込むものである。このデータ読み書きの方法は、レーザ
光を用いたものであり、公知なので、その詳細を省略す
る。このドライブ装置2を用いて、記録再生されるパー
シャルROM11は図2に示すようになる。図2は本発
明の第1実施形態に係るパーシャルROM11の記録領
域を説明するための図である。この図2に示すパーシャ
ルROM(P−ROMと表示されたもの。)11は、基板
上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録するため
の情報記録領域をそなえてなり、この情報記録領域に再
生専用領域(ROM部,ROM領域とも称される。以
下、ROM領域と称することがある。)11aと書き換
え可能領域(RAM部,RAM領域,RWとも称され
る。以下、RAM領域と称することがある。)11bと
を有し、ROM領域11aが、音楽に関するオーディオ
プログラムデータと音楽の演奏テンポに関する演奏テン
ポ情報データとを記録されたものである。
【0050】このパーシャルROM11は、情報記録領
域として物理的に記録可能な記録領域を有する。そし
て、パーシャルROM11の再生専用領域(ROM領域
11a)については、情報データがスタンピング(原盤
を用いた転写)によるピットを用いて記録されるように
なっている。また、パーシャルROM11の残りの部分
は、相変化膜(相変化型媒体の膜)が被着され、ユーザ
ーからの情報データが書き込まれるようになっている。
従って、パーシャルROM11は、再生専用領域と書き
換え可能領域とを混在させるようになっている。
域として物理的に記録可能な記録領域を有する。そし
て、パーシャルROM11の再生専用領域(ROM領域
11a)については、情報データがスタンピング(原盤
を用いた転写)によるピットを用いて記録されるように
なっている。また、パーシャルROM11の残りの部分
は、相変化膜(相変化型媒体の膜)が被着され、ユーザ
ーからの情報データが書き込まれるようになっている。
従って、パーシャルROM11は、再生専用領域と書き
換え可能領域とを混在させるようになっている。
【0051】これにより、パーシャルROM11の生産
において、データが一括して瞬間的に記録され、かつ、
大容量に書き込める。加えて、いったん記録されたデー
タは破壊されず、また、書き換えられない。さらに、メ
ーカーは、大量の枚数のパーシャルROM11を容易に
かつ安価に生産できる。次に、記録されたデータ/記録
されるデータの内容について説明する。
において、データが一括して瞬間的に記録され、かつ、
大容量に書き込める。加えて、いったん記録されたデー
タは破壊されず、また、書き換えられない。さらに、メ
ーカーは、大量の枚数のパーシャルROM11を容易に
かつ安価に生産できる。次に、記録されたデータ/記録
されるデータの内容について説明する。
【0052】まず、ROM部と表示されディスク内側に
設けられたROM領域11aには、ユーザーが原配布時
に予めデータが記録されている。具体的には、ROM領
域11aには、原曲データ11a−1,原曲演奏テンポ
情報(原曲演奏テンポ情報データ、以下、原曲テンポ情
報と称することがある。)11a−2,テーブルデータ
11a−3および変化プログラムデータ11a−4が記
録されている。ここで、原曲データ11a−1は、原音
楽のディジタルデータである。また、原曲テンポ情報1
1a−2は、原曲データ11a−1のテンポに関する情
報である。テーブルデータ11a−3は、ゆらぎ制御情
報と生体情報とを関連付けたデータである。加えて、変
化プログラムデータ11a−4は、生体情報データに基
づいてオーディオプログラムデータを変更するものであ
って、原曲データ11a−1の再生の仕方を生体情報に
基づいて変化させるようになっている。この変化プログ
ラム11a−4により、適切な編集が可能となる。
設けられたROM領域11aには、ユーザーが原配布時
に予めデータが記録されている。具体的には、ROM領
域11aには、原曲データ11a−1,原曲演奏テンポ
情報(原曲演奏テンポ情報データ、以下、原曲テンポ情
報と称することがある。)11a−2,テーブルデータ
11a−3および変化プログラムデータ11a−4が記
録されている。ここで、原曲データ11a−1は、原音
楽のディジタルデータである。また、原曲テンポ情報1
1a−2は、原曲データ11a−1のテンポに関する情
報である。テーブルデータ11a−3は、ゆらぎ制御情
報と生体情報とを関連付けたデータである。加えて、変
化プログラムデータ11a−4は、生体情報データに基
づいてオーディオプログラムデータを変更するものであ
って、原曲データ11a−1の再生の仕方を生体情報に
基づいて変化させるようになっている。この変化プログ
ラム11a−4により、適切な編集が可能となる。
【0053】図5は本発明の第1実施形態に係る原曲テ
ンポ情報11a−2を説明するための図である。この図
5に示す原曲テンポ情報11a−2は、原曲データに対
応する演奏テンポデータの一例であり、「小節数・拍
数」、「実演奏テンポ」、「楽譜テンポ」がデータとし
て記録されている。ここで、1・1/4は1小節が1/
4拍(1/4拍子)であることを示し、1・2/4およ
び1・3/4もそれぞれ、同様である。また、演奏テン
ポ(実演奏テンポ)は小節数のそれぞれに対応するテン
ポを示し、楽譜テンポは楽譜に記載されたテンポを示
す。
ンポ情報11a−2を説明するための図である。この図
5に示す原曲テンポ情報11a−2は、原曲データに対
応する演奏テンポデータの一例であり、「小節数・拍
数」、「実演奏テンポ」、「楽譜テンポ」がデータとし
て記録されている。ここで、1・1/4は1小節が1/
4拍(1/4拍子)であることを示し、1・2/4およ
び1・3/4もそれぞれ、同様である。また、演奏テン
ポ(実演奏テンポ)は小節数のそれぞれに対応するテン
ポを示し、楽譜テンポは楽譜に記載されたテンポを示
す。
【0054】そして、リモコン装置131を用いて、手
動入力により、本日は「腰が痛い」、「咋日はサッカー
した」という生体情報と、生体センサー130による脈
拍などの医学的データな生体情報とが、連動音声部13
2に予め送られそれらの生体情報に基づいて、運動動作
が実行されるようになっている。換言すれば、生体情報
の入力手段は、生体センサー130による生体情報取得
手段、および/または、手動入力手段である。
動入力により、本日は「腰が痛い」、「咋日はサッカー
した」という生体情報と、生体センサー130による脈
拍などの医学的データな生体情報とが、連動音声部13
2に予め送られそれらの生体情報に基づいて、運動動作
が実行されるようになっている。換言すれば、生体情報
の入力手段は、生体センサー130による生体情報取得
手段、および/または、手動入力手段である。
【0055】さらに、RAM部(図2参照)と表示され
ディスク外側に設けられたRAM領域11bには、ユー
ザーが追加的に配布された原音楽データが記録され、追
加曲データ11b−1と、追加曲演奏テンポ情報11b
−2と、個人向け1/f音楽(個人向け1/f音楽デー
タ)11b−3と、テーブルデータ11b−4とが記録
されている。ここで、追加曲データ11b−1は、追加
された曲データであり、第1デコーダ113から、得ら
れるものである。
ディスク外側に設けられたRAM領域11bには、ユー
ザーが追加的に配布された原音楽データが記録され、追
加曲データ11b−1と、追加曲演奏テンポ情報11b
−2と、個人向け1/f音楽(個人向け1/f音楽デー
タ)11b−3と、テーブルデータ11b−4とが記録
されている。ここで、追加曲データ11b−1は、追加
された曲データであり、第1デコーダ113から、得ら
れるものである。
【0056】次に、追加曲演奏テンポ情報11b−2
は、追加曲データ11b−1に対応するテンポ情報であ
り、第2デコーダ120から得られるものである。ま
た、個人向け1/f音楽11b−3は、個人用に1/f
ゆらぎを編集して得たものを記録するための領域であ
る。加えて、テーブルデータ11b−4は、曲データ以
外の編集に用いられるものである。追加的にオーディオ
プログラムの配布(以下、追加配布と称することがあ
る。)を受けるためには、放送・配信のどちらを用いて
も可能である。
は、追加曲データ11b−1に対応するテンポ情報であ
り、第2デコーダ120から得られるものである。ま
た、個人向け1/f音楽11b−3は、個人用に1/f
ゆらぎを編集して得たものを記録するための領域であ
る。加えて、テーブルデータ11b−4は、曲データ以
外の編集に用いられるものである。追加的にオーディオ
プログラムの配布(以下、追加配布と称することがあ
る。)を受けるためには、放送・配信のどちらを用いて
も可能である。
【0057】なお、図2に示すもので、上述したものと
同一の符号を有するものは同一のものまたは同様の機能
を有するものなので、更なる説明を省略する。また、こ
れらのプログラムおよび情報の形状は、いずれもイメー
ジとして記載であって、実際にこの位置,大きさを占有
して記録されるものではない。これにより、ユーザー
は、ROM領域11aにのみ記録されたパーシャルRO
M11の原配布を受け、次に、放送・配信により追加配
布を受けるので、ユーザーはパーシャルROM11を用
いて、効率的にデータを記録できる。
同一の符号を有するものは同一のものまたは同様の機能
を有するものなので、更なる説明を省略する。また、こ
れらのプログラムおよび情報の形状は、いずれもイメー
ジとして記載であって、実際にこの位置,大きさを占有
して記録されるものではない。これにより、ユーザー
は、ROM領域11aにのみ記録されたパーシャルRO
M11の原配布を受け、次に、放送・配信により追加配
布を受けるので、ユーザーはパーシャルROM11を用
いて、効率的にデータを記録できる。
【0058】図3は本発明の第1実施形態に係るパーシ
ャルROM11のデータ読み書きを説明するための図で
ある。この図3に示すROM領域11aから、データ
が、オーディオ再生装置25に読み出され、読み出され
たデータは、生体センサー130から入力された生体情
報データとともに、オーディオ再生装置25に入力され
るようになっている。また、オーディオ再生装置25に
て編集されたデータは、再度、パーシャルROM11に
書き込まれるようにもなっている。これにより、ROM
領域11aおよびRAM領域11bに記録されたデータ
は、ユーザーに対してすべての部分を提供するようにな
っている。
ャルROM11のデータ読み書きを説明するための図で
ある。この図3に示すROM領域11aから、データ
が、オーディオ再生装置25に読み出され、読み出され
たデータは、生体センサー130から入力された生体情
報データとともに、オーディオ再生装置25に入力され
るようになっている。また、オーディオ再生装置25に
て編集されたデータは、再度、パーシャルROM11に
書き込まれるようにもなっている。これにより、ROM
領域11aおよびRAM領域11bに記録されたデータ
は、ユーザーに対してすべての部分を提供するようにな
っている。
【0059】さらに、詳述すると、ROM領域11aに
は、ゆらぎが含まれていない一般向けの音楽と1/fゆ
らぎを付加する処理をするための1/fゆらぎ付加プロ
グラムソフトウェア(付加ソフトウェア)とが記録され
ており、また、RAM領域11bには、ROM領域11
aに記録されたデータについて、1/fゆらぎを含めた
(1/fゆらぎ付き)音楽と、編集の履歴とが記録され
るようになっている。
は、ゆらぎが含まれていない一般向けの音楽と1/fゆ
らぎを付加する処理をするための1/fゆらぎ付加プロ
グラムソフトウェア(付加ソフトウェア)とが記録され
ており、また、RAM領域11bには、ROM領域11
aに記録されたデータについて、1/fゆらぎを含めた
(1/fゆらぎ付き)音楽と、編集の履歴とが記録され
るようになっている。
【0060】これにより、ユーザーは日々の体調に合わ
せた音楽を記録することができる。さらに、ユーザー
が、異なる日や異なる時間に、記録されたデータの使い
回しをすることもできる。また、ユーザーは、パーシャ
ルROM11を用いることにより、大容量のデータを記
録でき、かつ、いったん記録されたデータが破壊され
ず、また、書き換えられない。
せた音楽を記録することができる。さらに、ユーザー
が、異なる日や異なる時間に、記録されたデータの使い
回しをすることもできる。また、ユーザーは、パーシャ
ルROM11を用いることにより、大容量のデータを記
録でき、かつ、いったん記録されたデータが破壊され
ず、また、書き換えられない。
【0061】加えて、メーカーは、大量の枚数のパーシ
ャルROM11を容易に生産することができ、短時間か
つ低コストで生産できるようになる。図8は本発明の第
1実施形態に係る演奏テンポの増減を説明するための図
であり、演奏テンポデータ負荷の増減により、拍時間の
それぞれが伸長される比率が得られる例が示されてい
る。この図8に示す演奏テンポテーブル45は、原曲デ
ータ11a−1(図2,図5参照)に、連動音声部13
2が負荷の増減を適用して得られたデータである。ま
た、原曲データに、新しい繰り返し回数,編集方法およ
び編集後の音声の時間などが付加されたものである。換
言すれば、図8に示す演奏テンポテーブル45は、拍時
間を伸張した値が記載されている。
ャルROM11を容易に生産することができ、短時間か
つ低コストで生産できるようになる。図8は本発明の第
1実施形態に係る演奏テンポの増減を説明するための図
であり、演奏テンポデータ負荷の増減により、拍時間の
それぞれが伸長される比率が得られる例が示されてい
る。この図8に示す演奏テンポテーブル45は、原曲デ
ータ11a−1(図2,図5参照)に、連動音声部13
2が負荷の増減を適用して得られたデータである。ま
た、原曲データに、新しい繰り返し回数,編集方法およ
び編集後の音声の時間などが付加されたものである。換
言すれば、図8に示す演奏テンポテーブル45は、拍時
間を伸張した値が記載されている。
【0062】図8に示す演奏テンポテーブル45は、小
節数ごとに、「演奏テンポ」、「ゆらぎ信号」、「新演
奏テンポ」、「時間伸張比率」の4種類の属性欄が設け
られている。例えば、「小節数」が1のものに着目する
と、「演奏テンポ」のうちの「楽譜上テンポ」は120
(拍/分)であり、その「実演奏テンポ」は119(拍
/分)である。なお、一拍の時間(拍時間)は0.50
42秒である。さらに、「ゆらぎ信号」のうちの「原ゆ
らぎ」は1であり、「度合いx1計算済」は1である。
ここで、「原ゆらぎ」とは、ゆらぎ発生器(図示省略)
から出力されたゆらぎの値を意味する。
節数ごとに、「演奏テンポ」、「ゆらぎ信号」、「新演
奏テンポ」、「時間伸張比率」の4種類の属性欄が設け
られている。例えば、「小節数」が1のものに着目する
と、「演奏テンポ」のうちの「楽譜上テンポ」は120
(拍/分)であり、その「実演奏テンポ」は119(拍
/分)である。なお、一拍の時間(拍時間)は0.50
42秒である。さらに、「ゆらぎ信号」のうちの「原ゆ
らぎ」は1であり、「度合いx1計算済」は1である。
ここで、「原ゆらぎ」とは、ゆらぎ発生器(図示省略)
から出力されたゆらぎの値を意味する。
【0063】また、「度合いx1計算済」とは、音楽の
変化の度合いを調整するためのものであって、x1は変
化の度合いの大きさを意味する。ここで、ゆらぎ値で演
奏テンポを変えた場合は、+1から−1しか変化しな
い。従って、変化する度合いをつけることにより、演奏
について、大きくテンポを変化させることができる。そ
して、「新演奏テンポ(新テンポ)」は、121(拍/
分)となり、その拍時間は0.4958秒である。ま
た、「時間伸張比率」は、(新テンポ拍時間/実演奏拍
時間)によって計算され、その値が示されている。
変化の度合いを調整するためのものであって、x1は変
化の度合いの大きさを意味する。ここで、ゆらぎ値で演
奏テンポを変えた場合は、+1から−1しか変化しな
い。従って、変化する度合いをつけることにより、演奏
について、大きくテンポを変化させることができる。そ
して、「新演奏テンポ(新テンポ)」は、121(拍/
分)となり、その拍時間は0.4958秒である。ま
た、「時間伸張比率」は、(新テンポ拍時間/実演奏拍
時間)によって計算され、その値が示されている。
【0064】さらに、この「時間伸張比率」に従って、
原音楽オーディオプログラムの各小節、拍時間が、テン
ポ編集部123にて、時間軸上において伸長圧縮される
のである。また、この時間軸上の圧縮・伸長は、原音楽
オーディオンプログラムの小節、拍時間単位で、波形を
追加しまたは削除するようにし、ユーザーが目的とする
小節、拍の時間長さにする。従って、小節数、拍時間が
所望の長さに編集できる。
原音楽オーディオプログラムの各小節、拍時間が、テン
ポ編集部123にて、時間軸上において伸長圧縮される
のである。また、この時間軸上の圧縮・伸長は、原音楽
オーディオンプログラムの小節、拍時間単位で、波形を
追加しまたは削除するようにし、ユーザーが目的とする
小節、拍の時間長さにする。従って、小節数、拍時間が
所望の長さに編集できる。
【0065】図9(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第
1実施形態に係るテンポ編集部123の時間伸張・圧縮
を説明するための図である。この図9(a)に示す元の
波形(5個の山を有する波形)の音楽が、時間伸縮・圧
縮される例が図9(b),(c)にそれぞれ示されてい
る。ここで、横軸は時間を表し、縦軸は例えば電圧レベ
ルを表す。
1実施形態に係るテンポ編集部123の時間伸張・圧縮
を説明するための図である。この図9(a)に示す元の
波形(5個の山を有する波形)の音楽が、時間伸縮・圧
縮される例が図9(b),(c)にそれぞれ示されてい
る。ここで、横軸は時間を表し、縦軸は例えば電圧レベ
ルを表す。
【0066】図9(a)に示すものは、原音楽データを
波形で表したものであり、図9(b)に示すものは、図
9(a)に示す原音楽データを時間について20%伸張
して得られた原音楽データの波形を表したものであり、
図9(c)に示すものは、図9(a)に示す原音楽デー
タを時間について20%圧縮して得られた原音楽データ
の波形を表したものである。従って、テンポ編集部12
3は、オーディオプログラムの音程を変更しないで、時
間長を変更できる。
波形で表したものであり、図9(b)に示すものは、図
9(a)に示す原音楽データを時間について20%伸張
して得られた原音楽データの波形を表したものであり、
図9(c)に示すものは、図9(a)に示す原音楽デー
タを時間について20%圧縮して得られた原音楽データ
の波形を表したものである。従って、テンポ編集部12
3は、オーディオプログラムの音程を変更しないで、時
間長を変更できる。
【0067】また、この再編集されたものは、パーシャ
ルROM11以外の他の記録媒体に書き出すことが禁止
されるようになっている。従って、著作人格権の保護を
十分に図ることができる。このように、ユーザーは、ユ
ーザー個人に対応したオーディオプログラムを視聴する
ことができる。そして、ユーザーの体調に合わせて、ゆ
らぎが調整され、スピードを調整される。
ルROM11以外の他の記録媒体に書き出すことが禁止
されるようになっている。従って、著作人格権の保護を
十分に図ることができる。このように、ユーザーは、ユ
ーザー個人に対応したオーディオプログラムを視聴する
ことができる。そして、ユーザーの体調に合わせて、ゆ
らぎが調整され、スピードを調整される。
【0068】従って、ユーザーは、その日の体調によっ
て、ゆらぎ度合いが異なる音楽を聴くことができ、より
高いリラクゼーション効果を得られる。これにより、オ
ーディオ再生装置25は、音楽の演奏テンポを制御する
とともに、その音楽を再生する。また、これにより、オ
ーディオ再生装置25は、カラオケ装置をはじめ、各種
演奏装置に採用することができる。
て、ゆらぎ度合いが異なる音楽を聴くことができ、より
高いリラクゼーション効果を得られる。これにより、オ
ーディオ再生装置25は、音楽の演奏テンポを制御する
とともに、その音楽を再生する。また、これにより、オ
ーディオ再生装置25は、カラオケ装置をはじめ、各種
演奏装置に採用することができる。
【0069】次に、図10を用いて、データの流れにつ
いて説明する。図10は本発明の第1実施形態に係るパ
ーシャルROM11へのデータの流れを説明するための
図である。この図10に示すパーシャルROM11は、
基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録する
ための情報記録領域をそなえてなり、この情報記録領域
に再生専用領域(ROM領域11a)と書き換え可能領
域(RAM領域11b)とを有し、ROM領域11a
が、複数の単位場面を有する音声データと音声データを
処理する変化プログラムデータとを記録されたものであ
る。また、図10に示すもので、上述したものと同一の
符号を有するものは同一のものまたは同様の機能を有す
るものなので、更なる説明を省略する。
いて説明する。図10は本発明の第1実施形態に係るパ
ーシャルROM11へのデータの流れを説明するための
図である。この図10に示すパーシャルROM11は、
基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録する
ための情報記録領域をそなえてなり、この情報記録領域
に再生専用領域(ROM領域11a)と書き換え可能領
域(RAM領域11b)とを有し、ROM領域11a
が、複数の単位場面を有する音声データと音声データを
処理する変化プログラムデータとを記録されたものであ
る。また、図10に示すもので、上述したものと同一の
符号を有するものは同一のものまたは同様の機能を有す
るものなので、更なる説明を省略する。
【0070】まず、パーシャルROM11の生産メーカ
ーは、パーシャルROM11のROM領域11aに、ス
タンピングにより、固定情報として原曲データ11a−
1,原曲テンポ情報11a−2,変化プログラム11a
−4などを記録するとともに、同一のパーシャルROM
11にRAM領域11bを設ける。そして、ユーザー
は、パーシャルROM11を配布により得る。この配布
は、例えば、パーシャルROM11の販売や、サービス
のために無償で配るほかに、雑誌や音楽CD−ROMや
音楽ビデオなどの付録として配布する。これにより、ユ
ーザーは、パーシャルROM11を入手する。
ーは、パーシャルROM11のROM領域11aに、ス
タンピングにより、固定情報として原曲データ11a−
1,原曲テンポ情報11a−2,変化プログラム11a
−4などを記録するとともに、同一のパーシャルROM
11にRAM領域11bを設ける。そして、ユーザー
は、パーシャルROM11を配布により得る。この配布
は、例えば、パーシャルROM11の販売や、サービス
のために無償で配るほかに、雑誌や音楽CD−ROMや
音楽ビデオなどの付録として配布する。これにより、ユ
ーザーは、パーシャルROM11を入手する。
【0071】続いて、ユーザーは、パーシャルROM1
1を、オーディオスピーカー14を含むオーディオ再生
装置25にセットする。ここで、ユーザーは、予め、生
体情報(疲労状態などの体調、脈拍などの生体リズム)
を、オーディオ再生装置25にインプットする。また、
ドライブ装置2は、パーシャルROM11に記録された
小節数、楽譜上のテンポ、実演奏テンポに関するデータ
を得るために、ROM領域11aから、原曲データ11
a−1,原曲テンポ情報11a−2およびテーブルデー
タ11a−3を読み出して、いったん、蓄積部114や
オーディオ再生装置25のRAM(図示省略)に書き込
む。さらに、ドライブ装置2は、RAM領域11bか
ら、追加曲データ11b−1,追加曲演奏テンポ情報1
1b−2,個人向け1/f音楽11b−3およびテーブ
ルデータ11b−4を読み出して、そのデータを、蓄積
部114に書き込む。この蓄積部114に書き込む理由
は、音声データはデータ量が膨大なので、オーディオ再
生装置25がオーディオプログラムを作成しながら再生
すると、編集結果として音楽の長さが部分的に短くな
り、再生中に音声データが途切れてしまう場合が多いか
らである。
1を、オーディオスピーカー14を含むオーディオ再生
装置25にセットする。ここで、ユーザーは、予め、生
体情報(疲労状態などの体調、脈拍などの生体リズム)
を、オーディオ再生装置25にインプットする。また、
ドライブ装置2は、パーシャルROM11に記録された
小節数、楽譜上のテンポ、実演奏テンポに関するデータ
を得るために、ROM領域11aから、原曲データ11
a−1,原曲テンポ情報11a−2およびテーブルデー
タ11a−3を読み出して、いったん、蓄積部114や
オーディオ再生装置25のRAM(図示省略)に書き込
む。さらに、ドライブ装置2は、RAM領域11bか
ら、追加曲データ11b−1,追加曲演奏テンポ情報1
1b−2,個人向け1/f音楽11b−3およびテーブ
ルデータ11b−4を読み出して、そのデータを、蓄積
部114に書き込む。この蓄積部114に書き込む理由
は、音声データはデータ量が膨大なので、オーディオ再
生装置25がオーディオプログラムを作成しながら再生
すると、編集結果として音楽の長さが部分的に短くな
り、再生中に音声データが途切れてしまう場合が多いか
らである。
【0072】そして、生体センサー130とリモコン装
置131とのそれぞれにおいてユーザーから入力された
生体情報データは、いずれも、連動音声部132に入力
される。そして、生体状態データテーブル43aから出
力された生体状態は、ゆらぎ度合い付与テーブル44に
入力され、ゆらぎ度合いが出力される。例えば、連動音
声部132は、リモコン装置131からの情報と生体セ
ンサー130からの情報とに基づいて、「中程度の疲
労」という生体状態を得る。
置131とのそれぞれにおいてユーザーから入力された
生体情報データは、いずれも、連動音声部132に入力
される。そして、生体状態データテーブル43aから出
力された生体状態は、ゆらぎ度合い付与テーブル44に
入力され、ゆらぎ度合いが出力される。例えば、連動音
声部132は、リモコン装置131からの情報と生体セ
ンサー130からの情報とに基づいて、「中程度の疲
労」という生体状態を得る。
【0073】一方、ユーザーは、リモコン装置131に
対して、制御指示の一種類である再生指示を与え、RA
Mに書き込まれた変化プログラム11a−4が実行され
る。この変化プログラム11a−4は、インプットされ
た生体情報に基づいて、オーディオプログラム(原曲デ
ータ11a−1)を変化させ、ユーザーのその時の体調
に合わせた1/fゆらぎ(あるいは1/f2)を付加し
たオーディオプログラムを作成する。ここで、作成され
たオーディオプログラムは、RAM領域11bにも記録
される。
対して、制御指示の一種類である再生指示を与え、RA
Mに書き込まれた変化プログラム11a−4が実行され
る。この変化プログラム11a−4は、インプットされ
た生体情報に基づいて、オーディオプログラム(原曲デ
ータ11a−1)を変化させ、ユーザーのその時の体調
に合わせた1/fゆらぎ(あるいは1/f2)を付加し
たオーディオプログラムを作成する。ここで、作成され
たオーディオプログラムは、RAM領域11bにも記録
される。
【0074】再生手順は、連動音声部132が、リモコ
ン装置131からのユーザーの手動入力と生体センサー
130による生体情報とから、予め重み付けをされたパ
ックプロバケーション法によるニューラルネットを用い
て生体状態を得る。そして、連動音声部132にて、こ
の生体状態から原音楽オーディオプログラムに与えるゆ
らぎの度合い得られて指示信号が出力され、1/fゆら
ぎ信号生成部122にて、その指示信号に含まれるゆら
ぎ度合いに基づいて、1/fゆらぎ制御信号が生成さ
れ、編集手法に関する情報がテンポ編集部123に入力
される。
ン装置131からのユーザーの手動入力と生体センサー
130による生体情報とから、予め重み付けをされたパ
ックプロバケーション法によるニューラルネットを用い
て生体状態を得る。そして、連動音声部132にて、こ
の生体状態から原音楽オーディオプログラムに与えるゆ
らぎの度合い得られて指示信号が出力され、1/fゆら
ぎ信号生成部122にて、その指示信号に含まれるゆら
ぎ度合いに基づいて、1/fゆらぎ制御信号が生成さ
れ、編集手法に関する情報がテンポ編集部123に入力
される。
【0075】このテンポ編集部123において、制御信
号と連動音声部132からの指示信号とに従って、RO
M領域11aの演奏テンポ情報11b−2が、ドライブ
装置2を介して、取り出されて、蓄積部114に保持さ
れる。ここで、テンポ編集部123は、原曲データ11
a−1をドライブ装置2により順次取り出し、1/fゆ
らぎ信号生成部122からの1/fゆらぎ制御信号と原
曲テンポ情報との関連処理をし、時間軸上にて順次、オ
ーディオプログラムを伸長圧縮して、新たな1/fゆら
ぎ音楽オーディオプログラムとして、RAM領域11b
にドライブ装置2により順次記録する。
号と連動音声部132からの指示信号とに従って、RO
M領域11aの演奏テンポ情報11b−2が、ドライブ
装置2を介して、取り出されて、蓄積部114に保持さ
れる。ここで、テンポ編集部123は、原曲データ11
a−1をドライブ装置2により順次取り出し、1/fゆ
らぎ信号生成部122からの1/fゆらぎ制御信号と原
曲テンポ情報との関連処理をし、時間軸上にて順次、オ
ーディオプログラムを伸長圧縮して、新たな1/fゆら
ぎ音楽オーディオプログラムとして、RAM領域11b
にドライブ装置2により順次記録する。
【0076】さらに、編集されたオーディオプログラム
データは、再生部115によって再生され、オーディオ
スピーカー14から出力され、ユーザー52に届く。蓄
積部114に保持されたデータは、ドライブ装置2によ
り、元のパーシャルROM11に書き込まれ、この図1
0に示すRAM領域11bの個人向け1/f音楽11b
−3に書き込まれる。
データは、再生部115によって再生され、オーディオ
スピーカー14から出力され、ユーザー52に届く。蓄
積部114に保持されたデータは、ドライブ装置2によ
り、元のパーシャルROM11に書き込まれ、この図1
0に示すRAM領域11bの個人向け1/f音楽11b
−3に書き込まれる。
【0077】このように、各ユーザーごとに、日々の体
調に基づいて、カスタマイズされた音楽が生成され、ま
た、その音楽がRAM領域11bに保持されるので、ユ
ーザーは、繰り返して、編集された音楽を聴くことがで
き、後日においてもその編集されたデータを使い回しし
て利用することができる。さらに、このように、ドライ
ブ装置2によるデータ記録は、他の記録媒体には記録さ
れないので、著作権および著作人格権の保護が十分に図
れる。また、パーシャルROM11のメーカーは、スタ
ンピングにより、原音楽データを一括してパーシャルR
OM11に記録でき、相変化型ディスクのように、情報
を逐一電気的に書き込む手間が不要となる。
調に基づいて、カスタマイズされた音楽が生成され、ま
た、その音楽がRAM領域11bに保持されるので、ユ
ーザーは、繰り返して、編集された音楽を聴くことがで
き、後日においてもその編集されたデータを使い回しし
て利用することができる。さらに、このように、ドライ
ブ装置2によるデータ記録は、他の記録媒体には記録さ
れないので、著作権および著作人格権の保護が十分に図
れる。また、パーシャルROM11のメーカーは、スタ
ンピングにより、原音楽データを一括してパーシャルR
OM11に記録でき、相変化型ディスクのように、情報
を逐一電気的に書き込む手間が不要となる。
【0078】上述の構成により、本発明の光学的情報記
録媒体の再生方法について、オーディオプログラムを例
にして、図11と図12とを用いて説明する。図11は
本発明の第1実施形態に係る光学的情報記録媒体の再生
方法を説明するためのフローチャートである。本発明の
光学的情報記録媒体の再生方法は、基板上に相変化型記
録層を設けてなり、情報を記録するための情報記録領域
をそなえてなり、その情報記録領域にROM領域11a
とRAM領域11bとを有し、ROM領域11aが、音
楽に関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テ
ンポに関する演奏テンポ情報データとを記録されたパー
シャルROM(光学的情報記録媒体)11の再生方法で
ある。
録媒体の再生方法について、オーディオプログラムを例
にして、図11と図12とを用いて説明する。図11は
本発明の第1実施形態に係る光学的情報記録媒体の再生
方法を説明するためのフローチャートである。本発明の
光学的情報記録媒体の再生方法は、基板上に相変化型記
録層を設けてなり、情報を記録するための情報記録領域
をそなえてなり、その情報記録領域にROM領域11a
とRAM領域11bとを有し、ROM領域11aが、音
楽に関するオーディオプログラムデータと音楽の演奏テ
ンポに関する演奏テンポ情報データとを記録されたパー
シャルROM(光学的情報記録媒体)11の再生方法で
ある。
【0079】まず、ステップA1において、健康に関す
る生体情報データを入力する(生体情報データ入力ステ
ップ)。次に、ステップA2において、生体情報データ
に基づいて、オーディオプログラムデータにゆらぎの度
合いに関するゆらぎ度合い情報を出力する(ゆらぎ度合
い出力ステップ)。
る生体情報データを入力する(生体情報データ入力ステ
ップ)。次に、ステップA2において、生体情報データ
に基づいて、オーディオプログラムデータにゆらぎの度
合いに関するゆらぎ度合い情報を出力する(ゆらぎ度合
い出力ステップ)。
【0080】続いて、ステップA3において、ゆらぎ度
合い情報に基づいて例えば生体リズムに関する1/fm
ゆらぎ(mは0以上の整数を表す)制御信号を生成する
(ゆらぎ制御信号作成ステップ)。また、ステップA4
において、1/fmゆらぎ信号に基づいてオーディオプ
ログラムデータの各小節・拍数を変更した変更データ
(変更オーディオプログラムデータ)を出力する(編集
ステップ)。
合い情報に基づいて例えば生体リズムに関する1/fm
ゆらぎ(mは0以上の整数を表す)制御信号を生成する
(ゆらぎ制御信号作成ステップ)。また、ステップA4
において、1/fmゆらぎ信号に基づいてオーディオプ
ログラムデータの各小節・拍数を変更した変更データ
(変更オーディオプログラムデータ)を出力する(編集
ステップ)。
【0081】さらに、ステップA5において、変更デー
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
(再生ステップ)。図12は本発明の第1実施形態に係
る演奏テンポ編集部123の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。テンポ編集部123における編集に
当たり、1/fmゆらぎに基づくオーディオプログラム
の生成を指示する指示信号に基づいて、音楽の小節・拍
数に関する時間伸張信号が編集される。
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
(再生ステップ)。図12は本発明の第1実施形態に係
る演奏テンポ編集部123の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。テンポ編集部123における編集に
当たり、1/fmゆらぎに基づくオーディオプログラム
の生成を指示する指示信号に基づいて、音楽の小節・拍
数に関する時間伸張信号が編集される。
【0082】まず、ステップB1において、テンポ編集
部123は、生体情報を読み込み、ステップB2におい
て、テンポ編集部123は、一曲のすべてにわたって演
奏テンポを変更する。この編集に当たり、パーシャルR
OM11からデータを読み出すとともにデータを書き込
むドライブ装置2が、ROM領域11aに予め記録され
たオーディオプログラムデータを読み出し(読み出しス
テップ)、変更データを出力するテンポ編集部123
が、読み出しステップにて読み出されたオーディオプロ
グラムデータを再編集する(再編集ステップ)。
部123は、生体情報を読み込み、ステップB2におい
て、テンポ編集部123は、一曲のすべてにわたって演
奏テンポを変更する。この編集に当たり、パーシャルR
OM11からデータを読み出すとともにデータを書き込
むドライブ装置2が、ROM領域11aに予め記録され
たオーディオプログラムデータを読み出し(読み出しス
テップ)、変更データを出力するテンポ編集部123
が、読み出しステップにて読み出されたオーディオプロ
グラムデータを再編集する(再編集ステップ)。
【0083】続いて、ステップB3において、再生部1
15が一曲を再生し、ステップB4において、他の編集
すべき曲があるときは、YESルートを通り、ステップ
B2〜B4の処理が繰り返される。また、ステップB4
において、他の編集すべき曲がないときは、NOルート
を通り、処理が終了する。そして、再編集ステップにて
再編集されたオーディオプログラムデータが、RAM領
域11bに記録される(書き換え領域記録ステップ)。
15が一曲を再生し、ステップB4において、他の編集
すべき曲があるときは、YESルートを通り、ステップ
B2〜B4の処理が繰り返される。また、ステップB4
において、他の編集すべき曲がないときは、NOルート
を通り、処理が終了する。そして、再編集ステップにて
再編集されたオーディオプログラムデータが、RAM領
域11bに記録される(書き換え領域記録ステップ)。
【0084】これにより、再編集を前提にした1/fゆ
らぎ音楽が配布され、ユーザーは、リラクゼーション効
果を得ることができる。このように、刻々と変化する人
間の生体に対応した演奏テンポと1/fゆらぎの度合い
とを適切に選択でき、より高いリラクゼーション効果を
得られるまた、このように、別の媒体に再編集された1
/fゆらぎ音楽の書き出しが防止され、リラクゼーショ
ン効果を得られるのと同時に、著作権と著作人格権との
保護が図れられる。
らぎ音楽が配布され、ユーザーは、リラクゼーション効
果を得ることができる。このように、刻々と変化する人
間の生体に対応した演奏テンポと1/fゆらぎの度合い
とを適切に選択でき、より高いリラクゼーション効果を
得られるまた、このように、別の媒体に再編集された1
/fゆらぎ音楽の書き出しが防止され、リラクゼーショ
ン効果を得られるのと同時に、著作権と著作人格権との
保護が図れられる。
【0085】(A1)本発明の第1実施形態の変形例の
説明 ドライブ装置2を設けないで、実施することも可能であ
る。図13は本発明の第1実施形態の変形例に係るオー
ディオプログラム編集再生システムの構成図である。こ
の図13に示す放送・配信システム24aも、コンテン
ツを、衛星波チャネルによる放送,地上波チャネルによ
る放送,光ファイバによる配信またはインターネットに
よる配信を行なうとともに、生体リズム情報に基づいて
ユーザー向けにコンテンツを変更して利用するものであ
る。
説明 ドライブ装置2を設けないで、実施することも可能であ
る。図13は本発明の第1実施形態の変形例に係るオー
ディオプログラム編集再生システムの構成図である。こ
の図13に示す放送・配信システム24aも、コンテン
ツを、衛星波チャネルによる放送,地上波チャネルによ
る放送,光ファイバによる配信またはインターネットに
よる配信を行なうとともに、生体リズム情報に基づいて
ユーザー向けにコンテンツを変更して利用するものであ
る。
【0086】図13に示すもので、上述したものと同一
の符号を有するものは同一のものまたは同様の機能を有
するものである。そして、このシステム24aは、第1
デコーダ113,第2デコーダ120にてそれぞれ復調
された原曲データ,原曲テンポ情報を、蓄積部114に
保持するようになっている。このような構成によって、
オーディオ再生装置25aの音声デコーダ116から放
送・配信された原音楽データが受信され、その原音楽デ
ータのうちの原曲データが、蓄積部114の所定領域に
保持される。また、受信した原音楽データのうちの原曲
テンポ情報も、蓄積部114の原曲データの保持領域と
は異なる領域に保持される。
の符号を有するものは同一のものまたは同様の機能を有
するものである。そして、このシステム24aは、第1
デコーダ113,第2デコーダ120にてそれぞれ復調
された原曲データ,原曲テンポ情報を、蓄積部114に
保持するようになっている。このような構成によって、
オーディオ再生装置25aの音声デコーダ116から放
送・配信された原音楽データが受信され、その原音楽デ
ータのうちの原曲データが、蓄積部114の所定領域に
保持される。また、受信した原音楽データのうちの原曲
テンポ情報も、蓄積部114の原曲データの保持領域と
は異なる領域に保持される。
【0087】そして、ユーザーが生体情報データ入力部
13を用いて生体情報を入力し、演奏を開始する旨の情
報を入力すると、原曲データについてのゆらぎ追加の編
集が開始される。具体的には、生体情報データ入力部1
3にて入力された生体情報が連動音声部132に取り込
まれ、そして、テンポ編集部123にて、連動音声部1
32からの指示信号と、1/fゆらぎ信号生成部122
からのゆらぎ制御信号とが入力され、蓄積部114に保
持された1曲のデータが編集され、再生部115はその
1曲を再生する。
13を用いて生体情報を入力し、演奏を開始する旨の情
報を入力すると、原曲データについてのゆらぎ追加の編
集が開始される。具体的には、生体情報データ入力部1
3にて入力された生体情報が連動音声部132に取り込
まれ、そして、テンポ編集部123にて、連動音声部1
32からの指示信号と、1/fゆらぎ信号生成部122
からのゆらぎ制御信号とが入力され、蓄積部114に保
持された1曲のデータが編集され、再生部115はその
1曲を再生する。
【0088】さらに、再生部115は、他の編集すべき
データの有無を検索し、データがある場合には、再度、
ユーザーの生体情報を読み込み、原曲データと原曲テン
ポ情報とをそれぞれ、蓄積部114の所定領域から読み
出して、1曲のデータを編集して再生する。そして、編
集と再生とが順次、繰り返され、最後の1曲が再生され
るまで、続くのである。
データの有無を検索し、データがある場合には、再度、
ユーザーの生体情報を読み込み、原曲データと原曲テン
ポ情報とをそれぞれ、蓄積部114の所定領域から読み
出して、1曲のデータを編集して再生する。そして、編
集と再生とが順次、繰り返され、最後の1曲が再生され
るまで、続くのである。
【0089】このように、上述した効果と同様の効果を
得られるほかに、ドライブ装置2が用いられないので、
低廉にシステムを構築できる。加えて、既存のシステム
をユーザーが簡便に利用できる。(B)その他本発明は
上述した実施態様および変形態様に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して
実施することができる。
得られるほかに、ドライブ装置2が用いられないので、
低廉にシステムを構築できる。加えて、既存のシステム
をユーザーが簡便に利用できる。(B)その他本発明は
上述した実施態様および変形態様に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して
実施することができる。
【0090】例えば、本発明は、MIDIと異なり、自
然音を用いても実施できる。上記の相変化型記録層は、
色素層または光磁気層を用いることもできる。この色素
層の色素は、記録用のレーザー光の照射によって生じた
熱により分解または変形する。そして、この色素の分解
または変形は、屈折率を変化させるので、光干渉条件が
変化し、これにより、ピットが形成される。
然音を用いても実施できる。上記の相変化型記録層は、
色素層または光磁気層を用いることもできる。この色素
層の色素は、記録用のレーザー光の照射によって生じた
熱により分解または変形する。そして、この色素の分解
または変形は、屈折率を変化させるので、光干渉条件が
変化し、これにより、ピットが形成される。
【0091】ここで、光磁気層は、磁区を保持する層で
ある。光によって所定温度まで熱せられた磁気層に磁界
(磁場)が印加され、これにより、反射光の偏光角が変
化する磁区が形成される。
ある。光によって所定温度まで熱せられた磁気層に磁界
(磁場)が印加され、これにより、反射光の偏光角が変
化する磁区が形成される。
【0092】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の光学的
情報記録媒体の記録再生装置によれば、健康に関する生
体情報データを入力する生体情報データ入力部と、生体
情報データに基づいて、オーディオプログラムデータに
ゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出力するゆ
らぎ度合い出力部と、ゆらぎ度合い情報に基づいてゆら
ぎ制御信号を生成するゆらぎ制御信号生成部と、ゆらぎ
制御信号に基づいてオーディオプログラムデータの各小
節・拍数を変更した変更データを出力する演奏テンポ編
集部と、変更データに基づいて、オーディオプログラム
データを再生する再生部とをそなえて構成されているの
で、刻々と変化する人間の生体に対応した演奏テンポと
1/fゆらぎの度合いとを適切に選択でき、より高いリ
ラクゼーション効果を得られる(請求項1)。
情報記録媒体の記録再生装置によれば、健康に関する生
体情報データを入力する生体情報データ入力部と、生体
情報データに基づいて、オーディオプログラムデータに
ゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出力するゆ
らぎ度合い出力部と、ゆらぎ度合い情報に基づいてゆら
ぎ制御信号を生成するゆらぎ制御信号生成部と、ゆらぎ
制御信号に基づいてオーディオプログラムデータの各小
節・拍数を変更した変更データを出力する演奏テンポ編
集部と、変更データに基づいて、オーディオプログラム
データを再生する再生部とをそなえて構成されているの
で、刻々と変化する人間の生体に対応した演奏テンポと
1/fゆらぎの度合いとを適切に選択でき、より高いリ
ラクゼーション効果を得られる(請求項1)。
【0093】また、前記演奏テンポ編集部は、ゆらぎ制
御信号生成部にて生成されたゆらぎ制御信号に基づい
て、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信号を編集する
ように構成されてもよく、このようにすれば、日々の種
々の状況に応じて、より高いリラクゼーション効果が得
られる(請求項2)。さらに、前記生体情報データ入力
部は、生体センサーを用いて取得された第1の生体情報
データと、手動入力手段により取得された第2の生体情
報データとのうちの少なくとも一方からなる選択生体情
報データを入力するように構成されてもよく、このよう
にすれば、装置の規模が大きくならずに、放送・配信シ
ステムを構築でき、その時々において適切に、個人の体
調に応じた内容を再生することができる(請求項3)。
御信号生成部にて生成されたゆらぎ制御信号に基づい
て、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信号を編集する
ように構成されてもよく、このようにすれば、日々の種
々の状況に応じて、より高いリラクゼーション効果が得
られる(請求項2)。さらに、前記生体情報データ入力
部は、生体センサーを用いて取得された第1の生体情報
データと、手動入力手段により取得された第2の生体情
報データとのうちの少なくとも一方からなる選択生体情
報データを入力するように構成されてもよく、このよう
にすれば、装置の規模が大きくならずに、放送・配信シ
ステムを構築でき、その時々において適切に、個人の体
調に応じた内容を再生することができる(請求項3)。
【0094】そして、前記ゆらぎ度合い出力部は、選択
生体情報データと、生体状態に関する生体状態データと
を関連づけて保持する生体状態データテーブルと、生体
状態データとゆらぎ度合い情報とを関連づけて保持する
ゆらぎ度合い付与テーブルとをそなえて構成されてもよ
く、前記ゆらぎ制御信号が、1/fnゆらぎの制御信号
であることが好ましく、このようにすれば、適切なリラ
クゼーション効果を得られる(請求項4、請求項5)。
生体情報データと、生体状態に関する生体状態データと
を関連づけて保持する生体状態データテーブルと、生体
状態データとゆらぎ度合い情報とを関連づけて保持する
ゆらぎ度合い付与テーブルとをそなえて構成されてもよ
く、前記ゆらぎ制御信号が、1/fnゆらぎの制御信号
であることが好ましく、このようにすれば、適切なリラ
クゼーション効果を得られる(請求項4、請求項5)。
【0095】また、本発明の光学的情報記録媒体によれ
ば、基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録
するための情報記録領域をそなえてなり、その情報記録
領域に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、再生
専用領域が、音楽に関するオーディオプログラムデータ
と音楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データとを
記録されているので、別の媒体に再編集された1/fゆ
らぎ音楽の書き出しが防止され、リラクゼーション効果
を得られるのと同時に、著作権と著作人格権との保護が
図れられる(請求項6)。
ば、基板上に相変化型記録層を設けてなり、情報を記録
するための情報記録領域をそなえてなり、その情報記録
領域に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、再生
専用領域が、音楽に関するオーディオプログラムデータ
と音楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データとを
記録されているので、別の媒体に再編集された1/fゆ
らぎ音楽の書き出しが防止され、リラクゼーション効果
を得られるのと同時に、著作権と著作人格権との保護が
図れられる(請求項6)。
【0096】さらに、前記再生専用領域は、生体情報デ
ータに基づいてオーディオプログラムデータを変更する
変化プログラムを記録されてもよく、このようにすれ
ば、適切な編集が可能となる(請求項7)。加えて、本
発明の光学的情報記録媒体の再生方法によれば、健康に
関する生体情報データを入力する生体情報データ入力ス
テップと、生体情報データに基づいて、オーディオプロ
グラムデータにゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情
報を出力するゆらぎ度合い出力ステップと、ゆらぎ度合
い情報に基づいて1/fmゆらぎ制御信号を生成するゆ
らぎ制御信号作成ステップと、1/fmゆらぎ信号に基
づいてオーディオプログラムデータの各小節・拍数を変
更した変更データを出力する編集ステップと、変更デー
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
再生ステップとをそなえて構成されているので、同一の
記録媒体の中における複製はあり得るが、その複製以外
の他の複製が不可能となり、著作権の保護が図れる。ま
た、再編集されたオーディオプログラムが、同一の記録
媒体に記録されるので、著作人格権の保護が図れる(請
求項8)。
ータに基づいてオーディオプログラムデータを変更する
変化プログラムを記録されてもよく、このようにすれ
ば、適切な編集が可能となる(請求項7)。加えて、本
発明の光学的情報記録媒体の再生方法によれば、健康に
関する生体情報データを入力する生体情報データ入力ス
テップと、生体情報データに基づいて、オーディオプロ
グラムデータにゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情
報を出力するゆらぎ度合い出力ステップと、ゆらぎ度合
い情報に基づいて1/fmゆらぎ制御信号を生成するゆ
らぎ制御信号作成ステップと、1/fmゆらぎ信号に基
づいてオーディオプログラムデータの各小節・拍数を変
更した変更データを出力する編集ステップと、変更デー
タに基づいて、オーディオプログラムデータを再生する
再生ステップとをそなえて構成されているので、同一の
記録媒体の中における複製はあり得るが、その複製以外
の他の複製が不可能となり、著作権の保護が図れる。ま
た、再編集されたオーディオプログラムが、同一の記録
媒体に記録されるので、著作人格権の保護が図れる(請
求項8)。
【0097】また、読み書き装置が、再生専用領域に予
め記録されたオーディオプログラムデータを読み出す読
み出しステップと、演奏テンポ編集部が、読み出された
オーディオプログラムデータを再編集する再編集ステッ
プと、再編集ステップにて再編集されたオーディオプロ
グラムデータが、書き換え可能領域に記録される書き換
え領域記録ステップとをそなえて構成されてもよく、こ
のようにすれば、例えば、ユーザーが体調の良いとき
に、強い1/fゆらぎを付加することが回避されるよう
にオーディオプログラムが編集される(請求項10)。
め記録されたオーディオプログラムデータを読み出す読
み出しステップと、演奏テンポ編集部が、読み出された
オーディオプログラムデータを再編集する再編集ステッ
プと、再編集ステップにて再編集されたオーディオプロ
グラムデータが、書き換え可能領域に記録される書き換
え領域記録ステップとをそなえて構成されてもよく、こ
のようにすれば、例えば、ユーザーが体調の良いとき
に、強い1/fゆらぎを付加することが回避されるよう
にオーディオプログラムが編集される(請求項10)。
【図1】本発明の第1実施形態に係るオーディオプログ
ラム編集再生システムの構成図である。
ラム編集再生システムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るパーシャルROM
の記録領域を説明するための図である。
の記録領域を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るパーシャルROM
のデータ読み書きを説明するための図である。
のデータ読み書きを説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る連動音声部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る原曲テンポ情報を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る生体状態データテ
ーブルに記録された情報の一例を示す図である。
ーブルに記録された情報の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るゆらぎ度合い付与
テーブルに記録された情報の一例を示す図である。
テーブルに記録された情報の一例を示す図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る演奏テンポの増減
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図9】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の第1実施形
態に係る演奏テンポ編集部の時間伸張・圧縮を説明する
ための図である。
態に係る演奏テンポ編集部の時間伸張・圧縮を説明する
ための図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係るパーシャルRO
Mへのデータの流れを説明するための図である。
Mへのデータの流れを説明するための図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る光学的情報記録
媒体の再生方法を説明するためのフローチャートであ
る。
媒体の再生方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図12】本発明の第1実施形態に係る演奏テンポ編集
部の動作を説明するためのフローチャートである。
部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第1実施形態の変形例に係るオーデ
ィオプログラム編集再生システムの構成図である。
ィオプログラム編集再生システムの構成図である。
2 パーシャルROM光ディスクドライブ装置(ドライ
ブ装置) 10 コンピュータ本体部 11 パーシャルROM(P−ROM) 11a ROM領域 11a−1 原健康プログラム 11a−2 原健康上のデータ 11a−3 テーブルデータ 11a−4 変化プログラム(処理プログラム) 11b RAM領域 11b−1 追加健康プログラム 11b−2 追加用の健康上のデータ 11b−3 健康上のデータの修正データ 11b−4 テーブルデータ 13 生体情報データ入力部 14 オーディオスピーカー 21a BS 21b 送信局,中継局 23 蓄積装置(蓄積メモリ) 24,24a システム 25,25a オーディオ再生装置 26a データ放送・配信会社 26b インターネット 26c,26d 回線 26e CATV局 42 健康データ 43a 生体状態データテーブル 44 ゆらぎ度合い付与テーブル 45 演奏テンポテーブル 52 ユーザー 112 チューナ 113 第1デコーダ 114 大容量蓄積検索管理部(蓄積部) 115 再生部 116 音声デコーダ 120 第2デコーダ 121a,121b アンテナ 122 1/fゆらぎ信号生成部 123 演奏テンポ編集部 130 生体センサー 131 リモコン装置 132 連動音声部
ブ装置) 10 コンピュータ本体部 11 パーシャルROM(P−ROM) 11a ROM領域 11a−1 原健康プログラム 11a−2 原健康上のデータ 11a−3 テーブルデータ 11a−4 変化プログラム(処理プログラム) 11b RAM領域 11b−1 追加健康プログラム 11b−2 追加用の健康上のデータ 11b−3 健康上のデータの修正データ 11b−4 テーブルデータ 13 生体情報データ入力部 14 オーディオスピーカー 21a BS 21b 送信局,中継局 23 蓄積装置(蓄積メモリ) 24,24a システム 25,25a オーディオ再生装置 26a データ放送・配信会社 26b インターネット 26c,26d 回線 26e CATV局 42 健康データ 43a 生体状態データテーブル 44 ゆらぎ度合い付与テーブル 45 演奏テンポテーブル 52 ユーザー 112 チューナ 113 第1デコーダ 114 大容量蓄積検索管理部(蓄積部) 115 再生部 116 音声デコーダ 120 第2デコーダ 121a,121b アンテナ 122 1/fゆらぎ信号生成部 123 演奏テンポ編集部 130 生体センサー 131 リモコン装置 132 連動音声部
Claims (10)
- 【請求項1】 基板上に記録層を設けてなり、情報を記
録するための情報記録領域をそなえてなり、該情報記録
領域に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、該再
生専用領域が、音楽に関するオーディオプログラムデー
タと該音楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データ
とを記録された光学的情報記録媒体の記録再生装置であ
って、 健康に関する生体情報データを入力する生体情報データ
入力部と、 該生体情報データに基づいて、該オーディオプログラム
データにゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出
力するゆらぎ度合い出力部と、 該ゆらぎ度合い情報に基づいてゆらぎ制御信号を生成す
るゆらぎ制御信号生成部と、 該ゆらぎ制御信号に基づいて該オーディオプログラムデ
ータの各小節・拍数を変更した変更データを出力する演
奏テンポ編集部と、 該変更データに基づいて、該オーディオプログラムデー
タを再生する再生部とをそなえて構成されたことを特徴
とする、光学的情報記録媒体の記録再生装置。 - 【請求項2】 該演奏テンポ編集部が、 該ゆらぎ制御信号生成部にて生成された該ゆらぎ制御信
号に基づいて、音楽の小節・拍数に関する時間伸張信号
を編集するように構成されたことを特徴とする、請求項
1記載の光学的情報記録媒体の記録再生装置。 - 【請求項3】 該生体情報データ入力部が、 生体センサーを用いて取得された第1の生体情報データ
と、手動入力手段により取得された第2の生体情報デー
タとのうちの少なくとも一方からなる選択生体情報デー
タを入力するように構成されたことを特徴とする、請求
項1または請求項2記載の光学的情報記録媒体の記録再
生装置。 - 【請求項4】 該ゆらぎ度合い出力部が、 該選択生体情報データと、生体状態に関する生体状態デ
ータとを関連づけて保持する生体状態データテーブル
と、 該生体状態データとゆらぎ度合い情報とを関連づけて保
持するゆらぎ度合い付与テーブルとをそなえて構成され
たことを特徴とする、請求項3記載の光学的情報記録媒
体の記録再生装置。 - 【請求項5】 該ゆらぎ制御信号が、1/fnゆらぎ
(nは0以上の整数を表す)の制御信号であることを特
徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の光
学的情報記録媒体の記録再生装置。 - 【請求項6】 基板上に記録層を設けてなり、情報を記
録するための情報記録領域をそなえてなり、該情報記録
領域に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、該再
生専用領域が、音楽に関するオーディオプログラムデー
タと該音楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データ
とを記録されたことを特徴とする、光学的情報記録媒
体。 - 【請求項7】 該再生専用領域が、 該生体情報データに基づいて該オーディオプログラムデ
ータを変更する変化プログラムを記録されたことを特徴
とする、請求項6記載の光学的情報記録媒体。 - 【請求項8】 基板上に記録層を設けてなり、情報を記
録するための情報記録領域をそなえてなり、該情報記録
領域に再生専用領域と書き換え可能領域とを有し、該再
生専用領域が、音楽に関するオーディオプログラムデー
タと該音楽の演奏テンポに関する演奏テンポ情報データ
とを記録された光学的情報記録媒体の再生方法であっ
て、 健康に関する生体情報データを入力する生体情報データ
入力ステップと、 該生体情報データに基づいて、該オーディオプログラム
データにゆらぎの度合いに関するゆらぎ度合い情報を出
力するゆらぎ度合い出力ステップと、 該ゆらぎ度合い情報に基づいて1/fmゆらぎ(mは0
以上の整数を表す)制御信号を生成するゆらぎ制御信号
作成ステップと、 該1/fmゆらぎ信号に基づいて該オーディオプログラ
ムデータの各小節・拍数を変更した変更データを出力す
る編集ステップと、 該変更データに基づいて、該オーディオプログラムデー
タを再生する再生ステップとをそなえて構成されたこと
を特徴とする、光学的情報記録媒体の再生方法。 - 【請求項9】 該編集ステップが、 該1/fmゆらぎに基づくオーディオプログラムの生成
を指示する連動動作指示信号に基づいて、音楽の小節・
拍数に関する時間伸張信号を編集するように構成された
ことを特徴とする、請求項8記載の光学的情報記録媒体
の再生方法。 - 【請求項10】 該編集ステップが、 該光学的情報記録媒体からデータを読み出すとともにデ
ータを書き込む読み書き装置が、該再生専用領域に予め
記録された該オーディオプログラムデータを読み出す読
み出しステップと、 該変更データを出力する演奏テンポ編集部が、該読み出
しステップにて読み出されたオーディオプログラムデー
タを再編集する再編集ステップと、 該再編集ステップにて再編集された該オーディオプログ
ラムデータが、該書き換え可能領域に記録される書き換
え領域記録ステップとをそなえて構成されたことを特徴
とする、請求項9記載の光学的情報記録媒体の再生方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001062344A JP2002268635A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001062344A JP2002268635A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002268635A true JP2002268635A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18921496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001062344A Pending JP2002268635A (ja) | 2001-03-06 | 2001-03-06 | 光学的情報記録媒体の記録再生装置および光学的情報記録媒体並びに光学的情報記録媒体の再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002268635A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004066299A1 (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-05 | Sony Corporation | データ記録媒体、記録方法および装置、再生方法および装置並びにデータ伝送方法および装置 |
US8134062B2 (en) | 2009-02-04 | 2012-03-13 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method for generating music using bio-signal |
US8358906B2 (en) | 2004-10-18 | 2013-01-22 | Sony Corporation | Content playback method and content playback apparatus |
-
2001
- 2001-03-06 JP JP2001062344A patent/JP2002268635A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004066299A1 (ja) * | 2003-01-21 | 2004-08-05 | Sony Corporation | データ記録媒体、記録方法および装置、再生方法および装置並びにデータ伝送方法および装置 |
US8358906B2 (en) | 2004-10-18 | 2013-01-22 | Sony Corporation | Content playback method and content playback apparatus |
USRE47948E1 (en) | 2004-10-18 | 2020-04-14 | Sony Corporation | Content playback method and content playback apparatus |
US8134062B2 (en) | 2009-02-04 | 2012-03-13 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method for generating music using bio-signal |
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