JP2002262969A - ベビーホルダー兼用ウエストバッグ - Google Patents

ベビーホルダー兼用ウエストバッグ

Info

Publication number
JP2002262969A
JP2002262969A JP2002021855A JP2002021855A JP2002262969A JP 2002262969 A JP2002262969 A JP 2002262969A JP 2002021855 A JP2002021855 A JP 2002021855A JP 2002021855 A JP2002021855 A JP 2002021855A JP 2002262969 A JP2002262969 A JP 2002262969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
bag
opening
waist
front cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002021855A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniko Nakayama
邦子 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lucky Industry Co Ltd
Original Assignee
Lucky Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucky Industry Co Ltd filed Critical Lucky Industry Co Ltd
Priority to JP2002021855A priority Critical patent/JP2002262969A/ja
Publication of JP2002262969A publication Critical patent/JP2002262969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊りバンドの出し入れ操作をスムーズに行え
る上、十分大きな小物収納スペースを確保でき、更に良
好な美観を具備しつつ、バッグの大型化を防止する。 【解決手段】 バッグ本体10の前カバー14に、吊り
バンド出し入れ用として、アーチ状にファスナー付き開
閉口15が設けられるベビーホルダー兼用ウエストバッ
グにおいて、バッグ本体10の前カバー外表面に外付け
ポケット17が設けられるとともに、前カバー14の外
付けポケット17に対応する位置に連通口81が設けら
れ、布製の柔軟な袋部材80がバッグ本体10の内部に
配置された状態で、その袋部材80の開口部周縁が、前
カバー14の連通口周縁に縫着されてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腰部装着タイプ
の小物入れとしてはもちろん、幼児を抱っこする際の補
助具としても使用できるベビーホルダー兼用ウエストバ
ッグに関する。
【0002】
【従来の技術】ベビーホルダー兼用ウエストバッグは、
多機能で実用性に富む上、ファッション的にも優れてい
るため、近年、子持ちの若い女性を中心にして多く使用
されている。
【0003】この種のバッグの一般的なものは、図7に
示すように、前カバー(1a)にファスナー付き開閉口
(1b)を有するバッグ本体(1)を具備し、そのバッ
グ本体(1)の両端にウエストベルト(2)が接続され
ている。更にバッグ本体(1)の内部に収容された芯部
材(3)には、ループ状の吊りバンド(4)の端部が接
続固定されており、その吊りバンド(4)が、上記ファ
スナー付き開閉口(1b)を介して、バッグ本体(1)
内に対し出し入れできるよう構成されている。またバッ
グ本体(1)の前カバー(1a)前面側には、小物等を
収容するための外付けのポケット(5)が設けられてい
る。
【0004】そしてこのバッグを用いて幼児(B)を抱
っこする場合には、親等のバッグ使用者(M)は、ウエ
ストベルト(2)を腰回りに巻回して連結することによ
り、バッグ本体(1)を腰部に装着し、その状態で、吊
りバンド(4)をファスナー付き開閉口(1b)から外
部に引き出して、そのバンド(4)を首や肩に掛け、バ
ッグ本体(1)上に、幼児(B)を対面状に座らせて抱
きかかえるものである。
【0005】一方、このバッグを単に小物入れとして使
用する場合には吊りバンド(4)を、バッグ本体(1)
内に収納した状態で腰回りに装着すれば良い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ウエストバッグは、バッグ本体(1)の内部に、小物等
を収納するための十分なスペースが存在するものの、そ
こに小物等を収納しておくと、吊りバンド(4)を出し
入れする際に、小物がこぼれ落ちてしまったり、逆に小
物が邪魔になって吊りバンド(4)の出し入れ操作をス
ムーズに行えない場合がある。このため、一般に小物等
は、バッグ本体(1)の内部に収納せず、バッグ本体
(1)の前面に設けられた外付けポケット(5)に収納
するようにしているが、外付けポケット(5)は、収納
容積が小さいので、多くの小物、あるいは大きい小物を
収納できないという問題があった。なおバッグ本体
(1)に、大きいサイズの外付けポケットを取り付ける
と、十分な大きさの小物収納スペースを確保することが
できるが、バッグの大型化を来すとともに、バッグ本体
(1)と外付けポケット(5)との間の大きさバランス
が乱れて、美観も損なわれるという別の問題が発生す
る。
【0007】一方、実開平7−39557号公報には、
バッグ本体の内部を上下に仕切って、吊りバンド収納用
の上室と、小物収納用の下室とに区分し、バッグ本体の
前面に、上室及び下室に通じる上室側及び下室側ファス
ナー付き開閉口が設けられたベビーホルダー兼用ウエス
トバッグが開示されている。
【0008】しかしながら、このウエストバッグは、上
室側ファスナー付き開閉口が、バッグ本体の前壁及び両
側壁の上縁に沿って水平面内に設けられるため、開閉口
を開いた場合に、開口面積を大きく確保することができ
ず、吊りバンドの出し入れ操作をスムーズに行うことが
できないという問題があった。
【0009】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、吊りバンドの出し入れ操作をスムーズに行える上、
十分大きな小物収納スペースを確保でき、更に良好な美
観を具備しつつ、バッグの大型化を防止できるベビーホ
ルダー兼用ウエストバッグを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、バッグ本体の前壁から両側壁にかけての
領域を構成する前カバーに、その中央上部から両側下部
にかけてアーチ状にファスナー付き開閉口が設けられ、
そのファスナー付き開閉口を介してバッグ本体に対し出
し入れ自在な吊りバンドが、前記バッグ本体の内部に接
続されるとともに、ウエストベルトが前記バッグ本体の
両側に接続されたベビーホルダー兼用ウエストバッグに
おいて、前記前カバーの外表面に外付けポケットが設け
られるとともに、前記前カバーの外付けポケットに対応
する位置に、前記バッグ本体の内部と前記外付けポケッ
トの内部とを連通する連通口が設けられ、かつこの連通
口は前記外付けポケット取付領域のうち、その外周縫着
部を除いた領域に対応する大きさに形成され、柔軟性を
有する袋部材が前記バッグ本体の内部に配置された状態
で、その袋部材の開口部周縁が、前記前カバーの連通口
周縁に取着されてなるものを要旨とするものである。
【0011】本発明のベビーホルダー兼用ウエストバッ
グは、バッグ本体の前カバーにおける外付けポケットに
対応する位置に連通口を設ける一方、バッグ本体内に配
置した袋部材の開口部周縁を上記連通口周縁に取着する
ものであるため、バッグ本体内に、袋部材によって囲ま
れ、かつ外付けポケットの開閉口を出し入れ口とする十
分な大きさの小物収納スペースを形成することができ
る。
【0012】またバッグ本体のファスナー付き開閉口を
アーチ状に形成しているため、そのファスナーを開いた
際に、バッグ本体の前面側から下面側にかけての広い領
域が下方に回転して、開閉口を大きく開くことができる
ので、バッグ本体に対する吊りバンドの出し入れ操作を
スムーズに行える。しかも、バッグ本体における袋部材
内部に、小物等を収納するものであるため、バッグ本体
に吊りバンドを出し入れする際に、バンドが小物にから
まるようなことがなく、バンド出し入れ操作を、より一
層スムーズに行える。
【0013】また小物収納用の袋部材をバッグ本体の内
部に配置することにより、バッグ本体内の余剰スペース
を小物収納用スペースとして利用するものであるから、
外付けポケットのサイズを大きくしなくとも、十分な大
きさの小物収納スペースを確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1ないし図5はこの発明の実施
形態であるベビーホルダー兼用ウエストバッグを示す図
である。これらの図に示すように、このバッグは、両端
にウエストベルト(20)が接続されたバッグ本体(1
0)と、バッグ本体(10)内に収納配置された芯部材
(40)と、バッグ本体(10)の内部に接続された吊
りバンド(60)とを具備している。
【0015】バッグ本体(10)は、横長方形の背カバ
ー(11)と、その上下両端に連結された上カバー(1
2)及び下カバー(13)と、前壁及び両側壁を構成す
る前カバー(14)とからなり、全体として前面側が前
方に膨出した水平断面略D字状のものに形成されてい
る。
【0016】前記上カバー(12)は、クッション性を
向上させるために上下一対のシート部材(12a)(1
2a)の間にウレタン等からなる圧縮変形自在なクッシ
ョン材(12b)を介在させたものが採用されている。
【0017】また前カバー(14)にはファスナー付き
の開閉口(15)が設けられている。この開閉口(1
5)は、前カバー(14)の上端中央部よりやや下方位
置から両側面の下部後端にかけて、アーチ状に形成され
ている。そして図2の想像線に示すように、ファスナー
を開くと、バッグ本体(10)の前面ほぼ全域を、下カ
バー(13)と共に、その下カバー(13)の後端を中
心に下方に回転させることができ、上記開閉口(15)
を大きく開放することが可能となっている。これにより
バッグ本体(10)に対し、後に詳述する吊りバンド
(60)の出し入れ操作をスムーズに行えるよう構成さ
れている。
【0018】更に開閉口(15)をバッグ本体(10)
前面の上端中央部よりやや下方位置に形成することによ
って、上カバー(12)の前側周縁部に沿ってスカート
部(16)が形成されている。
【0019】バッグ本体(10)の前カバー(14)の
前面側には、上面から両側面にかけてファスナー付き開
閉口(17a)を有する小物入れ用の外付けポケット
(17)が、その外周縁部が前カバー(14)に縫着さ
れることによって取り付けられている。なお外付けポケ
ット(17)は、バッグ本体(10)の開閉口(15)
より下の領域部分において、前面カバー(17)のほぼ
全域を覆うような大きいものに形成しても良い。この場
合、ポケット(17)の開閉口(17a)は、バッグ本
体(10)の開閉口(15)に対しほぼ平行するような
形状に形成されることになる。
【0020】図2に示すように、バッグ本体(10)の
前カバー(14)には、外付けポケット(17)に対応
する部分が切除されて、バッグ本体(10)の内部と外
付けポケット(17)の内部とを連通する連通口(8
1)が形成されている。この連通口(81)は、可及的
に大きく形成されており、具体的には外付けポケット取
付領域のうち、外周縫着部を除いた領域に対応する大き
さに形成されている。
【0021】更にバッグ本体(10)の内部には、柔軟
性を有する布製の袋部材(80)が設けられている。こ
の袋部材(80)はその開口部周縁が前カバー(14)
の内面側における連通口(81)周縁に縫着されてバッ
グ本体(10)に取り付けられている。
【0022】そして、外付けポケット(17)のファス
ナー付き開閉口(17a)を開くと、その開放口を介し
て、外付けポケット(17)の内部、ひいては袋部材
(80)の内部に、小物等を収納できるよう構成されて
いる。
【0023】なお、袋部材(80)はその内容積がバッ
グ本体(10)の内容積(芯部材40を収納した状態で
の残りの容積)の20〜80%、好ましくは30%以
上、70%以下の割合のものを使用するのが良い。すな
わちこの内容積が大き過ぎる場合、バッグ本体(10)
内に吊りバンド(60)を収納するための十分なスペー
スを確保できない恐れがあり、逆に袋部材(80)の内
容積が小さ過ぎる場合、小物を十分に収納できない恐れ
がある。
【0024】図1に示すように、ウエストベルト(2
0)は、長さ調整自在に構成されており、ベルト連結及
び分離を図るための連結具(30)を有している。
【0025】図6に示すように、芯部材(40)は、例
えばインジェクション成形等により容易に製造すること
ができる発泡ポリスチレン等の硬質合成樹脂等からな
り、座板部(41)と、その座板部一端から下方に伸び
るように設けられた腰当て部(42)とを一体的に有す
る断面略倒L字状のものにより構成されている。
【0026】座板部(41)は、その上面がバッグ本体
(10)の上カバー(12)に対応する大きさ及び形状
に形成される一方、腰当て部(42)は、その背面がバ
ッグ本体(10)の背カバー(11)に対応する大きさ
及び形状に形成されている。
【0027】また芯部材(40)の腰当て部(42)に
おける上部中央には、吊りバンド挿通孔(45)が形成
されるとともに、下部両側には、固定用ベルト挿通孔
(46)(46)が形成されている。
【0028】 この構成の芯部材(40)が、座板部
(41)をバッグ本体(10)の上カバー(12)に臨
ませてスカート部(16)内に嵌め込むとともに、腰当
て部(42)を背カバー(11)に臨ませた状態で、バ
ッグ本体(10)内に収納されている。
【0029】更にこの収納状態において、バッグ本体
(10)の背カバー(11)に縫着された固定ベルト
(50)の両側部が芯部材(40)の固定ベルト挿通孔
(46)(46)に挿通され、そのベルト(50)の両
端部が対応面に設けられた面ファスナー(51)により
着脱自在に固定されることによって、芯部材(40)が
バッグ本体(10)に固定されている。なおこの固定ベ
ルト(50)は、少なくとも1つあれば足りるが、もと
より2つ以上設けるようにしても良い。
【0030】図2ないし図4に示すように、バッグ本体
(10)の内部には、芯部材(40)の前面側全域を覆
うようにして内部カバー(70)が配置される。この内
部カバー(70)は、上端縁がバッグ本体(10)の上
カバー(12)の前縁部に沿って縫着されるとともに、
下端縁に沿ってゴム(71)が縫着固定されており、そ
のゴム(71)を芯部材(40)の腰当て部(42)の
背面側下縁に沿って引っ掛けることによってバッグ本体
(10)内に取り付けられている。
【0031】またこの内部カバー(70)には、芯部材
(40)の吊りバンド挿通孔(45)に対応して、吊り
バンド挿通孔(75)が形成されている。
【0032】一方、吊りバンド(60)は、上部がルー
プ状に形成され、中間部がY字状に形成されている。更
に吊りバンド(60)の下部は、図5に示すように2枚
の帯状部材(60a)(60b)により構成されてお
り、そのうち一方側の帯状部材(60a)が内部カバー
(70)の吊りバンド挿通孔(75)に挿通されて、バ
ッグ本体(10)の上カバー(12)に縫着されるとと
もに、他方側の帯状部材(60b)が、内部カバー(7
0)の吊りバンド挿通孔(75)及び芯部材(40)の
吊りバンド挿通孔(45)に挿通されて、バッグ本体
(10)の背カバー(11)に縫着されている。
【0033】なお図1において、(63)は肩当て、
(64)は連結具、(65)は連結具カバー、(66)
は補助ベルト、(67)は当て布である。
【0034】以上の構成のベビーホルダー兼用ウエスト
バッグにおいて、単に小物入れとして使用する場合、吊
りバンド(60)を、バッグ本体(10)内に収納して
おき、その状態でバッグ本体(10)を腰部に沿わせる
ように配置して、ウエストベルト(20)を腰回りに巻
回して連結する。
【0035】この装着状態において、小物を収納するに
は、外付けポケット(17)のファスナー付き開閉口
(17a)を開いて、その開放口から、小物等をポケッ
ト(17)の内部、ひいては袋部材(80)の内部に収
納する。この場合、ポケット(17)内部及び袋部材
(80)内部からなる広いスペース内に、小物を収納す
ることができるので、多くの小物、あるいは大きいサイ
ズの小物を支障なく収納することができる。またこの小
物収納スペースは、バッグ本体(10)の内部におい
て、袋部材(80)に囲まれた空間によって形成される
ものであるため、そのスペース内に対し小物を出し入れ
する際に、小物がバッグ本体(10)内の吊りバンド
(60)にからまるようなことがなく、例えば吊りバン
ド(60)がばらけたり、外部にこぼれ落ちたりするよ
うな不具合を確実に防止でき、小物の出し入れ操作をス
ムーズに行える。
【0036】また本実施形態においては、バッグ本体
(10)内に、小物収納用の袋部材(80)を設けて、
バッグ本体(10)内の余剰スペースを、小物収納スペ
ースとして利用するものであるため、例えば外付けポケ
ットのサイズを大きくする必要がなく、ウエストバッグ
自体の大型化を防止できるとともに、良好な美観を維持
できる。
【0037】なお上記の装着状態のまま、幼児をバッグ
本体(10)上に座らせて、抱きかかえるように抱っこ
することも可能である。
【0038】一方、幼児を長時間抱っこする場合には、
バッグ本体(10)を上記のように腰回りに装着した状
態で、バッグ本体(10)のファスナー付き開閉口(1
5)のファスナーを開いて、その開放部からバッグ本体
(10)内に収納された吊りバンド(60)を引っ張り
出す。ここで、本実施形態においては、ファスナー付き
開閉口(15)を、前カバー(14)の上端中央部から
両側下部にかけてアーチ状に形成しているため、ファス
ナーを開いた際に、バッグ本体(10)の前面ほぼ全域
が下カバー(13)と共に下方に回転して、開閉口(1
5)が大きく開放される。このため吊りバンド(60)
の引き出し操作を容易に行うことができる。また既述し
たように、小物は袋部材(80)の内部に収納されてい
るため、吊りバンド(60)を引き出す際に、バンド
(60)が小物にからまるようなことがなく、例えばバ
ンド引き出しと同時に、小物がこぼれ落ちてしまった
り、逆に小物が邪魔になって吊りバンド(60)を引き
出せなかったりするような不具合を確実に防止でき、バ
ンド引き出し操作をスムーズに行うことができる。
【0039】こうして引き出した吊りバンド(60)
を、親等のバッグ使用者の首や肩に掛け、更にその吊り
バンド(60)を幼児の外側に掛け渡すようにして、幼
児をバッグ本体(10)上に座らせて抱きかかえる。こ
れにより親等への負担を軽減しつつ、幼児を長時間抱っ
こすることができる。
【0040】なお吊りバンド(60)をバッグ本体(1
0)内に収納する場合においても、既述したように、開
閉口(15)を大きくできるとともに、バンド(60)
が袋部材(80)内の小物にからまることがないので、
バンド収納操作をスムーズに行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のベビーホルダー
兼用ウエストバッグによれば、バッグ本体の前カバーに
おける外付けポケットに対応する位置に連通口を設ける
一方、バッグ本体内に配置した袋部材の開口部周縁を上
記連通口周縁に取着するものであるため、バッグ本体内
に、袋部材によって囲まれた十分な大きさの小物収納ス
ペースを形成することができ、そのスペース内に、外付
けポケットの開閉口を介して、多くの小物、あるいは大
きいサイズの小物等を収納することができる。またバッ
グ本体のファスナー付き開閉口をアーチ状に形成してい
るため、ファスナーを開いた際に、その開閉口を大きく
開くことができ、バッグ本体に対する吊りバンドの出し
入れ操作をスムーズに行える。しかも、バッグ本体内に
おける袋部材内部に、小物を収納するものであるため、
バッグ本体に吊りバンドを出し入れする際に、バンドが
小物にからまるようなことがなく、バンド出し入れ操作
を、より一層スムーズに行える。また小物収納用の袋部
材をバッグ本体の内部に配置することにより、バッグ本
体内の余剰スペースを小物収納用スペースとして利用す
るものであるから、外付けポケットのサイズを大きくし
なくとも、十分な小物収納スペースを確保することがで
きる。従ってバッグの大型化を防止できるとともに、良
好な美観を維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるベビーホルダー兼用
ウエストバッグを示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】実施形態のウエストバッグを開口させた状態で
示す斜視図である。
【図4】実施形態のウエストバッグを開口させて内部カ
バーをめくり上げた状態で示す斜視図である。
【図5】実施形態のウエストバッグを開口させて芯部材
を取り外した状態で示す斜視図である。
【図6】実施形態のウエストバッグ内に収納された芯部
材を示す斜視図である。
【図7】従来のベビーホルダー兼用ウエストバッグを幼
児抱っこ状態で示す断面図である。
【符号の説明】
10…バッグ本体 14…前カバー 15…ファスナー付き開閉口 17…外付けポケット 20…ウエストベルト 60…吊りバンド 80…袋部材 81…連通口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体の前壁から両側壁にかけての
    領域を構成する前カバーに、その中央上部から両側下部
    にかけてアーチ状にファスナー付き開閉口が設けられ、
    そのファスナー付き開閉口を介してバッグ本体に対し出
    し入れ自在な吊りバンドが、前記バッグ本体の内部に接
    続されるとともに、ウエストベルトが前記バッグ本体の
    両側に接続されたベビーホルダー兼用ウエストバッグに
    おいて、 前記前カバーの外表面に外付けポケットが設けられると
    ともに、 前記前カバーの外付けポケットに対応する位置に、前記
    バッグ本体の内部と前記外付けポケットの内部とを連通
    する連通口が設けられ、かつこの連通口は前記外付けポ
    ケット取付領域のうち、その外周縫着部を除いた領域に
    対応する大きさに形成され、 柔軟性を有する袋部材が前記バッグ本体の内部に配置さ
    れた状態で、その袋部材の開口部周縁が、前記前カバー
    の連通口周縁に取着されてなることを特徴とするベビー
    ホルダー兼用ウエストバッグ。
JP2002021855A 2002-01-30 2002-01-30 ベビーホルダー兼用ウエストバッグ Pending JP2002262969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002021855A JP2002262969A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 ベビーホルダー兼用ウエストバッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002021855A JP2002262969A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 ベビーホルダー兼用ウエストバッグ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9001266A Division JPH10192102A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 ベビーホルダー兼用ウエストバッグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002262969A true JP2002262969A (ja) 2002-09-17

Family

ID=19192206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002021855A Pending JP2002262969A (ja) 2002-01-30 2002-01-30 ベビーホルダー兼用ウエストバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002262969A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019502840A (ja) * 2015-12-30 2019-01-31 アン,ソン グンAHN, Seung Geun 膝サポーター兼用かばん
JP2021000264A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社大東通商 乳幼児保持具
JP2021013406A (ja) * 2019-07-03 2021-02-12 株式会社アップデイト ヒップシート及びベビーキャリア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019502840A (ja) * 2015-12-30 2019-01-31 アン,ソン グンAHN, Seung Geun 膝サポーター兼用かばん
JP2021000264A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社大東通商 乳幼児保持具
JP2021013406A (ja) * 2019-07-03 2021-02-12 株式会社アップデイト ヒップシート及びベビーキャリア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2471474C (en) Bag system
JP3970637B2 (ja) マザーズバック
US5337934A (en) Flipover carrying device
US20070151895A1 (en) Baby supply tote
JP2002262969A (ja) ベビーホルダー兼用ウエストバッグ
JPH10192102A (ja) ベビーホルダー兼用ウエストバッグ
JP4530816B2 (ja) 背負い式かばん
KR200370552Y1 (ko) 아기 포대기
JPH09234140A (ja) ベビーホルダー兼用ウエストバッグ
JP3236683U (ja) ランドセル型かばん
JP3229615U (ja) 買物用のバッグ
JPH0956439A (ja) 携帯電話機用ケース
JPH08154721A (ja) バッグ
US10779591B2 (en) Burp cloth bottle holder
KR200324172Y1 (ko) 배낭
JPH08173227A (ja) バッグ
JPH09206180A (ja) ベビーホルダー兼用ウエストバッグ
JP3102498U (ja) バッグ用携帯電話ケース
JP3082281U (ja) 車椅子、自転車、ベビーカーのハンドル等に取付ける物品の収納・保持・携帯ケース
JP2556252Y2 (ja) バッグ
JP3102497U (ja) バッグ用携帯電話ケース
JP3059813U (ja) バッグ
JP3067983B2 (ja) リュックサック
JP3202016U (ja) リュックサックに模様替えできるウエストポーチ
JP2000262360A (ja) ベビーホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628