JP2002264711A - 可動式アームレスト用の固定装置と、そのような固定装置を含むシート装置 - Google Patents

可動式アームレスト用の固定装置と、そのような固定装置を含むシート装置

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JP2002264711A JP2002029469A JP2002029469A JP2002264711A JP 2002264711 A JP2002264711 A JP 2002264711A JP 2002029469 A JP2002029469 A JP 2002029469A JP 2002029469 A JP2002029469 A JP 2002029469A JP 2002264711 A JP2002264711 A JP 2002264711A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動式アームレスト用の固定装置において、
中心リングの劣化を防止するとともに、アームレスト取
付部の機械的強度を増す。 【解決手段】 可動式アームレスト用の固定装置は、突
出しているロック部材16を有する円筒状の支持軸7
と、バヨネット式マウントのようにはめ込まれる支持軸
7を受け入れるようになっている、プラスチック材料の
リング24付きハウジング8とを有する。金属製の補強
用の強化部材9がプラスチック材料のリング24を囲
み、接触することによって支持軸7のロック部材とある
角度にわたって協働し、支持軸7とハウジングの間の相
対的なピボット運動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動式アームレス
ト用の固定装置と、そのような固定装置を含むシート装
置に関する。
【0002】特に、本発明は、一方がアームレストに固
定され、他方がシートに固定される剛性のある円筒状の
支持軸および剛性のあるハウジングと、支持軸から横方
向に突出する少なくとも1つのロック部材とを有し、ハ
ウジングが中心軸線に沿ってある距離にわたって延び、
このハウジングが、後頭部と、開いていて支持軸を受け
入れるようになっている前端部の間を中心軸線に沿って
延びており、支持軸が取り付けられるつつある間支持軸
が中心軸線のまわりを回転できるようにする円筒形の筒
状の菅を有するプラスチック材料のリングであり、支持
軸がハウジングに一旦取り付けられると、支持軸とハウ
ジングの間の相対的なピボット運動を防止するために支
持軸のロック部材を受け入れ、ロック部材と接触によっ
て協働するようになっている、後方が開いており固定用
のくぼみも有するプラスチック材料のリングと、前記プ
ラスチック材料のリングの筒状の管と接触してプラスチ
ック材料のリングを囲む金属製の補強用の強化部材と、
支持軸を筒状の管に入れるときに支持軸を前方に押し出
すようになっている戻しばねと、を有する、可動式アー
ムレスト用の固定装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】フランス特許出願公開明細書第2 78
9 142号には、固定用ハウジングがプラスチック材
料のリングですべて形成されている固定装置の例が記載
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この固定装置は完全な
満足を与えるものであるが、それにもかかわらず、中心
にあるプラスチック材料のリングが使用時に過酷な応力
を受ける危険があり、それによって支持軸とハウジング
の間に大きな回転トルクがかかった場合に前記中心リン
グが劣化する可能性がある、という欠点がある。また、
支持軸は、プラスチック材料のリング上のリブに、リブ
の長さ方向の小さな摩擦によって支えられており、それ
によってアームレスト取付部の機械的強度が制限され
る。
【0005】本発明の目的は特にこの欠点を緩和しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、プラスチック材料のリングの筒状の管は支持軸を
ハウジングの長さの大部分にわたって隙間なく受け入れ
ることによって協働するようになっており、筒状の管
は、筒状の管の前端部で開いている、開いている前端部
と閉じられている後端部との間に延びる少なくとも1つ
の軸線方向のスロットを有し、プラスチック材料のリン
グの筒状の管が、軸線方向のスロットの後端部に通じて
いる第1の端部と固定用のくぼみに通じている第2の端
部との間に延びる少なくとも1つの周方向のスロットを
さらに有しており、軸線方向および周方向のスロット
は、支持軸がハウジングに取り付けられるときに支持軸
のロック部材を受け入れるようになっており、金属製の
強化部材は、支持軸とハウジングの間の中心軸線のまわ
りの相対的なピボット運動を防止するために、支持軸の
ロック部材がハウジングの固定用のくぼみにあるときに
ロック部材と接触することによってこのロック部材と協
働することを特徴とする、当該種類の固定装置を提供す
る。
【0007】これらの構成により、支持軸がプラスチッ
ク材料のリングの筒状の管によって十分に支えられ、管
自体が金属製の強化部材によって補強される。また、支
持軸がハウジングに取り付けられるときに、回転トルク
がプラスチック材料のリングに殆んど応力を及ぼさない
ように、金属製の強化部材が支持軸とハウジングとの間
の回転トルクを吸収する。
【0008】本発明の好適な実施態様では、1つまたは
複数の下記の構成を任意に使用できる。
【0009】ハウジングの金属製の強化部材は、筒状の
管を囲む環状の側壁と、筒状の管の前端部において側壁
から半径方向内向きに延びている環状の前壁とを有して
おり、前壁は、プラスチック材料のリングの前記少なく
とも1つの軸線方向のスロットと対応し、支持軸のロッ
ク部材を通せる少なくとも1つの第1の切欠き部を含
み、前壁は、筒状の管に半径方向に支えられる折り曲げ
られた補強用タブによって軸線方向後方に延ばされてお
り、少なくとも1つのタブは、支持軸とハウジングとの
間の、少なくとも一方の角度方向への中心軸線のまわり
の相対的ピボット運動を防止するように、前記ロック部
材がハウジングの固定用のくぼみ内にあるときに支持軸
の前記ロック部材と接触することによってこれと協働す
る。
【0010】補強用タブは、プラスチック材料のリング
と金属製の強化部材の間の相対的なピボット運動を防止
するように、筒状の管の外側に形成された、補強用のタ
ブに対応する軸線方向の縦の溝にはめ込まれる。
【0011】補強用のタブの各々が、中心軸線と平行な
第1および第2の縦方向の縁端を有し、前記補強用タブ
の少なくとも第1のものは、周方向に傾くように、かつ
その第1の縦方向の縁端からその第2の縦方向の縁端ま
で第1の角度方向に半径方向内向きに延びており、第1
の補強用タブの第1の縦方向の縁端は、プラスチック材
料のリングに第1の角度方向と逆の第2の角度方向に金
属製の強化部材に対してピボット運動させないために、
筒状の管の対応する軸線方向の溝によって形成される縁
端と接触することによってこの縁端と協働し、前記補強
用タブの少なくとも第2のものは、周方向に、かつその
第1の縦方向の縁端からその第2の縦方向の縁端まで周
方向および前記第2の角度方向に半径方向内向きに延び
ており、前記第2の補強用タブの第2の縦方向の縁端
は、プラスチック材料のリングに第1の角度方向に金属
製の強化部材に対してピボット運動させないために、筒
状の管の対応する軸線方向の溝によって形成された縁端
と接触することによってこの縁端と協働する。
【0012】プラスチック材料のリングは筒状の管の前
端部に向かって半径方向に延びるフランジを有し、該フ
ランジは、支持軸がハウジング内に取り付けられるとき
に前記少なくとも1つのロック部材を受け入れる、金属
製の強化部材の前壁の第1の切欠き部と対応する少なく
とも1つの切欠き部を含む。
【0013】固定用のくぼみは、プラスチック材料のリ
ングの筒状の管に形成され、周方向のスロットの第2の
端部から前記プラスチック材料のリングのフランジまで
軸線方向に前方に延びている切欠き部によって形成さ
れ、金属製の強化部材の前壁は、前記支持軸がハウジン
グ内に取り付けられるときに支持軸のロック部材を受け
入れ、前記切欠き部と面している少なくとも1つの第2
の切欠き部を有し、前記第2の切欠き部は、支持軸とハ
ウジングの間の相対的なピボット運動を防止するために
前記ロック部材と接触することによってロック部材と角
度方向に協働するようになっているほぼ半径方向の2つ
の縁端を有している。
【0014】プラスチック材料のリングのフランジは、
前方が閉じられていて後方が開いている、金属製の強化
部材の第2の切欠き部に面している半径方向の溝を有し
ており、支持軸のロック部材は、前記支持軸がハウジン
グに取り付けられているときに半径方向の溝に部分的に
はまるようになっている。
【0015】金属製の強化部材は、前記金属製の強化部
材の側壁に取り付けられ、前記側壁から、筒状の管の後
端部に半径方向に支えられている円筒状のカラーまで半
径方向内向きに延びる環状の端壁を有する。
【0016】戻しばねが金属製の強化部材の端壁に支え
られるようにプラスチック材料のリングの筒状の管のま
わりに配置され、前記戻しばねはロック部材を前方に押
し出すようになっている圧縮コイルばねである。
【0017】また、本発明は、シートと、前述の固定装
置によってシートに取り付けられるようになっている可
動式アームレストとを有し、ハウジングが、シートと可
動式アームレストとから選択される第1の要素に固定さ
れ、支持軸が、可動式アームレストとシートとから選択
される第2の要素に固定されているシート装置を提供す
るものでもある。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】種々の図面において、同じ参照符号は同一
または類似の部品を示す。
【0020】図1は、自動車のフロア3に取り付けられ
ているシート本体2と、シート本体2に支えられている
背もたれ4とを有する自動車用シート1を示す。
【0021】背もたれ4は少なくともその側面の一方
に、使用時の、下に折り曲げられた位置(図1において
連続線で示されている)と、背もたれ4の側面に引っ込
められた、上に折り曲げられた位置(図1において鎖線
で示されている)との間を横方向の水平な回転軸線Xの
まわりでピボット運動するように取り付けられている可
動式アームレスト5を有する。
【0022】図2と3に示されているように、例えばプ
ラスチック材料または金属で作られている、アームレス
ト5の剛性のある強化部材5cが、例えば金属で作ら
れ、回転軸線Xに沿って延び、背もたれ4に取り付けら
れた固定されたハウジング8に、取り外せるように取り
付けられている円筒状の支持軸7に調節機構6を介して
連結されている。
【0023】このヒンジ機構6は、例えば、前述のフラ
ンス特許出願公開明細書第2 789 142号に記載
されているタイプのものであってもよいし、フランス特
許出願公開明細書第2 686 383号に記載されて
いるタイプのものであってもよい。いずれも場合も、ア
ームレスト5はその持上げ位置に向かって5aの方向に
自由にピボット運動できるが、ユーザがアームレスト5
に肘をかけているときは5bの方向に所定の位置に固定
されたままとなり、アームレスト5は、その持上げ位置
からその引下げ位置に向かって自由にピボット運動でき
る。
【0024】しかしながら、本発明がこの種のヒンジ機
構6に限定されるものでないことに注意すべきである。
特に、本発明は、持上げ位置と引下げ位置との間で両方
向に自由にピボット運動させる役目をするヒンジ機構6
と組み合わせて使うことも可能である。同様に、本発明
は、ヒンジ機構6を支持軸7とアームレスト5の強化部
材5cの間にはさむことなくアームレスト5の強化部材
5cに直接取り付けられる支持軸7と組み合わせて使用
することもできる。
【0025】図3から詳細にわかるように、固定された
ハウジング8は、回転軸線Xを中心とする円筒状の側壁
10をそれ自体が有する剛性のある金属製の強化部材9
を有する。
【0026】円筒状の側壁10は、側壁10と一体に形
成され、回転軸線Xを中心とする円形の中心穴があいて
いる前壁11によって半径方向内側に延ばされ、アーム
レスト5に近い前端部と、それ自体が側壁10と一体に
形成されている外向きのフランジ13によって半径方向
外側に延ばされている、アームレスト5から遠い後端部
との間を軸線Xに沿って延びている。
【0027】直径方向に向き合う2つの第1の切欠き部
14が剛性のある金属製の強化部材9の前壁11に形成
されており、この切欠き部14は中心穴12から半径方
向外向きに延びており、また、同様に直径に沿って向き
合う2つの第2の切欠き部15もそこに形成されてお
り、第2の切欠き部15は第1の切欠き部14に対して
約30°ずれている。
【0028】第1および第2の切欠き部14および15
は2つのロック部材16を通すようになっており、ロッ
ク部材16は、例えば、アームレスト5の支持軸7の両
側から半径方向に突出する(然るべき場合には、支持軸
7を貫通する剛性のある金属製の1本のロッドからなる
2つの端部で形成された)直径方向に向き合う2つのロ
ックピンによって構成されており、これらロックピンの
うち1つだけが図3に見ることができる。
【0029】また、剛性のある金属製の強化部材9の前
壁11も、軸線Xと平行にハウジング8の内側に向かっ
て折り曲げられた4つのタブ17、18と一体に形成さ
れている。
【0030】剛性のある金属製の強化部材9は、外向き
のフランジ13に、特に溶接で固定された半径方向の壁
20を有する剛性のある金属製の端壁19も有してお
り、半径方向の壁20は中心穴21があいており、軸線
Xを中心とする円筒状のカラー22によって中心穴21
から軸方向に前方に延ばされている。
【0031】また、ハウジング8は、側壁10の内側に
配置され、端壁19と金属の強化部材9の前壁11に支
えられている、戻しばねである圧縮コイルばね23を含
んでおり、この圧縮コイルばね23は、端壁19の円筒
状のカラー22と前壁11の折り曲げられたタブ17お
よび18を囲んでいる。
【0032】最後に、ハウジング8は、ほぼ円筒状で軸
線Xを中心とする筒状の管25を備えたプラスチック材
料のリング24も有しており、この筒状の管25は金属
製の強化部材9の前壁11の中心穴12に隙間なく受け
入れられる。
【0033】筒状の管25は後端部と、筒状の管25と
一体に形成されたフランジ26によって半径方向外向き
に延ばされている前端部の間を軸線Xと平行に延びてお
り、フランジ26は金属製の強化部材9の前壁11を覆
って、フランジ26を貫通し、かつ前壁11に形成され
たオリフィス28に入り込むリベット27または他の固
定部材によって前壁11に固定されている。
【0034】図3と4に示されているように、プラスチ
ック材料のリング24のフランジ26は、支持軸7とハ
ウジング8が一緒に組立てられるときに支持軸7の肩部
7aを受け入れる円形のくぼみ29を有し、フランジ2
6は、軸線Xの片側に位置し筒状の管25の内側に向か
って半径方向に開いている、直径方向に向き合う、2つ
の切欠き部30も有する。
【0035】プラスチック材料のリング24の2つの切
欠き部30は、支持軸7が筒状の管25にはめ込まれる
ときに、支持軸7に取り付けられたピン(ロック部材)
16が切欠き部30および14を同時に通過できるよう
に、金属製の強化部材9の切欠き部14に対応するよう
に配置されている。
【0036】また、各切欠き部30は、筒状の管25に
形成された軸線方向のスロット31と通じており、軸線
方向のスロット31は、切欠き部30の中に前方に開い
ている第1の端部31aと、軸方向に後方が閉じられて
いる後端部31bとの間を軸線Xと平行に延びている。
【0037】後端部31bは、軸線方向のスロット31
の後端部31bと通じている第1の端部と、筒状の管2
5内に形成され、半径方向のスロット32の第2の端部
から軸線方向に前方に延び、したがって前方が開いてい
て、後方がプラスチック材料のリング24のフランジ2
6によって閉じられている固定用のハウジングを形成す
る第2の端部との間の半径平面内を角度方向5bに周方
向に延びている半径方向のスロット32と通じている。
【0038】プラスチック材料のリング24のフランジ
26の背面は、金属製の強化部材9の切欠き部15の一
方と対応するように配置された半径方向の溝34を、筒
状の管25の各切欠き部33と位置が合った状態で含む
こともでき、各溝34および対応する切欠き部15は支
持軸7がハウジング8内に取り付けられるときに支持軸
7のピン16を受け入れることが有利である。
【0039】また、筒状の管25の円筒状の内面は、支
持軸7の円柱状の外面に隙間なく支えられる軸線方向の
細いリブ35を含むのが有利であり、それにより、支持
軸7がハウジング8に組付けられつつある間支持軸7と
プラスチック材料のリング24との間の摩擦を抑える。
【0040】最後に、プラスチック材料のリング24の
外面は、半径方向の各スロット32の片側に2つずつ配
置された軸線方向の4つの溝36を含んでおり、溝36
の各々は、周方向のスロット32から比較的遠くにあ
る、筒状の管25の円柱状外面に配置された、第1の縦
方向の縁端36aから、対応する半径方向のスロット3
2の近傍に位置する第2の縦方向の縁端36bに向かっ
て半径方向の深さが増す溝になっている。
【0041】図5と図6でわかるように、溝36にはめ
込まれる金属製の強化部材9の折り曲げられたタブ17
および18は、プラスチック材料のリング24の一方の
周方向のスロット32の両側に配置された比較的長い、
一方の対の折り曲げられたタブ18と、プラスチック材
料のリング24の他方の周方向のスロット32の両側に
配置された比較的短い、他方の対の折り曲げられたタブ
17として構成されている。
【0042】折り曲げられたタブ17、18のそれぞれ
は、対応する溝36の縦方向の縁端36aと合うように
配置された第1の縦方向の縁端17a、18aと、第1
の縁端17a、18aよりも軸線Xに近い第2の縦方向
の縁端17b、18bとの間を半径方向内向きに傾いて
おり、少なくとも第2の縦方向の縁端17b、18b
は、プラスチック材料のリング24を金属製の強化部材
9に対して回転させないように管25を半径方向に押
し、対応する溝36の第2の縦方向の縁端36bと接す
る。
【0043】前述の装置は次のように作動する。
【0044】シート1のユーザが可動式アームレスト5
をシート1の側面に収めようとすると、アームレスト5
の支持軸7が筒状の管25の前端部からプラスチック材
料のリング24の筒状の管25内に挿入され、そのため
支持軸7が筒状の管25に隙間なく受け入れられる。
【0045】この動きの間、支持軸7のロックピン16
はプラスチック材料のリング24の切欠き部30にはま
り、同時に金属製の強化部材9の第1の切欠き部14に
もはまり、その後、ピン16はプラスチック材料のリン
グ24のスロット31の後端部に達するまでプラスチッ
ク材料のリング24の軸線方向のスロット31に入り込
む。この動きの間、ロックピン16は、プラスチック材
料のリング24の軸線方向のスロット31だけでなく、
金属製の強化部材9の2つの第1の切欠き部14にそれ
ぞれ隣接する折り曲げられた金属製のタブ17および1
8の縁端17b、18bによっても案内される。
【0046】また、この動きの間、ピン16はコイルば
ね23の前端部に支えられることになり、それによって
ばね23を圧縮する。
【0047】ピン16がプラスチック材料のリング24
の軸線方向のスロット32の後端部31bに近づくと、
ユーザは支持軸7を5bの方向にピボット運動させ、そ
れによってピン16が周方向のスロット32に沿って周
方向のスロット32の第2の端部まで完全に移動し、そ
の後、ばね23は、ロックピン16がプラスチック材料
のリング24のフランジ26の後面に形成された半径方
向の溝34に入るまで、ロックピン16をプラスチック
材料のリング24の切欠き部33内に押し戻す。
【0048】したがって、図7および図8からわかるよ
うに、アームレスト5の支持軸7はその長さの大部分に
わたって隙間なくプラスチック材料のリング24の筒状
の管25の内側にはめ合わされるので、背もたれ4に確
実に固定される。この筒状の管25は、後端部が、隙間
なく受け入れられる金属製の強化部材9の円筒状のカラ
ー22によって、前端部が、それぞれの縦方向の縁端1
7b、18bを介して筒状の管25とそれぞれが接する
金属製の強化部材9のタブ17および18によって、し
っかりと支持されている。
【0049】また、ロックピン16がプラスチック材料
のリング24の切欠き部33にはめ込まれるだけでな
く、各ロックピン16が金属製の強化部材9の対応する
第2の切欠き部15の半径方向の縁端15bならびに折
り曲げられた対応するタブ17、18の縦方向の縁端1
7b、18b(図5および図6参照)と接する、角度方
向5bと、アームレスト5の持ち上げ方向と一致し、力
のレベルが全般により低く、各ロックピン16が対応す
る第2の切欠き部15の他方の縁端15aと接する、反
対の角度方向5aの両角度方向で金属製の強化部材9と
接触することによって協働するので、支持軸7は、軸線
Xのまわりを回転するのが非常に強く阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を構成する固定装置を用いて
取り付けられた可動式アームレストを備えたシートの概
略図である。
【図2】図1のアームレスト固定装置を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の固定装置の分解斜視図である。
【図4】図2および3の固定装置に属するプラスチック
材料のカラーの斜視図である。
【図5】図3および3の固定装置の金属製の強化部材の
切取斜視図である。
【図6】図3の矢印VIに沿って見たときに見える、図
5の金属製の強化部材の正面図である。
【図7】取り付けられた形態の固定装置を示す、図6の
線VII−VIIについての断面図である。
【図8】取り付けられた形態の固定装置を示す、図6の
線VIII−VIIIについての断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用シート 2 シート本体 3 フロア 4 背もたれ 5 可動式アームレスト 5a、5b 角度方向 5c 強化部材 6 調節機構 7 支持軸 7a 肩部 8 ハウジング 9 強化部材 10 側壁 11 前壁 12 中心穴 13 フランジ13 14 第1の切欠き部 15 第2の切欠き部 16 ロック部材(ロックピン) 17 タブ 17a 第1の縦方向の縁端 17b 第2の縦方向の縁端 18 タブ 18a 第1の縦方向の縁端 18b 第2の縦方向の縁端 19 端壁 20 半径方向の壁 21 中心穴 22 カラー 23 圧縮コイルばね(戻しばね) 24 リング 25 管 26 フランジ 27 リベット 28 オリフィス 29 くぼみ 30 切欠き部 31 軸線方向のスロット 31a 第1の端部 31b 後端部 32 半径方向のスロット 33 切欠き部 34 半径方向の溝 35 リブ 36 軸線方向の溝 36a 第1の縁端 36b 第2の縁端 37 軸線方向の溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方がアームレスト(5)に固定され、
    他方がシート(1)に固定される剛性のある円筒状の支
    持軸(7)および剛性のあるハウジング(8)と、前記
    支持軸から横方向に突出する少なくとも1つのロック部
    材(16)とを有し、前記ハウジング(8)が中心軸線
    (X)に沿ってある距離にわたって延び、前記ハウジン
    グが、 後端部と、開いていて前記支持軸(7)を受け入れるよ
    うになっている前端部の間を前記中心軸線(X)に沿っ
    て延びており、前記支持軸が取り付けられつつある間前
    記支持軸が前記中心軸線(X)のまわりを回転できるよ
    うにする筒状の管(25)を有する、プラスチック材料
    のリング(24)であって、前記支持軸が前記ハウジン
    グに一旦取り付けられると、前記支持軸(7)と前記ハ
    ウジング(8)の間の相対的なピボット運動を防止する
    ために前記支持軸の前記ロック部材(16)を受け入
    れ、前記ロック部材と接触によって協働するようになっ
    ている、後方が開いている固定用のくぼみ(33)をさ
    らに有するプラスチック材料のリング(24)と、 前記プラスチック材料のリングの前記筒状の管(25)
    と接触して前記プラスチック材料のリング(24)を囲
    む金属製の補強用の強化部材(9)と、 前記支持軸(7)を前記筒状の管(25)に入れるとき
    に前記支持軸を前方に押し出すようになっている戻しば
    ね(23)とを有している、可動式アームレスト用の固
    定装置において、 前記プラスチック材料のリングの前記筒状の管(25)
    は前記支持軸(7)を前記ハウジング(8)の長さの大
    部分にわたって隙間なく受け入れることによって協働す
    るようになっており、前記筒状の管は、前記筒状の管
    (25)の前端部に開いている、開いている前端部(3
    1a)と閉じられている後端部(31b)との間に延び
    る少なくとも1つの軸線方向のスロット(31)を有
    し、前記プラスチック材料のリングの前記筒状の管(2
    5)は、前記軸線方向のスロットの前記後端部(31
    b)に通じている第1の端部と前記固定用のくぼみ(3
    3)に通じている第2の端部との間を延びる少なくとも
    1つの周方向のスロット(32)をさらに有しており、
    前記軸線方向および周方向のスロット(31、32)
    は、前記支持軸(7)が前記ハウジング(8)に取り付
    けられるときに前記支持軸の前記ロック部材(16)を
    受け入れるようになっており、 前記金属製の強化部材(9)は、前記支持軸(7)と前
    記ハウジング(8)の間の前記中心軸線のまわりの相対
    的なピボット運動を防止するために、前記支持軸(7)
    の前記ロック部材(16)が前記ハウジング(8)の固
    定用のくぼみ(33)にあるときに前記ロック部材(1
    6)と接触することによって前記ロック部材と協働する
    ようになっていることを特徴とする、可動式アームレス
    ト用の固定装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの前記金属製の強化部材
    (9)は、前記筒状の管(25)を囲む環状の側壁(1
    0)と、前記筒状の管の前端部において前記側壁から半
    径方向内向きに延びている環状の前壁(11)とを有し
    ており、前記前壁は、前記プラスチック材料のリングの
    前記少なくとも1つの軸線方向のスロット(31)と対
    応し、前記支持軸の前記ロック部材(16)を通せる少
    なくとも1つの第1の切欠き部(14)を含み、前記前
    壁は、前記筒状の管(25)に半径方向に支えられる折
    り曲げられた補強用タブ(17、18)によって軸線方
    向後方に延ばされており、前記タブ(17、18)の少
    なくとも1つは、前記支持軸と前記ハウジングとの間
    の、少なくとも一方の角度方向への前記中心軸線のまわ
    りの相対的ピボット運動を防止するように、前記ロック
    部材が前記ハウジングの前記固定用のくぼみ(33)内
    にあるときに前記支持軸の前記ロック部材(16)と接
    触することによってこれと協働する、請求項1に記載の
    可動式アームレスト用の固定装置。
  3. 【請求項3】 前記補強用タブ(17、18)は、前記
    プラスチック材料のリング(24)と前記金属製の強化
    部材(9)の間の相対的なピボット運動を防止するよう
    に、前記筒状の管(25)の外側に形成された、前記補
    強用のタブに対応する軸線方向の縦の溝(36)にはめ
    込まれる、請求項2に記載の可動式アームレスト用の固
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記補強用のタブ(17、18)の各々
    が、前記中心軸線(X)と平行な第1および第2の縦方
    向の縁端(17a、18a;17b、18b)を有し、
    前記補強用タブ(17、18)の少なくとも第1のもの
    は、周方向に傾くように、かつその第1の縦方向の縁端
    (17a、18a)からその第2の縦方向の縁端(17
    b、18b)まで第1の角度方向(5a)に半径方向内
    向きに延びており、前記第1の補強用タブの前記第1の
    縦方向の縁端(17a、18a)は、前記プラスチック
    材料のリングに前記第1の角度方向と逆の第2の角度方
    向(5b)に前記金属製の強化部材に対してピボット運
    動をさせないために、前記筒状の管の対応する前記軸線
    方向の溝(36)によって形成された縁端(36b)と
    接触することによってこの縁端と協働し、前記補強用タ
    ブ(17、18)の少なくとも第2のものは、周方向
    に、かつその第1の縦方向の縁端(17a、18a)か
    らその第2の縦方向の縁端(17b、18b)まで周方
    向および前記第2の角度方向(5b)に半径方向内向き
    に延びており、前記第2の補強用タブの第2の縦方向の
    縁端は、前記プラスチック材料のリング(24)に前記
    第1の角度方向(5a)に前記金属製の強化部材(9)
    に対してピボット運動をさせないために、前記筒状の管
    の前記対応する軸線方向の溝(36)によって形成され
    た縁端(36b)と接触することによってこの縁端と協
    働する、請求項3に記載の可動式アームレスト用の固定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック材料のリングは前記筒
    状の管(25)の前端部に向かって半径方向に延びるフ
    ランジ(26)を有し、前記フランジは、前記支持軸が
    前記ハウジング内に取り付けられている間前記少なくと
    も1つのロック部材を受け入れる、前記金属製の強化部
    材の前記前壁の前記第1の切欠き部(14)と対応する
    少なくとも1つの切欠き部(30)を含む、請求項2か
    ら4のいずれか1項に記載の可動式アームレスト用の固
    定装置。
  6. 【請求項6】 前記固定用のくぼみは、前記プラスチッ
    ク材料のリングの前記筒状の管(25)に形成され、前
    記周方向のスロット(32)の前記第2の端部から前記
    プラスチック材料のリングの前記フランジ(26)まで
    軸線方向に前方に延びている切欠き部(33)によって
    形成され、前記金属製の強化部材の前記前壁(11)
    は、前記支持軸(7)が前記ハウジング(8)内に取り
    付けられるときに前記支持軸(7)の前記ロック部材
    (16)を受け入れる、前記切欠き部(33)と面して
    いる少なくとも1つの第2の切欠き部(15)を有し、
    前記第2の切欠き部は、前記支持軸と前記ハウジングの
    間の相対的なピボット運動を防止するために、前記ロッ
    ク部材(16)と接触することによって前記ロック部材
    と角度方向に協働するようになっているほぼ半径方向の
    2つの縁端(15a、15b)を有している、請求項5
    に記載の可動式アームレスト用の固定装置。
  7. 【請求項7】 前記プラスチック材料のリングの前記フ
    ランジ(26)は、前方が閉じられていて後方が開いて
    いる、前記金属製の強化部材の前記第2の切欠き部(1
    5)に面している半径方向の溝(34)を有しており、
    前記支持軸の前記ロック部材(16)は、前記支持軸が
    前記ハウジングに取り付けられているときに前記半径方
    向の溝(34)に部分的にはまるようになっている、請
    求項6に記載の可動式アームレスト用の固定装置。
  8. 【請求項8】 前記金属製の強化部材(9)は、前記金
    属製の強化部材の前記側壁(10)に取り付けられ、前
    記側壁から、前記筒状の管(25)の後端部に半径方向
    に支えられている円筒状のカラー(22)まで半径方向
    内向きに延びる環状の端壁(19)を有する、請求項1
    から7のいずれか1項に記載の可動式アームレスト用の
    固定装置。
  9. 【請求項9】 前記戻しばね(23)は、前記金属製の
    強化部材の前記端壁(19)に支えられるように前記プ
    ラスチック材料のリングの前記筒状の管(25)のまわ
    りに配置され、前記戻しばねは前記ロック部材(16)
    を前方に押し出すようになっている圧縮コイルばねであ
    る、請求項8に記載の可動式アームレスト用の固定装
    置。
  10. 【請求項10】 シート(1)と、請求項1から9のい
    ずれかに記載の固定装置(7、8)によって前記シート
    に取り付けられるようになっている可動式アームレスト
    (5)とを有し、前記ハウジング(8)が、前記シート
    と前記可動式アームレストとから選択される第1の要素
    に固定され、前記支持軸(7)が、前記可動式アームレ
    ストと前記シートとから選択される第2の要素に固定さ
    れているシート装置。
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