JP2002258877A - ブラウザ連動型カラオケ装置 - Google Patents

ブラウザ連動型カラオケ装置

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JP2002258877A
JP2002258877A JP2001053930A JP2001053930A JP2002258877A JP 2002258877 A JP2002258877 A JP 2002258877A JP 2001053930 A JP2001053930 A JP 2001053930A JP 2001053930 A JP2001053930 A JP 2001053930A JP 2002258877 A JP2002258877 A JP 2002258877A
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JP2001053930A
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Hiroshi Sudo
浩志 須藤
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Daiichikosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が目的とする音楽関連情報を的確、か
つ容易にインターネット上から入手できるブラウザ連動
型カラオケ装置を提供する。 【解決手段】 各楽曲のカラオケデータを楽曲IDに対
応付けして楽曲データベースとして管理するカラオケデ
ータ管理手段と、利用者入力を受け付けるためのユーザ
インタフェースと、リクエスト曲のカラオケデータを処
理してカラオケ伴奏音楽と歌詞とを同期して音響映像出
力する演奏制御手段と、与えられたURLに従ってイン
ターネット上のWebデータを利用者に提示するブラウ
ザ手段と、楽曲IDごとにURLを対応付けした関連情
報テーブルを管理する楽曲関連情報管理手段と、演奏制
御手段があるリクエスト曲のカラオケデータを処理する
のに連動して、当該リクエスト曲の楽曲IDに対応付け
されているURLを前記ブラウザ手段に与えるためのU
RL入力手段とを備えたブラウザ連動型カラオケ装置と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラオケ装置に関
し、具体的には、インターネットに接続してWebデー
タを利用者に提示する機能を備えたブラウザ連動型カラ
オケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット技術の普及により世界的
な規模で情報革命が進行しており、誰もが容易に入手で
きるブラウザ搭載コンピュータによりインターネット上
で運営されている様々な情報サイトを利用できるように
なった。もちろん、音楽に関する情報やサービスを提供
している情報サイトも数多く存在する。新譜のリリース
情報・コンサートの開催情報・アーティスト(歌手・演
奏者など)の近況報告など、情報提供を主体としたサー
ビスから、CD・コンサートチケット・楽譜などのオン
ライン販売までさまざまな情報サイトがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、利用者がイ
ンターネット上で運営されている音楽関連情報サイトか
ら必要とする情報を得たり、所望するサービスを享受し
ようとする場合、自身のブラウザ搭載コンピュータを使
用し、目的の音楽関連情報が掲載されている情報サイト
のURLを指定してインターネットにアクセスする。
【0004】目的とする音楽関連情報サイトにアクセス
する手順としては、そのサイト自体のURLがわかれば
そのURLを直接指定して情報を得る。しかし、大抵
は、以前に知り得たある音楽関連情報サイトからハイパ
ーリンクを辿って目的の情報が掲載されている情報サイ
トに到達するという手順を踏む。あるいは、目的とする
音楽関連情報に関連するキーワード(曲名・アーティス
ト名など)を検索エンジンに与えて、音楽関連情報サイ
トのURLを得る。
【0005】ハイパーリンクを辿る場合、多数のサイト
を渡り歩くことになり、時間と労力が必要とされる。ま
た、検索エンジンを利用する場合でも、キーワードとし
て少なくとも曲名かアーティストの名前くらいは正確に
知らなくてはならない。また、正確なキーワードを検索
エンジンに与えたとしても、同じ曲名やアーティスト名
は存在するし、唯一の曲名やアーティスト名であって
も、検索される情報サイトは多数ある。そのため、キー
ワードを注意深く選んで検索エンジンに与え、検索され
る情報の数を絞る必要がある。
【0006】ここで、カラオケ装置の使用環境に着目し
てみると、カラオケ店舗には曲名・アーティスト名を一
覧にしたカラオケ目次本に記載されており、利用者は、
歌唱したいカラオケ楽曲の楽曲ID(楽曲番号)をカラ
オケ装置に入力し、カラオケ伴奏音楽の演奏予約をす
る。
【0007】最近では、カラオケ装置に入力する楽曲I
Dを検索する方法として、従来の目次本から検索する方
法に代わって、電子目次本と呼ばれるカラオケ装置に付
帯したデータベース検索機能を備えたコンピュータを使
用する方法もある。例えば、CMソングの楽曲を歌いた
い場合、電子目次本にCMソングにおける商品名やCM
に出演している俳優名などをキーワードとして与える
と、該当する楽曲が特定され、その楽曲のIDがカラオ
ケ装置に転送されて演奏予約される。利用者が口遊んだ
フレーズを音声入力して該当する楽曲を検索する電子目
次本もある。このようにカラオケ装置の利用現場では、
曖昧な情報からでも確実に目的とする楽曲を容易に特定
することができる。そこで本願発明者らは、カラオケ装
置が楽曲IDに基づいて演奏処理が行われる際にブラウ
ザを連動させるとともに、この楽曲IDをキーとして関
連する情報をインターネット上から容易に入手できない
ものかと考えた。
【0008】したがって本発明の目的は、利用者が目的
とする音楽関連情報を的確、かつ容易にインターネット
上から入手できるブラウザ連動型カラオケ装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、各カラオケ楽曲のカラオケデータを
楽曲IDに対応付けして記憶装置に保存して楽曲データ
ベースとして管理するカラオケデータ管理手段と、利用
者入力を受け付けるためのユーザインタフェースと、リ
クエスト曲の楽曲IDを利用者入力により受け付けて、
該当のカラオケデータを楽曲データベースから取り出し
て伴奏音楽と歌詞とを同期して音響映像出力する演奏制
御手段と、与えられたURLに従ってインターネット上
のWebデータを利用者に提示するブラウザ手段と、楽
曲IDごとにURLを楽曲関連情報として対応付けした
関連情報テーブルを記憶装置に保存して管理する楽曲関
連情報管理手段と、前記演奏制御手段があるリクエスト
曲のカラオケデータを処理するのに連動して、当該リク
エスト曲の楽曲IDに対応付けされているURLを前記
ブラウザ手段に与えるためのURL入力手段とを備えた
ブラウザ連動型カラオケ装置とした。
【0010】また、第1の発明において、前記関連情報
テーブルには、前記楽曲関連情報としてURLと、その
URLによって特定されるWebデータの内容とが記述
されており、前記URL入力手段は、リクエスト曲の楽
曲IDに対応する前記内容を提示するとともに、前記ユ
ーザインタフェースからの利用者入力によってその提示
内容に対する確認を取った上で、該当のURLをブラウ
ザ手段に与えるブラウザ連動型カラオケ装置を第2の発
明としている。
【0011】第3の発明は、第2の発明において、前記
関連情報テーブルは、ある楽曲IDに複数のURLと、
各URLによって特定されるWebデータの内容とを前
記楽曲関連情報として対応付けしており、前記URL入
力手段は、リクエスト曲の楽曲IDに対応付けされた全
てのURLについてのWebデータの内容を提示すると
ともに、前記ユーザインタフェースからの利用者入力に
よってその提示内容のいずれかが指定されると、当該指
定された内容に対応するURLをブラウザ手段に与える
ブラウザ連動型カラオケ装置とした。
【0012】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、ある楽曲IDには前記楽曲関連情報とし
て、複数のURLの順列を記述したURL指定スケジュ
ールが対応付けされており、前記URL入力手段は、前
記URL指定スケジュールに従った順番で適宜なURL
を前記ブラウザ手段に適時に与えるブラウザ連動型カラ
オケ装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】===カラオケ装置の構成と基本
動作=== <カラオケ装置の構成>図1は本発明のカラオケ装置の
実施例を機能ブロック図として示している。このカラオ
ケ装置1の基本構成は周知の通信カラオケ演奏端末と同
様である。中央制御部2は、内部にCPU、RAM、R
OMを含むマイコンであり、周辺各構成部を制御して、
このカラオケ装置1を統括している。ハードディスク装
置3は、多数曲分のカラオケ楽曲について、MIDI形
式によって記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる音
楽生成データと、その楽曲演奏に同期して描出する歌詞
画像の生成起源となる歌詞描出データとをカラオケデー
タとして格納している。
【0014】なお、新曲のカラオケデータは、カラオケ
事業者が管理するカラオケホストコンピュータから配信
される。中央制御部2はモデム16を制御し、電話回線
網20を介して接続したカラオケホストコンピュータと
専用のプロトコルによって通信する。そして、ダウンロ
ードされたカラオケデータをハードディスク装置3に格
納する。
【0015】歌詞描出データは、全歌詞文字を適宜な小
節ごとに区切って文字列とし、その文字列の表示/消去
順序(歌詞描出シーケンス)や文字列の表示位置などの
情報と、各文字列の表示/消去タイミングや文字列中の
各文字における色変えタイミング(歌唱時機指示)など
の各情報を記述している。
【0016】<カラオケ演奏機能>中央制御部2は、リ
モコン送信器5や操作パネル6などのユーザインタフェ
ースにて指定入力されたリクエスト楽曲の楽曲番号(楽
曲ID)を操作制御部7を介して受け取ると、その入力
順と楽曲番号とを対応づけてRAMに格納することでこ
の楽曲の演奏予約処理を行う。そして、その楽曲の演奏
順番になると、ハードディスク装置3より該当の音楽生
成データと歌詞描出データとを取り出して処理する。音
楽生成データはシンセサイザ8に順次転送され、ここで
生成された伴奏音楽のオーディオ信号とマイクロホン1
1から入力されたオーディオ信号はミキシングアンプ9
に入力され、その混合オーディオ信号がスピーカ10に
向けて出力される。一方、歌詞描出データを上述のオー
ディオ信号系の処理に同期して処理し、伴奏音楽に同期
した歌詞画像を生成してビデオRAM12に順次ビット
マップ展開していく。
【0017】CD−ROMチェンジャ15は、歌詞画像
の背景として使用されるムード映像の生成起源となる長
時間分の映像データ(MPEG1形式など)を多数のC
D−ROMに分割して格納している。そして、CD−R
OM駆動装置と映像データの復号回路とを内蔵してい
る。このCD−ROMチェンジャ17は、中央制御部2
の制御の下、適宜なCD−ROMを内蔵のプレーヤにて
駆動し、そのCD−ROMの適宜な記録位置に記録され
ている映像データを復号してムード映像の映像信号とし
て出力する動作を行う。映像制御部13は、この歌詞画
像をCD−ROMチェンジャ15が再生する適宜なムー
ド映像の映像信号にスーパーインポーズし、歌詞画像入
りのムード映像をディスプレイ14に表示出力する。
【0018】<ブラウザ機能>また、この実施例のカラ
オケ装置1は、10BASE−T規格のLANインタフ
ェース17を備え、このインタフェース17がカラオケ
店舗内に敷設されたLANを介してルータ18に接続さ
れている。このルータ18は、専用線接続やダイアルア
ップ接続によってインターネット21に接続し、インタ
ーネットを通じてカラオケ装置1と外部のコンピュータ
とのTCP/IP通信を仲介する。そして、カラオケ装
置1にはブラウザソフトウエアが実装されており、中央
制御部2は、適時にブラウザを起動させ適宜なURLを
指定してこのカラオケ装置1をインターネット21にア
クセスさせる。そして、ブラウザが取得したWebペー
ジをビデオRAM12に展開し、ディスプレイ14にそ
のページを閲覧可能に表示させる。なお、外部のルータ
18を使用せず、モデム16を介してインターネット2
1に直接ダイアルアップ接続する方式を採用することも
できる。
【0019】しかし本発明は、カラオケ装置にブラウザ
機能を搭載しただけのカラオケ装置ではない。カラオケ
装置におけるカラオケ演奏機能とブラウザ機能とを連動
させて、利用者が目的としている音楽に関連する情報を
的確、かつ容易にインターネット上から取得することに
特徴がある。以下、このカラオケ装置1におけるブラウ
ザ連動機能を説明する。
【0020】===ブラウザ連動機能=== <ユーザインタフェース>ブラウザ機能によってディス
プレイ14にWebページが表示されることは上述し
た。当然、そのWebページにはハイパーリンクが設定
されていたり、電子商店のサイトであれば、商品購入者
の個人情報を記入するためのフォームが含まれていたり
することになる。そのため、カラオケ装置1にはハイパ
ーリンクを指示して他のWebデータを取り寄せたり、
フォームにテキストを記入したりするためのユーザイン
タフェースを備えている。この実施例では、特別な操作
入力装置は付帯していない。リモコン送信器5に配設さ
れたキーによってほとんどの操作が可能となっている。
【0021】図2に本実施例におけるリモコン送信器5
のキー配置図を示した。このリモコン送信器5のキー配
置はカラオケ装置一般に付帯するものと同様である。中
央制御部2は、リモコンキーとそのキー押下に対する処
理との対応関係を演奏予約時・カラオケ演奏時と、ブラ
ウザの起動時とで変えることで、このリモコン送信器5
をブラウザ操作用インタフェースとして使用できるよう
にしている。
【0022】リモコン送信器5によるブラウザ操作環境
としては、例えば、十字キー51の押下動作に応じてW
ebページ中に表示されているカーソルを移動させ、転
送キー53によってハイパーリンクを指示するなど適宜
に設定できる。また、フォームへのテキスト記入につい
ては、テンキー52に複数の文字を割り当てて入力でき
るようにしている。そして、カラオケ装置1側にかな漢
字変換処理機能を実装することで、入力したかな文字を
漢字に変換するようにしている。テンキー52に文字を
割り当てなくても、文字パレットをディスプレイ14に
表示して、カーソルで指示した文字を入力する方式も採
用できよう。もちろん、キーボードなどの操作入力装置
を別途付帯させることも容易である。
【0023】<楽曲関連情報テーブル>カラオケ装置1
は、楽曲IDをキーとして該当の楽曲に関連する情報を
インターネット21から取得する。そのために、ハード
ディスク装置3にはカラオケデータの他に、楽曲IDに
URLを含む楽曲関連情報を対応付けした関連情報テー
ブルが格納されている。図3にこのテーブルの概略図を
示した。各楽曲IDにURLと、そのURLによって特
定されるWebデータの内容を示すテキストデータとが
対応付けされている。
【0024】<カラオケ演奏機能とブラウザ機能との連
動>中央制御部2は、楽曲IDによって演奏処理の待ち
行列を管理している。ある楽曲が演奏処理を終えると、
待ち行列中でつぎに待機している楽曲IDを取得する。
中央制御部2は、その楽曲IDに対応するカラオケデー
タの処理に取りかかる前に、関連情報テーブルを参照し
て、このIDに対応付けされている楽曲関連情報を取得
する。そして、Webデータの内容を示したテキストデ
ータをディスプレイ14に表示して、演奏を開始しよう
としている楽曲に関連してどのような情報が取得可能で
あるかを利用者に提示する。この状態で、所定時間内に
何らかの利用者入力がなければ、通常のカラオケ演奏処
理に移行する。利用者がその情報を取得したいと思え
ば、その旨の利用者入力を行う。
【0025】中央制御部2は、この情報を取得する旨の
利用者入力を受け付けると、演奏の待ち行列の最前列に
ある楽曲IDに対応付けされているURLをブラウザに
与えるとともに、リモコン送信器5からの信号に対して
先のブラウザ操作用ユーザインタフェースを適用する。
【0026】ブラウザがURLを指定してインターネッ
ト21にアクセスし、該当のWebページが示される。
WebページにMIDIデータやストリーミングビデオ
データなどのWebデータが対応付けされていれば、適
宜なプラグインプログラムがそれらのWebデータを処
理して音楽や動画を再生する。また、ユーザインタフェ
ース5によって、このWebページ中のハイパーリンク
指示やフォームへの記入などの利用者入力があればこれ
を受け付ける。ブラウザ機能を終了させて演奏処理に移
行させたい場合は、その旨の利用者入力を行えばよい。
【0027】===実施例2=== <ネットワーク構成>上記実施例(以下、実施例1)で
は、カラオケ演奏機能とブラウザ機能とが一体的なカラ
オケ装置に実装された形態を示した。この実施例1に限
らず、カラオケ演奏機能とブラウザ機能とを個別の処理
端末で実行させる形態もあり得る。図4にこの形態のカ
ラオケ装置の実施例(以下、実施例2)を含むネットワ
ーク構成図を示した。この実施例2におけるカラオケ装
置1は、複数の客室を備えたカラオケ店舗のそれぞれの
客室に設置されている。そして、カラオケ装置1は、シ
ンセサイザを内蔵してMIDIデータを処理してカラオ
ケ伴奏音楽を音響出力するための演奏端末40と、上述
の電子目次本として機能するパーソナル・コンピュータ
(客室PC)30とを主体に構成されている。そして客
室PC30は、電子目次本機能の他にブラウザ機能を実
装し、このブラウザ機能が演奏端末40によるカラオケ
演奏処理に連動して起動することで実施例1に示したブ
ラウザ連動機能を実現している。
【0028】ある客室に設置されている客室PC30と
演奏端末40とは、RS232Cなどの通信インタフェ
ースを介して接続されているとともに、LAN22によ
って他の客室の演奏端末40・客室PC30、およびカ
ラオケ店舗側が管理するコンピュータ(管理サーバー)
60など、カラオケ店舗内の他の情報処理機器とも接続
されている。
【0029】管理サーバー60は、カラオケ店舗の受付
などに設置されるパーソナル・コンピュータであって、
客室PC30や演奏端末40の稼働状態などを管理した
り、その稼働状態に基づいて客室毎の会計処理などを行
っている。また、利用者が客室PC30の電子目次本機
能などを使用してリクエスト楽曲を指定すると、その楽
曲IDを含んだ予約コマンドをLANを介してその客室
PC30と同じ客室にある演奏端末40に宛てて転送す
る。それによって、演奏端末40はその楽曲IDを演奏
処理の待ち行列で管理する。
【0030】また、管理サーバー60にはルータ18が
結合されている。ルータ18(または管理サーバー6
0)にはグローバルIPアドレスが割り当てられ、各客
室PC30にはルータ18のNAT機能などによってロ
ーカルIPアドレスが割り当てられている。それによっ
て、各客室PC30はインターネット21を介して外部
のコンピュータとデータ通信を行なう。さらに、管理サ
ーバー60はモデム22を備え、電話回線網20を介し
てカラオケホストコンピュータに接続し、このホストコ
ンピュータからダウンロードされるカラオケデータを各
客室の演奏端末40に中継・転送する。
【0031】<カラオケ装置の構成>演奏端末40の構
成は実施例1に示したカラオケ装置の構成と同様であ
り、ブラウザ機能が実装されていない点だけが異なる。
客室PC30は、上述したように電子目次本機能とブラ
ウザ機能とを実装したコンピュータであり、タッチパネ
ルなどの操作入力装置とディスプレイ31とを備えて、
同じ客室にある演奏端末40の操作制御部として機能す
る。
【0032】客室PC30は、さまざまな情報を楽曲I
Dに対応付けして管理するデータベースにアクセスし、
適宜に入力された曖昧な情報をキーとして該当する楽曲
IDを演奏端末40に与えて演奏予約させる。なおこの
例では、データベース本体は、管理サーバー60にあ
り、上述の楽曲関連情報テーブルもこの管理サーバー6
0にあるものとしている。したがって、この例では、カ
ラオケ装置1と管理サーバー60とによってブラウザ連
動型カラオケ装置が構成されることになる。もちろん、
これらデータベースやテーブルが客室PC30のハード
ディスク装置に格納されている形態であってもよい。つ
ぎにこの実施例2におけるブラウザ連動機能について説
明する。
【0033】<ブラウザ連動機能>客室PC30にて発
行された演奏予約用の楽曲IDは、LAN22を介して
同じ客室の演奏端末40に送られ、リクエスト楽曲の演
奏予約処理が行われる。演奏端末40にてある楽曲ID
に対応するカラオケデータの処理順番になったとする。
このとき、演奏端末40は、RS232Cインタフェー
スを介して、その楽曲IDを客室PC30に送出し、カ
ラオケデータの処理を一時停止する。
【0034】客室PC30は、この楽曲IDの受け付け
ると、管理サーバー60にある楽曲関連情報テーブルを
参照し、そのIDに対応付けされている楽曲関連情報を
取得し、付帯するディスプレイ31にその内容を表示す
る。利用者がその内容を確認した上で、その内容に対応
するWebページの閲覧を指示すると、ブラウザを起動
し、先の楽曲IDに対応付けされているURLを指定し
てインターネット21にアクセスし、送達されたWeb
ページを表示する。Webページの閲覧を終了する旨の
利用者入力や所定時間利用者入力がないことを認知する
と、演奏端末40に対して演奏開始の指示を与え、演奏
端末40が演奏処理を再開してリクエスト楽曲の伴奏音
楽を音響出力する。
【0035】なお、この例では、歌詞画像を表示するた
めに演奏端末40に付帯するディスプレイ14と、We
bページを表示するために客室PC30に付帯するディ
スプレイ31とは別系統の映像信号がそれぞれに入力さ
れる。そこで、演奏端末40がある楽曲を演奏処理する
のに並行して、その楽曲に関連するWebページが客室
PC30のディスプレイ31にて閲覧できるような構成
としてもよい。
【0036】===変更例・応用例=== 上記各実施例では、利用者がWebページの内容を事前
に確認した上でそのページを表示していたが、楽曲関連
情報として楽曲IDにURLのみを対応付けしておき、
カラオケ楽曲の演奏処理に際して、その楽曲に関連する
Webページが自動的に表示される形態としてもよい。
もちろん、Webデータの内容に相当するテキストを所
定時間表示した上で自動的にWebページを表示するこ
ともできる。
【0037】また、楽曲IDに対応付けされているUR
Lは複数であってもよい。この場合、各URLにそのU
RLによって特定されるWebデータの内容も楽曲関連
情報テーブルによって対応付けしておき、ある楽曲が演
奏される際に、その楽曲IDに対応付けされ得ている内
容を全て提示し、利用者に選択させるようにすればよ
い。そして、選択した内容に対応するURLをブラウザ
に与えればよい。
【0038】楽曲IDに複数の内容に応じて複数のUR
Lを対応付けするのではなく、あるWebサイトに含ま
れる複数のWebページのURLを順列にして対応付け
し、ある楽曲IDに基づいてその順列の一番最初のUR
Lに該当するWebページを表示させ、以後、URLの
順列に従ってURLを順次指定していくようにすること
もできる。それによって、例えば、あるWebサイトの
ホームページから、順番にそのWebサイトにおけるW
ebページ構成を階層を追って表示することが可能とな
る。
【0039】
【発明の効果】本発明のカラオケ装置によれば、リクエ
スト楽曲が演奏されるのを契機としてその楽曲に関連す
るWebデータをインターネットより取得して利用者に
提示できる。そのため、楽曲名やアーティスト名などが
正確にわからなくても、その楽曲に関連する情報を入手
することができる。また、あらかじめ的確な情報が掲載
されているWebページのURLが楽曲IDに対応付け
されているので、検索エンジンを利用する場合のキーワ
ードの選出作業や、複数回に渡る検索作業によって情報
を絞り込む作業が不要となる。
【0040】また、楽曲IDにURLとそのURLによ
って特定されるWebデータの内容とを対応付けしてお
き、その内容を提示した上で、Webページを取得・提
示すれば、取得可能な楽曲関連情報を確認できる。確認
した結果、不要であると判断されれば、無用なWebデ
ータの提示処理も省略できる。
【0041】一つの楽曲IDに複数のURLと各URL
に該当する内容とを対応付けしておけば、利用者の多種
多様な要求に応えられる。
【0042】利用者が目的とする情報が多岐に渡る場合
等に対応して、1つの楽曲に複数のURLを順列にして
対応付けしておき、その順列に従ってURLを順次ブラ
ウザに与えるようにする。それによって、あるWebサ
イトに含まれるWebページをホームページから階層を
辿って表示したり、楽曲に関連する複数のWebサイト
を順次提示したりして、利用者の目的に合致しそうなW
ebデータを連続的に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるカラオケ装置の機能
ブロック図を示してる。
【図2】上記実施例1に付随するリモコン送信器のキー
配置図を示している。
【図3】本発明の実施例1および実施例2にて処理され
る楽曲関連情報テーブルの概略構成図を示している。
【図4】本発明の実施例2におけるカラオケ装置のネッ
トワーク構成図を示している。
【符号の説明】
1 カラオケ装置 2 中央制御部 3 ハードディスク装置 5 リモコン送信器 18 ルータ 21 インターネット 30 客室PC 40 演奏端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各カラオケ楽曲のカラオケデータを楽曲
    IDに対応付けして記憶装置に保存して楽曲データベー
    スとして管理するカラオケデータ管理手段と、 利用者入力を受け付けるためのユーザインタフェース
    と、 リクエスト曲の楽曲IDを利用者入力により受け付け
    て、該当のカラオケデータを楽曲データベースから取り
    出して伴奏音楽と歌詞とを同期して音響映像出力する演
    奏制御手段と、 与えられたURLに従ってインターネット上のWebデ
    ータを利用者に提示するブラウザ手段と、 楽曲IDごとにURLを楽曲関連情報として対応付けし
    た関連情報テーブルを記憶装置に保存して管理する楽曲
    関連情報管理手段と、 前記演奏制御手段があるリクエスト曲のカラオケデータ
    を処理するのに連動して、当該リクエスト曲の楽曲ID
    に対応付けされているURLを前記ブラウザ手段に与え
    るためのURL入力手段と、 を備えたことを特徴とするブラウザ連動型カラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記関連情報テーブ
    ルには、前記楽曲関連情報としてURLと、そのURL
    によって特定されるWebデータの内容とが記述されて
    おり、前記URL入力手段は、リクエスト曲の楽曲ID
    に対応する前記内容を提示するとともに、前記ユーザイ
    ンタフェースからの利用者入力によってその提示内容に
    対する確認を取った上で、該当のURLをブラウザ手段
    に与えることを特徴とするブラウザ連動型カラオケ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記関連情報テーブ
    ルは、ある楽曲IDに複数のURLと、各URLによっ
    て特定されるWebデータの内容とを前記楽曲関連情報
    として対応付けしており、前記URL入力手段は、リク
    エスト曲の楽曲IDに対応付けされた全てのURLにつ
    いてのWebデータの内容を提示するとともに、前記ユ
    ーザインタフェースからの利用者入力によってその提示
    内容のいずれかが指定されると、当該指定された内容に
    対応するURLをブラウザ手段に与えることを特徴とす
    るブラウザ連動型カラオケ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、ある
    楽曲IDには前記楽曲関連情報として、複数のURLの
    順列を記述したURL指定スケジュールが対応付けされ
    ており、前記URL入力手段は、前記URL指定スケジ
    ュールに従った順番で適宜なURLを前記ブラウザ手段
    に適時に与えることを特徴とするブラウザ連動型カラオ
    ケ装置。
JP2001053930A 2001-02-28 2001-02-28 ブラウザ連動型カラオケ装置 Pending JP2002258877A (ja)

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