JP2002264518A - 可逆性感熱記録媒体 - Google Patents

可逆性感熱記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色濃度及び発色画像の安定性が高く、消去
性が良好な可逆性感熱記録媒体を提供すること。 【解決手段】 支持体上に、電子供与性呈色性化合物と
電子受容性化合物を用い、加熱温度及び/又は加熱後の
冷却速度の違いにより相対的に発色した状態を形成しう
る可逆性感熱組成物を含有する可逆性感熱記録層を設け
てなる可逆性感熱記録媒体において、該可逆性感熱記録
層中に発色消色制御剤として下記式(1)の化合物を用
いることを特徴とする可逆性感熱記録媒体。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子供与性呈色性
化合物と電子受容性化合物との間の発色反応を利用した
可逆性感熱発色組成物を用い、熱エネルギーを制御する
ことにより発色画像の形成と消去が可能な可逆性感熱記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子供与性呈色性化合物(以下、
発色剤またはロイコ染料ともいう)と電子受容性化合物
(以下、顕色剤ともいう)との間の発色反応を利用した
感熱記録媒体は広く知られており、ファクシミリ、ワー
ドプロセッサー、科学計測機などの出力用紙として、ま
た、最近ではプリペイドカードやポイントカードなどの
磁気感熱カードとしても広く使用されている。しかし、
これらの実用化されている従来の記録媒体はいずれも不
可逆的な発色であり、一度記録した画像を消去して繰り
返して使用することはできない。
【0003】一方、特許公報によれば発色と消色を可逆
的に行なうことができる記録媒体も提案されており、た
とえば、顕色剤として没食子酸とフロログルシノールの
組み合わせを用いるもの(特開昭60−193691号
公報に記載)、顕色剤にフェノールフタレインやチモー
ルフタレインなどの化合物を用いるもの(特開昭61−
237684号公報に記載)、発色剤と顕色剤とカルボ
ン酸エステルの均質相溶体を記録層に含有するもの(特
開昭62−138556号、特開昭62−138568
号、特開昭62−140881号公報等に記載)、顕色
剤にアスコルビン酸誘導体を用いるもの(特開昭63−
173684号公報に記載)、顕色剤にビス(ヒドロキ
シフェニル)酢酸または没食子酸と高級脂肪族アミンと
の塩を用いるもの(特開平2−188293号公報、特
開平2−188294号公報等に記載)などが開示され
ている。
【0004】さらに本発明者らは、先に特開平5−12
4360号公報において顕色剤として長鎖脂肪族炭化水
素基をもつ有機リン酸化合物、脂肪族カルボン酸化合物
またはフェノール化合物を用い、これと発色剤であるロ
イコ染料とを組み合わせることによって、発色と消色を
加熱冷却条件により容易に行なわせることができ、しか
もその発色状態と消色状態を常温において安定に保持さ
せることが可能であり、しかも発色と消色を繰り返すこ
とが可能な可逆性感熱発色組成物およびこれを記録層に
用いた可逆性感熱記録媒体を提案した。またその後、長
鎖脂肪族炭化水素基をもつフェノール化合物について特
定の構造の使用(特開平6−210954号公報に記
載)が提案されている。
【0005】これらの材料を用いて作製された可逆性感
熱記録媒体は、サーマルヘッドによる発色や、ホットス
タンプなどによる消去ができ、繰り返しての発色/消色
が可能なものである。しかしながら、これらの記録媒体
では発色濃度が高く、安定な発色画像のものは消色性が
悪く、充分に消色する温度領域が高温であったり、ま
た、消色温度領域が低いものでは画像濃度が低かった
り、画像部の安定性が悪いなどの問題を有していた。
【0006】このような問題に対し、本発明者らは特開
平11−70731号公報に記載されるように、発色消
色制御剤として、鎖状炭化水素基を有する特定の化合物
を併用することを提案してきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、発色
濃度及び発色画像の安定性が高く、消去性が良好な可逆
性感熱記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、発色画像
の安定化と消色温度の低温化に対して種々の検討を行な
ったところ、発色消色制御剤として芳香環にウレタン結
合と、アミド結合または尿素結合を介して長鎖アルキル
基が結合した構造の物質を用いることにより、画像安定
性及び消去性が向上することを見い出した。
【0009】詳細な理由は定かではないが、発色状態を
形成するロイコ染料および顕色剤と本発明の下記式
(1)で示される発色消色制御剤からなる凝集構造中に
おいて、発色部に対しては、芳香環の凝集力と2つの会
合基がつくる水素結合によって安定な発色状態の凝集構
造が形成されているために高濃度であり、また、これら
発色消色制御剤はウレタン結合を有するため、消去装置
より発色温度以下の熱を加えられる過程においては分子
の凝集構造を崩しやすく、顕色剤の発色状態から消色状
態への構造転移を促進しているためと考えられる。
【0010】
【化2】
【0011】すなわち、上記課題は本発明の(1)「支
持体上に、電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物
を用い、加熱温度及び/又は加熱後の冷却速度の違いに
より相対的に発色した状態を形成しうる可逆性感熱組成
物を含有する可逆性感熱記録層を設けてなる可逆性感熱
記録媒体において、該可逆性感熱記録層中に発色消色制
御剤として下記式(1)の化合物を用いることを特徴と
する可逆性感熱記録媒体。
【0012】
【化3】 」、(2)「熱可逆性記録部と情報記憶部とを有するこ
とを特徴とする前記第(1)項に記載の可逆性感熱記録
媒体」、(3)「前記情報記憶部が、磁気記録層または
ICであることを特徴とする前記第(2)項に記載の可
逆性感熱記録媒体」、(4)「カード状またはシート状
に加工されていることを特徴とする前記第(1)項乃至
第(3)項のいずれかに記載の可逆性感熱記録媒体」、
(5)「ロール状になって用いられることを特徴とする
前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の可逆
性感熱記録媒体」、(6)「印刷部分を有することを特
徴とする前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記
載の可逆性感熱記録媒体」によって達成される。
【0013】また、上記課題は、本発明の(7)「発色
開始温度よりも低い温度に加熱して、消色することを特
徴とする前記第(1)項乃至第(6)項のいずれかに記
載の可逆性感熱記録媒体の消去装置」、(8)「前記消
去装置の加熱部分が、サーマルヘッド、セラミックヒー
ター、面状ローラー、ヒートローラーから選ばれるヒー
ターであることを特徴とする前記第(7)項に記載の消
去装置」によって達成される。
【0014】以下に、本発明で用いられる発色消色制御
剤について説明する。発色消色制御剤として用いられる
前記式(1)中のR1およびR2は、それぞれ独立に炭素
数6以上の飽和あるいは不飽和の炭化水素基を表わし、
前記炭化水素基は置換基を有していてもよいが、好まし
くは炭素数12から22の鎖状炭化水素基が用いられ
る。
【0015】本発明で用いられる発色消色制御剤の具体
例を表1に挙げる。しかしながら、本発明はこれらに限
定されるわけではない。
【0016】
【表1−1】
【0017】
【表1−2】
【0018】本発明に用いられるロイコ染料としては、
この種の可逆性感熱記録媒体に用いられる化合物を1種
または2種以上用いることができ、たとえば、フタリド
化合物、アザフタリド化合物、フルオラン化合物など公
知の染料前駆体が挙げられる。
【0019】また、記録層中に用いられるは顕色剤とし
ては、代表例として、たとえば特開平5−124360
号公報、特開平6−210954号公報、特開平10−
95175号公報等に記載されている化合物が挙げられ
る。ここで用いる顕色剤は、分子内にロイコ染料を発色
させる顕色能をもつ構造、たとえばフェノール性水酸
基、カルボン酸基、リン酸基などと、分子間の凝集力を
制御する構造、たとえば長鎖炭化水素基が連結した構造
を一つ以上もつ化合物である。連結部分にはヘテロ原子
を含む2価以上の連結基を介していても良く、また長鎖
炭化水素基中にも同様の連結基および/または芳香族基
が含まれていても良い。このような可逆性顕色剤の具体
例は、たとえば特開平9−290563号公報、特開平
11−188969号公報に記載されている。
【0020】図1は、本発明の可逆性感熱記録媒体の発
色濃度と温度との関係を示したものである。これらのロ
イコ染料および顕色剤を用いた可逆性記録層は図1に示
すプロセスで発色・消色する。初期の消色状態(A)を
加熱すると温度T1以上でロイコ染料と顕色剤が溶融混
合して発色し(B)、この状態を急冷すると発色状態が
固定される。発色状態(C)を加熱すると、発色温度よ
り低い温度T2で消色し、冷却すれば初期と同様の消色
状態となる。
【0021】このように記録層は加熱温度および加熱後
の冷却速度の制御によって記録消去ができる。この記録
層による印字は、コントラストが高く優れた画像品質が
得られる。また、保存安定性や印字消去の繰り返し耐久
性にも優れ、本発明の可逆性感熱記録媒体として特に適
している。この記録層を用いた可逆性感熱記録媒体の印
字は通常の感熱記録と同様にサーマルヘッドで行なうこ
とができ、消去は温度制御されたヒートローラ、セラミ
ックヒータ等の発熱体およびサーマルヘッドなどによっ
てできるため、小型で簡易な書き替え記録装置で使用で
きる。
【0022】本発明の可逆性感熱記録媒体はロイコ染
料、顕色剤および発色消色制御剤は樹脂とともに記録層
を形成する。このとき用いられる樹脂は支持体上にこれ
らの材料を結着できれば良く、従来公知の樹脂が広く用
いられる。なかでも、繰り返し時の耐久性を向上させる
ため、熱や紫外線、電子線などによって硬化可能な樹脂
が好ましく用いられ、とくにイソシアネート化合物など
を架橋剤として用いた熱硬化型の樹脂が特に好ましく用
いられる。
【0023】また、本発明においては発色感度の向上、
耐久性の向上、耐光性の向上等のためにアンダー層や保
護層、バック層などを設けても良く、これらの層中には
樹脂とともに、有機/無機フィラー、紫外線吸収剤、滑
材、着色顔料などを用いることができる。
【0024】本発明の可逆性感熱記録媒体の支持体とし
ては、記録層を保持できればよく、好ましくは、紙、合
成紙、PETフィルム等が用いられる。また、これらの
支持体を介して他のものに貼り付けて用いても良い。
【0025】本発明の可逆性感熱記録媒体は、熱可逆性
記録部と情報記憶部の両方を設けることにより、情報記
憶部に記憶された情報を熱可逆性記録部に表示すること
で、特別な装置がなくても情報を確認することができ、
利便性が向上する。その際に用いられる記憶部はバーコ
ードや磁気記録層やIC記録部などが好ましく用いられ
る。
【0026】また、これらのものはその用途に応じた形
に加工することができ、カード状、シート状、ロール状
などに加工される。カード状に加工されたものについて
はプリペイドカードやポイントカードさらにはクレジッ
トカードなどへの応用が挙げられ、また、シート状に加
工されたものは、A4サイズなど一般文書サイズに加工
された場合、印字/消去装置を用いることにより、試し
印字はもちろんのこと、回覧文書や会議資料など一時出
力用途などに広く用いることができる。さらに、ロール
状に加工されたものは、印字/消去部を有した装置に組
み込まれるなどして、表示板・掲示板または電子黒板に
用いることができる。このような表示装置は塵、ゴミな
どの発生がないため、クリーンルームなどに好ましく用
いることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】而して、本発明の可逆性感熱記録
媒体が書換可能なバーコードを設けたものである場合
は、感熱層の背面に光を正反射する層を設けることが好
ましい。光を正反射する層を設けることにより、白濁部
の白濁度が向上し、ひいてはコントラストが向上し、バ
ーコードの読み取り精度を向上させることができる。
【0028】本発明の可逆性記録媒体が、書換可能なバ
ーコードと人間が目視で認識する画像、文字、数字など
の両方を設けたものである場合には、反射率の異なる2
種以上の部位からなるものとすることができる。すなわ
ち、書換可能なバーコードの背面には、上述の光を反射
する層を設け、人間が目視する部位の背面には光を吸収
する層、つまり着色層を設けることが好ましい。という
のは、人間が目視する場合には、例えば白濁状態の画像
部と着色状態の非画像部とは光量差に加えて色調差があ
り、かつ、目視する角度によっては非画像部からの過度
の反射光によるグレアがなくなるので可逆的可視像を目
視し易くするが、一方、これを反射濃度計やバーコード
読取り装置のような装置で読み取る場合には、通常、光
を斜めから入射させ面に対し垂直方向にセンサーを置き
読み取ることになり、これは、とりもなおさず、着色層
により可視光の少なくとも一部が吸収されコントラスト
が低くなった結果を計測するに過ぎないためである。し
たがって、本発明の可逆性感熱記録媒体における着色層
は、可視光に対する反射率の異なる2種以上の部位から
なり、かつ、その少なくとも一方の部位が可視光を吸収
する層であり、他の少なくとも一部が可視光を反射する
層からなるものとして、目視でも画像を認識しやすく、
かつ、装置による測定でも高コントラストが得られるも
のとすることができる。
【0029】例えば、本発明の可逆性感熱記録媒体は図
2(a)に示されるように、支持体(11)上に、可逆
性感熱記録層(13)、保護層(14)を設けてなるフ
ィルム、図2(b)に示されるように、支持体(11)
上に、可逆性感熱記録層(13)、保護層(14)を設
け支持体(11)の裏面に磁気記録層(16)を設けて
なるシート又はフィルムとすることができ、また、磁気
記録層(16)上にバック層(15)を設けることがで
き、磁気記録層(16)にバック層(15)と同様な機
能を同時に与えることによりバック層(15)を省略す
ることができる。そして、これらシート又はフィルムを
図3に示されるように、印刷表示部(19)を有する例
えばA4版のシート(18)に加工した形であることが
でき、この場合、磁気記録部(20)は、シート(1
8)の1部領域のみ、又は全領域に設けることができ
る。
【0030】さらに、例えば図4(a)に示されるよう
に、支持体(11)上に、可逆性感熱記録層(13)、
保護層(14)を設けてなるフィルムをシート状に加工
し、ICチップを納める窪み部(23)を形成するとと
もにシート状に加工した形であることができる。この例
においては、シート状の可逆性感熱記録媒体に印刷表示
部(19)が設けられるとともに、可逆感熱記録媒体の
裏面側には所定箇所にICチップ埋め込み用窪み部(2
3)が形成されており、この窪み部(23)に、図4
(b)に示されるようなウェハ(231)が組み込まれ
て固定される。ウェハ(231)は、ウェハ基板(23
2)上に集積回路(233)が設けられると共に、この
集積回路(233)に電気的に接続されている複数の接
触端子(234)がウェハ基板(232)に設けられ
る。この接触端子(234)はウェハ基板(232)の
裏面側に露出しており、専用のプリンタ(リーダライ
タ)がこの接触端子(234)に電気的に接触して所定
の情報を読み出したり書き換えたりできるように構成さ
れている。この可逆感熱記録シートの1つの機能例を、
図5を参照しつつ説明する。
【0031】図5(a)は、集積回路(233)を示す
概略の構成ブロック図であり、図5(b)はRAMの記
憶データの1例を示す構成ブロック図である。集積回路
(233)は、例えばLSIで構成されており、その中
には制御動作を所定の手順で実行することのできるCP
U(235)と、CPU(235)の動作プログラムデ
ータを格納するROM(236)と、必要なデータの書
き込み及び読み出しができるRAM(237)を含む。
さらに集積回路(233)は、入力信号を受けてCPU
(235)に入力データを与えるとともにCPU(23
5)からの出力信号を受けて外部に出力する入出力イン
ターフェース(238)と、図示していないが、パワー
オンリセット回路、クロック発生回路、パルス分周回路
(割込パルス発生回路)、アドレスデコーダ回路とを含
む。CPU(235)は、パルス分周回路から定期的に
与えられる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動
作を実行することが可能となる。また、アドレスデコー
ド回路はCPU(235)からのアドレスデータをデコ
ードし、ROM(236)、RAM(237)、入出力
インターフェース(238)にそれぞれ信号を与える。
入出力インターフェース(238)には、複数(図中で
は8個)の接触端子(234)が接続されており、前記
の専用プリンタ(リーダライタ)からの所定データがこ
の接触端子(234)から入出力インターフェース(2
38)を介してCPU(235)に入力される。CPU
(235)は、入力信号に応答して、かつROM(23
6)内に格納されたプログラムデータに従って、各動作
を行い、かつ、所定のデータ、信号を入出力インターフ
ェース(238)を介してシートリーダライタに出力す
る。
【0032】図5(b)に示されるように、RAM(2
37)は複数の記憶領域(239a)〜(239g)を
含む。例えば領域(239a)にはシート番号が記憶さ
れ、(239b)には例えばシート管理者の氏名、所
属、電話番号等のIDデータが記憶され、領域(239
c)には例えば使用者の使用しうる残存余白又は取り扱
いに関する情報が記憶され、領域(239d)(239
e)(239f)及び(239g)には前管理責任者、
前使用者に関する情報が記憶される。
【0033】本発明の可逆性感熱記録媒体の印字は、通
常の感熱記録と同様にサーマルヘッドで行なうことがで
き、消去は温度制御されたヒートローラ、セラミックヒ
ータ等の発熱体およびサーマルヘッドなどによってでき
るため、小型で簡易な書き替え記録装置を使用すること
ができ、例えば、図6、図7及び図8のような装置とす
ることができる。
【0034】図6の可逆性感熱記録装置においては、感
熱層の反対側に磁気記録層を設けた可逆性感熱記録媒体
(1)は往復の矢印で図示されている搬送路に沿って搬
送され、或いは搬送路に沿って装置内を逆方向に搬送さ
れる。可逆性感熱記録媒体(1)は、磁気ヘッド(3
4)と搬送ローラ(31)間で磁気記録層に磁気記録或
いは記録消去され、セラミックヒータ(38)と搬送ロ
ーラ(40)間で像消去のため加熱処理され、サーマル
ヘッド(53)及び搬送ローラ(47)間で像形成さ
れ、その後、装置外に搬出される。先に説明したよう
に、セラミックヒータ(38)の設定温度は110℃以
上が好ましく、112℃以上が更に好ましく、115℃
以上が特に好ましい。ただし磁気記録の書きかえはセラ
ッミックヒータによる画像消去の前であっても後であっ
てもよい。また、所望により、セラミックヒータ(3
8)と搬送ローラ(40)間を通過後、又はサーマルヘ
ッド(53)及び搬送ローラ(47)間を通過後、搬送
路を逆方向に搬送され、セラミックヒータ(38)よる
再度の熱処理、サーマルヘッド(53)による再度の印
字処理を施すことができる。
【0035】図7の可逆性感熱記録装置においては、出
入口(30)から挿入された可逆性感熱記録媒体(1)
は一点破線で図示されている搬送路(50)に沿って進
行し、或いは搬送路(50)に沿って装置内を逆方向に
進行する。出入口(30)から挿入された可逆性感熱記
録媒体(1)は、搬送ローラ(31)及びガイドローラ
(32)により記録装置内を搬送され、搬送路(50)
の所定位置に到達するとセンサ(33)により制御手段
(34C)を介してその存在を認識され、磁気ヘッド
(34)とプラテンローラ(35)間で磁気記録層に磁
気記録或いは記録消去され、ガイドローラ(36)及び
搬送ローラ(37)間を通過し、ガイドローラ(39)
及び搬送ローラ(40)間を通過し、センサ(43)に
より、セラミックヒータ制御手段(38C)を介してそ
の存在を認識して作動するセラミックヒータ(38)と
プラテンローラ(44)間で像消去のため加熱処理さ
れ、図示していない回転制御手段により制御(停止を含
む回転速度及び回転方向の制御)される搬送ローラ(4
5)(46)(47)により搬送路(50)内を搬送さ
れ、所定位置にてセンサ(51)により、サーマルヘッ
ド制御手段(53C)を介してその存在を認識して作動
するサーマルヘッド(53)及びプラテンローラ(5
2)間で像形成され、搬送路(56a)から搬送ローラ
(59)(図示していない回転手段により制御される)
及びガイドローラ(60)により出口(61)を経て装
置外に搬出される。符号(38a)はセラミックヒータ
ー(38)のための温度センサ、符号(53a)はサー
マルヘッド(53)のための温度センサを示す。ここ
で、セラミックヒータ(38)の設定温度は、先に説明
したように、110℃以上が好ましく、112℃以上が
更に好ましく、115℃以上が特に好ましい。
【0036】また、所望により、搬送路切換手段(55
a)を切り替えることにより搬送路(56b)に導き、
可逆性感熱記録媒体(1)の押圧により入力するリミッ
トスイッチ(57a)の作動より逆方向に動き、かつ図
示していない制御手段により回転速度が制御される搬送
ベルト(58)によって、可逆性感熱記録媒体(1)を
再度、サーマルヘッド(53)及びプラテンローラ(5
2)間で熱処理した後、搬送路切換手段(55b)を切
り替えることにより通じる搬送路(49b)、リミット
スイッチ(57b)、図示していない制御手段により回
転速度が制御される搬送ベルト(48)を介して順方向
に搬送し、搬送路(56a)から搬送ローラ(59)及
びガイドローラ(60)により出口(61)を経て装置
外に搬出することができる。さらに、このような分岐し
た搬送路及び搬送切換手段は、セラミックヒータ(3
8)の両側に設けることもでき、その場合にはセンサ
(43)をプラテンローラ(44)と搬送ローラ(4
5)の間に設けることが望ましい。
【0037】図8に示される本発明の可逆性感熱記録媒
体の記録装置及び記録方法は、上記の記録媒体の両面に
設置された印字方向を示す標識を書き替え記録装置が検
出し、それに従って記録装置が印字方向を決定し文書の
印字を実施するものである。また、本発明の可逆性感熱
記録(文書書替)装置は、可逆性感熱記録(文書書替)
媒体でかつ両面に記録可能で、いずれの面も記録方向が
限定されない可逆性感熱記録(文書書替)媒体を用いる
ことができる記録(書替)装置であって、可逆性感熱記
録(文書書替)媒体に表示または加工された標識の有/
無を検出し、有のときに第2の検出機構を作動させるた
めの標識有無信号を発する第1の信号検出機構と、該標
識有無信号が入力されたときに作動して標識の向きを識
別し、2種類の標識方向信号を発する第2の信号検出機
構と、該2種類の標識方向信号のうちの1方の信号が入
力されたときには印字手段に通じる前記第1の搬送路を
開にし、他方の信号が入力されたときには閉にする搬送
路切換手段と、該他方の信号が入力されたときに印字手
段への通電回路を遮断する手段とを有する。
【0038】即ち、図8に示される可逆性感熱記録(文
書書替)装置においては、挿入口(70)から挿入され
た可逆性感熱記録媒体(71)は搬送ベルト(73)に
より第1の搬送路(72)に沿って搬送され、或いは第
1の搬送路(72)又は(85)に沿って装置内を逆方
向に戻送される。第1の搬送路(85)の途中には印字
手段としてのサーマルヘッド(88)が設けられてい
る。まず、挿入口(70)から挿入された可逆性感熱記
録媒体(71)は、搬送ベルト(73)及びガイドロー
ラ(74)により記録装置内を搬送され、第1搬送路
(72)の所定位置に到達すると、制御手段(75)を
介する省略してもよい磁気記録層領域部分への磁気記録
のための磁気記録装置の磁気ヘッド(76)とプラテン
ローラ(77)間で磁気記録層に磁気記録或いは記録消
去され、更に、搬送ベルト(78)により第1搬送路
(72)を搬送される。所定位置にて、制御手段(8
0)を有する第1の信号検出機構としての第1センサ
(79)を介して標識の存在の有/無が検出され、有の
ときには制御手段(82)を有する第2センサ(81)
を作動させるための標識有無信号が発せられる。標識が
有のときとは、既に可逆性感熱記録媒体(71)の第1
面に文書情報及び標識が印字されている状態を意味す
る。この標識有無信号は、第2の信号検出機構としての
第2センサ(81)に入力され、これにより第2センサ
(81)は作動して標識の向きを識別し、その結果、2
種類の標識方向信号を発する。うち、可逆性感熱記録媒
体(71)の向きが正しい方向であることを示す一方の
標識方向信号は、搬送路切換手段(84)を図示してな
い稼動手段により稼動して、制御手段(87)を介して
作動する印字手段としてのサーマルヘッド(88)に通
じる第1の搬送路(85)を開にし第2の搬送路(9
2)を閉にする。また、可逆性感熱記録媒体(71)の
向きが誤った方向であることを示す他方の標識方向信号
は、第1の搬送路(72)を閉にし第2の搬送路(9
2)を開にする。さらに、他方の標識方向信号は、印字
手段としてのサーマルヘッド(88)への図示してない
通電回路のスイッチに入力され通電回路を遮断する。第
1の搬送路(85)に搬送された可逆性感熱記録媒体
(71)は、搬送ベルト(86)により搬送され、所定
位置にてサーマルヘッドの制御手段(87)を介して作
動するサーマルヘッド(88)及びプラテンローラ(8
9)間で像形成され、搬送ベルト(90)により第1の
出口(91)を経て装置外に搬出される。一方、標識の
モニタの結果誤った向きに挿入され第2の搬送路(9
2)に搬送された既に第1面に文書情報及び標識が印字
されている可逆性感熱記録媒体(71)は、可逆性感熱
記録媒体(71)の押圧により入力するリミットスイッ
チ(93)の作動により逆方向に動き、且つ、図示して
いない制御手段により回転速度及び方向が制御される搬
送ベルト(94)によって、第2の搬送路(92)を逆
方向に搬送され、搬送路切換手段(84)を通過し、図
示していない制御手段により回転速度及び方向が制御さ
れる搬送ベルト(78)、同様の搬送ベルト(73)に
より逆方向に搬送され、挿入口(70)より装置外へ搬
出される(戻される)。このように、サーマルヘッド
(88)は、可逆性感熱記録媒体(71)が、未記録媒
体であると判断された場合、または、情報記録面、挿入
方向が正しいと判断された場合にのみ、図示していない
制御手段により通電が制御され、加熱される。
【0039】図8の本発明の可逆性感熱記録(文書書
替)装置においては、可逆性感熱記録媒体(71)が誤
った向きに挿入されたときには、これを印字手段(8
8)に接触させることなく装置内から搬出するための手
段を具備していることが好ましく、そのため、搬送路切
換手段(84)は、印字手段(88)に通じる前記第1
の搬送路(85)と、印字手段(88)をバイパスして
装置外に記録媒体を搬出する第2の搬送路(92)との
分岐点に設けられている。第2の搬送路(92)の搬送
端は、第1の搬送路(72)又は(85)の第1の搬出
口(91)に連らなっていてもよく、また、第1の搬出
口(91)とは別の第2の搬出口を有していてもよい。
上記のように、第2の搬送路(92)には、ここに搬送
された可逆性感熱記録媒体(71)を搬入口(70)の
方向に逆送するための手段を設けることができ、その場
合には第2の搬出口を設ける必要はない。さらに、可逆
性感熱記録媒体(71)が誤った向きで挿入されたため
第2の搬送路(92)に導びかれる場合には、節電目的
及び装置内の残存熱の影響を受けないようにする等のた
め、印字手段(88)への通電回路を自動的に遮断する
ことができる。
【0040】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳しく
説明する。なお、実施例中の「部」および「%」はいず
れも重量を基準とするものである。 実施例1 <記録層の作成> 2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン 2部 下記構造の顕色剤 8部
【0041】
【化4】 下記構造の発色消色制御剤 3部
【0042】
【化5】 アクリルポリオール樹脂の15%テトラヒドロフラン(THF)溶液 150部
【0043】上記組成物をボールミルを用いて平均粒径
約1μmまで粉砕分散した。得られた分散液に日本ポリ
ウレタン社製コロネートHL(アダクト型ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、75%酢酸エチル溶液)20部を
加え、良く攪拌し記録層塗布液を調製した。上記組成の
記録層塗布液を、厚さ188μmの白色ポリエステルフ
ィルム上にワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で2
分間乾燥した後、60℃で24時間加熱して、膜厚約
8.0μmの記録層を設けた。
【0044】 <保護層の作成> ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂 (大日本インキ社製C7ー157) 15部 酢酸エチル 85部
【0045】上記組成物を、よく溶解攪拌し、保護層塗
布液を調製した。上記組成の保護層塗布液を、上記記録
層上にワイヤーバーを用いて塗工し、90℃で1分間乾
燥した後、照射エネルギー80W/cmの紫外線ランプ
下を9m/分の搬送速度で通して、硬化させて膜厚3μ
mの保護層を設け、本発明の可逆性感熱記録媒体を作製
した。
【0046】比較例1 実施例1において、発色消色制御剤を除いた以外は実施
例1と同様にして可逆性感熱記録媒体を作製した。
【0047】比較例2 実施例1において、発色消色制御剤を下記の化合物に変
えた以外は実施例1と同様にして可逆性感熱記録媒体を
作製した。
【0048】
【化6】
【0049】発色濃度試験 作製した記録媒体を、大倉電機社製感熱印字装置にて、
電圧13.3V、パルス幅1.2msecで印字し、得
られた画像をマクベス濃度計RD−914で測定した。
【0050】消し残り濃度試験 発色濃度試験で得られた発色画像を、東洋精機社製熱傾
斜試験機で120℃、1秒の条件で消色して、消色後の
画像部の濃度と地肌濃度を、発色濃度試験と同様に測定
した。次に、下記式から消し残り濃度を算出した。
【0051】
【数1】消し残り濃度=(消去後の画像部の濃度)−
(地肌濃度) 以上の結果を表2に示した。
【0052】
【表2】
【0053】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明より明らか
なように、本発明の可逆性感熱記録媒体は消去性、発色
性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆性感熱記録媒体の発色・消色特性
を示す図である。
【図2】本発明の可逆性感熱記録媒体の層構成例を示す
図である。
【図3】本発明の可逆性感熱記録媒体の一例を示す図で
ある。
【図4】本発明の可逆性感熱記録媒体の他の一例を示す
図である。
【図5】本発明の可逆性感熱記録媒体の一使用例を示す
図である。
【図6】本発明の可逆性感熱記録装置の一例を示す図で
ある。
【図7】本発明の可逆性感熱記録装置の他の一例を示す
図である。
【図8】本発明の可逆性感熱記録装置の他の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 可逆性感熱記録媒体 11 支持体 13 可逆性感熱記録層 14 保護層 15 バック層 16 磁気記録層 17 書き替え記録部 18 シート 19 印刷表示部 20 磁気記録部 23 ICチップ用窪み部 231 ウェハ 232 ウェハ基板 233 集積回路 234 接触端子 235 CPU 236 ROM 237 RAM 238 入出力インターフェース 239a〜239g 記憶領域 30 出入口 31 搬送ローラ 32 ガイドローラ 33 センサ 34 磁気ヘッド 34C 制御手段 35 プラテンローラ 36 ガイドローラ 37 搬送ローラ 38 セラミックヒータ 38a 温度センサ 38C セラミックヒータ制御手段 39 ガイドローラ 40 搬送ローラ 43 センサ 44 プラテンローラ 45 搬送ローラ 46 搬送ローラ 47 搬送ローラ 48 搬送ベルト 49b 搬送路 50 搬送路 51 センサ 52 プラテンローラ 53 サーマルヘッド 53a 温度センサ 53C サーマルヘッド制御手段 55a 搬送路切換手段 55b 搬送路切換手段 56a 搬送路 56b 搬送路 57a リミットスイッチ 57b リミットスイッチ 58 搬送ベルト 59 搬送ローラ 60 ガイドローラ 61 出口 70 挿入口 71 可逆性感熱記録媒体 72 第1搬送路 73 搬送ベルト 74 ガイドローラ 75 制御手段 76 磁気ヘッド 77 プラテンローラ 78 搬送ベルト 79 第1センサ 80 制御手段 81 第2センサ 82 制御手段 84 搬送路切換手段 85 第1搬送路 86 搬送ベルト 87 制御手段 88 サーマルヘッド 89 プラテンローラ 90 搬送ベルト 91 出口 92 第2の搬送路 93 リミットスイッチ 94 搬送ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/18 101C G06K 19/00 J (72)発明者 古屋 浩美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C005 HA08 HA22 HB04 HB14 JA02 JC02 MA12 MB02 QB03 2H026 AA07 AA09 AA21 AA28 BB02 BB24 DD03 DD04 DD12 DD45 FF24 FF25 GG01 5B035 BA03 BA05 BB02 BB09 CA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、電子供与性呈色性化合物と
    電子受容性化合物を用い、加熱温度及び/又は加熱後の
    冷却速度の違いにより相対的に発色した状態を形成しう
    る可逆性感熱組成物を含有する可逆性感熱記録層を設け
    てなる可逆性感熱記録媒体において、該可逆性感熱記録
    層中に発色消色制御剤として下記式(1)の化合物を用
    いることを特徴とする可逆性感熱記録媒体。 【化1】
  2. 【請求項2】 熱可逆性記録部と情報記憶部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の可逆性感熱記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記情報記憶部が、磁気記録層またはI
    Cであることを特徴とする請求項2に記載の可逆性感熱
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 カード状またはシート状に加工されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    可逆性感熱記録媒体。
  5. 【請求項5】 ロール状になって用いられることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可逆性感熱記
    録媒体。
  6. 【請求項6】 印刷部分を有することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の可逆性感熱記録媒体。
  7. 【請求項7】 発色開始温度よりも低い温度に加熱し
    て、消色することを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の可逆性感熱記録媒体の消去装置。
  8. 【請求項8】 前記消去装置の加熱部分が、サーマルヘ
    ッド、セラミックヒーター、面状ローラー、ヒートロー
    ラーから選ばれるヒーターであることを特徴とする請求
    項7に記載の消去装置。
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