JPH08173227A - バッグ - Google Patents

バッグ

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Publication number
JPH08173227A
JPH08173227A JP33612694A JP33612694A JPH08173227A JP H08173227 A JPH08173227 A JP H08173227A JP 33612694 A JP33612694 A JP 33612694A JP 33612694 A JP33612694 A JP 33612694A JP H08173227 A JPH08173227 A JP H08173227A
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JP
Japan
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bag
pocket
bag body
belt
diaper
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Pending
Application number
JP33612694A
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English (en)
Inventor
Shinobu Futamura
忍 二村
Asako Oooka
麻子 大岡
Yoshiko Fujinuki
佳子 藤貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONBI KK
Combi Corp
Original Assignee
KONBI KK
Combi Corp
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Publication date
Application filed by KONBI KK, Combi Corp filed Critical KONBI KK
Priority to JP33612694A priority Critical patent/JPH08173227A/ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】リュックサックタイプのバッグで背負ったとき
に疲れにくく、且つ、使用頻度の高い財布等の小物が背
負ったままでも出し入れされるようにし、授乳及びおむ
つ交換の時には自立しているので、その作業が片手でも
行える育児用品携帯バッグを提供する。 【構成】湾曲する芯材が介入されたベルトを有するリュ
ックサックタイプのバッグであって、バッグ本体の前面
外表面に開口部の開閉を片手で操作できる係止部材が付
設されたおむつ交換用品入れポケットを設け、その内部
には、袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットテ
ィッシュが固定保持されて片手でもウェットティッシュ
或はポケットティッシュを一枚づつ引き出せる袋入りウ
ェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュ用ポケ
ットを設けた育児用品携帯バッグである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リュックサックタイプ
のバッグに関し、背負うためのベルトと、バッグ本体の
収納部、ポケット等とに工夫を凝らし、リュックサック
タイプのバッグの背負い易さ、収納の出し入れ、取り扱
いを容易且つ、便利にするものに関する。
【0002】特に、この発明は乳幼児を持つ母親が、乳
幼児を連れての外出する場合に肩から外れて背負いにく
くて疲れやすくならないようなベルト形状とし、外出先
での授乳及びおむつ交換を容易且つ、便利にするものに
関する。
【0003】
【従来の技術】従来のリュックサックタイプのバッグに
おいては、バッグ本体の上部を開口し、その開口よりバ
ッグ本体内部に収納部を収納できるようにするものが一
般的であった。
【0004】また、従来の育児用品携帯バッグは、育児
用品を整然と収納し、且つ、取り出し易くするためにバ
ッグ本体底面壁を除く周壁に設けられたファスナーによ
ってバッグ本体が開閉可能に構成され、そのバッグ本体
の前面、後面となる両側壁が互いをほぼ同一平面になる
まで開け拡げられるようにし、その開け拡げた一方の内
側壁には飲食物に関係する器具等を収納する収納部が設
けられ、他方の内側壁には取替え用おむつ及び使用済み
おむつ等を収納する収納部が設けられていた。(例えば
実開昭57−99424号公報参照) この従来の育児用品携帯バッグは、図14(a)、図1
4(b)に基づいて説明すると、バッグ本体101が底
面壁105を除く周壁106に設けられたファスナー1
07によって開閉可能とし、開かれたときには、両側壁
が互いをほぼ同一平面になるまで開け拡げられることに
なる。
【0005】そして、バッグ本体101内の一方の内側
壁面108には、乳幼児の飲食物及び哺乳瓶等を収納す
る収納部102が設けられ、他方の内側壁面109に
は、取替え用おむつ及び使用済みおむつ等を収納する収
納部103が設けられ、更に、これらの収納部を区画す
るように底面壁105内面に隔離部材104が取付けら
れ、この隔離部材104は着脱可能な折り畳み式マット
と固定した扁平袋部材とからなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の育児用品携帯バ
ッグにあっては、第1に、バッグ本体の一方の内側壁面
には、飲食物に関係する器具等を収納する収納部が設け
られ、他方の内側壁面には、取替え用おむつ及び使用済
みおむつ等を収納する収納部が設けられており、おむつ
の取り換え、又はミルクの授乳のためにバッグ本体の開
閉、及び収納部のホック等の係止具の開閉操作に両手を
使用することが多く、不便であり、作業性が悪かった。
【0007】また、第2に、乳幼児のおむつ交換など
で、バッグ本体を開けたときには、両側壁が互いにほぼ
同一平面になるまで開け拡げなければ収納物が取り出せ
ないので、そのように開け拡げたバッグを置くには占有
スペースが広く取られなければならなかった。これは、
外出先でのおむつ交換及び授乳等をしようとするとき
に、ベンチ、椅子、テーブル、ベビー用寝台等を使用す
るとしても、いずれも、狭い場所でのバッグを開けるス
ペースの獲得が困難であった。
【0008】このように、従来の育児用品携帯バッグに
あっては、片腕で乳幼児を抱えながらの片手による哺乳
瓶または取替え用おむつ等の取り出し作業に困難さがあ
ったが、それと同様に、これらの作業の後処理又は前処
理のために使用するウェットティッシュ或はポケットテ
ィッシュの一枚づつを片手によってティッシュケースか
ら取り出すことにも困難性があった。
【0009】本発明は、乳幼児を連れての外出に、外出
先で使用するミルク等の飲食物、哺乳瓶、取替え用おむ
つ、及びこれらの汚れもの或は使用済み品を収納できる
ようにされた育児用品携帯バッグを提供することにあっ
て、乳母車を押すなど、他のことに両手を使えるように
リュックサックタイプのバッグにし、乳幼児の授乳及び
おむつ交換で背中より降ろし置かれて、そのための作業
中でもバッグ本体が自立されている。
【0010】また、その作業性向上の為にバッグ本体の
内部のみならずその外側にも収納部を付設し、そのバッ
グ本体の外側収納部には、取替え用おむつ又は使用済み
おむつを収納しているので狭いスペースでの作業が容易
にされる。
【0011】しかも、バッグ本体の外側に付設した収納
部の開閉における閉じを係止保持するホック等の係止部
材が片手で容易に掛け外し操作できるようにされて作業
性の向上を図れる。
【0012】その上、バッグ本体の外側の収納部には袋
入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュ
入れを設け、袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケ
ットティッシュの安定保持と共に、そのウェットティッ
シュ或はポケットティッシュの取り出しに際して一度に
何枚もが取り出されないようにして、作業性の向上を図
ることができるというバッグを提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、バッグ本体が、背中に背
負ったとき、フィットして柔らかな接触をするので、背
負う者が疲れくく、財布などの出し入れ頻度の高いファ
スナー付小物入れポケットをバッグ本体の背面横端部に
設け、背負ったままでも小物の取り出し入れの出来るよ
うなバッグが提供されることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のバッグは次のように構成する。
【0015】1)バッグ本体と、それに一体化したベル
トとで構成し、ベルトには、芯材を介入させると共に、
該芯材を介入したベルトがバッグ本体の背面上端部に縫
着した肩部からバッグ本体の背面両側下部の左右各々に
設けられた一対の吊りリングに該ベルトを係合する端部
に至るまで末広がり状に湾曲させられて、背負ったとき
にバッグ本体を背中及び肩にフィットさせる形状にさせ
られているバッグである。
【0016】2)バッグ本体には、その内部にミルク等
の飲食物及び哺乳瓶等が収納されるメイン収納部と、そ
の正面の外表面に付設した取替え用おむつ、使用済みお
むつ等の収納されるサブ収納部であるおむつ交換用品入
れポケットとでなるバッグである。
【0017】3)おむつ交換用品入れポケットは、深く
折り畳み込まれる両側面を有し、折り畳みを開くことに
より開口部を大きく開口できるようにし、開口部にはそ
れを閉じるための単一又は複数のホック等の係止部材が
おむつ交換用品入れポケットの前面壁内側の上縁と、バ
ッグ本体の正面壁の対応位置に付設された横向き係止ベ
ルトとに設けられ、係止部材の掛け外しを片手で圧着又
は引き外しできるように係止ベルトの係止部材の付設部
分の背面に指の挿入可能な部分が形成されているバッグ
である。
【0018】4)おむつ交換用品入れポケットの内部に
は、袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティ
ッシュを入れるサブポケットを設け、その袋入りウェッ
トティッシュ或は袋入りポケットティッシュ用ポケット
の前面の仕切壁に小窓又は切れ目を設け、その小窓又は
切れ目を通してウェットティッシュ或はポケットティッ
シュが一枚づつ取り出せるようにしたバッグある。
【0019】5)袋入りウェットティッシュ或は袋入り
ポケットティッシュ用のポケットには、その内側の重な
り合う前後の仕切壁の少なくとも一方の面に、マジック
テープ又は粘着シート等を付設し、これによって袋入り
ウェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュを固
定保持するバッグである。
【0020】6)バッグ本体の底面を含めた背面の形状
を背当たりを良くするために湾曲に凹ませた形状とし、
且つ、バッグ本体の裏生地のすべてははっ水加工若しく
は防水加工を施したバッグである。
【0021】
【作用】上記のように構成されたバッグは、バッグ本体
に一体化したベルトには芯材を介入させ、芯材がベルト
をバッグ本体の背面上端部に縫着した肩部からバッグ本
体の背面両側下部の左右各々に設けられた一対の吊りリ
ングに係合するベルト端部へ末広がり状に湾曲させられ
ているので、そのようなバッグを背負った場合、バッグ
本体が背中及び肩にフィットし、疲れにくくする。
【0022】上記のように構成された育児用品携帯バッ
グは、おむつ交換用品入れポケットをバッグ本体の正面
外側面に設けたバッグであるが、それを置いても自立状
態にあるので、授乳に当たっての作業であっても、おむ
つ交換でのおむつ交換用品入れポケットの出し入れに当
たっての作業であっても、バッグが自立状態であるの
で、そのバッグの占めるスペースを少なくすることがで
きてもすみ、容易な作業がされることになる。
【0023】そして、そのおむつ交換用品入れポケット
における開口部は、前面壁内側の上縁に設けた係止部材
に対するバッグ本体の正面壁側の係止部材がその正面壁
に付設した横向き係止ベルトに設けられており、この係
止部材の付設部分の背面に指の挿入可能な部分が形成さ
れているので、係止部材の掛け外しにその部分への指を
挿入することによって圧着又は引き外しがされて、おむ
つ交換用品入れポケットの開口部の開閉は両手を用いな
くても片手で行える。
【0024】おむつ交換用品入れポケット内部に設けら
れた袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティ
ッシュ用のポケットは、手前側の仕切壁に小窓又は切れ
目が設けられ、内側で重なり合う手前側と裏側との仕切
壁面にマジックテープ又は粘着シート等が付設されてい
るので、ポケットの小窓又は切れ目に合わせて袋入りウ
ェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュが固定
保持され、且つ、その小窓又は切れ目から、ウェットテ
ィッシュ或はポケットティッシュを一枚づつ取り出せれ
る。なお、上記のように構成された育児用品携帯バッグ
は、バッグ背面横端部にファスナー付小物入れポケット
を設けているので、財布等の小物が収納されても、バッ
グを背負ったままで取り出しができ、また、収納もされ
る。
【0025】また、上記育児用品携帯バッグは、底面を
含めた背面が湾曲に凹ませた形状にされているので、そ
のバッグを背負ったときに背中にフィットし、体に掛か
るバッグの重さが分散されて疲れにくくなる。
【0026】さらにまた、上記育児用品携帯バッグは、
裏生地のすべてをはっ水加工若しくは防水加工を施して
あるので、濡れたり、汚れたりしても容易に拭き取れて
バッグ内を清潔に保たれている。
【0027】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。
【0028】図1から図6は、バッグ本体1と、それに
一体化したベルト2とで構成したリュックサックタイプ
の育児用品携帯バッグを示し、この育児用品携帯バッグ
は、図2及び図4で示す如く、ベルト2に芯材3を介入
させ、その芯材3がベルト2をバッグ本体1の背面上端
部11に縫着した肩部21からバッグ本体1の背面両側
下部12の左右各々に設けられた一対の吊りリング4に
ベルト2を係合する端部22へ末広がり状に湾曲させら
れており、背負ったときにバッグ本体1を背中及び肩に
フィットさせる形状にさせられている。なお、ベルト端
部22にはコキカン23を有して長さの調整が可能にさ
れている。
【0029】また、この育児用品携帯バッグは、図1か
ら図6で示す如く、バッグ本体1が、その内部にミルク
等の飲食物、及び哺乳瓶等を収納するメイン収納部5
と、その正面6外表面に付設した取替え用おむつ、使用
済みおむつ等の収納されるサブ収納部であるおむつ交換
用品入れポケット7とで構成されている。
【0030】メイン収納部5には、両側面8、8上部を
ひだ折りして正面6側上部と背面9側上部とが閉じるよ
うにされる開口部51をバッグ本体1の上部に形成し、
この開口部51をいっぱいに開くと底面10より広い開
口となる。
【0031】そして、バッグ本体1は、正面又は背面
が、前方又は後方から見ると、上方のやや幅の狭い台形
状にされており、また、側方から見ても前記開口部51
が閉じている場合には、上方がやや幅の狭い台形状をな
すことによってバッグ本体1の重心が下方に寄せられる
ことになり、重心を下方に寄せたので、おむつ交換時で
も自立状態にある。
【0032】なお、バッグ本体1は、図2、図4及び図
6で示す如く、背負ったときに背中にフィットするよう
底面10を含めた背面9が湾曲に凹めた形状をし、且
つ、その背面9には、柔らかい芯材を入れて縦方向の数
カ所に刺し縫い91がされてキルティングにしている。
したがって、背中にフィットすることによりバッグの重
みが分散されて疲れにくく、しかも、キルティング加工
で通気性をよくしている。
【0033】次に、バッグ本体1のミルク等の飲食物及
び哺乳瓶等を収納するメイン収納部5について、その上
部の開口部51には、図7及び図8に示す如く、それを
構成する正面6側と、背面9側には芯材を入れて堅めに
して前後に閉じ易くし、両側面8、8上部のひだが折り
畳み込まれての閉じた状態の開口部を開かないようにす
るため、背面9の上部の左右から横に突出する側面ベル
ト92が折り曲げられてその先端に付いているホック9
3、93を正面6側の左右に付設する相手側ホック留め
94への留める構造になっている。
【0034】メイン収納部5の内部は、図5及び図7で
示す如く、仕切壁52或は内部ポケット53が適宜設け
られて、収納物を入れ易くし、さらに、内面を構成する
裏生地、内部ポケット生地及び仕切壁生地はすべてをは
っ水加工若しくは防水加工にしている。
【0035】よって、メイン収納部内部が濡れたり、或
は汚れたりしても、生地に液体が吸収されないので、テ
ィッシュペーパーなどにより容易に拭き取れ、清潔を保
つことができる。
【0036】そこで、メイン収納部5の上部の開口部5
1は、先ず、両側面8、8のひだが折り畳まれ、側面ベ
ルト92によって開口部51の閉ざされた状態では、そ
の開口部が大きなフラップ95によって覆われることに
なる。
【0037】そして、そのフラップ95は、その内側中
央部と、バッグ本体1の上部とに、それぞれ付設された
フラップ止めベルト96、66がその先端に各々取り付
けられたマグネット97、67による磁吸着によって開
かないよう係止される。
【0038】この発明の特徴の1構成として、バッグ本
体1の正面6の外表面に付設された取替え用おむつ、使
用済みおむつ等を収納するサブ収納部であるおむつ交換
用品入れポケット7がある。
【0039】このおむつ交換用品入れポケット7は、図
1、図9及び図13に示す如く、その両側面79、79
が深く折り畳み込まれており、そのためその開口部71
を大きく開口することができるようになっている。
【0040】そして、このおむつ交換用品入れポケット
7の開口部71には、図9、図10(a)、図10
(b)で示す如く、その前面壁61内側上縁に設けられ
た係止部材の複数のホック72、72を有し、それに係
止する係止部材のホック73、73が横向き係止ベルト
74に複数配設され、この係止ベルト74がその配設さ
れたホック73、73の両側位置をそれの対応するバッ
グ本体1の正面6壁に縫いつけ75、75して接合させ
られている。
【0041】複数配設された2組のホック72、73を
留め外しするには、縫い付けられていないホック73の
背面に指を入れてそのホック73を前面壁のホック72
に圧着すれば開口部71を閉じることができ、同じくホ
ック73の背面に指を挿入して前面壁のホック72との
離脱を図れば容易に外れておむつ交換用品入れポケット
7の開口部71を開くことができ、これらの操作は片手
の指でできるので両手を使って開閉する必要がない。
【0042】なお、おむつ交換用品入れポケット7に開
口部71を閉じる係止手段は、前述のホック72、73
のみに限ることなく、同様な縫い方をした係止ベルト7
4に図10(b)に示す如く、マジックテープ76を取
り付け、前面壁61に相手方のマジックテープ76など
の係止部材を取り付けてもよいことは言うまでもない。
そして、これらのいずれもが片手で操作できる構造とす
る。
【0043】したがって、このようにしてなるおむつ交
換用品入れポケット7は、先ず、メイン収納部5の開口
部51を覆い、更に、おむつ交換用品入れポケット7の
開口部71をも覆うように延展されている大きなフラッ
プ95を持ち上げ、開口部71を閉じている2組のホッ
ク72、73、72、73を外すとおむつ交換用品入れ
ポケット7の前面壁61が前へ倒れて大きく開口するこ
とになる。
【0044】このおむつ交換用品入れポケット7の収納
容積は、メイン収納部5の収納容積と比べれば小さいも
のの、最近の市販の外出用紙おむつはコンパクトである
から、この程度の容積であれば数個入れることができ
る。
【0045】また、バッグ本体1は、底面10が大き
く、収納物を入れた場合、更に、重心が低くなって安定
する。それによって自立しているので、おむつ交換用品
入れポケット7がバッグ本体1より外側へ大きく開口す
ることになっても、倒れることなく、収納物の取り出し
が容易にされる。
【0046】更に、おむつ交換用品入れポケット7に
は、その内部に小物を入れ易くするためのサブポケット
77、78が図9に示す如く、前面壁61裏面と、バッ
グ本体の正面6壁に各々1個づつ付設されている。
【0047】おむつ交換用品入れポケット7内部のバッ
グ本体1の正面6壁に設けたサブポケット78には、袋
入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュ
80を入れてウェットティッシュ或はポケットティッシ
ュが一枚づつ引き出し得られるように袋入りウェットテ
ィッシュ或は袋入りポケットティッシュ用ポケット65
を形成しているものである。
【0048】このポケット65を構成する2つの仕切壁
62、63(裏側の仕切壁63は、バッグ本体1の正面
6壁である)は、図9、図11、図12及び図13の示
す如く、相互間に隙間が形成されないように接合させら
れている。そして、手前側の仕切壁62の中央部には袋
入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュ
80の大きさより小さく、且つ、指が入れられる大きさ
の横に長い小窓64が形成されている。なお、この小窓
64に代って、横に長い切れ目であってもよいことは言
うまでもない。
【0049】更に、このポケット65の内面には、仕切
壁62、63の相方に双方全体、又は図13に示す如
く、小窓64の上下左右の位置の向かい合って部分的に
係合し合うマジックテープ67、68、69、69が取
り付けられ仕切壁62、63相互間に隙間のあかないよ
うにして袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケット
ティッシュを保持している。このマジックテープの場合
には、相手の面となる布地等が荒い面のものであれば、
片面に取り付けるだけでも張りつけることができる。
【0050】また、マジックテープ67、68、69、
69に代えて吸盤構造の粘着シート(粘着シートは、表
面に微細孔の集まった層が形成されており、その微細孔
が吸盤作用を行うことにより張り付く)若しくは接着剤
付の粘着シート、或は同様に繰り返し簡単に張り合せた
り、はがしたりすることのできるものならば、これに限
定するものではない。なお、粘着シートの場合は、相手
が平滑面であれば張り付けることができる。
【0051】袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケ
ットティッシュ80をポケット65に装着するに当たっ
ては、その袋の切れ目或は小窓がポケットの小窓64に
位置合わせされて、図11及び図12で示す如く、その
周囲をマジックテープで貼着して固定する。
【0052】そこで、袋入りウェットティッシュ或は袋
入りポケットティッシュ80は、大きさが違っていて
も、ポケット65の中に固定保持されることになり、片
手でウェットティッシュ或はポケットティッシュを一枚
づつ取り出すことができることになる。
【0053】ところで、本発明の育児用品携帯バッグに
は、バッグ本体1の背面9横端部に開口部を形成したフ
ァスナー付小物入れポケット97が設けられ、バッグを
背負ったままでも財布などの小物を出し入れすることが
できるようになっている。
【0054】なお、背面9にある程度の剛性を持たせる
ことにより、底面10にも芯材を入れていることと相ま
って、バッグ本体12の自立に役立つことになる。
【0055】なお、図示におけるバッグ本体1の背面9
上部において、ベルト2間に設けられたものは把手24
であって、この把手24は、手にぶら下げて持ったり、
保管のために柱などにぶら下げ得るものである。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成することに
よって次のような効果を生じる。
【0057】1)リュックサックタイプのバッグにし、
しかも背負うためのベルトに芯材を介入させると共に、
この芯材を介入したベルトがバッグ本体の背面上端部に
縫着した肩部からバッグ本体の背面両側下部の左右各々
に設けられた一対の吊りリングに係合する端部に至るま
で該ベルトを末広がり状に湾曲させられているので、背
負ったときにバッグ本体を背中及び肩にフィットさせる
ことになり疲れにくくすることができる。
【0058】2)育児用品携帯バッグにおいては、おむ
つ交換用品入れポケットをバッグ本体の正面外側に設
け、そのポケットが自立するバッグ本体の外側に大きく
開口できるようにされているので、バッグを置いての収
納物の取り出しの際においてのバッグの占めるスペース
が小さくてすみ、ポケット開口部の開閉がバッグ本体内
に両手を入れずに片手で行える。
【0059】3)更に、ポケットに袋入りウェットティ
ッシュ或は袋入りポケットティッシュが固定保持されて
いるので、それから片手でウェットティッシュ或はポケ
ットティッシュを一枚づつ取り出すことができる。
【0060】4)おむつ交換の時、及びミルク授乳の時
においても、それらの収納部、ポケット等の開閉及びウ
ェットティッシュ或はポケットティッシュの引き出しが
片手で容易にできることになる。
【0061】5)バッグ本体背面の横端部にファスナー
付小物入れポケットを設けたので、バッグを背中に背負
ったままでも財布等の小物の出し入れを片手で容易にで
きる。
【0062】6)バッグの底面を含めた背面の形状を湾
曲に凹ませたので、体形にフィットして疲れにくくで
き、また、背中にもキルティング加工を施すことにより
バッグを背負っている時の通気性が良く、汗ばむ不快感
を解消できる。
【0063】7)裏生地のすべてをはっ水加工若しくは
防水加工としたので、濡れたり、汚れたりしても液体が
生地に吸収されないので、ポケットティッシュ等により
容易に拭き取ることができ、常にバッグ内を清潔に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したリュックサックタイプの育児
用品携帯バッグの前方視図。
【図2】その育児用品携帯バッグの後方視図。
【図3】その育児用品携帯バッグの側面図。
【図4】その育児用品携帯バッグにおけるベルトの形状
を示す背面図。
【図5】その育児用品携帯バッグにおけるメイン収納部
の開口状態を表す上面図。
【図6】その育児用品携帯バッグの底面図。
【図7】育児用品携帯バッグにおける開口部の開口状態
を表す斜視図。
【図8】育児用品携帯バッグにおける開口部を閉じた状
態の斜視図。
【図9】育児用品携帯バッグにおけるおむつ交換用品入
れポケットの開口状態を表す前方視図。
【図10】図10(a)は、図9における係合部材の状
態を示すためのX−X断面によるホックを用いた場合の
断面図。図10(b)は、図9における係合部材の状態
を示すためのX−X断面によるマジックテープを用いた
場合の断面図。
【図11】図9におけるA−A断面による袋入りウェッ
トティッシュ或は袋入りポケットティッシュの収納状態
を表す断面図。
【図12】図9におけるB−B断面による袋入りウェッ
トティッシュ或は袋入りポケットティッシュの収納状態
を表す断面図。
【図13】育児用品携帯バッグのにおける、袋入りウェ
ットティッシュ或は袋入りポケットティッシュ用ポケッ
トの内部を説明するための一部被断図。
【図14】図14(a)は、従来の育児用品携帯バッグ
における閉じられた状態の前方視図。図14(b)は、
従来の育児用品携帯バッグにおける開け拡げられた状態
の平面図。
【符号の説明】
1 バッグ本体 2 ベルト 3 芯材 4 吊りリング 5 メイン収納部 6 正面 7 おむつ交換用品入れポケット 8 側面 9 背面 10 底面 11 背面上端部 12 背面両側下部 21 肩部 22 端部 23 コキカン 24 把手 51 開口部 52 仕切壁 53 内部ポケット 61 前面壁 62 仕切壁(手前側) 63 仕切壁(裏側) 64 小窓 65 袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットテ
ィッシュ用ポケット 66 フラップ止めベルト 67 マジックテープ 68 マジックテープ 69 マジックテープ 71 開口部 72 ホック 73 ホック 74 係止ベルト 76 マジックテープ 77 サブポケット 78 サブポケット 79 側面 80 袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットテ
ィッシュ 91 刺し縫い 92 側面ベルト 93 ホック 94 相手側ホック留め 95 フラップ 96 フラップ止めベルト 97 ファスナー付小物入れポケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ本体と、それに一体化したベルト
    とで構成し、ベルトには芯材を介入させると共に、該芯
    材を介入したベルトがバッグ本体の背面上端部に縫着し
    た肩部からバッグ本体の背面両側下部の左右各々に設け
    られた一対の吊りリングに該ベルトを係合する端部に至
    るまで末広がり状に湾曲させられて、背負ったときにバ
    ッグ本体を背中及び肩にフィットさせる形状にさせられ
    ていることを特徴とするバッグ。
  2. 【請求項2】 バッグ本体と、それに一体化したベルト
    とで構成し、バッグ本体には、その内部にミルク等の飲
    食物及び哺乳瓶等が収納されるメイン収納部と、その正
    面の外表面に付設した取替え用おむつ、使用済みおむつ
    等の収納されるサブ収納部であるおむつ交換用品入れポ
    ケットとでなることを特徴とする請求項1記載のバッ
    グ。
  3. 【請求項3】 おむつ交換用品入れポケットは、深く折
    り畳み込まれた両側面を有し、折り畳みを開くことによ
    り開口部を大きく開口できるようにし、開口部には、そ
    れを閉じるための単一又は複数のホック等の係止部材が
    おむつ交換用品入れポケットの前面壁内側の上縁と、バ
    ッグ本体の正面壁の対応位置に付設された横向き係止ベ
    ルトとに設けられ、係止部材の掛け外しを片手で圧着又
    は引き外しできるように係止ベルトの係止部材の付設部
    分の背面に指の挿入可能な部分が形成されていることを
    特徴とする請求項2記載のバッグ。
  4. 【請求項4】 おむつ交換用品入れポケットの内部に
    は、袋入りウェットティッシュ或は袋入りポケットティ
    ッシュを入れるポケットを設け、そのポケットの前面の
    仕切壁に小窓又は切れ目を設け、その小窓又は切れ目を
    通してウェットティッシュ或はポケットティッシュが一
    枚づつ取り出せるようにしたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載のバッグ。
  5. 【請求項5】 袋入りウェットティッシュ或は袋入りポ
    ケットティッシュ用のポケットには、その内側の重なり
    合う前後の仕切壁の少なくとも一方の面に、マジックテ
    ープまたは粘着シート等を付設し、これによって袋入り
    ウェットティッシュ或は袋入りポケットティッシュを固
    定保持することを特徴とする請求項4記載のバッグ。
  6. 【請求項6】 バッグ本体の底面を含めた背面の形状を
    背当たり良くするために湾曲に凹ませた形状とし、且
    つ、バッグ本体の裏生地のすべてははっ水加工若しくは
    防水加工を施したことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4または請求項5記載のバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004254963A (ja) * 2003-02-26 2004-09-16 Daiya Corporation:Kk ゴルフバッグ用カバー
JP4594431B1 (ja) * 2009-08-17 2010-12-08 久美子 土屋 携行鞄
KR101314394B1 (ko) * 2013-04-19 2013-10-04 박준오 기저귀 가방

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