JP2002266923A - 減衰バルブ部構造 - Google Patents

減衰バルブ部構造

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JP2002266923A
JP2002266923A JP2001069693A JP2001069693A JP2002266923A JP 2002266923 A JP2002266923 A JP 2002266923A JP 2001069693 A JP2001069693 A JP 2001069693A JP 2001069693 A JP2001069693 A JP 2001069693A JP 2002266923 A JP2002266923 A JP 2002266923A
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valve
annular
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damping valve
damping
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Takeshi Kanda
神田  剛
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストン速度が低速域にあるときの減衰力の
みを高低選択し得るようにする。 【解決手段】 環状リーフバルブ(4)の外周側とバル
ブシート部材(3)におけるポート(3a)の下流側端
を開口させるバルブシート部3bとの間に適宜肉厚の環
状に形成された外側シート体8と、環状リーフバルブ
(4)の内周端と環状リーフバルブ(4)の内周端に対
向するバルブシート部材(3)における内周端との間に
適宜肉厚の環状に形成された内側シート体9とを有して
なり、内側シート体9が外側シート体8の中央部に嵌装
されると共に、内側シート体9と外側シート体8の間で
肉厚T1,T2に差を有し、かつ、内側シート体9にお
ける外径D2が環状サポート6における外径D1よりも
大きくなるように設定されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、減衰バルブ部構
造に関し、特に、油圧緩衝器における減衰バルブ部構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧緩衝器における減衰バルブ部構造と
しては、これまでに種々の提案があるが、その中で、た
とえば、図4に示す減衰バルブ部構造は、油圧緩衝器に
おけるシリンダ1内のピストン部(符示せず)に具現化
されている。
【0003】すなわち、少し説明すると、ピストン部
は、シリンダ1内に出没可能に挿通されるピストンロッ
ド2の図中で下端となる先端に連設されたバルブシート
部材としてのピストン3を有してなる。
【0004】そして、このピストン3には、圧側ポート
3aと図示しない伸側ポートが開穿されていて、圧側ポ
ート3aの図中で上端となる下流側端を環状リーフバル
ブたる圧側減衰バルブ4が開閉可能に閉塞すると共に、
伸側ポートの下流側端を同じく環状リーフバルブたる伸
側減衰バルブ5が開閉可能に閉塞するとしている。
【0005】ちなみに、ピストン3は、シリンダ1内に
摺動可能に収装されていて、シリンダ1内に、図中でピ
ストン3の上方となる上方油室R1と、図中でピストン
3の下方となる下方油室R2を画成している。
【0006】なお、伸側減衰バルブ5は、径を同一にす
る積層された環状リーフバルブからなり、内周端を固定
端にしながら外周側を撓み側にしており、伸側ポートか
らの油圧作用で外周側が撓むときに設定の減衰力を発生
するとしている。
【0007】ところで、同じく径を同一にする積層され
た環状リーフバルブからなる圧側減衰バルブ4は、内周
端を固定端にしながら外周側を撓み側にしており、この
外周側がバルブシート部材たるピストン3に開穿された
圧側ポート3aの図中で上端となる下流側端を開閉可能
に閉塞するとしている。
【0008】このとき、圧側減衰バルブ4の背面側に
は、環状サポート6の介在下に環状バルブストッパ7が
隣設されており、この環状バルブストッパ7における外
周端が圧側減衰バルブ4の外周側における大きい撓みを
規制するとしている。
【0009】それゆえ、この減衰バルブ部構造にあって
は、下方油室R2からの油圧が圧側ポート3aを介して
圧側減衰バルブ4に作用するときに、この圧側減衰バル
ブ4における外周側が撓むことになって、たとえば、図
5中のa線で示すような特性の減衰力を発生し得ること
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た図4に示す減衰バルブ部構造にあっては、図5中に破
線bおよび一点鎖線cで示すように、ピストン速度が低
速領域にあるときの減衰力のみを高低調整し得ない不具
合がある。
【0011】すなわち、上記の減衰バルブ部構造にあっ
ては、圧側減衰バルブ4が、図5中に実線aで示すよう
に、一定の特性を示すように構成されているから、ピス
トン速度が低速領域にあるときの減衰力を高低調整する
としても、同図中に実線a1および実線a2で示すよう
に、発生減衰力が全体的に高低されることになる。
【0012】それゆえ、この減衰バルブ部構造を利用し
た油圧緩衝器を塔載する車両にあっては、たとえば、コ
ーナーリング時におけるいわゆるフワフワ感をなくせな
かったり、あるいは、比較的低速で走行している時にフ
ワフワ感を得られなかったりすることになる不具合があ
ると指摘される危惧がある。
【0013】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、ピストン
速度が低速領域にあるときの減衰力のみを高低調整し得
るようにして、たとえば、車両に塔載される油圧緩衝器
への利用に最適となる減衰バルブ部構造を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明の構成を、基本的には、内周端が固定
されながらバルブシート部材に開穿されたポートの下流
側端を開閉可能に閉塞する外周側における撓み時に減衰
力を発生する環状リーフバルブと、この環状リーフバル
ブの背面側に環状サポートの介在下に隣設されて環状リ
ーフバルブの外周側における大きい撓みを規制する環状
バルブストッパとを有してなる減衰バルブ部構造におい
て、環状リーフバルブの外周側とバルブシート部材にお
けるポートの下流側端を開口させるバルブシート部との
間に適宜肉厚の環状に形成された外側シート体と、環状
リーフバルブの内周端と環状リーフバルブの内周端に対
向するバルブシート部材における内周端との間に適宜肉
厚の環状に形成された内側シート体とを有してなり、内
側シート体が外側シート体の中央部に嵌装されると共
に、内側シート体と外側シート体の間で肉厚に差を有
し、かつ、内側シート体における外径が環状サポートに
おける外径よりも大きくなるように設定されてなるとす
る。
【0015】そして、上記した構成において、より具体
的には、外側シート体がバルブシート部材に開穿のポー
トに照準される開口を有すると共に、内側シート体に対
して適宜の回り止め構造下に連繋されてなるとする。
【0016】また、外側シート体が適宜肉厚の一枚の板
体からなるのに対して、内側シート体が複数枚の薄肉の
板体を積層してなるとする。
【0017】なお、環状リーフバルブは、同一径の復数
枚を積層してなるとしても良く、また、径の異なる復数
枚を積層してなるとして良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図示した実施形態に基づ
いて、この発明を説明するが、図1に示すように、この
発明による減衰バルブ部構造にあっても、基本的には、
前記した図4に示す従来の減衰バルブ部構造と同様の構
成を有している。
【0019】それゆえ、この発明による減衰バルブ部構
造おける構成が前記した従来の減衰バルブ部構造におけ
る構成と同様となるところについては、図中に同一の符
号を付するのみとして、要する場合を除き、その詳しい
説明を省略し、以下には、この発明において特徴となる
ところを中心に説明する。
【0020】すなわち、まず、この発明にあっては、環
状リーフバルブたる圧側減衰バルブ4の外周側とバルブ
シート部材たるピストン3におけるポートたる圧側ポー
ト3aの下流側端を開口させるバルブシート部3bとの
間に適宜肉厚の環状に形成された外側シート体8と、圧
側減衰バルブ4の内周端と圧側減衰バルブ4の内周端に
対向するピストン3における内周端との間に適宜肉厚の
環状に形成された内側シート体9とを有してなる。
【0021】そして、この外側シート体8と内側シート
体9にあっては、図2および図3にも示すように、内側
シート体9が外側シート体8の中央部に嵌装されると共
に、内側シート体9の肉厚T2と外側シート体8の肉厚
T1との間で差を有するとしている(図2参照)。
【0022】このとき、外側シート体8が適宜肉厚の一
枚の板体からなるのに対して、内側シート体9が複数枚
の薄肉の板体を積層してなるとしており、したがって、
内側シート体9においては、薄肉の板体の枚数を増減す
ることで、肉厚T2を変更し得ることになる。
【0023】そして、詳しくは、後述するが、肉厚T2
<肉厚T1となる条件を採用する場合には、圧側減衰バ
ルブ4におけるクラッキング圧を高くし得ることにな
り、肉厚T2>肉厚T1となる条件を採用する場合に
は、圧側減衰バルブ4におけるクラッキング圧を低くし
得ることになる。
【0024】ちなみに、クラッキング圧を高くすれば、
ピストン速度が低速領域にあるときに、図5中に破線b
で示すように、同図中に実線aで示す場合よりも高い減
衰力を発生し得ることになり、クラッキング圧を低くす
れば、ピストン速度が低速領域にあるときに、図5中に
一点鎖線cで示すように、同図中に実線aで示す場合よ
りも低い減衰力を発生し得ることになる。
【0025】なお、図1中および図2中において、外側
シート体8の肉厚T1と内側シート体9の肉厚T2の間
に大きな差があるように、また、圧側減衰バルブ4の内
周端部が大きく折れ曲ったように図示されているが、こ
れは、この発明の構成を明確にするためからであって、
実際には、肉厚で容易に視認できる程の差はなく、曲り
具合も応力の違いとして現出されるのはもちろんであ
る。
【0026】一方、内側シート体9は、その外径D2が
環状サポート6における外径D1よりも大きくなるよう
に設定されてなるとしている(図2参照)が、これは、
内側シート体9がいわゆる締め上げられるときに、その
外周端が圧側減衰バルブ4の背面に当接される位置、す
なわち、支点位置(図示せず)が環状サポート6の外周
端によって現出される支点位置(図示せず)よりも外側
となること具現化するためからである。
【0027】そして、この内側シート体9による支点位
置の方が環状サポート6による支点位置より外側となる
ことで、内側シート体9が締め上げられたときに、圧側
減衰バルブ4の内周端にあって、これが、図2中に示す
ように、図中で下方に折り曲げられるようになり、その
際の応力で圧側減衰バルブ4の外周端が外側シート体8
の外周端に押し付けられるようになる。
【0028】その結果、この応力作用がない場合、すな
わち、従来例たる図4に示す場合に比較して、圧側減衰
バルブ4におけるクラッキング圧が高くなる。
【0029】そして、上記の支点位置のままで、また、
図示しないが、肉厚T2>肉厚T1の条件下で、内側シ
ート体9が締め上げられる場合には、圧側減衰バルブ4
の内周端が図中で上方に持ち上げられるようになり、し
たがって、圧側減衰バルブ4の外周端が外側シート体8
の外周端に浮上する傾向で接触する状況になる。
【0030】その結果、この圧側減衰バルブ4の外周端
が外側シート体8の外周端に対して浮上する傾向で接触
する場合には、従来例たる図4に示す場合に比較して、
圧側減衰バルブ4におけるクラッキング圧が低くなる。
【0031】ところで、外側シート体8は、ピストン3
に開穿の圧側ポート3aに照準される開口8aを有する
が、それは、この発明にあって、外側シート体8が圧側
減衰バルブ4におけるクラッキング圧の高低を選択する
際の因子にはなるが、圧側ポート3aからの油圧作用を
受けることを要しないものとされていることによる。
【0032】それゆえ、図示する実施形態では、内側シ
ート体9は、外側シート体8の中央部に嵌装されるが、
このとき、適宜の回り止め構造下に外側シート体8に連
繋されてなるとしている。
【0033】すなわち、図示する実施形態では、ピスト
ン3に開穿の圧側ポート3aは、バルブシート部3bに
いわゆる独立した状態に形成されて実質的に圧側ポート
3aの開口となる開口窓3cに連通している。
【0034】したがって、外側シート体8は、この開口
窓3cを開閉可能に閉塞する圧側減衰バルブ4のいわゆ
る邪魔にならない状態に配在されることが肝要になる。
【0035】そのため、この外側シート体8は、これが
ピストン3に対して位置決められるときに、適宜治具の
利用下に、その開口8aが開口窓3c、すなわち、圧側
ポート3aに照準する状態に配在されるとし、この状態
をその中央部に嵌装される内側シート体9の固定で実現
されるとしている。
【0036】すなわち、内側シート体9がいわゆる締め
上げられて固定状態に維持されることからして、この内
側シート体9を外側シート体8の中央部に嵌装させるこ
とで、外側シート体8が径方向に移動し得ないことにな
る。
【0037】そして、この固定状態に維持される内側シ
ート体9に対して外側シート体8が回り止め構造下に連
繋されるから、結果として、外側シート体8における水
平方向の回動が阻止されることになる。
【0038】ちなみに、図示するところでは、外側シー
ト体8の内周に形成された凹部8bに内側シート体9の
外周に形成の突起部9aが嵌合することで、両者間にお
ける回動が阻止されるとしている。
【0039】それゆえ、以上からすれば、たとえば、圧
側ポート3aの下流側端が上記した開口窓3cでなく、
図示しないが、環状溝に連通する構成の場合には、外側
シート体8が環状溝に対向することからして径方向の移
動が阻止されるとしても、水平方向の回動が許容されて
も良いことになる。
【0040】なお、圧側減衰バルブ4は、図示するとこ
ろでは、同一径の複数枚を積層してなるとするが、これ
に代えて、図示しないが、径の異なる復数枚を積層して
なるとしても良い。
【0041】そして、径の異なる復数枚を積層してなる
とき、背面側において、その径が外周端から内周端に向
かって徐々に小径になるように設定されることで、この
圧側減衰バルブ4にあって、外周側が撓んで減衰力を発
生するときに、撓みが大きくなる程に剛性が増して、高
い減衰力を発生するように設定し得ることになる。
【0042】それゆえ、以上のように形成されたこの発
明による減衰バルブ部構造にあっては、ピストン速度が
低速域にあるときの油圧が圧側ポート3aを介して圧側
減衰バルブ4の外周側に作用すると、圧側減衰バルブ4
の外周側と外側シート8におけるバルブシート部8cと
の間に出現する隙間を油が通過することで、設定の減衰
力が発生する。
【0043】このとき、前記したように、圧側減衰バル
ブ4におけるクラッキング圧が高くなっていれば、ピス
トン速度が低速領域にあるときに、図5中に破線bで示
すように、同図中に実線aで示す場合よりも高い減衰力
を発生し得ることになり、逆にクラッキング圧が低くな
っていれば、同じピストン速度が低速領域にあるとき
に、図5中に一点鎖線cで示すように、同図中に実線a
で示す場合よりも低い減衰力を発生し得ることになる。
【0044】そして、圧側減衰バルブ4に作用する油圧
がピストン速度の上昇と共に高くなる場合には、圧側減
衰バルブ4における外周側の撓み量が大きくなり、設定
の大きい減衰力が発生する。
【0045】このときには、図5中に破線bで示した特
性、あるいは、図5中に一点鎖線cで示した特性は、ピ
ストン速度が低速領域を超えることになったとき、同図
中に実線aで示す特性を呈することになる、すなわち、
ピストン速度が中高速領域にあるときの従前の減衰力を
発生することになる。
【0046】ちなみに、圧側減衰バルブ4における外周
側の撓み量が大きくなる場合には、この外周側が環状バ
ルブストッパ7に当接され、このときには、一層大きい
減衰力が発生されることになる。
【0047】前記したところは、減衰バルブ部構造が油
圧緩衝器におけるピストン部に具現化された場合を、ま
た、環状リーフバルブが圧側減衰バルブである場合を例
にして説明したが、この発明が意図するところからすれ
ば、環状リーフバルブがピストン部における伸側減衰バ
ルブである場合であっても良く、また、環状リーフバル
ブがシリンダ内のベースバルブ部における圧側減衰バル
ブとされるとしても良いことはもちろんで、その場合に
おいて、減衰バルブ部構造が機能するところおよび作用
効果も同様であることはもちろんである。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、バ
ルブシート部に隣接される環状リーフバルブにおけるク
ラッキング圧を高低選択し得るから、たとえば、この減
衰バルブ部構造を具現化する油圧緩衝器を塔載する車両
において、コーナーリング時におけるいわゆるフワフワ
感をなくすことが可能になり、あるいは、比較的低速で
走行している時にフワフワ感を得られるようにすること
が可能になる。
【0049】このとき、この発明では、環状リーフバル
ブとバルブシート部との間に外側シート体と内側シート
体とを配在するのみで、環状リーフバルブ自体を設計変
更などする必要がなく、また、外側シート体および内側
シート体の配在にあって、軸方向に長いスペースが要求
されないから、油圧緩衝器におけるいたずらな軸方向長
さの増大を招来しない点で有利となる。
【0050】そして、この発明にあっては、外側シート
体がバルブシート部材に開穿のポートに照準される開口
を有すると共に、内側シート体に対して適宜の回り止め
構造下に連繋されてなるとするから、外側シート体が所
定位置に固定状態に定着されるとき、環状リーフバルブ
に対して邪魔にならないのはもちろんのこと、環状リー
フバルブの撓み作動を妨げることもないその結果、この
発明によれば、ピストン速度が低速域にある時の減衰力
を高低選択し得て、たとえば、車両に塔載される油圧緩
衝器への利用に最適となり、その汎用性の向上を期待し
得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による減衰バルブ部構造がシリンダ内
のピストン部に具現化された状体を示す部分縦断面図で
ある。
【図2】この発明の要部を拡大して寸法上から示す部分
縦断面図である。
【図3】外側シート体と内側シート体の連繋状態を示す
平面図である。
【図4】従来の減衰バルブ部構造を図1と同様に示す図
である。
【図5】ピストン速度に対する減衰力の発生状態を示す
特性図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストンロッド 3 ピストン 3a 圧側ポート 3b,8c バルブシート部 3c 開口窓 4 圧側減衰バルブ 5 伸側減衰バルブ 6 環状サポート 7 環状バルブストッパ 8 外側シート体 8a 開口 8b 凹部 9 内側シート体 9a 突起部 R1 上方油室 R2 下方油室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周端が固定されながらバルブシート部
    材に開穿されたポートの下流側端を開閉可能に閉塞する
    外周側における撓み時に減衰力を発生する環状リーフバ
    ルブと、この環状リーフバルブの背面側に環状サポート
    の介在下に隣設されて環状リーフバルブの外周側におけ
    る大きい撓みを規制する環状バルブストッパとを有して
    なる減衰バルブ部構造において、環状リーフバルブの外
    周側とバルブシート部材におけるポートの下流側端を開
    口させるバルブシート部との間に適宜肉厚の環状に形成
    された外側シート体と、環状リーフバルブの内周端と環
    状リーフバルブの内周端に対向するバルブシート部材に
    おける内周端との間に適宜肉厚の環状に形成された内側
    シート体とを有してなり、内側シート体が外側シート体
    の中央部に嵌装されると共に、内側シート体と外側シー
    ト体の間で肉厚に差を有し、かつ、内側シート体におけ
    る外径が環状サポートにおける外径よりも大きくなるよ
    うに設定されてなることを特徴とする減衰バルブ部構造
  2. 【請求項2】 外側シート体がバルブシート部材に開穿
    のポートに照準される開口を有すると共に、内側シート
    体に対して適宜の回り止め構造下に連繋されてなる請求
    項1に記載の減衰バルブ部構造
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220256A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器におけるバルブ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220256A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器におけるバルブ構造

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