JP2002258312A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

液晶装置及び電子機器

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JP2002258312A
JP2002258312A JP2001054606A JP2001054606A JP2002258312A JP 2002258312 A JP2002258312 A JP 2002258312A JP 2001054606 A JP2001054606 A JP 2001054606A JP 2001054606 A JP2001054606 A JP 2001054606A JP 2002258312 A JP2002258312 A JP 2002258312A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 額縁領域(表示に寄与しない領域)の増大、
外形に対して表示領域(シール材で囲まれた領域)が中
心に位置しないことから、液晶装置を搭載しようとする
電子器機への組込性が損なわれている。 【解決手段】 対向して液晶を挟持する第一基板と第二
基板とがシール材で貼り合わされ、前記第一基板の複数
の電極を前記第二基板側の複数の電極にそれぞれ電気的
に接続する上下導通部が前記第一基板の第一の基板辺に
沿って設けられ、該第一の基板辺に沿った方向で前記第
一基板から突出した前記第二基板の張出領域が形成さ
れ、該張出領域に向けて前記第二基板側の複数の電極か
ら前記第二基板上で延在形成される複数の配線とを備え
た液晶装置であって、前記上下導通部は前記シール材の
中に配置され、前記複数の配線は前記シール材の形成部
から前記第一の基板辺までの間を通して前記第一基板と
対向した前記第二基板上に延在形成されていることを特
徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の基板に形成
された電極と他方に基板上に搭載されたドライバICと
を基板間の上下導通及び配線を介して電気的に接続され
た液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液晶装置としては、例え
ば図6に示すものが知られている。この液晶装置は、ス
イッチング素子として導電体−絶縁体−導電体構造を有
するTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)素子
8が形成された素子基板1と該素子基板1の上側に対向
配置された対向基板2との間に環状のシール材3を介し
て液晶4が封入されており、素子基板1のX辺は対向基
板2のX辺からY方向に突出して該突出部(張出領域)
の上面にXドライバIC5が実装され、対向基板2のY
辺は素子基板1のY辺からX方向に突出して該突出部
(張出領域)の下面にYドライバIC6が実装されてい
る。
【0003】XドライバIC5の出力端子はY方向に延
びるデータ線7及びTFD素子8を介して素子基板1側
の電極である画素電極9に接続されており、Yドライバ
IC6の出力端子は画素電極9を覆うようにX方向に延
びる対向基板2側の対向電極10の電極端子部に配線1
1を介して接続されている。
【0004】一方、XドライバIC5の入力端子は素子
基板1のX辺に取り付けられたFPC(フレキシブルプ
リント基板)12に外部入力端子13を介して接続され
ており、YドライバIC6の入力端子は対向基板2のY
辺に取り付けられたFPC14に外部入力端子15を介
して接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の液晶装置の構成においては、素子基板1及び対向
基板2にそれぞれ一枚ずつ合計2枚のFPCを備える必
要があるため、構造が複雑になるとともにコスト低減の
妨げになっている。また、X方向、Y方向の両方に突出
部を有しているため、額縁領域(表示に寄与しない領域
/非表示領域)が増大してしまう問題点を有している。
額縁領域を極力狭くするために配線ピッチを狭く形成し
ようとすると、不純物による汚染,電飾(コロージョ
ン),エレクトロマイグレーションが問題となってく
る。更には、X、Yの両方向に突出部があることから液
晶装置の外形が矩形にならないうえ、外形に対して表示
領域(シール材で囲まれた領域)が中心に位置しないの
で、液晶装置を搭載しようとする電子機器への組込性が
損なわれている。
【0006】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、構造の簡略化及びコストの低減を図
ることができる液晶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る液晶装置は、対向して液晶を挟持す
る第一基板と第二基板とがシール材で貼り合わされ、前
記第一基板の複数の電極を前記第二基板側の複数の電極
にそれぞれ電気的に接続する上下導通部が前記第一基板
の第一の基板辺に沿って設けられ、該第一の基板辺に沿
った方向で前記第一基板から突出した前記第二基板の張
出領域が形成され、該張出領域に向けて前記第二基板側
の複数の電極から前記第二基板上で延在形成される複数
の配線とを備えた液晶装置であって、前記上下導通部は
前記シール材の中に配置され、前記複数の配線は前記シ
ール材の形成部から前記第一の基板辺までの間を通して
前記第一基板と対向した前記第二基板上に延在形成され
ていることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、前記複数の配線は前記シ
ール材の形成部から前記第一の基板辺までの間を通して
前記第一基板と対向した前記第二基板上に微細なピッチ
で延在形成されるため、額縁領域を最小限に抑えること
ができるという効果が得られる。また、複数の配線が第
一基板で覆われて保護されるので不純物に汚染されるこ
とも無く外的要因で配線が損傷を受けることも無い。更
に、前記張出領域に向けて前記配線が延在形成されてい
るので、上下動通部が設けられる第一基板の第一の基板
辺側を第二基板から突出させる必要がないので液晶装置
の構造及び外形が簡略化され電子機器への組込性が向上
するという効果が得られる。
【0009】また、本発明に係る液晶装置は、前記上下
導通部は前記第一基板の前記第一の基板辺と対向する第
二の基板辺に沿って更に設けられ、該上下導通部からは
前記張出領域に向けて前記シール材の形成部から前記第
二の基板辺までの間を通して前記第一基板と対向した前
記第二基板上に複数の配線が更に延在形成されているこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、前記上下導通部は前記第
一基板の前記第一の基板辺と対向する第二の基板辺に沿
って更に設けられ、該上下導通部からは前記張出領域に
向けて前記シール材の形成部から前記第二の基板辺まで
の間を通して前記第一基板と対向した前記第二基板上に
複数の配線が更に延在形成されているので、張出領域に
引き出される複数の配線及び各種電極の配列方向(X方
向)において表示領域(シール材で囲まれた領域)がほ
ぼ中心(中央)に位置するので、液晶装置を搭載しよう
とする電子機器への組込性が向上する。
【0011】この場合、前記シール材の形成部から前記
第一の基板辺までの間を通して前記第一基板と対向した
前記第二基板上に延在形成されている前記配線の本数
と、前記第一基板の前記第一の基板辺と対向する前記第
二の基板辺から前記シール材の形成部までの間を通して
前記第一基板と対向した前記第二基板上に延在形成され
ている前記配線の本数が等しく設けられていることが好
ましい。
【0012】本発明に係る液晶装置は、前記シール材の
形成部から前記第一の基板辺までの間を通して前記第一
基板と対向した前記第二基板上に延在形成されている前
記配線と、前記シール材の形成部から前記第二の基板辺
までの間を通して前記第一基板と対向した前記第二基板
上に延在形成されている前記配線はともに同一の前記張
出領域に向けて延在形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、液晶装置(基板)の一辺
にのみ張出領域を形成して複数の前記配線(及び各種電
極,端子)を集結させることにより、額縁領域を縮小さ
せることができるという効果に加えて、組み込まれる電
子機器との接続が容易且つシンプルな構成とすることが
できる。
【0014】本発明に係る液晶装置は、前記シール材の
形成部から前記第一の基板辺までの間を通して前記第一
基板と対向した前記第二基板上に延在形成されている前
記配線と、前記シール材の形成部から前記第二の基板辺
までの間を通して前記第一基板と対向した前記第二基板
上に延在形成されている前記配線は同一の前記張出領域
においてそれぞれ個別に第二基板上に実装された二つの
第一のドライバICに電気的に接続されていることを特
徴とする。
【0015】本発明によれば、張出領域において個々に
第一のドライバICが接続されるので、張出領域で不要
な引き廻し領域を必要としないため額縁領域の増大・拡
大を抑えることができるという効果が得られる。また更
に、第一のドライバICとの接続構造、及び第一のドラ
イバICまでの配線の引き廻しが複雑にならず、両側で
延在形成される両方の配線がともに最短で形成されるの
での配線抵抗を低く抑えることができる。
【0016】本発明に係る液晶装置は、前記第二基板に
は前記第二基板の複数の電極とは個別に複数の表示用電
極が形成され、前記張出し領域には前記表示用電極に電
気的に接続された一つの第二のドライバICが実装さ
れ、二つの前記第一のドライバICの間に前記第二のド
ライバICが配置されてなり、二つの前記第一のドライ
バICは走査信号を前記配線及び前記上下導通部を介し
て前記第一基板の複数の電極に供給し、前記第二のドラ
イバICは表示画像に応じた画像信号を前記表示用電極
に供給していることを特徴とする。
【0017】本発明によれば、二つの前記第一のドライ
バICの間に前記第二のドライバICを実装して配置さ
れ、二つの前記第一のドライバICは走査信号を前記配
線及び前記上下導通部を介して前記第一基板の複数の電
極に供給し、前記第二のドライバICは表示画像に応じ
た画像信号を前記表示用電極に供給することで、所望の
画像表示を行なうことができる。更に、第二のドライバ
ICと表示用電極との電気的接続及び各第一のドライバ
ICと配線との電気的接続が最短で接続できるので張出
領域において不要な引き廻し領域を必要としなく額縁領
域の増大・拡大を抑えることができるという効果が得ら
れる。
【0018】また上記液晶装置を搭載する電子機器にお
いては、液晶装置の表示画面(表示領域)を容易且つ適
切に位置合わせがなされて組み込まれるうえ、不要な額
縁領域の増大を抑えることができるので小型化を図るこ
とができるという効果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態である液
晶装置を説明するための斜視図、図2は図1の素子基板
(第一基板),対向基板(第二基板)の各構成を説明す
るための平面図、図3は図1のII−II線断面図、図
4及び図5は液晶装置の他の構成を説明するための断面
図である。
【0020】まず、図1〜図3を参照して本発明の実施
の形態である液晶装置を説明する。
【0021】液晶装置の概略構成は図1に示すように、
素子基板(第二基板)20と該素子基板20と対向配置
された対向基板(第一基板)21とが枠状(環状)のシ
ール材22によって接着されるとともに、両基板間であ
ってシール材22で囲まれた領域に液晶23が封入され
ている。素子基板20は対向基板21より外形(平面
積)が大きく、素子基板20の一辺のみが対向基板21
の同じ側に位置する基板辺から突出して張出領域33を
形成している。素子基板20及び対向基板21において
張出領域33が形成される側の基板辺の方向をX方向、
液晶装置(基板)の平面上であって該X方向と直交する
方向をY方向と定義して以下において説明することにす
る。
【0022】X辺は対向基板21のX辺からY方向に突
出して該突出部の上面に二個のYドライバIC(第一の
ドライバIC)25と該YドライバICの間に一個のX
ドライバIC24がX方向に離間して配列した状態でC
OG(チップ・オン・グラス)方式により実装されてい
る。張出領域33においてX,YドライバIC24,2
5には、素子基板20の対向基板21との対向面から張
出領域33に向けて延在して導出された複数の各種配線
や電極が電気的に接続されている。従って、張出領域3
3において個々にYドライバIC(第一のドライバI
C)25が接続されるので、張出領域33で不要な引き
廻し領域を必要としないため額縁領域の増大・拡大を抑
えることができるという効果が得られる。また更に、Y
ドライバIC(第一のドライバIC)25との接続構
造、及びYドライバIC(第一のドライバIC)までの
配線の引き廻しが複雑にならず、両側で延在形成される
両方の配線がともに最短で形成されるのでの配線抵抗を
低く抑えることができる。
【0023】図2は図1の両基板の組立(配置)構成を
わかり易くするために、個々の基板に形成された各種電
極や配線のパターン、及びシール材の形成部(斜線
部)、上下動通部(網掛部)を一方の側から平面視した
状態で表したものである。従って、図2に示した対向基
板21に形成される全ての要素は素子基板20との対向
面上に形成及び配置されるものであり、同様に図2に示
した素子基板上に形成される全ての要素は対向基板21
との対向面側の基板上に形成及び配置されるものであ
る。素子基板20の対向基板21との対向面には、対向
基板21との接着や両基板間での電気的な導通を図るた
めに枠状(環状)のシール材22が形成され、シール材
22の内側にはY方向に所定の間隔で複数形成された画
素電極(第二基板の表示用電極)26と、該画素電極2
6とTFD素子(スイッチング素子)27を介して接続
されたデータ線28がX方向に複数列配置されている。
データ線28はY方向に延在し張出領域33に向けて導
出され、張出領域33のXドライバIC実装領域31ま
で配線形成されている。従って、画素電極26はTFD
素子27及びY方向に延びるデータ線28を介して張出
領域33に実装されるXドライバIC24の出力端子
(図示せず)と電気的に接続されることになる。
【0024】また、シール材22の形成部(斜線部)と
その一部が重なる位置に電極(第二基板の複数の電極)
37が形成され、電極37から張出領域33に向けて配
線36が形成されている。この配線36はシール材22
の形成部からY方向に沿った基板辺までの間を通して対
向基板(第一基板)21と対向した素子基板(第二基
板)20上に延在形成されている。張出領域33に向け
て延在する配線36は張出領域33のYドライバIC実
装領域32まで配線形成されている。複数の配線はシー
ル材の形成部から第一の基板辺までの間を通して第一基
板と対向した第二基板上に微細なピッチで延在形成され
るため、額縁領域を最小限に抑えることができるという
効果が得られる。また、複数の配線が第一基板で覆われ
て保護されるので不純物に汚染されることも無く外的要
因で配線が損傷を受けることも無い。更に、張出領域に
向けて配線が延在形成されているので、上下動通部が設
けられる第一基板の第一の基板辺側を第二基板から突出
させる必要がないので液晶装置の構造及び外形が簡略化
され電子機器への組込性が向上するという効果が得られ
る。
【0025】対向基板21には素子基板20のデータ線
28と交差するとともにX方向に位置する複数の画素電
極26と平面的に重なるようにX方向に延びた走査線電
極(第一基板の複数の電極)29がY方向に複数行形成
されている。
【0026】ここで、環状に形成されるシール材22に
は図3で示すように導電性粒子22aが分散して混入さ
れ、対向基板21のY方向に沿って互いに対向する二辺
(第一の基板辺38,第二の基板辺39)側のシール材
22の形成部(斜線部)において、対向基板(第一基
板)21に形成された走査線電極(第一基板の複数の電
極)29と素子基板(第二基板)20に形成された電極
(第二基板の複数の電極)37とを電気的に導通させる
上下導通部30(網掛部)が設けられている。図3の上
下導通部30の対向基板側には走査側電極29の一方の
端部が電極端子部34として導電性粒子22と接触して
おり、上下導通部30の素子基板側には電極37が端子
部として同導電性粒子22aと接続されている。これに
より、走査側電極29の電極端子部34が上下導通部3
0を介して素子基板側の電極に電気的に接続され、更に
該電極37から配線36によって張出領域33のYドラ
イバIC実装領域32に搭載されるYドライバIC25
の出力端子(図示せず)に接続される。
【0027】また、走査線電極29と上下動通部30及
び電極端子部34の配置においては、走査線電極29の
1ライン毎に電極端子部34が一方の端部40側と他方
の端部41側とに交互に配置されている。従って、上下
動通部30は走査線電極1ライン毎にシール材形成部の
第一の基板辺38側と第二の基板辺39側とに交互に配
置されることになっている。
【0028】また、上下導通部30及び配線36は、突
出する張出領域33を有する基板辺側とこれに対向する
基板辺とを除いた残りの対向2辺(第一の基板辺38,
第二の基板辺39)側のみにそれぞれ分割されて配設さ
れている。更に、対向2辺側の左右に分割された配線3
6は左右の本数が等しく分割されているので、表示領域
19の対向2辺側に生じる非表示領域が最小限且つ均等
な領域幅となるのでX方向において表示領域(シール材
22で囲まれた領域)19がほぼ中心(中央)に配置さ
せることができる。従って、張出領域33に引き出され
る複数の配線及び各種電極の配列方向(X方向)におい
て表示領域(シール材で囲まれた領域)がほぼ中心(中
央)に位置するので、液晶装置を搭載しようとする電子
機器への組込性が向上する。
【0029】張出領域33の端部ではX方向に沿って配
列する外部入力端子35が形成され、該外部入力端子3
5はX,YドライバIC実装領域31,32においてそ
れぞれX,YドライバIC24,25の各入力端子(図
示せず)と接続されている。また、張出領域33の端部
においてX方向に沿って配列する外部入力端子34には
FPC(フレキシブルプリント基板/図示せず)が接続
され、X,YドライバIC24,25の各入力端子に電
源電圧、制御信号、画像信号等を供給している。
【0030】また、図4及び図5の断面図に示した液晶
装置の他の構成のように、対向基板21と対向した素子
基板20上に配線36が設けられ、該配線が被覆されて
いる構成を表している。図4は、表示領域(シール材2
2で囲まれる領域)外であって配線36が形成された素
子基板20と対向基板21間(隙間)に樹脂43が埋め
込まれ、これにより配線36が被覆されるので不純物に
よる汚染,電飾(コロージョン),エレクトロマイグレ
ーションを同時に防止することができる。また、図5に
示すようにシール材22の形成領域を基板辺(第一の基
板辺38、第二の基板辺39)まで、もしくは配線36
を覆う領域まで拡大して設けても良い。
【0031】以上の説明から、液晶装置(基板)の一辺
にのみ張出領域を形成して複数の各種配線、電極,及び
端子を集結させることにより、額縁領域を縮小させるこ
とができるという効果に加えて、組み込まれる電子機器
との接続が容易且つシンプルな構成とすることができ
る。また、二つのYドライバIC(第一のドライバI
C)25の間にXドライバIC(第二のドライバIC)
24を実装して配置され、二つのYドライバIC(第一
のドライバIC)25は走査信号を配線及び上下導通部
を介して第一基板の複数の電極に供給し、XドライバI
C(第二のドライバIC)24は表示画像に応じた画像
信号をデータ線を通じて画素電極(表示用電極)9に供
給することで、所望の画像表示を行なうことができる。
更に、XドライバIC(第二のドライバIC)24と画
素電極(表示用電極)9との電気的接続、及び各Yドラ
イバIC(第一のドライバIC)25と配線36との電
気的接続が最短で接続できるので張出領域33において
不要な引き廻し領域を必要としなく額縁領域の増大・拡
大を抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である液晶装置を説明する
ための斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の素子基板(第一基板),対向基板(第二
基板)の各構成を説明するための平面図である。
【図4】液晶装置の他の構成を説明するための断面図で
ある。
【図5】液晶装置の他の構成を説明するための断面図で
ある。
【図6】従来の液晶装置を説明するための説明的斜視図
である。
【符号の説明】
10 …対向電極 12,14 …FPC(フレキシブルプリント基板) 19 …表示領域 1,20 …素子基板(第一基板) 2,21 …対向基板(第二基板) 3,22 …シール材 22a …導電性粒子 23 …液晶 5,24 …XドライバIC 6,25 …YドライバIC 26 …画素電極(第一基板の表示用電極) 27…TFD素子(スイッチング素子) 7,28…データ線 29 …走査側電極(第二基板の電極) 30 …上下導通部 31 …XドライバIC実装領域 32 …YドライバIC実装領域 33 …張出領域 34 …電極端子部 13,15,35 …外部入力端子 11,36 …配線 37 …電極 38 …第一の基板辺 39 …第二の基板辺 40 …一方の端部 41 …他方の端部 42 …偏光板 43 …樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA48 NA38 PA17 QA11 QA13 QA16 2H092 GA32 GA36 GA39 GA59 NA01 NA27 PA04 5C094 AA43 AA44 AA45 BA03 BA43 CA19 EA02 EA04 EA07 EC03 FB12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して液晶を挟持する第一基板と第二
    基板とがシール材で貼り合わされ、前記第一基板の複数
    の電極を前記第二基板側の複数の電極にそれぞれ電気的
    に接続する上下導通部が前記第一基板の第一の基板辺に
    沿って設けられ、該第一の基板辺に沿った方向で前記第
    一基板から突出した前記第二基板の張出領域が形成さ
    れ、該張出領域に向けて前記第二基板側の複数の電極か
    ら前記第二基板上で延在形成される複数の配線とを備え
    た液晶装置であって、 前記上下導通部は前記シール材の中に配置され、前記複
    数の配線は前記シール材の形成部から前記第一の基板辺
    までの間を通して前記第一基板と対向した前記第二基板
    上に延在形成されていることを特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 前記上下導通部は前記第一基板の前記第
    一の基板辺と対向する第二の基板辺に沿って更に設けら
    れ、該上下導通部からは前記張出領域に向けて前記シー
    ル材の形成部から前記第二の基板辺までの間を通して前
    記第一基板と対向した前記第二基板上に複数の配線が更
    に延在形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記シール材の形成部から前記第一の基
    板辺までの間を通して前記第一基板と対向した前記第二
    基板上に延在形成されている前記配線と、前記シール材
    の形成部から前記第二の基板辺までの間を通して前記第
    一基板と対向した前記第二基板上に延在形成されている
    前記配線はともに同一の前記張出領域に向けて延在形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シール材の形成部から前記第一の基
    板辺までの間を通して前記第一基板と対向した前記第二
    基板上に延在形成されている前記配線と、前記シール材
    の形成部から前記第二の基板辺までの間を通して前記第
    一基板と対向した前記第二基板上に延在形成されている
    前記配線は同一の前記張出領域においてそれぞれ個別に
    第二基板上に実装された二つの第一のドライバICに電
    気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載
    の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記第二基板には前記第二基板の複数の
    電極とは個別に複数の表示用電極が形成され、前記張出
    し領域には前記表示用電極に電気的に接続された一つの
    第二のドライバICが実装され、二つの前記第一のドラ
    イバICの間に前記第二のドライバICが配置されてな
    り、二つの前記第一のドライバICは走査信号を前記配
    線及び前記上下導通部を介して前記第一基板の複数の電
    極に供給し、前記第二のドライバICは表示画像に応じ
    た画像信号を前記表示用電極に供給していることを特徴
    とする請求項5に記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載した
    液晶装置を搭載した電子機器。
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