JP2002257071A - 渦流ポンプ - Google Patents

渦流ポンプ

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JP2002257071A
JP2002257071A JP2001056545A JP2001056545A JP2002257071A JP 2002257071 A JP2002257071 A JP 2002257071A JP 2001056545 A JP2001056545 A JP 2001056545A JP 2001056545 A JP2001056545 A JP 2001056545A JP 2002257071 A JP2002257071 A JP 2002257071A
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outflow
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JP2001056545A
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Takafumi Saeki
尚文 佐伯
Katsuyuki Urayama
且行 浦山
Naotarou Abe
尚太郎 阿部
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 羽根車の回転によって高められた流路内の圧
力を維持し、剥離流の発生を極力抑え、スムーズに流体
を送り出せるポンプを提供する。 【解決手段】第1ケーシング部材10と第2ケーシング
部材20とによって形成されたケーシング内に、羽根車
30を回転可能に収納していると共に、第1ケーシング
部材10に、流体の流入口11並びに流入口11を始点
として羽根車30の羽根部31に臨む位置に形成されて
流入口11及び羽根部31に連通する流入流路12を設
け、また、第2ケーシング部材20に、羽根部31に臨
む位置に羽根部31に連通する流出流路22並びに流出
流路22の終端部に連通する流出口24を設け、流入口
11から流入された流体を流出口24から流出させる渦
流ポンプにおいて、流出口24は、開放端口25に向か
ってラッパ状に形成されていることを特徴とする渦流ポ
ンプとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケーシングの内
側に回転可能な羽根車を備え、その回転によって流体が
圧送されるポンプ、例えば自動車の燃料の送り出し等に
利用される渦流ポンプに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種のポンプは、図6a、6bに
示されている特開平2−215995号公報に記載のも
のが知られている。これによると、ケーシング110と
隔壁120とに挟まれた空間に羽根車130が回転自在
に設けられ、流出流路111の終端に流路拡大部11
2、113及び開放端口114を備えた流出口115、
116が設けられている。
【0003】すなわち、流路拡大部112、113を設
けて、流体が流出流路111の終端部で流れが変わる際
に流体の流出の勢いや流出抵抗を減少させて、騒音の発
生を抑えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の技術は、騒音の発生を抑えることはできて
も、流出口の流れが衝突する壁面側では乱流が生じ、反
対側の壁面側ではたくさんの小さな渦流が出来て剥離流
となり、圧力損失が非常に大きくなるという問題があっ
た。
【0005】そこで、この発明は、羽根車の回転によっ
て高められた流路内の圧力の損失を少なくし、剥離流や
乱流の発生を極力抑え、スムーズに流体を送り出せるポ
ンプを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決する手段】上記目的を解決するため、請求
項1に係る発明は、第1ケーシング部材と第2ケーシン
グ部材とによって形成されたケーシング内に、羽根車を
回転可能に収納していると共に、第1ケーシング部材
に、流体の流入口並びに流入口を始点として羽根車の羽
根部に臨む位置に形成されて流入口及び羽根部に連通す
る流入流路を設け、また、第2ケーシング部材に、羽根
部に臨む位置に羽根部に連通する流出流路並びに流出流
路の終端部に連通する流出口を設け、流入口から流入さ
れた流体を流出口から流出する渦流ポンプにおいて、流
出口は、開口端に向かってラッパ状に形成されているこ
とを特徴とする渦流ポンプとしている。
【0007】請求項1の発明によれば、流出流路の終端
部から流れ出た流体は、流出口のラッパ状に拡大して形
成された壁面に沿って流出されるので、ラッパ状部分の
渦流ポンプ外の流体も巻き込みながら流体が送り出され
て、流体のよどみや剥離流の発生を極力抑え、流路内の
圧力の損失を少なくし、スムーズに流体を送り出すこと
ができる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
渦流ポンプにおいて、流出口は、羽根車の回転方向に形
成された前方壁面及び及びその反対方向に形成された後
方壁面が、第2ケーシング部材の羽根車の装着面に対し
て鋭角に形成されると共に、半径方向の壁面が、第2ケ
ーシング部材の羽根車の装着面に対して鉛直に形成され
ていることを特徴とする渦流ポンプとしている。
【0009】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加え、流出口が、羽根車の周方向に拡大して開口して
いるので、流出流路の終端部から流れ出た流体によるラ
ッパ状部分の流体を巻き込みやすくなり、さらに圧力損
失を受けずにスムーズに流出することが可能となる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の渦流ポンプにおいて、流出口は、後方壁面が、
開口端の外側に向けて凹曲面に形成されていることを特
徴とする渦流ポンプとしている。
【0011】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果に加え、後方壁面近傍の第2ケーシング部材外
側の流体が、湾曲した後方壁面に沿った誘導流の発生を
促進でき、これによって生じた流体が前方壁面に沿って
流出されるので、乱流や開口端近傍に剥離流の発生を抑
えることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の渦流ポンプにおいて、流出口は、前
方壁面が、流線形に形成されていることを特徴とする渦
流ポンプとしている。
【0013】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3のいずれかの効果に加え、流線形の前方壁面に沿って
流体が流れでて、乱流や剥離流にならずスムーズに前方
壁面近傍から流出させ、抵抗、騒音がさらに低減され
る。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
に記載の渦流ポンプにおいて、流出口は、前方壁面が、
流出流路の終端部の終端壁面に滑らかに連続して形成さ
れていることを特徴とする渦流ポンプとしている。
【0015】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかの効果に加え、流出流路から流出されずに
終端部近傍の羽根部から半径方向に向かって流出する流
体をも、終端壁面に滑らかに連続する前方壁面に沿って
流しやすくなり、剥離流や乱流の発生を抑えられる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
のいずれかに記載の渦流ポンプにおいて、流出口は、開
口端近傍の内側に羽根車の半径方向に、流体が前方壁面
に沿って流れるように誘導棒が架設されていることを特
徴とする渦流ポンプとしている。
【0017】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの効果に加え、誘導棒によって誘導流を誘
導棒の周りに積極的に発生させることができ、流出口内
の流体の流れをいっそうスムーズにしている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。
【0019】図1はこの発明に係る渦流ポンプの流出流
路開口付近の円周方向断面を示し、図2はこの発明に係
る渦流ポンプが車両の燃料ポンプに使用された場合を示
している。
【0020】図2において、この燃料ポンプ1は、ポン
プ部2とモータ部3とから構成され、モータ部3は外郭
がケース5で覆われると共に、その一端にポンプ部2が
設けられ、他端に吐出口4が設けられている。ケース5
内には、ケース5に固定された固定子7の内側に回転軸
6に装着された回転子8が回転自在に配置されている。
ポンプ部2は、ロアケーシング(第1ケーシング部材)
10とアッパケーシング(第2ケーシング部材)20か
らなるケーシング内に、羽根車30が回転自在に収納さ
れている。
【0021】ロアケーシング10は、図3a〜図3cに
示されており、その外側には、流体を流入させる流入口
11が回転軸6方向に開口して設けられると共に、羽根
部31に対向する内側には、流入口11を始点として羽
根車30の羽根部31に臨む円周位置に、流入流路12
が凹溝状に形成され、この流入流路12が流入口11及
び羽根部31に連通している。さらに、ロアケーシング
10の中央には回転軸6の一端を回転支持する凹部13
が形成されている。また、流入流路12は、一端が流入
口11に連通し、そこを始点として羽根車30の円周方
向に延び、他端が流入口11にかかる前に、次第に流路
面積を狭めるとともに流路深さを浅くして締め切ってい
る。
【0022】一方、アッパケーシング20は、図4a〜
図4cに示されており、その内側には、羽根車30を装
着面21aに当接して嵌め込む凹部21と、その凹部2
1の羽根車30に対向する上方面のうち羽根車30の羽
根部31に臨む位置には羽根部31に連通して円周方向
に延在する流出流路22と、中央に回転子8の回転軸6
が貫通する軸穴26とが形成されている。また、流出流
路22の終端部には、回転軸6方向に開口する流出口2
4が形成されている。また、アッパケーシング20の外
側には、流出口24の開放端口25が形成され、この開
放端口25の近傍には、開放端口25を羽根車30の半
径方向に縦断し、流体の流れを規制する誘導棒27が架
設されており、ここでは誘導棒27は、断面が流出口2
4の内側に向かって突出した半円状に形成され、図4a
〜4cに示すように、開放端口25上端位置に設けられ
ている。流れ誘導棒27の形状は、断面が円や楕円等の
他の曲面形状であっても構わないが、流体を誘導しやす
い形状にされる必要がある。
【0023】流出流路22は、上記の流入流路12と略
同形状であり、一端が流出口24に連通して羽根車30
の円周方向に延び、他端が流出口24にかかる前に、次
第に流路面積を狭めるとともに流路深さを浅くして締め
切り、この締め切り位置に対向して流出口24が設けら
れている(図4c参照)。
【0024】流出口24は、開放端口25に向けて徐々
にその開口面積を拡大する、いわゆるラッパ状の形状を
なしている。すなわち、羽根車30の周方向に沿って形
成された周方向壁面40と、周方向と直行する半径方向
に沿って形成された半径方向壁面50とによって形成さ
れる(図1参照)。
【0025】周方向壁面40は、羽根車30の回転方向
の前方壁面42とその反対方向の後方壁面43とからな
り、前方壁面42は流出流路22の終端部に形成され終
端壁面23から滑らかに連続して流線形状に形成されて
いる。
【0026】終端壁面23は、接線方向が羽根車30の
装着面21aに対して鋭角である。また、前方壁面42
と後方壁面43とが、それぞれアッパケーシング20の
羽根車30の装着面21aに対して鋭角に形成されてい
る。
【0027】終端壁面23は、流出流路22を締め切っ
て羽根部31に微小な間隙を介して配置され、その接線
方向が羽根車30の装着面21aに対して鋭角にされて
いるとともに、両側端は装着面21aに対して鉛直にさ
れた半径方向壁面50(51、52)の下側に位置する
流出流路22の側壁に挟まれている。
【0028】前方壁面42は、流出口24の開放端口2
5に向かって凹曲面あるいは凸曲面又は凹曲面と凸曲面
とが組み合わされて、いずれも流線形状に形成されると
共に、その端部は滑らかに終端壁面23から連続されて
いる。
【0029】後方壁面43は、前方壁面42の反対側に
対向して形成される面で、その面は流出口24の開放端
口25に向かって凹曲面にされている。
【0030】開放端口25の、羽根車30の半径方向の
幅は流出流路22と略同じか幾分広くされているが、円
周方向の長さは流出流路22の終端部の開口寸法より大
きく設定されている。
【0031】ここで、ロアケーシング10及びアッパケ
ーシング20は、アルミ等のダイカストで成形されてい
るが、合成樹脂で成形されてもよく、所望の材質によっ
て夫々に応じた成形がなされている。なお、肉盗みを施
したりして、できるだけ全体の肉厚を薄く均一にするこ
とが好ましい。
【0032】羽根車30は、図5に示すように、アッパ
ケーシング20に形成された凹部21の内部に納まる大
きさの円盤状をなしていて、羽根車30の装着面21a
に当接させて組みつけられており、図1において右方向
に回転し、円盤部33の外周に設けられた羽部31の羽
根32によって流体を回転方向へ移動させる。羽根32
は、ここでは断面がく字状で回転方向に傾斜し、一定間
隔に並列されて前傾の歯車形状をなして配列されてい
る。また、円盤部33の中央には係合段部34を有する
孔35があり、その孔35に回転軸6が嵌入され、回転
軸6が係合段部34に係合して、回転軸6と共に円盤部
33は回転する。
【0033】この羽根車30は、例えばロストワックス
法によって成形されるが、抜型を考慮するなど材質や形
状にあった成形がなされるのは当然のことである。
【0034】ロアケーシング10とアッパケーシング2
0とは、内側に羽根車30を収納して図示しない固定手
段で一体にされ、流体が漏れないように水密構造にされ
る。以下にこの発明のポンプの作用を説明する。
【0035】図2において、この燃料ポンプ1は、例え
ば、ガソリンタンク内のガソリンの中に浸して置かれ、
モータ部3の回転子7が回転すると、ポンプ2に内蔵の
羽根車30が軸6によって回転駆動され、流入口11か
ら流入されたガソリンは吐出口4から吐出される。
【0036】羽根車30が回転すると流入口11から吸
引されて流入した流体は、流入流路12に入るととも
に、羽根32と羽根32の間に入り流体が羽根車30の
回転によって渦流となりながら加圧され流出流路22へ
送り出されていく。
【0037】両側の流路12及び22へ送り出された流
体は、羽根車30の回転によって羽根32間入ったり、
再び流路12又は22に出されたりするなど、流入流路
12と流出流路22と羽根32間とで流されながら渦流
となり昇圧され、流出口24から流出される。すなわ
ち、流体、ここではガソリンは、羽根車30によって移
動させられるとともに、羽根車30の回転によって遠心
力がかかり、しかも羽根車30の回転面の側方への回転
力が付与され渦流となり、流入流路12、羽根32及び
流出流路22に衝突して昇圧されていく。
【0038】そして、回転力を付与されながら送られる
流体が流入流路12の締め切られた部分及び、流出流路
22の終端部23まで移動させられる。
【0039】流入流路12と羽根部31と流出流路22
とは連通されているので、この間の流体は相互に移動し
うる。そして、流入流路12の終端部まで達した流体は
羽根部31及び流出流路22を介して流出口に到達す
る。
【0040】流出流路22の終端部まで移動した流体は
高圧のまま流出口24に向けて送りだされ、終端壁面2
3に掬われるように流れ、さらに滑らかに連続した流線
形状の前方壁面42上に沿って流出されて送り出され
る。
【0041】この流出による流体の流れ(図1矢印A参
照)が発生すると、その流れに引きずられるように、後
方壁面43近傍にある流体は、図1に矢印Bで示すよう
に前方壁面42側の流出流体の流れに誘導されて流出口
24の凹状に湾曲した後方壁面43に沿って、さらに前
方壁面42側の流れに沿って流れるので、ポンプ部2か
らの流体は乱流の発生や圧力損失がなくスムーズに送り
出される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、流出口を構成する壁面が開放端口に向かって徐々に
拡大されたラッパ状をなし、流出口に入った流体がその
壁面に沿って流出され、流出口外部の流体をも巻き込み
ながら送り出されて流路の滞留や淀み、また乱流や剥離
流などで流体の流れが阻害されることなく流出すると共
に、流路内の圧力損失も生じにくい。
【0043】したがって、羽根車の回転によって高めら
れた流路内の圧力を維持し、剥離流や乱流の発生を極力
抑え、スムーズに流体を送り出せるポンプを提供するこ
とができる。
【0044】請求項2の発明は、流出口の壁面が周方向
に傾斜し、半径方向には拡大されていないので、流体の
流出方向が拡散しにくい上、ラッパ状壁面に沿って流体
を巻き込みやすくなりスムーズに流出し、圧力損失も回
避される。
【0045】請求項3の発明は、流出口の後方壁面が開
放端口に向かって凹曲面を呈しているので、後方壁面の
近傍にある流体が流出口内部に流れ込む誘導流になりや
すく、乱流が抑えられ、よりスムーズに流体が流出され
る。
【0046】請求項4の発明は、流出口の前方壁面が流
線形を呈しているので、流路が淀んだり、方向が変えら
れたりすることなくスムーズに流出される。
【0047】請求項5の発明は、流出口内に流体の流れ
を規制し、周囲に誘導流を発生しやすくする誘導棒を架
設したので、後方壁面に沿って引き込まれる誘導流と前
方壁面の沿って流れ出る流路が乱れることなくスムーズ
に流出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アッパケーシングの流出口の周方向断面図であ
る。
【図2】本発明にかかるポンプを使用した燃料ポンプの
要部を断面した概略図である。
【図3】(a)ロアケーシングの平面図である。 (b)ロアケーシングの横断面図である。 (c)ロアケーシングの底面図である。
【図4】(a)アッパケーシングの平面図である。 (b)アッパケーシングの横断面図である。 (c)アッパケーシングの底面図である。
【図5】(1)羽根車の正面図である。 (2)羽根車の横断面図である。
【図6】(a)従来の図1と同様な流出口の断面図。 (b)従来の図6(a)と同様な流出口の断面図。
【符号の説明】
10 ロアケーシング 11 流入口 12 流入流路 20 アッパケーシング 21a 装着面 22 流出流路 23 終端壁面 24 流出口 25 開放端口 27 誘導棒 30 羽根車 31 羽根部 32 羽根 40 周方向壁面 42 前方壁面 43 後方壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 尚太郎 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 3H034 AA01 AA15 BB04 CC03 DD02 DD06 DD12 EE08 EE18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ケーシング部材と第2ケーシング部材
    とによって形成されたケーシング内に、羽根車を回転可
    能に収納していると共に、前記第1ケーシング部材に、
    流体の流入口並びに該流入口を始点として前記羽根車の
    羽根部に臨む位置に形成されて前記流入口及び前記羽根
    部に連通する流入流路を設け、また、前記第2ケーシン
    グ部材に、前記羽根部に臨む位置に該羽根部に連通する
    流出流路並びに該流出流路の終端部に連通する流出口を
    設け、前記流入口から流入された前記流体を前記流出口
    から流出させる渦流ポンプにおいて、 前記流出口は、開放端口に向かってラッパ状に形成され
    ていることを特徴とする渦流ポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記流出口は、前記羽
    根車の回転方向に形成された前方壁面及びその反対方向
    に形成された後方壁面が、前記第2ケーシング部材の前
    記羽根車の装着面に対して鋭角に形成されていることを
    特徴とする渦流ポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記流出口
    は、前記後方壁面が、前記開放端口の外側に向けて凹曲
    面に形成されていることを特徴とする渦流ポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて、前
    記流出口は、前記前方壁面が、流線形に形成されている
    ことを特徴とする渦流ポンプ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかにおいて、前
    記流出口は、前記前方壁面が、前記流出流路の前記終端
    部の終端壁面に滑らかに連続して形成されていることを
    特徴とする渦流ポンプ。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかにおいて、前
    記流出口は、前記開放端口近傍の内側に前記羽根車の半
    径方向に、前記流体が前記前方壁面に沿って流れるよう
    に規制する誘導棒が架設されていることを特徴とする渦
    流ポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974301B2 (en) 2002-07-11 2005-12-13 Nikkiso Co., Ltd. Self priming regenerative pump

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6974301B2 (en) 2002-07-11 2005-12-13 Nikkiso Co., Ltd. Self priming regenerative pump

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