JP2002267503A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002267503A
JP2002267503A JP2001071671A JP2001071671A JP2002267503A JP 2002267503 A JP2002267503 A JP 2002267503A JP 2001071671 A JP2001071671 A JP 2001071671A JP 2001071671 A JP2001071671 A JP 2001071671A JP 2002267503 A JP2002267503 A JP 2002267503A
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拡 柳瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠体内に生じる空気の圧縮膨張に影響されな
い表示装置を提供する。 【解決手段】 表示部材1と、この表示部材1と接続す
る配線部材2と、表示部材1と配線部材2の一部を収納
する空洞部9を有する枠体3と、この枠体3に形成され
た開口部72を塞ぐと共に配線部材2を外部に導出する
弾性部材4とを有し、弾性部材4に空洞部9内の圧力の
変動を吸収する吸収部43を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両や船舶
や飛行体等の乗り物のメータ等に用いられる密閉された
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置は例えば水上で
使用する乗り物等に用いられるメータに搭載されてい
る。このようなメータにあっては、メータ自体が屋外あ
るいは水中の環境下に置かれることが多いことから気密
性及び水密性を有する構造が必要とされる。具体的に
は、例えば枠体と、この枠体内に設けられた表示部材
と、この表示部材を電気接続する配線部材と、前記枠体
下面に形成された開口部に保持され前記配線部材を枠体
外に導出する略平板状の弾性部材であるグロメットと、
このグロメットを気密性及び水密性を得るために圧縮固
定する抑え部材とを備え、前記抑え部材を前記枠体にネ
ジ固定することにより前記弾性部材が前記枠体側に圧縮
され前記枠体内を密閉したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置の場合、前述のようにメータが密閉されている
ため太陽熱等の照射を通じて枠体内が熱せられ、この枠
体内の空気が膨張してしまう。さらに、この膨張した空
気の圧力が枠体の内壁に加わることで枠体が膨張変形を
起こし外観上の見映えに不具合が生じてしまう。また、
熱せられた内部の空気が膨張した状態のメータが、水中
に没した場合にメータが急激に冷やされて枠体内の空気
が収縮して凹んでしまい外観上の見映えに不具合が生じ
てしまう。
【0004】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、枠体内に生じる空気の膨張収縮に
影響されないメータ装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、表示部材と、この表示部材を収納する空洞
部を有する枠体とを有し、前記枠体に前記空洞部内の圧
力の変動を吸収する吸収部を設けたことを特徴とする。
【0006】また本発明は、表示部材と、この表示部材
と接続する配線部材と、前記表示部材と前記配線部材の
一部を収納する空洞部を有する枠体と、この枠体に形成
された開口部を塞ぐと共に前記配線部材を外部に導出す
る弾性部材とを有し、前記弾性部材に前記空洞部内の圧
力の変動を吸収する吸収部を設けたことを特徴とする。
【0007】また本発明は、表示部材と、この表示部材
を収納する空洞部を有する枠体と、この枠体に前記表示
部材を固定すると共に外部に露出する取付手段と、この
取付手段を覆い隠す弾性部材とを備え、前記弾性部材に
前記空洞部内の圧力の変動を吸収する吸収部を設けたこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置は、液晶表示素
子(LCD)からなる表示部材と、この表示部材と接続
する電気コードとコネクタ等と、前記表示部材と前記電
気コードの一部を収納する空洞部を有する合成樹脂製の
枠体と、この枠体に形成された開口部を塞ぐと共に前記
電気コードを外部に導出する弾性部材であるグロメット
とを有し、前記グロメットに前記空洞部内の圧力の変動
を吸収する吸収部を設けたものである。このように構成
したことにより、枠体内の空洞部に生じる空気の膨張収
縮を吸収でき、さらにグロメットに吸収部を一体に形成
したことにより部品点数が削減されると共に組み付けが
容易になり作業効率が向上する。
【0009】また本発明の表示装置は、指針を回転駆動
する駆動装置を備えた表示部材と、この表示部材を収納
する空洞部を有する合成樹脂製の枠体と、この枠体に前
記表示部材を固定すると共に外部に露出する取付手段で
あるネジと、このネジを覆い隠す弾性部材であるグロメ
ットとを備え、前記グロメットに前記空洞部内の圧力の
変動を吸収する吸収部を設けたものである。このように
構成したことにより、枠体内の空洞部に生じる空気の膨
張収縮を吸収することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1から図3はそれぞれ本発明の第1実施例によ
る表示装置を乗り物のメータに適用したものを示すもの
で、図1はメータの正面図、図2は図1のA−A断面
図、図3はメータの背面図である。
【0011】図1から図3において、メータは観測者に
走行速度等の所定の情報を表示する表示部材1と、図示
しない乗り物に配置されたセンサからの電気信号を表示
部材1に導入する配線部材2と、表示部材1と配線部材
2の所要部を収納し底面側(図2中右側)が開口した枠
体3と、配線部材2を保持すると共に枠体3の開口を覆
う弾性部材4と、弾性部材4を固定する抑え部材5とか
ら構成されている。
【0012】表示部材1は所定の表示をなすLCD11
と、LCD11を保持する保持体12と、図示しない抵
抗、コンデンサ等の電子部品を搭載した回路基板13
と、LCD11と回路基板13とを導通接続する導電ゴ
ム14と、保持体12を介してLCD11と回路基板1
3とを固定する回路基板13の図示しない孔を貫通し回
路基板13の背後に突出させ折り曲げるかしめ片15a
を備えた金属フレーム15とからなる。
【0013】配線部材2は回路基板13の背後に固定さ
れたコネクタ21と、外部からの電気信号等を後述する
弾性部材4の保持孔を通じて枠体3内に導入する電気コ
ード22と、この電気コード22の先端に設けられコネ
クタ21を通じて回路基板13の図示しない孔に挿入さ
れ回路基板13の前面側に突出する接続部23とを備え
ている。この接続部23を回路基板13に接続すること
で表示部材1が配線部材2と電気的に接続される。
【0014】枠体3は上側枠体6と下側枠体7とからな
り、上側枠体6は例えば透明なアクリル樹脂等の合成樹
脂からなり、略薄板状の楕円に形成されており、表示部
材1を覆うと共にLCD11の表示を視認可能とする表
示部61と、この表示部61の外周に下側枠体7を覆う
ように階段状に折り曲げられて形成される密閉側壁面6
2とから構成されている。また、表示部61の背後に配
置され外部からの衝撃等を保護する透明な合成樹脂から
なる板状の保護体63が溶着部64により表示部61と
一体に積層されている。
【0015】また、下側枠体7は例えば黒色系の合成樹
脂からなり、底面71の略中央部に開口部72を有する
略楕円形のカップ状に形成されており、この開口部72
は後述する弾性部材4の嵌合部を嵌合するものである。
また、開口部72の全周に渡り肉厚の底面部73と、底
面71から連続して形成されネジSが螺合する第1の固
定部74(図2参照)とが設けられている。他方、下側
枠体7の側面上端周縁には上側枠体6の密閉側壁面62
に覆われるフランジ部75と、このフランジ部75の表
面に形成される例えば防水パッキン8等を収納する溝部
76とを備えている。図2に示すように、フランジ部7
5が密閉側壁面62と対向配置するように上側枠体6と
下側枠体7を配設すると共に溝部76より外側のフラン
ジ部75箇所に例えば超音波溶着等の溶着手段により上
側枠体6と下側枠体7とを溶着固定することにより、上
側枠体6と下側枠体7とで形成される空間に空洞部9が
形成される。なお、77は第2の固定部であり回路基板
13の図示しない孔を通じてネジSにより表示部材1を
支持するものである。
【0016】弾性部材4は例えばゴム製のグロメットか
らなり、略断面凹状を有しており、略中央部に位置する
配線部材2の電気コード22を保持する保持孔41と、
空洞部9側へ伸びる袋状からなる袋42を有する2つの
吸収部43と、開口部72を塞ぎ下側枠体7の底面部7
3に固定される断面が略「コ」字状の嵌合部44とを備
えている。
【0017】抑え部材5は金属材料からなり、略ドーナ
ツ状に形成されており、配線部材2と弾性部材4を露出
する貫通孔51と、この貫通孔51の周りに形成される
平面部52と、平面部52の一部を外側に連続して突出
した3つの鍔部53と、第1の固定部74に対応する位
置に対応し、各鍔部53に設けられる取付孔54とを有
している。
【0018】このような構成において、枠体3内の空洞
部9に表示部材1とこれに接続した配線部材2とを収納
し、配線部材2の電気コード22を弾性部材4の保持孔
41に貫通させ外部に導出する。そして、弾性部材4の
嵌合部44を下側枠体7の底面部73に嵌合し、弾性部
材4の背後から抑え部材5を下側枠体7の第1の固定部
74に、抑え部材5の取付孔54が対応するように配設
する。さらに、ネジSで抑え部材5を枠体3に組み付け
ることにより、抑え部材5の平面部52と当接する弾性
部材4箇所が弾性変形により下側枠体7側に圧縮され
る。すなわち、開口部72が弾性部材4と抑え部材5と
で封止されることにより、この開口部72から空洞部9
に空気が入り込むのを防ぐことができ空洞部9が気密保
持されることになる。
【0019】また、このように気密保持された空洞部9
を有するメータが外部からの太陽光等により枠体3の表
面が熱せられる環境下においては、この枠体3を通じて
空洞部9内の空気が熱せられ、これに伴い空洞部9の空
気が膨張してしまう。この際、膨張した空気の圧力は枠
体3に加わり枠体3を膨張変形させようとするが、本実
施例では弾性部材4に弾性変形可能な吸収部43を設け
たことにより、空洞部9に生じる膨張による圧力の上昇
を吸収部43で吸収して枠体3の膨張変形を抑制すると
共に空洞部9を気密保持することができる。
【0020】また本実施例では、吸収部43に袋状から
なる袋42を設けたことにより、空洞部9に生じる空気
膨張を袋42で吸収できる。なお、このように袋42を
設けることは吸収面積を広く形成でき空洞部9の空気膨
張を効率的に吸収できる点で有利である。
【0021】また本実施例では、弾性部材4に吸収部4
3を一体形成したことにより、吸収部43を別部材とし
て形成することが不要となり部品点数を削減できると共
に組み付け作業性を向上させることができる。
【0022】図4から図6はそれぞれ本発明の第2実施
例による表示装置を乗り物のメータに適用したものを示
すもので、図4はメータの要部正面図、図5は図4のA
−A断面図、図6はメータの要部背面図である。なお、
前記第1実施例と同一及び相当部分には、同一符号を付
してその詳細説明は省略する。
【0023】図4から図6において、本実施例によるメ
ータは観測者にエンジン回転数を表示する表示部材1
と、この表示部材1を収納する枠体3と、表示部材1を
枠体3に固定するネジSと、枠体3から露出するネジS
を覆い隠す弾性部材20と、弾性部材20を固定する抑
え部材5とから構成されている。
【0024】表示部材1は例えばアナログ式計器等から
なり、具体的には回路基板13上に導通装着され駆動軸
16aが前方に延びる計器本体16と、計器本体16の
駆動軸16aにて回動駆動される長手状に延びる指示部
材17と、この指示部材17の背後に配置される文字板
18と、文字板18と回路基板13との間に配設され文
字板18と対向する受部19aと、回路基板13の孔1
3aと対向するように受部19aと直交する方向に延び
る第3の固定部19bとを有するケース体19とを備え
ている。
【0025】枠体3は上側枠体6と下側枠体7と保護部
材10とからなり、上側枠体6は例えばアクリル樹脂等
の合成樹脂からなり、表面が湾曲した略薄板状に形成さ
れており、表示部材1を覆うと共に指示部材17等を視
認可能とする表示部65と、この表示部65の外周に位
置して後述する保護部材10の第1の係止爪101によ
り係合する係合部66を有するフランジ67と、さらに
フランジ67の外周に連続形成され下側枠体7を覆うよ
うに折り曲げられて形成される密閉側壁面68とから構
成されている。なお、表示部65と指示部材17との間
には保護体69が表示部65と略平行に配設され、この
保護体69の外周には腕部69aが全周に形成されてい
る。
【0026】下側枠体7は例えば黒色系の合成樹脂から
なり、底面701に凹部を有する略筒形カップ状に形成
されており、図5中、凹部は計器本体16を支持する第
1の凹部702と、側面が傾斜した側面傾斜部703を
有する2つの第2の凹部704とを有している。この側
面傾斜部703には回路基板13側を切り欠いた切り欠
き孔705が形成されている。この切り欠き孔705に
より側面傾斜部703と隔てた後述する固定孔を有する
第2の凹部704箇所は下側枠体7と一体に形成されて
いる。また、底面701箇所には階段状の段部706が
設けられており、この段部706と側面傾斜部703か
ら延長して延びる突起部707により位置決め溝708
が形成される。なお、回路基板13の孔13aに対向す
る第2の凹部704箇所には取付手段となるネジSが貫
通する固定孔709が設けられている。
【0027】図5に示すように、側面部710の外周に
は側面部710に連続して略「L」字状からなる幅広側
面部711が密閉側壁面68に覆われるように配設さ
れ、この幅広側面部711には後述する保護部材10側
に突出して後述する保護部材10の第2の係止爪102
と係合する突出片712が設けられている。また、幅広
側面部711の上端面713とこれに対応するフランジ
67箇所を超音波溶着等の溶着手段により上側枠体6と
下側枠体7とを溶着固定することにより、上側枠体6と
下側枠体7とで形成される空間に空洞部9が形成され
る。
【0028】また、下側枠体7の側面部710とこれに
連続する幅広側面部711及び上側枠体6のフランジ6
7で囲まれる空洞部9箇所にはパッキンPが設けられ、
このパッキンPは保護体69の腕部69aを固定すると
共に保護体69を保持するものである。
【0029】保護部材10は例えば黒色系の合成樹脂か
らなり、略断面「L」字状のリングに形成され、主に上
側枠体6と下側枠体7の側面領域を覆うように保護する
ものであり、上側枠体6の係合部66と係合する第1の
係止爪101と、下側枠体7の突出片712と係合する
第2の係止爪102とを備えている。
【0030】弾性部材20は例えばゴム製のグロメット
からなり、ネジSを覆い隠すように下側枠体7の第2の
凹部704に収納され、袋状に形成された袋45を有す
る吸収部46と、この吸収部46の開口47近くに設け
られ吸収部46から略直交する方向に延びる延長部48
と、延長部48端面から袋45側に突出した位置決め部
49とを備えている。
【0031】抑え部材5は金属材料からなり、略菱形状
の板材で形成されており、弾性部材20を露出する貫通
孔55と、この貫通孔55の周りに形成される平面部5
6と、貫通孔55を挟んで平面部56の端部側に形成さ
れ、下側枠体7の図示しない固定部に対応する一対の取
付孔57とを有している。
【0032】このような構成において、枠体3内の空洞
部9に表示部材1を収納する。この際、表示部材1の回
路基板13の孔13a及び第3の固定部19bが第2の
凹部704の固定孔709に対応するように配設し、第
2の凹部704の背後(図5中右側)からネジSが第2
の凹部704の固定孔709を介して第3の固定部19
bに螺合することにより表示部材1が空洞部9を有する
枠体3内に固定される。そして、下側枠体7の位置決め
溝708に弾性部材20の位置決め部49を位置決めす
ると共に、弾性部材20を第2の凹部704内に収納
し、吸収部46の開口部側が貫通孔55を貫通するよう
に弾性部材20の背後から抑え部材5を下側枠体7の図
示しない固定部が抑え部材5の取付孔57に対応するよ
うに配設する。さらに、ネジSが取付孔57を貫通して
下側枠体7の図示しない固定部に螺合することにより、
抑え部材5の平面部56と当接する弾性部材20の延長
部48が下側枠体7の突起部707側に圧縮される。す
なわち、第2の凹部704が弾性部材20と抑え部材5
とで封止されることにより、この第2の凹部704から
空洞部9に空気や水が入り込むのを防ぐことができ空洞
部9が気密保持されることになる。
【0033】また、このように気密保持された空洞部9
を有するメータが外部からの太陽光等により枠体3の表
面が熱せられる環境下においては、この枠体3を通じて
空洞部9内の空気が熱せられ、これに伴い空洞部9の空
気が膨張してしまう。この際、膨張した圧力は枠体3に
加わり枠体3を膨張変形させようとするが、本実施例で
は弾性部材20に弾性変形可能な吸収部46を設けたこ
とにより、膨張した圧力が第2の凹部704の切り欠き
孔705を通じて吸収部46で吸収でき、前記第1実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
【0034】また、弾性部材4,20の形状は前記各実
施例に限定されることはなく、空洞部9を気密保持し得
る形状であれば任意の構成を採用することができる。
【0035】また、前記各実施例では弾性部材4,20
を抑え部材5でネジ固定する取付手段を用いて空洞部9
を気密保持する例について示したが、前記各実施例に限
定されることはなく、空洞部9を気密保持し得る任意の
取付手段を採用することができる。
【0036】また、前記各実施例では、空洞部9内の空
気の膨張についてのみ述べたが、逆に、空洞部9内の空
気が収縮する場合においても、本発明の構造を採用する
ことにより吸収部43,46が弾性変形することで空気
の収縮による影響を受けることがない。
【0037】なお、前記各実施例では本発明をメータか
らなる表示装置に適用した例を示したが、本発明はメー
タからなる表示装置に限定されることはなく、空気の膨
張収縮に影響される例えば浴室用リモコン等の表示装置
に適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、所期の目的を達
成することができ、枠体内に生じる空気の膨張収縮に影
響されない表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による表示装置の正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】同実施例による表示装置の背面図。
【図4】本発明の第2実施例による表示装置の要部正面
図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】同実施例による表示装置の要部背面図。
【符号の説明】
1 表示部材 2 配線部材 3 枠体 4,20 弾性部材 5 抑え部材 6 上側枠体 7 下側枠体 9 空洞部 42,45 袋 43,46 吸収部 44 嵌合部 47 開口 48 延長部 49 位置決め部 54,57 取付孔 71,701 底面 72 開口部 704 第2の凹部 705 切り欠き孔 709 固定孔 S ネジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月18日(2001.10.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、初期の目的を達
成することができ、枠体内に生じる空気の膨張収縮に影
響されない表示装置を提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部材と、この表示部材を収納する空
    洞部を有する枠体とを有し、前記枠体に前記空洞部内の
    圧力の変動を吸収する吸収部を設けたことを特徴とする
    表示装置。
  2. 【請求項2】 表示部材と、この表示部材と接続する配
    線部材と、前記表示部材と前記配線部材の一部を収納す
    る空洞部を有する枠体と、この枠体に形成された開口部
    を塞ぐと共に前記配線部材を外部に導出する弾性部材と
    を有し、前記弾性部材に前記空洞部内の圧力の変動を吸
    収する吸収部を設けたことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 表示部材と、この表示部材を収納する空
    洞部を有する枠体と、この枠体に前記表示部材を固定す
    ると共に外部に露出する取付手段と、この取付手段を覆
    い隠す弾性部材とを備え、前記弾性部材に前記空洞部内
    の圧力の変動を吸収する吸収部を設けたことを特徴とす
    る表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011021959A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置における防水構造
JP2013062063A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011021959A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置における防水構造
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