JP2002257772A - 空燃比センサの異常検出方法およびセンサ制御回路の保護方法 - Google Patents

空燃比センサの異常検出方法およびセンサ制御回路の保護方法

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JP2002257772A JP2001052309A JP2001052309A JP2002257772A JP 2002257772 A JP2002257772 A JP 2002257772A JP 2001052309 A JP2001052309 A JP 2001052309A JP 2001052309 A JP2001052309 A JP 2001052309A JP 2002257772 A JP2002257772 A JP 2002257772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなるガス雰囲気でもセンサ異常を検出し
得る空燃比センサの異常検出方法を提供する。 【解決手段】 起電力セル24に設けられた多孔質電極
にそれぞれ接続される配線41の電位と配線42の電位
とを測定する。これにより、起電力セル24の一方また
は他方の多孔質電極の電圧が変動しても、このような電
圧変動をも含めて配線41、42の異常を検出すること
ができる。また配線42は、ポンプセル14の一方の多
孔質電極にも接続されているので、配線42の電位の測
定により、ポンプセル14を介してポンプセル14の他
方の多孔質電極に接続された配線43の異常を検出する
ことができる。したがって、センサ素子10周囲のガス
雰囲気に影響されるポンプセル14の電流Ipを測定す
ることなく、配線41、42、43の異常をそれぞれ検
出することができるので、いかなるガス雰囲気でもセン
サ異常を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空燃比センサの異
常検出方法およびセンサ制御回路の保護方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】エンジンに供給する混合気の空燃比を目
標値に制御し、排気ガス中のCO、NOx 、HCを軽減
するために、排気系に酸素センサを設け、空燃比と相関
関係を持つ排気中の酸素濃度に応じて、燃料供給量をフ
ィードバック制御することが知られている。
【0003】このようなフィードバック制御に用いられ
る酸素センサとしては、特定の酸素濃度(特に理論空燃
比雰囲気)で出力がステップ状に変化するλセンサと、
リーン領域からリッチ領域まで連続的に出力が変化する
全領域空燃比センサとが主に用いられている。全領域空
燃比センサは、上述したように排気ガス中の酸素濃度を
連続的に測定でき、フィードバック制御の速度及び精度
を向上させ得るため、より高速で高精度な制御が要求さ
れる際に用いられている。
【0004】全領域空燃比センサは、酸素イオン伝導性
固体電解質体の2つのセルを間隔を介して対向配設し、
一方のセルを間隔内の酸素を周囲に汲み出すもしくは周
囲から酸素を汲み込むポンプセルとして用い、また、他
方のセルを酸素基準室と間隔との酸素濃度差によって電
圧を生じる起電力セルとして用い、起電力セルの出力が
一定になるようにポンプセルを動作させ、その時に該ポ
ンプセルに流す電流を、測定酸素濃度比例値として測定
する。この全領域空燃比センサの動作原理は、本出願人
の出願に係る特開昭62−148849号公報中に詳述
されている。
【0005】一方、このような空燃比センサが正常に作
動しているか否かを検出する空燃比センサの異常検出方
法としては、本出願人の出願に係る特開平3−2724
52号公報の「空燃比センサの異常診断方法」等、様々
なものが開示されている。そして、これらの多くは、ポ
ンプセルの動作による起電力セルの起電圧Vsが一定に
なることや、起電力セルの起電圧Vsの変動によってポ
ンプセルの電流Ipが変化することを利用するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな起電力セルの起電圧Vsを利用した異常診断方法に
よると、「ポンプセルの動作によって起電力セルの起電
圧Vsが一定になること」を利用したものでは、起電力
セルの一方の端子電圧あるいは起電力セルの両端子間の
電圧を測定している。そのため、起電力セルの他方の端
子電圧が変動しても、その影響が測定している端子に直
接現れなければ電圧が変動している他方の端子について
センサの異常を検出することができないという問題があ
る。
【0007】また、「起電力セルの起電圧Vsの変動に
よってポンプセルの電流Ipが変化すること」を利用し
たものでは、センサ周囲のガス雰囲気によってはポンプ
セルの電流Ipが変動することから、特定のガス雰囲気
(例えばフューエルカット時のガス雰囲気)に固定した
上でポンプセルの電流Ipを測定する必要がある。その
ため、このような特定のガス雰囲気以外では空燃比セン
サの異常を検出することができないという問題がある。
【0008】一方、空燃比センサに異常がある場合に
は、このような端子電圧が予定範囲を超えて変動するこ
とや、あるいはこのような端子に接続された配線が電源
ラインやそのグランドに短絡していることがある。その
ため、このような空燃比センサの異常は、空燃比センサ
を制御するセンサ制御回路にも悪影響を及ぼすおそれが
あり、場合によってはセンサ制御回路の破損をも招くお
それがある。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、いかな
るガス雰囲気でもセンサ異常を検出し得る空燃比センサ
の異常検出方法を提供することにある。
【0010】また、本発明の別の目的は、特定のセンサ
異常を検出した場合には、センサ制御回路の破損を回避
し得るセンサ制御回路の保護方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空燃比センサの異常検出方法では、固体
電解質体に一対の多孔質電極が設けられた2つのセルか
らなり、一方のセルを酸素をポンピングするポンプセル
とし、他方のセルを酸素濃度測定セルとしてそれぞれ使
用し、測定ガス中の空燃比を測定する空燃比センサの異
常検出方法であって、前記酸素濃度測定セルの一方の多
孔質電極に接続された第1配線の電位と、前記酸素濃度
測定セルの他方の多孔質電極と前記ポンプセルの一方の
多孔質電極とに接続された第2配線の電位と、を測定す
ることにより、前記空燃比センサの異常を検出すること
を技術的特徴とする。
【0012】また、請求項2の空燃比センサの異常検出
方法では、請求項1において、前記第1配線の電位また
は前記第2配線の電位が、所定範囲を超えた場合に異常
を検出することを技術的特徴とする。
【0013】さらに、請求項3のセンサ制御回路の保護
方法では、請求項1または2記載の空燃比センサの異常
検出方法を用いたセンサ制御回路の保護方法であって、
前記空燃比センサの異常検出方法により検出した異常
が、前記第1配線、第2配線または第3配線と、電源ラ
インとの短絡である場合には、前記空燃比センサを制御
するセンサ制御回路の作動電圧を前記電源ラインの電圧
と同電位にすることを技術的特徴とする。
【0014】請求項1の発明では、第1配線の電位と第
2配線の電位とを測定する。即ち、酸素濃度測定セルの
両面に設けられた多孔質体電極にそれぞれ接続される第
1配線の電位と第2配線の電位とを測定する。これによ
り、酸素濃度測定セルの一方または他方の多孔質電極の
電圧が変動しても、このような電圧変動をも含めて第
1、第2配線の異常を検出することができる。
【0015】請求項2の発明では、第1配線の電位また
は第2配線の電位が、所定範囲を超えた場合に異常を検
出する。これにより、異常であるか否かを検出する電圧
範囲を設定することができるので、一定電圧を基準とし
た一義的に異常検出をする場合に比べ、所定の幅を持た
せた柔軟な検出をすることができる。
【0016】請求項3の発明では、空燃比センサの異常
検出方法により検出した異常が、第1配線、第2配線ま
たは第3配線と、電源ラインとの短絡である場合には、
空燃比センサを制御するセンサ制御回路の作動電圧を電
源ラインの電圧と同電位にする。これにより、第1配
線、第2配線または第3配線と電源ラインとが短絡して
第1配線、第2配線または第3配線に電源ラインの電圧
が印加されても、第1配線、第2配線または第3配線の
電圧とセンサ制御回路の作動電圧とは同電位であるの
で、両者間に接続される回路等に電流が流れない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空燃比センサの異
常検出方法およびセンサ制御回路の保護方法の実施形態
について図を参照して説明する。まず、本発明の一実施
態様に係る空燃比センサの構成と作動を図1に基づいて
説明する。
【0018】図1に示すように、排気ガス系に配設され
るセンサ素子10は、2つのセルを接合して構成されて
おり、3本の配線41、42、43を介してセンサ制御
回路50に接続されている。このため、このセンサ制御
回路50では、通常、排気ガス中の酸素濃度測定とセン
サ素子10の温度測定とを主に行うが、その他にセンサ
素子10の2つのセルに接続された3本の配線41、4
2、43の異常検出を行う機能も備えている。
【0019】このセンサ素子10には、ヒータ制御回路
60にて制御されるヒータ70が、セラミック系接合剤
を介して取り付けられている。ヒータ70は、絶縁材料
としてアルミナ等のセラミックからなり、その内部には
ヒータ配線72が配設されている。ヒータ制御回路60
は、センサ制御回路50により測定されるセンサ素子1
0の温度を目標値に保つように、ヒータ70へ電力を供
給し、センサ素子10の温度を目標値に維持するように
機能する。
【0020】センサ素子10は、ポンプセル14、多孔
質拡散層18、起電力セル24および補強板30を積層
することにより構成されている。ポンプセル14は、酸
素イオン伝導性固体電解質材料である安定化または部分
安定化ジルコニア(ZrO2 )により形成され、その表
面と裏面のそれぞれに主として白金で形成された多孔質
電極12、16を有している。測定ガスに晒される表面
側の多孔質電極12は、Ip電流を流すためにIp+電
圧が印加されるのでIp+電極として参照する。また裏
面側の多孔質電極16は、Ip電流を流すためにIp−
電圧が印加されるのでIp−電極として参照する。な
お、Ip+電極には配線43、Ip−電極には配線42
がそれぞれ接続されている。
【0021】起電力セル24も同様に安定化または部分
安定化ジルコニア(ZrO2 )により形成され、その表
面と裏面のそれぞれに主として白金で形成された多孔質
電極22、28を有している。ポンプセル14と起電力
セル24との間には、多孔質拡散層18により包囲され
た間隙20が形成されている。
【0022】即ち、この間隙20は、多孔質拡散層18
を介して測定ガス雰囲気と連通されている。間隙20側
に配設された多孔質電極22は、起電力セル24の起電
力のマイナス電圧が生じるためVs−電極として参照
し、また基準酸素室26側に配設された多孔質電極28
は、起電力セル24の起電力のプラス電圧が生じるため
Vs+電極として参照する。基準酸素室26の基準酸素
は多孔質電極22から一定量の酸素を多孔質電極28に
ポンピングすることにより生成する。なお、Vs+電極
には配線41、Vs−電極には配線42がそれぞれ接続
されている。
【0023】ここで、測定ガスの酸素濃度と間隙20の
酸素濃度との差に応じた酸素が、間隙20側に多孔質拡
散層18を介して拡散して行く。間隙20内の雰囲気が
理論空燃比に保たれるとき、ほぼ酸素濃度が一定に保た
れている基準酸素室26との間の酸素濃度差により、起
電力セル24のVs+電極28とVs−電極22との間
には、約450mVの電位差が生じる。このため、セン
サ制御回路50は、ポンプセル14に流す電流Ipを、
上記起電力セル24の起電圧Vsが450mVとなるよ
うに調整することで、間隙20内の雰囲気を理論空燃比
に保ち、この理論空燃比に保つためのポンプセル電流量
Ipに基づき、測定ガス中の酸素濃度を測定する。
【0024】このようにセンサ素子10は、センサ制御
回路50により、通常、起電力セル電位24の起電圧V
sが450mVとなるようにポンプセル14に流す電流
Ipを調整している。そのため、このようなセンサ制御
回路50によるセンサ素子10のIp電流の電流制御の
特徴を利用することによって、以下に説明するようなセ
ンサ素子10の配線41、42、43の異常検出を行う
ことができる。
【0025】次に、本発明の一実施態様に係る空燃比セ
ンサの異常検出方法を適用したセンサ制御回路50の構
成を図2に基づいて説明する。図2に示すように、セン
サ制御回路50は、主に、Ipドライバ51、PID制
御回路52、オペアンプ53、Rpvs 測定回路54、V
pリミッタ55、自己診断回路58等から構成されてお
り、例えば本実施形態では特定用途向集積回路(ASI
C; Application Specific IC)として実現されてい
る。
【0026】Ipドライバ51は、センサ素子10にI
p電流を流すためのオペアンプで、反転入力端子にはA
SICのVcent端子、非反転入力端子には基準電圧3.
6Vがそれぞれ接続されており、また出力端子にはAS
ICのIp+端子が接続されている。そして、このよう
なASICのVcent端子とIp+端子との間にセンサ素
子10のポンプセル14が接続されている。これによ
り、Ipドライバ51は負帰還回路を構成するため、V
cent端子の電位が基準電圧(3.6V)を常に維持する
ように、Ip電流が制御される。このようにVcent端子
の電圧を基準電圧の3.6Vに保つように制御する必要
があるのは、3.6Vを基準電位(疑似GND)にして
ASIC内の各回路を動作させているためである。
【0027】なお、このASICは、VB端子に接続さ
れるバッテリからの供給電力によって駆動されている
が、バッテリにより印加される直流電圧(12V〜16
V)により直接駆動されているのではなく、ASICに
内蔵される定電圧回路から供給されるバッテリよりも低
い電圧、例えば8Vにより駆動されている。この電圧は
VCC8端子にも出力されている。
【0028】PID制御回路52は、ASICのP1端
子、P2端子およびP3端子に接続される抵抗やコンデ
ンサとともに、ASIC内蔵のオペアンプ等からPID
演算回路を構成するものである。このPID制御回路5
2は、Vs制御目標値の450mVに対する起電力セル
24の起電圧Vsの偏差量ΔVsをPID演算した電圧
をPout 端子に出力するもので、これによりIpドライ
バ51によるIp電流が制御される。
【0029】即ち、起電力セル24の起電圧Vsが45
0mVよりも高い場合には、間隙20の酸素濃度が酸素
基準室26の酸素濃度よりも低い状態、つまり理論空燃
比に対して燃料供給過剰(リッチ)側の状態にあるの
で、その不足分の酸素をポンプセル14により汲み込む
ためのIp電流が流れるように偏差量ΔVsをPID演
算した電圧をPout 端子に出力する。一方、起電力セル
24の起電圧Vsが450mVよりも低い場合には、間
隙20の酸素濃度が酸素基準室26の酸素濃度よりも高
い状態、つまり理論空燃比に対して燃料供給不足(リー
ン)側の状態にあるので、その過剰分の酸素をポンプセ
ル14により汲み出すためのIp電流が流れるように偏
差量ΔVsをPID演算した電圧をPout 端子に出力す
る。
【0030】なお、配線42が接続されるCOM端子
に、−15μAの定電流源が接続されているが、これは
Icp電流によるPID演算の誤差を防止するためであ
る。即ち、VS+端子には+15μAの定電流源が接続
されており、これにより起電力セル24にIcp電流を供
給して酸素基準を作り出している。このため、COM端
子に−15μAの定電流源を接続することにより、PI
D演算回路に流れ込む電流からこの15μA分を差し引
くことによって、Icp電流による演算誤差を防止してい
る。
【0031】また、VS+端子とPID制御回路52と
の間に接続されるオペアンプ53は、ボルテージフォロ
ア回路を構成している。これにより、VS+端子からは
PID制御回路52側が高インピーダンスに見えるた
め、+15μAの定電流源による供給電流がPID制御
回路52に流れ込むことを抑制している。
【0032】Rpvs 測定回路54は、センサ素子10の
内部抵抗Rpvs からセンサ素子10の温度を測定するも
ので、オペアンプ、抵抗、コンデンサ等により構成され
ている。このRpvs 測定回路53では、所定時間毎に起
電力セル24に所定の測定電流を流すことにより起電力
セル24の起電圧Vsを変化させ、これにより得られた
起電圧Vsの変化量を定数倍に演算増幅してVRpvs電
圧としてASICのVRPVS端子から出力する。
【0033】なお、Rpvs 測定回路53による測定電流
を起電力セル24に流す際には、測定電流がPID制御
回路52に流れ込まないようにPID制御回路52とオ
ペアンプ53との間に介在するSWにより両者間の接続
を切断している。したがって、このSWによって、PI
D制御回路52とオペアンプ53との間が切断されてい
る時間にRpvs 測定回路54による測定が行われる。
【0034】Vpリミッタ55は、ポンプセル14のい
わゆるブラックニングを防止するための回路で、ポンプ
セル14の両端電圧Vpが一定の範囲を超える場合に作
動してVs目標値をシフトさせるものである。なお、
「ブラックニング」とは、酸素イオンの喪失によるポン
プセルの表面黒化現象のことをいう。
【0035】自己診断回路58は、主に、ウインドウコ
ンパレータ58a、58b、コンパレータ58cおよび
OR回路58dから構成されており、センサ素子10の
2つのセルに接続された3本の配線41、42、43の
異常検出等を行う。
【0036】即ち、ASICのVS+端子の電位が所定
の範囲内にあるか否かをウインドウコンパレータ58a
により判断し、ASICのCOM端子の電位が所定の範
囲内にあるか否かをウインドウコンパレータ58bによ
り判断する。またASICのVS+端子、IP+端子、
Vcent端子、COM端子またはPout 端子のうちのいず
れか一つの端子の電位が所定値(所定電圧)を超えたか
否かをコンパレータ58cにより判断する。そして、こ
れら3つのコンパレータによる判断結果の論理和をOR
回路58dによりP/START情報として出力する。なお、
このP/START情報は、ASICの出力信号端子であるV
Rpvs端子を介して外部に出力される。
【0037】例えばVS+端子では、その電位は、通
常、COM端子の基準電圧3.6Vに起電力セル24の
起電圧Vs450mVを加えた値である4.05Vに保
たれている。そのため、ウインドウコンパレータ58a
の上限値を6.35V、下限値を2.5Vに設定するこ
とにより、VS+端子の電位が上限値の6.35Vを超
えて上昇したときには、VS+端子あるいは配線41が
バッテリの電源ラインBATTと短絡したものと判断
し、VS+端子の電位が下限値の2.5Vを超えて下降
したときには、VS+端子あるいは配線41がバッテリ
のグランドGNDと短絡したものと判断することができ
る。
【0038】また、COM端子では、その電位は、Ip
ドライバ51により常に基準電圧3.6Vになるように
制御されている。そのため、ウインドウコンパレータ5
8bの上限値を5.5V、下限値を2.5Vに設定する
ことにより、COM端子の電位が上限値の5.5Vを超
えて上昇したときには、COM端子あるいは配線42が
バッテリの電源ラインBATTと短絡したものと判断
し、COM端子の電位が下限値の2.5Vを超えて下降
したときには、COM端子あるいは配線42がバッテリ
のグランドGNDと短絡したものと判断することができ
る。
【0039】これにより、いずれのウインドウコンパレ
ータ58a、58bも、設定された所定の範囲内であれ
ば論理値0に相当する信号を出力し、所定の範囲外であ
れば論理値1に相当する信号を出力する。そして、これ
らの2信号を入力するOR回路58dでは、論理和の結
果をP/START情報として出力するので、VS+端子ある
いはCOM端子の電位、つまり配線41、42が電源ラ
インBATTまたはグランドGNDと短絡しているか否
かをこのP/START情報により検出することができる。
【0040】なお、ウインドウコンパレータ58aの上
限値および下限値は、ASICの製造ばらつきや5V電
圧の変動などでVs+端子電圧やCOM電圧端子がばら
つくことを考慮して、それぞれ設定されている。
【0041】このように本実施形態では、2つのウイン
ドウコンパレータ58a、58bによって、それぞれV
S+端子の電位、COM端子の電位を監視しているが、
IP+端子の電位も、この2つのウインドウコンパレー
タ58a、58bで監視することができる。即ち、図2
に示すように、センサ素子10のポンプセル14に接続
されるIP+端子は、ポンプセル14を介してCOM端
子に、あるいはポンプセル14と起電力セル24を介し
てVS+端子に、接続されている。そのため、IP+端
子の電位をCOM端子またはVS+端子から検出するこ
とができるので、COM端子またはVS+端子の電位を
監視しているウインドウコンパレータ58a、58bに
より、VS+端子の電位、COM端子の電位と同様にI
P+端子の電位も監視することができる。
【0042】したがって、IP+端子の電位を直接検出
することなく、先に説明したウインドウコンパレータ5
8a、58bの上限値、下限値の範囲を超える電位の監
視により、IP+端子あるいは配線43が電源ラインB
ATTまたはグランドGNDと短絡しているか否かを検
出することができる。
【0043】一方、コンパレータ58cでは、ASIC
のVS+端子、IP+端子、Vcent端子、COM端子ま
たはPout 端子の各電位が、ASIC内の回路の駆動電
圧である8Vを超えているか否かを判断している。その
ため、これらの各端子は、駆動電源の電圧変動等を見込
んだ値の9Vを上限値に設定したコンパレータ58cに
よって監視されており、いずれかの端子の電位が9Vを
超えて上昇したときには、その端子がバッテリの電源ラ
インBATTに短絡しているものと判断して、論理値1
に相当する信号をコンパレータ58cから出力する。ま
た9Vを超えていなければ論理値0に相当する信号をコ
ンパレータ58cより出力する。
【0044】そして、これらの各端子が、バッテリの電
源ラインBATTに短絡している場合には、つまりコン
パレータ58cにより論理値1に相当する信号が出力さ
れた場合には、ASICのCONT端子にVCC8端子
を制御するための制御信号が出力される。これにより、
次に説明する保護回路が作動するため、ASIC内の各
回路素子等を保護することができる。
【0045】図3には、上述したセンサ制御回路50に
適用される、本発明の一実施態様に係るセンサ制御回路
の保護方法を具現化した保護回路が示されている。AS
ICのVB端子には、前述したようにバッテリの電源ラ
インBATTが接続されており、これにより電力供給が
なされている。なおダイオードD1は、逆流防止目的の
ダイオードである。VB端子とVCC8端子の間には、
トランジスタQ1が接続されており、そのベース端子は
ASICのCONT端子に接続されている。即ちこのC
ONT端子から出力されるVCC8端子の制御信号によ
り、トランジスタQ1のベース端子にターンオン電圧が
印加されると、エミッタ−コレクタ間の導通が確保され
るため、導通状態のトランジスタQ1を介してVB端子
とVCC8端子との間を通電させ得るように構成されて
いる。
【0046】このように保護回路を構成することによっ
て、ASICのVS+端子、IP+端子、Vcent端子、
COM端子またはPout 端子のいずれかの端子がバッテ
リの電源ラインBATTに短絡すると、コンパレータ5
8cからはVCC8端子の制御信号が出力されるので、
トランジスタQ1のベース端子にターンオン電圧が印加
される。これにより、トランジスタQ1は、遮断状態か
ら導通状態に移行するため、エミッタに接続されるVB
端子とコレクタに接続されるVCC8端子とが通電状態
になり、その結果、VB端子に印加されていた電源ライ
ンBATTによるバッテリ電圧がVCC8端子にも印加
される。
【0047】したがって、ASIC、つまりセンサ制御
回路50の作動電圧VCC8が電源ラインBATTのバ
ッテリ電圧と同電位になるので、電源ラインBATTに
短絡した端子からVCC8端子に向かってバッテリ電圧
による電流が流れ込むことがない。よって両端子(電源
ラインBATTに短絡した端子とVCC8端子)間に介
在する回路素子等の破損を回避することができる。
【0048】以上説明したように本実施形態に係る空燃
比センサの異常検出方法によると、起電力セル24に設
けられた多孔質電極22、28にそれぞれ接続される配
線41の電位と配線42の電位とを測定する。これによ
り、起電力セル24の一方または他方の多孔質電極2
2、28の電圧が変動しても、このような電圧変動をも
含めて配線41、42の異常を検出することができる。
また配線42は、ポンプセル14の一方の多孔質電極1
6にも接続されているので、配線42の電位の測定によ
り、ポンプセル14を介してポンプセル14の他方の多
孔質電極12に接続された配線43の異常を検出するこ
とができる。したがって、センサ素子10周囲のガス雰
囲気に影響されるポンプセル14の電流Ipを測定する
ことなく、配線41、42、43の異常をそれぞれ検出
することができるので、いかなるガス雰囲気でもセンサ
異常を検出し得る効果がある。
【0049】また、本実施形態に係るに係るセンサ制御
回路の保護方法によると、配線41、42、43と、電
源ラインBATTとの短絡である場合には、センサ素子
10を制御するセンサ制御回路50の作動電圧VCC8
を電源ラインBATTの電圧と同電位にする。これによ
り、配線41、配線42または配線43と電源ラインB
ATTとが短絡して配線41、配線42または配線43
に電源ラインBATTの電圧が印加されても、配線4
1、配線42または配線43の電圧とセンサ制御回路5
0の作動電圧VCC8とは同電位であるので、両者間に
接続される回路等に電流が流れない。したがって、この
ような特定のセンサ異常を検出した場合には、センサ制
御回路50の破損を回避し得る効果がある。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明では、第1配線の電位と
第2配線の電位とを測定する。即ち、酸素濃度測定セル
の両面に設けられた多孔質体電極にそれぞれ接続される
第1配線の電位と第2配線の電位とを測定する。これに
より、酸素濃度測定セルの一方または他方の多孔質電極
の電圧が変動しても、このような電圧変動をも含めて第
1、第2配線の異常を検出することができる。したがっ
て、センサ周囲のガス雰囲気に影響されるポンプセルの
電流Ipを測定することなく、第1配線および第2配線
の異常をそれぞれ検出することができるので、いかなる
ガス雰囲気でもセンサ異常を検出し得る効果がある。
【0051】請求項2の発明では、第1配線の電位また
は第2配線の電位が、所定範囲を超えた場合に異常を検
出する。これにより、異常であるか否かを検出する電圧
範囲を設定することができるので、一定電圧を基準とし
た一義的に異常検出をする場合に比べ、所定の幅を持た
せた柔軟な検出をすることができる。したがって、第1
配線および第2配線の異常検出に余裕を持たせる効果も
ある。
【0052】請求項3の発明では、空燃比センサの異常
検出方法により検出した異常が、第1配線、第2配線ま
たは第3配線と、電源ラインとの短絡である場合には、
空燃比センサを制御するセンサ制御回路の作動電圧を電
源ラインの電圧と同電位にする。これにより、第1配
線、第2配線または第3配線と電源ラインとが短絡して
第1配線、第2配線または第3配線に電源ラインの電圧
が印加されても、第1配線、第2配線または第3配線の
電圧とセンサ制御回路の作動電圧とは同電位であるの
で、両者間に接続される回路等に電流が流れない。した
がって、このような特定のセンサ異常を検出した場合に
は、センサ制御回路の破損を回避し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空燃比センサの異常
検出方法を適用した空燃比センサ、センサ制御回路等を
示す説明図である。
【図2】本実施形態に係る空燃比センサとセンサ制御回
路との接続およびセンサ制御回路の構成概要を示す説明
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るセンサ制御回路の保
護方法を適用したセンサ制御回路の構成概要を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 センサ素子 12、16、22、28 多孔質電極 14 ポンプセル 18 多孔質拡散層 20 間隙 24 起電力セル(酸素濃度測定セル) 26 酸素基準室 41 配線(第1配線) 42 配線(第2配線) 43 配線(第3配線) 50 センサ制御回路 58 自己診断回路 58a、58b ウインドウコンパレータ 58c コンパレータ 70 ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体電解質体に一対の多孔質電極が設け
    られた2つのセルからなり、一方のセルを酸素をポンピ
    ングするポンプセルとし、他方のセルを酸素濃度測定セ
    ルとしてそれぞれ使用し、測定ガス中の空燃比を測定す
    る空燃比センサの異常検出方法であって、 前記酸素濃度測定セルの一方の多孔質電極に接続された
    第1配線の電位と、前記酸素濃度測定セルの他方の多孔
    質電極と前記ポンプセルの一方の多孔質電極とに接続さ
    れた第2配線の電位と、を測定することにより、前記空
    燃比センサの異常を検出することを特徴とする空燃比セ
    ンサの異常検出方法。
  2. 【請求項2】 前記第1配線の電位または前記第2配線
    の電位が、所定範囲を超えた場合に異常を検出すること
    を特徴とする請求項1記載の空燃比センサの異常検出方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の空燃比センサの
    異常検出方法を用いたセンサ制御回路の保護方法であっ
    て、 前記空燃比センサの異常検出方法により検出した異常
    が、前記第1配線、第2配線または第3配線と、電源ラ
    インとの短絡である場合には、前記空燃比センサを制御
    するセンサ制御回路の作動電圧を前記電源ラインの電圧
    と同電位にすることを特徴とするセンサ制御回路の保護
    方法。
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