JP2002262974A - シーツと脱臭要素 - Google Patents
シーツと脱臭要素Info
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- JP2002262974A JP2002262974A JP2001114630A JP2001114630A JP2002262974A JP 2002262974 A JP2002262974 A JP 2002262974A JP 2001114630 A JP2001114630 A JP 2001114630A JP 2001114630 A JP2001114630 A JP 2001114630A JP 2002262974 A JP2002262974 A JP 2002262974A
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- Japan
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- sheet
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- heat insulating
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- Bedding Items (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 就寝時の動きや寝返りなどで、脱臭要素が安
易にずれることなく、しかも、快適で健康的な療養環境
の提供に適したシーツと、該シーツに対応して使用され
る脱臭要素を提供する。 【解決手段】 吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の袋状帯体にして、一側縁に開閉自在な開口部2を有す
る収納体3において、開口部2に開口端を開口した収納
室4を、長手方向に沿って複数個横設する。収納室4に
脱臭要素を収納する。脱臭要素Aは、断熱材と、断熱材
の上面に重畳する脱臭シート15と、両者を包蔵する吸
湿性と通気性を有する収納袋とから成り、断熱材は、ト
ルマリン鉱石の粉末や粒状のマグネットが混入される。
易にずれることなく、しかも、快適で健康的な療養環境
の提供に適したシーツと、該シーツに対応して使用され
る脱臭要素を提供する。 【解決手段】 吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の袋状帯体にして、一側縁に開閉自在な開口部2を有す
る収納体3において、開口部2に開口端を開口した収納
室4を、長手方向に沿って複数個横設する。収納室4に
脱臭要素を収納する。脱臭要素Aは、断熱材と、断熱材
の上面に重畳する脱臭シート15と、両者を包蔵する吸
湿性と通気性を有する収納袋とから成り、断熱材は、ト
ルマリン鉱石の粉末や粒状のマグネットが混入される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、快適で、健康的な
睡眠や、主として要介護人を対象とする快適で健康的な
療養環境の提供に適したシーツと脱臭要素に関する。
睡眠や、主として要介護人を対象とする快適で健康的な
療養環境の提供に適したシーツと脱臭要素に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から就寝時に使用されている脱臭要
素は、単にシーツの下や上に敷かれて使用されるもので
あり、就寝時での動きや寝返りなどでずれ易く、効果的
な使用状態になっていないのが現状である。
素は、単にシーツの下や上に敷かれて使用されるもので
あり、就寝時での動きや寝返りなどでずれ易く、効果的
な使用状態になっていないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状に鑑
みて、就寝時での動きや寝返りなどで、脱臭要素が安易
にずれることなく、しかも、快適で健康的な睡眠や療養
環境の提供に適したシーツと該シーツに対応して使用さ
れる脱臭要素の提供をその目的とするものである。
みて、就寝時での動きや寝返りなどで、脱臭要素が安易
にずれることなく、しかも、快適で健康的な睡眠や療養
環境の提供に適したシーツと該シーツに対応して使用さ
れる脱臭要素の提供をその目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明のシーツは、吸
湿性と通気性を有する所要幅、所要長の袋状帯体にし
て、一側縁に開閉自在な開口部を有する収納体におい
て、前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向
に沿って複数個横設して成る。また、第2発明のシーツ
は、吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長の袋状帯体
にして、一面の中央に開口部を有する収納体において、
前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向に沿
って左右にそれぞれ複数個横設して成る。また、第3発
明のシーツは、吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の帯体において、該帯体の少なくとも一面に、所要幅の
吸湿性と通気性を有する重ね材を接合し、前記帯体と重
ね材間に、少なくとも一端に開口端を開口した収納室
を、複数個配設して成る。また、第4発明のシーツは、
第1発明のシーツにおいて、収納体の前後の短手方向端
縁に、開閉自在な開口部を配設し、該開口部に開口端を
開口した収納室を、前記収納体の前後に設けて成る。ま
た、第5発明のシーツは、第1発明、第2発明、第3発
明又は第4発明のシーツにおいて、前記収納室が、その
収納空間で上下に配設する仕切り棚によって複数段仕切
られて成る。また、第6発明のシーツは、第1発明又は
第4発明のシーツにおいて、上面各隅部にポケットを配
設して成る。また、第7発明のシーツは、第1発明、第
2発明、第3発明、第4発明、第5発明又は第6発明の
シーツにおいて、前記収納室に脱臭要素を収納して成
る。さらに、第8発明の脱臭要素は、断熱材と、該断熱
材の上面に重量する脱臭シートと、両者を包蔵する吸湿
性と通気性を有する収納袋とから成る。さらに、第9発
明の脱臭要素は、第8発明の脱臭要素において、断熱材
が、トルマリン鉱石の粉末を混入したシートから成るさ
らに、第10発明の脱臭要素は、第8発明の脱臭要素に
おいて、断熱材が、トルマリン鉱石の粉末を混入したシ
ートに、粒状のマグネットを多数配設して成る。
湿性と通気性を有する所要幅、所要長の袋状帯体にし
て、一側縁に開閉自在な開口部を有する収納体におい
て、前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向
に沿って複数個横設して成る。また、第2発明のシーツ
は、吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長の袋状帯体
にして、一面の中央に開口部を有する収納体において、
前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向に沿
って左右にそれぞれ複数個横設して成る。また、第3発
明のシーツは、吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の帯体において、該帯体の少なくとも一面に、所要幅の
吸湿性と通気性を有する重ね材を接合し、前記帯体と重
ね材間に、少なくとも一端に開口端を開口した収納室
を、複数個配設して成る。また、第4発明のシーツは、
第1発明のシーツにおいて、収納体の前後の短手方向端
縁に、開閉自在な開口部を配設し、該開口部に開口端を
開口した収納室を、前記収納体の前後に設けて成る。ま
た、第5発明のシーツは、第1発明、第2発明、第3発
明又は第4発明のシーツにおいて、前記収納室が、その
収納空間で上下に配設する仕切り棚によって複数段仕切
られて成る。また、第6発明のシーツは、第1発明又は
第4発明のシーツにおいて、上面各隅部にポケットを配
設して成る。また、第7発明のシーツは、第1発明、第
2発明、第3発明、第4発明、第5発明又は第6発明の
シーツにおいて、前記収納室に脱臭要素を収納して成
る。さらに、第8発明の脱臭要素は、断熱材と、該断熱
材の上面に重量する脱臭シートと、両者を包蔵する吸湿
性と通気性を有する収納袋とから成る。さらに、第9発
明の脱臭要素は、第8発明の脱臭要素において、断熱材
が、トルマリン鉱石の粉末を混入したシートから成るさ
らに、第10発明の脱臭要素は、第8発明の脱臭要素に
おいて、断熱材が、トルマリン鉱石の粉末を混入したシ
ートに、粒状のマグネットを多数配設して成る。
【0005】
【発明の実施の形態】開閉自在な開口部とは、チャック
によるものから、面状ファスナーによるものなどで提供
され、また、収納室は収納空間の一様なものから、大小
種々の収納空間を有するものが選択され、帯体と重ね材
間に形成される収納室は、幅方向の一端で開口するもの
から、両端を開口するものまで選択され、また、ポケッ
トは収納空間の一端を開口するものや、収納空間の中央
部に開口端を開口するものなどである。さらに、断熱材
にマグネットを配設するとは、該断熱材の表面に直接マ
グネットを埋設するものから、マグネットを固定したシ
ートを添設するなどである。
によるものから、面状ファスナーによるものなどで提供
され、また、収納室は収納空間の一様なものから、大小
種々の収納空間を有するものが選択され、帯体と重ね材
間に形成される収納室は、幅方向の一端で開口するもの
から、両端を開口するものまで選択され、また、ポケッ
トは収納空間の一端を開口するものや、収納空間の中央
部に開口端を開口するものなどである。さらに、断熱材
にマグネットを配設するとは、該断熱材の表面に直接マ
グネットを埋設するものから、マグネットを固定したシ
ートを添設するなどである。
【0006】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明すると、
シーツaは図1に示すように、綿布による吸湿性と、所
要メッシュの通気孔の配設による通気性を有し、布団な
どに敷かれて身体をゆっくり載せおける平面積の袋状帯
体にして、長手方向の一側縁に、チャック1による開閉
自在な開口部2を有する収納体3において、該開口部2
に開口端を開口した収納室4を、その収納空間を頭部か
ら足部にかけて適宜な幅間隔で選択し、幅方向の仕切り
線5で上下を縫合して長手方向に沿って複数個横設して
成る。そして、図2に示すように、足部(後部)方向の
裏面には収納室4を形成する仕切り線5間で、雌面状フ
ァスナー6と雄面状ファスナー7を接合し、後部の各仕
切り線5から各収納室4を裏面に折りたたむことによっ
て、シーツaの長さを短縮できるようになっている。ま
た、図3に示すシーツbは、綿布による吸湿性と、所要
メッシュの通気孔の配設による通気性を有し、身体を覆
ったり、身体を載せ置くに十分な平面積の袋状帯体にし
て、一面の幅方向中央で、長手方向に沿って開口部2を
有する収納体3において、該開口部2に開口端を開口し
た収納室4を、長手方向に沿って仕切り線5で区画し
て、左右にそれぞれ複数個横設して成る。また、図4に
示すシーツcは、吸湿性と通気性に富んだタオル状にし
て、身体に覆われたり、身体を載せ置くに十分な平面積
を有する帯体8において、該帯体8の裏面に、長手方向
前後端に渡って、綿布による吸湿性と所要メッシュの通
気孔の配設による通気性を有する所要幅の重ね材9を縫
合により接合し、該帯体8と重ね材9間に、幅方向(短
手方向)の両端を開口端10とした収納室4を、長手方
向に沿って仕切り線5で区画して、複数個横設して成
る。また図5に示すシーツdは、前記シーツaにおい
て、収納体3の前後の短手方向端縁に、チャック1によ
る開閉自在な開口部2を配設し、該開口部2に開口端を
開口した収納室4を、前記収納体3の前後に設けて成
る。また、図6に示すシーツeは、前記シーツaにおい
て、収納室4が、その収納空間で上下に配設する仕切り
棚11によって複数段仕切られて成る。このほか、シー
ツb乃至dにおいても、前記したように、収納室4が仕
切り棚11で各様の段数で仕切られて提供される。ま
た、図7に示すシーツfは、前記シーツdにおいて、上
面の各隅部(四隅)に、収納空間の長手方向中央部で幅
方向に開口端10を開口したポケット12を配設して成
る。このほか、前記のシーツaにおいても、上面の各隅
部に前記したポケット12を配設したシーツ(図外)と
して提供され得ることは勿論のこと、前記シーツb、c
においても、同様のポケット12を配設したシーツ(図
外)として提供され得るものである。次に、前記した各
シーツa乃至fの収納室4に収納される脱臭要素につい
て説明すると、図8に示す脱臭要素Aは、空気室13を
多数配設した平面視縦長矩形の断熱材14と、該断熱材
14の上面に重畳する脱臭シート(ゼオライトや活性炭
の粉末をベース材に混入したものなど)15と、両者を
包蔵する吸湿性と通気性を有する収納袋16とから成
る。このほか、脱臭要素Aにおいて、断熱材14が、ト
ルマリン鉱石の粉末を混入したシートから成るものや、
該シートに粒状のマグネットを多数配設したものからな
る脱臭要素なども提供され得る。
シーツaは図1に示すように、綿布による吸湿性と、所
要メッシュの通気孔の配設による通気性を有し、布団な
どに敷かれて身体をゆっくり載せおける平面積の袋状帯
体にして、長手方向の一側縁に、チャック1による開閉
自在な開口部2を有する収納体3において、該開口部2
に開口端を開口した収納室4を、その収納空間を頭部か
ら足部にかけて適宜な幅間隔で選択し、幅方向の仕切り
線5で上下を縫合して長手方向に沿って複数個横設して
成る。そして、図2に示すように、足部(後部)方向の
裏面には収納室4を形成する仕切り線5間で、雌面状フ
ァスナー6と雄面状ファスナー7を接合し、後部の各仕
切り線5から各収納室4を裏面に折りたたむことによっ
て、シーツaの長さを短縮できるようになっている。ま
た、図3に示すシーツbは、綿布による吸湿性と、所要
メッシュの通気孔の配設による通気性を有し、身体を覆
ったり、身体を載せ置くに十分な平面積の袋状帯体にし
て、一面の幅方向中央で、長手方向に沿って開口部2を
有する収納体3において、該開口部2に開口端を開口し
た収納室4を、長手方向に沿って仕切り線5で区画し
て、左右にそれぞれ複数個横設して成る。また、図4に
示すシーツcは、吸湿性と通気性に富んだタオル状にし
て、身体に覆われたり、身体を載せ置くに十分な平面積
を有する帯体8において、該帯体8の裏面に、長手方向
前後端に渡って、綿布による吸湿性と所要メッシュの通
気孔の配設による通気性を有する所要幅の重ね材9を縫
合により接合し、該帯体8と重ね材9間に、幅方向(短
手方向)の両端を開口端10とした収納室4を、長手方
向に沿って仕切り線5で区画して、複数個横設して成
る。また図5に示すシーツdは、前記シーツaにおい
て、収納体3の前後の短手方向端縁に、チャック1によ
る開閉自在な開口部2を配設し、該開口部2に開口端を
開口した収納室4を、前記収納体3の前後に設けて成
る。また、図6に示すシーツeは、前記シーツaにおい
て、収納室4が、その収納空間で上下に配設する仕切り
棚11によって複数段仕切られて成る。このほか、シー
ツb乃至dにおいても、前記したように、収納室4が仕
切り棚11で各様の段数で仕切られて提供される。ま
た、図7に示すシーツfは、前記シーツdにおいて、上
面の各隅部(四隅)に、収納空間の長手方向中央部で幅
方向に開口端10を開口したポケット12を配設して成
る。このほか、前記のシーツaにおいても、上面の各隅
部に前記したポケット12を配設したシーツ(図外)と
して提供され得ることは勿論のこと、前記シーツb、c
においても、同様のポケット12を配設したシーツ(図
外)として提供され得るものである。次に、前記した各
シーツa乃至fの収納室4に収納される脱臭要素につい
て説明すると、図8に示す脱臭要素Aは、空気室13を
多数配設した平面視縦長矩形の断熱材14と、該断熱材
14の上面に重畳する脱臭シート(ゼオライトや活性炭
の粉末をベース材に混入したものなど)15と、両者を
包蔵する吸湿性と通気性を有する収納袋16とから成
る。このほか、脱臭要素Aにおいて、断熱材14が、ト
ルマリン鉱石の粉末を混入したシートから成るものや、
該シートに粒状のマグネットを多数配設したものからな
る脱臭要素なども提供され得る。
【0007】前記した各シーツa乃至fは、各収納室4
に前記の脱臭要素Aや市販の脱臭シート15のみから成
る脱臭要素などが収納されて使用に供されるものであ
り、例えば、図9に示すシートgは、前記のシートfに
おいて、長手方向一側縁に開口部2を有する収納室4に
脱臭要素Aや単体の脱臭シート15による脱臭要素など
が収納されて提供され、使用者は長手方向前端の収納室
4に枕や水枕などを収納し、後端の収納室4には湯タン
ポを収納することができ、また、ポケット12には体温
計や耳かき具、綿棒、ガーゼなどの介護用品や薬などが
収納される。
に前記の脱臭要素Aや市販の脱臭シート15のみから成
る脱臭要素などが収納されて使用に供されるものであ
り、例えば、図9に示すシートgは、前記のシートfに
おいて、長手方向一側縁に開口部2を有する収納室4に
脱臭要素Aや単体の脱臭シート15による脱臭要素など
が収納されて提供され、使用者は長手方向前端の収納室
4に枕や水枕などを収納し、後端の収納室4には湯タン
ポを収納することができ、また、ポケット12には体温
計や耳かき具、綿棒、ガーゼなどの介護用品や薬などが
収納される。
【0008】また、シーツeのように、収納室4の収納
空間を仕切り棚11で複数段に仕切ったものでは、図1
0に示すように、下段に単体の断熱材14を収納し、中
段と上段にそれぞれ単体の脱臭シート15を各一枚ずつ
収納したり、或は局部的に床擦れのある病人において
は、床擦れの周縁に対応する収納室4に脱臭シート15
を多数収納し、該周縁を高くして床擦れ部分に空隙を設
けるなどで、床擦れ防止を図ることができるのである。
なお、断熱材14にトルマリン鉱石の粉末を付加したも
のでは、トルマリンの自発分極によるマイナスイオン効
果によって血行が改善されたり、粒状のマグネット(粒
状以外に板状やリング状であってもよい。)を付加した
ものでは、磁力の経穴への働きかけによるなどで健康増
進が図られるのである。また、シーツbは、左右の各収
納室4に前記したように脱臭要素Aや脱臭シート15の
みの脱臭要素を収納し、敷かれたり、掛けられたりして
用いられることは勿論のこと、単体の脱臭シート15を
各収納室4に収納し、中央の開口部2から二つ折りさ
れ、かつ、長手方向を適宜に折りたたんで枕元に置くな
どで、寝たきり老人(要介護老人)や病人などの周囲に
漂う臭気を脱臭するのに用いられる。また、シーツc
も、その収納室4に脱臭要素Aが収納され、主として上
掛けとして重ね材9を内面側に向けて使用されるから、
脱臭要素Aは断熱材14が帯体8の側に対向するように
注意深く収納されるのである。このほか、シーツa乃至
gの使用状態としては下敷又は上掛けに対応して、それ
ぞれ敷布団或は掛布団との滑りを防止するために、要所
にシート状の滑り止め部材(図外)を添設したもので使
用に供される。なお、本実施例で示したシートでは、収
納体3の全体を収納室4で分割して示したものである
が、このものに限らず、収納体3の内面上部にのみ、裏
材と上面部間に収納室4を形成し、裏材と下面部間に従
来の敷布団や掛布団を収納できるシートも本発明の技術
範囲となるものである。また、収納室4の開口端10を
収納体3の幅方向(短手方向)に設けて示したが、この
ものに限らず、長手方向に開口端10を設けて、該収納
室4を形成できることは勿論である。
空間を仕切り棚11で複数段に仕切ったものでは、図1
0に示すように、下段に単体の断熱材14を収納し、中
段と上段にそれぞれ単体の脱臭シート15を各一枚ずつ
収納したり、或は局部的に床擦れのある病人において
は、床擦れの周縁に対応する収納室4に脱臭シート15
を多数収納し、該周縁を高くして床擦れ部分に空隙を設
けるなどで、床擦れ防止を図ることができるのである。
なお、断熱材14にトルマリン鉱石の粉末を付加したも
のでは、トルマリンの自発分極によるマイナスイオン効
果によって血行が改善されたり、粒状のマグネット(粒
状以外に板状やリング状であってもよい。)を付加した
ものでは、磁力の経穴への働きかけによるなどで健康増
進が図られるのである。また、シーツbは、左右の各収
納室4に前記したように脱臭要素Aや脱臭シート15の
みの脱臭要素を収納し、敷かれたり、掛けられたりして
用いられることは勿論のこと、単体の脱臭シート15を
各収納室4に収納し、中央の開口部2から二つ折りさ
れ、かつ、長手方向を適宜に折りたたんで枕元に置くな
どで、寝たきり老人(要介護老人)や病人などの周囲に
漂う臭気を脱臭するのに用いられる。また、シーツc
も、その収納室4に脱臭要素Aが収納され、主として上
掛けとして重ね材9を内面側に向けて使用されるから、
脱臭要素Aは断熱材14が帯体8の側に対向するように
注意深く収納されるのである。このほか、シーツa乃至
gの使用状態としては下敷又は上掛けに対応して、それ
ぞれ敷布団或は掛布団との滑りを防止するために、要所
にシート状の滑り止め部材(図外)を添設したもので使
用に供される。なお、本実施例で示したシートでは、収
納体3の全体を収納室4で分割して示したものである
が、このものに限らず、収納体3の内面上部にのみ、裏
材と上面部間に収納室4を形成し、裏材と下面部間に従
来の敷布団や掛布団を収納できるシートも本発明の技術
範囲となるものである。また、収納室4の開口端10を
収納体3の幅方向(短手方向)に設けて示したが、この
ものに限らず、長手方向に開口端10を設けて、該収納
室4を形成できることは勿論である。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本発明のシーツによれ
ば、簡単に開口される各個の収納室を有するから、脱臭
要素を収納すれば、敷布団や掛布団と共働し、或は周囲
に折りたたんで置かれるなどで、体臭などの臭気を寝具
類から脱臭して、使用する本人はもとより、介護人にと
っても快適なものとなり、さらには、各収納室に高低差
を配設することができるから、床擦れ防止も図られ、そ
の上、脱臭要素を構成する断熱材に、トルマリン鉱石や
マグネットなどを付加した脱臭要素、或は前記断熱材や
市販の脱臭シートなどを単体で収納したものでは、脱臭
による快適さに加えて、トルマリン鉱石のマイナスイオ
ン効果や、マグネットの磁気効果によって、寝ながらに
して血行を改善するなどで、健康増進はもとより健康的
な療養環境の改善が図られ、また、ポケットのあるもの
では、介護用品や身辺雑貨などを身の回りに用意でき、
要介護人にとっては極めて有益である。また、本発明の
脱臭要素によれば、単に臭気の脱臭のみならず、保温も
図られるものであるから、体力の低下した病人や要介護
人にとっても極めて有益である上、多数配列すれば、積
雪寒冷地での冬期間の寝具用マットとしても実益があ
る。
ば、簡単に開口される各個の収納室を有するから、脱臭
要素を収納すれば、敷布団や掛布団と共働し、或は周囲
に折りたたんで置かれるなどで、体臭などの臭気を寝具
類から脱臭して、使用する本人はもとより、介護人にと
っても快適なものとなり、さらには、各収納室に高低差
を配設することができるから、床擦れ防止も図られ、そ
の上、脱臭要素を構成する断熱材に、トルマリン鉱石や
マグネットなどを付加した脱臭要素、或は前記断熱材や
市販の脱臭シートなどを単体で収納したものでは、脱臭
による快適さに加えて、トルマリン鉱石のマイナスイオ
ン効果や、マグネットの磁気効果によって、寝ながらに
して血行を改善するなどで、健康増進はもとより健康的
な療養環境の改善が図られ、また、ポケットのあるもの
では、介護用品や身辺雑貨などを身の回りに用意でき、
要介護人にとっては極めて有益である。また、本発明の
脱臭要素によれば、単に臭気の脱臭のみならず、保温も
図られるものであるから、体力の低下した病人や要介護
人にとっても極めて有益である上、多数配列すれば、積
雪寒冷地での冬期間の寝具用マットとしても実益があ
る。
【図1】本発明に係わるシーツaの斜視図。
【図2】同上シーツaの後部をまくり返した状態の部分
説明図。
説明図。
【図3】本発明に係わるシーツbの一部を破断した斜視
図。
図。
【図4】本発明に係わるシーツcの斜視図。
【図5】本発明に係わるシーツdの一部を破断した斜視
図。
図。
【図6】本発明に係わるシーツeの一部を破断した斜視
図。
図。
【図7】本発明に係わるシーツfの斜視図。
【図8】本発明に係わる脱臭要素Aの一部を破断した斜
視図。
視図。
【図9】本発明に係わるシーツgの一部を破断した斜視
図。
図。
【図10】シーツeの収納室4の使用形態を示す部分拡
大縦断面図。
大縦断面図。
1 チャック 2 開口部 3 収納体 4 収納室 5 仕切り線 6 雌面状ファスナー 7 雄面状ファスナー 8 帯体 9 重ね材 10 開口端 11 仕切り棚 12 ポケット 13 空気室 14 断熱材 15 脱臭シート 16 収納袋 a乃至g シーツ A 脱臭要素
Claims (10)
- 【請求項1】 吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の袋状帯体にして、一側縁に開閉自在な開口部を有する
収納体において、 前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向に沿
って複数個横設して成るシーツ。 - 【請求項2】 吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の袋状帯体にして、一面の中央に開口部を有する収納体
において、 前記開口部に開口端を開口した収納室を、長手方向に沿
って左右にそれぞれ複数個横設して成るシーツ。 - 【請求項3】 吸湿性と通気性を有する所要幅、所要長
の帯体において、 該帯体の少なくとも一面に、所要幅の吸湿性と通気性を
有する重ね材を接合し、前記帯体と重ね材間に、少なく
とも一端に開口端を開口した収納室を、複数個配設して
成るシーツ。 - 【請求項4】 前記請求項1記載のシーツにおいて、 収納体の前後の短手方向端縁に、開閉自在な開口部を配
設し、該開口部に開口端を開口した収納室を、前記収納
体の前後に設けて成るシーツ。 - 【請求項5】 前記収納室が、その収納空間で上下に配
設する仕切り棚によって複数段仕切られて成る請求項
1、2、3、又は4記載のシーツ。 - 【請求項6】 前記請求項1又は4記載のシーツにおい
て、 上面各隅部にポケットを配設して成るシーツ。 - 【請求項7】 前記収納室に脱臭要素を収納して成る請
求項1、2、3、4、5又は6記載のシーツ。 - 【請求項8】 断熱材と、該断熱材の上面に重畳する脱
臭シートと、両者を包蔵する吸湿性と通気性を有する収
納袋とから成る脱臭要素。 - 【請求項9】 断熱材が、トルマリン鉱石の粉末を混入
したシートから成る請求項8記載の脱臭要素。 - 【請求項10】 断熱材が、トルマリン鉱石の粉末を混
入したシートに、粒状のマグネットを多数配設して成る
請求項8記載の脱臭要素。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114630A JP2002262974A (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | シーツと脱臭要素 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114630A JP2002262974A (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | シーツと脱臭要素 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002262974A true JP2002262974A (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18965668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001114630A Pending JP2002262974A (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | シーツと脱臭要素 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002262974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016107604A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 有限会社ギムティー | 保温シート及びそれを用いた保温布団 |
-
2001
- 2001-03-07 JP JP2001114630A patent/JP2002262974A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016107604A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 有限会社ギムティー | 保温シート及びそれを用いた保温布団 |
JP2019018053A (ja) * | 2014-12-04 | 2019-02-07 | 有限会社ギムティー | 保温布団 |
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