JP2002261208A - 電子回路ユニットの放熱構造 - Google Patents

電子回路ユニットの放熱構造

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JP2002261208A
JP2002261208A JP2001057076A JP2001057076A JP2002261208A JP 2002261208 A JP2002261208 A JP 2002261208A JP 2001057076 A JP2001057076 A JP 2001057076A JP 2001057076 A JP2001057076 A JP 2001057076A JP 2002261208 A JP2002261208 A JP 2002261208A
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JP
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heat
electronic circuit
circuit unit
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cover
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JP2001057076A
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Inventor
Hiroshi Harada
博 原田
Hironori Shibata
大乗 柴田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱部材の表面積が大きく、放熱効果が良好
であると共に、安価なものを提供する。 【解決手段】 本発明の電子回路ユニットの放熱構造
は、基部6aと折り曲げ部6bとを有する放熱部材6が
金属板の折り曲げによって形成されたため、従来に比し
て製造が簡単で、安価な電子回路ユニットの放熱構造を
提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機の送受信
ユニット等に使用して好適な電子回路ユニットの放熱構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子回路ユニットの放熱構造の構
成を図4に基づいて説明すると、回路基板51は、矩形
状の絶縁基板52に導電パターン(図示せず)が施さ
れ、この導電パターンには、パワーアンプ、IC部品等
の発熱部品53や抵抗、コンデンサ等のチップ部品54
等からなる電気部品55を半田付けによって搭載して、
所望の電子回路が形成されて、回路基板51が構成され
ている。
【0003】放熱部材56は、アルミのダイキャスト品
からなり、板状の基部56aと、この基部56aの一端
側に設けられた厚肉部56bとを有し、この厚肉部56
bを設けることよって、放熱部材56の表面積を大きく
している。
【0004】そして、このような放熱部材56は、発熱
部品53の回路基板51側と反対側の上面に基部56a
を載置し、ネジや伝導性の良い接着材により基部56a
が発熱部品53の上面に取り付けられた構成となってい
る。これによって、発熱部品53からの熱が放熱部材5
6を介して、放熱されるようになっている。
【0005】金属板からなるカバー57は、矩形状の箱
形をなし、上面板57aと、この上面板57aの四方か
ら下方に折り曲げられた4つの側壁57bとを有し、こ
のカバー57は、電気部品55を覆うように回路基板5
1上に配置され、側壁57bの周囲を導電パターンに半
田付けすることによって、回路基板51に取り付けられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子回路ユニッ
トの放熱構造は、放熱部材56がアルミダイキャスト品
で形成されているため、コスト高になるという問題があ
る。また、放熱部材56がアルミダイキャスト品である
ため、表面積が小さく、放熱効果が悪いという問題があ
る。
【0007】そこで、本発明は放熱部材の表面積が大き
く、放熱効果が良好であると共に、安価な電子回路ユニ
ットの放熱構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、導電パターンが設けられた回
路基板と、この回路基板上の前記導電パターンに接続さ
れた発熱部品等の電気部品と、前記発熱部品上に設けら
れた放熱部材とを備え、前記放熱部材は、金属板で形成
され、板状の基部と、この基部の一端側から前記基部に
対向するように折り曲げられた折り曲げ部とを有し、前
記基部が前記発熱部品の前記回路基板側と反対側の上面
に載置された構成とした。
【0009】また、第2の解決手段として、複数回の折
り曲げによって、複数の前記折り曲げ部同士が対向する
ように形成された構成とした。また、第3の解決手段と
して、前記基部と前記折り曲げ部との間、又は/及び前
記折り曲げ部同士の間に隙間を設けた構成とした。
【0010】また、第4の解決手段として、前記電気部
品を覆うように、前記回路基板に取り付けられた金属板
からなるカバーを有し、このカバーの上面板に前記基部
を当接させた構成とした。また、第5の解決手段とし
て、前記電気部品を覆うように、前記回路基板に取り付
けられた金属板からなるカバーを有し、このカバーの上
面板の一部で、前記放熱部材を形成した構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電子回路ユニットの放熱
構造の図面を説明すると、図1は本発明の電子回路ユニ
ットの放熱構造の第1実施例に係る要部断面図、図2は
本発明の電子回路ユニットの放熱構造の第2実施例に係
る要部断面図、図3は本発明の電子回路ユニットの放熱
構造の第3実施例に係る要部断面図である。
【0012】次に、本発明の電子回路ユニットの放熱構
造の第1実施例の構成を図1に基づいて説明すると、回
路基板1は、矩形状の絶縁基板2に導電パターン(図示
せず)が施され、この導電パターンには、パワーアン
プ、IC部品等の発熱部品3や抵抗、コンデンサ等のチ
ップ部品4等からなる電気部品5を半田付けによって搭
載して、所望の電子回路が形成されて、回路基板1が構
成されている。
【0013】放熱部材6は、熱伝導性の良好な金属板か
らなり、板状の基部6aと、この基部6aの一端側から
基部6aに対向するように折り曲げられた第1の折り曲
げ部6bと、この第1の折り曲げ部6bの一端から第1
の折り曲げ部6bに対向するように折り曲げられた第2
の折り曲げ部6cとを有している。
【0014】また、ここでは図示しないが、第2の折り
曲げ部6cの一端から第2の折り曲げ部6cに対向する
ように第3の折り曲げ部を設けると共に、このようにし
て第4,第5等の折り曲げ部を設けても良い。そして、
このような折り曲げ部は、複数回の折り曲げによってジ
グザグ状に形成されて、複数の折り曲げ部6b、6c同
士が対向するように形成されている。
【0015】また、このような折り曲げ部6b、6cを
設けることによって、放熱部材6の表面積を大きくする
と共に、基部6aと第1の折り曲げ部6bとの間、及び
折り曲げ部6b、6c同士の間に隙間を設けることによ
って、一層、放熱部材6の表面積を大きくしている。な
お、基部6aと第1の折り曲げ部6bとの間と、折り曲
げ部6b、6c同士の間の隙間は、必要に応じて何れか
一方に設けても良く、更に、基部6aと第1の折り曲げ
部6bとの間、及び折り曲げ部6b、6c同士の間を重
ね合わせるようにしても良い。
【0016】そして、このような放熱部材6は、発熱部
品3の回路基板1側と反対側の上面に基部6aを載置
し、ネジや伝導性の良い接着材により基部6aが発熱部
品3の上面に取り付けられた構成となっている。これに
よって、発熱部品3からの熱が放熱部材6の基部6aと
折り曲げ部6b、6cを介して、放熱されるようになっ
ている。
【0017】金属板からなるカバー7は、矩形状の箱形
をなし、上面板7aと、この上面板7aの四方から下方
に折り曲げられた4つの側壁7bとを有し、このカバー
7は、電気部品5を覆うように回路基板1上に配置さ
れ、側壁7bの周囲を導電パターンに半田付けすること
によって、回路基板1に取り付けられている。
【0018】また、図2は本発明における放熱構造の第
2実施例を示し、この第2実施例は、放熱部材6の基部
6aの上面にカバー7の上面板7aを当接させて、発熱
部品3からの熱が放熱部材6の基部6aを介してカバー
7に伝達され、カバー7からも放熱させるようにしたも
のである。その他の構成は、前記第1実施例と同様であ
るので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明
を省略する。
【0019】また、図3は本発明における放熱構造の第
3実施例を示し、この第3実施例は、カバー7の上面板
7aの一部で、放熱部材6を形成したものである。即
ち、板状の上面板7aの一部で、放熱部材6の基部6a
を構成すると共に、上面板7aを切り曲げして、第1,
第2の折り曲げ部6b、6cを形成することによって、
放熱部材6が形成されている。
【0020】そして、このようにして形成された放熱部
材6付のカバー7は、回路基板1に取り付けられると共
に、上面板7aの一部である基部6aが発熱部品3の上
面に当接、載置されるようになり、その結果、発熱部品
3からの熱がカバー7,及びカバー7と一体の放熱部材
6を介して放熱するようになっている。
【0021】また、カバー7の上面板7aは、第1,第
2の折り曲げ部6b、6cを形成した際、孔7cが設け
られた状態となり、この孔7cによって、カバー7内の
熱の流通が促進されるようになる。その他の構成は、前
記第1実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を
付し、ここではその説明を省略する。
【0022】
【発明の効果】本発明の電子回路ユニットの放熱構造
は、基部6aと折り曲げ部6bとを有する放熱部材6が
金属板の折り曲げによって形成されたため、従来に比し
て製造が簡単で、安価な電子回路ユニットの放熱構造を
提供できる。また、折り曲げ部を設けることによって、
スペースファクタが良く、小型で、且つ、表面積が大き
く、放熱効果の良好な電子回路ユニットの放熱構造を提
供できる。
【0023】また、複数回の折り曲げによって、複数の
折り曲げ部6b、6c同士が対向するように形成された
ため、スペースファクタが良く、小型で、且つ、表面積
が一層大きく、放熱効果の良好な電子回路ユニットの放
熱構造を提供できる。
【0024】また、基部6aと折り曲げ部6bとの間、
又は/及び折り曲げ部6b、6c同士の間に隙間を設け
たため、表面積を一層大きくできて、放熱効果の良好な
電子回路ユニットの放熱構造を提供できる。
【0025】また、電気部品5を覆うように、回路基板
1に取り付けられた金属板からなるカバー7を有し、こ
のカバー7の上面板7aに基部6aを当接させたため、
カバー7からも放熱させることができて、放熱効果の良
好な電子回路ユニットの放熱構造を提供できる。
【0026】また、電気部品5を覆うように、回路基板
1に取り付けられた金属板からなるカバー7を有し、こ
のカバー7の上面板7aの一部で、放熱部材6を形成し
たため、カバー7で放熱部材6を兼用できて、部品点数
が少なく、安価で、且つ、放熱効果の良好な電子回路ユ
ニットの放熱構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子回路ユニットの放熱構造の第1実
施例に係る要部断面図。
【図2】本発明の電子回路ユニットの放熱構造の第2実
施例に係る要部断面図。
【図3】本発明の電子回路ユニットの放熱構造の第3実
施例に係る要部断面図。
【図4】従来の電子回路ユニットの放熱構造の要部断面
図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 絶縁基板 3 発熱部品 4 チップ部品 5 電気部品 6 放熱部材 6a 基部 6b 第1の折り曲げ部 6c 第2の折り曲げ部 7 カバー 7a 上面板 7b 側壁 7c 孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電パターンが設けられた回路基板と、
    この回路基板上の前記導電パターンに接続された発熱部
    品等の電気部品と、前記発熱部品上に設けられた放熱部
    材とを備え、前記放熱部材は、金属板で形成され、板状
    の基部と、この基部の一端側から前記基部に対向するよ
    うに折り曲げられた折り曲げ部とを有し、前記基部が前
    記発熱部品の前記回路基板側と反対側の上面に載置され
    たことを特徴とする電子回路ユニットの放熱構造。
  2. 【請求項2】 複数回の折り曲げによって、複数の前記
    折り曲げ部同士が対向するように形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の電子回路ユニットの放熱構造。
  3. 【請求項3】 前記基部と前記折り曲げ部との間、又は
    /及び前記折り曲げ部同士の間に隙間を設けたことを特
    徴とする請求項2記載の電子回路ユニットの放熱構造。
  4. 【請求項4】 前記電気部品を覆うように、前記回路基
    板に取り付けられた金属板からなるカバーを有し、この
    カバーの上面板に前記基部を当接させたことを特徴とす
    る請求項1から3の何れかに記載の電子回路ユニットの
    放熱構造。
  5. 【請求項5】 前記電気部品を覆うように、前記回路基
    板に取り付けられた金属板からなるカバーを有し、この
    カバーの上面板の一部で、前記放熱部材を形成したこと
    を特徴とする請求項1から3の何れかに記載の電子回路
    ユニットの放熱構造。
JP2001057076A 2001-03-01 2001-03-01 電子回路ユニットの放熱構造 Withdrawn JP2002261208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045399A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 カシオ計算機株式会社 放熱構造、及び電子機器

Cited By (1)

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