JP2002260340A - 光記録媒体及びその配布システム並びにサービスショップ - Google Patents
光記録媒体及びその配布システム並びにサービスショップInfo
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- JP2002260340A JP2002260340A JP2001059180A JP2001059180A JP2002260340A JP 2002260340 A JP2002260340 A JP 2002260340A JP 2001059180 A JP2001059180 A JP 2001059180A JP 2001059180 A JP2001059180 A JP 2001059180A JP 2002260340 A JP2002260340 A JP 2002260340A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 音楽コンテンツとユーザの画像データ、テキ
ストデータなどのユーザデータを光記録媒体に記録する
場合に音楽コンテンツの著作権の問題を解決し、さらに
販売を促進する。 【解決手段】 ＣＤエクストラ盤１はＲＯＭ領域２とユ
ーザの追記領域としてＲ領域３により構成され、ＲＯＭ
領域にはあらかじめ音楽と、ユーザによりＲ領域に記録
されるユーザデータをＲＯＭ領域の音楽と連動してスラ
イドショー表示で再生するためのプログラムなどが記録
される。ＲＯＭ領域に記録されるユーザデータ再生プロ
グラムとしては、Ｒ領域の画像の切り替えタイミングと
してオリジナル音楽のフレーズ境界を示すタイミング指
定ファイルなどを含む。ユーザデータ再生プログラムは
ＲＯＭ領域にあらかじめ記録する代わりに、Ｒ領域に書
き込み可能にする。
ストデータなどのユーザデータを光記録媒体に記録する
場合に音楽コンテンツの著作権の問題を解決し、さらに
販売を促進する。 【解決手段】 ＣＤエクストラ盤１はＲＯＭ領域２とユ
ーザの追記領域としてＲ領域３により構成され、ＲＯＭ
領域にはあらかじめ音楽と、ユーザによりＲ領域に記録
されるユーザデータをＲＯＭ領域の音楽と連動してスラ
イドショー表示で再生するためのプログラムなどが記録
される。ＲＯＭ領域に記録されるユーザデータ再生プロ
グラムとしては、Ｒ領域の画像の切り替えタイミングと
してオリジナル音楽のフレーズ境界を示すタイミング指
定ファイルなどを含む。ユーザデータ再生プログラムは
ＲＯＭ領域にあらかじめ記録する代わりに、Ｒ領域に書
き込み可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽コンテンツが
あらかじめＲＯＭ（読み出し専用メモリ）領域に記録さ
れた光記録媒体及びその配布システムに関し、特に凹凸
パターンのＲＯＭ領域に加えてＲ（Recordable：記録可
能）領域やＲＷ（Re-Writabe：書き直し可能）領域など
の追記領域を有する光記録媒体及びその配布システム並
びにサービスショップに関する。
あらかじめＲＯＭ（読み出し専用メモリ）領域に記録さ
れた光記録媒体及びその配布システムに関し、特に凹凸
パターンのＲＯＭ領域に加えてＲ（Recordable：記録可
能）領域やＲＷ（Re-Writabe：書き直し可能）領域など
の追記領域を有する光記録媒体及びその配布システム並
びにサービスショップに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＲＯＭ領域と追記領域を有する光記録媒
体としては、例えばＣＤエクストラ規格に定められ、ま
た、これを利用した従来例としては、例えば特開２００
０−７６０７６号公報にはコンピュータがＲＡＭ領域に
ユーザデータを記憶するためのプログラムをＲＯＭ領域
に記憶した光ディスク記録媒体が提案されている。ま
た、１面全体が書き込み可能な光記録媒体としては、有
機色素を用いたＣＤ−Ｒ、アモルファスを用いたＣＤ−
ＲＷ、ＣＤ−ＲＡＭの他、近年ではＤＶＤ規格が知られ
ている。
体としては、例えばＣＤエクストラ規格に定められ、ま
た、これを利用した従来例としては、例えば特開２００
０−７６０７６号公報にはコンピュータがＲＡＭ領域に
ユーザデータを記憶するためのプログラムをＲＯＭ領域
に記憶した光ディスク記録媒体が提案されている。ま
た、１面全体が書き込み可能な光記録媒体としては、有
機色素を用いたＣＤ−Ｒ、アモルファスを用いたＣＤ−
ＲＷ、ＣＤ−ＲＡＭの他、近年ではＤＶＤ規格が知られ
ている。
【０００３】また、近年ではデジタルスチルカメラやデ
ジタルビデオカメラの普及に伴い、これらのカメラによ
り撮像された画像データをＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに
記録して再生する要求が高い。このため、音楽と画像デ
ータなどをパソコンによりＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに
記録するためのソフトウエアも市場に出回っている。こ
のような書き込みソフトウエアによれば、ユーザがパソ
コンにより、例えば結婚式などを演出するために写真や
テキストを音楽と連動してスライド再生したり、デジタ
ルビデオカメラにより撮像した子供の運動会などの映像
を音楽と連動してスライド再生することができる。
ジタルビデオカメラの普及に伴い、これらのカメラによ
り撮像された画像データをＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに
記録して再生する要求が高い。このため、音楽と画像デ
ータなどをパソコンによりＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに
記録するためのソフトウエアも市場に出回っている。こ
のような書き込みソフトウエアによれば、ユーザがパソ
コンにより、例えば結婚式などを演出するために写真や
テキストを音楽と連動してスライド再生したり、デジタ
ルビデオカメラにより撮像した子供の運動会などの映像
を音楽と連動してスライド再生することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が市販の音楽ＣＤなどから再生した音楽コンテンツとユ
ーザの画像データなどをＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに記
録することは、音楽コンテンツの著作権者を十分に保護
することができないなどの問題点がある。また、単に個
人的利用のため著作権侵害は発生しなくても、ユーザに
とって画像などを音楽と適切に連動してスライド再生す
るように、パソコンを用いてＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなど
に記録するには熟練を要するという問題点がある。
が市販の音楽ＣＤなどから再生した音楽コンテンツとユ
ーザの画像データなどをＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなどに記
録することは、音楽コンテンツの著作権者を十分に保護
することができないなどの問題点がある。また、単に個
人的利用のため著作権侵害は発生しなくても、ユーザに
とって画像などを音楽と適切に連動してスライド再生す
るように、パソコンを用いてＣＤ−ＲやＣＤ−ＲＷなど
に記録するには熟練を要するという問題点がある。
【０００５】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、音楽
コンテンツとユーザの画像データ、テキストデータなど
のユーザデータを光記録媒体に記録する場合に音楽コン
テンツの著作権の問題を解決することができ、さらに販
売を促進することができる光記録媒体を提供することを
目的とする。本発明はさらに、ユーザが簡単にユーザデ
ータと音楽コンテンツを適切に連動して再生することが
できる光記録媒体の配布システム並びにサービスショッ
プを提供することを目的とする。
コンテンツとユーザの画像データ、テキストデータなど
のユーザデータを光記録媒体に記録する場合に音楽コン
テンツの著作権の問題を解決することができ、さらに販
売を促進することができる光記録媒体を提供することを
目的とする。本発明はさらに、ユーザが簡単にユーザデ
ータと音楽コンテンツを適切に連動して再生することが
できる光記録媒体の配布システム並びにサービスショッ
プを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユ
ーザデータを追記して書き込み可能な追記領域を備え、
音楽コンテンツと、この音楽コンテンツの再生時に追記
領域に書き込まれたユーザの画像データと連動して再生
するためのプログラムをあらかじめＲＯＭ領域に記録す
るようにしたものである。すなわち本発明によれば、Ｒ
ＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを追
記して書き込み可能な追記領域を備えた光記録媒体にお
いて、前記ＲＯＭ領域には、音楽コンテンツと、前記音
楽コンテンツの再生時に前記追記領域に書き込まれたユ
ーザの画像データを、前記音楽コンテンツと連動して再
生するためのプログラムがあらかじめ記録されているこ
とを特徴とする光記録媒体が提供される。
するために、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユ
ーザデータを追記して書き込み可能な追記領域を備え、
音楽コンテンツと、この音楽コンテンツの再生時に追記
領域に書き込まれたユーザの画像データと連動して再生
するためのプログラムをあらかじめＲＯＭ領域に記録す
るようにしたものである。すなわち本発明によれば、Ｒ
ＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを追
記して書き込み可能な追記領域を備えた光記録媒体にお
いて、前記ＲＯＭ領域には、音楽コンテンツと、前記音
楽コンテンツの再生時に前記追記領域に書き込まれたユ
ーザの画像データを、前記音楽コンテンツと連動して再
生するためのプログラムがあらかじめ記録されているこ
とを特徴とする光記録媒体が提供される。
【０００７】また本発明は上記目的を達成するために、
ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを
追記して書き込み可能な追記領域を備え、ＲＯＭ領域に
は音楽コンテンツをあらかじめ記録し、前記追記領域は
さらに、前記音楽コンテンツの再生時に前記追記領域に
書き込まれたユーザの画像データを連動して再生するた
めのプログラムを書き込み可能にしたものである。すな
わち本発明によれば、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に
対してユーザデータを追記して書き込み可能な追記領域
を備えた光記録媒体において、前記ＲＯＭ領域には音楽
コンテンツがあらかじめ記録され、前記追記領域はさら
に、前記音楽コンテンツの再生時に前記追記領域に書き
込まれたユーザの画像データを連動して再生するための
プログラムが書き込み可能であることを特徴とする光記
録媒体が提供される。
ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを
追記して書き込み可能な追記領域を備え、ＲＯＭ領域に
は音楽コンテンツをあらかじめ記録し、前記追記領域は
さらに、前記音楽コンテンツの再生時に前記追記領域に
書き込まれたユーザの画像データを連動して再生するた
めのプログラムを書き込み可能にしたものである。すな
わち本発明によれば、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に
対してユーザデータを追記して書き込み可能な追記領域
を備えた光記録媒体において、前記ＲＯＭ領域には音楽
コンテンツがあらかじめ記録され、前記追記領域はさら
に、前記音楽コンテンツの再生時に前記追記領域に書き
込まれたユーザの画像データを連動して再生するための
プログラムが書き込み可能であることを特徴とする光記
録媒体が提供される。
【０００８】また本発明は上記目的を達成するために、
光記録媒体の配布者及びユーザ以外の第３の業者又は配
布者の光記録媒体書き込み装置により追記領域に書き込
むようにしたものである。すなわち本発明によれば、請
求項１ないし３のいずれか１つに記載の光記録媒体の配
布システムであって、前記光記録媒体を配布者からユー
ザに配布し、前記ユーザの画像データを前記配布者及び
ユーザ以外の第３の業者又は前記配布者の光記録媒体書
き込み装置により前記追記領域に書き込むようにした光
記録媒体の配布システムが提供される。
光記録媒体の配布者及びユーザ以外の第３の業者又は配
布者の光記録媒体書き込み装置により追記領域に書き込
むようにしたものである。すなわち本発明によれば、請
求項１ないし３のいずれか１つに記載の光記録媒体の配
布システムであって、前記光記録媒体を配布者からユー
ザに配布し、前記ユーザの画像データを前記配布者及び
ユーザ以外の第３の業者又は前記配布者の光記録媒体書
き込み装置により前記追記領域に書き込むようにした光
記録媒体の配布システムが提供される。
【０００９】また本発明は上記目的を達成するために、
ユーザが持ち込んだ光記録媒体の追記領域に、同ユーザ
が持ち込んだり送信したりして供給する画像データを記
録する光記録媒体書き込み装置を備えたサービスショッ
プを提供するようにしたものである。すなわち本発明に
よれば、請求項１ないし３のいずれか１つに記載の光記
録媒体をユーザから預かり、画像データが記録された所
定の記録媒体をユーザから受け取り前記画像データを読
み出すか、あるいは前記ユーザから通信回線を介して送
信された画像データを受信して、前記画像データを前記
光記録媒体の前記追記領域に記録する光記録媒体書き込
み装置を備えたサービスショップが提供される。
ユーザが持ち込んだ光記録媒体の追記領域に、同ユーザ
が持ち込んだり送信したりして供給する画像データを記
録する光記録媒体書き込み装置を備えたサービスショッ
プを提供するようにしたものである。すなわち本発明に
よれば、請求項１ないし３のいずれか１つに記載の光記
録媒体をユーザから預かり、画像データが記録された所
定の記録媒体をユーザから受け取り前記画像データを読
み出すか、あるいは前記ユーザから通信回線を介して送
信された画像データを受信して、前記画像データを前記
光記録媒体の前記追記領域に記録する光記録媒体書き込
み装置を備えたサービスショップが提供される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図１は本発明に係る光記録
媒体の一実施形態のデータ構造を示す説明図、図２は本
発明に係る光記録媒体の書き込み装置を示すブロック
図、図３は本発明に係る光記録媒体の再生装置を示すブ
ロック図、図４は本発明に係る光記録媒体の配布システ
ムの一実施形態を示す説明図である。
施の形態について説明する。図１は本発明に係る光記録
媒体の一実施形態のデータ構造を示す説明図、図２は本
発明に係る光記録媒体の書き込み装置を示すブロック
図、図３は本発明に係る光記録媒体の再生装置を示すブ
ロック図、図４は本発明に係る光記録媒体の配布システ
ムの一実施形態を示す説明図である。
【００１１】ここで、音楽コンテンツが記録された音楽
ＣＤとしては、直径が８cmのＣＤシングル盤が知られて
いる。このＣＤシングル盤には通常、２曲のオリジナル
音楽と歌詞なしのカラオケ音楽がＲＯＭ形式で記録され
ている。そこで、本発明の光ディスクは図１に示すよう
に、一例として直径が１２cmのハイブリットＣＤシング
ルであるＣＤエクストラ盤１とし、このＣＤエクストラ
盤１は、内周側に設けられるＲＯＭ領域（エリア）２
と、外周側に設けられるユーザの追記領域としてＲ領域
（ＣＤ−Ｒエリア）３により構成されている。なお、追
記領域はＲ領域３の代わりに、ＲＷ領域やＲＡＭ（書き
込み可能メモリ）領域で構成してもよい。
ＣＤとしては、直径が８cmのＣＤシングル盤が知られて
いる。このＣＤシングル盤には通常、２曲のオリジナル
音楽と歌詞なしのカラオケ音楽がＲＯＭ形式で記録され
ている。そこで、本発明の光ディスクは図１に示すよう
に、一例として直径が１２cmのハイブリットＣＤシング
ルであるＣＤエクストラ盤１とし、このＣＤエクストラ
盤１は、内周側に設けられるＲＯＭ領域（エリア）２
と、外周側に設けられるユーザの追記領域としてＲ領域
（ＣＤ−Ｒエリア）３により構成されている。なお、追
記領域はＲ領域３の代わりに、ＲＷ領域やＲＡＭ（書き
込み可能メモリ）領域で構成してもよい。
【００１２】そして、このＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ
領域２にはあらかじめ、２曲のオリジナル音楽と、歌詞
なしのカラオケ音楽と、ユーザによりＲ領域３に記録さ
れたユーザデータをＲＯＭ領域２の音楽と連動してスラ
イドショー表示で再生するためのプログラムなどが記録
されてユーザに販売される。ＲＯＭ領域２に記録される
ユーザデータ再生プログラムとしては、Ｒ領域３の画像
の切り替えタイミングとしてＲＯＭ領域２の音楽のフレ
ーズ境界などを示すタイミング指定ファイルを含む。
領域２にはあらかじめ、２曲のオリジナル音楽と、歌詞
なしのカラオケ音楽と、ユーザによりＲ領域３に記録さ
れたユーザデータをＲＯＭ領域２の音楽と連動してスラ
イドショー表示で再生するためのプログラムなどが記録
されてユーザに販売される。ＲＯＭ領域２に記録される
ユーザデータ再生プログラムとしては、Ｒ領域３の画像
の切り替えタイミングとしてＲＯＭ領域２の音楽のフレ
ーズ境界などを示すタイミング指定ファイルを含む。
【００１３】このＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ領域２に
記録されているオリジナル音楽とカラオケ音楽は、リー
ドインデータに基づいて音楽ＣＤプレーヤにより再生す
ることができる。また、ユーザがデジタルスチルカメラ
やデジタルビデオカメラなどにより、その記録媒体に、
例えばＪＰＥＧ方式などで記録した画像データをＣＤエ
クストラ盤１のＲ領域３に記録する場合には、ＲＯＭ領
域２に記録されているタイミング指定ファイルと関連づ
けてＲ領域３に書き込むことができる。
記録されているオリジナル音楽とカラオケ音楽は、リー
ドインデータに基づいて音楽ＣＤプレーヤにより再生す
ることができる。また、ユーザがデジタルスチルカメラ
やデジタルビデオカメラなどにより、その記録媒体に、
例えばＪＰＥＧ方式などで記録した画像データをＣＤエ
クストラ盤１のＲ領域３に記録する場合には、ＲＯＭ領
域２に記録されているタイミング指定ファイルと関連づ
けてＲ領域３に書き込むことができる。
【００１４】この記録装置としてはパソコンを用いるこ
とができ、その構成を図２に示す。この装置はＣＰＵ１
１、画像表示装置１２、ＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ領
域２から読み出したタイミング指定ファイルなどを記憶
するためのメモリ１３、ユーザの追加データをＣＤエク
ストラ盤１のＲ領域３に書き込むためのＣＤ−Ｒ／ＲＷ
などの書き込み機器１４、デジタルスチルカメラやデジ
タルビデオカメラなどの記録媒体から画像データを取り
込むための画像入力装置１５、ユーザのテキストデータ
を入力するためのキーボード１６や図示省略のＦＤＤな
どにより構成される。そして、ユーザの追加データをＣ
Ｄエクストラ盤１のＲ領域３に書き込む場合には、アプ
リケーションプログラム側が認識できる特定のフォルダ
に書き込むか、あるいはフォルダを用いずに書き込む。
こうして書き込まれたデータを再生する際は、ＲＯＭ領
域２に記録されているタイミング指定ファイルを読み出
し、このタイミング指定ファイルと関連づけて再生が行
われる。
とができ、その構成を図２に示す。この装置はＣＰＵ１
１、画像表示装置１２、ＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ領
域２から読み出したタイミング指定ファイルなどを記憶
するためのメモリ１３、ユーザの追加データをＣＤエク
ストラ盤１のＲ領域３に書き込むためのＣＤ−Ｒ／ＲＷ
などの書き込み機器１４、デジタルスチルカメラやデジ
タルビデオカメラなどの記録媒体から画像データを取り
込むための画像入力装置１５、ユーザのテキストデータ
を入力するためのキーボード１６や図示省略のＦＤＤな
どにより構成される。そして、ユーザの追加データをＣ
Ｄエクストラ盤１のＲ領域３に書き込む場合には、アプ
リケーションプログラム側が認識できる特定のフォルダ
に書き込むか、あるいはフォルダを用いずに書き込む。
こうして書き込まれたデータを再生する際は、ＲＯＭ領
域２に記録されているタイミング指定ファイルを読み出
し、このタイミング指定ファイルと関連づけて再生が行
われる。
【００１５】再生装置も同様にパソコンを用いることが
でき、その構成を図３に示す。この装置はＣＰＵ２１、
ＣＤエクストラ盤１を再生するためのＣＤ−ＲＯＭなど
の再生機器２２、ＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ領域２か
ら読み出したプログラムなどを記憶するためのメモリ２
３、ＲＯＭ領域２から読み出した音楽コンテンツを再生
するためのスピーカ２４、Ｒ領域３から読み出したユー
ザ追加データを表示するための画像表示装置２５などに
より構成される。
でき、その構成を図３に示す。この装置はＣＰＵ２１、
ＣＤエクストラ盤１を再生するためのＣＤ−ＲＯＭなど
の再生機器２２、ＣＤエクストラ盤１のＲＯＭ領域２か
ら読み出したプログラムなどを記憶するためのメモリ２
３、ＲＯＭ領域２から読み出した音楽コンテンツを再生
するためのスピーカ２４、Ｒ領域３から読み出したユー
ザ追加データを表示するための画像表示装置２５などに
より構成される。
【００１６】そして、ＣＤエクストラ盤１が再生機器２
２にセットされると、まず、ＲＯＭ領域２から読み出し
たプログラムをメモリ２３に記憶し、このプログラムが
起動してＲＯＭ領域２から音楽データとタイミング指定
ファイルをメモリ２３に取り込む。次いでメモリ２３上
の音楽データを読み出してスピーカ２４により再生しな
がら、メモリ２３上のタイミング指定ファイルに基づい
て再生機器２２のピックアップが移動して、Ｒ領域３か
ら画像データなどのユーザ追加データをメモリ２３に読
み込んで画像表示装置２５に表示する。このとき、新し
い画像データをメモリ２３に読み込むと前の画像データ
をメモリ２３から削除する。そして、音楽データの終了
と同時にプログラムも終了する。
２にセットされると、まず、ＲＯＭ領域２から読み出し
たプログラムをメモリ２３に記憶し、このプログラムが
起動してＲＯＭ領域２から音楽データとタイミング指定
ファイルをメモリ２３に取り込む。次いでメモリ２３上
の音楽データを読み出してスピーカ２４により再生しな
がら、メモリ２３上のタイミング指定ファイルに基づい
て再生機器２２のピックアップが移動して、Ｒ領域３か
ら画像データなどのユーザ追加データをメモリ２３に読
み込んで画像表示装置２５に表示する。このとき、新し
い画像データをメモリ２３に読み込むと前の画像データ
をメモリ２３から削除する。そして、音楽データの終了
と同時にプログラムも終了する。
【００１７】図４は本発明のＣＤエクストラ盤１の配布
システムを示している。ＣＤエクストラ盤１のレコード
メーカーやレコード店など配布者側は、ＲＯＭ領域２に
は音楽コンテンツとプログラムがあらかじめ記録され、
Ｒ領域３が空きのＣＤエクストラ盤１をユーザ（消費
者）に販売し、また、音楽コンテンツの著作権料を関係
機関（ＪＡＳＲＡＣ）に支払う。ユーザは配布者及びユ
ーザ以外の第３の業者（又は配布者）に依頼して、その
光記録媒体用の書き込み装置により画像などのユーザデ
ータをＲ領域３に書き込む。かかる光記録媒体書き込み
装置を備えた店舗をサービスショップと言う。
システムを示している。ＣＤエクストラ盤１のレコード
メーカーやレコード店など配布者側は、ＲＯＭ領域２に
は音楽コンテンツとプログラムがあらかじめ記録され、
Ｒ領域３が空きのＣＤエクストラ盤１をユーザ（消費
者）に販売し、また、音楽コンテンツの著作権料を関係
機関（ＪＡＳＲＡＣ）に支払う。ユーザは配布者及びユ
ーザ以外の第３の業者（又は配布者）に依頼して、その
光記録媒体用の書き込み装置により画像などのユーザデ
ータをＲ領域３に書き込む。かかる光記録媒体書き込み
装置を備えた店舗をサービスショップと言う。
【００１８】サービスショップとしては、具体的には、
コンビニエンスストアやＤＰＥ受付窓口、キオスクなど
を用いることができる。ユーザデータの提供は、デジタ
ルカメラ用のコンパクトフラッシュ（登録商標）メモリ
などの記録媒体をサービスショップに持ち込んだり、あ
らかじめＥ−メールなどで送信しておくこともできる。
サービスショップでは、ユーザデータを記録媒体から読
み出したり、送信されている場合は、受信データを読み
出し、光記録媒体書き込み装置に供給してＣＤエクスト
ラ盤１のＲ領域３に書き込む。こうして、ユーザデータ
が記録されたＣＤエクストラ盤１が完成する。ユーザ
は、完成されたＣＤエクストラ盤１をサービスショップ
から受け取り、自宅などに持ち帰り、自分の再生装置に
より音楽コンテンツの再生時にＲ領域３に書き込まれた
ユーザの画像データをＲＯＭ領域２の音楽コンテンツと
連動して再生することができる。
コンビニエンスストアやＤＰＥ受付窓口、キオスクなど
を用いることができる。ユーザデータの提供は、デジタ
ルカメラ用のコンパクトフラッシュ（登録商標）メモリ
などの記録媒体をサービスショップに持ち込んだり、あ
らかじめＥ−メールなどで送信しておくこともできる。
サービスショップでは、ユーザデータを記録媒体から読
み出したり、送信されている場合は、受信データを読み
出し、光記録媒体書き込み装置に供給してＣＤエクスト
ラ盤１のＲ領域３に書き込む。こうして、ユーザデータ
が記録されたＣＤエクストラ盤１が完成する。ユーザ
は、完成されたＣＤエクストラ盤１をサービスショップ
から受け取り、自宅などに持ち帰り、自分の再生装置に
より音楽コンテンツの再生時にＲ領域３に書き込まれた
ユーザの画像データをＲＯＭ領域２の音楽コンテンツと
連動して再生することができる。
【００１９】なお、上記実施形態では、Ｒ領域３に記録
されたユーザデータをＲＯＭ領域２の音楽と連動して再
生するためのプログラムをＲＯＭ領域２に記録したが、
代わりにＲ領域３を書き込み可能にして、このＲ領域３
に配布者などのサーバからネットを介してダウンロード
するようにしてもよい。
されたユーザデータをＲＯＭ領域２の音楽と連動して再
生するためのプログラムをＲＯＭ領域２に記録したが、
代わりにＲ領域３を書き込み可能にして、このＲ領域３
に配布者などのサーバからネットを介してダウンロード
するようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、Ｒ
ＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを追
記して書き込み可能な追記領域を備え、音楽コンテンツ
と、この音楽コンテンツの再生時に追記領域に書き込ま
れたユーザの画像データと連動して再生するためのプロ
グラムを、あらかじめＲＯＭ領域に記録するようにした
ので、音楽コンテンツとユーザの画像データ、テキスト
データなどのユーザデータを光記録媒体に記録する場合
に音楽コンテンツの著作権の問題を解決することがで
き、さらに販売を促進することができる。また本発明に
よれば、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザ
データを追記して書き込み可能な追記領域を備え、ＲＯ
Ｍ領域には音楽コンテンツをあらかじめ記録し、前記追
記領域はさらに、前記音楽コンテンツの再生時に前記追
記領域に書き込まれたユーザの画像データを連動して再
生するためのプログラムを書き込み可能にしたので、音
楽コンテンツとユーザの画像データ、テキストデータな
どのユーザデータを光記録媒体に記録する場合に音楽コ
ンテンツの著作権の問題を解決することができ、さらに
販売を促進することができる。また本発明によれば、光
記録媒体の配布者及びユーザ以外の第３の業者又は配布
者の光記録媒体書き込み装置により追記領域に書き込む
ようにしたので、ユーザが簡単にユーザデータと音楽コ
ンテンツを適切に連動して再生することができる。
ＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザデータを追
記して書き込み可能な追記領域を備え、音楽コンテンツ
と、この音楽コンテンツの再生時に追記領域に書き込ま
れたユーザの画像データと連動して再生するためのプロ
グラムを、あらかじめＲＯＭ領域に記録するようにした
ので、音楽コンテンツとユーザの画像データ、テキスト
データなどのユーザデータを光記録媒体に記録する場合
に音楽コンテンツの著作権の問題を解決することがで
き、さらに販売を促進することができる。また本発明に
よれば、ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対してユーザ
データを追記して書き込み可能な追記領域を備え、ＲＯ
Ｍ領域には音楽コンテンツをあらかじめ記録し、前記追
記領域はさらに、前記音楽コンテンツの再生時に前記追
記領域に書き込まれたユーザの画像データを連動して再
生するためのプログラムを書き込み可能にしたので、音
楽コンテンツとユーザの画像データ、テキストデータな
どのユーザデータを光記録媒体に記録する場合に音楽コ
ンテンツの著作権の問題を解決することができ、さらに
販売を促進することができる。また本発明によれば、光
記録媒体の配布者及びユーザ以外の第３の業者又は配布
者の光記録媒体書き込み装置により追記領域に書き込む
ようにしたので、ユーザが簡単にユーザデータと音楽コ
ンテンツを適切に連動して再生することができる。
【図１】本発明に係る光記録媒体の一実施形態のデータ
構造を示す説明図である。
構造を示す説明図である。
【図２】本発明に係る光記録媒体の書き込み装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】本発明に係る光記録媒体の再生装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】本発明に係る光記録媒体の配布システムの一実
施形態を示す説明図である。
施形態を示す説明図である。
１ ＣＤエクストラ盤 ２ ＲＯＭ領域 ３ Ｒ領域（追記領域）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ１１Ｂ 7/0045 Ｇ１１Ｂ 7/30 Ａ 7/30 20/10 Ｄ 20/10 ３２１Ｚ ３２１ Ｇ１０Ｌ 9/00 Ｅ
Claims (5)
- 【請求項１】 ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対して
ユーザデータを追記して書き込み可能な追記領域を備え
た光記録媒体において、 前記ＲＯＭ領域には、音楽コンテンツと、前記音楽コン
テンツの再生時に前記追記領域に書き込まれたユーザの
画像データを、前記音楽コンテンツと連動して再生する
ためのプログラムがあらかじめ記録されていることを特
徴とする光記録媒体。 - 【請求項２】 ＲＯＭ領域と、前記ＲＯＭ領域に対して
ユーザデータを追記して書き込み可能な追記領域を備え
た光記録媒体において、 前記ＲＯＭ領域には音楽コンテンツがあらかじめ記録さ
れ、前記追記領域はさらに、前記音楽コンテンツの再生
時に前記追記領域に書き込まれたユーザの画像データを
連動して再生するためのプログラムが書き込み可能であ
ることを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項３】 前記プログラムは、前記音楽コンテンツ
の再生時に前記追記領域に書き込まれたユーザの画像デ
ータを前記音楽コンテンツに応じたタイミングで画面を
切り替えて、スライドショー表示するためのプログラム
であることを特徴とする請求項１又は２記載の光記録媒
体。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１つに記載
の光記録媒体の配布システムであって、 前記光記録媒体を配布者からユーザに配布し、 前記ユーザの画像データを前記配布者及びユーザ以外の
第３の業者又は前記配布者の光記録媒体書き込み装置に
より前記追記領域に書き込むようにした光記録媒体の配
布システム。 - 【請求項５】 請求項１ないし３のいずれか１つに記載
の光記録媒体をユーザから預かり、画像データが記録さ
れた所定の記録媒体をユーザから受け取り、前記画像デ
ータを読み出すか、あるいは前記ユーザから通信回線を
介して送信された画像データを受信して、前記画像デー
タを前記光記録媒体の前記追記領域に記録する光記録媒
体書き込み装置を備えたサービスショップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059180A JP2002260340A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 光記録媒体及びその配布システム並びにサービスショップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059180A JP2002260340A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 光記録媒体及びその配布システム並びにサービスショップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002260340A true JP2002260340A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18918781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001059180A Withdrawn JP2002260340A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 光記録媒体及びその配布システム並びにサービスショップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002260340A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153923A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Sony Corp | 画像閲覧装置および画像閲覧方法 |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001059180A patent/JP2002260340A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153923A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Sony Corp | 画像閲覧装置および画像閲覧方法 |
| JP4622479B2 (ja) * | 2004-11-25 | 2011-02-02 | ソニー株式会社 | 再生装置および再生方法 |
| US8321789B2 (en) | 2004-11-25 | 2012-11-27 | Sony Corporation | Image browsing apparatus and image browsing method |
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