JP2002264872A - 自動二輪車 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
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Abstract
1基のキャブレターで混合気を供給するように構成され
た自動二輪車において、コンパクトな構成により前後の
シリンダーバンクに均等に混合気を供給可能にする。 【解決手段】キャブレター21をダウンドラフト型とし
て車体側面視で車体フレーム2のタンクレール4以下の
高さに、かつその吸気通路中心線21aがV型エンジン
16のエンジン中心線Cに略合致するように配置し、こ
のキャブレター21と前後のシリンダーバンク19F,
19Rの吸気ポート23f,23rとの間を二股管状の
インレットパイプ24で接続し、このインレットパイプ
24の2つの吸気ポート接続口24b,24cを車両平
面視で車両前後方向に並べて配列するとともに、上記吸
気ポート23f,23rをインレットパイプ24の前後
2つの吸気ポート接続口24b,24cの中間点24d
を中心に略点対称に形成した。
Description
の内部に複数の排気管が略平行に配設された車両の排気
マフラー装置に関するものである。
ンクが設置され、燃料タンクの下方にV型エンジンが搭
載され、このV型エンジンが前傾および後傾した2つの
シリンダーバンクを備えた自動二輪車においては、前後
のシリンダーバンクにより多大なスペースが占有されて
しまい、キャブレターやエアクリーナー等の吸気部材の
配置が非常に困難になる。
に示されるように、1基のキャブレターを前後のシリン
ダーバンクの間に設置し、このキャブレターから延びる
二股管状のインレットパイプを両シリンダーバンクの吸
気ポートに接続するレイアウトが採られる。特開平8−
135526号公報の場合は、キャブレターがその吸気
通路を車幅方向に指向させて設置されており、上記吸気
通路の外端にエアクリーナーが直結されている。
ンジンでは、例えば前側のシリンダーバンクが左寄り、
後側のシリンダーバンクが右寄りというように、車両平
面視で2つのシリンダーバンクが左右に若干ずれて配置
されているため、前後のシリンダーバンクの間に1基の
キャブレターを設置し、その吸気通路を車幅方向に指向
させたのでは、キャブレターから各シリンダーバンクの
吸気ポートまでの吸気通路長が異なってしまい、これに
より各シリンダーバンクへの均等な混合気供給ができな
くなって出力が不均等になる傾向があった。
ーの吸気通路にエアクリーナーを直結させてしまうと、
スペース面では有利になる反面、キャブレターよりも上
流側の吸気通路長が短くなるためエンジンの低速回転域
におけるトルク特性が劣化するという問題がある。
決するために発明されたものであり、その発明の目的
は、燃料タンクの下方に搭載されたV型エンジンに1基
のキャブレターで混合気を供給するように構成された自
動二輪車において、コンパクトな構成により前後のシリ
ンダーバンクに均等に混合気を供給可能にするととも
に、エアクリーナーとキャブレター間の吸気通路長を延
長してエンジンの低速トルクを増大可能にし、さらにエ
アクリーナーの吸気性能と浄化性能を向上させ、併せて
エアクリーナーの排水性向上とエンジンの排気ガスに混
合される二次空気への水分の混入を防止可能にすること
にある。
め、本発明に係る自動二輪車は、請求項1に記載したよ
うに、車体フレームのヘッドパイプから後斜め下方に延
びる左右一対のタンクレール上に燃料タンクが設置さ
れ、その下方にV型エンジンが搭載され、上記V型エン
ジンはクランク軸が車幅方向に指向し、かつ車体側面視
で上記クランク軸に鉛直に交わるエンジン中心線に対し
略等角度で前傾および後傾する2つのシリンダーバンク
を有し、これらのシリンダーバンクに1基のキャブレタ
ーで混合気を供給するように構成された自動二輪車にお
いて、上記キャブレターをダウンドラフト型として車体
側面視で上記タンクレール以下の高さに、かつその吸気
通路中心線が上記エンジン中心線に略合致するように配
置し、このキャブレターと両シリンダーバンクの吸気ポ
ートとの間を二股管状のインレットパイプで接続し、上
記インレットパイプの2つの吸気ポート接続口を車両平
面視で車両前後方向に並べて配列した。
のシリンダーバンクの吸気ポートまでの吸気通路形状が
対称的になるため、1基のキャブレターにより各シリン
ダーバンクに均等に混合気を供給し、各シリンダーバン
クの出力を均等化することができる。しかも、キャブレ
ターがタンクレール以下の高さに配置されているため、
キャブレターがV型エンジンの上方に突出するのを防い
でコンパクト化することができる。
2に記載したように、車両平面視で前記V型エンジンの
前後のシリンダーバンクの吸気ポートを前記インレット
パイプの前後2つの吸気ポート接続口の中間点を中心に
略点対称に形成した。こうすれば、キャブレターから前
後のシリンダーバンクの燃焼室までの吸気通路形状がほ
ぼ同一になるため、各シリンダーバンクの燃焼室へより
均等に混合気を供給することができる。
項3に記載したように、前記V型エンジンの一側方にエ
アクリーナーを設置し、そのアウトレットパイプを上記
エアクリーナーの上部から上方に延出させた後にV型エ
ンジンの前側のシリンダーバンクと前記タンクレールと
の間を通して車幅方向内側に湾曲させてから前記キャブ
レターの近傍にて上方に立ち上げ、一旦タンクレールよ
りも上方に延ばした後に下方に湾曲させてキャブレター
に接続した。これにより、コンパクト性を損わずにエア
クリーナーとキャブレター間の吸気通路であるアウトレ
ットパイプの長さを延長してエンジンの低速トルクを増
大させることができる。
項4に記載したように、前記エアクリーナーを、前記V
型エンジン側に位置して反エンジン側に開口し、前記ア
ウトレットパイプを上方に延出させるクリーナーケース
と、反エンジン側に位置して上記クリーナーケースの開
口部を閉塞するクリーナーキャップと、これらクリーナ
ーケースおよびクリーナーキャップの間に挟持されるフ
ィルター保持部材と、このフィルター保持部材に保持さ
れるエアフィルターとを備えて構成し、上記エアフィル
ターをクリーナーケースおよびクリーナーキャップの外
周面から離反させて上記フィルター保持部材に保持させ
た。こうすれば、エアフィルターがフィルター保持部材
によりエアクリーナー内部の空中に保持されるため、エ
アクリーナー内部に存在する塵埃や水分等の異物がエア
フィルターに触れにくくなり、エアクリーナーの浄化性
能が向上する。
5に記載したように、前記クリーナーケースのエンジン
側の面にエンジン側へ突出する突出部を設け、この突出
部の上部から前記アウトレットパイプを上方へ延出さ
せ、突出部の下部隅角部を湾曲面状に形成する一方、前
記エアフィルターを環状に形成してその内周部をクリー
ナーケースの内部空間に連通させ、このエアフィルター
の内周部下端が上記突出部の下部と略同一高さになるよ
うにエアフィルターの高さを設定した。こうした場合、
エアクリーナーに吸入された空気が環状に形成されたエ
アフィルターの外周側から内周側に向かって流れた後、
クリーナーケースの突出部にストレートに流れ込めるた
め、通気抵抗が減少してエアクリーナーの吸気性能が向
上する。
項6に記載したように、前記突出部の高さ方向中間付近
に排気浄化用の二次空気を導出する二次空気導出部を設
ける一方、前記クリーナーケースの底部に水抜き部を設
けた。これにより、二次空気への水分混入が防止される
とともにエアクリーナーの排水性が向上する。
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用さ
れた自動二輪車の一例を示す左側面図である。
ば鋼管製であり、その前頭部に位置するヘッドパイプ3
から左右一対のタンクレール4とダウンパイプ5が延び
ている。タンクレール4はヘッドパイプ3から浅い角度
で後斜め下方に延び、ダウンパイプ5は急角度で後斜め
下方に延びた後に後方へ湾曲し、左右一対のリヤパイプ
6を介してタンクレール4の後部に連結されている。
ール4とダウンパイプ5の間が左右一対の補強パイプ7
で連結され、タンクレール4の中間部と、ダウンパイプ
5およびリヤパイプ6の連結部付近との間がほぼ鉛直な
左右一対のセンターパイプ8により連結され、さらに左
右一対の各部材4,5,6,8の間が車幅方向に延びる
複数のブリッジ部材9(図4参照)等により連結されて
車体フレーム2が構成されている。
10を支持するフロントフォーク11がハンドルバー1
2と共に左右回動自在に軸支される一方、センターパイ
プ8には後方に延びて後輪13を支持するスイングアー
ム14が上下回動自在に軸支されている。そして、タン
クレール4の上に燃料タンク15が跨設され、その下
方、即ちタンクレール4とダウンパイプ5とセンターパ
イプ8に囲まれた部分にV型エンジン16が搭載され、
その出力がスイングアーム14の内部に設けられたシャ
フトドライブ機構により後輪13に伝達される。また、
燃料タンク15の後部から後輪13の上方にかけて着座
シート17が載置されている。
ン16の左側面図、正面図、平面図である。このV型エ
ンジン16は、そのクランクケース18の上面に前後に
2つのシリンダーバンク19F,19Rが設けられ、ク
ランクケース18の内部に軸支されたクランク軸20が
車幅方向に指向している。前側のシリンダーバンク19
Fと後側のシリンダーバンク19Rは車体側面視(図2
参照)でクランク軸20に鉛直に交わるエンジン中心線
Cに対し、それぞれ略等角度で前傾および後傾してい
る。そして、前後のシリンダーバンク19F,19Rの
間に設置された1基のキャブレター21により、各シリ
ンダーバンク19F,19Rへの混合気供給がなされ
る。なお、符号22で示す部材はエンジン冷却用のラジ
エーターである。
チュリー通路)が略鉛直方向に指向するダウンドラフト
型であり、車体側面視でタンクレール4以下の高さに、
かつその吸気通路中心線21a(図3、図5参照)がエ
ンジン中心線Cに略合致するように配置されている。そ
して、図4および図5に示すように、キャブレター21
と前後のシリンダーバンク19F,19Rの吸気ポート
23f,23rとの間がインレットパイプ24で接続さ
れている。
管状に形成されており、その上端に開口する1つのキャ
ブレター接続口24aがキャブレター21の吸気通路下
流側に接続され、下端に開口する前後2つの吸気ポート
接続口24b,24cが前後のシリンダーバンク19
F,19Rの吸気ポート23f,23rに接続される。
図4に示すように、各吸気ポート23f,23rは入口
が1つであるが、シリンダーバンク19F,19R(シ
リンダーヘッド)の内部で二股状に分岐して燃焼室25
f,25r(図5参照)に繋がっている。
の2つの吸気ポート接続口24b,24cは車両平面視
で車両前後方向に並べて配列されており、前後のシリン
ダーバンク19F,19Rの吸気ポート23f,23r
が車両平面視でインレットパイプ24の2つの吸気ポー
ト接続口24b,24cの中間点24dを中心に略点対
称に形成されている。
9Rの例えば右側方にエアクリーナー31が設置されて
いる。このエアクリーナー31は、図6〜図8にも示す
ように、合成樹脂製のクリーナーケース32とクリーナ
ーキャップ33を備えており、クリーナーケース32は
V型エンジン16側に位置して反エンジン側(ここでは
車両進行方向右側)に開口し、その上面からアウトレッ
トパイプ34が上方に延出している。また、クリーナー
キャップ33は反エンジン側に位置し、2本のビス35
によりクリーナーケース32の開口部に着脱可能に取り
付けられてクリーナーケース32の開口部を閉塞し、そ
の下面に吸気口36(図6参照)を備えている。
ーキャップ33の間にフィルター保持部材37が挟持さ
れる。フィルター保持部材37の中央部には開口部38
が形成されており、この開口部38のクリーナーキャッ
プ33側に環状に形成されたエアフィルター39が嵌合
保持され、エアフィルター39の内周部がクリーナーケ
ース32の内部空間に連通する。また、クリーナーキャ
ップ33にはエアフィルター39をフィルター保持部材
37に押し付けるクッション部材40が設けられてい
る。図6および図8に示すように、エアフィルター39
はクリーナーケース32およびクリーナーキャップ33
の外周面から離されている。
の左側面にはV型エンジン16側へ突出する突出部42
が設けられており、この突出部42の上部に前述のアウ
トレットパイプ34が連結される。突出部42の下部隅
角部42aは湾曲面状に形成され、エアフィルター39
の内周部下端39aが突出部42の下部と略同一高さに
なるようにエアフィルター39の高さが設定されてい
る。また、突出部42の高さ方向中間付近に二次空気導
出部43が設けられ、クリーナーケース32の底部に水
抜き部44が設けられている。水抜き部44には図示し
ないドレンホースが接続され、その先端が外部に開放さ
れる。
イプ34は突出部42から上方に延びた後にV型エンジ
ン16の前側のシリンダーバンク19Fと車体フレーム
2の右側のタンクレール4との間を通して車幅方向内側
(左側)に湾曲してからキャブレター21の近傍にて上
方に立ち上がり、一旦タンクレール4よりも上方に延び
た後に下方に湾曲してキャブレター21の吸気通路上流
側に接続されている。
34の長さを延ばしてV型エンジン16の低速トルクを
増大させることができる。特に、本願のようなV型2気
筒エンジンにおいては、高速回転域での出力よりも低速
回転域でのトルクを重視するので、アウトレットパイプ
34を延長することは非常に効果的である。しかも、こ
のように長いアウトレットパイプ34がタンクレール4
とV型エンジン16の間やキャブレター21周辺のデッ
ドスペースに効率良く収容されるため、エンジン周りの
コンパクト性が一切損われない。
左側には、二次空気供給用のスイッチングバルブ46が
設置されている。このスイッチングバルブ46はエアク
リーナー31のちょうど反対側に位置しており、図3に
示すように、エアクリーナー31の二次空気導出部43
から延びる二次空気導入ホース47がスイッチングバル
ブ46に接続され、スイッチングバルブ46から延出す
る2本の二次空気供給ホース48f,48rがそれぞれ
前後のシリンダーバンク19F,19Rの排気ポート4
9f,49r(図2参照)に繋がっている。
いて、V型エンジン16が作動すると、エアクリーナー
31の吸気口36から新気が吸入され、この新気は環状
のエアフィルター39の外周側から内周側に通り抜ける
際に塵埃や水分等の異物を濾過され、その後アウトレッ
トパイプ34を経てキャブレター21に供給され、キャ
ブレター21にて燃料と混合されて混合気となり、さら
にインレットパイプ24を経て前後のシリンダーバンク
19F,19Rの吸気ポート23f,23rに供給され
る。
31内に進入した水分は、エアクリーナー31内を下方
に流れて水抜き部44とドレンホースより外部に排出さ
れる。さらに、エアクリーナー31に吸入されてエアフ
ィルター39で濾過された新気の一部が二次空気導出部
43と二次空気導入ホース47を経てスイッチングバル
ブ46に流れ、スイッチングバルブ46の開弁と同時に
二次空気供給ホース48f,48rより前後のシリンダ
ーバンク19F,19Rの排気ポート49f,49rに
供給される。これにより、排気ガス中の未燃焼成分が再
燃焼されて低公害化される。
1では、キャブレター21がダウンドラフト型とされ、
車体側面視でその吸気通路中心線21aがエンジン中心
線Cに略合致するように配置され、キャブレター21と
前後のシリンダーバンク19F,19Rの吸気ポート2
3f,23rとの間を接続する二股管状のインレットパ
イプ24の2つの吸気ポート接続口24b,24cが車
両平面視で車両前後方向に並べて配列され、さらに前後
のシリンダーバンク19F,19Rの吸気ポート23
f,23rが車両平面視でインレットパイプ24の吸気
ポート接続口24b,24cの中間点24dを中心に略
点対称に形成されている。
リンダーバンク19F,19Rの燃焼室25f,25r
までの、吸気ポート23f,23rを含む吸気通路形状
を対称的かつ略同一形状とすることができ、これにより
1基のキャブレター21で各シリンダーバンク19F,
19Rの燃焼室25f,25rに均等に混合気を供給
し、各シリンダーバンク19F,19Rの出力を均等化
することができる。また、キャブレター21が車体フレ
ーム2のタンクレール4以下の高さに配置されていてV
型エンジン16の上方に突出しないため、エンジン周り
のコンパクト化に多大に貢献することができる。
側に開口するクリーナーケース32と、このクリーナー
ケース32の開口部を閉塞するクリーナーキャップ33
と、これら両部材32,33の間に挟持されるフィルタ
ー保持部材37と、このフィルター保持部材37に保持
されるエアフィルター39とを備えて構成し、エアフィ
ルター39をクリーナーケース32およびクリーナーキ
ャップ33の外周面から離反させてフィルター保持部材
37に保持させたため、エアフィルター39がエアクリ
ーナー31内部の空中に保持され、これによりエアクリ
ーナー31内部に存在する塵埃や水分等の異物がエアフ
ィルター39に触れにくくなることから、エアクリーナ
ー31の浄化性能を向上させることができる。
の面に突出部42を設け、この突出部42の上部からア
ウトレットパイプ34を上方へ延出させ、突出部42の
下部隅角部42aを湾曲面状に形成する一方、エアフィ
ルター39を環状に形成してその内周部をクリーナーケ
ース32の内部空間に連通させ、このエアフィルター3
9の内周部下端39aが上記突出部42の下部と略同一
高さになるようにエアフィルター39の高さを設定して
あるため、エアクリーナー31に吸入された空気が環状
に形成されたエアフィルター39の外周側から内周側に
向かって流れた後、クリーナーケース32の突出部42
にストレートに流れ込む。このため、通気抵抗を減少さ
せてエアクリーナー31の吸気性能を向上させ、V型エ
ンジン16の出力増大に貢献することができる。
2の高さ方向中間付近に排気浄化用の二次空気を導出す
る二次空気導出部43を設ける一方、クリーナーケース
32の底部に水抜き部44を設けたため、二次空気への
水分混入を効果的に防止するとともにエアクリーナー3
1の排水性を向上させることができる。
のみに限定されるものではない。例えば、車体フレーム
2を非鋼管製のものにする等、様々な変更を加えること
ができる。
二輪車によれば、燃料タンクの下方に搭載されたV型エ
ンジンに1基のキャブレターで混合気を供給するように
構成された自動二輪車において、コンパクトな構成によ
り前後のシリンダーバンクに均等に混合気を供給可能に
するとともに、エアクリーナーとキャブレター間の吸気
通路長を延長してエンジンの低速トルクを増大可能に
し、さらにエアクリーナーの吸気性能と浄化性能を向上
させ、併せてエアクリーナーの排水性向上とエンジンの
排気ガスに混合される二次空気への水分の混入を防止可
能にすることができる。
側面図。
図。
の位置関係を示す側面図。
図。
の横断面図。
ナーの縦断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 車体フレームのヘッドパイプから後斜め
下方に延びる左右一対のタンクレール上に燃料タンクが
設置され、その下方にV型エンジンが搭載され、上記V
型エンジンはクランク軸が車幅方向に指向し、かつ車体
側面視で上記クランク軸に鉛直に交わるエンジン中心線
に対し略等角度で前傾および後傾する2つのシリンダー
バンクを有し、これらのシリンダーバンクに1基のキャ
ブレターで混合気を供給するように構成された自動二輪
車において、上記キャブレターをダウンドラフト型とし
て車体側面視で上記タンクレール以下の高さに、かつそ
の吸気通路中心線が上記エンジン中心線に略合致するよ
うに配置し、このキャブレターと両シリンダーバンクの
吸気ポートとの間を二股管状のインレットパイプで接続
し、上記インレットパイプの2つの吸気ポート接続口を
車両平面視で車両前後方向に並べて配列したことを特徴
とする自動二輪車。 - 【請求項2】 車両平面視で前記V型エンジンの前後の
シリンダーバンクの吸気ポートを前記インレットパイプ
の前後2つの吸気ポート接続口の中間点を中心に略点対
称に形成した請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項3】 前記V型エンジンの一側方にエアクリー
ナーを設置し、そのアウトレットパイプを上記エアクリ
ーナーの上部から上方に延出させた後にV型エンジンの
前側のシリンダーバンクと前記タンクレールとの間を通
して車幅方向内側に湾曲させてから前記キャブレターの
近傍にて上方に立ち上げ、一旦タンクレールよりも上方
に延ばした後に下方に湾曲させてキャブレターに接続し
た請求項1および請求項2に記載の自動二輪車。 - 【請求項4】 前記エアクリーナーを、前記V型エンジ
ン側に位置して反エンジン側に開口し、前記アウトレッ
トパイプを上方に延出させるクリーナーケースと、反エ
ンジン側に位置して上記クリーナーケースの開口部を閉
塞するクリーナーキャップと、これらクリーナーケース
およびクリーナーキャップの間に挟持されるフィルター
保持部材と、このフィルター保持部材に保持されるエア
フィルターとを備えて構成し、上記エアフィルターをク
リーナーケースおよびクリーナーキャップの外周面から
離反させて上記フィルター保持部材に保持させた請求項
3に記載の自動二輪車。 - 【請求項5】 前記クリーナーケースのエンジン側の面
にエンジン側へ突出する突出部を設け、この突出部の上
部から前記アウトレットパイプを上方へ延出させ、突出
部の下部隅角部を湾曲面状に形成する一方、前記エアフ
ィルターを環状に形成してその内周部をクリーナーケー
スの内部空間に連通させ、このエアフィルターの内周部
下端が上記突出部の下部と略同一高さになるようにエア
フィルターの高さを設定した請求項4に記載の自動二輪
車。 - 【請求項6】 前記突出部の高さ方向中間付近に排気浄
化用の二次空気を導出する二次空気導出部を設ける一
方、前記クリーナーケースの底部に水抜き部を設けた請
求項5に記載の自動二輪車。
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JP2001060644A Pending JP2002264872A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002264872A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022180742A1 (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | 本田技研工業株式会社 | V型エンジン |
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2001
- 2001-03-05 JP JP2001060644A patent/JP2002264872A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022180742A1 (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | 本田技研工業株式会社 | V型エンジン |
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