JP2002260383A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
- Publication number
- JP2002260383A JP2002260383A JP2001060981A JP2001060981A JP2002260383A JP 2002260383 A JP2002260383 A JP 2002260383A JP 2001060981 A JP2001060981 A JP 2001060981A JP 2001060981 A JP2001060981 A JP 2001060981A JP 2002260383 A JP2002260383 A JP 2002260383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- bit line
- memory cell
- power supply
- latch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】データ保持時の電流を低減して低消費電力化を
図る。 【解決手段】信号発生手段8は、データ保持が必要なデ
ータのみをセンスアンプ5にラッチしてデータを保持さ
せ、センスアンプ5に保持したデータを元のメモリセル
2に記憶させてセルフリフレッシュ動作を行うようにし
たため、データ保持を行うメモリ領域を特定のメモリセ
ル2だけに小さくすることと、センスアンプ5にデータ
保持させたことにより、DRAM/疑似SRAM並みの
コスト、チップサイズにてSRAM並みのスタンバイ
(データ保持)電流の供給で済み、デバイスの消費電力
を大幅に低減することができる。
図る。 【解決手段】信号発生手段8は、データ保持が必要なデ
ータのみをセンスアンプ5にラッチしてデータを保持さ
せ、センスアンプ5に保持したデータを元のメモリセル
2に記憶させてセルフリフレッシュ動作を行うようにし
たため、データ保持を行うメモリ領域を特定のメモリセ
ル2だけに小さくすることと、センスアンプ5にデータ
保持させたことにより、DRAM/疑似SRAM並みの
コスト、チップサイズにてSRAM並みのスタンバイ
(データ保持)電流の供給で済み、デバイスの消費電力
を大幅に低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)や疑似SRAM(Static R
AM)のスタンバイ時にデータ保持を行う半導体記憶装
置に関する。
c Random Access Memory)や疑似SRAM(Static R
AM)のスタンバイ時にデータ保持を行う半導体記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子情報機器などに搭載されるR
AMとしては、従来のDRAMまたは疑似SRAMのチ
ップ内にメモリセルのリフレッシュ回路も搭載したセル
フリフレッシュ機能を持つRAMが広く利用されてい
る。このセルフリフレッシュ機能を有するDRAMや疑
似SRAMは、内部発振器のカウンタ動作に従ってメモ
リリのフレッシュが行われる。これらのDRAMや疑似
SRAMに用いられる一般的なセルフリフレッシュ回路
の要部を図9に示している。
AMとしては、従来のDRAMまたは疑似SRAMのチ
ップ内にメモリセルのリフレッシュ回路も搭載したセル
フリフレッシュ機能を持つRAMが広く利用されてい
る。このセルフリフレッシュ機能を有するDRAMや疑
似SRAMは、内部発振器のカウンタ動作に従ってメモ
リリのフレッシュが行われる。これらのDRAMや疑似
SRAMに用いられる一般的なセルフリフレッシュ回路
の要部を図9に示している。
【0003】図9において、セルフリフレッシュ回路1
00は、発振器101(Self Refresh Osc)と、カウン
タ(Refresh Counter)102と、ビット線イコライズ
回路103(Bit Line Eq1u.)と、センスアンプ104
(Sense Am.)とを有している。また、ワード線WL0
〜WL7とビット線対BITおよびBIT#との交点の
丸印はリフレッシュされるメモリセルを示している。
00は、発振器101(Self Refresh Osc)と、カウン
タ(Refresh Counter)102と、ビット線イコライズ
回路103(Bit Line Eq1u.)と、センスアンプ104
(Sense Am.)とを有している。また、ワード線WL0
〜WL7とビット線対BITおよびBIT#との交点の
丸印はリフレッシュされるメモリセルを示している。
【0004】発振器101はクロック信号発生回路であ
る。
る。
【0005】カウンタ102は、その各出力ビットがワ
ード線WL0〜WL7にそれぞれ接続されており、発振
器101からのクロック信号のタイミングで0〜7まで
インクリメントされ、出力するカウント値によってワー
ド線WL0〜WL7まで順番にリフレッシュ(活性化)
可能になっている。
ード線WL0〜WL7にそれぞれ接続されており、発振
器101からのクロック信号のタイミングで0〜7まで
インクリメントされ、出力するカウント値によってワー
ド線WL0〜WL7まで順番にリフレッシュ(活性化)
可能になっている。
【0006】ビット線イコライズ回路103は、ビット
線イコライズ信号BLEQによりビット線対BIT,B
IT#の電位をプリチャージするものである。
線イコライズ信号BLEQによりビット線対BIT,B
IT#の電位をプリチャージするものである。
【0007】センスアンプ104は、センスアンプイネ
ーブル信号SAP,SANにより、選択されたメモリセ
ルのビット線BIT、BIT#の電位を増幅してデータ
を読み出すものである。
ーブル信号SAP,SANにより、選択されたメモリセ
ルのビット線BIT、BIT#の電位を増幅してデータ
を読み出すものである。
【0008】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
る。
【0009】図10は、図9のセルフリフレッシュ回路
100のタイミングチャートである。図10に示すよう
に、まず、通常のリード/ライト時は、その動作の前
に、ビット線イコライズ信号BLEQを「H」(Vc
c)レベルにしてビット線イコライズ回路103を活性
化させて、ビット線対BIT,BIT#の電位を共に
(1/2)×Vccにプリチャージ(イコライズ)して
おく。
100のタイミングチャートである。図10に示すよう
に、まず、通常のリード/ライト時は、その動作の前
に、ビット線イコライズ信号BLEQを「H」(Vc
c)レベルにしてビット線イコライズ回路103を活性
化させて、ビット線対BIT,BIT#の電位を共に
(1/2)×Vccにプリチャージ(イコライズ)して
おく。
【0010】次に、リード/ライトの対象となるメモリ
セルのワード線WL(例えばWL0)を「H」(Vp
p)レベルにして、メモリセルを選択すると共に、メモ
リセル選択状態で、センスアンプイネーブル信号SAP
を「H」(Vcc)レベルにし、センスアンプイネーブ
ル信号SANを「L」(GND)レベルにすることでセ
ンスアンプ104をアクティブにして活性化させて、ビ
ット線対BIT,BIT#の電位を増幅して所定のメモ
リセルのデータを読み出す。
セルのワード線WL(例えばWL0)を「H」(Vp
p)レベルにして、メモリセルを選択すると共に、メモ
リセル選択状態で、センスアンプイネーブル信号SAP
を「H」(Vcc)レベルにし、センスアンプイネーブ
ル信号SANを「L」(GND)レベルにすることでセ
ンスアンプ104をアクティブにして活性化させて、ビ
ット線対BIT,BIT#の電位を増幅して所定のメモ
リセルのデータを読み出す。
【0011】その後、リフレッシュ動作に入るが、ワー
ド線WL0〜WL7に対してカウンタ102からの出力
パルスを順番に与えて行く以外は、上記したリード/ラ
イト動作と同様である。但し、ある一つのワード線WL
に着目して、カウンタ102から一旦パルスが与えられ
てから次のパルスが与えられるまでの周期は一つのメモ
リセルに蓄積される電荷量がセンス可能な量を保持でき
る期間内になるようにカウンタ102の周期を設定して
おく必要がある。リフレッシュ動作が終了すると、次の
リード/ライト動作に移る。
ド線WL0〜WL7に対してカウンタ102からの出力
パルスを順番に与えて行く以外は、上記したリード/ラ
イト動作と同様である。但し、ある一つのワード線WL
に着目して、カウンタ102から一旦パルスが与えられ
てから次のパルスが与えられるまでの周期は一つのメモ
リセルに蓄積される電荷量がセンス可能な量を保持でき
る期間内になるようにカウンタ102の周期を設定して
おく必要がある。リフレッシュ動作が終了すると、次の
リード/ライト動作に移る。
【0012】このように、リフレッシュ動作に必要な信
号は内部で生成するので、外部からのリフレッシュ操作
が不要であるため、システムとして低消費電力化が図ら
れると共に、DRAM/疑似SRAM周辺の回路設計が
簡略化できるという利点がある。
号は内部で生成するので、外部からのリフレッシュ操作
が不要であるため、システムとして低消費電力化が図ら
れると共に、DRAM/疑似SRAM周辺の回路設計が
簡略化できるという利点がある。
【0013】さらに、DRAM/疑似SRAM自体の低
消費電力化を図る方法として、特開2000−5776
3号公報「ダイナミック型半導体記憶装置」に示される
DRAMのリフレッシュ装置が提案されている。以下、
これを簡単に図11を参照して説明する。
消費電力化を図る方法として、特開2000−5776
3号公報「ダイナミック型半導体記憶装置」に示される
DRAMのリフレッシュ装置が提案されている。以下、
これを簡単に図11を参照して説明する。
【0014】図11の構成は図9の構成と同様である
が、複数のメモリセルのうち、データ保持する必要のあ
るメモリセル(WL0,WL4に接続されたメモリセ
ル)と、データ保持する必要がないメモリセル(WL1
〜WL3、WL5〜WL7に接続されたメモリセル)と
に分割している。発振器(Self Refresh Osc)101に
よってクロック信号が発生する。これは図9の従来例の
場合と同じである。ところが、このクロック信号のタイ
ミングでカウンタ(Refresh Counter)112は、
「0」、「1」のみインクリメントし、カウンタ112
が出力するカウント値によってWL0、WL4に接続し
たメモリセルのデータのみをセルフリフレッシュ(活性
化)する。それ以外のWL1〜WL3、WL5〜WL7
に接続した各メモリセルのデータはリフレッシュされな
い。また、WL0に接続したメモリセルのデータをWL
1〜WL3に接続したメモリセルを用いて保持する。即
ち、WL0に接続したメモリセルのデータをリフレッシ
ュするとき、データ保持の必要の無いWL1〜WL3に
接続したメモリセルにも同時にデータを書き込み、これ
らのメモリセルのキャパシタを、WL0に接続したメモ
リセルのデータの保持に利用する。
が、複数のメモリセルのうち、データ保持する必要のあ
るメモリセル(WL0,WL4に接続されたメモリセ
ル)と、データ保持する必要がないメモリセル(WL1
〜WL3、WL5〜WL7に接続されたメモリセル)と
に分割している。発振器(Self Refresh Osc)101に
よってクロック信号が発生する。これは図9の従来例の
場合と同じである。ところが、このクロック信号のタイ
ミングでカウンタ(Refresh Counter)112は、
「0」、「1」のみインクリメントし、カウンタ112
が出力するカウント値によってWL0、WL4に接続し
たメモリセルのデータのみをセルフリフレッシュ(活性
化)する。それ以外のWL1〜WL3、WL5〜WL7
に接続した各メモリセルのデータはリフレッシュされな
い。また、WL0に接続したメモリセルのデータをWL
1〜WL3に接続したメモリセルを用いて保持する。即
ち、WL0に接続したメモリセルのデータをリフレッシ
ュするとき、データ保持の必要の無いWL1〜WL3に
接続したメモリセルにも同時にデータを書き込み、これ
らのメモリセルのキャパシタを、WL0に接続したメモ
リセルのデータの保持に利用する。
【0015】これによって、WL0に接続したメモリセ
ルのデータを保持するための電荷量は増加するため、リ
フレッシュ周期を伸ばすことができる。WL4に接続し
たメモリセルのデータに対しても同様に、WL5〜WL
7に対応したメモリセルを用いてセルフリフレッシュす
る。データを保持する必要のないメモリセル領域に対し
てはリフレッシュ動作することなく、さらにリフレッシ
ュ周期を伸ばすことによって、リフレッシュの回数を減
らすことができ、これによって、低消費電力化を図るこ
とが可能になる。
ルのデータを保持するための電荷量は増加するため、リ
フレッシュ周期を伸ばすことができる。WL4に接続し
たメモリセルのデータに対しても同様に、WL5〜WL
7に対応したメモリセルを用いてセルフリフレッシュす
る。データを保持する必要のないメモリセル領域に対し
てはリフレッシュ動作することなく、さらにリフレッシ
ュ周期を伸ばすことによって、リフレッシュの回数を減
らすことができ、これによって、低消費電力化を図るこ
とが可能になる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯端
末装置など低消費電力が要求されるメモリのセルフリフ
レッシュ方式ではデータ保持(スタンバイ)時の電流が
大きすぎる。これは特開2000−57763号公報の
技術においても同様である。このため、携帯端末装置な
ど低消費電力が要求されるメモリとしてはDRAM/疑
似SRAMはほとんど用いられていない。本分野では、
DRAM/疑似SRAMと比較して高コストであるにも
かかわらず、もっぱら低消費電力版のSRAMが用いら
れている。
末装置など低消費電力が要求されるメモリのセルフリフ
レッシュ方式ではデータ保持(スタンバイ)時の電流が
大きすぎる。これは特開2000−57763号公報の
技術においても同様である。このため、携帯端末装置な
ど低消費電力が要求されるメモリとしてはDRAM/疑
似SRAMはほとんど用いられていない。本分野では、
DRAM/疑似SRAMと比較して高コストであるにも
かかわらず、もっぱら低消費電力版のSRAMが用いら
れている。
【0017】DRAM/疑似SRAMにおいてデータ保
持をするということはリフレッシュ動作を行うというこ
とである。即ち、ワード線WLをブーストレベル(キャ
パシタとスイッチングトランジスタから構成されるDR
AMのメモリセルで、スイッチングトランジスタによる
閾値電圧降下を補償するためにスイッチングトランジス
タのゲート、即ちワード線に印加する高電圧である。以
降の説明ではVppと表記する)にまで昇圧し、センス
アンプ104をアクティブにしてビット線をVcc、G
NDに増幅し、その後、ワード線WLをオフにし、ビッ
ト線対BIT,BIT#を(1/2)×Vccにプリチ
ャージ(イコライズ)する。
持をするということはリフレッシュ動作を行うというこ
とである。即ち、ワード線WLをブーストレベル(キャ
パシタとスイッチングトランジスタから構成されるDR
AMのメモリセルで、スイッチングトランジスタによる
閾値電圧降下を補償するためにスイッチングトランジス
タのゲート、即ちワード線に印加する高電圧である。以
降の説明ではVppと表記する)にまで昇圧し、センス
アンプ104をアクティブにしてビット線をVcc、G
NDに増幅し、その後、ワード線WLをオフにし、ビッ
ト線対BIT,BIT#を(1/2)×Vccにプリチ
ャージ(イコライズ)する。
【0018】この一連のリフレッシュ動作が電流を消費
する。特開2000−57763号公報においても、リ
フレッシュされる範囲が狭くなっており、さらにリフレ
ッシュ周期も長くなっているため、一定時間内に行われ
るリフレッシュの回数は少なくなる。しかし、リフレッ
シュ動作自体は行う必要がある。つまり、DRAM/疑
似SRAMのデータ保持電流はリフレッシュ動作を行う
ために消費する電流であり、このリフレッシュ電流が大
きすぎるため、携帯端末装置など低消費電力が要求され
るメモリとしてはほとんど用いられていないのが現状で
ある。
する。特開2000−57763号公報においても、リ
フレッシュされる範囲が狭くなっており、さらにリフレ
ッシュ周期も長くなっているため、一定時間内に行われ
るリフレッシュの回数は少なくなる。しかし、リフレッ
シュ動作自体は行う必要がある。つまり、DRAM/疑
似SRAMのデータ保持電流はリフレッシュ動作を行う
ために消費する電流であり、このリフレッシュ電流が大
きすぎるため、携帯端末装置など低消費電力が要求され
るメモリとしてはほとんど用いられていないのが現状で
ある。
【0019】さらに、特開2000−57763号公報
に記載の技術を用いた時は、複数のワード線WLを同時
に立ち上げる必要があるため、メモリセルゲート駆動用
のVppを発生する昇圧回路を強化する必要もある。こ
れに対して、SRAMはメモリセル自体がデータをラッ
チしているため、電源を切らない限り、リフレッシュの
ような動作を行わなくてもデータが消えることはない。
即ち、SRAMのデータ保持状態においては全ての周辺
回路は動作しておらず、メモリセルのリーク電流が直接
データ保持電流となる。SRAMのメモリセルのリーク
電流はDRAM/疑似SRAMのリフレッシュ動作で消
費する電流と比較するとはるかに小さい。
に記載の技術を用いた時は、複数のワード線WLを同時
に立ち上げる必要があるため、メモリセルゲート駆動用
のVppを発生する昇圧回路を強化する必要もある。こ
れに対して、SRAMはメモリセル自体がデータをラッ
チしているため、電源を切らない限り、リフレッシュの
ような動作を行わなくてもデータが消えることはない。
即ち、SRAMのデータ保持状態においては全ての周辺
回路は動作しておらず、メモリセルのリーク電流が直接
データ保持電流となる。SRAMのメモリセルのリーク
電流はDRAM/疑似SRAMのリフレッシュ動作で消
費する電流と比較するとはるかに小さい。
【0020】さらに、SRAMにおいては、スタンバイ
(データ保持)時、周辺回路は全く動作していないた
め、与える電源電圧を低くして消費電流を減らすことも
考えられる。一方、DRAM/疑似SRAMにおいては
スタンバイ(データ保持)時においても、リフレッシュ
動作を行う必要があるため、与える電源電圧を低くする
と周辺回路が動作しなくなってしまうために、与える電
源電圧を低くすることはできない。
(データ保持)時、周辺回路は全く動作していないた
め、与える電源電圧を低くして消費電流を減らすことも
考えられる。一方、DRAM/疑似SRAMにおいては
スタンバイ(データ保持)時においても、リフレッシュ
動作を行う必要があるため、与える電源電圧を低くする
と周辺回路が動作しなくなってしまうために、与える電
源電圧を低くすることはできない。
【0021】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、DRAMや疑似SRAMのデータ保持時の電流を低
減して低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
で、DRAMや疑似SRAMのデータ保持時の電流を低
減して低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決する為の手段】本発明の半導体記憶装置
は、メモリセルに保持した電荷量によってデータを記憶
し、この電荷量をラッチ型増幅手段によって増幅してデ
ータを読み出す半導体記憶装置において、ラッチ型増幅
手段に、データ保持が必要なメモリセルのデータのみを
ラッチしてデータを保持させるストアー手段と、このラ
ッチ型増幅手段に保持したデータを元のメモリセルに記
憶させるリストアー手段とを有したものであり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
は、メモリセルに保持した電荷量によってデータを記憶
し、この電荷量をラッチ型増幅手段によって増幅してデ
ータを読み出す半導体記憶装置において、ラッチ型増幅
手段に、データ保持が必要なメモリセルのデータのみを
ラッチしてデータを保持させるストアー手段と、このラ
ッチ型増幅手段に保持したデータを元のメモリセルに記
憶させるリストアー手段とを有したものであり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0023】また、好ましくは、本発明の半導体記憶装
置において、ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する一つまたは複
数のラッチ型増幅手段が接続されており、ストアー手段
は、データ保持が必要なデータを一つのビット線対につ
き一つのデータのみ、同じビット線に接続される一つま
たは複数のラッチ型増幅手段にラッチしてデータを保持
する。
置において、ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する一つまたは複
数のラッチ型増幅手段が接続されており、ストアー手段
は、データ保持が必要なデータを一つのビット線対につ
き一つのデータのみ、同じビット線に接続される一つま
たは複数のラッチ型増幅手段にラッチしてデータを保持
する。
【0024】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する複数の前記ラ
ッチ型増幅手段が接続されており、ストアー手段は、一
つのビット線対につきデータ保持が必要な複数のデータ
をそれぞれ、同じビット線に接続される複数のラッチ型
増幅手段にそれぞれラッチしてデータを保持する。
装置において、ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する複数の前記ラ
ッチ型増幅手段が接続されており、ストアー手段は、一
つのビット線対につきデータ保持が必要な複数のデータ
をそれぞれ、同じビット線に接続される複数のラッチ型
増幅手段にそれぞれラッチしてデータを保持する。
【0025】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、ラッチ型増幅手段とメモリセルアレイが
接続されるビット線を電気的に遮断可能とした第1スイ
ッチング手段を有する。
装置において、ラッチ型増幅手段とメモリセルアレイが
接続されるビット線を電気的に遮断可能とした第1スイ
ッチング手段を有する。
【0026】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、データ保持が必要なデータを記憶するメ
モリセルおよびラッチ型増幅手段と、データ保持が不要
なデータを記憶する一つまたは複数のメモリセルとを電
気的に遮断可能とした第2スイッチング手段を有する。
装置において、データ保持が必要なデータを記憶するメ
モリセルおよびラッチ型増幅手段と、データ保持が不要
なデータを記憶する一つまたは複数のメモリセルとを電
気的に遮断可能とした第2スイッチング手段を有する。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、一つのビット線に接続される複数のラッ
チ型増幅手段は、複数のラッチ型増幅手段の増幅能力の
合計が一つのビット線対を十分に増幅可能とする増幅能
力である。
装置において、一つのビット線に接続される複数のラッ
チ型増幅手段は、複数のラッチ型増幅手段の増幅能力の
合計が一つのビット線対を十分に増幅可能とする増幅能
力である。
【0028】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、データ保持時にメモリセルゲート信号発
生回路および基板電位発生回路の電源回路を不活性化可
能とする第1電源制御手段を有する。
装置において、データ保持時にメモリセルゲート信号発
生回路および基板電位発生回路の電源回路を不活性化可
能とする第1電源制御手段を有する。
【0029】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、データ保持時に、外部より与えられる電
源電圧を下げる第2電源制御手段を有する。
装置において、データ保持時に、外部より与えられる電
源電圧を下げる第2電源制御手段を有する。
【0030】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、データ保持時に、内部降圧回路が発生す
る降圧レベルを下げる第3電源制御手段を有する。
装置において、データ保持時に、内部降圧回路が発生す
る降圧レベルを下げる第3電源制御手段を有する。
【0031】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、デバイスに与える電源電圧をラッチ型増
幅部およびパワーダウン検知用入力部とその他回路部と
に分割し、データ保持時にラッチ型増幅部およびパワー
ダウン検知用入力部以外のその他回路部に与える電源電
圧を遮断可能とする第4電源制御手段を有する。
装置において、デバイスに与える電源電圧をラッチ型増
幅部およびパワーダウン検知用入力部とその他回路部と
に分割し、データ保持時にラッチ型増幅部およびパワー
ダウン検知用入力部以外のその他回路部に与える電源電
圧を遮断可能とする第4電源制御手段を有する。
【0032】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、メモリセルのデータをラッチ型増幅手段
にラッチする場合と、ラッチしたラッチ型増幅手段のデ
ータをメモリセルに転送する場合の少なくとも何れかの
場合において、複数のメモリセルを活性化する複数ワー
ド線の立ち上げのタイミングを互いにずらすように制御
する信号発生手段を有する。
装置において、メモリセルのデータをラッチ型増幅手段
にラッチする場合と、ラッチしたラッチ型増幅手段のデ
ータをメモリセルに転送する場合の少なくとも何れかの
場合において、複数のメモリセルを活性化する複数ワー
ド線の立ち上げのタイミングを互いにずらすように制御
する信号発生手段を有する。
【0033】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、データ保持時に、メモリセルゲート信号
発生回路および基板電位発生回路の電源回路を活性化す
る場合とそれを不活性化する場合とに切替える切替手段
を有する。
装置において、データ保持時に、メモリセルゲート信号
発生回路および基板電位発生回路の電源回路を活性化す
る場合とそれを不活性化する場合とに切替える切替手段
を有する。
【0034】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置において、一つのビット線に接続される複数のラッ
チ型増幅手段は、データ保持が必要なデータのメモリセ
ルに近接して設けられ、ビット線上に均等となるような
位置に配置される。
装置において、一つのビット線に接続される複数のラッ
チ型増幅手段は、データ保持が必要なデータのメモリセ
ルに近接して設けられ、ビット線上に均等となるような
位置に配置される。
【0035】ここで、本発明の作用について以下に説明
する。
する。
【0036】DRAM/疑似SRAMがSRAMと比較
してデータ保持電流が大きくなってしまうのはリフレッ
シュ動作に原因がある。本発明においては、データ保持
が必要な一部のメモリセルのみに対してデータ保持させ
ることにより、データ保持が不要な他のメモリセルに対
してはリフレッシュ動作を省くことにある。これによっ
て、SRAM並のデータ保持電流の低消費電力版DRA
M/疑似SRAMを実現することが可能となる。DRA
M/疑似SRAMはビット線対の一対毎にラッチ型増幅
手段を一つづつ持っている。具体的には、ラッチ型増幅
手段の構成はSRAMのメモリセルの構成と同じであ
る。つまり、ラッチ型増幅手段によってデータをラッチ
し、これによってデータ保持を行うことによって、SR
AM並のデータ保持電流を実現することができる。
してデータ保持電流が大きくなってしまうのはリフレッ
シュ動作に原因がある。本発明においては、データ保持
が必要な一部のメモリセルのみに対してデータ保持させ
ることにより、データ保持が不要な他のメモリセルに対
してはリフレッシュ動作を省くことにある。これによっ
て、SRAM並のデータ保持電流の低消費電力版DRA
M/疑似SRAMを実現することが可能となる。DRA
M/疑似SRAMはビット線対の一対毎にラッチ型増幅
手段を一つづつ持っている。具体的には、ラッチ型増幅
手段の構成はSRAMのメモリセルの構成と同じであ
る。つまり、ラッチ型増幅手段によってデータをラッチ
し、これによってデータ保持を行うことによって、SR
AM並のデータ保持電流を実現することができる。
【0037】データ保持可能なメモリ数はラッチ型増幅
手段の数と同じである。ラッチ型増幅手段はビット線1
本分の容量を増幅するために用いらており、データをラ
ッチして保持するためであれば、ラッチ型増幅手段のサ
イズを小さくしてもさしつかえない。このため、一つの
ビット線対に接続されているラッチ型増幅手段を複数個
に分割することによって、さらに多くのデータを保持す
ることも可能である。この場合、一つのビット線対に2
つ以上のラッチ型増幅手段を持つことになるが、一つの
ビット線対に必要なラッチ型増幅手段の増幅能力は増や
す必要がないため、一つ当たりのラッチ型増幅手段の増
幅能力は小さくすることができる。例えば、一つのビッ
ト線対に2つのラッチ型増幅手段を持って、一つのビッ
ト線対当たり2つのデータをデータ保持するときは、デ
ータ保持時は各ラッチ型増幅手段がそれぞれ異なるデー
タを保持するが、通常動作時は、2つのラッチ型増幅手
段が同時に一つのビット線対をセンスするため、2つの
ラッチ型増幅手段の合計能力で一つのビット線対をセン
スすればよく、一つ当たりのラッチ型増幅手段の大きさ
は従来の半分でよくなる。
手段の数と同じである。ラッチ型増幅手段はビット線1
本分の容量を増幅するために用いらており、データをラ
ッチして保持するためであれば、ラッチ型増幅手段のサ
イズを小さくしてもさしつかえない。このため、一つの
ビット線対に接続されているラッチ型増幅手段を複数個
に分割することによって、さらに多くのデータを保持す
ることも可能である。この場合、一つのビット線対に2
つ以上のラッチ型増幅手段を持つことになるが、一つの
ビット線対に必要なラッチ型増幅手段の増幅能力は増や
す必要がないため、一つ当たりのラッチ型増幅手段の増
幅能力は小さくすることができる。例えば、一つのビッ
ト線対に2つのラッチ型増幅手段を持って、一つのビッ
ト線対当たり2つのデータをデータ保持するときは、デ
ータ保持時は各ラッチ型増幅手段がそれぞれ異なるデー
タを保持するが、通常動作時は、2つのラッチ型増幅手
段が同時に一つのビット線対をセンスするため、2つの
ラッチ型増幅手段の合計能力で一つのビット線対をセン
スすればよく、一つ当たりのラッチ型増幅手段の大きさ
は従来の半分でよくなる。
【0038】また、データ保持時は、ラッチ型増幅手段
にてデータをラッチするだけなので、メモリセルゲート
駆動用のVppを発生する昇圧回路、基板電位発生回路
などの電源回路を不活性化でき、与える電圧も低くてよ
い。さらに、ラッチ型増幅手段以外の回路には電圧を与
えなくてもデータ保持は可能である。
にてデータをラッチするだけなので、メモリセルゲート
駆動用のVppを発生する昇圧回路、基板電位発生回路
などの電源回路を不活性化でき、与える電圧も低くてよ
い。さらに、ラッチ型増幅手段以外の回路には電圧を与
えなくてもデータ保持は可能である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体記憶装置の
各実施形態1,2について図面を参照しながら説明す
る。なお、通常、複数のビット線対が設けられており、
一つのビット線対毎に複数のメモリセル(メモリセルア
レイ)が接続されているが、ここでは、説明を簡略化す
るために、以下、一つのビット線対について説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の半導体記憶装置におけ
るセルフリフレッシュ回路の実施形態1を示すブロック
図である。図1において、半導体記憶装置1は、ワード
線WL0につながりデータ保持が必要な一つのメモリセ
ル2と、ワード線WL1〜WL7につながりデータ保持
が不要な複数のメモリセル3と、ビット線対BIT,B
IT#と接続されるビット線イコライズ回路4と、ラッ
チ型増幅手段としてのセンスアンプ5と、第1スイッチ
ング手段としてのスイッチングトランジスタ6と、第2
スイッチング手段としてのスイッチングトランジスタ7
と、各部を制御する制御手段としての信号発生手段8と
を有しており、メモリセル2,3にそれぞれ保持した各
電荷量によって各データをそれぞれ記憶し、この電荷量
をセンスアンプ5で増幅してデータを読み出すものであ
る。これらのビット線イコライズ回路4、センスアンプ
5および信号発生手段8によりセルフリフレッシュ回路
9が構成されており、データ保持が必要なデータを記憶
するメモリセル2に対してのみセルフリフレッシュ動作
を行うものである。
各実施形態1,2について図面を参照しながら説明す
る。なお、通常、複数のビット線対が設けられており、
一つのビット線対毎に複数のメモリセル(メモリセルア
レイ)が接続されているが、ここでは、説明を簡略化す
るために、以下、一つのビット線対について説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の半導体記憶装置におけ
るセルフリフレッシュ回路の実施形態1を示すブロック
図である。図1において、半導体記憶装置1は、ワード
線WL0につながりデータ保持が必要な一つのメモリセ
ル2と、ワード線WL1〜WL7につながりデータ保持
が不要な複数のメモリセル3と、ビット線対BIT,B
IT#と接続されるビット線イコライズ回路4と、ラッ
チ型増幅手段としてのセンスアンプ5と、第1スイッチ
ング手段としてのスイッチングトランジスタ6と、第2
スイッチング手段としてのスイッチングトランジスタ7
と、各部を制御する制御手段としての信号発生手段8と
を有しており、メモリセル2,3にそれぞれ保持した各
電荷量によって各データをそれぞれ記憶し、この電荷量
をセンスアンプ5で増幅してデータを読み出すものであ
る。これらのビット線イコライズ回路4、センスアンプ
5および信号発生手段8によりセルフリフレッシュ回路
9が構成されており、データ保持が必要なデータを記憶
するメモリセル2に対してのみセルフリフレッシュ動作
を行うものである。
【0040】メモリセル2は●印で示しており、スタン
バイ時(データ保持時)にデータ保持が必要なデータを
記憶するメモリであり、メモリセル3は○印で示してお
り、スタンバイ時(データ保持時)にデータ保持が不要
なデータを記憶する複数のワークRAM用メモリであ
る。
バイ時(データ保持時)にデータ保持が必要なデータを
記憶するメモリであり、メモリセル3は○印で示してお
り、スタンバイ時(データ保持時)にデータ保持が不要
なデータを記憶する複数のワークRAM用メモリであ
る。
【0041】ビット線イコライズ回路4は、ビット線イ
コライズ信号BLEQによりビット線対BIT,BIT
#の電位を(1/2)×Vccにプリチャージするもの
であり、その一構成例を図2に示している。なお、ビッ
ト線イコライズ信号BLEQは、通常のDRAM/疑似
SRAMと同じ動作を行う。
コライズ信号BLEQによりビット線対BIT,BIT
#の電位を(1/2)×Vccにプリチャージするもの
であり、その一構成例を図2に示している。なお、ビッ
ト線イコライズ信号BLEQは、通常のDRAM/疑似
SRAMと同じ動作を行う。
【0042】センスアンプ5は、センスアンプイネーブ
ル信号SAP,SANに応じてビット線対BIT,BI
T#の電位を増幅して所定のメモリセル内のデータを読
み出すものである。センスアンプ5の構成はSRAMの
メモリセルの構成と略同じであり、センスアンプ5は、
メモリセルのデータをラッチし、これによってデータ保
持を行い、SRAM並の小さいデータ保持電流を実現す
ることができる。このセンスアンプ5の一回路構成例を
図3に示すと共に、SRAMのメモリセルの一回路構成
例を図4および図5に示しており、以下、センスアンプ
5によるデータ保持原理について、図3を用いて説明す
る前に、図4および図5を用いてSRAMのメモリセル
の一構成例について説明する。
ル信号SAP,SANに応じてビット線対BIT,BI
T#の電位を増幅して所定のメモリセル内のデータを読
み出すものである。センスアンプ5の構成はSRAMの
メモリセルの構成と略同じであり、センスアンプ5は、
メモリセルのデータをラッチし、これによってデータ保
持を行い、SRAM並の小さいデータ保持電流を実現す
ることができる。このセンスアンプ5の一回路構成例を
図3に示すと共に、SRAMのメモリセルの一回路構成
例を図4および図5に示しており、以下、センスアンプ
5によるデータ保持原理について、図3を用いて説明す
る前に、図4および図5を用いてSRAMのメモリセル
の一構成例について説明する。
【0043】図4および図5に示すように、SRAMの
メモリセル21は電源電圧Vccで駆動される二つのイ
ンバータ23を帰還接続したラッチ回路から構成されて
いる。このメモリセル21において、帰還接続したイン
バータ23,23にデータを書き込むには、書込みデー
タとその論理反転データをそれぞれビット線対BIT、
BIT#に与え、ワード線WLをアクティブにして伝送
ゲートトランジスタ22,22を導通させることによ
り、書込みデータを帰還接続インバータ23,23に伝
え、保持していた値と異なれば、帰還接続のインバータ
23,23の論理状態が反転する。その後、ワード線W
Lを非アクティブにして伝送ゲートトランジスタ22,
22を遮断することで、帰還接続インバータ23,23
をビット線対BIT、BIT#から電気的に遮断する
と、この帰還接続インバータ23,23は論理的に安定
な状態であるので、SRAMのメモリセル21は、リフ
レッシュ動作なしにその記憶状態を保持することができ
る。
メモリセル21は電源電圧Vccで駆動される二つのイ
ンバータ23を帰還接続したラッチ回路から構成されて
いる。このメモリセル21において、帰還接続したイン
バータ23,23にデータを書き込むには、書込みデー
タとその論理反転データをそれぞれビット線対BIT、
BIT#に与え、ワード線WLをアクティブにして伝送
ゲートトランジスタ22,22を導通させることによ
り、書込みデータを帰還接続インバータ23,23に伝
え、保持していた値と異なれば、帰還接続のインバータ
23,23の論理状態が反転する。その後、ワード線W
Lを非アクティブにして伝送ゲートトランジスタ22,
22を遮断することで、帰還接続インバータ23,23
をビット線対BIT、BIT#から電気的に遮断する
と、この帰還接続インバータ23,23は論理的に安定
な状態であるので、SRAMのメモリセル21は、リフ
レッシュ動作なしにその記憶状態を保持することができ
る。
【0044】図3は図1のセンスアンプ5の一構成例を
示す回路図である。図3に示すように、DRAMに用い
られるラッチ型センスアンプ5が、図4に示したSRA
Mのメモリセル21の構成と異なるのは、ワード線WL
にそのゲートが接続される伝送ゲートトランジスタ2
2,22が無いことと、図5の等価回路に示す帰還接続
のインバータ23,23を駆動する電源であるVcc、
GNDの代わりに、センスアンプ5のイネーブル信号S
AP,SANを有することであり、それ以外はDRAM
のセンスアンプ5とSRAMのメモリセル21とは同等
の構成である。図4および図5に示したように、ワード
線WLにゲートが接続された伝送ゲートトランジスタ2
2,22は、図1に示したMCT0線に接続されるスイ
ッチングトランジスタ6に相当する。即ち、センスアン
プ5でデータをラッチしているデータ保持状態におい
て、MCT0信号は非アクティブ(GND)、センスア
ンプイネーブル信号SAPはVccレベル、センスアン
プイネーブル信号SANはGNDレベルとすることによ
り、図4および図5に示したSRAMのメモリセル21
によるデータ保持状態と同等のものとなっている。した
がって、本発明により、DRAMのセンスアンプ5を用
いてSRAMのメモリセル21と同じメモリ機能を果た
させることが可能となる。この原理を用いた本発明にお
けるストアー動作によって、ワード線WL0につながる
メモリセル2のデータをセンスアンプ5にコピーするこ
とができる。
示す回路図である。図3に示すように、DRAMに用い
られるラッチ型センスアンプ5が、図4に示したSRA
Mのメモリセル21の構成と異なるのは、ワード線WL
にそのゲートが接続される伝送ゲートトランジスタ2
2,22が無いことと、図5の等価回路に示す帰還接続
のインバータ23,23を駆動する電源であるVcc、
GNDの代わりに、センスアンプ5のイネーブル信号S
AP,SANを有することであり、それ以外はDRAM
のセンスアンプ5とSRAMのメモリセル21とは同等
の構成である。図4および図5に示したように、ワード
線WLにゲートが接続された伝送ゲートトランジスタ2
2,22は、図1に示したMCT0線に接続されるスイ
ッチングトランジスタ6に相当する。即ち、センスアン
プ5でデータをラッチしているデータ保持状態におい
て、MCT0信号は非アクティブ(GND)、センスア
ンプイネーブル信号SAPはVccレベル、センスアン
プイネーブル信号SANはGNDレベルとすることによ
り、図4および図5に示したSRAMのメモリセル21
によるデータ保持状態と同等のものとなっている。した
がって、本発明により、DRAMのセンスアンプ5を用
いてSRAMのメモリセル21と同じメモリ機能を果た
させることが可能となる。この原理を用いた本発明にお
けるストアー動作によって、ワード線WL0につながる
メモリセル2のデータをセンスアンプ5にコピーするこ
とができる。
【0045】スイッチングトランジスタ6はメモリセル
2とセンスアンプ5間に設けられ、MCT0信号により
スイッチング制御されて、メモリセル2とセンスアンプ
5を導通または遮断し、スイッチングトランジスタ7は
メモリセル2,3間に設けられ、MCT1信号によりス
イッチング制御されて、メモリセル2,3を導通または
遮断し、通常リード/ライト時は、MCT0信号および
MCT1信号はVpp(昇圧電位)レベルであってセン
スアンプ5とメモリセル2,3とが導通状態になってい
る。
2とセンスアンプ5間に設けられ、MCT0信号により
スイッチング制御されて、メモリセル2とセンスアンプ
5を導通または遮断し、スイッチングトランジスタ7は
メモリセル2,3間に設けられ、MCT1信号によりス
イッチング制御されて、メモリセル2,3を導通または
遮断し、通常リード/ライト時は、MCT0信号および
MCT1信号はVpp(昇圧電位)レベルであってセン
スアンプ5とメモリセル2,3とが導通状態になってい
る。
【0046】信号発生手段8は、特に図示していない
が、ビット線イコライズ信号BLEQを発生するイコラ
イズ信号発生回路と、センスアンプイネーブル信号SA
P,SAN(Vcc)を発生するイネーブル信号発生回
路と、MCT0,MCT1信号を発生するスイッチング
信号発生回路と、WL0信号〜WL7信号(Vpp)を
出力制御するメモリセルゲート信号発生回路と、基板電
位を負バイアスVBBにする基板電位発生回路と、これ
らの各信号発生回路や基板電位発生回路に対して信号発
生を制御する信号発生制御手段と、各信号発生回路や基
板電位発生回路に電力を供給する電源回路と、この電源
回路の各信号発生回路や基板電位発生回路への電力供給
を制御する電源制御手段81(第1電源制御手段)とを
有している。電源制御手段81は、消費電力節減のた
め、センスアンプ5によるデータ保持時に、活性化が不
必要な各信号発生回路や基板電位発生回路の電源回路を
不活性化可能とするものである。
が、ビット線イコライズ信号BLEQを発生するイコラ
イズ信号発生回路と、センスアンプイネーブル信号SA
P,SAN(Vcc)を発生するイネーブル信号発生回
路と、MCT0,MCT1信号を発生するスイッチング
信号発生回路と、WL0信号〜WL7信号(Vpp)を
出力制御するメモリセルゲート信号発生回路と、基板電
位を負バイアスVBBにする基板電位発生回路と、これ
らの各信号発生回路や基板電位発生回路に対して信号発
生を制御する信号発生制御手段と、各信号発生回路や基
板電位発生回路に電力を供給する電源回路と、この電源
回路の各信号発生回路や基板電位発生回路への電力供給
を制御する電源制御手段81(第1電源制御手段)とを
有している。電源制御手段81は、消費電力節減のた
め、センスアンプ5によるデータ保持時に、活性化が不
必要な各信号発生回路や基板電位発生回路の電源回路を
不活性化可能とするものである。
【0047】これらのイコライズ信号発生回路、イネー
ブル信号発生回路、スイッチング信号発生回路、メモリ
セルゲート信号発生回路および基板電位発生回路などの
各種信号発生回路と、信号発生制御手段と、電源回路と
によって、データ保持が必要なデータのみをラッチして
センスアンプ5にデータを保持させるストアー手段82
と、センスアンプ5に保持したデータを元のメモリセル
2に記憶させるリストアー手段83と、通常リード/ラ
イト手段84が構成されており、信号発生制御手段は、
ソフトウェアに基づいてCPU(中央演算処理装置)が
各種信号出力の制御を行うようにしてもよいし、それを
ハードウェア(回路)で構成してもよく、要は順次各種
信号を各部に出力すればよい。即ち、信号発生制御手段
が、ビット線イコライズ信号BLEQ、センスアンプイ
ネーブル信号SAP,SAN、MCT0信号、MCT1
信号およびWL0信号〜WL7信号および基板電位VB
Bを順次出力制御することにより、ストアー動作および
リストアー動作の他、通常リード/ライト動作などを順
次行うように制御が為されるものである。
ブル信号発生回路、スイッチング信号発生回路、メモリ
セルゲート信号発生回路および基板電位発生回路などの
各種信号発生回路と、信号発生制御手段と、電源回路と
によって、データ保持が必要なデータのみをラッチして
センスアンプ5にデータを保持させるストアー手段82
と、センスアンプ5に保持したデータを元のメモリセル
2に記憶させるリストアー手段83と、通常リード/ラ
イト手段84が構成されており、信号発生制御手段は、
ソフトウェアに基づいてCPU(中央演算処理装置)が
各種信号出力の制御を行うようにしてもよいし、それを
ハードウェア(回路)で構成してもよく、要は順次各種
信号を各部に出力すればよい。即ち、信号発生制御手段
が、ビット線イコライズ信号BLEQ、センスアンプイ
ネーブル信号SAP,SAN、MCT0信号、MCT1
信号およびWL0信号〜WL7信号および基板電位VB
Bを順次出力制御することにより、ストアー動作および
リストアー動作の他、通常リード/ライト動作などを順
次行うように制御が為されるものである。
【0048】上記構成により、信号発生手段8によるス
トアー動作、リストアー動作について、以下に説明す
る。
トアー動作、リストアー動作について、以下に説明す
る。
【0049】図6は、図1のセルフリフレッシュ回路9
のタイミングチャート図である。図6に示すように、ま
ず、ビット線イコライズ信号BLEQを「L」(GN
D)レベルにし、ビット線イコライズ動作を解除した
後、ワード線WL0をVpp(昇圧電位)にして、ワー
ド線WL0につながるメモリセル2を選択状態にする。
これにより、メモリセル2のデータをビット線対BI
T,BIT#に読み出す。
のタイミングチャート図である。図6に示すように、ま
ず、ビット線イコライズ信号BLEQを「L」(GN
D)レベルにし、ビット線イコライズ動作を解除した
後、ワード線WL0をVpp(昇圧電位)にして、ワー
ド線WL0につながるメモリセル2を選択状態にする。
これにより、メモリセル2のデータをビット線対BI
T,BIT#に読み出す。
【0050】その後、センスアンプイネーブル信号SA
Pを「H」(Vcc)レベルにし、センスアンプイネー
ブル信号SANを「L」(GND)レベルにして、セン
スアンプ5を活性化させ、メモリセル2のデータをセン
スアンプ5にラッチする。これによって、メモリセル2
のデータをセンスアンプ5に、SRAMのようにリフレ
ッシュ動作なしにその値をデータ保持することができ
る。
Pを「H」(Vcc)レベルにし、センスアンプイネー
ブル信号SANを「L」(GND)レベルにして、セン
スアンプ5を活性化させ、メモリセル2のデータをセン
スアンプ5にラッチする。これによって、メモリセル2
のデータをセンスアンプ5に、SRAMのようにリフレ
ッシュ動作なしにその値をデータ保持することができ
る。
【0051】その後、ワード線WL0を「L」(GN
D)レベルにしてメモリセル2を非選択状態にし、その
後、MCT0,MCT1信号を共に「L」(GND)レ
ベルにすることにより、ワード線WL0のメモリセル2
に蓄積された電荷のリークを低減する。この電荷リーク
の低減について更に説明すると、ビット線対BIT,B
IT#にはメモリセル2と数多くのメモリセル3とがつ
ながっており、これら一つ一つが寄生容量となる不純物
の拡散領域をもっている。MCT0信号を「L」(GN
D)レベルにし、センスアンプ5とビット線対BIT,
BIT#を切り離すことによって、データ保持(スタン
バイ)時、これら拡散領域からの拡散リークの低減を図
ることができる。
D)レベルにしてメモリセル2を非選択状態にし、その
後、MCT0,MCT1信号を共に「L」(GND)レ
ベルにすることにより、ワード線WL0のメモリセル2
に蓄積された電荷のリークを低減する。この電荷リーク
の低減について更に説明すると、ビット線対BIT,B
IT#にはメモリセル2と数多くのメモリセル3とがつ
ながっており、これら一つ一つが寄生容量となる不純物
の拡散領域をもっている。MCT0信号を「L」(GN
D)レベルにし、センスアンプ5とビット線対BIT,
BIT#を切り離すことによって、データ保持(スタン
バイ)時、これら拡散領域からの拡散リークの低減を図
ることができる。
【0052】さらに、ビット線イコライズ信号BLEQ
を「H」(Vcc)レベルにしてビット線対BIT,B
IT#をイコライズし、次の動作に備える。
を「H」(Vcc)レベルにしてビット線対BIT,B
IT#をイコライズし、次の動作に備える。
【0053】上記データ保持時は、センスアンプ5によ
ってデータをラッチしている。このとき、メモリセルゲ
ート信号(WL0信号〜WL7信号)におけるVpp
(昇圧電位)レベルは使用しないため、メモリセルゲー
ト信号発生回路(信号発生手段8に含む)は不活性化す
ることができる(図2の「データ保持」および「Vpp
−OFF」で示す期間)。また、メモリセル2のキャパ
シタ内の電荷を保持する必要がないため、そのメモリセ
ル2につながる基板電位を負バイアスVBBにする必要
がない。このため、基板電位発生回路(信号発生手段8
に含む)も不活性化することができる。これによって、
電位を発生する必要のない全ての信号発生回路を不活性
化し、センスアンプ5によるラッチでメモリセル2のデ
ータを保持するため、データ保持(スタンバイ)時の電
流はセンスアンプ5でのリーク電流のみとなる。データ
保持状態から通常リード/ライト動作に戻るときは、リ
ストアー動作を行う(図2の「リストアー」で示すサイ
クル期間参照)。
ってデータをラッチしている。このとき、メモリセルゲ
ート信号(WL0信号〜WL7信号)におけるVpp
(昇圧電位)レベルは使用しないため、メモリセルゲー
ト信号発生回路(信号発生手段8に含む)は不活性化す
ることができる(図2の「データ保持」および「Vpp
−OFF」で示す期間)。また、メモリセル2のキャパ
シタ内の電荷を保持する必要がないため、そのメモリセ
ル2につながる基板電位を負バイアスVBBにする必要
がない。このため、基板電位発生回路(信号発生手段8
に含む)も不活性化することができる。これによって、
電位を発生する必要のない全ての信号発生回路を不活性
化し、センスアンプ5によるラッチでメモリセル2のデ
ータを保持するため、データ保持(スタンバイ)時の電
流はセンスアンプ5でのリーク電流のみとなる。データ
保持状態から通常リード/ライト動作に戻るときは、リ
ストアー動作を行う(図2の「リストアー」で示すサイ
クル期間参照)。
【0054】このリストアー動作において、まず、メモ
リセルゲート駆動信号発生回路、基板電位発生回路を活
性化させる。VppレベルとVBBレベルの各電位が十
分発生した後、MCT0信号をVpp(昇圧電位)レベ
ルにすることにより、ワード線WL0につながるメモリ
セル2とセンスアンプ5間のビット線対BIT,BIT
#を電気的に導通させる。このとき、後述する目的のた
めMCT1信号は「L」(GND)レベルのままであ
る。その後、ワード線WL0をVpp(メモリセルゲー
ト駆動信号発生回路からのWL0信号)にしてワード線
WL0につながるメモリセル2を選択状態にすることに
より、センスアンプ5にラッチされていたデータをワー
ド線WL0につながるメモリセル2にデータ転送して書
き込む。書き込み完了後、ワード線WL0を「L」(G
ND)レベルにしてメモリセル2を非選択状態にする。
これで、リストアー動作は完了する。
リセルゲート駆動信号発生回路、基板電位発生回路を活
性化させる。VppレベルとVBBレベルの各電位が十
分発生した後、MCT0信号をVpp(昇圧電位)レベ
ルにすることにより、ワード線WL0につながるメモリ
セル2とセンスアンプ5間のビット線対BIT,BIT
#を電気的に導通させる。このとき、後述する目的のた
めMCT1信号は「L」(GND)レベルのままであ
る。その後、ワード線WL0をVpp(メモリセルゲー
ト駆動信号発生回路からのWL0信号)にしてワード線
WL0につながるメモリセル2を選択状態にすることに
より、センスアンプ5にラッチされていたデータをワー
ド線WL0につながるメモリセル2にデータ転送して書
き込む。書き込み完了後、ワード線WL0を「L」(G
ND)レベルにしてメモリセル2を非選択状態にする。
これで、リストアー動作は完了する。
【0055】この後、通常リード/ライト動作が可能と
なるが、上記リストアー時、MCT0信号のみVpp
(昇圧電位)、MCT1信号は「L」(GND)レベル
にしておくことによって、センスアンプ5にラッチされ
ていたデータをワード線WL0につながるメモリセル2
に書き込む際に、センスアンプ5につながる容量が軽く
なる。これによって、リストアー動作の高速化、低消費
電力化が図られる。
なるが、上記リストアー時、MCT0信号のみVpp
(昇圧電位)、MCT1信号は「L」(GND)レベル
にしておくことによって、センスアンプ5にラッチされ
ていたデータをワード線WL0につながるメモリセル2
に書き込む際に、センスアンプ5につながる容量が軽く
なる。これによって、リストアー動作の高速化、低消費
電力化が図られる。
【0056】なお、本発明は、本実施形態1の方法に限
らず、その他の方法によっても実施可能である。本実施
形態1では、MCT0信号およびMCT1信号と2つの
伝送ゲートトランジスタ6,7を用いたが、これらは無
くても本発明は実現できる。MCT0信号はデータ保持
(スタンバイ)時のリーク電流の低減のために必要であ
り、MCT1信号はリストアー時の高速化、低消費電力
化を図るために必要であり、これらの性能によって本発
明がより改善されるものである。MCT0信号を省いて
ワード線WL0につながるメモリセル2とセンスアンプ
5を短絡させ、MCT1信号でセンスアンプ5とメモリ
セル3を切り離すことによってもデータ保持(スタンバ
イ)時のリーク電流を低減することができる。このと
き、ワード線WL0につながるメモリセル2からのリー
クは発生するが、その他、多数のメモリセル3からのリ
ークはカットすることが可能である。
らず、その他の方法によっても実施可能である。本実施
形態1では、MCT0信号およびMCT1信号と2つの
伝送ゲートトランジスタ6,7を用いたが、これらは無
くても本発明は実現できる。MCT0信号はデータ保持
(スタンバイ)時のリーク電流の低減のために必要であ
り、MCT1信号はリストアー時の高速化、低消費電力
化を図るために必要であり、これらの性能によって本発
明がより改善されるものである。MCT0信号を省いて
ワード線WL0につながるメモリセル2とセンスアンプ
5を短絡させ、MCT1信号でセンスアンプ5とメモリ
セル3を切り離すことによってもデータ保持(スタンバ
イ)時のリーク電流を低減することができる。このと
き、ワード線WL0につながるメモリセル2からのリー
クは発生するが、その他、多数のメモリセル3からのリ
ークはカットすることが可能である。
【0057】したがって、メモリセル2とセンスアンプ
5との間のビット線を電気的に遮断可能とするスイッチ
ングトランジスタ6と、メモリセル2およびセンスアン
プ5とメモリセル3との間のビット線を電気的に遮断可
能とするスイッチングトランジスタ7とのうち少なくと
も何れかのスイッチングトランジスタを設けていればよ
い。
5との間のビット線を電気的に遮断可能とするスイッチ
ングトランジスタ6と、メモリセル2およびセンスアン
プ5とメモリセル3との間のビット線を電気的に遮断可
能とするスイッチングトランジスタ7とのうち少なくと
も何れかのスイッチングトランジスタを設けていればよ
い。
【0058】また、本実施形態1では、データ保持時
に、各電源回路を不活性化したが、活性化したままでも
よい。各電源回路を活性化したままでは電流は不活性化
した時と比較し増加するが、リフレッシュ回路を動作さ
せたときと比較すると格段に小さくなる。各電源回路を
活性化させた状態であると、リストアー動作時に、電源
回路が各電位を発生させるまでの待ち時間が無くなるた
め、不活性化させたときに比較してリストアー動作の高
速化につながる。また、各電源回路の活性化、不活性化
を外部信号入力によって切り替える切替手段を設けても
よい。
に、各電源回路を不活性化したが、活性化したままでも
よい。各電源回路を活性化したままでは電流は不活性化
した時と比較し増加するが、リフレッシュ回路を動作さ
せたときと比較すると格段に小さくなる。各電源回路を
活性化させた状態であると、リストアー動作時に、電源
回路が各電位を発生させるまでの待ち時間が無くなるた
め、不活性化させたときに比較してリストアー動作の高
速化につながる。また、各電源回路の活性化、不活性化
を外部信号入力によって切り替える切替手段を設けても
よい。
【0059】この場合、2種類のデータ保持(スタンバ
イ)モードを持つことが可能となる。例えば、ノーマル
データ保持(スタンバイ)モードのときはデータ保持時
に各電源回路を活性状態とし、パワーダウンデータ保持
(スタンバイ)モードのときはデータ保持時に各電源回
路を不活性状態にすればよい。ノーマルデータ保持(ス
タンバイ)モードではデータ保持(スタンバイ)電流は
多少多いが、データ保持(スタンバイ)モードから通常
リード/ライトモードヘの切り替わりが速い。また、パ
ワーダウンデータ保持(スタンバイ)モードではノーマ
ルデータ保持(スタンバイ)モードと比較してデータ保
持(スタンバイ)電流は少ないが、データ保持(スタン
バイ)モードから通常リード/ライトモードヘの切り替
わりが遅い。なお、ノーマルデータ保持(スタンバイ)
モードではデータ保持(スタンバイ)電流は多少多いと
したが、これはパワーダウンデータ保持(スタンバイ)
モードと比較したときのことであり、従来のDRAM/
疑似SRAMよりはるかに少ないデータ保持電流である
ことは言うまでもない。
イ)モードを持つことが可能となる。例えば、ノーマル
データ保持(スタンバイ)モードのときはデータ保持時
に各電源回路を活性状態とし、パワーダウンデータ保持
(スタンバイ)モードのときはデータ保持時に各電源回
路を不活性状態にすればよい。ノーマルデータ保持(ス
タンバイ)モードではデータ保持(スタンバイ)電流は
多少多いが、データ保持(スタンバイ)モードから通常
リード/ライトモードヘの切り替わりが速い。また、パ
ワーダウンデータ保持(スタンバイ)モードではノーマ
ルデータ保持(スタンバイ)モードと比較してデータ保
持(スタンバイ)電流は少ないが、データ保持(スタン
バイ)モードから通常リード/ライトモードヘの切り替
わりが遅い。なお、ノーマルデータ保持(スタンバイ)
モードではデータ保持(スタンバイ)電流は多少多いと
したが、これはパワーダウンデータ保持(スタンバイ)
モードと比較したときのことであり、従来のDRAM/
疑似SRAMよりはるかに少ないデータ保持電流である
ことは言うまでもない。
【0060】さらに、従来のDRAM/疑似SRAMで
はデータ保持(スタンバイ)時でも、リフレッシュ回路
を動作させる必要があったため、SRAMのようにデー
タ保持(スタンバイ)時に電源電圧を低くして消費電力
を減らすという方法は難しかった。本実施形態1では、
特に説明しなかったが、SRAMのようにデータ保持
(スタンバイ)時に外部より与える電源電圧を低くして
消費電力を減らすことができる電源制御手段(第2電源
制御手段)を設けてもよい。また、内部降圧回路を持っ
たデバイスであれば、データ保持(スタンバイ)時に、
降圧された電圧を電源として使用することができる電源
制御手段(第3電源制御手段)を設けてもよく、これに
よってもデバイスの消費電力を減らすことが可能であ
る。さらには、デバイスに与える電源電圧をセンスアン
プ部、パワーダウンモードに移行するための信号となる
パワーダウン検知用入力部とその他回路に分割し、デー
タ保持(スタンバイ)時に、センスアンプ部、パワーダ
ウン検知用入力部以外のその他回路に与える電源電圧を
遮断(オフ)する電源制御手段(第4電源制御手段)を
設けてもよく、このように電源電圧を遮断してしまえ
ば、その他回路に流れるリーク電流をカットすることが
でき、デバイスの消費電力を大幅に減らすことが可能と
なる。 (実施形態2)上記本実施形態1では、一つのビット線
対BIT,BIT#に一つのセンスアンプ5を持ってい
る場合であったが、本実施形態2では、一つのビット線
対BIT,BIT#に二つのセンスアンプを持っており
これらが各々別々に動作させることができる場合であ
る。なお、イコライズ動作を高速に行う場合は、ビット
線イコライズ回路を複数(この場合2つ)設けても良
く、本実施形態2はこの場合である。
はデータ保持(スタンバイ)時でも、リフレッシュ回路
を動作させる必要があったため、SRAMのようにデー
タ保持(スタンバイ)時に電源電圧を低くして消費電力
を減らすという方法は難しかった。本実施形態1では、
特に説明しなかったが、SRAMのようにデータ保持
(スタンバイ)時に外部より与える電源電圧を低くして
消費電力を減らすことができる電源制御手段(第2電源
制御手段)を設けてもよい。また、内部降圧回路を持っ
たデバイスであれば、データ保持(スタンバイ)時に、
降圧された電圧を電源として使用することができる電源
制御手段(第3電源制御手段)を設けてもよく、これに
よってもデバイスの消費電力を減らすことが可能であ
る。さらには、デバイスに与える電源電圧をセンスアン
プ部、パワーダウンモードに移行するための信号となる
パワーダウン検知用入力部とその他回路に分割し、デー
タ保持(スタンバイ)時に、センスアンプ部、パワーダ
ウン検知用入力部以外のその他回路に与える電源電圧を
遮断(オフ)する電源制御手段(第4電源制御手段)を
設けてもよく、このように電源電圧を遮断してしまえ
ば、その他回路に流れるリーク電流をカットすることが
でき、デバイスの消費電力を大幅に減らすことが可能と
なる。 (実施形態2)上記本実施形態1では、一つのビット線
対BIT,BIT#に一つのセンスアンプ5を持ってい
る場合であったが、本実施形態2では、一つのビット線
対BIT,BIT#に二つのセンスアンプを持っており
これらが各々別々に動作させることができる場合であ
る。なお、イコライズ動作を高速に行う場合は、ビット
線イコライズ回路を複数(この場合2つ)設けても良
く、本実施形態2はこの場合である。
【0061】図7は、本発明の半導体記憶装置における
セルフリフレッシュ回路の実施形態2を示すブロック図
である。図7において、半導体記憶装置11は、ビット
線対BIT,BIT#の両端に配置されたメモリセル1
2A,12Bと、メモリセル12A,12B間に配置さ
れた複数のメモリセル13と、ビット線イコライズ回路
14A,14Bと、センスアンプ15A,15Bと、ス
イッチングトランジスタ16,17と、各部を制御する
制御手段としての信号発生手段18とを有している。こ
れらのビット線イコライズ回路14A,14B、センス
アンプ15A,15Bおよび信号発生手段18によりセ
ルフリフレッシュ回路19が構成されており、データ保
持が必要な各データをそれぞれ記憶するメモリセル12
A,12Bに対してのみセルフリフレッシュを行うよう
にしている。
セルフリフレッシュ回路の実施形態2を示すブロック図
である。図7において、半導体記憶装置11は、ビット
線対BIT,BIT#の両端に配置されたメモリセル1
2A,12Bと、メモリセル12A,12B間に配置さ
れた複数のメモリセル13と、ビット線イコライズ回路
14A,14Bと、センスアンプ15A,15Bと、ス
イッチングトランジスタ16,17と、各部を制御する
制御手段としての信号発生手段18とを有している。こ
れらのビット線イコライズ回路14A,14B、センス
アンプ15A,15Bおよび信号発生手段18によりセ
ルフリフレッシュ回路19が構成されており、データ保
持が必要な各データをそれぞれ記憶するメモリセル12
A,12Bに対してのみセルフリフレッシュを行うよう
にしている。
【0062】メモリセル12Aはワード線WL0につな
がりデータ保持が必要なデータが記憶されたメモリセル
であり、メモリセル12Bはワード線WL7につながり
データ保持が必要なデータが記憶されたメモリセルであ
る。
がりデータ保持が必要なデータが記憶されたメモリセル
であり、メモリセル12Bはワード線WL7につながり
データ保持が必要なデータが記憶されたメモリセルであ
る。
【0063】複数のメモリセル13はそれぞれワード線
WL1〜WL6にそれぞれつながりデータ保持が不要な
各データがそれぞれ記憶されたメモリセルである。
WL1〜WL6にそれぞれつながりデータ保持が不要な
各データがそれぞれ記憶されたメモリセルである。
【0064】ビット線イコライズ回路14A,14B
は、イコライズ動作を高速に行うべく、一つのビット線
対BIT,BIT#の両端部にそれぞれ配置され、これ
らを各々別々にイコライズ動作させることができるもの
である。
は、イコライズ動作を高速に行うべく、一つのビット線
対BIT,BIT#の両端部にそれぞれ配置され、これ
らを各々別々にイコライズ動作させることができるもの
である。
【0065】センスアンプ15A,15Bはそれぞれ、
1ビット線対BIT,BIT#の両端部にそれぞれ設け
られ、これらを各々別々に増幅動作させることができる
ものである。
1ビット線対BIT,BIT#の両端部にそれぞれ設け
られ、これらを各々別々に増幅動作させることができる
ものである。
【0066】スイッチングトランジスタ16はメモリセ
ル12Aと多数のメモリセル13との間に設けられ、M
CT0信号によりスイッチング制御されて、メモリセル
12Aと多数のメモリセル13との間のビット線対BI
T,BIT#を導通または遮断し、スイッチングトラン
ジスタ17は複数のメモリセル13とメモリセル12B
との間に設けられ、MCT1信号によりスイッチング制
御されて、メモリセル12Bと多数のメモリセル13と
の間のビット線対BIT,BIT#を導通または遮断す
るものである。
ル12Aと多数のメモリセル13との間に設けられ、M
CT0信号によりスイッチング制御されて、メモリセル
12Aと多数のメモリセル13との間のビット線対BI
T,BIT#を導通または遮断し、スイッチングトラン
ジスタ17は複数のメモリセル13とメモリセル12B
との間に設けられ、MCT1信号によりスイッチング制
御されて、メモリセル12Bと多数のメモリセル13と
の間のビット線対BIT,BIT#を導通または遮断す
るものである。
【0067】信号発生手段18は、通常動作時には、一
つのビット線対BIT,BIT#に接続された2つのセ
ンスアンプ15A,15Bを同時に動作させ、2つのセ
ンスアンプ15A,15Bで一つのデータを増幅させる
ものである。このため、図7における一つのセンスアン
プ15Aまたは15Bの大きさは図1のセンスアンプ5
と比較して半分の大きさでよい。このセンス動作は一つ
のセンスが二つに分割されているだけで、その他は従来
のDRAM/疑似SRAMとの場合と同じである。ま
た、信号発生手段18は、データ保持時には、二つのセ
ンスアンプ15A,15Bがそれぞれ別々のデータを保
持する(ストアー動作を行う)ように動作させるもので
ある。
つのビット線対BIT,BIT#に接続された2つのセ
ンスアンプ15A,15Bを同時に動作させ、2つのセ
ンスアンプ15A,15Bで一つのデータを増幅させる
ものである。このため、図7における一つのセンスアン
プ15Aまたは15Bの大きさは図1のセンスアンプ5
と比較して半分の大きさでよい。このセンス動作は一つ
のセンスが二つに分割されているだけで、その他は従来
のDRAM/疑似SRAMとの場合と同じである。ま
た、信号発生手段18は、データ保持時には、二つのセ
ンスアンプ15A,15Bがそれぞれ別々のデータを保
持する(ストアー動作を行う)ように動作させるもので
ある。
【0068】また、上記実施形態1の信号発生手段8の
場合と略同じであるが、信号発生手段18は、電源制御
手段181と、データ保持が必要なメモリセル12A,
12Bの各データのみをラッチしてセンスアンプ1A,
15Bにデータを保持させるストアー手段182と、セ
ンスアンプ15A,15Bに保持したデータを元のメモ
リセル2に転送して記憶させるリストアー手段183
と、通常リード/ライト手段184とを有している。
場合と略同じであるが、信号発生手段18は、電源制御
手段181と、データ保持が必要なメモリセル12A,
12Bの各データのみをラッチしてセンスアンプ1A,
15Bにデータを保持させるストアー手段182と、セ
ンスアンプ15A,15Bに保持したデータを元のメモ
リセル2に転送して記憶させるリストアー手段183
と、通常リード/ライト手段184とを有している。
【0069】即ち、信号発生手段18は、特に図示して
いないが、ビット線イコライズ信号BLEQ0,BLE
Q1を発生するイコライズ信号発生回路と、センスアン
プイネーブル信号SAP0,SAN0,SAP1,SA
N1を発生するイネーブル信号発生回路と、MCT0,
MCT1信号を発生するスイッチング信号発生回路と、
WL0信号〜WL7信号(Vpp)を出力制御するメモ
リセルゲート信号発生回路と、基板電位を負バイアスV
BBにする基板電位発生回路と、これらの各信号発生回
路や基板電位発生回路に対して信号発生を制御する信号
発生制御手段と、各信号発生回路や基板電位発生回路に
電力を供給する電源回路と、この電源回路の各信号発生
回路や基板電位発生回路への電力供給を制御する電源制
御手段181(第1電源制御手段)とを有している。こ
の信号発生制御手段は、ビット線イコライズ信号BLE
Q0,BLEQ1、センスアンプイネーブル信号SAP
0,SAN0,SAP1,SAN1、MCT0信号、M
CT1信号およびWL0信号〜WL7信号および基板電
位VBBを順次出力制御することにより、ストアー動作
およびリストアー動作の他、通常リード/ライト動作を
順次行うように制御が為されるものである。
いないが、ビット線イコライズ信号BLEQ0,BLE
Q1を発生するイコライズ信号発生回路と、センスアン
プイネーブル信号SAP0,SAN0,SAP1,SA
N1を発生するイネーブル信号発生回路と、MCT0,
MCT1信号を発生するスイッチング信号発生回路と、
WL0信号〜WL7信号(Vpp)を出力制御するメモ
リセルゲート信号発生回路と、基板電位を負バイアスV
BBにする基板電位発生回路と、これらの各信号発生回
路や基板電位発生回路に対して信号発生を制御する信号
発生制御手段と、各信号発生回路や基板電位発生回路に
電力を供給する電源回路と、この電源回路の各信号発生
回路や基板電位発生回路への電力供給を制御する電源制
御手段181(第1電源制御手段)とを有している。こ
の信号発生制御手段は、ビット線イコライズ信号BLE
Q0,BLEQ1、センスアンプイネーブル信号SAP
0,SAN0,SAP1,SAN1、MCT0信号、M
CT1信号およびWL0信号〜WL7信号および基板電
位VBBを順次出力制御することにより、ストアー動作
およびリストアー動作の他、通常リード/ライト動作を
順次行うように制御が為されるものである。
【0070】上記構成により、信号発生手段18による
ストアー制御およびリストアー制御について、以下に説
明する。
ストアー制御およびリストアー制御について、以下に説
明する。
【0071】図8は、図1のセルフリフレッシュ回路1
9のタイミングチャート図である。図8に示すように、
まず、通常リード/ライト制御の後、MCT0信号とM
CT1信号を昇圧電圧Vppとしてビット線対BIT、
BIT#を導通させた状態で、ビット線イコライズ信号
BLEQ0、BLEQ1を一旦「H」(Vcc)レベル
にしてプリチャージ動作を行う(図8のイコライズ制
御)。
9のタイミングチャート図である。図8に示すように、
まず、通常リード/ライト制御の後、MCT0信号とM
CT1信号を昇圧電圧Vppとしてビット線対BIT、
BIT#を導通させた状態で、ビット線イコライズ信号
BLEQ0、BLEQ1を一旦「H」(Vcc)レベル
にしてプリチャージ動作を行う(図8のイコライズ制
御)。
【0072】その後、ビット線イコライズ信号BLEQ
0,BLEQ1を「L」(GND)レベルにし、ビット
線イコライズ動作を解除する。
0,BLEQ1を「L」(GND)レベルにし、ビット
線イコライズ動作を解除する。
【0073】次に、MCT0信号とMCT1信号を
「L」(GND)レベルにしてデータ保持が必要なメモ
リセル12A,12Bを、データ保持が必要でない複数
のメモリセル13と電気的に遮断して、センスアンプ1
5A,15Bにそれぞれかかる負荷を軽減し、WL0信
号とWL7信号を「H」(Vpp)レベルにすること
で、ワード線WL0とワード線WL7につながるメモリ
セル12A,12Bをそれぞれ選択する。
「L」(GND)レベルにしてデータ保持が必要なメモ
リセル12A,12Bを、データ保持が必要でない複数
のメモリセル13と電気的に遮断して、センスアンプ1
5A,15Bにそれぞれかかる負荷を軽減し、WL0信
号とWL7信号を「H」(Vpp)レベルにすること
で、ワード線WL0とワード線WL7につながるメモリ
セル12A,12Bをそれぞれ選択する。
【0074】さらに、センスアンプ15A,15Bのイ
ネーブル信号SAP0,SAP1を「L」(GND)レ
ベル、イネーブル信号SAN0,SAN1を「H」(V
cc)レベルにしてセンスアンプ15A,15Bを活性
化させ、メモリセル12Aのデータをセンスアンプ15
Aにラッチすると共に、メモリセル12Bのデータをセ
ンスアンプ15Bにラッチする(図8のストアー制
御)。その後、WL0信号とWL7信号を「L」(GN
D)レベルにしてそれぞれにつながるメモリセル12
A,12Bを非選択にする。
ネーブル信号SAP0,SAP1を「L」(GND)レ
ベル、イネーブル信号SAN0,SAN1を「H」(V
cc)レベルにしてセンスアンプ15A,15Bを活性
化させ、メモリセル12Aのデータをセンスアンプ15
Aにラッチすると共に、メモリセル12Bのデータをセ
ンスアンプ15Bにラッチする(図8のストアー制
御)。その後、WL0信号とWL7信号を「L」(GN
D)レベルにしてそれぞれにつながるメモリセル12
A,12Bを非選択にする。
【0075】このようにして、センスアンプ15A,1
5Bによるデータのラッチが完了すると(図8のデータ
保持制御)、メモリセルゲート信号発生回路、基板電位
発生回路を不活性化することができる(図8の「データ
保持」及び「VPP−OFF」で示した期間)。これ
は、図1の実施形態1にて説明した通りである。
5Bによるデータのラッチが完了すると(図8のデータ
保持制御)、メモリセルゲート信号発生回路、基板電位
発生回路を不活性化することができる(図8の「データ
保持」及び「VPP−OFF」で示した期間)。これ
は、図1の実施形態1にて説明した通りである。
【0076】さらに、上記データ保持状態から通常リー
ド/ライト動作に戻る時は、メモリセルゲート信号発生
回路、基板電位発生回路を活性化させ、Vpp(昇圧電
位)、VBB(基板負電位)が十分に発生した後、セン
スアンプ15A,15Bにラッチしてある各データをそ
れぞれ、メモリセル12A,12Bにそれぞれ転送する
(図8のリストアー制御)。センスアンプ15A,15
Bにラッチしてある各データをメモリセル12A,12
Bへ転送するには、次に示す手順で行う。
ド/ライト動作に戻る時は、メモリセルゲート信号発生
回路、基板電位発生回路を活性化させ、Vpp(昇圧電
位)、VBB(基板負電位)が十分に発生した後、セン
スアンプ15A,15Bにラッチしてある各データをそ
れぞれ、メモリセル12A,12Bにそれぞれ転送する
(図8のリストアー制御)。センスアンプ15A,15
Bにラッチしてある各データをメモリセル12A,12
Bへ転送するには、次に示す手順で行う。
【0077】即ち、上記データ保持状態からセンスアン
プ15A,15Bを活性化させたままの状態で、WL0
信号とWL7信号を「H」(Vpp)レベルにしてそれ
ぞれにつながるメモリセル12A,12Bを選択する。
これによって、センスアンプ15A,15Bのデータ
が、WL0信号とWL7信号につながるメモリセル12
A,12Bに書き込まれる。その後、WL0信号とWL
7信号を「L」(GND)レベルにしてそれぞれにつな
がるメモリセル12A,12Bを非選択状態とし、セン
スアンプ15A,15Bのイネーブル信号SAP0、S
AP1を「H」レベルに、イネーブル信号SAN0,S
AN1を「L」レベルにして、センスアンプ15A,1
5Bを不活性化し、ビット線イコライズ信号BLEQ
0、BLEQ1を「H」(Vcc)レベルにしてビット
線対BIT、BIT#をイコライズする。このとき、M
CT0信号とMCT1信号を「H」(Vpp)レベルに
してビット線対BIT、BIT#を導通させておく。こ
れで、リストアー動作は終了し、次のサイクルより通常
リード/ライト動作が可能となる。
プ15A,15Bを活性化させたままの状態で、WL0
信号とWL7信号を「H」(Vpp)レベルにしてそれ
ぞれにつながるメモリセル12A,12Bを選択する。
これによって、センスアンプ15A,15Bのデータ
が、WL0信号とWL7信号につながるメモリセル12
A,12Bに書き込まれる。その後、WL0信号とWL
7信号を「L」(GND)レベルにしてそれぞれにつな
がるメモリセル12A,12Bを非選択状態とし、セン
スアンプ15A,15Bのイネーブル信号SAP0、S
AP1を「H」レベルに、イネーブル信号SAN0,S
AN1を「L」レベルにして、センスアンプ15A,1
5Bを不活性化し、ビット線イコライズ信号BLEQ
0、BLEQ1を「H」(Vcc)レベルにしてビット
線対BIT、BIT#をイコライズする。このとき、M
CT0信号とMCT1信号を「H」(Vpp)レベルに
してビット線対BIT、BIT#を導通させておく。こ
れで、リストアー動作は終了し、次のサイクルより通常
リード/ライト動作が可能となる。
【0078】以上により、上記実施形態1,2によれ
ば、信号発生手段8や信号発生手段18は、データ保持
が必要なデータのみをセンスアンプ5やセンスアンプ1
5A,15Bにラッチしてデータを保持させ、センスア
ンプ5やセンスアンプ15A,15Bに保持したデータ
を元のメモリセル2やメモリセル12A,12Bに記憶
させてセルフリフレッシュ動作を行うようにしたため、
データ保持を行うメモリ領域を、特定のメモリセル2や
メモリセル12A,12Bだけに制限したことと、セン
スアンプ5または15A,15Bにデータ保持をさせた
ことにより、DRAM/疑似SRAM並みのコスト、チ
ップサイズにてSRAM並みのスタンバイ(データ保
持)電流の供給で済み、デバイスの消費電力を大幅に低
減することができるものである。
ば、信号発生手段8や信号発生手段18は、データ保持
が必要なデータのみをセンスアンプ5やセンスアンプ1
5A,15Bにラッチしてデータを保持させ、センスア
ンプ5やセンスアンプ15A,15Bに保持したデータ
を元のメモリセル2やメモリセル12A,12Bに記憶
させてセルフリフレッシュ動作を行うようにしたため、
データ保持を行うメモリ領域を、特定のメモリセル2や
メモリセル12A,12Bだけに制限したことと、セン
スアンプ5または15A,15Bにデータ保持をさせた
ことにより、DRAM/疑似SRAM並みのコスト、チ
ップサイズにてSRAM並みのスタンバイ(データ保
持)電流の供給で済み、デバイスの消費電力を大幅に低
減することができるものである。
【0079】なお、以上に説明したように、図8のタイ
ミングにて、ストアー制御、リストアー制御のサイクル
で、信号発生手段18からWL0信号とWL7信号とを
同時に立ち上げるようにしたが、これに限らず、信号発
生手段18は、通常動作時と比較して昇圧回路(メモリ
セルゲート信号発生回路)には2倍の負荷がかかるのを
解決するため、WL0信号とWL7信号が立ち上がるタ
イミングを少しずらして出力するようにしてもよい。こ
のストアー動作やリストアー動作は、タイミングをずら
した遅延分だけ遅くなるが、同じ能力の昇圧回路(メモ
リセルゲート信号発生回路)であれば、複数のワード線
WLを同時に立ち上げる場合よりはるかに高速であり、
WL0信号とWL7信号が立ち上がるタイミングを少し
ずらすことよる遅延は大きな問題にならない。非常にク
リティカルなタイミングを要するアプリケーションに対
しては公知技術である能力の大きな(占有面積の大き
な)昇圧回路(メモリセルゲート信号発生回路)を採用
する方法をとれば良く、コストとのトレードオフとな
る。WL0信号を先に立ち上げ、十分に立ちあがった後
で、WL7信号を立ち上げる。この信号の遅延には通常
の遅延回路を用いれば良い。これによって、この昇圧回
路の能力を増強する必要はなくなる。
ミングにて、ストアー制御、リストアー制御のサイクル
で、信号発生手段18からWL0信号とWL7信号とを
同時に立ち上げるようにしたが、これに限らず、信号発
生手段18は、通常動作時と比較して昇圧回路(メモリ
セルゲート信号発生回路)には2倍の負荷がかかるのを
解決するため、WL0信号とWL7信号が立ち上がるタ
イミングを少しずらして出力するようにしてもよい。こ
のストアー動作やリストアー動作は、タイミングをずら
した遅延分だけ遅くなるが、同じ能力の昇圧回路(メモ
リセルゲート信号発生回路)であれば、複数のワード線
WLを同時に立ち上げる場合よりはるかに高速であり、
WL0信号とWL7信号が立ち上がるタイミングを少し
ずらすことよる遅延は大きな問題にならない。非常にク
リティカルなタイミングを要するアプリケーションに対
しては公知技術である能力の大きな(占有面積の大き
な)昇圧回路(メモリセルゲート信号発生回路)を採用
する方法をとれば良く、コストとのトレードオフとな
る。WL0信号を先に立ち上げ、十分に立ちあがった後
で、WL7信号を立ち上げる。この信号の遅延には通常
の遅延回路を用いれば良い。これによって、この昇圧回
路の能力を増強する必要はなくなる。
【0080】また、図1の実施形態1では、一つのビッ
ト線対BIT、BIT#につき一つのデータしか保持で
きなかったが、図7の実施形態2では一つのビット線対
BIT、BIT#につき2つのデータが保持できる。セ
ンスアンプ5やセンスアンプ15A,15Bを細かく分
割してき、例えば4分割すると、一つのビット線対BI
T、BIT#につき四つのデータを保持することができ
る。さらに、8分割、16分割していくと、保持できる
データ数をセンスアンプの数に応じて増やすことができ
ることは明らかである。要は、一つのビット線に接続さ
れる複数のセンスアンプは、複数のセンスアンプの増幅
能力の合計が一つのビット線対BIT、BIT#を十分
に増幅可能とする増幅能力であればよい。また、一つの
データを複数のセンスアンプにて高速にデータ保持する
ことも可能である。
ト線対BIT、BIT#につき一つのデータしか保持で
きなかったが、図7の実施形態2では一つのビット線対
BIT、BIT#につき2つのデータが保持できる。セ
ンスアンプ5やセンスアンプ15A,15Bを細かく分
割してき、例えば4分割すると、一つのビット線対BI
T、BIT#につき四つのデータを保持することができ
る。さらに、8分割、16分割していくと、保持できる
データ数をセンスアンプの数に応じて増やすことができ
ることは明らかである。要は、一つのビット線に接続さ
れる複数のセンスアンプは、複数のセンスアンプの増幅
能力の合計が一つのビット線対BIT、BIT#を十分
に増幅可能とする増幅能力であればよい。また、一つの
データを複数のセンスアンプにて高速にデータ保持する
ことも可能である。
【0081】さらに、上記実施形態1,2では、特に説
明しなかったが、分割したセンスアンプはビット線対B
IT、BIT#に並列に配置、接続し、各々独立したセ
ンスアンプイネーブル信号SAP,SANで制御すれば
良い。分割したセンスアンプの配置の方法としては、デ
ータ保持したいメモリセルに近接して配置するのが好ま
しく、また、通常動作時に高速にセンスすることを考慮
すると、なるべく均等に配置した方が好ましい。
明しなかったが、分割したセンスアンプはビット線対B
IT、BIT#に並列に配置、接続し、各々独立したセ
ンスアンプイネーブル信号SAP,SANで制御すれば
良い。分割したセンスアンプの配置の方法としては、デ
ータ保持したいメモリセルに近接して配置するのが好ま
しく、また、通常動作時に高速にセンスすることを考慮
すると、なるべく均等に配置した方が好ましい。
【0082】さらに、上記実施形態1,2では、特に説
明しなかったが、ビット線イコライズ回路4,14A,
14Bも、要求されるイコライズ速度に応じて適宜配
置、接続することができる。ビット線イコライズ回路
4,14A,14Bは、具体的には、図2のような回路
構成を持つのでセンスアンプ同様、ビット線対BIT、
BIT#と並列に配置、接続すればよい。例えば図2に
示すビット線イコライズ回路4は、ビット線対BIT、
BIT#を(1/2)×Vccにイコライズ(プリチャ
ージ)するために用いられ、ビット線BIT、BIT#
をショートする回路と、各々のビット線BIT、BIT
#に(1/2)×Vccを供給するトランジスタがビッ
ト線BIT、BIT#間に備えられた構成を採ってい
る。(1/2)×Vccの電位を供給するトランジスタ
は、イコライズ電位の微調整を要する場合や長時間アク
セスされなかった場合に、(1/2)×Vccレベルを
維持する電位供給を受けるために設けられている。
明しなかったが、ビット線イコライズ回路4,14A,
14Bも、要求されるイコライズ速度に応じて適宜配
置、接続することができる。ビット線イコライズ回路
4,14A,14Bは、具体的には、図2のような回路
構成を持つのでセンスアンプ同様、ビット線対BIT、
BIT#と並列に配置、接続すればよい。例えば図2に
示すビット線イコライズ回路4は、ビット線対BIT、
BIT#を(1/2)×Vccにイコライズ(プリチャ
ージ)するために用いられ、ビット線BIT、BIT#
をショートする回路と、各々のビット線BIT、BIT
#に(1/2)×Vccを供給するトランジスタがビッ
ト線BIT、BIT#間に備えられた構成を採ってい
る。(1/2)×Vccの電位を供給するトランジスタ
は、イコライズ電位の微調整を要する場合や長時間アク
セスされなかった場合に、(1/2)×Vccレベルを
維持する電位供給を受けるために設けられている。
【0083】さらに、上記実施形態2では、特に説明し
なかったが、図1の実施形態1と同様に、電源回路を不
活性化したり、または、電源回路を不活性化せず、電源
回路を活性化したままにしておき、リストアー動作を早
くするように構成してもよい。
なかったが、図1の実施形態1と同様に、電源回路を不
活性化したり、または、電源回路を不活性化せず、電源
回路を活性化したままにしておき、リストアー動作を早
くするように構成してもよい。
【0084】さらに、上記実施形態2では、特に説明し
なかったが、図1の実施形態1と同様に、スタンバイ時
に、Vccレベルを下げて、または内部降圧回路の発生
レベルを下げてスタンバイ電流の更なる低減を図ること
も可能である。また、デバイスに与える電源電圧をセン
スアンプ部、パワーダウン検知用入力部とその他回路と
に分割し、センスアンプ部、パワーダウン検知用入力部
以外のその他回路に与える電源電圧をオフしてしまえ
ば、その他回路に流れるリーク電流をカットすることが
でき、消費電力を大幅に減らすことが可能となる。
なかったが、図1の実施形態1と同様に、スタンバイ時
に、Vccレベルを下げて、または内部降圧回路の発生
レベルを下げてスタンバイ電流の更なる低減を図ること
も可能である。また、デバイスに与える電源電圧をセン
スアンプ部、パワーダウン検知用入力部とその他回路と
に分割し、センスアンプ部、パワーダウン検知用入力部
以外のその他回路に与える電源電圧をオフしてしまえ
ば、その他回路に流れるリーク電流をカットすることが
でき、消費電力を大幅に減らすことが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
保持が必要なデータのみをラッチしてラッチ型増幅手段
にデータを保持させ、ラッチ型増幅手段に保持したデー
タを元のメモリセルに記憶させるようにしてセルフリフ
レッシュ動作を行うため、データ保持を行うメモリ領域
を、データ保持が必要なデータのみに小さくしたこと
と、ラッチ型増幅手段にてデータ保持を行うことによ
り、DRAM/疑似SRAM並みのコスト、チップサイ
ズにてSRAM並みのスタンバイ(データ保持)電流の
供給で済み、デバイスの消費電力を大幅に低減すること
ができる。
保持が必要なデータのみをラッチしてラッチ型増幅手段
にデータを保持させ、ラッチ型増幅手段に保持したデー
タを元のメモリセルに記憶させるようにしてセルフリフ
レッシュ動作を行うため、データ保持を行うメモリ領域
を、データ保持が必要なデータのみに小さくしたこと
と、ラッチ型増幅手段にてデータ保持を行うことによ
り、DRAM/疑似SRAM並みのコスト、チップサイ
ズにてSRAM並みのスタンバイ(データ保持)電流の
供給で済み、デバイスの消費電力を大幅に低減すること
ができる。
【図1】本発明の半導体記憶装置におけるセルフリフレ
ッシュ回路の実施形態1を示すブロック図である。
ッシュ回路の実施形態1を示すブロック図である。
【図2】図1のビット線イコライズ回路の一構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図3】図1のセンスアンプの一構成例を示す回路図で
ある。
ある。
【図4】SRAMのメモリセルの一構成例を示す回路図
である。
である。
【図5】図4の回路をゲートレベルの等価回路で表した
回路図である。
回路図である。
【図6】図1のセルフリフレッシュ回路のタイミングチ
ャート図である。
ャート図である。
【図7】本発明の半導体記憶装置におけるセルフリフレ
ッシュ回路の実施形態2を示すブロック図である。
ッシュ回路の実施形態2を示すブロック図である。
【図8】図7のセルフリフレッシュ回路のタイミングチ
ャート図である。
ャート図である。
【図9】従来の半導体記憶装置におけるセルフリフレッ
シュ回路の一構成例を示すブロック図である。
シュ回路の一構成例を示すブロック図である。
【図10】図9のセルフリフレッシュ回路のタイミング
チャート図である
チャート図である
【図11】従来のセルフリフレッシュ回路の他の構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1,11 半導体記憶装置 2,3,12A,12B,13 メモリセル 4,14A,14B ビット線イコライズ回路 5,15A,15B センスアンプ 6,7,16,17 スイッチングトランジスタ 8,18 信号発生回路 81,181 電源制御手段 82,182 ストアー手段 83,183 リストアー手段 9,19 セルフリフレッシュ回路 WL0〜WL7 ワード線 BIT,BIT# ビット線対 BLEQ ビット線イコライズ信号 SAP,SAN センスアンプイネーブル信号 MCT0,MCT1 スイッチング信号
Claims (13)
- 【請求項1】 メモリセルに保持した電荷量によってデ
ータを記憶し、該電荷量をラッチ型増幅手段で増幅して
データを読み出す半導体記憶装置において、 データ保持が必要なデータのみをラッチして該ラッチ型
増幅手段にデータを保持させるストアー手段と、該ラッ
チ型増幅手段に保持したデータを元のメモリセルに記憶
させるリストアー手段とを有した半導体記憶装置。 - 【請求項2】 ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する一つまたは複
数のラッチ型増幅手段が接続されており、前記ストアー
手段は、前記データ保持が必要なデータを一つのビット
線対につき一つのデータのみ、同じビット線に接続され
る該一つまたは複数のラッチ型増幅手段にラッチしてデ
ータを保持する請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 ビット線対に複数のメモリセルが接続さ
れ、一つのビット線対にはそれに対応する複数の前記ラ
ッチ型増幅手段が接続されており、前記ストアー手段
は、一つのビット線対につきデータ保持が必要な複数の
データをそれぞれ、同じビット線に接続される該複数の
ラッチ型増幅手段にそれぞれラッチしてデータを保持す
る請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記ラッチ型増幅手段とメモリセルアレ
イが接続されるビット線を電気的に遮断可能とした第1
スイッチング手段を有する請求項1〜3の何れかに記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記データ保持が必要なデータを記憶す
るメモリセルおよびラッチ型増幅手段と、データ保持が
不要なデータを記憶する一つまたは複数のメモリセルと
を電気的に遮断可能とした第2スイッチング手段を有す
る請求項1〜4の何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 一つのビット線に接続される複数のラッ
チ型増幅手段は、該複数のラッチ型増幅手段の増幅能力
の合計が一つのビット線対を十分に増幅可能とする増幅
能力である請求項2または3記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記データ保持時にメモリセルゲート信
号発生回路および基板電位発生回路の電源回路を不活性
化可能とする第1電源制御手段を有する請求項1〜6の
何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記データ保持時に、外部より与えられ
る電源電圧を下げる第2電源制御手段を有する請求項1
〜6の何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記データ保持時に、内部降圧回路が発
生する降圧レベルを下げる第3電源制御手段を有する請
求項1〜6の何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 デバイスに与える電源電圧をラッチ型
増幅部およびパワーダウン検知用入力部とその他回路部
とに分割し、データ保持時に該ラッチ型増幅部およびパ
ワーダウン検知用入力部以外のその他回路部に与える電
源電圧を遮断可能とする第4電源制御手段を有する請求
項1〜6の何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 メモリセルのデータを前記ラッチ型増
幅手段にラッチする場合と、ラッチした該ラッチ型増幅
手段のデータをメモリセルに転送する場合の少なくとも
何れかの場合において、複数のメモリセルを活性化する
複数ワード線の立ち上げのタイミングを互いにずらすよ
うに制御する信号発生手段を有する請求項3または6記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 前記データ保持時に、メモリセルゲー
ト信号発生回路および基板電位発生回路の電源回路を活
性化したままの場合と、それを不活性化する場合とに切
替え可能とする切替手段を有する請求項1〜7,10の
何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項13】 一つのビット線に接続される複数のラ
ッチ型増幅手段は、データ保持が必要なデータのメモリ
セルに近接して設けられ、ビット線上の均等位置に配置
される請求項2、3、6または11記載の半導体記憶装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060981A JP2002260383A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060981A JP2002260383A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002260383A true JP2002260383A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18920344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001060981A Pending JP2002260383A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002260383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7492654B2 (en) | 2005-06-10 | 2009-02-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Memory device for retaining data during power-down mode and method of operating the same |
US8982618B2 (en) | 2012-06-19 | 2015-03-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Nonvolatile memory device and related method of operation |
US9978435B1 (en) | 2017-01-25 | 2018-05-22 | Winbond Electronics Corporation | Memory device and operation methods thereof |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001060981A patent/JP2002260383A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7492654B2 (en) | 2005-06-10 | 2009-02-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Memory device for retaining data during power-down mode and method of operating the same |
US8982618B2 (en) | 2012-06-19 | 2015-03-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Nonvolatile memory device and related method of operation |
US9978435B1 (en) | 2017-01-25 | 2018-05-22 | Winbond Electronics Corporation | Memory device and operation methods thereof |
JP2018125058A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-09 | 華邦電子股▲ふん▼有限公司Winbond Electronics Corp. | メモリデバイス及びメモリデバイスの動作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100355226B1 (ko) | 뱅크별로 선택적인 셀프 리프레쉬가 가능한 동적 메모리장치 | |
JP4550053B2 (ja) | 半導体メモリ | |
US7505341B2 (en) | Low voltage sense amplifier and sensing method | |
KR100652414B1 (ko) | 딥 파워 다운 모드일 때 일부 데이터를 보존할 수 있는메모리 장치 및 그 동작 방법 | |
KR100271626B1 (ko) | 비트라인 센스앰프의 오버드라이빙방법 | |
EP0630024B1 (en) | Semiconductor memory device | |
US5969981A (en) | Semiconductor memory device employing ferroelectric memory cell, attaining low power consumption while preventing deterioration of ferroelectric | |
US6236605B1 (en) | Semiconductor integrated circuit and semiconductor memory device including overdriving sense amplifier | |
KR100655288B1 (ko) | 셀프-리프레쉬 동작을 제어하는 로직 엠베디드 메모리 및그것을 포함하는 메모리 시스템 | |
JP4331484B2 (ja) | ランダムアクセスメモリ及びその読み出し、書き込み、及びリフレッシュ方法 | |
KR100695524B1 (ko) | 반도체메모리소자 및 그의 구동방법 | |
US6542426B2 (en) | Cell data protection circuit in semiconductor memory device and method of driving refresh mode | |
JPH08102187A (ja) | ダイナミック型メモリ | |
US20040190326A1 (en) | Semiconductor memory device | |
US7002867B2 (en) | Refresh control circuit for ICs with a memory array | |
JP2000285676A (ja) | オーバードライブ方式のセンスアンプを有するメモリデバイス | |
US7057954B2 (en) | Sense amplifier select circuit and method of selecting the same | |
US7054181B2 (en) | Non-volatile ferroelectric cell array block having hierarchy transfer sensing architecture | |
JP2003233989A (ja) | 半導体記憶装置及びプリチャージ方法 | |
US6735109B2 (en) | Uni-transistor random access memory device and control method thereof | |
JP2002260383A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2001189081A (ja) | 半導体メモリディバイス及びそのビットライン接続方法 | |
US6674685B2 (en) | Semiconductor memory device having write column select gate | |
JPH10255468A (ja) | Dramのリフレッシュ装置 | |
KR20110131722A (ko) | 비트라인 센스앰프 제어 회로 및 이를 구비하는 반도체 메모리 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060919 |