JP2002266879A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受

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JP2002266879A
JP2002266879A JP2001063863A JP2001063863A JP2002266879A JP 2002266879 A JP2002266879 A JP 2002266879A JP 2001063863 A JP2001063863 A JP 2001063863A JP 2001063863 A JP2001063863 A JP 2001063863A JP 2002266879 A JP2002266879 A JP 2002266879A
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Takeo Okuma
健夫 大熊
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NSK Ltd
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    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性や基本動定格荷重を犠牲にすることな
く良好な潤滑状態を長期間維持できる玉軸受を提供す
る。 【解決手段】 本発明の玉軸受10は、外周面に内輪軌
道12bが設けられた内輪12と、内周面に外輪軌道1
1bが設けられた外輪11と、内輪軌道12b及び外輪
軌道11b間に転動自在に介在する複数の玉13と、玉
13に対して少なくとも軸方向一方側に配置されて軸受
内部空間と外部とを仕切る環状のシール部材15とを備
えている。シール部材15の外輪11側の端部に、玉1
3側に向かって延びると共に外輪11に接した筒状壁1
5cが設けられ、該筒状壁は玉13側に向かうほど筒の
内径が大きくなるようにその内周面15dを傾斜面にさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玉軸受に関し、詳
しくは、自動車等のエア・コンディショニング・コンプ
レッサにおけるプーリ支持軸受や、コンピュータのハー
ドディスクドライブ(HDD)用軸受として用いるのに
好適な玉軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】外輪の軌道肩を傾斜面にした例が特開2
000−213550号公報に見られる。同公報に開示
された転がり軸受は、その軸方向を上下方向に向けて用
いられるものであり、内輪の軌道溝(内輪軌道)と外輪
の軌道溝(外輪軌道)との間に玉(転動体)を配し、軸
受内部空間と外部とを仕切るシール部材を備えている。
そして、軸受内部空間の上部シール部材近傍に吸油体を
配設し、下部シール部材近傍の外輪軌道肩(外輪内径
面)を傾斜面にしている。軸受内部空間には吸油体から
徐々に潤滑油が供給され、軸受の静止時には下部シール
部材上に潤滑油が溜まる。外輪が回転すると、溜まった
潤滑油は遠心力の作用で外輪軌道肩の傾斜面を上がって
いき、軌道溝や玉を潤滑する。
【0003】上記のような構造にすることにより、HD
D用軸受のように高い回転精度を要求されるものに適用
でき、グリースに代えて潤滑油を用いるのでトルク増大
が無く安定した作動が得られる。しかも、途中給油なし
で長期間の使用に耐えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように外輪の軌
道肩を傾斜面にすると、内外輪の間に玉を挿入しにくく
なる。図3(a)に外輪71の軌道肩71aを傾斜面に
していない玉軸受70を示し、図3(b)に外輪81の
軌道肩81aを傾斜面にした玉軸受80を示す。図3
(b)の玉軸受80の軌道肩81aの軸方向端部におけ
る外輪内径D2は、図3(a)の玉軸受70の外輪内径
D1より小さい。このため、図3(b)の玉軸受80で
は内外輪の間に玉を挿入しづらく、結果として挿入でき
る玉数が減って、玉軸受80の基本動定格荷重が小さく
なってしまう。図3(c)に示す玉軸受90のように、
傾斜面とした軌道肩91aの軸方向端部における外輪内
径D3を、図3(a)に示した玉軸受70の外輪内径D
1と等しくすると、外輪溝幅B3が狭くなる。したがっ
て、モーメント荷重やラジアル荷重だけでなく、アキシ
ャル荷重も負荷されるような用途では、玉が容易に外輪
の軌道肩91aに乗り上げて、エッジロードにより圧痕
が発生してしまう。
【0005】例えば、自動車のエア・コンディショナ・
コンプレッサにおけるプーリを支持する軸受のように、
軸受が一つで、ベルトの荷重作用点と軸受の軸方向中心
位置とがずれていて、オフセット荷重が軸受に作用する
ような状況が考えられる。特にこのような状況では、軸
受にモーメント荷重が負荷されることを考慮して、玉が
外輪の軌道肩に乗り上げ難い構造にする必要がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、組立性や基本動定格荷重を犠牲
にすることなく良好な潤滑状態を長期間維持できる玉軸
受を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、外
周面に内輪軌道が設けられた内輪と、内周面に外輪軌道
が設けられた外輪と、前記内輪軌道及び外輪軌道間に転
動自在に介在する複数の玉と、該玉に対して少なくとも
軸方向一方側に配置されて軸受内部空間と外部とを仕切
る環状のシール部材とを備えた玉軸受において、前記シ
ール部材の前記外輪側の端部に、前記玉側に向かって延
びると共に前記外輪に接した筒状壁が設けられ、該筒状
壁は前記玉側に向かうほど筒の内径が大きくなるように
その内周面を傾斜面にされていることを特徴とする玉軸
受によって達成される。
【0008】筒状壁はシール部材に一体成形することが
できるが、特にこれに限定されない。筒状壁内周面の傾
斜面は、断面視において平面(テーパ面)であってもよ
いし曲面であってもよい。傾斜面上に若干の凹凸や段差
があってもよい。玉に対して軸方向両側にシール部材を
配置した場合、それらシール部材のうち少なくとも一方
の外輪側の端部に筒状壁を設ければよいが、それらシー
ル部材の両方に筒状壁を設けることが好ましい。
【0009】以上のような構成の玉軸受においては、外
輪の軌道肩を傾斜面とする代わりにシール部材の筒状壁
内周面を傾斜面としているので、内外輪の間に玉を挿入
しにくくなることはなく、軸受の基本動定格荷重の低下
を招くこともない。そして、筒状壁の傾斜面を経由させ
て軸受内部空間の潤滑剤を内外輪軌道、玉及び保持器に
円滑に供給できるので、良好な潤滑状態を長期間保つこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1(A)に示す本発明第1実施形
態の単列深溝玉軸受10は、外輪11と、内輪12と、
外輪11及び内輪12間に複数配置された玉13と、玉
13を円周方向等間隔に保持する保持器14とを備えて
いる。深溝の外輪軌道11bの軸方向両側の軌道肩11
aは、図1(A)に示す断面視において傾斜面になって
おらず、軸方向に平行な平面になっている。この玉軸受
10は、自動車用のエア・コンディショニング・コンプ
レッサにおけるプーリ支持軸受等に適用されるものであ
る。
【0011】玉13に対して軸方向両側に、環状のシー
ル部材15が設けられている。シール部材15は、心金
15bをゴム(弾性体)15aで覆って構成されてい
る。シール部材15は、内外輪の間に玉13を装着した
後に、外輪11に取り付けられたものである。例えば、
JIS SPCC等の鋼板よりプレス加工して製作した
心金15bにゴム15aを接着或いは焼付固定すればよ
い。シール部材15によって外部から仕切られた軸受内
部空間には、適宜な潤滑油が入れられており、その潤滑
油によって玉13と内外輪軌道11b,12bとの間
や、玉13と保持器14との間を潤滑するようにしてい
る。
【0012】シール部材15の外輪11側の端部、即ち
シール部材15の外周縁部には、玉13側(軸方向中央
側。外輪軌道側。)に向かって延びると共に外輪11の
軌道肩11aに接したまたは近接して配置された筒状壁
15cが、ゴム15aの一部によって形成されている。
筒状壁15cは、玉13側に向かうほど筒の内径が大き
くなるように、その内周面13dを傾斜面にされてい
る。この内周面13dは、図1(A)に示す断面視にお
いて、軸受軸方向に対して傾斜した平面である。筒状壁
15cの先端は、玉13に接触していない。シール部材
15の内輪12側の端部には、二つのリップがゴム15
aの一部によって形成されている。一方のリップは、内
輪12の軌道肩12aに微小すきまを介して配置され
て、ラビリンスとして機能している。他方のリップは内
輪軌道肩12aの軸方向端部に設けられた段部内に挿入
されて、内輪12に摺動可能に接触している。
【0013】本実施形態の作用を説明する。外輪11が
回転すると、軸受内部空間の潤滑油が遠心力によって筒
状壁15cの内周面15dへと飛ばされる。その内周面
15dについた潤滑油は、玉13側に向かってその内周
面15d上を移動していき、外輪11の軌道肩11a及
び外輪軌道11bへと供給される。図1(B)は、図1
(A)におけるB部拡大図である。図1(B)に実線矢
印で示すように、遠心力Fは軸受径方向外方に向かって
はたらく。遠心力Fによって、筒状壁15cの内周面1
5dについた潤滑油が受ける力は、軸受径方向に対して
傾斜した内周面15dに平行な平行分力Fpと、内周面
15dに垂直な垂直分力Fvである。平行分力Fpによ
って、内周面15dについた潤滑油は玉13側に向かっ
て移動されるのである。
【0014】遠心力Fが大きいほど、潤滑油にはたらく
平行分力Fpも大きくなって、潤滑油は玉13側へ移動
されやすくなる。このため、高速で外輪が回転する用途
に本実施形態を使用すると、大きな効果が得られる。な
お、筒状壁15cの内周面15dは、軌道肩11aに滑
らかに接続すればよい。例えば、筒状壁15c先端にお
ける内周面15dと軌道肩11aとの段差、即ち筒状壁
15c先端の肉厚Tは0.3mm以下とすることができ
る。
【0015】以上のような構成の玉軸受10において
は、外輪11の軌道肩11aを傾斜面とする代わりにシ
ール部材15の筒状壁内周面15dを傾斜面としている
ので、内外輪の間に玉13を挿入しにくくなることはな
く、軸受10の基本動定格荷重の低下を招くこともな
い。そして、筒状壁15cの傾斜面15dを経由させて
軸受内部空間の潤滑油を内外輪軌道11b,12b、玉
13及び保持器14に円滑に供給できるので、良好な潤
滑状態を長期間保つことができる。なお、機能上、筒状
壁15cの外径と軌道肩11aとはすきまなく接するこ
とが好ましいが、シール部材15の外輪への取付けを考
えると、筒状壁15cの外径と軌道肩11aとの間に微
小すきまがあった方がシール部材の取付けが容易であ
る。本実施例ではシール部材15の外径と外輪のシール
取付け溝との間から潤滑剤が漏れない構造になっている
ので、微小すきまを設けたとしても、微小すきまにて形
成される空間に溜まる潤滑剤は僅かであり、潤滑剤を内
外輪軌道、玉及び保持器に円滑に供給するとの本発明の
機能は殆ど損なわれることがない。
【0016】図2に、本発明第2実施形態の単列深溝玉
軸受20を示す。玉軸受20は、外輪21と、内輪22
と、外輪21及び内輪22間に複数配置された玉23
と、玉23を円周方向等間隔に保持する保持器24とを
備えている。ここでは、66ナイロン或いは46ナイロ
ン等からなる樹脂製の保持器24が用いられている。保
持器24のリム部(円環部)の外周縁部には、後述する
筒状壁25cと干渉しないように段部24aが形成され
ている。つまり、保持器24の筒状壁25cに相対する
部分が切り欠かれている。外輪軌道21bの軸方向両側
の軌道肩21aは、図2に示す断面視において傾斜面に
なっておらず、軸方向に平行な平面になっている。この
玉軸受20は、HDD用軸受等に適用されるものであ
る。
【0017】玉23に対して軸方向両側に、環状のシー
ル部材25が設けられている。本実施形態におけるシー
ル部材25は、心金を有しない樹脂製シール部材であ
り、内外輪の間に玉23を装着した後に、外輪21に取
り付けられたものである。このシール部材25は、心金
を用いていないので安価に製作できる。例えば、ハイト
レル或いはアニテル等の熱可塑性ポリエーテルエラスト
マ材をモールドして、シール部材25を製作することが
できる。シール部材25によって外部から仕切られた軸
受内部空間には、適宜な潤滑油が入れられており、その
潤滑油によって玉23と内外輪軌道21b,22bとの
間や、玉23と樹脂製保持器24との間を潤滑するよう
にしている。
【0018】シール部材25の外輪21側の端部には、
玉23側に向かって延びると共に外輪21の軌道肩21
aに接した筒状壁25cが一体成形されている。筒状壁
25cは、玉23側に向かうほど筒の内径が大きくなる
ように、その内周面25dを傾斜面にされている。この
内周面25dは、図2に示す断面視において、軸受軸方
向に対して傾斜した平面である。シール部材25の内輪
22側の端部には、二つのリップが一体成形されてい
る。一方のリップは、内輪22の軌道肩22aに微小す
きまを介して配置されて、ラビリンスとして機能してい
る。他方のリップは内輪軌道肩22aの軸方向端部に設
けられた段部内に挿入されて、内輪22に摺動可能に接
触している。
【0019】以上のように、心金を有しないシール部材
25を採用することで、筒状壁25c等の形成が容易に
なり、コストダウンを図ることができる。
【0020】なお、本発明は前述した実施形態、実施例
に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能
である。例えば、前述した実施形態では筒状壁が玉に接
していなかったが、筒状壁先端を軽微に玉に接触させ
て、傾斜面とした筒状壁内周面をつたってきた潤滑油を
玉に直接供給するように構成してもよい。例えば、潤滑
剤として、潤滑油に代えてグリースを用いてもよい。ま
た、以下の構成とすれば、内輪が回転する状況に適用で
きる。すなわち、外周面に内輪軌道が設けられた内輪
と、内周面に外輪軌道が設けられた外輪と、前記内輪軌
道及び外輪軌道間に転動自在に介在する複数の玉と、該
玉に対して少なくとも軸方向一方側に配置されて軸受内
部空間と外部とを仕切る環状のシール部材とを備えた玉
軸受において、前記シール部材の前記内輪側の端部に、
前記玉側に向かって延びると共に前記内輪に接した筒状
壁が設けられ、該筒状壁は前記玉側に向かうほど筒の外
径が大きくなるようにその外周面を傾斜面にされた構成
である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
組立性や基本動定格荷重を犠牲にすることなく良好な潤
滑状態を長期間維持できる玉軸受を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図である
【図3】従来の玉軸受を説明する断面図である。
【符号の説明】
10,20 玉軸受 11,21 外輪 11a,21a 軌道肩 11b,21b 外輪軌道 12,22 内輪 12a,22a 軌道肩 12b,22b 内輪軌道 13,23 玉 14,24 保持器 15,25 シール部材 15c,25c 筒状壁 15d,25d 内周面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に内輪軌道が設けられた内輪と、
    内周面に外輪軌道が設けられた外輪と、前記内輪軌道及
    び外輪軌道間に転動自在に介在する複数の玉と、該玉に
    対して少なくとも軸方向一方側に配置されて軸受内部空
    間と外部とを仕切る環状のシール部材とを備えた玉軸受
    において、 前記シール部材の前記外輪側の端部に、前記玉側に向か
    って延びると共に前記外輪に接した筒状壁が設けられ、
    該筒状壁は前記玉側に向かうほど筒の内径が大きくなる
    ようにその内周面を傾斜面にされていることを特徴とす
    る玉軸受。
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DE102005059079A1 (de) * 2005-12-10 2007-06-14 Texparts Gmbh Dichtungseinrichtung für fettgeschmierte Wälzlager
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