JP2002257555A - 車載用ナビゲーション装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置、プログラム及び記録媒体

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JP2002257555A
JP2002257555A JP2001058496A JP2001058496A JP2002257555A JP 2002257555 A JP2002257555 A JP 2002257555A JP 2001058496 A JP2001058496 A JP 2001058496A JP 2001058496 A JP2001058496 A JP 2001058496A JP 2002257555 A JP2002257555 A JP 2002257555A
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Tsunekimi Suzuki
常公 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行中における表示画面の注視を防止す
ることによって高い安全性を確保し、加えて省エネ化を
達成する。 【解決手段】 車両走行中であることを判断すると(S
100:YES)、情報表示のためのディスプレイ及び
描画部をはじめ、地図データ入力器、操作スイッチ群へ
の電力を遮断する(S110)。また、経路案内中にそ
の誘導経路が一定距離以上「道なり」である場合(S1
20:YES)、車両信号入力器への電力を遮断する
(S130)。さらに、車両停車中にあっては、段階的
に設定された所定時間の経過を判断し(S160,S1
80,S200)、ディスプレイ、描画部、地図データ
入力器、外部メモリへの電力を最初に遮断し(S17
0)、続いて位置検出器への電力を遮断し(S19
0)、最後に、制御部自体が省電力モード(スリープ状
態)へ移行する(S210)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全面と省エネル
ギー面とを考慮した車載用ナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の走行に伴ってGPS等により位
置を検出し、現在地から目的地までの適切な経路を演算
して求め、さらに、その経路の案内を音声にて行う車載
用ナビゲーション装置が知られている。
【0003】このような車載用ナビゲーション装置で
は、カラーディスプレイ装置などの表示装置を備えるの
が一般的であり、その表示画面には、車両の現在位置マ
ークと、地図データと、さらに地図上に表示する誘導経
路や設定地点の目印等の付加データとが重ねて表示され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示画
面を運転者が車両走行中に注視してしまうことがあり、
これは安全面から好ましくない。これに対して近年、法
律によって表示画面の注視が禁止されるようになった
が、運転者まかせになっている現状がある。
【0005】一方、現在では経路案内中でなくても、地
図データに重ねて車両位置マークを表示させる仕様が一
般的である。これは、地図上での車両位置が分かること
が一種の案内となり得るからである。したがって、現状
の仕様では、運転者が所定の操作を行わなければ表示画
面がオフされることはなく、結果として、地図データを
必要としない場合であっても表示を行っているケースが
多い。つまり、無駄な表示がなされているのである。こ
れは、省エネ化(消費電力低減)という観点から好まし
くない。さらに、経路案内中であっても、例えば誘導経
路が「道なり」である場合など、表示を特に必要としな
い場合があり得る。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、車両走行中における表示画面の
注視を防止することによって高い安全性を確保すること
を第1の目的とし、さらに、省エネ化を達成することを
第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
車載用ナビゲーション装置では、車両が走行中であるか
否かを車両信号から判断する。したがって車両信号は、
車速、ブレーキ駆動の有無(サイドブレーキも含む)、
シフトポジションなどを示す信号であることが考えられ
る。そして、車両走行中と判断した場合、情報表示がな
されないように、表示手段を介した情報表示を無効化す
る。これによって、車両走行中における表示画面の注視
を防止でき、高い安全性が確保される。すなわち、第1
の目的が達成される。
【0008】なお、情報表示の無効化は、少なくとも表
示手段への電力を遮断することによって行うことが考え
られる(請求項2)。表示手段は、ディスプレイや描画
部などで構成することが考えられるため、そのディスプ
レイや描画部への電力を遮断するという具合である。こ
の場合、いずれか一方への電力を遮断すれば事足りる
が、省エネ化という観点からは両方への電力を遮断する
ことが望ましい。特に、消費電力の大きくなるディスプ
レイへの電力遮断は有効である。また、少なくともとし
たのは、情報表示(地図表示)を行わないという前提に
立てば、地図データを入力する地図データ入力手段への
電力を遮断してもよいからである。また、省エネ化を推
進するために、ハードディスク装置などで構成される周
辺装置への電力を遮断してもよい。
【0009】このような電力遮断の構成を採用すれば、
車両走行中における表示画面の注視を防止でき、しか
も、省エネ化を達成することができる。すなわち、第2
の目的が達成される。さらに、請求項3に示すように操
作手段への電力を遮断すれば、走行中の不適切な操作が
なされないため、より高い安全性が確保され、また、さ
らなる省エネ化が図られる。なお、ここでいう操作手段
への電力遮断には、操作手段の一部の電力遮断を含むも
のとする。例えば操作手段が複数のスイッチで構成され
ている場合、その特定スイッチへの電力を遮断するとい
う具合である。不適切な操作のみを防止すれば十分だか
らである。
【0010】なお、経路案内中であることを前提とすれ
ば、請求項4に示すように、予め定められた条件が成立
した場合、車両信号入力手段への電力を遮断してもよ
い。例えば誘導経路が2kmといった一定距離以上「道
なり」である場合などを条件とすることが考えられる。
このような場合、その2kmの間は情報表示を必要とし
ない可能性が高い。したがって、車両が走行中であるか
否かを判断する必要もないため、車両信号入力手段への
電力を遮断してもよいことになる。このようにすれば、
さらなる省エネ化が達成できる。
【0011】また、経路案内中であることを前提とすれ
ば、請求項5に示すように、経路案内のタイミングに合
わせて、遮断した電力の供給を再開することが考えられ
る。例えば右左折を行う交差点や分岐道路に近づいた時
に電力供給を再開するという具合である。これによっ
て、適切な経路案内が実現できる。
【0012】次に、車両の停車中の電力遮断について考
える。車両停車中に情報表示などのナビゲーション機能
が必要となるのは、信号交差点などで一時的に停車した
とき、あるいは、目的地などの設定操作を行っていると
きと考えられる。したがって、パーキングエリアなどで
アイドリング状態にある場合など、ナビゲーション機能
を必要としていない場合もある。
【0013】そこで、請求項6に示すように、操作手段
を介した指示入力が所定時間なければ、必要性が低いと
判断される手段への電力を遮断するようにしてもよい。
これによって、車両停車中における省エネ化も実現され
る。このとき、請求項7に示すように、所定時間を段階
的に設定しておき、特定順序で電力を遮断することが考
えられる。このようにすれば、ユーザ操作による再起動
時に、ユーザが不快を感じる待ち時間を適切にコントロ
ールすることができるの点で有利である。さらなる省エ
ネ化を考慮すれば、請求項8に示すように、電力遮断を
行った後、処理実行手段が省電力モードで動作するよう
にしてもよい。
【0014】なお、このような車載用ナビゲーション装
置の処理実行手段をコンピュータにて実現する機能は、
例えば、コンピュータ側で起動するプログラムとして備
えることができる。このようなプログラムの場合、例え
ば、FD、MO、DVD、CD−ROM、ハードディス
ク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、
必要に応じてコンピュータにロードして起動することに
より用いることができる。この他、ROMやバックアッ
プRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として
プログラムを記録しておき、このROMあるいはバック
アップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された一実施
例について図面を用いて説明する。図1は実施例として
の車載用ナビゲーション装置1の全体構成を示すブロッ
ク図である。本車載用ナビゲーション装置1は、制御部
10を中心に構成されており、この制御部10に接続さ
れる位置検出器20、地図データ入力器30、操作スイ
ッチ群40、車両信号入力器50、外部メモリ60、描
画部70、及び音声出力部80を備えている。なお、制
御部10は通常のコンピュータとして構成されており、
内部には、CPU、ROM、RAM、I/Oおよびこれ
らの構成を接続するバスラインなどが備えられている。
【0016】位置検出器20は、いずれも周知の地磁気
センサ21、ジャイロスコープ22、距離センサ23、
及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するG
PS(Global Positioning System )のためのGPS受
信機24を有している。これらのセンサ等21〜24は
各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセン
サにより、各々補間しながら使用するように構成されて
いる。なお、精度によっては上述した内の一部で構成し
てもよく、さらに、ステアリングの回転センサ、各転動
輪の車輪センサ等を用いてもよい。
【0017】地図データ入力器30は、位置検出の精度
向上のためのいわゆるマップマッチング用データ及び地
図データを入力するための装置である。これらのデータ
は記録媒体としてのDVD−ROMから入力される。な
お、本実施例では、DVD−ROMを用いたが、CD−
ROMやメモリカード等の他の媒体を用いても差し支え
ない。
【0018】操作スイッチ群40は、ディスプレイ70
aと一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルな
スイッチやリモコン装置等で構成され、各種入力に使用
される。車両信号入力器50は、車速、テールランプの
点灯状態、サイドブレーキのオン/オフ、シフトポジシ
ョンなどを示す車両信号を入力するための構成である。
この車両信号を判断することによって、例えば車速が
「0」、テールランプが点灯、サイドブレーキがオン、
シフトポジションが「P」の位置であることのいずれか
が成立する状態や、若しくは、これらを組み合わせた状
態の成立を判断することによって、車両が走行中である
のか、あるいは、停車中であるのかが判断される。
【0019】外部メモリ60は、ハードディスク装置で
あり、各種処理を実行するにあたり、必要な情報の記憶
を行うためのものである。ただし、情報の記憶ができれ
ばよいため、ハードディスク装置以外の例えば半導体メ
モリ装置を用いてもよい。描画部70には液晶やCRT
等を用いたディスプレイ70aが接続されており、この
ディスプレイ70aを介して情報表示が行われる。
【0020】音声出力部80にはスピーカ80aが接続
されており、このスピーカ80aを介して音声による案
内が行われる。このような構成により、いわゆるナビゲ
ーション機能が実現される。描画部70に制御されるデ
ィスプレイ70aの画面には、位置検出器20から入力
された車両現在地マークと、地図データ入力器30より
入力された地図データと、更に地図上に表示する案内経
路、名称、目印等の付加データとを重ねて表示すること
ができる。そして、本車載用ナビゲーション装置1で
は、操作スイッチ群40から、目的地の位置及び、必要
に応じて高速道路等の特定の経路の指定(すなわち通過
点の指定)を入力すると、現在地からその目的地までの
最適な経路が自動的に選択され、いわゆる誘導経路が形
成されて表示される。このような最適な経路の設定は、
ダイクストラ法等の手法で実現される。そして、この案
内経路が形成され表示された後、車両の走行状況に応じ
て制御部10により、音声出力部80に制御されるスピ
ーカ80aを介して、ルート案内を主としたガイダンス
音声が出力される。
【0021】なお、上述した各ブロック、すなわち、制
御部10をはじめ、位置検出器20、地図データ入力器
30、操作スイッチ群40、車両信号入力器50、外部
メモリ60、描画部70、ディスプレイ70a、音声出
力部80、及びスピーカ80aには、外部の電源から動
作に必要な電力が供給される。外部の電源は、車両に搭
載されるバッテリとして実現することが考えられる。こ
のとき、図2に示すように、制御部10は、位置検出器
20、地図データ入力器30、操作スイッチ群40、車
両信号入力器50、外部メモリ60、描画部70及びデ
ィスプレイ70aのそれぞれへ供給される電力を個別に
遮断できるようになっている。すなわち、制御部10
は、図2に模式的に示した、記号a〜gで示すスイッチ
の制御を行うことができる。
【0022】そして、本実施例の車載用ナビゲーション
装置1では、制御部10が、次に示す電力制御処理を実
行することにより、車両信号入力器50からの車両信号
に基づき、該当ブロックへの電力供給を制御して、省エ
ネ化(消費電力低減)と車両走行における安全性の向上
とを図ることを特徴としている。
【0023】図3は制御部10にて実行される電力制御
処理を示すフローチャートである。この電力制御処理
は、車両のイグニッションキーがON又はACCの位置
にあり、車載用ナビゲーション装置1が作動していると
きに実行される。まず最初のステップ(以下、ステップ
を単に記号Sで示す。)100において、車両が走行中
であるか否かを判断する。この判断は、上述したよう
に、車両信号入力器50からの車両信号に基づいて行わ
れる。ここで車両走行中であると判断された場合(S1
00:YES)、S110へ移行する。一方、車両走行
中でないと判断された場合(S100:NO)、すなわ
ち車両停車中である場合には、S160へ移行する。な
お、後述するS130で車両信号入力器50への電力が
遮断されたときには常に肯定判断される。
【0024】車両走行中であると判断された場合に移行
するS110では、ディスプレイ70a、描画部70、
地図データ入力器30、操作スイッチ群40への電力を
遮断する。続くS120では、経路案内中で、かつ、そ
の誘導経路が例えば2kmという一定距離以上「道な
り」か否かを判断する。ここで誘導経路が一定距離以上
「道なり」であると判断された場合(S120:YE
S)、車両信号入力器50への電力を遮断し(S13
0)、その後、S140へ移行する。一方、誘導経路が
一定距離以上「道なり」でないと判断された場合(S1
20:NO)、S130の処理を実行せず、S140へ
移行する。
【0025】S140では、経路案内中で、かつ、案内
地点に近づいたか否かを判断する。ここで案内地点に近
づいたと判断された場合(S140:YES)、ディス
プレイ70a、描画部70、地図データ入力器30、車
両信号入力器50への電力供給を再開する(S15
0)。そしてS150の処理終了後、S100からの処
理を繰り返す。一方、案内地点に近づいていないと判断
された場合(S140:NO)、S150の処理を実行
せず、S100からの処理を繰り返す。
【0026】S100にて車両停車中であると判断され
た場合に移行するS160では、所定時間t1の間、操
作スイッチ群40を介した操作がないか否かを判断す
る。ここで操作がないと判断された場合(S160:Y
ES)、ディスプレイ70a、描画部70、地図データ
入力器30、外部メモリ60への電力を遮断し(S17
0)、その後、S180へ移行する。一方、時間t1の
間に操作があった場合には(S160:NO)、S10
0からの処理を繰り返す。
【0027】S180では、所定時間t2(>t1)の
間、操作スイッチ群40を介した操作がないか否かを判
断する。ここで操作がないと判断された場合(S18
0:YES)、位置検出器20への電力を遮断し(S1
90)、その後、S200へ移行する。一方、時間t2
の間に操作があった場合には(S180:NO)、S1
00からの処理を繰り返す。
【0028】S200では、時間t3(>t2)の間、
操作スイッチ群40を介した操作がないか否かを判断す
る。ここで操作がないと判断された場合(S200:Y
ES)、制御部10自体が省電力モード(スリープ状
態)へ移行し、その後、本電力制御処理を終了する。一
方、時間t3の間に操作があった場合には(S200:
NO)、S100からの処理を繰り返す。
【0029】以上説明したように、本実施例の車載用ナ
ビゲーション装置1では、車両走行中であることを判断
すると(図3中のS100:YES)、ディスプレイ7
0a、描画部70、地図データ入力器30、操作スイッ
チ群40への電力を遮断する(S110)。これによっ
て、ディスプレイ70aを介した情報表示がなされない
ため、車両走行中における表示画面の注視を防止でき
る。しかも、電力の遮断を行うことによるものであるた
め、省エネ化を達成することができる。
【0030】また、操作スイッチ群40への電力を遮断
することによって、走行中の不適切な操作を防止でき、
この点においても安全面に寄与できる。なお、操作スイ
ッチ群40の一部については電力遮断を行わないように
してもよい。例えば誘導経路の再探索などを指示できる
ようにすれば、利用者にとって便利だからである。
【0031】なお、図3中のS110,S170におい
て、特にS110ではディスプレイ70aを介した情報
表示を行わないことを条件に、上述した中の一部の構成
への電力を遮断するようにしてもよい。ただし、消費電
力が大きくなるディスプレイ70aへの電力遮断は、省
エネに有効である。
【0032】さらにまた、本実施例では、経路案内中で
あることを前提に、その誘導経路が一定距離以上「道な
り」である場合(図3中のS120:YES)、車両信
号入力器50への電力を遮断する(S130)。これは
「道なり」の区間は、情報表示を必要としない可能性が
高いためであり、車両が走行中であるか否かを判断する
必要もないためである。これによって、さらなる省エネ
化が達成できる。
【0033】また、本実施例では、経路案内中であるこ
とを前提に、案内地点に近づいた場合(図3中のS14
0:YES)、ディスプレイ70a、描画部70、地図
データ入力器30、車両信号入力器50への電力供給を
再開する(S150)。これによって、適切な経路案内
が実現できる。
【0034】一方、車両停車中に情報表示などのナビゲ
ーション機能が必要となるのは、信号交差点などで一時
的に停車したとき、あるいは、目的地などの設定操作を
行っているときと考えられる。したがって、パーキング
エリアなどでアイドリング状態にある場合など、ナビゲ
ーション機能を必要としていない場合も多い。
【0035】そこで、本実施例では、車両停車中に所定
時間t1の間、操作スイッチを介した操作がなければ
(図3中のS160:YES)、ディスプレイ70a、
描画部70、地図データ入力器30、外部メモリ60へ
の電力を遮断する。また、時間t1よりも長い時間であ
る所定時間t2の間、操作がなければ(S180:YE
S)、位置検出器20への電力を遮断する(S19
0)。これによって、車両停車中における省エネ化も実
現される。また、段階的に特定順序で電力を遮断してい
る。この構成は、ユーザ操作による再起動時に起動まで
の時間が各部で異なることを考えると、ユーザが不快を
感じる待ち時間を適切にコントロールすることができる
点で有利である。
【0036】そしてさらに、時間t2よりも長い時間で
ある所定時間t3の間、操作がなければ(図3中のS2
00:YES)、制御部10自体が省電力モード(スリ
ープ状態)へ移行するようにした(S210)。これに
よって、車両停車中におけるさらなる省エネ化が図られ
る。
【0037】なお、本実施例の位置検出器20が「位置
検出手段」に相当し、地図データ入力器30が「地図デ
ータ入力手段」に相当し、操作スイッチ群40が「操作
手段」に相当する。また、車両信号入力器50が「車両
信号入力手段」に相当し、描画部70及びディスプレイ
70aが「表示手段」に相当する。さらに、制御部10
が「処理実行手段」に相当し、図3に示す電力制御処理
が処理実行手段による処理の一部である。
【0038】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。上記実施例は案内
地点に近づいたか否かを判断して電力供給を再開する構
成であったが、例えば一時的に停車した時、VICSな
どによる外部からの割り込み時、携帯電話機への着信
時、あるいは、操作スイッチ群40を介した操作時など
に必要ブロックへ電力供給を再開するような構成にする
ことも考えられる。
【0039】また、図1に示す音声出力部80及びスピ
ーカ80aへの電力も遮断して、さらなる省エネ化を達
成する構成としてもよい。さらにまた、本発明による省
エネのための電力遮断機能を作動させるか否かを、ユー
ザに選択させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車載用ナビゲーション装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】制御部による電力制御の構成を示す模式図であ
る。
【図3】制御部による電力制御処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…車載用ナビゲーション装置 10…制御部 20…位置検出器 21…地磁気センサ 22…ジャイロスコープ 23…距離センサ 24…GPS受信機 30…地図データ入力器 40…操作スイッチ群 50…車両信号入力器 60…外部メモリ 70…描画部 70a…ディスプレイ 80…音声出力部 80a…スピーカ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両現在位置を検出する位置検出手段と、 地図データを入力する地図データ入力手段と、 運転者からの指示を入力するための操作手段と、 運転者への情報表示を行うための表示手段と、 前記表示手段を用い、前記位置検出手段にて検出された
    車両現在位置を前記地図データ入力手段にて入力された
    地図データに基づく地図上に表示すると共に、設定され
    た目的地までの経路である誘導経路を生成して当該誘導
    経路に従った経路案内を行うことが可能な処理実行手段
    とを備えた車載用ナビゲーション装置において、 車両が走行中であるか否かを特定可能な車両信号を入力
    する車両信号入力手段を備え、 前記処理実行手段は、前記車両信号入力手段からの車両
    信号に基づき車両走行中と判断した場合、前記表示手段
    を介した情報表示を無効化することを特徴とする車載用
    ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車載用ナビゲーション装
    置において、 前記情報表示の無効化は、少なくとも前記表示手段への
    電力を遮断することによって行うことを特徴とする車載
    用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記処理実行手段は、前記車両信号入力手段からの車両
    信号に基づき車両走行中と判断した場合、前記操作手段
    への電力を遮断することを特徴とする車載用ナビゲーシ
    ョン装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の車載用ナ
    ビゲーション装置において、 前記処理実行手段は、前記経路案内を行っている場合、
    予め定められた条件が成立すると、前記車両信号入力手
    段への電力を遮断することを特徴とする車載用ナビゲー
    ション装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の車載用ナ
    ビゲーション装置において、 前記処理実行手段は、前記経路案内の行っている場合、
    経路案内のタイミングに合わせて、前記遮断した電力の
    供給を再開することを特徴とする車載用ナビゲーション
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の車載用ナ
    ビゲーション装置において、 前記処理実行手段は、前記車両信号入力手段からの車両
    信号に基づき車両停車中と判断した場合、前記操作手段
    を介した指示入力が所定時間なければ、必要性が低いと
    判断される手段への電力を遮断することを特徴とする車
    載用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の車載用ナビゲーション装
    置において、 前記所定時間が段階的に設定されており、前記必要性が
    低いと判断される手段への電力を特定順序で遮断するこ
    とを特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】請求項6又は7に記載の車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記処理実行手段は、前記必要性が低いと判断される手
    段への電力を遮断した後、省電力モードで動作すること
    を特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の車載用ナ
    ビゲーション装置の前記処理実行手段としてコンピュー
    タを機能させるプログラム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
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