JP2021124516A - カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】不祥事を起こしたアーティストの楽曲をカラオケ演奏した場合でも、利用者を不快に感じさせない。【解決手段】カラオケシステム(1)は、外部の情報提供サーバ(5)に接続されたサーバ装置(2)と、サーバ装置に接続されたカラオケ装置(3)とを備えている。サーバ装置は、カラオケ演奏可能な楽曲のアーティスト名をキーワードとして情報提供サーバに検索を要求し、情報提供サーバから取得した検索結果を分析して、ネガティブワードに関連したアーティスト名を特定し、ネガティブワードに関連したアーティスト名の登録指示をカラオケ装置に送信する。カラオケ装置は、サーバ装置からネガティブワードに関連したアーティスト名を取得した場合に、当該アーティスト名に対応付けられた楽曲のカラオケ演奏時に本人映像の表示を禁止する。【選択図】図2

Description

本発明は、カラオケシステムに関する。
カラオケシステムでは、カラオケ演奏中の背景映像として、楽曲を発表したアーティスト(原曲アーティスト)の出演映像(以下、本人映像)が表示される場合がある。例えば、アーティストの本人映像と共に、アーティストの関連情報を表示させるカラオケシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなアーティストの本人映像はカラオケの利用者の興味を想起させる好適な手段になっている。
特開2006−071717号公報
ところで、不祥事を起こしたアーティストがテレビや映画に出演していることを不快に感じる者がいる。同様にカラオケ演奏でも、不祥事を起こしたアーティストの本人映像が背景映像に使用されていることを不快に感じる利用者もいる。
本発明の目的は、不祥事を起こしたアーティストの楽曲をカラオケ演奏した場合でも、利用者を不快に感じさせることがないカラオケシステムを提供することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、サーバ装置とカラオケ装置とが通信可能に接続されたカラオケシステムであって、前記サーバ装置は、前記カラオケ装置においてカラオケ演奏可能な楽曲のアーティスト名をキーワードとして外部の情報提供サーバに検索を要求する検索部と、前記情報提供サーバから取得した検索結果を分析して、ネガティブワードに関連したアーティスト名を特定する分析部と、ネガティブワードに関連したアーティスト名の登録指示を前記カラオケ装置に送信する送信部と、を備え、前記カラオケ装置は、楽曲と当該楽曲のアーティスト名と当該アーティストの本人映像を含む背景映像とを対応付けて記憶した記憶部と、前記サーバ装置からネガティブワードに関連したアーティスト名を取得して登録する取得部と、楽曲のカラオケ演奏に同期して当該楽曲に対応付けられた背景映像を表示手段に表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記取得部にネガティブワードに関連したアーティスト名が登録された場合、当該アーティスト名に対応付けられた楽曲のカラオケ演奏時に本人映像の表示を禁止する。
本発明によれば、情報提供サーバからサーバ装置にアーティスト名をキーワードとした検索結果が提供され、サーバ装置で検索結果からネガティブワードに関連したアーティスト名が不祥事を起こしたアーティスト名として特定される。サーバ装置からカラオケ装置にネガティブワードに関連したアーティスト名が送信され、カラオケ装置では当該アーティストの本人映像の表示が禁止される。よって、不祥事を起こしたアーティストの楽曲がカラオケ演奏された場合でも、当該アーティストの本人映像が表示されないため、利用者が不快に感じることがない。
本実施形態のカラオケシステムの概略図である。 本実施形態のカラオケシステムの機能ブロック図である。 本実施形態のサーバ装置の管理情報の一例を示す図である。 本実施形態のサーバ装置の処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態のカラオケ装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態のカラオケシステム1について説明する。図1は、本実施形態のカラオケシステム1の概略図である。図2は、本実施形態のカラオケシステム1の機能ブロック図である。図3は本実施形態のサーバ装置2の管理情報の一例を示す図であり、(A)は検索リスト、(B)はネガティブワードリストを示している。なお、図2の機能ブロック図には、説明の便宜上、主にアーティストの本人映像の表示制御に関する機能ブロックを図示している。
図1に示すように、カラオケシステム1は、カラオケ事業者によって管理されており、カラオケ店舗に設置されたカラオケ装置3と、データセンタ等に設置されたサーバ装置2とを備えている。カラオケ装置3はネットワーク4を介してサーバ装置2に通信可能に接続されている。サーバ装置2には外部事業者によって管理された外部の情報提供サーバ5がネットワーク4を介して接続されている。情報提供サーバ5には、外部ネットワーク上のニュースサイト、ポータルサイト、SNS(Social Networking Service)サイト等から収集した各種情報が管理されている。
カラオケ装置3は、カラオケ本体30と、モニタ(表示手段)11と、スピーカ12と、マイクロフォン13と、リモコン装置14とを備えている。モニタ11は、楽曲のカラオケ演奏に合わせて背景映像と共に歌詞テロップを表示する。スピーカ12は、楽曲の演奏音と共に利用者の歌唱音声を放音する。マイクロフォン13は、利用者の歌唱音声を歌唱音声信号に変換してカラオケ本体30に出力する。リモコン装置14は、カラオケ本体30に無線通信を介して送受信可能に接続されており、カラオケ本体30に対する楽曲予約等の利用者による各種操作を受け付けている。
リモコン装置14によって楽曲が予約されて、カラオケ本体30によってカラオケ演奏が開始されると、カラオケ本体30の各種データに応じて歌詞テロップと背景映像がモニタ11に表示される。また、カラオケ演奏の伴奏音信号とマイクロフォン13からカラオケ本体30に入力された歌唱音声信号がミキサによって適切な比率でミキシングされて、このミキシング信号がアンプによって増幅されてスピーカ12から放音される。このように、利用者がカラオケ演奏に合わせて歌唱すると、スピーカ12から演奏音と共に歌唱音声が放音される。
このようなカラオケ装置3では、カラオケ演奏中の楽曲の背景映像としてMV(Music Video)やライブ映像等のアーティストの本人映像が使用される場合がある。アーティストの不祥事が発覚したときには、利用者に不快感を与えないためにアーティストの本人映像の表示が禁止されることが望ましい。このため、サーバ装置2は、外部の情報提供サーバ5からアーティストに関する情報を定期的に収集して、不祥事を起こしたアーティストをカラオケ装置3に通知して、カラオケ装置3に当該アーティストの本人映像の表示を禁止させている。
図2の情報提供サーバ5には、例えばニュースサイトの各サイトに掲載された芸能分野のニュース記事が管理されている。情報提供サーバ5は、キーワードの入力を受け付けており、キーワードを含むニュース記事を検索結果として出力可能に構成されている。ニュース記事として、記事内容を示すテキストデータが検索結果として出力されてもよいし、記事のタイトルを示すテキストデータが検索結果として出力されてもよい。なお、情報提供サーバ5がサイトを巡回してニュース記事を収集してもよいし、情報提供サーバ5自体がニュースサイトを運営していてもよい。
サーバ装置2には、検索部21と、分析部22と、送信部23とが設けられている。検索部21は、カラオケ装置3で演奏可能な楽曲のアーティスト名のうち、本人映像が背景映像に使用されたアーティスト名をキーワードとして情報提供サーバ5に検索を要求する。サーバ装置2には、本人映像が背景映像に使用されたアーティスト名がリスト化された状態で管理されている。検索部21によって検索リストが参照されて、定期的(例えば、毎朝7時)に検索部21から情報提供サーバ5にアーティスト名をキーワードとした検索リクエストが送信される。
例えば、図3(A)に示すように、アーティスト名の検索リストには、アーティスト名「アーティストA」、「アーティストB」、「アーティストC」、「アーティストD」…が登録されており、アーティストリストの登録順にアーティスト名がキーワードとして情報提供サーバ5に入力される。情報提供サーバ5によってアーティスト名を含むニュース記事が検索され、情報提供サーバ5から分析部22にニュース記事を格納した検索レスポンスが返信される。なお、アーティスト名は、アーティストの正式名称に限らず、アーティストの愛称や略称であってもよい。
分析部22は、情報提供サーバ5から取得した検索結果を分析して、ネガティブワードに関連したアーティスト名を特定する。サーバ装置2には不祥事に関するキーワードがネガティブワードとして管理されており、分析部22によってニュース記事からネガティブワードが抽出される。テキストマイニング等の自然言語解析によってニュース記事からアーティスト名とネガティブワードの相関性が抽出された場合や、ニュース記事のタイトルからアーティスト名とネガティブワードが抽出された場合に、不祥事を起こしたアーティストが特定される。
例えば、図3(B)に示すように、ネガティブワードはリスト化されており、ネガティブワードリストにはネガティブワード「逮捕」、「事故」、「闇営業」…が登録されている。ネガティブワードは、利用者に悪印象を抱かせるワードであればよく、サーバ管理者等によって適宜設定されている。以下のニュース記事のタイトルが分析部22によって情報提供サーバ5から取得されると、各タイトルのテキストデータが分析されて、「逮捕」を含むニュース記事からアーティストAが特定される。
・アーティストA、…により逮捕
・3月にドームにて、アーティストBが全国ツアー開始
・アーティストC、来月に待望の新曲リリース
送信部23は、ネガティブワードに関連したアーティスト名の登録指示をカラオケ装置3に送信する。このとき、送信部23によって送信履歴が参照されて、アーティスト名の登録指示が送信されたか否かが判定される。アーティスト名(例えば、アーティストA)の登録指示が送信済みの場合には、同じアーティスト名の登録指示の送信処理が繰り返されないように送信処理が停止される。アーティスト名(例えば、アーティストA)の登録指示が未送信の場合には、登録指示の送信処理が実施されて、このアーティスト名の登録指示の送信履歴が記憶される。
カラオケ装置3のカラオケ本体30には、取得部31と、カラオケ演奏手段32と、記憶部33と、映像記憶部34と、表示制御部35とが設けられている。取得部31は、サーバ装置2からネガティブワードに関連したアーティスト名の登録指示を取得して、このアーティスト名を表示禁止リストに登録する。例えば、取得部31によってネガティブワード「逮捕」に関連したアーティストAが表示禁止リストに登録される。表示禁止リストにアーティスト名が登録されている間は、このアーティストの本人映像がカラオケ演奏中の背景映像としてモニタ11に表示されることが禁止される。
カラオケ演奏手段32は、予約管理テーブルから楽曲IDを読み出して、楽曲IDに対応する楽曲データを再生する際に楽曲IDを記憶部33に出力する。記憶部33には、サーバ装置2から配信された楽曲の楽曲IDと、アーティストの本人映像を含む背景映像の映像IDと、アーティスト名とが対応付けられて記憶されている。記憶部33にカラオケ演奏手段32から楽曲IDが入力されると、楽曲IDに対応付けられた映像IDが記憶部33から映像記憶部34に出力され、楽曲IDに対応付けられたアーティスト名が記憶部33から表示制御部35に出力される。
映像記憶部34には映像ID毎に背景映像が記憶されている。映像記憶部34に記憶部33から映像IDが入力されると、映像IDに対応付けられた背景映像が映像記憶部34から表示制御部35に出力される。背景映像には、アーティストの本人映像の他に通常の汎用映像も含まれている。通常の汎用映像は、風景映像や楽曲ジャンルに基づいて割り当てられた映像である。映像IDにアーティストの本人映像が対応付けられている場合には、同じ映像IDに本人映像の差し替え用に通常の汎用映像も対応付けられている。
表示制御部35は、楽曲のカラオケ演奏に同期して、当該楽曲に対応付けられた背景映像をモニタ11に表示させる。また、表示制御部35は、表示禁止リストにネガティブワードに関連したアーティスト名が登録されている場合、このアーティスト名に対応付けられた楽曲のカラオケ演奏時に本人映像の表示を禁止する。表示制御部35では、表示禁止リストに登録されたアーティスト名と記憶部33から入力されたアーティスト名が比較され、カラオケ演奏される楽曲のアーティスト名が表示禁止リストに登録されているか否かが判定される。
表示禁止リストにアーティスト名が登録されていない場合、このアーティストの本人映像があれば本人映像がモニタ11に表示され、本人映像がなければ通常の汎用映像がモニタ11に表示される。表示禁止リストにアーティスト名が登録されている場合、このアーティストの本人映像の有無に関わらず通常の汎用映像がモニタ11に表示される。例えば、表示禁止リストにアーティストAが登録されていると、アーティストAの楽曲Xの演奏時には、本人映像の代わりに通常の汎用映像が表示される。このようにして、不祥事を起こしたアーティストの本人映像の表示が禁止される。
また、アーティストの本人映像の表示が禁止された後に、アーティストの不祥事に対する関心が沈静化されたときには、表示制御部35によってアーティストの本人映像の表示が解禁される。サーバ装置2には情報提供サーバ5から定期的にアーティストのニュース記事が送られているため、ニュース記事によってアーティストの不祥事に対する関心の変化が認識される。サーバ装置2では、アーティスト名の登録指示の送信履歴から表示禁止リストに登録済みのアーティスト名が特定され、この登録済みのアーティストに関するニュース記事が分析部22によって分析される。
分析部22は、以前の分析時にネガティブワードに関連したアーティストであって、今回の分析時にネガティブワードに非関連のアーティスト名を特定する。ニュース記事から登録済みのアーティスト名に関するネガティブワードが抽出されない場合には、過去に不祥事を起こしたアーティストであり、現在は不祥事に対する関心が沈静化されたアーティストであると分析される。例えば、情報提供サーバ5からサーバ装置2にアーティストAに関するニュース記事が送信されていなければ、ネガティブワードに非関連のアーティストとしてアーティストAが特定される。
送信部23は、ネガティブワードに非関連のアーティスト名の削除指示をカラオケ装置3に送信する。送信部23からアーティスト名(例えば、アーティストA)の削除指示が送信されると、このアーティスト名の登録指示の送信履歴が削除される。カラオケ装置3の取得部31は、サーバ装置2からネガティブワードに非関連のアーティスト名の削除指示を取得して、このアーティスト名の登録を表示禁止リストから削除する。例えば、表示禁止リストにアーティストA、アーティストCが登録されている場合には、表示禁止リストからアーティストAの登録が削除される。
表示制御部35では、表示禁止リストから削除されたアーティストの本人映像の表示が解禁される。表示禁止リストにアーティスト名が残っている場合、このアーティストの本人映像の有無に関わらず通常の汎用映像がモニタ11に表示される。表示禁止リストからアーティスト名の登録が削除された場合、このアーティストの本人映像があれば本人映像がモニタ11に表示され、本人映像がなければ通常の汎用映像がモニタ11に表示される。例えば、アーティストAの楽曲Xの演奏時には本人映像の表示が解禁される。このように、不祥事に対する関心が沈静化したアーティストの本人映像の表示が解禁される。
なお、取得部31は、ネガティブワードに関連したアーティスト名、すなわち不祥事を起こしたアーティスト名を記憶してから所定期間(例えば、1カ月)経過後に、表示禁止リストから当該アーティスト名を削除してもよい。アーティストの不祥事の発覚から所定期間経過後には、不祥事に対する関心が沈静化しているため、当該アーティストの本人映像の表示が自動的に解禁される。このように、アーティスト名の削除指示によって本人映像の表示が解禁される他、アーティスト名の削除指示がない場合でも、所定期間経過後に本人映像の表示が解禁される。また、取得部31は、表示禁止リストから当該アーティスト名を削除した場合、サーバ装置2に対して、アーティスト名の登録指示の送信履歴を削除するよう指示することが望ましい。
また、サーバ装置2及びカラオケ装置3の各部の処理は、プロセッサを用いてソフトウェアによって実現されてもよいし、集積回路等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよい。プロセッサを用いる場合には、プロセッサがメモリに記憶されているプログラムを読み出して実行することで各種処理が実施される。プロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)が使用される。また、メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体によって構成されている。
図4を参照して、カラオケシステムの処理動作について説明する。図4は、本実施形態のサーバ装置2の処理動作を示すフローチャートである。図5は、本実施形態のカラオケ装置3の処理動作を示すフローチャートである。なお、図4及び図5に示すフローチャートは一例を示すものであり、サーバ装置2及びカラオケ装置3の処理動作はこのフローチャートに限定されない。また、図4及び図5では、図2の符号を適宜使用して説明する。
図4に示すように、サーバ装置2にて定期的な検索タイミングが到来すると(ステップS01でYes)、検索部21によって検索リストに従ってアーティスト名が読み出されて、アーティスト名をキーワードとした検索が情報提供サーバ5に要求される(ステップS02)。次に、分析部22によって情報提供サーバ5からの検索結果としてアーティスト名を含むニュース記事が取得される(ステップS03)。次に、分析部22によってアーティストに関するニュース記事が分析されて、「逮捕」等のネガティブワードが含まれるか否かが判定される(ステップS04)。
ニュース記事にネガティブワードが含まれる場合(ステップS04でYes)、ネガティブワードに関連したアーティスト名、すなわち不祥事を起こしたアーティスト名が特定される(ステップS05)。このアーティスト名の登録指示の送信履歴が記憶されていない場合(ステップS06でNo)、送信部23からカラオケ装置3に表示禁止リストに対するアーティスト名の登録指示が送信されて、送信履歴が記憶される(ステップS07)。このアーティスト名の登録指示の送信履歴が記憶されている場合(ステップS06でYes)、送信部23からカラオケ装置3に禁止リストへのアーティスト名の登録指示が送信済みであるため、ステップS10に処理が移行する。
一方で、ニュース記事にネガティブワードが含まれない場合(ステップS04でNo)、このアーティスト名の登録指示の送信履歴が記憶されているか否かが判定される(ステップS08)。送信履歴が記憶されていない場合(ステップS08でNo)、不祥事を起こしていないアーティストであるため、ステップS10に処理が移行する。送信履歴が記憶されている場合(ステップS08でYes)、不祥事に対する関心が沈静化したアーティストであるため、送信部23からカラオケ装置3に表示禁止リストに対するアーティスト名の削除指示が送信されて、送信履歴が削除される(ステップS09)。
そして、検索リストに登録された全てのアーティスト名をキーワードとした検索の要求が終了するまで、ステップS02からステップS09の処理が繰り返される(ステップS10)。このように、アーティストが不祥事を起こしたときには、本人映像の表示を禁止するために、サーバ装置2からカラオケ装置3に表示禁止リストへのアーティスト名の登録指示が送信される。アーティストの不祥事に対する関心が沈静化したときには、本人映像の表示を解禁するために、サーバ装置2からカラオケ装置3に表示禁止リストからのアーティスト名の削除指示が送信される。
図5に示すように、カラオケ装置3では、サーバ装置2から送信されるアーティスト名の登録指示及び削除指示が監視されている。取得部31によってアーティスト名の登録指示が取得された場合(ステップS21でYes)、表示禁止リストにアーティスト名が登録される(ステップS22)。一方で、取得部31によってアーティスト名の削除指示が取得された場合(ステップS23でYes)、表示禁止リストからアーティスト名が削除される(ステップS24)。ユーザによって楽曲が予約登録されると(ステップS25でYes)、表示禁止リストが参照されて、表示制御部35によって楽曲のアーティスト名が表示禁止リストのアーティスト名か否かが判定される(ステップS26)。
楽曲のアーティスト名が表示禁止リストのアーティスト名である場合(ステップS26でYes)、アーティストの本人映像の有無に関わらずに表示制御部35によって通常の汎用映像がモニタ11に表示される(ステップS27)。楽曲のアーティスト名が表示禁止リストのアーティスト名ではない場合(ステップS26でNo)、アーティストの本人映像があるか否かが判定される(ステップS28)。アーティストの本人映像がある場合(ステップS28でYes)、アーティストの本人映像がモニタ11に表示される(ステップS29)。アーティストの本人映像がない場合(ステップS28でNo)、通常の汎用映像がモニタ11に表示される(ステップS27)。
ステップS21からステップS29までの各処理は、サーバ装置2からカラオケ装置3に表示禁止リストに対するアーティスト名の登録指示及び削除指示が送信される度に実施される。このように、アーティストが不祥事を起こした場合には、アーティストの本人映像の表示が禁止されて、本人映像の代わりに通常の汎用映像がモニタ11に表示される。アーティストの不祥事に対する関心が沈静化した場合には、アーティストの本人映像の有無に応じて本人映像又は通常の汎用映像がモニタ11に表示される。
以上、本実施形態によれば、情報提供サーバ5からサーバ装置2にアーティスト名をキーワードとした検索結果が提供され、サーバ装置2で検索結果からネガティブワードに関連したアーティスト名が不祥事を起こしたアーティスト名として特定される。サーバ装置2からカラオケ装置3にネガティブワードに関連したアーティスト名が送信され、カラオケ装置3では当該アーティストの本人映像の表示が禁止される。よって、不祥事を起こしたアーティストの楽曲がカラオケ演奏された場合でも、当該アーティストの本人映像が表示されないため、利用者が不快に感じることがない。
なお、本実施形態では、情報提供サーバがニュース記事をサーバ装置に提供する構成にしたが、情報提供サーバがサーバ装置に提供する情報は特に限定されない。情報提供サーバは、ポータルサイトの検索ワードランキング、Twitter(商標登録)サイトのツイートをサーバ装置に提供してもよい。
また、本実施形態では、サーバ装置の検索部は、定期的に情報提供装置に検索を要求しているが、任意のタイミングで情報提供装置に検索を要求してもよい。
また、本実施形態では、サーバ装置の検索部は、本人映像が背景映像に使用されたアーティストをキーワードにしているが、カラオケ装置でカラオケ演奏可能な全てのアーティストをキーワードにしてもよい。
また、本実施形態では、情報提供サーバがカラオケシステムの外部に設置される構成にしたが、情報提供サーバはカラオケシステムに設けられていてもよい。
また、本実施形態では、サーバ装置の分析部は、アーティストの不祥事に関する情報の増加量及び減少量から、アーティストの不祥事に対する関心度を分析してもよい。アーティストの不祥事に対する関心度が上昇した場合、不祥事を起こしたアーティスト名、すなわちネガティブワードに関連したアーティスト名を特定する。アーティストの不祥事に対する関心度が低下した場合、不祥事に対する関心が沈静化したアーティスト、すなわち今回の分析時にはネガティブワードに非関連のアーティスト名を特定する。
また、本実施形態では、カラオケ装置の記憶部に楽曲IDと、映像IDと、アーティスト名とが対応付けられて記憶され、カラオケ装置の映像記憶部に映像ID毎に背景映像が記憶される構成にしたが、記憶部及び映像記憶部の構成は限定されない。カラオケ装置の記憶部には、楽曲と当該楽曲のアーティスト名と当該アーティストの本人映像を含む背景映像とが対応付けられて記憶されていればよい。
また、本実施形態では、検索用のキーワード及び分析用のネガティブワードがリスト形式で管理されているが、検索用のキーワード及び分析用のネガティブワードの管理形式は特に限定されない。検索用のキーワード及び分析用のネガティブワードは、サーバ装置で管理されていればよい。
また、本実施形態では、表示禁止のアーティスト名がリスト形式で管理されているが、表示禁止のアーティスト名の管理形式は特に限定されない。表示禁止のアーティスト名は、カラオケ装置で管理されていればよい。
また、本実施形態では、アーティストの本人映像の表示が禁止されている場合に、本人映像の代わりに通常の汎用映像が表示される構成にしたが、本人映像とは異なる他の背景映像が表示されていればよいし、あるいは特に映像は表示せず、カラオケ演奏させる楽曲に対応する歌詞テロップを表示するだけでもよい。
また、上記の本実施形態のプログラムは記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、特に限定されないが、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の非一過性の記憶媒体でもよい。
また、本実施形態を説明したが、他の実施形態として、上記実施形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の技術は上記の実施形態に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方によって実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
1 :カラオケシステム
2 :サーバ装置
3 :カラオケ装置
5 :情報提供サーバ
11:モニタ(表示手段)
21:検索部
22:分析部
23:送信部
31:取得部
33:記憶部
35:表示制御部

Claims (4)

  1. サーバ装置とカラオケ装置とが通信可能に接続されたカラオケシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記カラオケ装置においてカラオケ演奏可能な楽曲のアーティスト名をキーワードとして外部の情報提供サーバに検索を要求する検索部と、
    前記情報提供サーバから取得した検索結果を分析して、ネガティブワードに関連したアーティスト名を特定する分析部と、
    ネガティブワードに関連したアーティスト名の登録指示を前記カラオケ装置に送信する送信部と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    楽曲と当該楽曲のアーティスト名と当該アーティストの本人映像を含む背景映像とを対応付けて記憶した記憶部と、
    前記サーバ装置からネガティブワードに関連したアーティスト名を取得して登録する取得部と、
    楽曲のカラオケ演奏に同期して当該楽曲に対応付けられた背景映像を表示手段に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記取得部にネガティブワードに関連したアーティスト名が登録された場合、当該アーティスト名に対応付けられた楽曲のカラオケ演奏時に本人映像の表示を禁止することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記分析部は、以前の分析時にネガティブワードに関連したアーティスト名であって、今回の分析時にネガティブワードに非関連のアーティスト名を特定し、
    前記送信部は、ネガティブワードに非関連のアーティスト名の削除指示を前記カラオケ装置に送信し、
    前記取得部は、削除指示に基づいてアーティスト名の登録を削除することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記取得部は、ネガティブワードに関連したアーティスト名を記憶してから所定期間経過後に当該アーティスト名を削除することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 前記表示制御部は、前記取得部にネガティブワードに関連したアーティスト名が記憶されている場合、当該アーティスト名に関連付けられた楽曲のカラオケ演奏時に本人映像とは異なる他の背景映像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
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