JP2002267459A - 地図使用許諾機能を備えたナビゲーション装置、地図管理センタおよび地図情報管理システム - Google Patents

地図使用許諾機能を備えたナビゲーション装置、地図管理センタおよび地図情報管理システム

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JP2002267459A
JP2002267459A JP2001070866A JP2001070866A JP2002267459A JP 2002267459 A JP2002267459 A JP 2002267459A JP 2001070866 A JP2001070866 A JP 2001070866A JP 2001070866 A JP2001070866 A JP 2001070866A JP 2002267459 A JP2002267459 A JP 2002267459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図記憶媒体に記憶された複数の地図情報の
うちユーザが使用を希望する特定の地図情報のみに使用
許諾をユーザに与えることができるナビゲーション装置
を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置20で使用される地
図記憶媒体24には予め価格が定められた複数の地図情
報が格納されている。地図情報の使用許諾は、ナビゲー
ション装置20と双方向に通信可能な地図管理センタ1
0が行う。ナビゲーション装置20から、ユーザが使用
を希望する地図情報を特定する情報を地図管理センタ1
0に送信する。地図管理センタ10は、地図情報の課金
料金を計算し、ユーザに対して課金する。ナビゲーショ
ン装置20は、地図管理センタ10より使用許諾された
地図情報を、ユーザに対して使用を許諾する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図情報使用許諾
機能を備えたナビゲーション装置、地図管理センタおよ
び地図情報使用許諾管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置に用いる地図記憶媒
体としてCD−ROM、DVD−ROM等が一般的に用
いられている。近年、DVDディスクにみられるような
記憶媒体の大容量化に伴い、複数種類の地図情報を1つ
の地図記憶媒体に格納することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状ではユ
ーザに対して地図記憶媒体に格納された複数の地図のう
ち特定の地図だけに使用許諾を与える方法がないため、
ユーザは記憶媒体に一旦格納された地図情報を全て参照
できてしまう。このため、ユーザは記憶媒体に格納され
た地図情報のうち一部しか使用しない場合であっても、
すべての地図情報を購入しなければならず、記憶媒体の
購入価格が高くなる。
【0004】また、地図情報管理センタからユーザが必
要とする地図データをナビゲーション装置等の地図表示
装置に送信し、送信された地図データをナビゲーション
装置等にて表示する技術がある。ところが、この技術で
は送信データ量が多いため、地図データ送信に時間がか
かってしまう。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、地図記憶媒体に
記憶された複数の地図情報のうちユーザが使用を希望す
る地図情報のみに使用許諾をユーザに与えることができ
るナビゲーション装置、地図管理センタおよび地図情報
使用許諾管理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、複数の地図情報が格納さ
れた地図記憶媒体(24)が装着され、前記地図情報を
ユーザに使用させるとともに、前記地図情報の使用許諾
を管理する地図管理センタ(10)と双方向に通信する
ための通信手段(25)を備えるナビゲーション装置で
あって、前記通信手段(25)によって前記地図管理セ
ンタ(10)から前記複数の地図情報の中で使用を許諾
する地図情報を特定する許諾地図情報コードを含む地図
使用許諾情報を受信し、前記許諾地図情報コードにより
特定される地図情報を前記ユーザに対して使用許諾する
ことを特徴としている。
【0007】これにより、複数の地図情報を格納した地
図記憶媒体を使用した場合であっても、ユーザが使用を
希望する特定の地図情報のみをユーザに使用させること
ができる。ここで、「地図情報」には、地図そのものだ
けでなく、地図記憶媒体に格納されている地図に関連す
る情報、例えば索引情報や店情報、観光地情報等の各種
地図関連情報も含まれる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、通信手
段(25)によって、複数の地図情報の中でユーザが使
用を希望する地図情報を特定する希望地図情報コード
と、地図記憶媒体(24)が使用されるナビゲーション
装置を特定する機器識別コードとを含んだ地図使用希望
情報を、地図管理センタ(10)に送信するとともに、
地図管理センタ(10)から地図管理センタ(10)が
使用を許諾する地図情報を特定する許諾地図情報コード
を含む地図使用許諾情報を受信し、許諾地図情報コード
により特定される地図情報をユーザに対して使用許諾す
ることを特徴としている。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、地図情
報コードには、地図記憶媒体(24)の作成時期に関す
る作成時期情報が含まれていることを特徴としている。
これにより、ユーザが地図記憶媒体(24)を更新する
際に従来使用していた地図情報を自動的には使用できな
いようにすることができる。さらに、地図管理センタ
(10)では、各ナビゲーション装置(20)で使用さ
れている地図情報を管理しているため、継続使用の場合
には割引サービスを受けることもできる。
【0010】また、請求項4に記載の発明では、ナビゲ
ーション装置(20)と双方向に通信するための通信手
段(13)を備え、ナビゲーション装置(20)で使用
される地図記憶媒体(24)に格納された複数の地図情
報を管理する地図管理センタであって、ナビゲーション
装置(20)から、複数の地図情報の中でユーザが使用
を希望する地図情報を特定する地図情報コードと、ナビ
ゲーション装置(20)を特定する機器識別コードとを
含んだ地図使用希望情報を受信し、地図使用希望情報に
基づいて、機器識別コードで特定されるナビゲーション
装置に対して使用を許諾する地図情報を特定する許諾地
図情報コードを含む地図使用許諾情報を、ナビゲーショ
ン装置(20)に送信することを特徴としている。
【0011】これにより、地図管理センタ(10)は、
ユーザが使用を希望する地図情報をユーザに対して使用
を許諾することができ、地図記憶媒体(24)に格納さ
れた地図情報の使用許諾を管理することができる。
【0012】また、請求項5に記載の発明では、地図記
憶媒体(24)に格納されている複数の地図情報にはそ
れぞれ価格が予め定められており、予め定められた価格
により地図情報コードで特定される地図情報の料金を算
出する手段と、算出した料金をユーザに対して所定の課
金方法で課金する手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0013】これにより、地図管理センタ(10)は、
ユーザが使用を希望する地図情報だけをユーザに対して
課金するとともに使用許諾することができる。この結
果、ユーザは使用する地図情報の量に応じて料金を支払
えばよくなり、安価に地図情報を利用することができる
ようになる。
【0014】また、請求項6に記載の発明では、ナビゲ
ーション装置(20)と双方向に通信可能であって、ナ
ビゲーション装置(20)で使用される地図記憶媒体
(24)に格納されているとともに、それぞれ予め価格
が定められている複数の地図情報を管理する地図管理セ
ンタ(10)が行う地図情報使用許諾管理方法であっ
て、ナビゲーション装置(20)から、ユーザが使用を
希望する地図情報を特定する地図情報コードと、ナビゲ
ーション装置(20)を特定する機器識別コードとを含
んだ地図使用希望情報を受け取るステップと、予め定め
られた価格により地図情報コードに対応する地図情報の
料金を計算するステップと、料金をユーザに対して所定
の課金方法で課金するステップと、地図使用希望情報に
基づいて、機器識別コードで特定されるナビゲーション
装置に対して使用を許諾する地図情報を特定する許諾地
図情報コードを含む地図使用許諾情報を、ナビゲーショ
ン装置(20)に送信するステップとを備えることを特
徴としている。
【0015】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施形態
を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、地図情報管
理センタ10とナビゲーション装置20とからなる地図
情報使用許諾管理システムの全体構成を示している。
【0017】図1に示すように地図情報使用許諾管理シ
ステムには、ナビゲーション装置20で使用される地図
情報を管理する地図管理センタ10が設けられている。
地図管理センタ10は、各種演算処理を行う制御装置1
1、地図エリアおよびエリアコードを管理するエリアコ
ード管理装置12、ナビゲーション装置20と通信を行
う通信装置(通信手段)13が設けらたコンピュータシ
ステムである。地図管理センタ10は、複数のナビゲー
ション装置20と双方向に通信を行うことができるよう
に構成されており、各ナビゲーション装置20で使用さ
れる地図情報の集中的な管理を行う。
【0018】地図管理センタ10のエリアコード管理装
置12は、各ナビゲーション装置10を識別するIDコ
ード(機器識別コード)と、後述する各地図情報を識別
する地図情報コードおよび各地図情報に対する価格と、
各ナビゲーション装置20に対して使用を許諾している
地図情報を示す地図使用許諾情報等が登録されたデータ
ベースを備えている。
【0019】図1に示すように、本実施形態のナビゲー
ション装置20には、自車位置や経路、案内情報等の各
種演算処理を行う演算処理部(ECU)21が設けられ
ている。演算処理部21は、地図エリアおよびエリアコ
ードを管理するエリアコード管理部を備えており、後述
のようにユーザに地図使用許諾を与えるための処理を行
うように構成されている。
【0020】また、ナビゲーション装置20は、ジャイ
ロセンサ、車速センサ、GPS受信機を備える位置検出
器22、フラッシュメモリ等の記憶装置(記憶手段)2
3、地図記憶媒体24、地図管理センタ10と通信を行
う通信装置(通信手段)25、液晶ディスプレイ等より
なる表示装置26、案内音声を出力する音声出力装置2
7、リモコンスイッチやタッチスイッチ等よりなる操作
スイッチ群28等が設けられている。記憶装置23に
は、シリアル番号等からなるナビゲーション装置固有の
IDコード(機器識別コード)が格納されている。
【0021】本実施形態のナビゲーション装置20は、
複数の地図情報が格納された地図記憶媒体24が装着さ
れて使用される。本実施形態では地図記憶媒体24とし
てDVD−ROMを用いている。地図記憶媒体24は定
期的(例えば年度毎)に更新される。ユーザは必要に応
じて更新された新しい記憶媒体24を購入することがで
きる。
【0022】記憶媒体24には地図情報として、地図そ
のものである地図データと、地図に関連する情報、例え
ば索引情報や店情報、観光地情報等が格納されている。
地図データとしては、地域別の地図データが格納されて
いるとともに、1/2500(市街図)、1/500
0、1/1万、1/2万、1/4万、1/8万といった
各種縮尺の地図データが格納されている。
【0023】図2は、記憶媒体24に格納されている地
図データを示している。図2に示すように記憶媒体24
に格納されている地図データは、予め複数のエリアに分
割されている。図2の例ではアメリカを示しており、1
2のエリアに分割されている。分割された各エリアに
は、US1〜US12といったエリア番号が付されてい
る。地図の分割方法は、所定の面積で画一的に分割して
もよく、あるいは行政区画に基づいて分割してもよく、
任意の方法で分割することができる。
【0024】上記各エリアUS1〜US12には、それ
ぞれ固有の地図情報コード(パスワード)が予め定めら
れている。地図情報コードは、エリアを特定するエリア
番号US1〜US12と、記憶媒体24の作成時期(例
えば作成年度)を特定する作成時期情報とを含んで作成
されるものであり、任意に設定できる。例えば2001
年度版の記憶媒体であれば、エリアUS1の地図情報コ
ードは2001US01、エリアUS2の地図情報コー
ドは2001US02、エリアUS12の地図情報コー
ドは2001US12と設定することができる。これら
の地図情報コードは、上記IDコードとともに記憶装置
23に記憶されている。
【0025】地図記憶媒体24に格納されている各種地
図情報には予めそれぞれに価格が定められており、ユー
ザは使用する地図情報の量に応じて料金を支払う。各地
図情報の価格設定は任意に行うことができる。例えば本
実施形態では、図2に示すようにUS1〜US12の価
格をそれぞれ50USドルと設定している。通貨は任意
に設定でき、例えば地図記憶媒体24を日本で販売する
場合には日本円、ヨーロッパで販売する場合にはユーロ
とすることができる。また、使用する地図情報の量に応
じて、料金の割引率を設定することもできる。
【0026】次に、ユーザに対する地図情報の課金方法
について説明する。まず、ユーザは地図記憶媒体24を
新規に購入する。このときユーザは基本料金のみを支払
う。ユーザは地図記憶媒体24を購入する際、ユーザ登
録を行う。ユーザ登録は、使用するナビゲーション装置
20のIDコードと、地図情報に対する追加料金の支払
方法等を地図管理センタ10に登録することにより行
う。料金の支払方法としては、例えば予め指定された銀
行口座からの引き落とし、あるいはクレジットカードに
よる支払い等任意に設定することができる。
【0027】地図管理センタ10は、ナビゲーション装
置20のIDコードに基づいて特定のユーザが使用して
いる地図情報を管理しており、ユーザが新たな地図情報
の使用を希望する場合には、ユーザの銀行口座からの引
き落とし等の手段により、ユーザが使用する地図情報の
量に応じて追加料金を課金する。
【0028】次に、本実施形態の地図情報使用許諾方法
について図3、図4に基づいて説明する。図3は地図情
報使用許諾方法を示すフローチャートである。図4はユ
ーザが使用する地図データを示しており、(a)は新規
使用エリアを示し、(b)は追加使用エリアを示し、
(c)は年度更新エリアを示している。
【0029】まず、ユーザが新たな使用エリアの選択を
希望する場合には(ステップS200)、ナビゲーショ
ン装置20は表示装置26にエリア選択画面を表示する
(ステップS201)。ユーザは操作スイッチ28によ
り、使用を希望するエリアを選択する(ステップS20
2)。図4(a)の例では、ユーザはUS6を選択して
いる。ユーザが複数のエリアの使用を希望する場合に
は、上記ステップS200に戻り、エリア選択を繰り返
す(ステップS203)。このとき、ナビゲーション装
置20は、ユーザが選択したエリアの金額を表示装置2
6で表示するようにしてもよい。
【0030】ユーザによる使用希望エリアの選択が完了
した場合には、ナビゲーション装置20は通信装置25
によって、選択エリアの地図情報コード(希望地図情報
コード)を含んだ地図使用希望情報を地図管理センタ1
0に送信する(ステップS204)。地図使用希望情報
には、ナビゲーション装置20のIDコードも含まれ
る。
【0031】地図管理センタ10は通信装置13によっ
て、ナビゲーション装置10から送信された地図使用希
望情報を受け取る(ステップS100)。地図管理セン
タ10は、IDコードにより地図使用希望情報を送信し
たナビゲーション装置20を特定するとともに、ユーザ
による使用希望エリアの課金料金を計算する(ステップ
S101)。その後、地図管理センタ10は、ナビゲー
ション装置20に使用希望エリアに対する課金料金情報
を送信する(ステップS102)。
【0032】ナビゲーション装置20は、地図管理セン
タ10から送信された課金料金情報を受け取る(ステッ
プS205)。次に、ユーザの選択した使用希望エリア
とこれに対する課金料金情報を表示装置26に表示し
(ステップS206)、ユーザに対して確認を促す(ス
テップS207)。このとき、ユーザは選択エリアの合
計金額と各選択エリア個別の金額を確認できるものとす
る。
【0033】この結果、ユーザが表示内容に同意しない
場合には、上記ステップS200に戻ってエリア選択を
やり直す。一方、ユーザが表示内容に同意する場合に
は、ナビゲーション装置20は課金情報にユーザが同意
した旨の確認情報を地図管理センタ10に送信する(ス
テップS208)。
【0034】地図管理センタ10はナビゲーション装置
20から確認情報を受け取り(ステップS103)、料
金の課金処理を行う(ステップS104)。この課金処
理は、上述のように予め登録された方法により行う。地
図管理センタ10は、使用を許諾するエリアをナビゲー
ション装置20のIDコードと関連づけて地図使用許諾
情報として登録する(ステップS105)。地図管理セ
ンタ10は、使用を許諾するエリアに対応する許諾地図
情報コードを含んだ地図使用許諾情報をナビゲーション
装置20に送信する(ステップS106)。
【0035】この許諾地図情報コードは地図情報コード
と同様に、エリアを特定するエリア番号US1〜US1
2と、記憶媒体24の作成年度を特定する年度情報とを
含んで予め設定されるものである。許諾地図情報コード
は地図情報コードと同一内容でもいいし、異なる内容で
もよい。但し、許諾地図情報コードが地図情報コードと
異なる内容の場合には、許諾地図情報コードと地図情報
コードとが対応づけられたテーブルを、地図管理センタ
10およびナビゲーション装置20が備えている必要が
ある。
【0036】ナビゲーション装置20は、地図管理セン
タ10から許諾地図情報コードを受け取り(ステップS
209)、許諾地図情報コードに対応するエリアをユー
ザが使用できるようにする(ステップS210)。具体
的には、例えば該当エリアに設定されていた使用不可フ
ラグを解除することによって使用可能とする。
【0037】次に、使用エリアの追加および地図記憶媒
体24の更新について説明する。図4(b)に示すよう
に、例えばエリアUS6を既に使用しているユーザが、
US7、10の2つエリアの使用を追加するものとす
る。この場合は、ユーザは上記同様の手順でUS7、1
0について地図管理センタ10に使用許諾を得ること
で、使用エリアの追加を行うことができる。
【0038】地図記憶媒体24を更新する場合には、ま
ずユーザが更新された地図記憶媒体24を購入する。例
えば図4(c)に示すように、2001年度版の地図記
憶媒体24でエリアUS6、7、10を使用しているユ
ーザが、2002年度版の地図記憶媒体24を購入し、
エリアUS2、6、7の使用を希望するものとする。許
諾地図情報コードには地図記憶媒体24の作成年度を特
定する年度情報が含まれているので、新しい地図記憶媒
体24をナビゲーション装置20に装着してもそのまま
では使用できない。
【0039】従って、この場合にも上記同様の手順で、
ユーザは使用希望エリアについて地図管理センタ10に
使用許諾を得る必要がある。図4(c)の例では、エリ
アUS2は新規に使用するエリアであり、エリアUS
6、7は継続使用するエリアである。
【0040】地図管理センタ10には、特定のナビゲー
ション装置20に対して使用許諾した地図情報を示す地
図使用許諾情報が登録されているので、上記ステップS
101の料金計算において、新規使用エリアは通常料金
とし、継続使用エリアは割引料金とすることができる。
図4(c)の例では、新規エリアUS2は通常料金で5
0USドルとし、継続エリアUS6、7は割引料金で例
えば20USドルとすることができる。
【0041】また、上記ステップ204において、ナビ
ゲーション装置20から古い地図記憶媒体24で使用し
ていた地図情報コードと、新しい地図記憶媒体24で使
用を希望する地図情報コードと地図管理センタ10に送
信するように構成してもよい。この場合には、地図管理
センタ10は、送信されてきた2種類の地図情報コード
に基づいて新規エリアと継続エリアの区別をすることが
できる。
【0042】以上、上記実施形態の地図情報使用許諾シ
ステムによれば、地図管理センタ10は、ユーザが使用
を希望する地図情報だけをユーザに対して課金するとと
もに使用許諾することができる。この結果、ユーザは使
用する地図情報の量に応じて料金を支払えばよくなるの
で、安価で地図情報を利用することができるようにな
る。
【0043】また、地図情報コードには地図記憶媒体2
4の作成時期を示す作成時期情報を含むため、ユーザが
地図記憶媒体24を更新する際に従来使用していたエリ
アを自動的には使用できないようにすることができる。
さらに、地図管理センタ10では、各ナビゲーション装
置20で使用されている地図情報を把握しているため、
継続使用の場合には割引サービスの提供等を設定するこ
ともできる。
【0044】(他の実施形態)なお、上記実施形態で
は、地図記憶媒体24に格納されている地図情報のう
ち、地図データのエリア選択を行うように構成したが、
これに限らず、地図データの縮尺の選択、あるいは各種
機能の選択を行うことができるようにしてもよい。この
場合、選択した縮尺の地図毎に、あるいは選択した各種
機種毎に設定された料金を逐次表示装置26に表示する
ようにするとよい。
【0045】また、上記実施形態の地図管理センタ10
は1台のコンピュータから構成してもよく、あるいは複
数のコンピュータから構成して分散処理を行うようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施形態の地図情報使用許諾管理システム
を示す概念図である。
【図2】地図記憶媒体に格納されている地図データの内
容を示す説明図である。
【図3】上記実施形態の地図使用許諾方法を示すフロー
チャートである。
【図4】地図記憶媒体に格納されている地図データの内
容を示す説明図である。
【符号の説明】
10…地図管理センタ、13…通信装置、20…ナビゲ
ーション装置、24…地図記憶媒体、25…通信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/137 G08G 1/137 G09B 29/00 ZEC G09B 29/00 ZECA Fターム(参考) 2C032 HB25 HC08 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC20 5B075 KK07 KK43 KK54 KK63 ND08 5H180 AA01 BB13 CC12 EE10 FF04 FF05 FF13 FF22 FF33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地図情報が格納された地図記憶媒
    体(24)が装着され、前記地図情報をユーザに使用さ
    せるとともに、前記地図情報の使用許諾を管理する地図
    管理センタ(10)と双方向に通信するための通信手段
    (25)を備えるナビゲーション装置であって、 前記通信手段(25)によって前記地図管理センタ(1
    0)から前記複数の地図情報の中で使用を許諾する地図
    情報を特定する許諾地図情報コードを含む地図使用許諾
    情報を受信し、 前記許諾地図情報コードにより特定される地図情報を前
    記ユーザに対して使用許諾することを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  2. 【請求項2】 複数の地図情報が格納された地図記憶媒
    体(24)が装着され、前記地図情報をユーザに使用さ
    せるとともに、前記地図情報の使用許諾を管理する地図
    管理センタ(10)と双方向に通信するための通信手段
    (25)を備えるナビゲーション装置であって、 前記通信手段(25)によって、前記複数の地図情報の
    中で前記ユーザが使用を希望する地図情報を特定する希
    望地図情報コードと、前記地図記憶媒体(24)が使用
    されるナビゲーション装置を特定する機器識別コードと
    を含んだ地図使用希望情報を、前記地図管理センタ(1
    0)に送信するとともに、 前記地図使用希望情報に基づいて、前記地図管理センタ
    (10)が前記機器識別コードで特定されるナビゲーシ
    ョン装置に対して使用を許諾する地図情報を特定する許
    諾地図情報コードを含む地図使用許諾情報を、前記地図
    管理センタ(10)から受信し、 前記許諾地図情報コードにより特定される地図情報を前
    記ユーザに対して使用許諾することを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 前記希望地図情報コードには、前記地図
    記憶媒体(24)の作成時期に関する作成時期情報が含
    まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 ナビゲーション装置(20)と双方向に
    通信するための通信手段(13)を備え、前記ナビゲー
    ション装置(20)で使用される地図記憶媒体(24)
    に格納された複数の地図情報の使用許諾を管理する地図
    管理センタであって、 前記通信手段によって、前記ナビゲーション装置(2
    0)から、前記複数の地図情報の中でユーザが使用を希
    望する地図情報を特定する希望地図情報コードと、前記
    ナビゲーション装置(20)を特定する機器識別コード
    とを含んだ地図使用希望情報を受信し、 前記地図使用希望情報に基づいて、前記機器識別コード
    で特定されるナビゲーション装置に対して使用を許諾す
    る前記地図情報を特定する許諾地図情報コードを含む地
    図使用許諾情報を、前記ナビゲーション装置(20)に
    送信することを特徴とする地図管理センタ。
  5. 【請求項5】 前記地図記憶媒体(24)に格納されて
    いる複数の地図情報にはそれぞれ価格が予め定められて
    おり、 前記予め定められた価格により前記希望地図情報コード
    で特定される地図情報の料金を算出する手段と、 前記料金を前記ユーザに対して所定の課金方法で課金す
    る手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の地
    図管理センタ。
  6. 【請求項6】 ナビゲーション装置(20)と双方向に
    通信可能であって、前記ナビゲーション装置(20)で
    使用される地図記憶媒体(24)に格納されているとと
    もに、それぞれ予め価格が定められている複数の地図情
    報を管理する地図管理センタ(10)が行う地図情報使
    用許諾管理方法であって、 前記ナビゲーション装置(20)から、ユーザが使用を
    希望する地図情報を特定する地図情報コードと、前記ナ
    ビゲーション装置(20)を特定する機器識別コードと
    を含んだ地図使用希望情報を受け取るステップと、 前記予め定められた価格により前記地図情報コードに対
    応する地図情報の料金を算出するステップと、 前記課金料金を前記ユーザに対して所定の課金方法で課
    金するステップと、 前記地図使用希望情報に基づいて、前記機器識別コード
    で特定されるナビゲーション装置に対して使用を許諾す
    る前記地図情報を特定する許諾地図情報コードを含む地
    図使用許諾情報を、前記ナビゲーション装置(20)に
    送信するステップとを備えることを特徴とする地図情報
    使用許諾管理方法。
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