JPH09198058A - 記憶媒体及び音響生成装置 - Google Patents

記憶媒体及び音響生成装置

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JPH09198058A
JPH09198058A JP8007850A JP785096A JPH09198058A JP H09198058 A JPH09198058 A JP H09198058A JP 8007850 A JP8007850 A JP 8007850A JP 785096 A JP785096 A JP 785096A JP H09198058 A JPH09198058 A JP H09198058A
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順一 中村
Kenji Tomizawa
健二 富沢
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々のユーザの要求に適応したサービスを提
供することができる記憶媒体、及びこの記憶媒体を用い
て楽曲の演奏情報を生成する音響生成装置を提供する。 【解決手段】 コントローラ12は、個人情報カード1
8から歌唱に関する情報を読み出し、ディスクチェンジ
ャ13内のディスクに記録される楽曲から推奨曲を検索
したり、演奏情報の音程を自動的に変化させたり、ユー
ザの得意曲を予約したりするように制御を行い、この制
御に応じた演奏情報をスピーカ171、172に出力し、
また、演奏情報に対応する情報をTVモニタ16に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を記憶する記
憶媒体、及び楽曲のオーディオデータを生成する音響生
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、出力される楽曲に合わせて歌唱す
る、いわゆるカラオケが広まっている。このカラオケで
は、演奏音楽とマイクロホンから入力される歌唱音声を
混合して出力するマイクミキシングシステムであるカラ
オケ機器が用いられている。このカラオケ機器で演奏音
楽を出力するには、例えばいわゆるレーザディスクやコ
ンパクトディスク(CD)にオーディオデータと共にビ
デオデータが記録されたいわゆるビデオCD等のディス
ク状記録媒体等に記録された演奏情報を再生する方式
や、通信システムによって受信した演奏情報であるいわ
ゆるMIDI(musical instrument digital interfac
e)データを記憶し、選択された楽曲に応じたMIDI
データを再生する方式であるいわゆる通信型カラオケな
どが存在する。
【0003】このカラオケの利用者層としては、過去に
おいては、中高年層が中心であった。しかし、現在は、
少人数のグループ単位でカラオケを利用することが可能
である、いわゆるカラオケボックス等の普及により、カ
ラオケは、幅広い年齢層に普及するにいたっている。そ
して、カラオケの利用形態も、パーティ等と融合した娯
楽性の高いものへと変化している。
【0004】このカラオケの利用者の潜在的な要求を満
たす、即ち歌唱用にリクエストする楽曲を用意するため
に、カラオケの利用状況を調査・検討して得られる様々
なユーザの個人情報を中心として、様々な方法が試みら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の調査
・検討には時間及びコストがかかり、この調査・検討の
結果をタイムリに市場に反映させることは難しい。ま
た、調査する対象が限定されるので、新規ユーザを含め
た個々のユーザの要求に適応したサービスを提供するこ
とは困難である。
【0006】具体的には、例えば、上手に歌唱すること
ができる楽曲をいくつか知っているユーザにおいても、
新しい楽曲をレパートリとするためには、その楽曲を何
度か歌唱してみることが必要であるが、その楽曲が自分
に適応、いわゆるマッチしているかが、よくわからない
ことがある。また、一人のユーザの歌唱可能な音域はほ
とんど変動しないので、楽曲毎に音程を調整しなけれ
ば、各楽曲を上記ユーザの歌唱可能な音域で演奏するこ
とはできない。さらに、カラオケのシステムを備えた、
例えばカラオケバーにおいて、繁忙時には、カラオケの
歌唱の待ち時間が増えたり、自分でカラオケのシステム
を操作しなければならなかったりする等、サービスが不
十分となる場合も有り得る。
【0007】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、個々
のユーザの要求に適応したサービスを提供することがで
きる記憶媒体、及びこの記憶媒体を用いて楽曲の演奏情
報を生成する音響生成装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記憶媒体
は、少なくともユーザの歌唱に関する情報を含む、ユー
ザを識別するためのユーザ識別情報が記憶されて成る。
【0009】また、本発明に係る音響生成装置は、ユー
ザの歌唱に関する情報を用いて、楽曲の演奏情報の再生
特性を変化させ、この演奏情報又は演奏情報に基づく情
報を出力する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1には、本発明に係る音響生成装置の実
施の形態の概略的な構成を示す。
【0012】この音響生成装置は、少なくともユーザの
歌唱に関する情報を含む、ユーザを識別するためのユー
ザ識別情報が記憶される記憶手段である個人情報カード
18と、楽曲の演奏情報を出力する楽曲情報出力手段で
あるディスクチェンジャ13と、上記個人情報カード1
8からの歌唱に関する情報を用いて、上記ディスクチェ
ンジャ13からの演奏情報の再生特性を変化させるよう
に制御を行う制御手段であるコントローラ12と、上記
コントローラ12からの演奏情報を出力する音声出力手
段であるスピーカ171、172と、上記コントローラ1
2からの演奏情報に応じた楽曲情報を出力する映像出力
手段であるTVモニタ16とを備えて成る。
【0013】上記コントローラ12は、上記歌唱に関す
る情報を用いて、上記ディスクチェンジャ13からの複
数の楽曲から所定数の推奨曲を検索し、上記TVモニタ
16に上記推奨曲に関する情報を表示するように制御を
行う。
【0014】また、上記コントローラ12は、上記歌唱
に関する情報に基づいて、上記ディスクチェンジャ13
からの演奏情報の音程を自動的に変化させるように制御
を行う。
【0015】さらに、上記コントローラ12は、上記歌
唱に関する情報に基づいて、ユーザの得意曲を予約する
ように制御を行う。
【0016】尚、上記歌唱に関する情報とは、ユーザの
歌唱対象曲の伴奏情報を再生するために用いられる情報
である。
【0017】次に、音響生成装置の各構成について説明
する。
【0018】この音響生成装置において、ユーザは、例
えば複数の楽曲の曲目、及びこれらの曲目に対応する曲
番号が表示されるいわゆる目次本等によって、所望の楽
曲の曲番号を確認した後に、コントローラ12に備えら
れた操作ボタン、又はリモートコントローラであるいわ
ゆるリモコン19に備えられた操作ボタン等を操作し
て、所望の楽曲の曲番号を指定する。これにより、複数
枚のビデオCDを内蔵するディスクチェンジャ13にお
いて、上記所望の楽曲が記録されているビデオCDが選
択され、上記所望の楽曲のオーディオデータ及びビデオ
データが読み出される。
【0019】この読み出されたオーディオデータ及びビ
デオデータは、コントローラ12で処理されて、オーデ
ィオ信号及びビデオ信号が得られる。また、マイクロホ
ン20から入力されるユーザの歌唱音声は、アンプ11
を介してコントローラ12に送られる。コントローラ1
2では、歌唱音声と上記オーディオ信号とがミキシング
される。このミキシングされた信号は、演奏音楽及び歌
唱音声として、アンプ11を介してスピーカ171及び
スピーカ172からそれぞれ出力される。さらに、これ
と同時に、コントローラ12からのビデオ信号は、テレ
ビジョン信号としてテレビジョンモニタいわゆるTVモ
ニタ16に出力され、映像が表示される。
【0020】ここで、ビデオCDのトラックフォーマッ
トを図2に示す。
【0021】ビデオCDでは、図2Aに示すように、最
内周側にリードインエリアLIが設けられ、ここに目次
情報であるTOC(Table of Contents)データが記録
されている。TOCデータとしては、各トラックの開始
位置やトラック数、演奏時間等が記録される。
【0022】リードインエリアLIに続いて、トラック
データがトラックTR1〜TRnとして記録され、最外周
側にリードアウトエリアLOが設けられている。
【0023】但し、トラックTR1は、第1トラックと
しての実際のビデオ及びオーディオデータの記録には用
いられておらず、ビデオCDデータトラックとして使用
されている。
【0024】そして、トラックTR2〜TRnに、実際の
ビデオ及びオーディオデータが記録される。即ち、トラ
ックTR2〜TRnには、ビデオセクタ及びオーディオセ
クタが時分割的に記録されている。セクタ構成は図示し
ていないが、ビデオセクタとオーディオセクタとは、平
均して約6:1の割合で配置される。そして、ビデオセ
クタには、ビデオデータの高効率圧縮符号化方式である
いわゆるMPEG方式で圧縮エンコードされた、Iピク
チャ、Pピクチャ、Bピクチャと呼ばれるビデオデータ
が、また、オーディオセクタには、MPEG方式でエン
コードされたオーディオデータが記録される。
【0025】尚、ビデオCDでは、トラック数は最大9
9まで可能となる。従って、ビデオCDの場合には、最
大98シーケンスを記録することができる。このシーケ
ンスとは、動画の連続した1つの区切りのことであり、
例えばカラオケなどの画像が記録されていた場合には、
1曲、即ち1トラックが1シーケンスとなる。
【0026】トラックTR1を用いたビデオCDデータ
トラックには、図2Bに示すように、基本ボリューム記
述子いわゆるPVD、カラオケベーシックインフォメー
ションエリアIA、ビデオCDインフォメーションエリ
アVA、セグメントプレイアイテムエリアSA、CD−
Iアプリケーションプログラム等のその他のファイルF
Iが用意されている。
【0027】いわゆるカラオケ用のビデオCDにおいて
は、カラオケベーシックインフォメーションエリアIA
内において、各種の情報、例えばトラックTR2以降と
して収録されている各楽曲についての情報を記録するこ
とができる。
【0028】各楽曲に対するデータとしては、カラオケ
ベーシックインフォメーションエリアIA内において、
図2Cに示すように、シーケンスアイテムテーブルSI
1〜SITnとして記録される。即ち、各楽曲それぞれ
に1つのシーケンスアイテムテーブルSITが設けられ
る。nの値は、収録曲数に相当する。
【0029】図3は、シーケンスアイテムテーブルSI
Tのフォーマットを示すものであり、64個の項目番号
に対応して、必須又は任意の情報が記録される。
【0030】特に、楽曲に対応するエリアは、項目番号
8〜64であり、各種情報、例えば曲名、演奏者名、作
詞者名、作曲者名等が記録される。尚、項目番号22〜
31は、ディスクメーカが任意に使用することができる
エリアである。
【0031】また、この音響生成装置は、ユーザに対し
てサービスを提供するために、個人情報カード18、サ
ービス用端末装置14、及びサービス用端末充電器15
を備える。
【0032】サービス用端末装置14は、ユーザに対し
てカラオケに関するサービスを提供するためのものであ
り、ユーザ自身が、このサービス用端末装置14に備え
られた複数の操作キー等を操作して、カラオケに関する
サービスの内容を制御する。このとき、操作キー等によ
る操作状態は、サービス用端末装置14に設けられてい
る液晶パネル等から成る表示部に表示される。尚、この
サービス用端末装置14は、この音響生成装置を利用す
るユーザの人数に対応する数だけ設けることが可能であ
り、小型で軽量であることが望ましい。
【0033】サービス用端末充電器15は、上記サービ
ス用端末装置14の電源を充電するための充電器であ
り、上記コントローラ12によって制御される。また、
必要に応じて、上記ディスクチェンジャ13に内蔵され
るビデオCDに記録された楽曲に関する情報が、上記サ
ービス用端末充電器15を介してサービス用端末装置1
4に送信される。
【0034】個人情報カード18は、ユーザの一人一人
が所有するものであり、ICメモリ等を内部にもつカー
ド状の記憶媒体である。この個人情報カード18は、サ
ービス用端末装置14に設けられた、いわゆるカードス
ロット等に装着されるものである。この個人情報カード
18には、カラオケに関する個人情報が記憶される。こ
の個人情報は、ビデオCD内のシーケンスアイテムテー
ブルSITに記録されている楽曲関連情報と共に利用さ
れる。
【0035】ここで、個人情報カード18に記憶される
個人情報を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】このように、個人情報としては、項目PP
−M0にユーザの得意曲の情報、項目PP−MP1にユ
ーザの氏名・生年月日・性別、項目PP−MP2にユー
ザの歌唱が可能な音域、項目PP−MP3にユーザの好
きな音楽のジャンル、項目PP−MP4にユーザが過去
に歌唱した楽曲の曲目及びその採点結果、項目PP−M
P5にユーザが歌唱した楽曲の内で最高点/最低点を記
録した楽曲の曲番号及びその点数、項目PP−MP6に
ユーザがカラオケボックスを利用した後の利用料金の残
高が、それぞれ記憶される。ここで、得意曲の各変数P
P−M1〜PP−M5については、得意曲の曲番号に基
づいて、ビデオCD内のシーケンスアイテムテーブルS
ITから参照することが可能であるので、個人情報カー
ド18には得意曲の曲番号のみを記憶するようにしても
よい。
【0038】尚、得意曲は16曲、過去に歌唱した曲目
は最新の32曲となっているが、これらの数に限定され
るものではない。
【0039】次に、コントローラ12の概略的な構成を
図4に示して、上記ビデオCDから読み出されたデータ
の再生について説明する。尚、図4においては、制御信
号を点線で示し、オーディオ信号及びビデオ信号を実線
で示す。
【0040】ビデオCDから再生されたオーディオデー
タは、音声多重となっており、例えば演奏音楽であるい
わゆるミュージックは左チャンネル(Lch)、歌唱音
声であるいわゆる歌手のヴォーカルは右チャンネル(R
ch)で構成されている。このオーディオデータ及びビ
デオデータを含む、ビデオCDから読み出された信号
は、入力端子21から入力されて、アンプ22を介して
データ再生部23に送られる。
【0041】データ再生部23のEFMデコーダ31で
は、入力信号に対して、EFM復調及びエラー訂正処理
等が施される。これによって得られる制御情報、具体的
にはサブコード情報は、中央処理装置であるいわゆるC
PU32に送られ、また、オーディオデータ及びビデオ
データは、CD−ROMデコーダ33に送られる。この
サブコード情報とは、楽曲の進行時間情報であり、1つ
の楽曲、即ち1トラック内のアドレスに相当し、分/秒
/フレームで表される情報である。CPU32は、送ら
れた制御情報に基づいて、MPEGオーディオデコーダ
34及びMPEGビデオデコーダ35に対して制御信号
を送り、キーコントロール回路24及びCPU28に対
して楽曲関連情報を送る。
【0042】CD−ROMデコーダ33では、オーディ
オデータ及びビデオデータに対してCD−ROM方式の
デコード処理が施される。これによって再生されたオー
ディオデータはMPEGオーディオデコーダ34に送ら
れ、再生されたビデオデータはMPEGビデオデコーダ
35に送られる。
【0043】MPEGビデオデコーダ35では、MPE
G方式で圧縮符号化されたビデオデータに対してデコー
ド処理が行われ、3原色であるいわゆるR、G、B信号
を得る。このR、G、B信号は、3チャンネルのディジ
タル/アナログ(D/A)変換器25にそれぞれ送られ
て各信号毎にアナログ信号に変換され、表示制御部29
を介してNTSCエンコーダ26に供給される。このN
TSCエンコーダ26では、供給されたアナログ信号が
いわゆるNTSC方式のコンポジットビデオ信号に変換
される。このコンポジットビデオ信号は出力端子27か
ら出力され、アンプ11を介して図1のTVモニタ16
に送られることにより、映像が表示される。
【0044】また、CPU28の制御により、個人情報
カード18から読み出された個人情報がメモリ49に記
憶される。この記憶された個人情報を用いて、詳細には
後述する、推奨曲の選定、音程の自動設定、及び得意曲
の予約の処理が行われる。これらの処理により得られる
ビデオデータは、NTSCエンコーダ26でNTSC方
式のコンポジットビデオ信号に変換され、出力端子27
から出力されて、TVモニタ16上に表示される。
【0045】また、MPEGオーディオデコーダ34で
は、MPEG方式で圧縮符号化されたオーディオデータ
に対してデコード処理が行われ、ディジタル再生音声デ
ータが出力される。このディジタル再生音声データは、
キーコントロール回路24に供給される。
【0046】キーコントロール回路24では、必要に応
じて、例えばユーザが歌唱しやすいように、演奏情報に
対してキー変換処理が施され、音程が調整される。この
音程が調整されたディジタル再生音声データは、ミキシ
ング部44に送られる。
【0047】このミキシング部44では、CPU28か
らの制御によって、キーコントロール回路24からのデ
ィジタル再生音声データにミキシング処理が施される。
この後、イコライザ52で周波数特性処理され、アンプ
56を介してミキサ57に供給される。
【0048】一方、入力端子41にはマイクロホン20
が接続されている。ユーザが歌唱した歌唱音声は、この
入力端子41から入力され、マイクアンプ42を介して
アナログ/ディジタル(A/D)変換器43でディジタ
ル音声データに変換された後、ミキシング部44に送ら
れる。このミキシング部44のイコライザ51では、デ
ィジタル音声データが周波数特性処理される。この周波
数特性処理されたディジタル音声データは、残響処理回
路53で残響処理が施された後、アンプ55を介してミ
キサ57に供給される。
【0049】ミキサ57では、アンプ55を介したユー
ザの歌唱音声とアンプ56を介した演奏情報とがミキシ
ング処理される。このミキシング処理されたディジタル
音声データは、D/A変換器45でアナログ信号に変換
された後、出力端子47から出力され、アンプ11を介
してスピーカ171、172からそれぞれ出力される。
【0050】次に、上述した音響生成装置を利用した具
体的な例として、推奨曲の選定、音程の自動設定、及び
得意曲の予約の各サービスについて説明する。
【0051】先ず、推奨曲の選定の動作手順について、
図5、図6、及び図7のフローチャートを用いて説明す
る。
【0052】図5のステップS1で、CPU28は、メ
モリ49に記憶される個人情報を読み出して、メモリ4
8に保持する。この個人情報の内容を、表2に示す。
【0053】
【表2】
【0054】このように、個人情報としては、変数PP
−Mnに得意曲名、変数PP−M1に演奏者名・作曲者
名・アレンジャ名、変数PP−M2にリリース年月日、
変数PP−M3に歌唱パートの声域、変数PP−M4に
曲調・テンポ、変数PP−M5に楽曲のジャンル、変数
PP−MP1に生年月日、変数PP−MP2に歌唱可能
な音域、変数PP−MP3に好きな音楽ジャンルが、そ
れぞれ読み出される。
【0055】次に、ステップS2で、CPU28では、
ディスクチェンジャ13に内蔵されているビデオCDの
番号であるディスク番号Nを初期化して、最も若いディ
スク番号N、例えば1を設定する。
【0056】そして、ステップS3で、ディスク番号N
がディスクチェンジャ13に内蔵するビデオCDの総数
よりも大きい値であるか否かを判別する。これにより、
ディスク番号Nはディスクチェンジャ13の総数よりも
小さい値であると判別されるならば、ステップS4に進
み、ディスクチェンジャ13内ではN番目のビデオCD
が選択されて装着され、CPU28はCPU32に対し
てN番目のビデオCDのデータ再生要求命令を送る。C
PU32は、上記データ再生要求命令に応じて、MPE
Gオーディオデコーダ34及びMPEGビデオデコーダ
35に対して制御信号を送る。
【0057】ステップS5で、CPU28では、上記装
着されたビデオCDにおける曲番号Sを初期化して、最
も若い曲番号S、例えば1を設定する。
【0058】そして、ステップS6で、曲番号Sが上記
装着されたビデオCDに収録された曲の総数よりも大き
い値であるか否かを判別する。
【0059】これにより、曲番号Sは上記装着されたビ
デオCDに収録された曲の総数よりも大きい値、即ち1
枚のビデオCDの全楽曲の終端であると判別されるなら
ば、ステップS7に進み、ディスク番号Nをインクリメ
ントして、1を加算する。そして、ステップS3に戻
り、ディスク番号Nがディスクチェンジャ13に内蔵す
るビデオCDの総数よりも大きい値であるか否かを判別
し、ステップS4、S5で、次のビデオCDの装着及び
曲番号Sの初期化を行う。
【0060】一方、ステップS6で、曲番号Sは上記装
着されたビデオCDに収録された曲の総数よりも小さい
値であると判別されるならば、ステップS8に進み、曲
番号Sで指定されている楽曲に対するユーザの適応、い
わゆるマッチングの度数を数値で示すためのマッチング
点数MPnを初期化、即ち‘0’を設定する。
【0061】ステップS9で、CPU32は、曲番号S
の再生時に、楽曲関連情報を得て、この楽曲関連情報を
CPU28に送る。
【0062】この楽曲関連情報の内容を、表3に示す。
【0063】
【表3】
【0064】このように、楽曲関連情報としては、変数
DP−M1に演奏者名・作曲者名・アレンジャ名、変数
DP−M2にリリース年月日、変数DP−M3に歌唱パ
ートの声域、変数DP−M4に曲調・テンポ、変数DP
−M5に楽曲のジャンルが、それぞれ読み出される。
【0065】続いて、図6のフローチャートに示す動作
手順で、マッチング点数MPnを算出する。
【0066】先ず、ステップS10で、CPU28で
は、読み出したユーザの個人情報内の得意曲の曲数が複
数であることを想定して、得意曲番号Lを初期化、例え
ば1を設定する。
【0067】そして、ステップS11で、得意曲番号L
が上記読み出した個人情報内の得意曲の総数よりも大き
い値であるか否かを判別する。これにより、得意曲番号
Lは上記読み出した個人情報内の得意曲の総数よりも大
きい値であると判別されるならば、図7のフローチャー
トに示すマッチング点数算出動作を行う。一方、得意曲
番号Lは上記読み出した個人情報内の得意曲の総数より
も小さい値であると判別されるならば、ステップS12
に進む。
【0068】このステップS12〜ステップS26の動
作によって、マッチング点数MPnの算出を行う。具体
的には、マッチング点数MPnの算出においては、以下
の表4に示すように、個人情報の変数と、これに対応す
る楽曲関連情報の変数とを比較し、このときのマッチン
グ度数の数値化基準に応じた重みをマッチング点数MP
nに加算していく。
【0069】
【表4】
【0070】先ず、ステップS12で、得意曲及び曲番
号Sで指定した楽曲の演奏者名・作曲者名・アレンジャ
名の比較のために、変数DP−M1と変数PP−M1と
を比較する。これにより、変数DP−M1と変数PP−
M1とが一致するならば、ステップS13に進み、マッ
チング点数MPnに5点を加算した後、ステップS14
に進む。一方、変数DP−M1と変数PP−M1とが一
致しないならば、マッチング点数MPnの点数加算を行
わずに、ステップS14に進む。
【0071】ステップS14では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲のリリース年月日の比較のために、変数
DP−M2と変数PP−M2とを比較する。これによ
り、±2年以内の一致であるならば、ステップS15に
進み、マッチング点数MPnに5点を加算した後、ステ
ップS16に進む。一方、変数DP−M2と変数PP−
M2とが±2年以上異なるならば、マッチング点数MP
nの点数加算を行わずに、ステップS16に進む。
【0072】ステップS16では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲のリリース年月日の比較のために、変数
DP−M2と変数PP−M2とを比較する。これによ
り、±5年以内の一致であるならば、ステップS17に
進み、マッチング点数MPnに3点を加算した後、ステ
ップS18に進む。一方、変数DP−M2と変数PP−
M2とが±5年以上異なるならば、マッチング点数MP
nの点数加算を行わずに、ステップS18に進む。
【0073】ステップS18では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲の歌唱パートの声域の比較のために、変
数DP−M3と変数PP−M3とを比較する。これによ
り、個人情報による歌唱パートの声域が楽曲関連情報に
よる歌唱パートの声域と同じか、もしくは広いならば、
ステップS19に進み、マッチング点数MPnに10点
を加算した後、ステップS20に進む。一方、個人情報
による歌唱パートの声域が楽曲関連情報による歌唱パー
トの声域よりも狭いならば、マッチング点数MPnの点
数加算を行わずに、ステップS20に進む。
【0074】ステップS20では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲の歌唱パートの声域の比較のために、変
数DP−M3と変数PP−M3とを比較する。これによ
り、個人情報による歌唱パートの声域が、キーコントロ
ール回路24によって音程調整可能な、楽曲関連情報に
よる歌唱パートの声域と同じか、もしくは広いならば、
ステップS21に進み、マッチング点数MPnに7点を
加算した後、ステップS22に進む。一方、個人情報に
よる歌唱パートの声域が、キーコントロール回路24に
よって音程調整可能な、楽曲関連情報による歌唱パート
の声域よりも狭いならば、マッチング点数MPnの点数
加算を行わずに、ステップS22に進む。
【0075】ステップS22では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲の歌唱パートの声域の比較において、そ
の他として、マッチング点数MPnに3点を加算して、
ステップS23に進む。
【0076】ステップS23では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲の曲調・テンポの比較のために、変数D
P−M4と変数PP−M4とを比較する。これにより、
変数DP−M4と変数PP−M4とが一致するならば、
ステップS24に進み、マッチング点数MPnに3点を
加算した後、ステップS25に進む。一方、変数DP−
M4と変数PP−M4とが一致しないならば、マッチン
グ点数MPnの点数加算を行わずに、ステップS25に
進む。
【0077】ステップS25では、得意曲及び曲番号S
で指定した楽曲のジャンルの比較のために、変数DP−
M5と変数PP−M5とを比較する。これにより、変数
DP−M5と変数PP−M5とが一致するならば、ステ
ップS26に進み、マッチング点数MPnに3点を加算
した後、ステップS27に進む。一方、変数DP−M5
と変数PP−M5とが一致しないならば、マッチング点
数MPnの点数加算を行わずに、ステップS27に進
む。
【0078】ステップS27では、得意曲番号Lをイン
クリメントして、1を加算し、ステップS11に戻る。
このステップS11で、再び、得意曲番号Lが上記読み
出した個人情報内の得意曲の総数よりも大きい値である
か否かを判別し、NOと判別されるならば、次の得意曲
番号Lの得意曲について、ステップS12〜ステップS
27までのマッチング点数MPnの算出動作を行う。
【0079】このようにして、全ての得意曲について、
マッチング点数算出動作を行い、ステップS11で、Y
ES、即ちマッチング点数算出動作が終了したと判別さ
れるならば、図7のフローチャートに示すマッチング点
数算出動作を行う。
【0080】この図7のステップS28〜ステップS3
6の動作によって、さらに、マッチング点数MPnの算
出を行う。このマッチング点数MPnの算出において
は、以下の表5に示すように、個人情報内の変数に基づ
いて、マッチング度数の数値化基準に応じた重みをマッ
チング点数MPnに加算していく。
【0081】
【表5】
【0082】先ず、ステップS28で、ユーザの生年月
日と楽曲のリリース年月日との比較のために、変数PP
−MP1と変数PP−M2とを比較する。このとき、変
数PP−MP1の変数PP−M2からの差分値が、15
以上、30以下であるならば、ステップS29に進み、
マッチング点数MPnに5点を加算した後、ステップS
30に進む。一方、変数PP−MP1の変数PP−M2
からの差分値が、15以上、30以下ではないならば、
マッチング点数MPnの点数加算を行わずに、ステップ
S30に進む。
【0083】ステップS30では、ユーザの歌唱可能な
音域と得意曲の歌唱パートの声域との比較のために、変
数PP−MP2と変数PP−M3とを比較する。これに
より、ユーザの歌唱可能な音域が得意曲の歌唱パートの
声域と同じか、もしくは広いならば、ステップS31に
進み、マッチング点数MPnに10点を加算した後、ス
テップS32に進む。一方、ユーザの歌唱可能な音域が
得意曲の歌唱パートの声域よりも狭いならば、マッチン
グ点数MPnの点数加算を行わずに、ステップS32に
進む。
【0084】ステップS32では、ユーザの歌唱可能な
音域と得意曲の歌唱パートの声域との比較のために、変
数PP−MP2と変数PP−M3とを比較する。これに
より、ユーザの歌唱可能な音域が、キーコントロール回
路24によって音程調整可能な得意曲の歌唱パートの声
域と同じか、もしくは広いならば、ステップS33に進
み、マッチング点数MPnに7点を加算した後、ステッ
プS34に進む。一方、ユーザの歌唱可能な音域が、キ
ーコントロール回路24によって音程調整可能な、得意
曲の歌唱パートの声域よりも狭いならば、マッチング点
数MPnの点数加算を行わずに、ステップS34に進
む。
【0085】ステップS34では、ユーザの好きな音楽
ジャンルと得意曲のジャンルとの比較のために、変数P
P−MP3と変数PP−M5とを比較する。これによ
り、変数PP−MP3と変数PP−M5とが一致するな
らば、ステップS36に進み、マッチング点数MPnに
3点を加算した後、ステップS37に進む。一方、変数
PP−MP3と変数PP−M5とが一致しないならば、
マッチング点数MPnの点数加算を行わずに、ステップ
S37に進む。
【0086】ステップS37では、曲番号Sをインクリ
メントして、1を加算し、図5のステップS6に戻る。
【0087】このステップS6で、再び、曲番号Sが上
記装着されたビデオCDに収録された曲の総数よりも大
きい値であるか否かを判別する。これにより、曲番号S
は上記装着されたビデオCDに収録された曲の総数より
も大きい値であると判別されるならば、ステップS7
で、ディスク番号Nをインクリメントし、さらに、ステ
ップS3で、ディスク番号Nがディスクチェンジャ13
に内蔵するビデオCDの総数よりも大きい値であるか否
かを判別する。これにより、YES、即ち全てのビデオ
CDについてのマッチング点数算出動作が終了したと判
別されるならば、ステップ38に進む。
【0088】ステップS38では、CPU28におい
て、マッチング点数MPnを用い、マッチング度が上位
8位までの楽曲を選定する。また、CPU28は、ステ
ップS39で、表示制御部29を制御する。これによ
り、選定された楽曲名等がTVモニタ16に表示され
る。
【0089】次に、音程の自動設定の動作手順につい
て、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0090】先ず、ステップS41で、CPU28は、
CPU32に対して、指定された楽曲いわゆる指定曲の
データが再生されるまでに、この指定曲の楽曲関連情報
から歌唱パートの声域を読み出すための要求を送る。こ
れにより、指定曲のデータの再生時には、指定曲の楽曲
関連情報内の歌唱パートの声域情報が、CPU32から
CPU28に送られる。
【0091】また、ステップS42で、CPU28は、
予め、個人情報カード18から歌唱可能な音域の情報
(PP−MP2)を得て、メモリ49に記憶しておく。
そして、CPU28は、指定曲が再生されるまでに、歌
唱可能な音域情報をメモリ49から読み出す。
【0092】この後、ステップS43で、CPU28
は、指定曲の歌唱パートの声域の中心値を算出する。例
えば、歌唱パートの声域の内の低域をVSLとし、高域
をVSHとすると、歌唱パートの声域の中心値VSC
は、 VSC=(VSL+VSH)/2 で算出される。
【0093】また、ステップS44で、CPU28は、
歌唱可能な音域の中心値を算出する。ここで、歌唱可能
な音域の内の低域をVULとし、高域をVUHとする
と、歌唱可能な音域の中心値VUCは、 VUC=(VUL+VUH)/2 で算出される。
【0094】この後、ステップS45で、CPU28
は、上記得られた歌唱パートの声域の中心値VSCと、
歌唱可能な音域の中心値VUCとの差分値VSC−VU
Cを算出する。
【0095】そして、ステップS46で、CPU28
は、上記得られた差分値VSC−VUCを用い、この差
分値VSC−VUCを補正するように、キーコントロー
ラ回路24又はアンプ11を制御する。これにより、出
力される楽曲の演奏情報の音程が自動設定される。
【0096】上述の音程の自動設定動作では、歌唱パー
トの声域の中心値とユーザの歌唱可能な音域の中心値と
を合わせることで、楽曲の演奏情報の音程を補正してい
る。しかし、一般的には、高域の発声は技術的に困難な
場合が多いと予想されるので、ステップS45では、歌
唱パートの声域及び歌唱可能な音域の高域の差分値VS
H−VUHを求めて、演奏情報の音程を高域中心に自動
設定することが考えられる。また、逆に、低域中心の自
動設定を行うことも可能である。
【0097】次に、得意曲の予約の動作手順について、
図9のフローチャートを用いて説明する。
【0098】先ず、ステップS51で、CPU28は、
個人情報カード18から得意曲の情報(PP−M0)を
読み出して、メモリ49に記憶する。
【0099】次に、ステップS52で、CPU28は、
上記記憶した得意曲の情報をTVモニタ16に表示する
ように、表示制御部29に制御を行う。これにより、得
意曲の曲番号及び曲名が、例えばリスト形式で表示され
る。
【0100】そして、ステップS53で、ユーザは、サ
ービス用端末装置14に備えられた複数の操作キー等を
操作して、表示されたリスト内の所望の曲番号を指定す
る。これにより、指定された楽曲の曲番号の情報は、C
PU28に送信される。CPU28は、送られた曲番号
情報をメモリ48に記憶することにより、得意曲が予約
される。
【0101】尚、上記音響生成装置においては、個人情
報カード18の代わりに、ディジタル信号を記録するこ
とが可能なディスク状記録媒体を用いてもよい。
【0102】また、上述の音響生成装置は、ディスクチ
ェンジャ13を備え、このディスクチェンジャ13に内
蔵されるビデオCDに記録される楽曲の演奏情報の再生
を行うものであるが、通信システムを用い、演奏情報と
してMIDIデータを受信する通信型カラオケの音響生
成装置であってもよい。
【0103】
【発明の効果】以上の説明からも明かなように、本発明
に係る記憶媒体は、少なくともユーザの歌唱に関する情
報を含む、ユーザを識別するためのユーザ識別情報が記
憶されて成ることにより、ユーザは、カラオケにおい
て、この記憶媒体に記憶された個人情報を用いた様々な
サービスを利用することができる。
【0104】また、本発明に係る音響生成装置は、歌唱
に関する情報を用いて、楽曲の演奏情報の再生特性を変
化させ、この演奏情報又は演奏情報に基づく楽曲情報を
出力することにより、カラオケにおいて、個人情報を利
用し、個々のユーザの要求に適応した様々なサービスを
ユーザに提供することが可能となる。また、このカラオ
ケにおいて、新規のサービスの導入が容易となる。ま
た、記憶されている個人情報は、カラオケの利用の度に
更新されるので、カラオケにおいて信頼性の高いサービ
スを提供することが可能となる。これにより、カラオケ
を再度利用するいわゆるリピータが増加し、カラオケに
よる収益性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音響生成装置の実施の形態の概略
的な構成図である。
【図2】ビデオCDのトラックの概略的なフォーマット
である。
【図3】シーケンスアイテムテーブルの概略的なフォー
マットである。
【図4】コントローラの概略的な構成図である。
【図5】推奨曲の選定の動作手順のフローチャートであ
る。
【図6】マッチング点数算出動作手順のフローチャート
である。
【図7】図6に続くマッチング点数算出動作手順のフロ
ーチャートである。
【図8】音程の自動設定の動作手順のフローチャートで
ある。
【図9】得意曲の予約の動作手順のフローチャートであ
る。
【符号の説明】 11 アンプ 12 コントローラ 13 ディスクチェンジャ 14 サービス用端末装置 15 サービス用端末充電器 16 TVモニタ 171、172 スピーカ 18 個人情報カード 20 マイクロホン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともユーザの歌唱に関する情報を
    含む、ユーザを識別するためのユーザ識別情報が記憶さ
    れて成ることを特徴とする記憶媒体。
  2. 【請求項2】 上記歌唱に関する情報とは、ユーザの歌
    唱対象曲の伴奏情報を再生するために用いられる情報で
    あることを特徴とする請求項1記載の記憶媒体。
  3. 【請求項3】 少なくともユーザの歌唱に関する情報を
    含む、ユーザを識別するためのユーザ識別情報が記憶さ
    れる記憶手段と、 楽曲の演奏情報を出力する楽曲情報出力手段と、 上記記憶手段からの歌唱に関する情報を用いて、上記楽
    曲情報出力手段からの演奏情報の再生特性を変化させる
    ように制御を行う制御手段と、 上記制御手段からの演奏情報を出力する音声出力手段
    と、 上記制御手段からの演奏情報に応じた情報を出力する映
    像出力手段とを備えて成ることを特徴とする音響生成装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記歌唱に関する情報
    を用いて、上記楽曲情報出力手段からの複数の楽曲から
    所定数の推奨曲を検索し、上記映像出力手段に上記推奨
    曲に関する情報を表示するように制御を行うことを特徴
    とする請求項3記載の音響生成装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記歌唱に関する情報
    に基づいて、上記楽曲情報出力手段からの演奏情報の音
    程を自動的に変化させるように制御を行うことを特徴と
    する請求項3記載の音響生成装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記歌唱に関する情報
    に基づいて、ユーザの得意曲を予約するように制御を行
    うことを特徴とする請求項3記載の音響生成装置。
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