JP2002264674A - 作業車のトランスミッション - Google Patents

作業車のトランスミッション

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JP2002264674A JP2001062478A JP2001062478A JP2002264674A JP 2002264674 A JP2002264674 A JP 2002264674A JP 2001062478 A JP2001062478 A JP 2001062478A JP 2001062478 A JP2001062478 A JP 2001062478A JP 2002264674 A JP2002264674 A JP 2002264674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デフロック機能付きのトランスミッションに
おいてコンパクトな構成を提供する。 【解決手段】 ミッションケース31Rと一方のアクス
ルハウジング18との接合空間部に、左右車軸8・8を
差動連結状態、もしくは直結状態に切換え可能なデフロ
ックスライダ57と、車軸上に取り付けられた摩擦板2
6を制動するプレッシャープレート60とを、略同心さ
せて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車のトランス
ミッションに関し、特にデフロック機構付きのトランス
ミッションについてコンパクト化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデフロック機能つきのトランスミ
ッションは、デフロック操作軸は車軸と平行に支持さ
れ、該デフロック操作軸に固定されたフォークに前記デ
フロックスライダを係合させ、デフロック操作軸の摺動
移動とともにデフロックスライダを摺動させて、左右車
軸の差動連結状態及び直結状態の切換えを行わせてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、デフロックスライダを係合させるフォー
クが大きなものとなりがちで、トランスミッションのコ
ンパクト化の障害となっていた。また、デフロックスラ
イダの摺動操作のために、トランスミッションのハウジ
ング内でそのような大きなフォークを軸方向へ十分な距
離だけ往復摺動可能なスペースを確保することも必要と
なり、これも装置のコンパクト化が図りにくい一因とな
っていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、ミッションケ
ースと一方のアクスルハウジングとの接合空間部に、左
右車軸を差動連結状態、もしくは直結状態に切換え可能
なデフロックスライダと、車軸上に取り付けられた摩擦
板を制動するプレッシャープレートとを、略同心させて
配置したものである。
【0006】請求項2においては、ミッションケースの
外側壁に形成したアクスルハウジングに対する接合フラ
ンジ部の内方側に、前記プレッシャープレートを軸方向
摺動自在に案内支持するガイド部を設け、該ガイド部内
に前記デフロックスライダを配置させる一方、前記ガイ
ド部の周壁を部分的に切除して、前記デフロックスライ
ダの操作アームを前記切除部分から挿通させたものであ
る。
【0007】請求項3においては、前記プレッシャープ
レートは前記ガイド部の周壁の外周面に沿って回転自在
となるよう構成し、更に該プレッシャープレートは、前
記アクスルハウジングに支持されたブレーキ操作軸によ
って回転させることができるよう構成するとともに、前
記プレッシャープレートの回転角度に応じた推力を付与
するカム体を前記ガイド部の前記周壁の周囲に保持させ
たものである。
【0008】請求項4においては、前記プレッシャープ
レートの回転軸線を通る仮想平面に対して前記デフロッ
クスライダの操作アームの回転軸線を一方側へオフセッ
トさせて配置するとともに、その反対側には前記ブレー
キ操作軸を前記車軸と平行させて配置したものである。
【0009】請求項5においては、前記ミッションケー
スの左右一側から外方へ突出する入力軸上にはベルト式
自動変速装置を構成する従動プーリが配設されるととも
に、前記デフロックスライダは、このミッションケース
の左右他側寄りに配置したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明のトランスミッションを有する運搬車
について全体的な構成を示した側面図である。
【0011】まず、本発明を適用した実施例である運搬
車の概略構成を、図1を参照して説明する。即ちこの運
搬車1は、前後方向に機体フレーム10を配し、運転席
2の後下方において機体フレーム10上にエンジン3を
載置している。エンジン3はそのクランク軸6が水平と
なるよう配置されている。該エンジン3の後方位置にお
いて本発明のトランスミッション4を、後述のアクスル
ハウジング18・18を介して前記機体フレーム10に
支持している。機体フレーム10は、機体前後方向に沿
う細長い二枚の平板を機体左右平行に配置し、かつ後端
で相互に連結して、平面視「コ」字状に構成してあり、
左右の前記平板の間にトランスミッション4のミッショ
ンケース31が位置するように、アクスルハウジング1
8・18を機体フレーム10に固定している。また、ト
ランスミッション4とエンジン3の上方には、荷台を搭
載するための荷台フレーム10aを配設し、機体フレー
ム10に支持させてある。
【0012】該トランスミッション4の左右一側側方に
入力軸5を突出し、該入力軸5はエンジン3のクランク
軸6と、ベルト式自動変速装置(以下「CVT」)7を
介して連結している。また、トランスミッション4左右
両側方には左右一対の後車軸8・8を突出し、該後車軸
8・8の外端には駆動輪である後輪9・9を固定してい
る。また、機体前方には図外のフロントアクスルケース
を支持し、該フロントアクスルケースには、左右一対の
前車軸11・11や、該前車軸11・11を差動的に連
結する図略の差動装置を収納している。該前車軸11・
11の外端には前輪12・12を取り付けており、該前
輪12・12は運転席前方に突設したステアリングハン
ドル13にて操舵可能とされている。
【0013】機体の前後進を切り換えるための前後進切
換レバー19がステアリングハンドル13の側部位置に
配置されている。また、アクセルペダル21が運転席前
方に配置され、該アクセルペダル21は上記エンジン3
における燃料噴射量を調節する図外のスロットルバルブ
に連係されて、上記アクセルペダル21の踏込み量に応
じて該スロットルバルブの開度を変更して燃料噴射量を
調節することにより、エンジン3の回転数を増減できる
ように構成している。そして、該エンジン3のクランク
軸6からCVT7を経由して入力軸5からミッションケ
ース31内に入力されたエンジン3の動力は、ミッショ
ンケース31内に配設された伝動経路を経由し、最終的
には後車軸8・8を介して後輪9・9に伝達されて、運
搬車1を駆動させるように構成している。また、上記ミ
ッションケース31には上記後車軸8・8を制動するた
めのブレーキ装置22・22が設けられ、該ブレーキ装
置22・22の各々はアクスルハウジング18・18の
左右両側の側外壁に枢支したブレーキコントロールレバ
ー23・23にて操作可能に構成されており、該ブレー
キコントロールレバー23・23は、アクセルペダル2
1近傍に配置される図略の単一のブレーキペダルに連係
され、このブレーキペダルを踏み込むことにより左右の
後車軸8・8が同時に制動される。
【0014】次に、上記の構成の運搬車1に設けられる
上記トランスミッション4内部の構成について、図2以
降を参照しながら説明する。図2はトランスミッション
の背面断面展開図、図3はアクスルハウジングを取り外
した状態を示した斜視図である。図4は主にクラッチフ
ォークシャフト及び逆転ギアの構成を示した背面断面展
開図、図5はガイド部の切除部分にデフシフトアームが
挿通されている様子を示した側面断面図、図6は主に前
後進切換操作軸の構成を示した側面断面図である。図7
は右側ハウジングの斜視図、図8はプレッシャープレー
トの斜視図、図9はブレーキ操作軸の構成を示す平面断
面展開図である。図10は変速軸部分へ潤滑油を導く構
成を示した背面断面図である。
【0015】図2に示すように、このトランスミッショ
ン4のハウジングであるミッションケース31は、左側
ハウジング31Lと右側ハウジング31Rとを垂直で平
坦な周囲の接合面にて接合して構成され、接合された内
部の区画に、上記左右一対の後車軸8・8や、この左右
の後車軸8・8を差動的に結合する差動装置32や、上
述のデフロックレバーに連動して該差動装置32をロッ
クするためのデフロック装置33や、上述の前後進切換
レバー19の操作に連動して進行方向の切換えを行う前
後進切換機構35等を配置してある。また図2や図3に
示すように、左右の両ハウジング31L・31Rの各々
の外側壁には、外側方に向けて筒状の接合フランジ部3
1La・31Raが形成され延出されて、その端面を垂
直かつ平坦な接合面として、該接合面に前記アクスルハ
ウジング18・18を取り付けている。
【0016】図1・図2に示すように、ミッションケー
ス31の上下方向中途位置には上述の入力軸5が左右方
向に横支されて、該入力軸5の一側をミッションケース
31一側側面より外方に突出させて、該突出部分の端部
に割りプーリー構造を成す従動プーリー36を設置して
おり、この従動プーリー36をもって上述のCVT7の
出力側を構成している。このCVT7は通例の如く、エ
ンジン3の回転数の上昇に伴って自動的に小減速比側へ
無段にシフトするように構成されている。ただし、本実
施例のようなベルト式のものに限らず、無段に自動変速
することができればよく、例えば油圧ポンプ・モータを
用いた静油圧式の無段変速装置等に置き換えても差し支
えない。
【0017】図2や図4に示すように、前記入力軸5に
は回転数を取り出すためのガバナ25が取り付けられ、
該入力軸5の回転数を検出してそれに応じてエンジンの
燃料噴射量を調節することによって、燃料噴射量と回転
速度との間に常に一定の関係を保つようにしている。右
側ハウジング31Rにはガバナ出力軸61が図3や図5
に示すように垂直支持され、該ガバナ出力軸61のハウ
ジング内部側の端部にはガバナ25からの出力を受け入
れる入力アーム62が固設される。ガバナ出力軸61の
他端は上方へ延出させハウジング外方へ突出させて、該
突出部分には図示せぬ出力アームを固設して、適宜のリ
ンク機構を介して前記エンジンのスロットルバルブへ連
係させている。
【0018】前記入力軸5は上述の前後進切換機構35
の原動側を成すものであって、図2に示すように、該入
力軸5には前進側歯車38及び後進側歯車39を一体的
に刻設している。そして、該入力軸5と平行に変速軸4
1が配置され、該変速軸41には前進従動ギア42及び
後進従動ギア44が相対回転自在に遊嵌される。そし
て、前進従動ギア42は入力軸5上の前進側歯車38に
噛合される一方、後進従動ギア44はハウジング内に遊
転自在に支持される逆転ギア45(図4に図示)に噛合
されて、該逆転ギア45は入力軸5上の後進側歯車39
と噛合される。
【0019】前記逆転ギア45は図4に示すように、ハ
ウジング内部において前記入力軸5に平行に支持された
支軸37に遊嵌されて配置される。この支軸37の一端
は左側ハウジング31Lに支持する一方、図4・図6・
図7に示すように、右側ハウジング31Rの左側ハウジ
ング31Lとの接合面を一部部位においてハウジング内
方に膨出させ、該膨出部分には支持板30を固設して、
該支持板30に欠設した円孔に前記支軸37の他端を嵌
入させて支持している。このような構成とすることで、
前記支軸37を両持ち支持とすることでガタの発生を低
減でき、また、支軸37をハウジング31L・31Rの
左右幅全域にわたって支架させる必要がないからコンパ
クトであり、空いたスペースに他の機構(本実施例では
前記ガバナ出力軸61や前記入力アーム62)を配置す
ることができる。
【0020】図2や図4に示すように、変速軸41の前
進従動ギア42と後進従動ギア44との間の位置におい
て、クラッチスライダ47が相対回転不能かつ軸方向摺
動自在に設けられる。このクラッチスライダ47は軸方
向に摺動変位されることにより、前進従動ギア42・後
進従動ギア44のいずれか一に係合して、正方向又は逆
方向の回転を選択的に変速軸41に対し付与できるよう
にしており、又はクラッチスライダ47が上記いずれの
ギア42・44にも係合しない中立位置とすることもで
きるように構成している。
【0021】前記ハウジング内部には図4に示すよう
に、クラッチフォークシャフト48が直線的に摺動可能
に支持され、前記クラッチスライダ47は、このクラッ
チフォークシャフト48の中途部に固設したアーム49
に係合されている。また、図3や図6に示すように、右
側ハウジング31Rの上部には前後進切換操作軸50が
垂直支持されている。該前後進切換操作軸50のハウジ
ング内部側の端部にはアーム46が植設され、該アーム
46の先端は図4・図6の如く、前記クラッチフォーク
シャフト48の中途部に形成した溝に係合されている。
前記前後進切換操作軸50のハウジング外部突出部分に
おいては図示せぬ副変速コントロールレバーが固設さ
れ、これが運転席側方の前記前後進切換レバー20に連
係されている。これにより、該前後進切換レバー20を
傾動操作することでクラッチスライダ47を前進位置、
後進位置、あるいは中立位置となるよう摺動操作するこ
とができる。
【0022】図4に示すように、前記クラッチフォーク
シャフト48には、その操作位置を保持するためのデテ
ント機構66が設けられる。このデテント機構は、前記
三つの操作位置(前進位置、後進位置、中立位置)に対
応して前記クラッチフォークシャフト48上に三つ並べ
て形成された溝48aと、該溝に係合し得るようバネ付
勢されたデテントボール67とによりなる。また、前記
クラッチフォークシャフト48には、その中立位置を検
出するためのスイッチ68が設けられる。該スイッチ6
8はエンジンのセルモータ駆動回路に電気的に接続さ
れ、前記クラッチフォークシャフト48が中立位置にあ
るときにのみエンジンの始動が可能となるようにしてい
る。
【0023】図2に示すように、前記変速軸41の一端
側寄りの部位には出力ギア51が刻設されて、上述の差
動装置32に変速軸41の回転を伝達するように構成し
ている。以下、この差動装置32について説明する。即
ち、この差動装置32は通例の如き構成であって、後車
軸8・8と同一回転軸心を有するようミッションケース
31内に支持された中空のデフケース52と、該デフケ
ース52に固設され上記変速軸41の出力ギア51と噛
合される入力ギア53と、該デフケース52内において
後車軸8・8と直交配置されデフケース52と一体的に
回転するピニオン軸54と、該ピニオン軸54の両端に
回転自在に配置されるベベルギアであるピニオン55・
55と、上記後車軸8・8のミッションケース31中央
側の端部に固定され該ピニオン55・55に噛合される
ベベルギアであるデフサイドギア56・56により構成
されている。
【0024】また、該差動装置32をロックするための
デフロック装置33は、デフケース52から入力ギア5
3を挟んだ反対側においてデフロックスライダ57を車
軸8に軸方向摺動自在に設置し、該デフロックスライダ
57の前記入力ギア53に対向する面にロック爪58を
形設するとともに、前記入力ギア53のボス部には、前
記ロック爪58に係脱可能な係合爪59を形設してな
る。この構成でデフロックスライダ57を摺動操作する
ことにより、そのロック爪58が入力ギア53の係合爪
59に係合してデフケース52と後車軸8・8が一体的
に連結される「直結状態」と、ロック爪58と係合爪5
9との係合が解除され前記差動装置32が左右車軸8・
8を差動的に連結する「差動連結状態」とに、切り換え
ることができる。
【0025】右側ハウジング31Rには図3や図5に示
すようにデフ操作軸63が上下方向に支持され、回転自
在とされている。ハウジング内部に延出される該デフ操
作軸63の端部にはデフシフトアーム64が固定され、
該デフシフトアーム64の先端が前記デフロックスライ
ダ57に係合されるようになっている。ハウジング外部
に突出されるデフ操作軸63の先端にはデフロックコン
トロールアーム65が固定されて、該デフロックコント
ロールアーム65はリンク機構等を介して上述のデフロ
ックレバーに連係されており、該デフロックレバーの傾
動操作により上記差動装置32のロック又はロック解除
の操作を行えるように構成している。
【0026】また、後車軸8・8上に配設される前記ブ
レーキ装置22・22は摩擦式のディスクブレーキ装置
とされて、上述のブレーキペダルにてブレーキコントロ
ールレバー23を回動操作することにより、プレッシャ
ープレート60が摩擦板群26を圧接して後車軸8・8
に制動力を付与できるように構成している。
【0027】具体的なディスクブレーキ装置22・22
の構成を説明する。図2に示すように、右側のハウジン
グ31Rの外側壁は前記入力ギア53のボス部をベアリ
ングを介して支持し、左側のハウジング31Lの外側壁
は前記デフケース52のボス部をベアリングを介して支
持している。この両ハウジング31L・31Rの外側壁
は前述のとおり左右外側へ筒状に延出させて、接合フラ
ンジ部31La・31Raとしている。この接合フラン
ジ部31La・31Raはアクスルハウジング18を接
合させるためのものであって、その内部に空間を形成し
ている。なお、本明細書においてはこの空間を「接合空
間部」と称する。
【0028】この接合空間部において、更に前記ハウジ
ング31L・31Rの外側壁を左右外側へ円筒状に延出
させ、ガイド部31Lb・31Rbとしている。該ガイ
ド部31Lb・31Rbの外周面には、それぞれプレッ
シャープレート60・60が嵌合され、回転摺動自在か
つ軸方向摺動自在となるよう案内支持されている。この
プレッシャープレート60は図8に示すように略リング
状かつ板状に構成され、その内径は前記ガイド部31L
b・31Rbの外径と一致させるとともに、外周縁には
二つの突起60a・60aを形設してある。なお、右側
ハウジング31Rのガイド部31Rbの内部において
は、前記デフロックスライダ57が配置されている。
【0029】図2・図3・図5・図9に示すように、左
右の前記プレッシャープレート60・60の上方近傍に
はそれぞれブレーキ操作軸24・24が車軸8と平行に
配置され、回転自在に支持されている。ブレーキ操作軸
24は、その一端を左右のハウジング31L・31Rの
側壁に設けたボス部73・73に嵌合させるとともに、
他端側はアクスルハウジング18の側壁に支持させなが
ら左右外側へ突出されて、この突出部分に前記ブレーキ
コントロールレバー23を固定してある。該ブレーキ操
作軸24は例えば図5に示すように、前記プレッシャー
プレート60の二つの突起60a・60aのうち一つに
臨む部分に半月状のカムを形設した形状としてある。こ
の構成で、ブレーキコントロールレバー23を回動操作
してブレーキ操作軸24が回転した場合は、カムが前記
突起60aを押動して前記プレッシャープレート60を
前記ガイド部31Lb・31Rbの外周面に沿って回転
させるように構成している。
【0030】図2に示すように、左側ハウジング31L
の外側壁には前記ガイド部31Lbの外側位置において
半球状の窪みを周方向等間隔に複数形成してあり、図2
・図5に示すように、右側ハウジング31Rの前記ガイ
ド部31Rbの外周面には複数のカム体保持部70を周
方向等間隔に突出形成し、該カム体保持部70の各々に
半球状の窪みを形成してある。この窪みの位置に対応さ
せて前記プレッシャープレート60の一側の側面にも、
窪み60bを図8に示す如く周方向等間隔に形成してい
る。この窪み60bは周方向中央部を最も深くし、周方
向端部に向かうにつれて浅くなるような略菱形の形状と
してある。この上で、左右のハウジング31L・31R
の前記半球状の窪みの各々にカム体たる鋼球69を保持
させ、該鋼球69に前記窪み60bが係合するように前
記プレッシャープレート60を前記ガイド部31Lb・
31Rbの外周面に嵌合させて配置している。その上
で、プレッシャープレート60の窪み60bを形設した
側と反対側の面と、前記アクスルハウジング18の内壁
面との間に、前記摩擦板群26を配置している。この摩
擦板群26は、前記後車軸8・8に係止され取り付けら
れる第一の摩擦板と、前記アクスルハウジング18の内
壁に係止される第二の摩擦板とを、相互に複数積層させ
て構成したものである。この構成で、前述のブレーキコ
ントロールレバー23の操作によりプレッシャープレー
ト60がガイド部31Lb・31Rbの外周面に沿って
摺動回転すると、前記鋼球69のカム作用が働くプレッ
シャープレートはその回転角度に応じた推力を与えられ
て左右外側へ摺動し、摩擦板群26を圧接して後車軸8
・8を摩擦制動する。
【0031】ここで、左右のハウジング31L・31R
各々のガイド部31Lb・31Rbのうち、ガイド部3
1Rbの方を左右幅広に形成してあり、前記デフロック
スライダ57の外径をこのガイド部31Rbの内径より
も小さく、従って、前記プレッシャープレート60の内
径よりも小さくして、ガイド部31Rbの内側に配置す
るとともに、前記デフロックスライダ57を前記プレッ
シャープレート60に対して車軸8の長手方向でオーバ
ーラップさせてある。以上の構成とすることで、前記プ
レッシャープレート60とデフロックスライダ57は前
記接合空間部に配置されることとなる。また、前記ガイ
ド部31Lb・31Rbは、車軸8の回転軸心と軸線を
略一致させた円筒状に構成しており、この結果、前記プ
レッシャープレート60の回転軸線と、車軸8上の前記
デフロックスライダ57の軸線とは、略一致する関係に
ある。従って、前記接合空間部の内部にデフロックスラ
イダ57とプレッシャープレート60とを収まりよくコ
ンパクトに配置できる構成となり、装置のコンパクト化
に寄与できる。
【0032】図2や図5に示すように、前記デフロック
スライダ57は、右側ハウジング31Rの前記ガイド部
31Rbの内部に配置されている。図3や図5に示すよ
うに、該ガイド部31Rbはその周壁の一部を切除した
開口部71を有する構成としており、該開口部71(切
除部分)から前記デフシフトアーム64を挿通して、そ
の先端を前記デフロックスライダ57に係合させること
としている。そして図5に示すように、該デフシフトア
ーム64を植設させる前記デフ操作軸63は、前記プレ
ッシャープレート60の回転軸心を含んだ仮想平面Pか
ら一方側にオフセットさせた構成とし、該回転軸心と前
記デフシフトアーム64の軸線(デフシフトアーム64
の回転軸線)とは、交わらない「ねじれ」の位置関係に
あるようにしている。
【0033】これにより、デフ操作軸63の回転及びデ
フシフトアーム64の回転を介してデフロックスライダ
57を摺動操作することができることとなり、デフロッ
クスライダ57の操作のためのスペースとしては、ハウ
ジング内部においてデフシフトアーム64の回転に必要
な小さいスペースのみを確保すればよいこととなる。即
ち、デフシフトフォークを嵌合させて該デフシフトフォ
ークとともにデフロックスライダを軸方向摺動移動させ
るような構成は、デフシフトフォークを平行移動させる
ための大きなスペースが必要となってトランスミッショ
ンのコンパクト化の障害となっていたが、前記構成とす
ることで以上のような問題が回避されるのである。
【0034】本実施例では更に、前記仮想平面Pを挟ん
で前記デフ操作軸63の反対側の位置に、前記ブレーキ
操作軸24を配置している。このレイアウトにより、デ
フロック操作系とブレーキ操作系とが互いに干渉するこ
となく収まりよく配置され、コンパクトな構成となる。
【0035】図2に示すように、右側ハウジング31R
における接合フランジ部31Raとガイド部31Rbと
は、内部に前記デフロックスライダ57を配置する関係
上、左側ハウジング31Lにおけるそれらよりも若干幅
広に形成してある。そして図3や図5に示すように、こ
のような幅広とした接合フランジ部31Raに、前記中
立検出スイッチ68や、デフ操作軸63や、空気を抜く
ためのブリーザキャップ72を配置して、トランスミッ
ションのコンパクト化を図るための合理的なレイアウト
としている。
【0036】なお本実施例においては、前記アクスルハ
ウジング18・18は、後車軸8の軸線を含む仮想鉛直
平面に対して前後対称となるよう構成し、左右のアクス
ルハウジング18・18に共通のものを使用できるよう
にして、部品の製造コストの低減を図っている。該アク
スルハウジング18の側壁部分に形設される孔について
も、前記仮想鉛直平面に対して前後対称な位置に一つず
つ設けられるものとしている。従って、該アクスルハウ
ジング18を左右に配置したときに、各々のアクスルハ
ウジング18・18において前側の孔には前記ブレーキ
操作軸24を支持し、後側の孔にはキャップ86(図
3)にて閉鎖させることによって、左右のブレーキ操作
軸24・24を同一軸線上に配置させることができ、左
右のブレーキ系の構成が対称となる合理的な配置とする
ことができる。更には前記プレッシャープレート60に
ついても、図8に示す如く二つの突起60a・60aを
対称状に設けた形状としているが、これも左右のプレッ
シャープレート60・60に共通のものを使用できるよ
うにするためのものである。これにより部品の種類の低
減を図ることができる。
【0037】次に、前記トランスミッションの潤滑のた
めの構成を説明する。前記ハウジング31L・31R内
には潤滑油が所定の量だけ注入され、その油面の高さは
図6に符号OLで示されている。この状態でトランスミ
ッションが駆動され入力ギア53等が図6の太線矢印に
示される方向に回転すると、斜上方にある入力軸5や変
速軸41へオイルが跳ね掛けられて潤滑される。図6や
図10に示すように、右側ハウジング31Rの天井面か
らは側面視「V」字状(樋状)の壁部75が延出形成さ
れ、該壁部75の内底部に臨む前記右側ハウジング31
Rの内壁には水平方向の油導入孔76が穿設されてい
る。該油導入孔76は前記右側ハウジング31Rの壁部
に上下方向に形設された連絡孔77に連通され、該連絡
孔77は、前記変速軸41の一端を支持する前記右側ハ
ウジング31Rのボス部内部に形設された溝78に接続
されている。この構成において、前記入力ギア53によ
り跳ね上げられた潤滑油の一部は前記「V」字状の壁部
75上に至り、油導入孔76から連絡孔77を伝って溝
78へ導かれて、前記変速軸41を支持するベアリング
を潤滑し、あるいは一部の油は、変速軸41内に軸方向
に穿設されている供給油路(図4に示す符号87)を通
って、前記従動ギア42・44の軸受面やクラッチスラ
イダ47の係合部等を潤滑する。
【0038】なお、図6や図10に示すように、このミ
ッションケース内に油を充填するための注油口82は前
記「V」字状の壁部75の直上方に設けられている。従
って、注油栓74を取り外して前記注油口82から潤滑
油を流し込むときは、潤滑油はすべて前記「V」字状の
壁部75上にいったん落ちるので、その一部は確実に油
導入孔76・連絡孔77を介して前記溝78へと至っ
て、前記変速軸41を支持するベアリング等を潤滑する
こととなる。この構成により、トランスミッション製造
時においては、前記変速軸41を支持するベアリング
や、前記従動ギア42・44やクラッチスライダ47等
に予め潤滑油を塗布しておかなくても、組立て後に前記
注油口82から注油することでこれら部品群が確実に潤
滑されることとなるから、組立て時の製造工数を低減す
ることができる。
【0039】右側ハウジング31Rの外側壁の下部に図
5の如く空けられている孔81は油を流通させるための
ものであり、ハウジング31L・31Rの内部空間にあ
る油と、右側のアクスルハウジング18の内部空間にあ
る油とは、この孔81を介して行き来することができ
る。更に、右側ハウジング31Rの外側壁の上側には二
つの孔79・80が穿設されており、これは、ハウジン
グ31L・31Rの内部空間と、右側のアクスルハウジ
ング18の内部空間とで、空気を相互流通させるための
ものである。従って、右側のアクスルハウジング18内
部にある空気を、前記ブリーザキャップ72を通じて抜
くことができる。なお、図示は省略するが、左側ハウジ
ング31Lの外側壁においてもまったく同様に孔が設け
られており、左側のアクスルハウジング18内の空間
と、油あるいは空気の相互流通が可能な構成となってい
る。
【0040】図5に示すように前記ブリーザキャップ7
2は右側ハウジング31Rの天井面に設けられており、
ブリーザキャップ72を取り付ける取付口83とハウジ
ング31L・31R内部の空間とは、壁部84によって
区画されるとともに、該壁部84に形成した小径の孔8
5を通じて連通するようにしている。この構成により、
ハウジング31L・31R内部の空気は前記孔85を通
じてブリーザキャップ72から外部と流通できる一方
で、ハウジング31L・31R内部にある潤滑油が撹拌
さたり飛び散ったりしても、潤滑油の飛沫はブリーザキ
ャップ72に至る前に前記壁部84に当たって落ちるこ
ととなるので、ブリーザキャップ72から油が漏れ出る
ことが回避される。
【0041】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術的範囲はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかにな
る本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く
及ぶものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。即ち、請求項1に示す
如く、ミッションケースと一方のアクスルハウジングと
の接合空間部に、左右車軸を差動連結状態、もしくは直
結状態に切換え可能なデフロックスライダと、車軸上に
取り付けられた摩擦板を制動するプレッシャープレート
とを、略同心させて配置したので、前記接合空間部の内
部にデフロックスライダとプレッシャープレートとを車
軸の長手方向で収まりよく配置できる構成となり、装置
のコンパクト化に寄与できる。
【0043】請求項2に示す如く、ミッションケースの
外側壁に形成したアクスルハウジングに対する接合フラ
ンジ部の内方側に、前記プレッシャープレートを軸方向
摺動自在に案内支持するガイド部を設け、該ガイド部内
に前記デフロックスライダを配置させる一方、前記ガイ
ド部の周壁を部分的に切除して、前記デフロックスライ
ダの操作アームを前記切除部分から挿通させてあるの
で、ガイド部にプレッシャープレートを案内支持させ、
その内部にデフロックスライダを配置させることで、両
者がガイド部の内外に振り分け配置されることとなっ
て、収まりよい配置となる。また、周壁を部分的に切除
してその部分に操作アームを挿通させることで、ガイド
部内部にあるデフロックスライダをガイド部の外側から
摺動操作する構成が容易に達成できる。
【0044】請求項3に示す如く、前記プレッシャープ
レートは前記ガイド部の周壁の外周面に沿って回転自在
となるよう構成し、更に該プレッシャープレートは、前
記アクスルハウジングに支持されたブレーキ操作軸によ
って回転させることができるよう構成するとともに、前
記プレッシャープレートの回転角度に応じた推力を付与
するカム体を前記ガイド部の外端面に保持させてあるの
で、プレッシャープレートがガイド部の周壁の外周面に
案内されながら回転することとなるので、プレッシャー
プレートの軸合わせのための特別な構成を不要とでき
る。また、カム体がガイド部の前記周壁の周囲に保持さ
れていることから、プレッシャープレートが回転しなが
ら軸方向に摺動して摩擦板を圧接するコンパクトな構成
を提供できる。
【0045】請求項4に示す如く、前記プレッシャープ
レートの回転軸線を通る仮想平面に対して前記デフロッ
クスライダの操作アームの回転軸線を一方側へオフセッ
トさせて配置するとともに、その反対側には前記ブレー
キ操作軸を前記車軸と平行させて配置してあるので、デ
フロック操作系とブレーキ操作系とが互いに干渉するこ
となく振り分けられながら収まりよく配置される結果、
コンパクトな構成を提供できる。
【0046】請求項5に示す如く、前記ミッションケー
スの左右一側から外方へ突出する入力軸上にはベルト式
自動変速装置を構成する従動プーリが配設されるととも
に、前記デフロックスライダは、このミッションケース
の左右他側寄りに配置してあるので、デフロックスライ
ダの操作系を、ベルト式自動変速装置に対して干渉しな
い位置に配置できるので、トランスミッションのコンパ
クト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスミッションを有する運搬車に
ついて全体的な構成を示した側面図。
【図2】トランスミッションの背面断面展開図。
【図3】アクスルハウジングを取り外した状態を示した
斜視図。
【図4】主にクラッチフォークシャフト及び逆転ギアの
構成を示した背面断面展開図。
【図5】ガイド部の切除部分にデフシフトアームが挿通
されている様子を示した側面断面図。
【図6】主に前後進切換操作軸の構成を示した側面断面
図。
【図7】右側ハウジングの斜視図。
【図8】プレッシャープレートの斜視図。
【図9】ブレーキ操作軸の構成を示す平面断面展開図。
【図10】変速軸部分へ潤滑油を導く構成を示した背面
断面図。
【符号の説明】
8・8 車軸 18 アクスルハウジング 26 摩擦板(群) 31L・31R ミッションケース 57 デフロックスライダ 60 プレッシャープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D036 GA04 GA41 GA45 GB08 GC03 GD01 GD06 GD07 GH06 GJ12 3D042 AA06 AB07 CA03 CA09 CA12 CA13 CB03 3J063 AA12 AB21 AC12 BB41 CA05 CD44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケースと一方のアクスルハウ
    ジングとの接合空間部に、左右車軸を差動連結状態、も
    しくは直結状態に切換え可能なデフロックスライダと、
    車軸上に取り付けられた摩擦板を制動するプレッシャー
    プレートとを、略同心させて配置したことを特徴とす
    る、作業車のトランスミッション。
  2. 【請求項2】 ミッションケースの外側壁に形成したア
    クスルハウジングに対する接合フランジ部の内方側に、
    前記プレッシャープレートを軸方向摺動自在に案内支持
    するガイド部を設け、該ガイド部内に前記デフロックス
    ライダを配置させる一方、前記ガイド部の周壁を部分的
    に切除して、前記デフロックスライダの操作アームを前
    記切除部分から挿通させてある、請求項1に記載の作業
    車のトランスミッション。
  3. 【請求項3】 前記プレッシャープレートは前記ガイド
    部の周壁の外周面に沿って回転自在となるよう構成し、
    更に該プレッシャープレートは、前記アクスルハウジン
    グに支持されたブレーキ操作軸によって回転させること
    ができるよう構成するとともに、前記プレッシャープレ
    ートの回転角度に応じた推力を付与するカム体を前記ガ
    イド部の前記周壁の周囲に保持させてある、請求項2に
    記載の作業車のトランスミッション。
  4. 【請求項4】 前記プレッシャープレートの回転軸線を
    通る仮想平面に対して前記デフロックスライダの操作ア
    ームの回転軸線を一方側へオフセットさせて配置すると
    ともに、その反対側には前記ブレーキ操作軸を前記車軸
    と平行させて配置してある、請求項3に記載の作業車の
    トランスミッション。
  5. 【請求項5】 前記ミッションケースの左右一側から外
    方へ突出する入力軸上にはベルト式自動変速装置を構成
    する従動プーリが配設されるとともに、前記デフロック
    スライダは、このミッションケースの左右他側寄りに配
    置してある、請求項1に記載のトランスミッション。
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