JP2002268109A - カメラの像振れ補正装置 - Google Patents

カメラの像振れ補正装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時の構成部材の作動に起因する補正レン
ズの共振が撮影結果に及ぼす影響を少なくする。 【解決手段】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れに起
因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レンズを
補正中心に位置させる複数の弾性部材と、撮影に際して
の撮影レンズの焦点距離が所定値以上の場合には、前記
補正レンズの補正中心を変更する補正中心変更手段(#
19〜#20)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに加わる振
れ状態を検出する振れ検出手段の検出結果に基づいて、
前記振れに起因する像振れを補正する補正レンズを有す
るカメラの像振れ補正装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のカメラは、露出決定やピント合わ
せ等の撮影にとって重要な作業は全て自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能
性は非常に少なくなっている。
【0003】また、最近では、カメラに加わる手振れを
防ぐシステムも研究されており、撮影者の撮影ミスを誘
発する要因は殆ど無くなってきている。
【0004】ここで、手振れを防ぐシステムについて簡
単に説明する。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1〜12Hzの振動であるが、シャッタのレリーズ
時点においてこのような手振れを起こしていても像振れ
の無い写真を撮影可能とするための基本的考えとして、
上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検出値に
応じて補正レンズを変位させてやらなければならない。
従って、カメラの振れが生じても像振れを生じない写真
を撮影できることを達成するためには、第1に、カメラ
の振動を正確に検出し、第2に、手振れによる光軸変位
を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振れ
センサと、該振れセンサの出力信号を電気的あるいは機
械的に積分して角変位を出力する手段をカメラに搭載す
ることによって行うことができる。そして、この検出情
報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学系を駆動させ
て像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、振れ検出装置を用いた防振システ
ムについて、図7を用いてその概要を説明する。
【0008】図7の例は、図示矢印81方向のカメラ縦
振れ81p及びカメラ横振れ81yに起因する像振れを
抑制するシステムの図であり、像振れ補正装置を一眼レ
フカメラの交換レンズに設けた場合の図である。
【0009】同図中、82はレンズ鏡筒、83p,83
yは各々カメラ縦振れ振動、カメラ横振れ振動を検出す
る振れ検出装置で、それぞれの振動検出方向を84p,
84yで示してある。85は補正光学系(87p,87
yは各々補正光学系85に推力を与えるコイル、86
p,86yは補正光学系85の位置を検出する位置検出
素子)であり、該補正光学系85は位置制御ループが設
けられており、振れ検出装置83p,83yの出力を目
標値として駆動され、像面88での安定を確保する。
【0010】また、精度は低下するが、補正光学系85
の位置検出を廃止することでコストダウンを行い、位置
制御ループを設けず、検出した振れ量のみで振れ補正制
御を行うオープン制御手法でも振れ補正は可能である。
【0011】図8は、オープン制御による像振れ補正装
置の一例を示した分解斜視図である。
【0012】図8において、1は補正レンズを保持する
支持枠、2は支持枠1を保持する地板、3は地板2に不
図示のビス等で固定される磁性体であるところの第1ヨ
ーク、4は支持枠1に固定される巻線コイルである。5
は、第1ヨーク3との間に支持枠1を挟むように、地板
2に不図示のビス等で固定される磁性体であるところの
第2ヨーク、6は第2ヨーク5上に磁気的に吸着し固定
される永久磁石であり、略90°位置をずらして2個設
けられる。7a〜7cは一端を支持枠1に圧入され、他
端を地板2に設けられた長孔2aに挿入されるシフトピ
ンであり、光軸を中心として略120°等分に3箇所、
光軸を中心として放射状に設けられている。8a〜8d
は地板2に対して支持枠1を弾性支持するバネであり、
一方を支持枠1に設けられた突起1aによって位置決め
され、もう一方を地板2に設けられた突起2bによって
位置決めされており、光軸を中心として略90°等分に
4箇所設けられている。突起1a及び突起2bは光軸を
中心として放射状に突出しており、同一直線上に対向す
るように設けられているので、バネ8(8a〜8d)も
光軸を中心として放射状に配置されることとなる。
【0013】組立て手順は、最初に、地板2に第1ヨー
ク3をその孔を通し、ビス等で固定する。次に、支持枠
1に設けられた孔に、巻き線コイル4の不図示のボビン
に設けられた突起を挿入し、接着等で巻線コイル4を固
定する。次いで、シフトピン7を地板2に設けられた長
孔2aを通して支持枠1に設けられた孔に圧入する。こ
れにより、支持枠1は地板2に対して光軸方向の移動が
規制されるが、光軸方向以外には移動可能となる。次
に、バネ8の一方を支持枠1に設けられた突起1aに、
もう一方を地板2に設けられた突起2bに取り付ける。
これにより、支持枠1は略光軸中心に保持される。次
に、第2ヨーク5に、永久磁石6を磁気的に吸着させ固
定する。最後に、第2ヨーク5を、第1ヨーク3との間
に支持枠1を挟むように、地板2にビス等で固定する。
【0014】前記永久磁石6と巻線コイル4はそれぞれ
対向するように配置する。これにより、第2ヨーク5は
磁性体であるので、第1ヨーク3・永久磁石6との間に
公知の閉磁路が形成され、且つこの閉磁路内に設けられ
支持枠1に固定された巻線コイル5に通電することによ
り推力が発生し、支持枠1を任意のストローク駆動させ
る。また無通電時にはバネ8により支持枠1は略中心位
置に保持され、バネ8は略90°等分で4箇所設けられ
ているので、像振れ補正装置の姿勢が変化しても、性能
に変化はない。
【0015】9aおよび9bは像振れ補正装置を搭載し
た光学機器の振れを検出する振れ検出センサである。1
0は振れ検出センサ9aおよび9bの出力を基に演算を
行う制御回路で、振れ検出センサ9aおよび9bで検知
された振れを打ち消すように、支持枠1(補正レンズ)
の駆動量を算出し、巻線コイル4に通電することで支持
枠1を制御し、像面の安定を確保する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記図8の像振れ補正
装置において、補正レンズを保持する支持枠1はバネ8
によって保持されており、衝撃を加えると共振周波数で
共振し、バネ8のバネ定数によって共振振幅がかなり大
きくなる可能性がある。
【0017】また、一眼レフカメラで撮影を行う場合、
撮影動作のためのミラー駆動やシャッタ駆動が行われ
る。それらの駆動による衝撃が前述の振れ補正装置に加
わると補正レンズが共振し、撮影に悪影響を及ぼす可能
性がある。それも、焦点距離が長くなるほど、共振が撮
影に及ぼす悪影響が大きくなる。
【0018】また、共振振幅は衝撃が加わってから時間
とともに減衰してゆくので、シャッタ秒時が長い場合は
その影響は少ないが、シャッタ秒時が短くなればその影
響は大きくなる。
【0019】また、バネ定数を大きくすれば共振振幅も
少なくなるのであるが、振れ補正時にはバネに抗して補
正レンズを駆動させる必要があるため、バネ定数を大き
くすると消費電流が増えてしまうので、あまり大きくで
きない。
【0020】(発明の目的)本発明の目的は、撮影時の
構成部材の作動に起因する補正レンズの共振が撮影結果
に及ぼす影響を少なくすることのできるカメラの像振れ
補正装置を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、カメラに加わる振れ状態
を検出する振れ検出手段の検出結果に基づいて駆動さ
れ、前記振れに起因する像振れを補正する補正レンズ
と、該補正レンズを補正中心に位置させる複数の弾性部
材とを有するカメラの像振れ補正装置において、撮影に
際しての撮影レンズの焦点距離が所定値以上の場合に
は、前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心変更
手段を有するカメラの像振れ補正装置とするものであ
る。
【0022】同じく上記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明は、カメラに加わる振れ状態を検出する
振れ検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れ
に起因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レン
ズを補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカ
メラの像振れ補正装置において、撮影に際してのシャッ
タ秒時が所定値以上であり、且つ撮影レンズの焦点距離
が所定値以上の場合には、前記補正レンズの補正中心を
変更する補正中心変更手段を有するカメラの像振れ補正
装置とするものである。
【0023】同じく上記目的を達成するために、請求項
4に記載の発明は、カメラに加わる振れ状態を検出する
振れ検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れ
に起因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レン
ズを補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカ
メラの像振れ補正装置において、露光前に前記補正レン
ズの補正中心を変更する補正中心変更手段と、撮影に際
しての撮影レンズの焦点距離に応じて前記補正中心変更
手段の補正中心変更量を制御する制御手段とを有するカ
メラの像振れ補正装置とするものである。
【0024】同じく上記目的を達成するために、請求項
5に記載の発明は、カメラに加わる振れ状態を検出する
振れ検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れ
に起因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レン
ズを補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカ
メラの像振れ補正装置において、露光前に前記補正レン
ズの補正中心を変更する補正中心変更手段と、撮影に際
してのシャッタ秒時と撮影レンズの焦点距離に応じて前
記補正中心変更手段の補正中心変更量を制御する制御手
段とを有するカメラの像振れ補正装置とするものであ
る。
【0025】同じく上記目的を達成するために、請求項
7に記載の発明は、カメラに加わる第1の方向及び該第
1の方向とは異なる第2の方向の振れ状態に基づいて駆
動され、前記振れに起因する像振れを補正する補正レン
ズと、該補正レンズを補正中心に位置させる複数の弾性
部材とを有するカメラの像振れ補正装置において、露光
前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心変更
手段と、撮影に際しての撮影レンズの焦点距離に応じ
て、前記第1方向についてのみ、前記補正中心変更手段
の補正中心変更量を制御する制御手段とを有するカメラ
の像振れ補正装置とするものである。
【0026】同じく上記目的を達成するために、請求項
8に記載の発明は、カメラに加わる第1の方向及び該第
1の方向とは異なる第2の方向の振れ状態に基づいて駆
動され、前記振れに起因する像振れを補正する補正レン
ズと、該補正レンズを補正中心に位置させる複数の弾性
部材とを有するカメラの像振れ補正装置において、露光
前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心変更
手段と、撮影に際してのシャッタ秒時と撮影レンズの焦
点距離に応じて、前記第1方向についてのみ、前記補正
中心変更手段の補正中心変更量を制御する制御手段とを
有するカメラの像振れ補正装置とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0028】(実施の第1の形態)図1は本発明の実施
の第1の形態に係るブロック図であり、この実施の形態
では、像振れ補正装置を有する交換レンズとカメラ本体
より成る一眼レフレックスカメラを例にしている。
【0029】この実施の形態では、像振れ補正は、カメ
ラのスイッチSW1のONによって開始され、後述する
ようにスイッチSW2のONによって焦点距離に応じて
補正中心を変更する例を想定している。
【0030】図1において、31はレンズMPUであ
り、カメラMPU40との通信によって、レンズ側の制
御を行っている。32は振れを検出する振れセンサであ
り、その出力信号はハイパスフィルタによりDC成分を
カットされ、増幅・ノイズ除去のローパスフィルタ33
を介してレンズMPU31のA/D変換端子に入力され
る。A/D変換された振れ角速度信号はハイパス・積分
等の演算が施され、その結果に基づいて、コイルドライ
バ34を介して補正レンズは駆動され、像振れ補正が行
われる。
【0031】また、レンズMPU31は上記のような像
振れ補正制御の他に、ズーム・フォーカス位置検出器3
5からの信号よりゾーン検出や、モータドライバー3
6,37を介してフォーカスレンズの駆動,絞り駆動を
行っている。
【0032】38は像振れ補正(Image Stabilizer)を行
うかどうかの動作選択用のスイッチ(ISSW)、39
はオートフォーカスかマニュアルフォーカスかを選択す
るスイッチ(A/MSW)である。
【0033】前記レンズMPU31は、カメラMPU4
0と通信を行い、カメラ・レンズそれぞれのステータス
(焦点距離、各スイッチの状態等)の確認や、フォーカ
ス,絞り等の駆動命令を送信したりする。
【0034】レリーズスイッチ41は、一般的には2段
ストロークスイッチとなっており、該レリーズスイッチ
41の第1ストロークで不図示のスイッチSW1がON
し、第2ストロークでレリーズ用の不図示のスイッチS
W2がONになるように構成されている。
【0035】ここで、レンズMPU31の具体的な動作
について、図2のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0036】レンズをカメラに装着すると、カメラMP
U40からレンズMPU31へシリアル通信がなされ、
レンズMPU31はステップ#1から動作を開始する。
【0037】まず、ステップ#1において、レンズ制
御,像振れ補正制御のための初期設定を行う。そして、
次のステップ#2において、スイッチ38,39の状態
検出、ズーム・フォーカスの位置検出を行う。続くステ
ップ#3においては、カメラMPU40からフォーカス
駆動要求通信があったかどうかを判定する。フォーカス
駆動要求があればステップ#4へ移行し、カメラMPU
40からフォーカスレンズの駆動量が指令されるので、
それに応じてフォーカス駆動制御を行う。
【0038】また、フォーカス駆動要求がなければステ
ップ#5へ進み、カメラMPU40からの通信、スイッ
チ38の状態に応じて、像振れ補正開始フラグIS_START
の設定等の像振れ補正動作開始制御を行う。次のステッ
プ#6においては、カメラMPU40から全駆動停止
(レンズ内のアクチュエータの全駆動を停止する)命令
を受信したかどうかの判定を行う。カメラ側で何も操作
がなされないと、しばらくしてからカメラMPU40か
らこの全駆動停止命令が送信されるので、ステップ#7
へ進む。
【0039】ステップ#7においては、全駆動停止制御
を行う。ここでは全アクチュエータ駆動を停止し、レン
ズMPU31はスリープ(停止)状態になる。像振れ補
正装置への給電も停止する。その後、カメラ側で何か操
作が行われると、カメラMPU40はレンズMPU31
に通信を送り、スリープ状態を解除する。
【0040】これらの動作の間に、カメラMPU41か
らの通信によるシリアル通信割込み、像振れ補正制御割
込みの要求があれば、それらの割込み処理を行う。
【0041】シリアル通信割込み処理は、通信データの
デコードを行い、デコード結果に応じて、例えば絞り駆
動などのレンズ処理を行う。そして、通信データのデコ
ードによって、スイッチSW1のON、スイッチSW2
のON、シャッタ秒時、カメラの機種等が判別できる。
これにより、カメラのスイッチSW1のONで像振れ補
正を開始し、スイッチSW2のONで補正中心位置の変
更を行ったりすることができる。この詳細な動作は後述
する。
【0042】また、像振れ補正割込みは一定周期毎(例
えば500μsec )に発生するタイマー割り込みであ
る。そして、ピッチ方向(縦方向)制御とヨー方向(横
方向)制御を交互に行うので、この場合の片方向のサン
プリング周期は1msecとなる。また、制御方法は両方向
とも同様である部分が多いのでプログラムは一系統のみ
作成する。制御方法(演算係数等)は同じでも、演算な
どの結果は当然ピッチ方向とヨー方向で別々のデータと
なるので、ピッチとヨーでそれぞれ基準アドレスを設定
し、演算結果などのデータをRAMの間接アドレスで指
定し、基準アドレスをピッチ制御時とヨー制御時で切り
換えることによって演算を行っている。
【0043】カメラのメイン動作中に像振れ補正割り込
みが発生すると、レンズMPU31は図3のステップ#
11から像振れ補正の制御を開始する。
【0044】まず、ステップ#11において、振れセン
サ32である例えば角速度センサの出力をA/D変換す
る。そして、次のステップ#12において、像振れ補正
開始フラグIS_STARTの状態の判定を行う。もし像振れ補
正開始フラグIS_STARTがクリアされているならステップ
#13へ移行し、ここでは像振れ補正を行わないので、
ハイパス,積分演算の初期化を行い、ステップ#16へ
進む。
【0045】一方、像振れ補正開始フラグがセットされ
ているならステップ#12からステップ#14へ進み、
ここでは像振れ補正を動作するためハイパスフィルタ演
算を行う。像振れ補正の開始から2〜3秒は時定数切り
換えを行い、立ち上がりの像揺れを緩和することも行
う。続くステップ#15においては、設定された特性の
積分演算を行う。この結果は角変位データθになる。パ
ンニングされた場合は、振れ角変位に応じて積分のカッ
トオフ周波数を切り換えることも行っている。
【0046】次のステップ#16においては、ズーム・
フォーカス位置検出器35よりの検出結果、つまりズー
ム・フォーカスのポジションによって振れ角変位に対す
る補正レンズの偏心量(敏感度)が変化するので、その
調整を行う。具体的には、ズーム及びフォーカスポジシ
ョンをそれぞれいくつかのゾーンに分割し、各ゾーンに
おける平均的な防振敏感度(deg/mm)をテーブルデータ
から読み出し、補正レンズ駆動データSFTDRVに変換す
る。その演算結果は、レンズMPU31内の設定される
RAM領域に格納する。次のステップ#17において
は、スイッチSW2がONされたかどうかの判定を行
い、該スイッチSW2がONされていなければ直ちにス
テップ#23へ進む。
【0047】また、スイッチSW2がONしていればス
テップ#17からステップ#18へ進み、ここではオフ
セット量を保持したかどうかの判定を行う。このオフセ
ット量とは、スイッチSW2がONされたときに補正レ
ンズを中心位置に移動させるためのデータである。オフ
セット量を保持していれば直ちにステップ#22へ移行
する。保持していなければステップ#19へ進み、ここ
では焦点距離が200mmより短いかどうかの判定を行
う。200mmより短かければステップ#20へ進み、
この場合は補正レンズのバネ共振の影響は少ないので、
中心付近で振れ補正を行うために今回の駆動データSFTD
RVをオフセット量SFTOFST として保持する。一方、焦点
距離が200mm以上であればステップ#19からステ
ップ#21へ進み、この場合は補正レンズのバネ共振の
影響が大きいので、中心付近で振れ補正を行うと共振に
より撮影結果に悪影響を与えてしまう。よって、今回の
駆動データSFTDRVに所定量αを加えたデータをオフセッ
ト量SFTOFST として保持する。なお、ここでは所定量α
を加えたが、所定量αを差し引くことでも、同様の効果
を得ることができる。
【0048】次のステップ#22においては、今回の駆
動データSFTDRVからオフセット量SFTOFST を差し引い
て、最終的な駆動データSFT_DTを求める。そして、次の
ステップ#23において、駆動データ SFT_DT の結果を
PWMとしてレンズMPU31のポートに出力し、割込
みが終了する。その出力はコイルドライバー36に入力
し、コイルとマグネットにより補正レンズが駆動され、
像振れが補正が行われる。
【0049】以上のように、ステップ#19〜#21に
て、焦点距離に応じてオフセット量を変更している。つ
まり、ミラー,シャッタ衝撃による共振の影響がありそ
うな焦点距離では補正中心から外れた位置を中心にし
て、バネ(図8のバネ8に相当)をどちらかに押し付け
るように像振れ補正を行うので共振振幅が少なくなり、
撮影結果に悪影響を及ぼすのを防止している。
【0050】また、この実施の第1の形態では、ステッ
プ#20で今回の駆動量データをオフセット量として保
持しているが、オフセット量としてゼロを保持すれば、
補正中心位置変更を行わないことと同等になる。
【0051】(実施の第2の形態)本発明の実施の第2
の形態は、焦点距離とシャッタ秒時に応じて補正中心を
変更する例を示すものである。なお、回路構成は図1と
同様とするので、その説明は省略する。
【0052】本発明の実施の第2の形態における主要部
分の動作について、図4のフローチャートを用いて説明
する。なお、上記実施の第1の形態である図3のフロー
チャートと同様な部分の説明は省略し、本実施の形態特
有の動作部分であるステップ#30のみ説明する。
【0053】図4のステップ#19にて焦点距離が20
0mm以上の場合はステップ#30へ進み、ここではカ
メラのシャッタ秒時が所定値1/15秒より遅いかどう
かの判定を行い、遅ければ共振の影響は少なくなるので
ステップ#20へ進む。一方、所定値1/15秒より速
ければ共振の影響が大きく、その影響を軽減する必要が
あるのでステップ#21へ進む。
【0054】以上のように、ステップ#19〜#21及
び#30にて、焦点距離及びシャッタ秒時に応じてオフ
セット量を変更している、つまりミラー,シャッタ衝撃
による共振の影響がありそうな焦点距離であり、尚且つ
シャッタ秒時が所定値より速ければ、補正中心から外れ
た位置を中心にして、バネをどちらかに押し付けるよう
に像振れ補正を行うので、共振振幅が少なくなり、撮影
結果に悪影響を及ぼすのを防止している。
【0055】また、この実施の第2の形態では、ステッ
プ#20にて今回の駆動量データをオフセット量として
保持しているが、オフセット量としてゼロを保持すれ
ば、補正中心位置変更を行わないことと同等になる。
【0056】(実施の第3の形態)本発明の実施の第3
の形態は、カメラのミラー,シャッタの動作方向が縦方
向(ピッチ方向)の場合を想定し、ピッチ方向の振れ補
正のみ焦点距離によって補正中心を変更する例を示すも
のである。なお、回路構成は図1と同様とするので、そ
の説明は省略する。
【0057】本発明の実施の第3の形態における主要部
分の動作について、図5のフローチャートを用いて説明
する。なお、上記実施の第1の形態である図3のフロー
チャートと同様な部分の説明は省略し、本実施の形態特
有の動作部分であるステップ#31のみ説明する。
【0058】ステップ#31においては、今回の像振れ
補正制御がピッチ(PITCH)方向ならステップ#1
9へ進み、ピッチ方向でない(ヨー方向)ならステップ
#20へ進み、焦点距離によるオフセット量変更(補正
中心変更)を行わない。
【0059】以上のように、ステップ#31にて、像振
れ補正方向がピッチである場合は、焦点距離によるオフ
セット量変更を行うので、カメラのミラー・シャッタ駆
動衝撃方向(ピッチ)の共振の影響を少なくすることが
できるとともに、ヨー方向については、バネの中立点
(光軸付近)で像振れ補正を行うことができる。
【0060】また、この実施の第3の形態では、カメラ
のミラー,シャッタ駆動方向がピッチの場合の例を示し
たが、衝撃方向がヨーの場合でもヨー方向の補正中心を
制御すればよい。
【0061】(実施の第4の形態)本発明の実施の第4
の形態は、カメラのミラー,シャッタの動作方向が縦方
向(ピッチ方向)の場合を想定し、ピッチ方向の振れ補
正のみ、焦点距離とシャッタ秒時によって補正中心を変
更する例を示すものである。なお、回路構成は図1と同
様とするので、その説明は省略する。
【0062】本発明の実施の第4の形態における主要部
分の動作について、図6のフローチャートを用いて説明
する。なお、上記実施の第1の形態である図3のフロー
チャートと同様な部分の説明は省略し、本実施の形態特
有の動作部分であるステップ#32のみ説明する。
【0063】図6のステップ#31にてピッチ方向の制
御と判定し、次のステップ#19にて焦点距離が200
mm以上の判定した場合、ステップ#32へ進む。
【0064】ステップ#32へ進むと、ここではカメラ
のシャッタ秒時が所定値1/15秒より遅いかどうかの
判定を行い、遅ければ共振の影響はほとんど無いのでス
テップ#20へ進む、一方、所定値1/15秒よりもシ
ャッタ秒時が速ければ共振の影響が大きく、その影響を
軽減する必要があるのでステップ#21へ進む。
【0065】以上のように、ステップ#19〜#21及
び#31,#32にて、制御方向、焦点距離及びシャッ
タ秒時に応じてオフセット量を変更している、つまりミ
ラー、シャッタ衝撃が発生するピッチ方向で、共振の影
響がありそうな焦点距離で、尚且つシャッタ秒時が所定
値より遅ければ、補正中心から外れた位置を中心にし
て、バネをどちらかに押し付けるように像振れ補正を行
うので共振振幅が少なくなり、撮影結果に悪影響を及ぼ
すのを防止している。
【0066】また、この実施の第4の形態では、ステッ
プ#20で今回の駆動量データをオフセット量として保
持しているが、オフセット量としてゼロを保持すれば、
補正中心位置変更を行わないことと同等になる。
【0067】以上の実施の各形態によれば、焦点距離に
応じて、もしくは焦点距離とシャッタ秒時に応じて補正
中心位置を変更し、バネを押さえ付けるように像振れ補
正制御を行い、ミラー駆動やシャッタ駆動のような撮影
動作中の衝撃に起因する補正レンズの共振を少なくして
いるので、共振が撮影結果に及ぼす影響を少なくするこ
とができる。
【0068】(発明と実施の形態の対応)請求項1、4
に記載の発明の補正中心変更手段や制御手段は、上記実
施の第1の形態におけるレンズMPU31がこれに相当
し、その動作は図3のステップ#17〜ステップ#22
である。また、請求項2、5に記載の発明の補正中心変
更手段及び制御手段は、実施の第2の形態におけるレン
ズMPU31がこれに相当し、その動作は図4のステッ
プ#17〜22及びステップ#30である。また、請求
項7に記載の発明の補正中心変更手段及び制御手段は、
実施の第3の形態におけるレンズMPU31がこれに相
当し、その動作は図5のステップ#17〜22及びステ
ップ#31である。また、請求項8に記載の発明の補正
中心変更手段及び動作制御手段は、実施の第4の形態に
おけるレンズMPU31であり、その動作は図6のステ
ップ#17〜#22及びステップ#31,#32であ
る。
【0069】(変形例)上記の実施の各形態における各
種パラメータ(所定の焦点距離、所定のシャッタ秒時、
オフセット量など)は、レンズMPU31内のROMに
設定しても良いし、不揮発性メモリに設定しても良い。
【0070】また、上記の実施の各形態では、レンズM
PUを用いたデジタル制御で行う例を示したが、アナロ
グ制御で行ってもよい。
【0071】また、像振れ補正装置は交換レンズに組み
込んだ例を示したが、像振れ補正装置が交換レンズ内に
なく、交換レンズの前方に取り付けるコンバージョン・
レンズのどの中に入る付属品としての形態をとってもよ
い。
【0072】また、上記実施の各形態では、振れセンサ
として角速度センサを例にしているが、角加速度セン
サ,加速度センサ,速度センサ,角変位センサ,変位セ
ンサ、更には画像振れ自体を検出する方法など、振れが
検出できるものであればどのようなものであってもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2又は
4に記載の発明によれば、撮影動作中の構成部材の作動
に起因する補正レンズの共振が撮影結果に及ぼす影響を
少なくすることができるカメラの像振れ補正装置を提供
できるものである。
【0074】また、請求項8又は9に記載の発明によれ
ば、撮影動作中の構成部材の作動に起因する補正レンズ
の共振はカメラによって異なるので、装着されたカメラ
に応じて補正レンズの補正中心の制御を行い、最適な像
振れ補正制御を行うことができるカメラの像振れ補正装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフレッ
クスカメラの主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態におけるレンズMP
Uでのメイン動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第1の形態における像振れ補正
制御動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2の形態における像振れ補正
制御動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第3の形態における像振れ補正
制御動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第4の形態における像振れ補正
制御動作を示すフローチャートである。
【図7】一般的な像振れ補正装置の防振システムを説明
するための図である。
【図8】図7の像振れ補正装置の構成の一例を示す分解
斜視図である。
【符号の簡単な説明】
31 レンズMPU31 32 振れセンサ 34 補正レンズ駆動用コイルドライバー 40 カメラMPU

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
    検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れに起
    因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レンズを
    補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカメラ
    の像振れ補正装置において、 撮影に際しての撮影レンズの焦点距離が所定値以上の場
    合には、前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心
    変更手段を有することを特徴とするカメラの像振れ補正
    装置。
  2. 【請求項2】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
    検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れに起
    因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レンズを
    補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカメラ
    の像振れ補正装置において、 撮影に際してのシャッタ秒時が所定値以上であり、且つ
    撮影レンズの焦点距離が所定値以上の場合には、前記補
    正レンズの補正中心を変更する補正中心変更手段を有す
    ることを特徴とするカメラの像振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記補正中心変更手段は、補正用データ
    に所定値を加算もしくは減算することで、前記補正中心
    を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のカ
    メラの像振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
    検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れに起
    因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レンズを
    補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカメラ
    の像振れ補正装置において、 露光前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心
    変更手段と、撮影に際しての撮影レンズの焦点距離に応
    じて前記補正中心変更手段の補正中心変更量を制御する
    制御手段とを有することを特徴とするカメラの像振れ補
    正装置。
  5. 【請求項5】 カメラに加わる振れ状態を検出する振れ
    検出手段の検出結果に基づいて駆動され、前記振れに起
    因する像振れを補正する補正レンズと、該補正レンズを
    補正中心に位置させる複数の弾性部材とを有するカメラ
    の像振れ補正装置において、 露光前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心
    変更手段と、撮影に際してのシャッタ秒時と撮影レンズ
    の焦点距離に応じて前記補正中心変更手段の補正中心変
    更量を制御する制御手段とを有することを特徴とするカ
    メラの像振れ補正装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記補正中心変更手段
    により設定された補正中心変更量に、さらに所定値を加
    算もしくは減算することで、前記補正中心変更手段の補
    正中心変更量を制御することを特徴とする請求項4又は
    5に記載のカメラの像振れ補正装置。
  7. 【請求項7】 カメラに加わる第1の方向及び該第1の
    方向とは異なる第2の方向の振れ状態に基づいて駆動さ
    れ、前記振れに起因する像振れを補正する補正レンズ
    と、該補正レンズを補正中心に位置させる複数の弾性部
    材とを有するカメラの像振れ補正装置において、 露光前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心
    変更手段と、撮影に際しての撮影レンズの焦点距離に応
    じて、前記第1方向についてのみ、前記補正中心変更手
    段の補正中心変更量を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とするカメラの像振れ補正装置。
  8. 【請求項8】 カメラに加わる第1の方向及び該第1の
    方向とは異なる第2の方向の振れ状態に基づいて駆動さ
    れ、前記振れに起因する像振れを補正する補正レンズ
    と、該補正レンズを補正中心に位置させる複数の弾性部
    材とを有するカメラの像振れ補正装置において、 露光前に前記補正レンズの補正中心を変更する補正中心
    変更手段と、撮影に際してのシャッタ秒時と撮影レンズ
    の焦点距離に応じて、前記第1方向についてのみ、前記
    補正中心変更手段の補正中心変更量を制御する制御手段
    とを有することを特徴とするカメラの像振れ補正装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、補正用データに所定値
    を加算もしくは減算することで、前記振れ補正手段の補
    正中心を変更することを特徴とする請求項7又は8に記
    載のカメラの像振れ補正装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の方向は、カメラのミラー部
    材の駆動方向であることを特徴とする請求項7〜9の何
    れかに記載のカメラの像振れ補正装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の方向は、カメラのシャッタ
    部材の駆動方向であることを特徴とする請求項7〜10
    の何れかに記載のカメラの像振れ補正装置。
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