JP2002265136A - 切断装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びに切断方法 - Google Patents

切断装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びに切断方法

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JP2002265136A
JP2002265136A JP2001062161A JP2001062161A JP2002265136A JP 2002265136 A JP2002265136 A JP 2002265136A JP 2001062161 A JP2001062161 A JP 2001062161A JP 2001062161 A JP2001062161 A JP 2001062161A JP 2002265136 A JP2002265136 A JP 2002265136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ状部材の種類を検出し、その検出結果
に基づいて、切断するか否かの設定を行うことができる
切断装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びに切断
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 テープカッタ132によりテープ状部材
Tを切断可能な切断装置において、テープ状部材Tの種
類を検出するテープ検出手段と、テープ検出手段の検出
結果に基づいて、テープカッタ132を駆動するか否か
を設定するテープカッタ駆動設定手段と、テープカッタ
駆動設定手段によりテープカッタ132を駆動するよう
に設定した場合、テープ状部材Tを切断する切断手段
と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカッタによ
りテープ状部材を切断可能な切断装置およびこれを備え
たテープ印刷装置並びに切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷済のテープ状部材を任意長に
切断可能な切断装置を備えたテープ印刷装置が知られて
いる。これらのテープ印刷装置は、印刷に伴って装置か
ら排出されるテープ状部材を、印刷データから算出され
たテープ長に基づくタイミングで、自動的に切断した
り、手動によって印刷済のテープ状部材を切断すること
が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
テープ印刷装置は、種々の材質や厚みからなる部材で構
成されたテープ状部材が使用可能となっている。しか
し、部材の材質や厚みによっては、切断不可能なものや
切断しない方が良いと思われるものがある。例えば、磁
石層を有するテープ状部材を使用する場合は、これを切
断することでテープカッタ(刃)を損傷してしまう。し
たがって、このようなテープ状部材を使用する場合は、
ハサミ等を用いて切断しなければならず、大変面倒であ
った。また、ユーザが意図することなくこのようなテー
プ状部材を使用してしまった場合、誤って切断処理を行
い、テープカッタを損傷してしまうことがあった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、テープ状
部材の種類を検出し、その検出結果に基づいて、切断す
るか否かの設定を行うことができる切断装置およびこれ
を備えたテープ印刷装置並びに切断方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の切断装置は、テ
ープカッタによりテープ状部材を切断可能な切断装置に
おいて、前記テープ状部材の種類を検出するテープ検出
手段と、前記テープ検出手段の検出結果に基づいて、前
記テープカッタを駆動するか否かを設定するテープカッ
タ駆動設定手段と、前記テープカッタ駆動設定手段によ
り前記テープカッタを駆動するように設定した場合、前
記テープ状部材を切断する切断手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0006】また、本発明の切断方法は、テープカッタ
によりテープ状部材を切断可能な切断方法において、前
記テープ状部材の種類を検出するテープ検出工程と、前
記テープ検出工程の検出結果に基づいて、前記テープカ
ッタを駆動するか否かを設定するテープカッタ駆動設定
工程と、前記テープカッタ駆動設定工程により前記テー
プカッタを駆動するように設定した場合、前記テープ状
部材を切断する切断工程と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】この構成によれば、テープ状部材の種類を
検出し、その検出結果に基づいて、テープカッタを駆動
するか否かを設定するため、ユーザは、テープ状部材の
種類に応じて、切断するか否かの設定を行う必要がな
い。このため、切断処理の操作を簡素化することができ
る。
【0008】この場合、前記テープ検出手段には、前記
テープ状部材が切断可能か否かを検出する手段が含ま
れ、前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検
出手段により前記テープ状部材が切断可能であることが
検出された場合のみ、テープカッタを駆動するように設
定する手段が含まれることが好ましい。
【0009】また、この場合、前記テープ検出工程に
は、前記テープ状部材が切断可能か否かを検出する工程
が含まれ、前記テープカッタ駆動設定工程には、前記テ
ープ検出工程により前記テープ状部材が切断可能である
ことが検出された場合のみ、テープカッタを駆動するよ
うに設定する工程が含まれることが好ましい。
【0010】この構成によれば、テープ状部材が切断可
能であることが検出された場合のみ、テープカッタを駆
動するように設定するため、切断不可能なテープ状部材
を、誤って切断してしまうことがない。また、テープ状
部材が切断可能か否かだけを検出するため、検出対象物
やこれを検出する検出機構の構成を単純化することがで
きる。
【0011】これらの場合、前記テープ検出手段には、
前記テープ状部材の厚みを検出する手段が含まれ、前記
テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手段に
より前記テープ状部材が予め規定した所定の厚み以下で
あることが検出された場合のみ、テープカッタを駆動す
るように設定する手段が含まれることが好ましい。
【0012】また、これらの場合、前記テープ検出工程
には、前記テープ状部材の厚みを検出する工程が含ま
れ、前記テープカッタ駆動設定工程には、前記テープ検
出工程により前記テープ状部材が予め規定した所定の厚
み以下であることが検出された場合のみ、テープカッタ
を駆動するように設定する工程が含まれることが好まし
い。
【0013】この構成によれば、テープ状部材の厚みが
予め規定した所定の厚み以下であることが検出された場
合のみ、テープカッタを駆動するように設定するため、
所定の厚みより厚いテープ状部材を、誤って切断してし
まうことがない。すなわち、テープ状部材の厚みが原因
でテープカッタがテープ状部材に咬んでしまうなどの問
題を解消することができる。
【0014】これらの場合、前記テープ検出手段には、
前記テープ状部材を構成する部材の材質を検出する手段
が含まれ、前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テ
ープ検出手段により検出した部材の材質が予め規定した
所定の切断可能な材質である場合のみ、テープカッタを
駆動するように設定する手段が含まれることが好まし
い。
【0015】また、これらの場合、前記テープ検出工程
には、前記テープ状部材を構成する部材の材質を検出す
る工程が含まれ、前記テープカッタ駆動設定工程には、
前記テープ検出工程により検出した部材の材質が予め規
定した所定の切断可能な材質である場合のみ、テープカ
ッタを駆動するように設定する工程が含まれることが好
ましい。
【0016】この構成によれば、テープ状部材を構成す
る部材の材質を検出し、その結果、部材の材質が所定の
切断可能な材質である場合、テープカッタを駆動するよ
うに設定することができる。すなわち、予め装置側で規
定した材質が検出された場合のみテープカッタを駆動す
るように設定するため、切断不可能な材質の部材を有す
るテープ状部材を、誤って切断してしまうことがない。
【0017】この場合、前記テープカッタ駆動設定手段
には、前記テープ検出手段により検出した部材の材質が
予め規定した所定の切断不可能な材質である場合のみ、
テープカッタを駆動しないように設定する手段が含まれ
ることが好ましい。
【0018】また、これらの場合、前記テープカッタ駆
動設定工程には、前記テープ検出工程により検出した部
材の材質が予め規定した所定の切断不可能な材質である
場合のみ、テープカッタを駆動しないように設定する工
程が含まれることが好ましい。
【0019】この構成によれば、テープ状部材を検出し
た結果、部材の材質が所定の切断不可能な材質である場
合、テープカッタを駆動しないように設定することがで
きる。すなわち、予め規定(記憶)した材質が検出され
た場合のみテープカッタを駆動しないように設定する。
このため、例えば切断可能であるが、新しく開発された
部材であるために未だ装置側で規定されていない材質を
検出してしまった場合など、切断可能な材質の部材で構
成されているにも関わらず、テープ状部材を切断しない
ように設定してしまうなどといった問題を解消すること
ができる。
【0020】これらの場合、前記テープ検出手段には、
前記テープ状部材を構成する部材の硬度を検出する手段
が含まれ、前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テ
ープ検出手段により検出した部材の硬度が予め規定した
所定の硬度以下である場合のみ、テープカッタを駆動す
るように設定する手段が含まれることが好ましい。
【0021】この構成によれば、テープ状部材を構成す
る部材の硬度が、装置側で予め規定した所定の硬度以下
である場合のみ、テープカッタを駆動するように設定す
ることができる。このため、誤って硬度の高い部材を有
するテープ状部材を切断してしまい、テープカッタを損
傷または摩耗することがない。
【0022】これらの場合、前記テープ検出手段には、
前記テープ状部材を構成する部材の粘着度を検出する手
段が含まれ、前記テープカッタ駆動設定手段には、前記
テープ検出手段により検出した部材の粘着度が予め規定
した所定の粘着度以下である場合のみ、テープカッタを
駆動するように設定する手段が含まれることが好まし
い。
【0023】この構成によれば、テープ状部材を構成す
る部材の粘着度が、装置側で予め規定した所定の粘着度
以下である場合のみ、テープカッタを駆動するように設
定することができる。このため、誤って粘着度の高い部
材を有するテープ状部材を切断してしまい、テープカッ
タに部材の一部が接着するなどして切れ味を損ねること
がない。なお、粘着度ではなく接着度を検出するように
しても良い。
【0024】これらの場合、前記テープカッタを駆動す
るか否かを指示するテープカッタ駆動指示手段を更に備
え、前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープカ
ッタ駆動指示手段の指示に基づいて、前記テープカッタ
を駆動するか否かを設定する手段が含まれることが好ま
しい。
【0025】この構成によれば、テープカッタを駆動す
るか否かを指示することができる。すなわち、ユーザの
要望に応じてテープ状部材を切断するか否かを設定する
ことができる。
【0026】この場合、前記テープカッタ駆動設定手段
には、前記テープ検出手段により前記テープ状部材が切
断不可能であることが検出された場合、前記テープカッ
タ駆動指示手段による指示内容に関わらず、テープカッ
タを駆動しないように設定する手段が含まれることが好
ましい。
【0027】この構成によれば、テープ状部材が切断不
可能であることが検出された場合、ユーザからの指示内
容に関わらず、テープカッタを駆動しないように設定す
ることができる。すなわち、ユーザが、誤ってテープ状
部材を切断するように指示した場合であっても、テープ
カッタを駆動しないように設定するため、テープカッタ
を損傷したり、摩耗させたりすることがない。
【0028】これらの場合、前記テープカッタ駆動設定
手段による設定内容を報知する設定内容報知手段を更に
備えることが好ましい。
【0029】この構成によれば、テープカッタ駆動設定
手段による設定内容を報知するため、切断装置の使用
中、ユーザは、テープカッタを駆動するように設定され
ているか否かを確認することができる。
【0030】これらの場合、ユーザに対し、メッセージ
を表示する表示手段を更に備え、前記表示手段には、前
記テープカッタ駆動設定手段による設定内容が変更され
た場合、その旨を表示する手段が含まれることが好まし
い。
【0031】この構成によれば、テープカッタ駆動設定
手段による設定内容が変更された場合、その旨を表示す
るため、ユーザは、テープカッタを駆動するか否かの設
定がなされたこと(設定が変更されたこと)を視覚的に
認識することができる。
【0032】この場合、前記表示手段には、前記テープ
検出手段により前記テープ状部材が切断不可能であるこ
とが検出された場合、前記テープカッタ駆動指示手段に
よる指示内容を無効にする旨を表示する手段が含まれる
ことが好ましい。
【0033】この構成によれば、テープ状部材が切断不
可能であることが検出された場合、テープカッタを駆動
するように指示がなされてもその指示内容を無効にする
旨を表示することができる。このため、ユーザは、使用
するテープ状部材が切断不可能な材質を有していること
を確認することができると共に、テープカッタが駆動さ
れないことを認識することができる。
【0034】本発明のテープ印刷装置は、上記の切断装
置と、前記テープ状部材に印刷を行う印刷装置とを備え
たことを特徴とする。
【0035】この構成によれば、テープ状部材の検出結
果に基づいて、テープカッタを駆動するか否かの設定を
行うことができる切断装置を備えているため、切断する
か否かの設定の手間を省くことができると共に、テープ
状部材に印刷を行うことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
切断装置およびこれを備えたテープ印刷装置並びに切断
方法について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0037】図1は、本実施形態におけるテープ印刷装
置1の全体を示す外観構成であり、図2は、テープ印刷
装置1の蓋体8を開蓋した状態の外観構成であり、図3
は、テープ印刷装置1の蓋体8を閉蓋し、且つ開閉蓋5
を開放してテープカートリッジCを装着した状態の外観
構成である。
【0038】図1ないし図3に示すように、このテープ
印刷装置1は、装置ケース4により外殻を形成した装置
本体2と、装置本体2に着脱自在に装着したテープカー
トリッジCとから構成されている。装置本体2は、装置
ケース4の後部左方上面に取り付けられた窓付きの開閉
蓋5と、開閉蓋5の右隣に配設され開閉蓋5を開閉操作
する開閉ボタン6と、開閉ボタン6右方の装置ケース4
の上面に配設されたトリム部7と、中間部に取り付けら
れディスプレイ14が組み込こまれた開閉自在な蓋体8
と、蓋体8の手前側で装置ケース4の上面から突出し露
出ランプ群19を有する三日月形状部9とを備えてい
る。また、三日月形状部9左方の装置ケース4の上面に
は、2個のキーからなる露出キー群10が配設され、露
出キー群10と同一平面上に蓋体8に開閉自在に覆われ
るキーボード3が配設されている。そして、開閉蓋5の
内側には、テープカートリッジCを着脱自在に装着する
ポケットPが形成されている。
【0039】図1ないし図3に示すように、テープ印刷
装置1では、ユーザが、開閉ボタン6により開閉蓋5を
開放し、ポケットPにテープカートリッジCを装着した
後、蓋体8を開蓋して、キーボード3を開放し、ディス
プレイ14を参照しながらキーボード3を操作する。キ
ーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、
簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷
を指示すると、テープカートリッジCからテープTを繰
り出して、印刷ヘッド122によりテープTに所望の印
刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外
部に送り出される。所望の印刷が完了すると、余白分を
含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、
その送りを停止し、テープ排出口22に形成されたテー
プカッタ132により、送りだしたテープTを切断す
る。
【0040】なお、このようにして形成したテープTの
端部をトリム部7によりトリミングすることもできる。
すなわち、ユーザは、装置ケース4の上面を下斜め方向
に切り込んだテープ挿入ガイド13にテープTを案内さ
せることで、自動的に起動するトリミング機構によりテ
ープTの端部を成形切断(角部をR形状に面取り)する
こともできる。
【0041】テープTは、印刷面となる受像層Taと、
その裏面側に形成された粘着材層Tbと、さらにその裏
面側に形成された剥離層Tcとにより構成されている
(図8参照)。テープTとインクリボンRは、貫通孔5
5の位置で相互に重なり合った状態で走行するととも
に、テープTのみが外部に排出され、インクリボンRは
内部で巻き取られるようになっている。外部に排出され
たテープTは、剥離層Tcを剥がして貼付対象物に貼付
される。なお、テープ印刷装置1には、1層のみの(剥
離層Tcを有しない)テープTも使用可能である。
【0042】ところで、テープ印刷装置1は、装置本体
2とパソコンPCとをケーブルで接続することで、パソ
コンPCで入力・編集したデータをテープTに印刷する
こともできる。テープ印刷装置1とパソコンPCとの通
信接続状態は、装置本体2とパソコンPCとをケーブル
で接続することで、通信接続待機状態となり、通信入力
キー18のON操作により、通信接続可能状態へと切り
替え可能となっている。すなわち、接続端子部30は、
テープTの排出口とは反対側の装置ケース4に配設され
ているため、接続したケーブルやACアダプタのコード
が、排出されたテープTを拾い上げる際に邪魔にならな
いようになっている。また、テープ印刷装置1は、背面
を下にした立ち姿勢でも、パソコンPCで入力した印刷
データをテープTに印刷することも可能である。
【0043】なお、このようにテープ印刷装置1をパソ
コンPCと通信接続する場合、キーボード3は、特に使
用する必要がないため、図1に示すように蓋体8に隠蔽
されるようになる。
【0044】露出ランプ群19は、三日月形状部9の中
央部に配設された複数の表示ランプから構成されてい
る。複数の表示ランプは、図示左側から、印刷表示ラン
プ40、電源表示ランプ41、自動切断表示ランプ4
2、通信表示ランプ43、およびトリム表示ランプ44
の順に配列され、各種の動作状態に対応して点灯・消灯
する。印刷表示ランプ40は、テープTに印刷中および
印刷済みのテープTの切断動作中に点灯し、自動切断表
示ランプ42は、自動的にテープTの切断を行う自動切
断機能が設定されている場合に点灯する(詳細は後述す
る)。また、通信表示ランプ43は、後述する通信入力
キー18がONの状態のときに点灯し、トリム表示ラン
プ44は、トリム部7で印刷済みのテープTの隅部を成
形切断中に点灯する。
【0045】また、露出キー群10は、互いに近接して
配設した左側の電源入力キー17と右側の通信入力キー
18とから成る。電源入力キー17は、装置本体2の電
源をON−OFF操作可能とするキーであり、また通信
入力キー18は、パソコンPCとの通信接続をON−O
FF操作可能とするキーである。
【0046】次に、制御系の基本的な構成について説明
する。図4のブロック図に示すようにキーボード3やデ
ィスプレイ14を有してユーザとのインタフェースを行
う操作部11、印刷ヘッド(サーマルヘッド)122や
テープ送り部120を有してポケットP内に装着したテ
ープカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部1
2、印刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種セ
ンサを有して各種検出を行う検出部15、各種ドライバ
を有して各部回路を駆動する駆動部270、および、テ
ープ印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備え
ている。このため、装置ケース4の内部には、印刷部1
2、切断部13、検出部15などの他、図外の回路基板
が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの
他、駆動部270や制御部200の各回路などが搭載さ
れ、図外のACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニ
ッカド電池等の電池に接続されている。
【0047】操作部11は、キーボード3とディスプレ
イ14とを備えている。ディスプレイ14は、横方向
(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形
の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像デ
ータを表示可能な表示画面45を有し、ユーザがキーボ
ード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データ
などの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等
を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等
を入力したりする際などに用いられる。
【0048】キーボード3には、アルファベットキー
群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、およ
び外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む
文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定する
ための機能キー群32などが配列されている。機能キー
群32には、印刷実行を指示する「印刷」キーの他、漢
字変換や機能を選択する場合に、表示されている選択肢
を選択する「選択」キー、カーソル位置(図6D12等
参照)の文字を削除したり各種機能の操作中に操作の取
り消しを行う「削除」キー、次に入力されるキャラクタ
位置や操作の対象となる位置を示すカーソルKを移動す
るための「カーソル」キー(「↑」、「↓」、「→」、
「←」)などが含まれる。また、自動的にテープTの切
断を行う自動切断機能の設定のON−OFFを指示する
「自動切断」キーも含まれる。なお、当然ながら、これ
らのキー入力は、一般的なキーボードと同様に、各キー
入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフト
キー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力
しても良い。図4に示すように、キーボード3は、種々
の指令およびデータを制御部200に入力する。
【0049】テープ送り部120は、テープを送り出す
送りモータ121を備え、送りモータ121の先端には
図外の検出開口が形成された円盤が固着されている。さ
らに、その検出開口に臨むようにフォトセンサ等を有す
る回転速度センサ141が設けられていて、送りモータ
121の回転速度を検出して制御部200に報告する。
【0050】印刷部12には、開閉蓋5の内側に、テー
プカートリッジCを装着するためのポケットPが設けら
れていて、テープカートリッジCはこの開閉蓋5を開放
した状態でポケットPに対して着脱される。テープカー
トリッジCには、カートリッジケース51の内部に一定
の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインク
リボンRとを収容されており、また、ポケットPに配設
されたヘッドユニットに差し込むための貫通孔55が形
成されている。
【0051】また、図9に示すように、相異なる幅等の
テープTの幅を識別できるように、裏面に小さな複数の
孔35が設けられ、ポケットPには、この孔35の有無
を検出するマイクロスイッチなどのテープ幅検出センサ
142が設けられていて、これにより、テープTの幅を
検出できるようになっている。さらに、同図に示すよう
に、カートリッジケース51の底面には、収納されたテ
ープTを構成する部材の材質、厚み、色等の情報をバー
コード化したバーコードテープBTが貼付されており、
フォトセンサなどのテープ情報検出センサ143により
これらの情報を検出できるようになっている。
【0052】テープカートリッジCに収容されるテープ
Tは、図8(a)に示すように、印刷面となる受像層T
aと、その裏面に配設された粘着材層Tbと、さらにそ
の裏面に配設された剥離紙層Tcとから成り、印刷後、
剥離紙層Tcから受像層Taとおよび粘着材層Tbを剥
離して貼着対象物に貼着して使用される。
【0053】切断部13は、テープTを切断するフルカ
ット用テープカッタ132aと、テープTの受像層Ta
および粘着材層Tbのみを切断するハーフカット用テー
プカッタ132bと、任意長印刷などの場合に手動によ
りテープカッタ132a、132bを切断動作させるカ
ットボタン133a、133bと、定長印刷などの場合
に自動的にテープカッタ132a、132bを切断動作
させるカッタモータ131と、を備えている。なお、そ
れぞれの切断方法による切断結果は、図8(a)および
(b)に示すとおりである。
【0054】また、テープ印刷装置1では、モード設定
によって、自動/手動を切り替えられるようにしてい
る。このため、手動カットの場合、印刷が完了した時点
で、ユーザが、装置ケース4に配設されたカットボタン
133a、133bを押すことで、テープカッタ132
a、132bが作動しテープTが所望の長さに切断され
る。また、自動カットの場合、印刷が終了して余白分だ
けテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタモ
ータ131が駆動され、テープTの切断が行われる。な
お、自動カットの場合は、ハーフカットを行うように設
定されていた場合にはハーフカット用テープカッタ13
2bが駆動され、特に切断方法の指定が為されていない
場合はフルカット用テープカッタ132aが駆動され
る。
【0055】また、モード設定によって自動に設定され
た場合は、後述するテープ情報検出センサ143によ
り、テープ種類を検出し、その検出結果に基づいて、カ
ッタモータ131を駆動するか否かの設定がなされる。
すなわち、テープ種類の検出結果に基づいて、フルカッ
トおよびハーフカットの両切断処理を行うか否かが設定
される。なお、フルカット、ハーフカットに分けて切断
処理を行うか否かを設定可能に構成しても良い。この構
成によれば、テープTの材質や厚みは切断可能なもので
あるが、一層のみで構成されているためハーフカットを
行っても意味がないようなテープTを検出した場合、フ
ルカットは行うがハーフカットは行わないといった設定
を行うことができる。
【0056】検出部15は、前述の回転速度センサ14
1、テープ幅検出センサ142およびテープ情報検出セ
ンサ143を備えている。なお、実状に合わせて、これ
らを省略した構成とすることもできる。
【0057】駆動部270は、ディスプレイドライバ2
71と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ27
3とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制
御部200から出力される制御信号に基づき、その指示
にしたがって、操作部11のディスプレイ14を駆動す
る。同様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の
指示にしたがって、印刷部12の印刷ヘッド122を駆
動する。また、モータドライバ273は、印刷部12の
送りモータ121を駆動する送りモータドライバ273
dと、切断部13のカッタモータ131を駆動するカッ
タモータドライバ273cとを有し、同様に、制御部2
00の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【0058】制御部200は、CPU210、ROM2
20、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)
230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)2
50を備え、互いに内部バス260により接続されてい
る。ROM220は、CPU210で処理する制御プロ
グラムを記憶する制御プログラム領域221の他、キャ
ラクタ一覧テーブル、切断可能なテープ材質一覧テーブ
ル、色変換テーブルおよび文字修飾テーブルを含む制御
データを記憶する制御データ領域222を有している。
CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されて
いる記号、図形等のビットマップデータを記憶してい
て、文字等を特定するコードデータが与えられたとき
に、対応するビットマップデータを出力する。
【0059】RAM(記憶装置)240は、電源キーの
操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保
持しておくように図外のバックアップ回路によって電源
の供給を受けており、各種レジスタ群241や、ユーザ
がキーボード3から入力した文字等のキャラクタデータ
を記憶するキャラクタデータ領域242、表示画面45
の表示画像データを記憶する表示画像データ領域24
3、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域24
4、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ
領域245の他、印刷履歴データ領域246やその他の
色変換バッファなどの各種変換バッファ領域247など
の領域を有し、制御処理のための作業領域として使用さ
れる。
【0060】P−CON250には、CPU210の機
能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取
り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLS
Iなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種
々の計時を行うタイマ251などもP−CON250内
の機能として組み込まれている。このため、P−CON
250は、検出部15の各種センサやキーボード3と接
続され、検出部15からの前述した各種検出信号および
キーボード3からの各種指令や入力データなどをそのま
まあるいは加工して内部バス260に取り込むととも
に、CPU210と連動して、CPU210等から内部
バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま
あるいは加工して駆動部270に出力する。
【0061】そして、CPU210は、上記の構成によ
り、ROM220内の制御プログラムにしたがって、P
−CON250を介して各種検出信号、各種指令、各種
データ等を入力し、CG−ROM230からのビットマ
ップデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、
P−CON250を介して駆動部270に制御信号を出
力することにより、印刷の位置制御や表示画面45の表
示制御等を行うとともに、印刷ヘッド122を制御して
所定の印刷条件でテープTに印刷したり、テープTを切
断したりするなど、テープ印刷装置1全体を制御してい
る。
【0062】特に、CPU210においてテープTの切
断を制御する場合は、テープ情報検出センサ143によ
りテープTの材質および厚み(厚み合計)を検出し、検
出した材質が制御データ領域222に記憶された切断可
能な材質に適合しているか否か並びに検出した厚み合計
が所定の切断可能な厚み(200(μm))以下か否か
を判断する。そして、テープTが切断可能な材質からな
る部材のみで構成され、且つ所定の厚み合計以下である
と判断した場合には、カッタモータドライバ273cを
介し、カッタモータ131を駆動する。
【0063】ここで、テープ印刷装置1における自動切
断機能の設定方法について説明する。本発明のテープ印
刷装置1は、前述の通り、テープ情報検出センサ143
により、テープ情報を検出し(装着されたテープTが切
断可能な材質からなる部材のみで構成されているか否か
並びに所定の厚み合計(200(μm))以下であるか
否かを検出し)、その検出結果に基づいて、自動切断機
能のON−OFFの設定を行うものである。その設定
は、図10に示すとおりであり、装着されたテープTが
切断可能な材質のみで構成され、且つ厚み合計が200
(μm)以下である場合のみ、「自動切断機能ON」に
設定し、それ以外の場合は「自動切断機能OFF」に設
定する(図11「切断可能なテープT1、切断不可能な
テープT2の一例」参照)。すなわち、テープTが切断
可能な材質のみで構成されているが、厚み合計が200
(μm)を超える場合には、「自動切断機能OFF」に
設定する(図11夜光テープ(レセプターテープ)参
照)。
【0064】ここで、図5を参照しながら、本発明の自
動切断機能の設定方法の全体フローを説明する。なお、
カットモードの設定は「手動モード」ではなく、「自動
モード」に設定されているものとし、テープT(テープ
カートリッジC)は、電源をONにした後、装着される
ものとする。また、以下、切断可能なテープTを「切断
可のテープT1」、切断不可能なテープTを「切断不可
のテープT2」という。
【0065】図5に示すように、ユーザにより電源がO
Nにされると、所定の初期設定を行う(S11)。ここ
で、前回、テープ印刷装置1の電源をOFFにした際
に、「自動切断機能ON」の状態に設定されていた場合
は、自動切断機能の設定を、「自動切断機能ON」のま
ま維持する。一方、前回、テープ印刷装置1の電源をO
FFにした際に、「自動切断機能OFF」の状態に設定
されていた場合は、自動切断機能の設定を、「自動切断
機能OFF」とする。ここでは、前回、テープ印刷装置
1の電源をOFFにした際に、「自動切断機能ON」の
状態に設定されていたものとして、自動切断機能を「自
動切断機能ON」の状態に設定し、これに伴って三日月
形状部9の中央部に配設された自動切断表示ランプ(以
下、「自動切断LED」という)42を、点灯させる。
【0066】ここで、ユーザにより「自動切断」キーが
押下されると(S12:Yes)、自動切断LED42
は消灯し、「自動切断機能OFF」に設定した旨を表示
する(S13,図6D13参照)。さらに、この状態
で、テープTが装着されて(S14,この場合、テープ
Tは、切断可のものであっても、切断不可のものであっ
ても良い)、「印刷」キーが押下されると(S15)、
印刷のみが行われ、テープTの切断は行われない(S1
6)。この場合、ユーザは、ハサミ等を用いて、テープ
Tを切断する。
【0067】一方、ユーザにより「自動切断機能」キー
の押下が行われなかった場合であって(S12:N
o)、その後、切断可のテープT1が装着された場合は
(S17)、(その後、「自動切断」キーが押下されず
(S18:No))「印刷」キーが押下されると(S1
9)、テープTの自動切断を行う(S20)。なお、こ
の場合、自動切断とは、ハーフカットを行うように設定
されていた場合にはハーフカットを行い、特に切断方法
の指定が為されていない場合にはフルカットを行う。
【0068】また、ユーザにより、切断可のテープT1
が装着された後(S17)、「自動切断」キーが押下さ
れた場合は(S18:Yes)、自動切断LED42を
消灯し、ユーザにより「印刷」キーが押下されると(S
15)、印刷のみを行ない、自動切断は行わない(S1
6)。
【0069】また、ユーザにより、切断不可のテープT
2が装着された場合は(S21)、自動切断LED42
を消灯すると共に、「自動切断機能OFF」に設定した
旨を表示する(S22,図7D21参照)。ここで、
(「自動切断」キーが押下されず(S23:No))、
「印刷」キーが押下されると(S15)、印刷のみを行
い、自動切断は行わない(S16)。一方、「自動切
断」キーが押下された場合は(S23:Yes)、設定
変更が無効である旨を表示する(S24,図7D24参
照)。これは、切断不可のテープT2が装着されている
にも関わらず、誤って切断処理を行ってしまい、テープ
カッタ132が損傷したり摩耗したりするのを防ぐため
である。従って、ユーザにより「印刷」キーが押下され
ると(S15)、印刷のみを行い、自動切断は行わない
(S16)。
【0070】なお、テープTの送り出し中にテープT
(カートリッジC)が離脱され、印刷不良となることを
防ぐため、テープT(カートリッジC)の交換時(開閉
蓋5の開蓋時)には電源が切れてしまうように構成され
た装置の場合は、電源ONの直後にテープ種類を検出す
るよう構成することが好ましい。この場合、電源ONの
直後に切断可のテープT1を検出した場合には、上述の
(S18)以降の処理を行い、切断不可のテープT2を
検出した場合には、上述の(S22)以降の処理を行
う。
【0071】そこで、上述のように、テープTの交換時
には電源が切れてしまうように構成された装置における
自動切断機能の設定方法を、図6および図7の画面表示
45を参照し、操作手順に従って説明する。まず、切断
可のテープを装着した場合について説明する。図6に示
すように、切断可のテープを装着した後、ユーザにより
電源キーが押下されると、テキスト入力画面を表示する
(D11)。なお、画面表示45中の「」は、テキス
ト1行目の入力であることを示し、これに付された下線
はキャラクタの入力位置を示すカーソルKである。ま
た、このとき、自動切断LED42を点灯している。
【0072】ここで、テキスト「山田 太郎」が入力さ
れ(D12)、さらに「自動切断」キーが押下される
と、自動切断LED42を消灯すると共に、「自動切断
機能OFF」に設定した旨を表示する(D13)。「自
動切断機能OFF」に設定した旨を1〜2秒表示する
と、画面はテキスト入力画面に遷移する(D14)。こ
の状態で、さらに、「自動切断」キーが押下されると、
自動切断LED42を点灯すると共に、「自動切断機能
ON」に設定した旨を表示する(D15)。
【0073】次に、切断不可のテープT2を装着した場
合について説明する。図7に示すように、切断不可のテ
ープT2を装着した後、ユーザにより電源が押下される
と、「自動切断機能OFF」に設定した旨を表示する
(D21)。また、このとき自動切断LED42は消灯
している。さらに、これを1〜2秒表示すると、画面は
テキスト入力画面に遷移する(D22)。
【0074】ここで、テキスト「山田 太郎」が入力さ
れ(D23)、「自動切断」キーが押下されると、切断
不可のテープが装着されているため、設定変更が無効で
ある旨を表示する(D24)。これを1〜2秒表示した
後、画面はテキスト入力画面に遷移する(D25)。な
お、図6および図7において、テキスト(「山田 太
郎」)の入力は任意であり、自動切断機能の設定とは特
に関係がない。
【0075】以上、説明したとおり、本発明の切断装置
およびこれを備えたテープ印刷装置並びに切断方法によ
れば、テープTの情報(テープTの材質および厚み)を
検出し、その検出結果に従って、テープTを切断するか
否かを自動的に設定することができる。従って、ユーザ
は、自動切断を行うか否かの設定をする必要がないた
め、切断処理の操作を簡素化することができると共に、
切断することでテープカッタを損傷したり摩耗したりす
るようなテープ状部材を誤って切断してしまうことがな
い。また、切断可のテープT1を使用する場合は、ユー
ザの指示に従って、自動切断を行わないように設定を切
り替えることもできる。さらに、自動切断LED42に
よって、自動切断が行われるか否かをユーザに報知した
り、自動切断機能の設定が変更された場合は、表示画面
45にその旨が表示されるため、操作性が向上する。
【0076】なお、上記の例では、カットモードの設定
は「自動モード」に設定されているものとしたが、「手
動モード」に設定された場合においても、切断不可のテ
ープT2を使用する場合は、切断処理を行うことができ
ないよう構成しても良い。この構成によれば、設定され
たカットモードに関わらず、誤って切断不可のテープT
2を切断してしまい、テープカッタ132を損傷させた
り摩耗させたりすることがない。
【0077】また、切断処理を行わない場合(切断不可
のテープT2を検出した場合)は、図8(c)に示しよ
うに、切断位置を示す切断線(図示点線)を印刷するよ
うに構成しても良い。この構成によれば、ハサミ等を用
いてテープを切断する場合、ユーザは適切な切断位置を
一目で確認することができる。また、幅広のテープを使
用する場合、切断線に沿って真っ直ぐに切断することが
できるため、見栄えの良い印刷物(ラベル)を作成する
ことができる。
【0078】また、上記の例において、「自動切断機能
OFF」に設定した後(図5S12,S13)、テープ
Tを装着した場合(同図S14)は、テープTが切断可
のものであるか否かに関わらず、自動切断を行わない
(同図S16)ものとしたが、ここで切断可のテープT
1が装着された場合には、自動切断を行うように構成し
ても良い。すなわち、ユーザの指示に関わらず、テープ
Tの種類に応じて、自動切断機能の設定を行うようにし
ても良い。この構成によれば、ユーザが誤った指示をし
てしまった場合であっても、テープTの種類に合った適
切な処理を行うことができる。
【0079】また、上記の例において、テープTの検出
は、テープTの材質および厚みを検出するものとした
が、テープTの材質のみを検出するよう構成してもよ
い。さらに、テープTを構成する部材の硬度や粘着度に
関する情報をバーコードテープBTに記録しておき、こ
れを検出するようにしても良い。すなわち、この場合、
検出されたテープTを構成する部材の硬度や粘着度が、
規定の硬度や粘着度以下であれば、自動切断を行うよう
に設定する。この構成によれば、誤って、硬度や粘着度
の高いテープTを切断してしまい、テープカッタを損傷
したり、切れ味を損ねたりすることがない。さらに、テ
ープを構成する個々の部材の材質を検出するよりも、検
出する情報量を減少させることができる。
【0080】また、テープTの厚み(厚み合計)のみを
検出するよう構成してもよい(図11「切断可能なテー
プT1、切断不可能なテープT2の一例」二重線部参
照)。この構成によれば、テープTの厚み合計が200
(μm)以上か否かのみを検出すればよいため、検出す
る情報量を格段に減少させることができる。すなわち、
検出対象物の構成を単純化することができる。
【0081】さらに、装着されたテープTが切断可能な
材質からなる部材のみで構成されているか否か(切断可
のものであるか否か)だけを検出するよう構成してもよ
い(図11波線部参照)。この構成によれば、検出対象
物をバーコードテープBTではなく、カートリッジケー
ス51の裏面に形成された小さな複数の孔とするなど、
より検出対象物やこれを検出する検出機構(例えばテー
プ情報検出センサ143)の構成を単純化することがで
きる。
【0082】また、上記の例では、テープ印刷装置1側
では、切断可能な材質のみを規定(記憶)しており、そ
の規定した材質のみが検出された場合に「切断可」の材
質であると判断するものとしたが、装置側では、「切断
不可」の材質のみを規定(記憶)しておくようにしても
良い。この構成によれば、新しく開発された切断可の材
質を含むテープTを使用する場合であっても、装置側で
はこの材質を「切断不可」であるとは規定していないた
め、「切断可」の材質であると正しく判断することがで
きる。つまり、「切断可」の材質のみを規定した場合
は、テープTの開発に対して装置側の対応が遅れると、
切断可能な材質の部材で構成されているにも関わらず、
テープ状部材を切断しないように設定してしまうといっ
た問題が生じるが、「切断不可」の材質のみを規定した
場合はそのような問題は生じない。なお、記憶容量が許
す範囲で「切断可」および「切断不可」のいずれもの材
質に関する情報を規定(記憶)しておくようにしても良
い。
【0083】また、上記の例において、テープTの情報
は、カートリッジ本体51の前面に貼付されたバーコー
ドテープBTをテープ情報検出センサ143により読み
とることにより検出するものとしたが、切断可のテープ
T1が収納されている場合には白色、また切断不可のテ
ープT2が収納されている場合には黒色など色分けした
識別テープを検出するようにしても良い。また、テープ
情報検出センサ143を複数並設して、テープカートリ
ッジCの所定の位置に貼付された複数の反射シールの有
無を検出することにより、テープTの厚みや切断可か否
かに関する情報など、比較的情報量の少ない情報を検出
するようにしても良い。
【0084】
【発明の効果】上述のように、本発明の切断装置および
これを備えたテープ印刷装置並びに切断方法によれば、
テープ状部材の種別を検出し、その検出結果に従って、
テープ状部材を切断するか否かを自動的に設定すること
ができるため、切断することでテープカッタを損傷した
り摩耗したりするようなテープ状部材を誤って切断して
しまうといった問題を解消することができる、などの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る切断装置を備えたテ
ープ印刷装置の外観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の蓋体を開蓋した状態の
外観斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の蓋体を閉蓋し、且つ開
閉蓋を開放してテープカートリッジを装着した状態の外
観斜視図である。
【図4】図1に示すテープ印刷装置の制御系のブロック
図である。
【図5】図1のテープ印刷装置における自動切断機能設
定方法の全体フローを示す説明図である。
【図6】切断可のテープを装着した場合の自動切断機能
設定方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図7】切断不可のテープを装着した場合の自動切断機
能設定方法の一例を画面表示で示す説明図である。
【図8】図1に示すテープ印刷装置に用いるテープの積
層構造等を示す説明図である。
【図9】テープカートリッジに貼付されたバーコードテ
ープとこれに記憶された情報を示す説明図である。
【図10】材質情報および厚み情報の検出結果に基づく
自動切断機能の設定を示す説明図である。
【図11】切断可能なテープおよび切断不可能なテープ
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード BT バーコードテープ C テープカートリッジ 11 操作部 12 印刷部 13 切断部 15 検出部 31 文字キー群 32 機能キー群 42 自動切断表示ランプ(自動切断LED) 45 表示画面 131 カッタモータ 132a フルカット用テープカッタ 132b ハーフカット用テープカッタ 133a フルカット用カットボタン 133b ハーフカット用カットボタン 143 テープ情報検出センサ 200 制御部 210 CPU 220 ROM 230 CG−ROM 240 RAM K カーソル T テープ T1 テープ(切断可能なもの) T2 テープ(切断不可能なもの) Ta 受像層 Tb 粘着材層 Tc 剥離紙層
フロントページの続き (72)発明者 仲村 知記 東京都千代田区東神田二丁目10番18号 株 式会社キングジム内 Fターム(参考) 2C058 AB22 AC06 AE04 AE15 AF06 AF51 LA03 LA23 LA24 LA28 LB02 LB06 LB17 LB36 LC02 LC03 LC11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカッタによりテープ状部材を切断
    可能な切断装置において、 前記テープ状部材の種類を検出するテープ検出手段と、 前記テープ検出手段の検出結果に基づいて、前記テープ
    カッタを駆動するか否かを設定するテープカッタ駆動設
    定手段と、 前記テープカッタ駆動設定手段により前記テープカッタ
    を駆動するように設定した場合、前記テープ状部材を切
    断する切断手段と、を備えたことを特徴とする切断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記テープ検出手段には、前記テープ状
    部材が切断可能か否かを検出する手段が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手
    段により前記テープ状部材が切断可能であることが検出
    された場合のみ、テープカッタを駆動するように設定す
    る手段が含まれることを特徴とする請求項1に記載の切
    断装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ検出手段には、前記テープ状
    部材の厚みを検出する手段が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手
    段により前記テープ状部材の厚みが予め規定した所定の
    厚み以下であることが検出された場合のみ、テープカッ
    タを駆動するように設定する手段が含まれることを特徴
    とする請求項1または2に記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 前記テープ検出手段には、前記テープ状
    部材を構成する部材の材質を検出する手段が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手
    段により検出した部材の材質が予め規定した所定の切断
    可能な材質である場合のみ、テープカッタを駆動するよ
    うに設定する手段が含まれることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記テープカッタ駆動設定手段には、前
    記テープ検出手段により検出したの材質が予め規定した
    所定の切断不可能な材質である場合のみ、テープカッタ
    を駆動しないように設定する手段が含まれることを特徴
    とする請求項4に記載の切断装置。
  6. 【請求項6】 前記テープ検出手段には、前記テープ状
    部材を構成する部材の硬度を検出する手段が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手
    段により検出した部材の硬度が予め規定した所定の硬度
    以下である場合のみ、テープカッタを駆動するように設
    定する手段が含まれることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれかに記載の切断装置。
  7. 【請求項7】 前記テープ検出手段には、前記テープ状
    部材を構成する部材の粘着度を検出する手段が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープ検出手
    段により検出した部材の粘着度が予め規定した所定の粘
    着度以下である場合のみ、テープカッタを駆動するよう
    に設定する手段が含まれることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の切断装置。
  8. 【請求項8】 前記テープカッタを駆動するか否かを指
    示するテープカッタ駆動指示手段を更に備え、 前記テープカッタ駆動設定手段には、前記テープカッタ
    駆動指示手段の指示に基づいて、前記テープカッタを駆
    動するか否かを設定する手段が含まれることを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の切断装置。
  9. 【請求項9】 前記テープカッタ駆動設定手段には、前
    記テープ検出手段により前記テープ状部材が切断不可能
    であることが検出された場合、前記テープカッタ駆動指
    示手段による指示内容に関わらず、テープカッタを駆動
    しないように設定する手段が含まれることを特徴とする
    請求項8に記載の切断装置。
  10. 【請求項10】 前記テープカッタ駆動設定手段による
    設定内容を報知する設定内容報知手段を更に備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の切断
    装置。
  11. 【請求項11】 ユーザに対し、メッセージを表示する
    表示手段を更に備え、 前記表示手段には、前記テープカッタ駆動設定手段によ
    る設定内容が変更された場合、その旨を表示する手段が
    含まれることを特徴とする請求項1ないし10のいずれ
    かに記載の切断装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段には、前記テープ検出手
    段により前記テープ状部材が切断不可能であることが検
    出された場合、前記テープカッタ駆動指示手段による指
    示内容を無効にする旨を表示する手段が含まれることを
    特徴とする請求項11に記載の切断装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の切断装置と、 前記テープ状部材に印刷を行う印刷装置とを備えたこと
    を特徴とするテープ印刷装置。
  14. 【請求項14】 テープカッタによりテープ状部材を切
    断可能な切断方法において、 前記テープ状部材の種類を検出するテープ検出工程と、 前記テープ検出工程の検出結果に基づいて、前記テープ
    カッタを駆動するか否かを設定するテープカッタ駆動設
    定工程と、 前記テープカッタ駆動設定工程により前記テープカッタ
    を駆動するように設定した場合、前記テープ状部材を切
    断する切断工程と、を備えたことを特徴とする切断方
    法。
  15. 【請求項15】 前記テープ検出工程には、前記テープ
    状部材が切断可能か否かを検出する工程が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定工程には、前記テープ検出工
    程により前記テープ状部材が切断可能であることが検出
    された場合のみ、テープカッタを駆動するように設定す
    る工程が含まれることを特徴とする請求項14に記載の
    切断方法。
  16. 【請求項16】 前記テープ検出工程には、前記テープ
    状部材の厚みを検出する工程が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定工程には、前記テープ検出工
    程により前記テープ状部材の厚みが予め規定した所定の
    厚み以下であることが検出された場合のみ、テープカッ
    タを駆動するように設定する工程が含まれることを特徴
    とする請求項14または15に記載の切断方法。
  17. 【請求項17】 前記テープ検出工程には、前記テープ
    状部材を構成する部材の材質を検出する工程が含まれ、 前記テープカッタ駆動設定工程には、前記テープ検出工
    程により検出した部材の材質が予め規定した所定の切断
    可能な材質である場合のみ、テープカッタを駆動するよ
    うに設定する工程が含まれることを特徴とする請求項1
    4、15または16に記載の切断方法。
  18. 【請求項18】 前記テープカッタ駆動設定工程には、
    前記テープ検出工程により検出した部材の材質が予め規
    定した所定の切断不可能な材質である場合のみ、テープ
    カッタを駆動しないように設定する工程が含まれること
    を特徴とする請求項17に記載の切断方法。
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