JP2002264413A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002264413A
JP2002264413A JP2001065554A JP2001065554A JP2002264413A JP 2002264413 A JP2002264413 A JP 2002264413A JP 2001065554 A JP2001065554 A JP 2001065554A JP 2001065554 A JP2001065554 A JP 2001065554A JP 2002264413 A JP2002264413 A JP 2002264413A
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JP
Japan
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printing
printer
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eeprom
prohibiting
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Pending
Application number
JP2001065554A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yamamoto
健一 山本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムを消去することなく不正使用から
プリンタを保護し、また、不正使用に対して短時間で、
かつ少ない消費電力で防止対策を講じる。 【解決手段】 鍵スイッチに鍵を差し込まないで使用す
る不正使用があったときにはその不正使用が検出されて
EEPROMに動作禁止コードが書き込まれる。そし
て、一旦EEPROMに動作禁止コードが書き込まれる
と、PCからのコマンドを受信して証紙を発行しようと
してもEEPROMからのフォーム情報の読出しが禁止
されるので、用紙にはフォーム情報の印刷は行われずコ
マンドによる金額等のみが印刷され、実質的に証紙の発
行が禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種チケット、金
券、証紙などの証拠書類等を発行するプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のプリンタ、例えば、証紙を発行
するプリンタは、盗難にあって汎用のパーソナルコンピ
ュータに接続され証紙が不正に発行されるという不正使
用による不測の事態に対処するため、不正使用に対する
防止対策が講じられている。
【0003】従来は、不正使用を検出するとプログラム
の一部や全てを消去することでプリンタを不正使用から
保護するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プログ
ラムを消去するには、プログラムを格納するメモリとし
て消去が可能なメモリを使用する必要があり、このよう
なメモリは通常プログラム格納用に使用されるマスクR
OMに比べて高価であり、全体としてコスト高になると
いう問題があった。また、消去するプログラムの容量が
大きいので消去に時間がかかるとともに消費電力もかか
るという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、プログラムを消去する
ことなく簡単に不正使用から保護でき、従って、高価な
メモリを使用する必要が無くコスト低下を図ることがで
き、また、不正使用に対する防止対策を短時間、かつ少
ない消費電力で講じることができるプリンタを提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種チケット、金券、証紙などの証拠書類等を発行する
プリンタにおいて、記録媒体に予め設定されたフォーム
情報と外部から受信したコマンドによる情報を重ねて印
刷する印刷手段と、不正使用を検出する検出手段と、こ
の検出手段が不正使用を検出すると印刷手段による印刷
の少なくとも一部を禁止する印刷禁止手段とを設けたも
のである。
【0007】請求項2記載の発明は、各種チケット、金
券、証紙などの証拠書類等を発行するプリンタにおい
て、記録媒体に予め設定されたフォーム情報と外部から
受信したコマンドによる情報を重ねて印刷する印刷手段
と、不正使用を検出する検出手段と、この検出手段が不
正使用を検出すると印刷手段による印刷の少なくとも一
部を禁止する印刷禁止手段と、この印刷禁止手段による
印刷禁止を解除する解除手段を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、この実施の形態は証紙を発
行するプリンタに適用したものについて述べる。図1は
プリンタ1の構成を示すブロック図で、11は制御部本
体を構成するCPU(中央処理装置)、12は前記CP
U11が各部を制御するためのプログラムを格納したR
OM(リード・オンリー・メモリ)、13は前記CPU
11が処理する情報を一時的に格納するメモリ等を形成
したRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、14は各
種ステータス情報や外部から受信したフォーム情報を格
納する不揮発性メモリとしてのEEPROMである。
【0009】15はプリントヘッド16及び記録媒体の
搬送機構を駆動するモータ17を制御するプリンタ制御
回路(印刷手段)、18は鍵19が差し込まれる鍵スイ
ッチ20の状態を読取るセンス回路、21は外部接続さ
れたホストコンピュータ(以下、PCと称する。)と通
信を行う通信I/F(インターフェース)である。
【0010】前記CPU11とROM12、RAM1
3、EEPROM14、プリンタ制御回路15、センス
回路18及び通信I/F21とはバスライン22によっ
て接続されている。
【0011】このプリンタ1は、例えば、毎朝、鍵19
を鍵スイッチ20に差し込んで使用可能状態にした後、
PCからフォーム情報をダウンロードしてEEPROM
14に予め格納しておく。このようにEEPROM14
に格納されたフォーム情報は鍵19を鍵スイッチ20か
ら抜いて電源をオフにしても消去されることはない。
【0012】そして、1日の証紙発行業務を開始する時
には、図2に示すように、鍵19を鍵スイッチ20に差
し込んで使用可能状態にする。この状態で、PCから送
信されるコマンドをプリンタ1が受信すると、EEPR
OM14からフォーム情報を読み出し、フォーム情報の
画像に受信したコマンドから得た金額情報等を重ねプリ
ンタ制御回路15に出力するようになる。前記プリンタ
制御回路15はプリントヘッド16及びモータ17を駆
動して記録媒体である用紙にフォーム情報の画像と金額
情報等を重ねて印刷し、証紙を発行することになる。な
お、フォーム情報とは、証紙を作成するうえで必要な図
柄等のイメージ情報で全ての証紙には必ず印刷される共
通の情報である。
【0013】しかし、EEPROM14にフォーム情報
が格納されていても、図3に示すように、鍵19を鍵ス
イッチ20に差し込んで使用可能状態にせずに、PCか
らコマンドを送信し、これをプリンタ1が受信するとい
う手順を踏むと、プリンタ1は不正使用を検出して動作
禁止コードをEEPROM14に書き込み、フォーム情
報の印刷を禁止する。
【0014】具体的には、前記CPU11は、図4に示
すように、電源がONされると、S1にて、EEPRO
M14に動作禁止コードが記憶されているか否かをチェ
ックし、記憶されていなければ、次に、S2にて、フォ
ーム使用可能状態での制御を行い、S3にて、センス回
路18から鍵スイッチ20の状態を読取り、不正使用状
態か否かを検出する。(検出手段) 鍵19が鍵スイッチ20に差し込まれて使用可能状態に
なっていることをセンス回路18が読取っていれば正常
使用を検出してフォーム使用可能状態を継続する。しか
し、鍵19が鍵スイッチ20に差し込まれて使用可能状
態になっていないことをセンス回路18が読取っていれ
ば不正使用を検出し、S4にて、動作禁止コードをEE
PROM14に書き込んでから、S1の動作禁止コード
の有無のチェックに戻る。
【0015】また、S1にて、EEPROM14に動作
禁止コードが記憶されていることを判断すると、S5に
て、フォーム使用不可能状態での制御を行い(印刷禁止
手段)、S6にて、動作禁止解除になったか否かをチェ
ックする。なお、動作禁止解除とは、鍵19が鍵スイッ
チ20に差し込まれて使用可能状態になることを示す。
【0016】動作禁止解除になっていなければフォーム
使用不可能状態を継続する。しかし、鍵19が鍵スイッ
チ20に差し込まれて使用可能状態になっていると、動
作禁止解除になったことを判断し、S7にて、EEPR
OM14に書き込んだ動作禁止コードを消去してから、
S1の動作禁止コードの有無のチェックに戻る。(解除
手段) このような構成においては、毎朝、証紙発行業務を開始
する前に、責任者はプリンタ1の電源をオンして鍵スイ
ッチ20に鍵19を差し込んでプリンタを使用可能状態
にし、PCからフォーム情報をダウンロードする。ダウ
ンロードされたフォーム情報はEEPROM14に格納
される。
【0017】その後、鍵スイッチ20から鍵19を抜い
て証紙発行業務の開始まで待つ。そして、証紙発行業務
を開始するときには再び鍵スイッチ20に鍵19を差し
込んでプリンタを使用可能状態にする。
【0018】このときには、EEPROM14に動作禁
止コードが書き込まれていないのでフォーム情報の使用
可能状態になる。この状態で通信I/F21がホストコ
ンピュータから証紙発行のための金額等の情報を含むコ
マンドを受信すると、EEPRAM14からフォーム情
報を読み出してコマンドの情報と重ねプリンタ制御回路
15に出力する。プリンタ制御回路15はプリントヘッ
ド16及びモータ17を駆動して用紙にフォームと金額
等を印刷して証紙を発行する。
【0019】このように鍵スイッチ20に鍵19が正常
に差し込まれたときには、プリンタ1はフォーム情報の
使用可能状態になり証紙が正しく発行される。
【0020】しかし、鍵19を持っていない人が不正に
証紙を発行しようとすると、このときには鍵スイッチ2
0に鍵19を差し込まずにPCからコマンドを受信する
操作を行うことになるので、このときにはEEPROM
14に動作禁止コードが書き込まれる。そして、印刷時
においてEEPROM14に動作禁止コードが書き込ま
れていることを判断し、EEPROM14からのフォー
ム情報の読出しを禁止する。
【0021】従って、このときには用紙にはコマンドの
情報のみが印刷され、フォーム情報は印刷されない。す
なわち、用紙には金額等のみが印刷され、証紙のフォー
ムは印刷されないので、発行されたものは証紙として扱
われることはない。
【0022】このように、プリンタの不正使用が行われ
たときにはフォーム情報の印刷を禁止するという簡単な
処理によって証紙の発行を禁止することができ、プリン
タを不正使用から保護することができる。
【0023】しかも、不正使用があった場合にプログラ
ムを消去せずにEEPROM14に動作禁止コードを書
き込む処理を行うのみなので、短時間で不正使用に対し
て対処できる。また、プログラムを消去するときのよう
な大きな電力消費を伴うことが無い。そして、プログラ
ムを消去する必要が無いので、プログラムを格納するの
に消去が可能な高価なメモリを使用する必要がなく、安
価なマスクROMを使用することができる。
【0024】また、不正使用があった場合にはフォーム
情報の印刷は禁止されるがコマンドによる金額等が印刷
されて発行が行われるので、通常のプリンタの故障と不
正使用が容易に区別できる。
【0025】また、プリンタが持ち去られ、外部にてP
Cと接続し証紙を不正に発行させようとしてもそのとき
にもEEPROM14に動作禁止コードが書き込まれる
ので、フォーム情報の印刷は行われず証紙の発行は禁止
されることになる。
【0026】さらに、不正使用されて証紙の発行が禁止
されても、鍵スイッチ20に鍵19を差し込むとEEP
ROM14に書き込んだ動作禁止コードが消去されるの
で、証紙の発行が再びできるようになる。すなわち、プ
リンタ1を簡単な操作で正常使用状態に復帰させること
ができ実用性を向上できる。
【0027】なお、この実施の形態は本発明を証紙を発
行するプリンタに適用したものについて述べたが必ずし
もこれに限定するものではなく、各種チケットや金券、
あるいは証紙以外の証拠書類など有価の券類を発行する
ものに適用できるものである。
【0028】また、この実施の形態では印刷手段(プリ
ンタ制御回路)による禁止及び解除手段による解除をフ
ォーム情報に限定したが、これに限らず、逆にフォーム
情報のみを印刷し、金額情報を禁止及び解除するように
してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように各請求項記載の発
明によれば、プログラムを消去することなく不正使用か
ら保護でき、従って、高価なメモリを使用する必要が無
くコスト低下を図ることができ、また、不正使用に対す
る防止対策を短時間、かつ少ない消費電力で講じること
ができる。また、請求項2記載の発明によれば、さら
に、簡単な操作で正常使用状態に復帰させることができ
実用性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態におけるプリンタの正常使用時の
手順を示す流れ図。
【図3】同実施の形態におけるプリンタの不正使用時の
手順を示す流れ図。
【図4】同実施の形態におけるフォーム情報の使用可能
状態と使用不可能状態を切替える処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…プリンタ 11…CPU(中央処理装置) 13…RAM 14…EEPROM 15…プリンタ制御回路 16…プリントヘッド 18…センス回路 20…鍵スイツチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種チケット、金券、証紙などの証拠書
    類等を発行するプリンタにおいて、 記録媒体に予め設定されたフォーム情報と外部から受信
    したコマンドによる情報を重ねて印刷する印刷手段と、
    不正使用を検出する検出手段と、この検出手段が不正使
    用を検出すると前記印刷手段による印刷の少なくとも一
    部を禁止する印刷禁止手段とを設けたことを特徴とする
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 各種チケット、金券、証紙などの証拠書
    類等を発行するプリンタにおいて、 記録媒体に予め設定されたフォーム情報と外部から受信
    したコマンドによる情報を重ねて印刷する印刷手段と、
    不正使用を検出する検出手段と、この検出手段が不正使
    用を検出すると前記印刷手段による印刷の少なくとも一
    部を禁止する印刷禁止手段と、この印刷禁止手段による
    印刷禁止を解除する解除手段を設けたことを特徴とする
    プリンタ。
JP2001065554A 2001-03-08 2001-03-08 プリンタ Pending JP2002264413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192791A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Seiko Epson Corp 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

Cited By (2)

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