JP2002258038A - 積層膜を有する光フィルタ及びその製造方法 - Google Patents
積層膜を有する光フィルタ及びその製造方法Info
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Abstract
短時間で形成することが困難であった。 【解決手段】 蒸着法とイオンビームスパッタ法とを同
時に適用して、蒸着法によって形成された緻密度の低い
構造の隙間にイオンビームスパッタ法によって形成され
た緻密度の高い構造のものを埋めた膜を形成する。また
成膜開始直後と成膜終了直前でイオンビームスパッタ法
のみを適用して緻密度の高い層を膜の境界に形成する。
Description
変化する複数の膜が積層された光フィルタおよびその製
造方法に関する。
を可能とするために、1本の光ファイバ内に複数の異な
る波長の光を同時に送り込む波長分割多重(WDM)伝
送方式が知られている。この種の光フィルタとして、マ
ルチキャビティー方式の光フィルタが知られており、バ
ンドパスフィルタ(BPF)やエッジフィルタなどに利
用されている。
の製造方法としては、蒸着法やイオンビームスパッタリ
ング法が利用されている。蒸着法は、チャンバ内におい
て原料となる材料を電子ビームで加熱して、そのとき蒸
発した材料をガラス基板に付着させることにより行われ
る。またイオンビームスパッタリング法では、ターゲッ
ト材料とイオンガンとガラス基板とが、同じチャンバ内
に配置されて、前記ターゲット材料にイオンビームを当
てることでターゲットから飛び出した粒子を基板に付着
させることにより行われる。
ャビティー方式などに使用される光フィルタは、各層の
光学膜厚を極めて精密にコントロールする必要があり、
また積層層数は百層を越える多層膜が必要となり、さら
に多層膜には屈折率の均一性、無偏光性、積層膜境界の
平滑性、応力緩和等が高精度で要求されるので、上記し
た従来の製造方法では高精度な光フィルタを短時間で製
造することが困難であった。
と、成膜速度が速いという利点はあるものの粒子間に多
くの隙間のある緻密度の低い構造となり、さらに膜と膜
との境界で凹凸が生じて膜の境界部分が不明確となり、
屈折率が均一な膜を形成できない。例えば図6の模式図
で示すように、ガラス基板4に膜11と膜12を蒸着法
で形成すると、各膜11,12で多数の隙間が形成さ
れ、しかも膜11と膜12との境界で平滑性が失われる
ので膜と膜との境界が不明確となり、高精度な膜を形成
できない。
単層膜の断面SEM写真、図8に蒸着法で成膜したとき
のTiO2/SiO2多層膜の断面を示すSEM写真を示
すが、図7では柱状に構成されたクラスタが形成され、
かなり粗い柱状組織となっており、柱の間に多くの空隙
(ボイド)が生じ、また図8ではブドウ状に構成された
クラスタが形成され、微粒子を囲むようにして空隙(ボ
イド)が生じているのが確認できる。これらのボイドに
よって屈折率の不均一が生じると同時に光の散乱が発生
して光のロスとなる。
密度の高い膜を形成でき、単一膜内で屈折率が均一な膜
を形成することが可能である。しかし、成膜速度が前記
蒸着法に比べて非常に遅く、さらに膜の内部応力も大き
く、歪みなどの原因となる欠点がある。
屈折率が均一な膜をより短時間で形成でき、さらに膜の
境界部分が明確な光フィルタ及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
率が異なる膜が複数層積層されている光フィルタにおい
て、前記膜は、クラスタ状の微結晶集合構造と、前記微
結晶集合構造に生じた空隙を埋めるように配置された非
晶質構造とを有し、単一膜内で屈折率が均一であること
を特徴とするものである。
合構造に使用される材料と、前記非晶質構造に使用され
る材料とが、同じ屈折率の材料または成膜後の屈折率が
同一となる材料であることが好ましい。
構成する粒径が、数ナノメートル(nm)から数百ナノ
メートル(nm)の微結晶粒の隙間を緻密度の高い組成
物で充填することができるので、単一膜内において屈折
率が均一で且つ光の散乱が生じない多層膜を短時間で形
成することができる。さらに、単一膜内で異なる構造の
複合体であることから、その構成比率をコントロールす
ることで膜の内部応力を緩和でき、歪みやクラックを防
止できる。
成されていることが好ましい。これにより膜の境界面が
緻密な粒子のみで形成されるので、境界面が平滑化され
る。
板に、屈折率が異なる膜を複数層積層する光フィルタの
製造方法において、クラスタ状の微結晶集合構造の成膜
に蒸着法若しくは化学気相成長(CVD)法が適用さ
れ、非晶質構造の成膜にスパッタリング法が適用され、
前記蒸着法若しくは化学気相成長法と、前記スパッタリ
ング法とが同時に適用されて、前記基板上に屈折率が段
階的に変化する複数層の膜を形成することを特徴とする
ものである。
前記蒸着法若しくは化学気相成長法による成膜を停止す
ることが好ましい。
を短時間で多数積層することができるので、高精度な多
層膜光フィルタの形成に適している。
工程を示す説明図であり、(A)は第1の工程、(B)
は第2の工程、(C)は第3の工程を示す。図2は膜の
内部構造を示す模式図を示す。図4は光フィルタのTi
O2膜の断面の走査電子顕微鏡(SEM)写真図、図5
は図4の一部を拡大した透過電子顕微鏡(TEM)写真
図を示す。
ムスパッタ法を行うイオンビームスパッタ装置1と蒸着
法を行う蒸着装置10が搭載されている。また所定の位
置にガラス基板4が配置されている。
ン2と、金属の酸化物などから形成されたターゲット材
料3で構成されている。イオンガン2は、ターゲット材
料3に向けて配置されており、アルゴンイオン(A
r+)の発生部2aと、アルゴンイオンをプラズマ化す
るディスチャージ室2bと、アルゴンイオンを加速する
ための複数のグリッド2cが平行に設けられている。前
記グリッド2c間に例えば1100ボルトの高電圧がか
けられることで、グリッド2c間で前記アルゴンイオン
が加速され、高速のアルゴンイオンビームが発射され
る。そして、ターゲット材料3にイオンビームを当てる
ことで、そのターゲット材料3からスパッタ粒子が発生
し、ガラス基板4の表面にラジカルな金属酸化物などか
らなる膜が形成される。なお、前記イオンはアルゴンに
限らず、クリプトンやキセノンなどの、より比重の大き
な不活性ガスであってもよい。
粉末あるいはペレット状にした蒸着材料11aの入った
容器11bと電子銃11cで構成され、前記電子銃11
cから発せられた電子ビーム(e)を前記蒸着材料11
aに当てることで蒸着材料11aを加熱させて蒸発させ
る。このとき蒸発した金属酸化物などの粒子を前記ガラ
ス基板4に付着させて膜を形成する。
は、屈折率が同じとなるように同種の材料が使用され
る。例えば前記材料3,11aとしては金属、金属の酸
化物やフッ化物などであり、具体的には二酸化チタン
(TiO2)、二酸化珪素(SiO2)、タンタルオキサ
イド(TaOX)、アルミナ(Al2O3)、フッ化マグ
ネシウム(MgF2)、ニオブオキサイド(NbOX)、
フッ化アルミ(AlF)、酸化マグネシウム(Mg
O)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、フッ化カルシウ
ム(CaF2)、酸化ビスマス(Bi2O3)、カドミウ
ムセレン(CdSe)、カドミウムサルファ(Cd
S)、ケイ素(Si)、フッ化ランタン(LaF3)、
酸化アンチモン(Sb2O3)、酸化イットリウム(Y2
O3)及びこれらの合金酸化物などから選択される。た
だし、成膜後の屈折率が均一になるものであれば異なる
屈折率の材料や異なる種類の材料を使用することも可能
である。また、膜内部の応力や屈折率の観点から、タン
タルオキサイドと二酸化ケイ素との組み合わせやチタン
オキサイドと二酸化ケイ素の組み合わせが最も好まし
い。
タの製造方法について図1を参照して説明する。図1に
示す本実施の形態は、イオンビームスパッタ装置1と蒸
着装置10とを併用して膜を形成する方法である。また
図2では、ターゲット材料の一例として、TiO2とS
iO2を用いてガラス基板4に2層の膜を積層したとき
の状態を模式的に示している。
ターゲット材料3に設置してイオンビームスパッタ装置
1のみを作動させる。これによりイオンガン2で生成さ
れたアルゴンイオンがターゲット材料3に当たり、ガラ
ス基板4上に微細な粒子8aが集合した緻密度の高い構
造のみからなる層(非晶質構造)5が形成される。そし
て前記(A)の工程に続いて(B)の工程に移行して、
イオンビームスパッタ装置1と蒸着装置10とを同時に
作動させて、前記スパッタによって前記層5の上にクラ
スタ状の微結晶集合構造としての緻密度の低い構造(粗
い粒子8bの集合)を形成するとともに、前記粒子8b
間に形成された空隙(ボイド)に微小な粒子8aが充填
されて全体として密な構造からなる層6が形成される。
そして前記(B)の工程から(C)の工程に移行して、
前記蒸着装置10を停止させてイオンビームスパッタ装
置1のみを作動させることで、前記層6の上に緻密な粒
子8aのみからなる構造の層(非晶質構造)7が形成さ
れる。これによりTiO2の単一の組成からなる膜8が
形成される。
1aをそれぞれTiO2からSiO2に変更し、前記と同
様にして図1(A)〜(C)の工程を行う。
タ装置1のみを動作させることで、前記層7の上に非晶
質構造としてのSiO2の緻密な粒子18aの集合体の
みからなる層15が形成される。そしてイオンビームス
パッタ装置1と蒸着装置10とを同時に動作させること
で、前記層15の上に粗い粒子18bの集合体(クラス
タ状の微結晶集合構造)の隙間に微細な粒子18aの集
合体が充填された構造の層16が形成される。さらにイ
オンビームスパッタ装置1のみを動作させることで前記
層16の上に非晶質構造としての密な粒子18aの集合
体のみからなる層17が形成される。このようにしてS
iO2の単一の組成からなる膜18が形成される。
料11aを選択して前記(A)〜(C)の工程を繰り返
すことで、異なる屈折率の膜が段階的に形成された疑似
傾斜型の積層膜を有する光フィルタが得られる。このと
きの屈折率の選択、膜厚、積層層数は、光フィルタの使
用目的に応じて適宜選択される。よって、積層層数が2
桁から3桁のオーダーの膜からなる高精度な光フィルタ
を従来に比べてより短時間で形成することが可能にな
る。
ームスパッタ法で成膜する割合を体積比で80:20と
することで、成膜速度をイオンビームスパッタ法のみで
成膜したときの5倍の速度で実行できるようになる。前
記割合は膜の緻密度の状態や各装置の成膜速度に応じて
適宜変更できるが、蒸着法による成膜速度がイオンビー
ムスパッタ法の成膜速度を超えないように調節すること
が好ましい。
ストとして、基板や蒸着粒子の飛散方向に沿った構成で
イオンガンや電子銃を設置させることも効果的である。
8では、膜8の層7と膜18の層15との接合面がそれ
ぞれ緻密な粒子の集合体であるので、互いの境界面が平
滑化されて境界が明確となる。よって、屈折率を単一膜
内において均一にでき、これを複数積層することで高精
度な光フィルタを得ることができる。また前記膜8,1
8では、緻密度の低い粒子で形成された隙間に緻密度の
高い粒子が充填されて密な状態にあるので、構造差はあ
るものの光はその構造差を認識できずに均一な組成の膜
として認識できる。
ビームスパッタ法とを適用して成膜して形成すると、各
膜が緻密に形成されるとともに各膜の境界面が平滑化さ
れる。また図5に示すように、クラスタ状の微結晶集合
構造の隙間に非晶質構造としてアモルファスな構造が埋
められた膜が形成されていることが確認できる。
バンドパスフィルタやランダム膜厚型のゲイン保障フィ
ルタなどの積層膜を形成でき、高精度な光フィルタとし
て得ることができる。また、各膜毎に屈折率を段階的に
変えていわゆるステップ傾斜構造の屈折率傾斜型の光フ
ィルタを形成することもできる。この屈折率傾斜型の光
フィルタでは均一屈折率での複合構成とすることで特に
膜応力を緩和する効果を発揮できる。
製造装置30を示す。この製造装置30は、前記製造装
置20と同様にイオンビームスパッタリング法と蒸着法
とを併用して成膜可能な装置である。
れて、この選択板31に複数枚のガラス基板4a,4
b,…が設けられたもので、その他の構成は前記製造装
置20と同様でありその説明を省略する。前記選択板3
1は回転可能に支持された円盤であり、この円盤上にガ
ラス基板4a,4b,…が載置されており、ガラス基板
4aの成膜が終了したときに選択板31を回転させて別
のガラス基板4bを選択できるようになっている。この
場合、単一膜内の各層5,6,7(15,16,17)
を成膜する毎に選択板31を切り替えてもよく、または
膜8(18)を成膜する毎に選択板31を切り替えるも
のであってもよい。よって、ガラス基板4aの成膜が終
了した後に直ちに別のガラス基板4bの成膜工程に入る
ことができるので、光フィルタの成膜時間をさらに短縮
できる。
ものではなく、複数のイオンビームスパッタ装置と蒸着
装置の組が複数設けられて同時に複数のガラス基板に対
して成膜できるものであってもよく、またターゲット材
料や蒸着材料を回転可能に支持することで材料の交換ロ
スを無くして成膜時間の短縮が図れるように構成しても
よい。
ームスパッタ法との組み合わせについて述べたが、これ
に限らず例えば蒸着法とヘリコンビームスパッタ法との
組み合わせでもよく、あるいは化学触媒反応を利用した
化学気相成長法(CVD)とビームスパッタ法との組み
合わせなど適宜変更可能である。
折率が均一な膜を短時間で形成でき、また膜の内部応力
が少なく、さらに膜の境界部分が平滑化されて境界面が
明確な光フィルタを得ることができる。
タ、帯域フィルタ、ゲイン保証フィルタなど高密度波長
多重通信や偏光分割通信に必要な分波フィルタを安価で
大量に供給可能となる。
(A)は第1の工程、(B)は第2の工程、(C)は第
3の工程、
SEM写真図、
式図、
を示すSEM写真図、
膜の断面を示すSEM写真図、
Claims (5)
- 【請求項1】 基板に、屈折率が異なる膜が複数層積層
されている光フィルタにおいて、 前記膜は、クラスタ状の微結晶集合構造と、前記微結晶
集合構造に生じた空隙を埋めるように配置された非晶質
構造とを有し、単一膜内で屈折率が均一であることを特
徴とする光フィルタ。 - 【請求項2】 前記クラスタ状の微結晶集合構造に使用
される材料と、前記非晶質構造に使用される材料とが、
同じ屈折率の材料または成膜後の屈折率が同一となる材
料である請求項1記載の光フィルタ。 - 【請求項3】 前記膜の境界が、非晶質構造のみで形成
されている請求項1または2記載の光フィルタ。 - 【請求項4】 基板に、屈折率が異なる膜を複数層積層
する光フィルタの製造方法において、 クラスタ状の微結晶集合構造の成膜において蒸着法若し
くは化学気相成長(CVD)法が適用され、非晶質構造
の成膜においてスパッタリング法が適用され、前記蒸着
法若しくは化学気相成長法と、前記スパッタリング法と
が同時に適用されて、前記基板上に屈折率が段階的に変
化する複数層の膜を形成することを特徴とする光フィル
タの製造方法。 - 【請求項5】 成膜開始直後と成膜終了直前に前記蒸着
法若しくは化学気相成長法による成膜を停止する請求項
4記載の製造方法。
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EP3660182A1 (en) | 2018-11-26 | 2020-06-03 | Konica Minolta, Inc. | Film forming method and film forming apparatus |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001059790A patent/JP3917822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10241245B2 (en) | 2013-05-31 | 2019-03-26 | AGC Inc. | Optical filter and method for manufacturing optical filter |
EP3660182A1 (en) | 2018-11-26 | 2020-06-03 | Konica Minolta, Inc. | Film forming method and film forming apparatus |
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