JP4209362B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、遠心圧縮機に関する。
図7に示すように、遠心圧縮機10は、図示しないモータ等によって回転駆動されるインペラ1と、インペラ1を収容するケーシング2とを備えている。インペラ1は、略円錐状に形成されたハブ(ロータ)4と、ハブ4にラジアル状に取り付けられた翼3とを有している。ケーシング2は、インペラ1を所定のクリアランスCLを隔てて収容すべく、略円錐筒状に形成されている。インペラ1の前縁部5から後縁部6まで、クリアランスCLは、略一定の値とされている。
符号Hは、翼3の高さを示しており、インペラ1の前縁部5側から後縁部6側に向けて、翼3の高さHは、次第に小さくなるように形成されている。ここで、翼3の高さHとは、インペラ内の空気主流に直交する方向の、ハブ面からの翼の張り出しの大きさである。また以下において、ハブ面に沿った子午面距離に対する翼高さの変化量を子午面距離で割った値を翼高さの変化率と定義する。
遠心圧縮機10のインペラ1では、翼3の先端部7とシュラウドケーシング2とのクリアランスCLから流入するクリアランスフローが存在する。クリアランスフローCLFとは、図10に示すように、インペラ1の翼3の圧力面3a側の空気の一部が翼3とケーシング2との間のクリアランスCLを通って、翼3の負圧面3b側に流れ込む現象をいう。
理想的にクリアランスフローCLFが存在しない場合のモデル化したインペラ内部流動を図8及び図9に示す。図8は、図7のA−A矢視に対応する図である。図8に示すように、翼3とケーシング2との間にクリアランスCLが存在しないと仮定すると、図8のB−B線の断面上を紙面に直交する奥行き方向に流れる流れ(主流)の流速の分布(翼間流速分布)は、図9に示すように、翼3の負圧面3b側から圧力面3a側に向けて流速が次第に低くなるようになる。
これに対し、クリアランスフローCLFが存在する場合のモデル化したものを図10及び図11に示す。図10に示すように、クリアランスフローCLFは、主流方向にほぼ直角方向に流入するので、図11に示すように、図10のC−C線上の翼間流速分布において、負圧面3b近傍の流速は、理想的な流速とクリアランスフローCLFのほぼ零の流速が混合し、図9に示す理想的な流速に対して半減する。この混合による主流方向の流速の減少が圧力損失である。
図7に示すように、遠心圧縮機10のインペラ1では、流れ方向の入口から出口にかけて翼3の高さHが低くなる。図12−1は、翼3の高さHが相対的に高い場合を示し、図12−2は、翼3の高さHが相対的に低い場合を示している。上記のように、ケーシング2との間のクリアランスCLは、翼3の前縁部5側から後縁部6側にかけて略一定であるので、翼3の高さHが低くなると、クリアランスCLの幅△bと翼3の高さHの比(△b/H)が相対的に大きくなるため、図12−1及び図12−2に示すように、クリアランスフローCLFが占める面積と、主流の占める面積との比が大きくなり、圧力損失が増加する。即ち、クリアランスフローCLFによる圧力損失は、翼3の高さHが低いほど大きく、翼3の前縁部5側よりも後縁部6側で大きい。
特開2000−64998号公報
本発明の目的は、圧力損失が少なく効率の低下を抑制可能な遠心圧縮機を提供することである。
本発明の遠心圧縮機は、インペラの翼の高さが前記翼の前縁部側から後縁部側に向けて漸次小さくなるように変化するように形成され、前記翼の高さの変化率は、前記翼の後縁部の近傍において、相対的に大きくなるように構成されていることを特徴としている。
本発明の遠心圧縮機は、インペラの翼の先端部において、前記インペラを収容するケーシングと対向するシュラウド面のシュラウドラインが、前記翼の後縁上のハブ面から出口幅の点から前記翼の内部に向けて前記シュラウドラインに引いた仮想接線よりも、前記仮想接線と前記シュラウドラインとの交点よりも前記翼の後縁部側において、前記翼の高さを大きくする方向に凸となるように形成されていることを特徴としている。ここで、前記翼の後縁上のハブ面から出口幅の点は、前記翼の後縁上のハブ面から出口幅だけ隔てた点であることができる。
本発明の遠心圧縮機は、インペラの翼の基端部において、前記翼が取り付けられるハブとの境界線であるハブラインが、前記翼の後縁部と前記ハブラインとの交点から前記インペラの半径方向に引いた仮想半径線よりも前記翼の高さを大きくする方向に凹となるように形成されていることを特徴としている。
本発明の遠心圧縮機において、前記翼の基端部において、前記翼が取り付けられるハブとの境界線であるハブラインが、前記翼の後縁部と前記ハブラインとの交点から前記インペラの半径方向に引いた仮想半径線よりも前記翼の高さを大きくする方向に凹となるように形成されていることを特徴としている。
本発明の遠心圧縮機は、インペラの翼の高さが前縁から後縁に向けて漸次小さくなるように形成され、前記翼の高さの変化率は、少なくとも一つの変曲点を持つように構成されていることを特徴としている。
本発明の遠心圧縮機によれば、圧力損失が少なく効率の低下を抑制可能である。
以下、本発明の遠心圧縮機の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態において、上述した従来技術と共通する部分には、共通する符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態は、図12−1及び図12−2を参照して説明したように、相対的に圧力損失が大きい翼3の後縁部6側での圧力損失の低減を図り、遠心圧縮機の効率の低下を効果的に抑えることを目的としている。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の遠心圧縮機20のインペラ1を示す側面図であり、図2は、図1の要部拡大図である。
図1に示すように、翼3の先端部7側において、ケーシング(図示せず)と対向する翼3のシュラウド面11のライン(シュラウドライン)12は、従来の図7の遠心圧縮機10のシュラウドライン13に比べて、翼3の高さHが拡大する方向に膨出するように形成されている。翼3において、その膨出した部分(凸部)を符号14で示す。翼3が凸部14を有し、従来よりも翼3の高さHが大きく形成されている。
図2において、符号TA1は、遠心圧縮機20の翼3において、翼3の後縁上のハブラインから出口幅Lのシュラウド側の点Pを起点とし、翼3の内部の上流側に向けてシュラウドライン12に引いた接線を示している。点Pは、シュラウドライン12と翼3の後縁との交点でもある。遠心圧縮機20の翼3は、シュラウドライン12と接線TA1との交点よりも後縁部6側において、接線TA1よりも翼3の高さHが拡大する方向に膨出する凸部14を有している。従来の遠心圧縮機10の翼3の後縁部6側は、翼3の高さHが相対的に低く、クリアランスフローCLFによる圧力損失が特に問題となるが、本実施形態の遠心圧縮機20において、その凸部14は、翼3の後縁部6側に設けられている。これにより、クリアランスフローCLFによる圧力損失が効果的に低減される。
符号TA2は、点Pから図7の従来の遠心圧縮機10のシュラウドライン13に引いた接線を示している。遠心圧縮機10の翼3では、接線TA2よりも翼3の高さHを拡大する方向に膨出する凸部を有していないため、遠心圧縮機20の翼3に比べて、翼3の高さHが低く、クリアランスフローCLFによる圧力損失が大きい。
本実施形態では、遠心圧縮機20のインペラ1の出口部分の子午面形状において、従来のシュラウドライン13が、翼3の高さH方向にハブ4からシュラウド方向に凹型となっていたのに対し、本実施形態のシュラウドライン12は、凸型とされている。遠心圧縮機20のインペラ1と同一の出口幅L(図2及び図7)の従来のインペラ1に対して、シュラウドライン12を凸とすることにより、インペラ1の入口から出口に至るまでの中間部分(本実施形態では、特に圧力損失の大きい出口側)の翼3の高さHを高くすることができる。
そのため、本実施形態の遠心圧縮機20では、従来の遠心圧縮機10に比べて、クリアランスCLの幅△bと翼3の高さHとの比(△b/H)が相対的に大きくなる。その結果、クリアランスフローCLFが占める流路面積と、主流が占める流路面積の比が低減し、圧力損失が小さくなるため、効率の低下を防止することができる。
本実施形態の遠心圧縮機20においても、図7に示した従来の遠心圧縮機10と同様に、ケーシングとインペラ1との間のクリアランスCLは、翼3の前縁部5側から後縁部6側にかけて略一定の値に設定されている。本実施形態では、翼3が凸部14を有し、翼3の高さHが従来(図7の翼3)よりも高いという翼3の形状に合わせて、遠心圧縮機20のケーシングは、翼3の前縁部5側から後縁部6側にかけてのクリアランスCLが略一定の値になるような形状に形成される(図示せず)。
以降に説明する本発明の各実施形態においても共通して、従来と同様に、インペラ1の翼3の高さHは、翼3の前縁部5側から後縁部6側に向けて漸次小さくなるように変化するように形成されるが、翼3の後縁側においてもクリアランスフローCLFが占める割合が小さくなるよう十分な翼高さを持たせつつ、相対的に狭隘となるインペラ出口へ滑らかに空気を導くために、翼高さの変化率は変曲点を持つように構成されているという特徴を有している。即ち、縦軸に翼高さ、横軸にハブ面に沿った翼前縁からの子午面距離を取ったときに、従来の翼形状は下に凸の単調減少の曲線となるのに対し、本発明の各実施形態では、前縁側で下に凸、後縁側で上に凸の(場合によっては後縁近傍でさらに下に凸の)途中に変曲点を有する曲線となる。
以上述べた本実施形態をまとめると以下のようになる。
(基本原理)
本実施形態の基本原理は、翼3の高さHに対して、クリアランスCLの割合を小さくすることで、漏れ損失が減少し、効率が向上するというものである。従来より、クリアランスCLの絶対値を減少させ、1)漏れ量の絶対値を減少させるとともに、2)クリアランスCLと翼3の高さHの比を小さくすることが行われている。これに対して、本実施形態では、クリアランスCLの絶対値は、上記の従来からの取り組みによって小さくすることができるので、さらに、漏れ損失の低減のために、翼3の高さHを高くするための工夫を行い、クリアランスCLと翼3の高さHの比を小さくすることとしている。
(付加的な効果)
本実施形態では、以下に述べるような、付加的な効果が得られる。
図3は、従来の遠心圧縮機10の翼3を示している。図3において、符号Uは、インペラ1の回転方向速度を示し、符号Wは、流れの相対速度を示し、符号Cは、流れの絶対速度を示している。これらにより、図3に示すような速度三角形が形成される。図4は、本実施形態の遠心圧縮機20のインペラ1の速度三角形を示しており、図4の破線にて従来の遠心圧縮機10のインペラ1の速度三角形を示している。
図3及び図4に示すように、遠心圧縮機20のインペラ1において、凸部14の分だけ、翼3の高さHを高くすると、同じ流量を流す場合に、速度三角形内のCmが減少し、Cm’となる。仕事量を一定に保つ(圧力を一定に保つ)ために、Cu’=Cuにする必要があり、そのために、流れ角β’<βとなるように翼角βk’<βkに修正する(図3参照)。
その結果、本実施形態の遠心圧縮機20では、従来の遠心圧縮機10に比べて、絶対流速C’も減少する。この絶対流速C’は、ケーシングとの摩擦損失を発生するので、この絶対流速C’が低下することにより、インペラ1の損失が低下する。
したがって、本実施形態の付加的な効果として、翼角βkを小さくすることで、摩擦損失を低減することができ、遠心圧縮機20の効率の低減を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、図5を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態において、上記第1実施形態と共通する部分についての説明は省略し、第2実施形態の特徴部分についてのみ説明する。
図5に示すように、第2実施形態に係る遠心圧縮機30では、翼3においてハブ4に取り付けられた側である基端部16側のハブライン17は、従来の図7の遠心圧縮機10のハブライン15に比べて、翼3の高さHが拡大する方向に窪むように形成されている。翼3において、その相違部分(凹部)を符号18で示す。翼3が凸部18を有し、従来よりも翼3の高さHが大きく形成されている。ハブライン17は、インペラ1の翼3の基端部16と、翼3の基端部16が取り付けられるハブ4との境界線である。
図5において、符号15で示す従来のハブラインは、同時に、翼3の後縁部6の出口幅Lのハブ4側の点Qを通るハブ4の半径方向の線分(半径線)である。点Qは、ハブライン17と翼3の後縁部6との交点である。遠心圧縮機30の翼3は、点Qを通る半径線15よりも翼3の高さHを拡大する方向に膨出する凸部18を有している。従来の遠心圧縮機10の翼3の後縁部6側は、翼3の高さHが相対的に低く、クリアランスフローCLFによる圧力損失が特に問題となるが、遠心圧縮機30において、その凸部18は、翼3の後縁部6側に設けられている。これにより、クリアランスフローCLFによる圧力損失が効果的に低減される。従来の遠心圧縮機10では、ハブライン15よりも翼3の高さHを拡大する方向に膨出する凸部を有していないため、遠心圧縮機30の翼3に比べて、翼3の高さHが低く、クリアランスフローCLFによる圧力損失が大きい。
従来の遠心圧縮機10のインペラ1では、子午面形状において、ハブライン15に関して、インペラ1の前縁部5から後縁部6までの軸方向長さZ1に対し、インペラ1の前縁部5と後縁部6の間の中間部でのインペラ1の前縁部5からの軸方向長さZ2が、Z1≧Z2である。これに対して、第2実施形態では、インペラ1の前縁部5から後縁部6までの軸方向長さZ1に対し、中間部でのインペラ1の前縁部5からの軸方向長さZ2の最大値Z2maxが、Z1<Z2maxである。
第2実施形態では、インペラ1の前縁部5と後縁部6の間の中間部でのインペラ1の軸方向の長さの最大値をZ1<Z2maxとしたことにより、インペラ1の前縁部5と後縁部6の間の中間部の翼3の高さHを高くすることができる。そのため、クリアランスCLの幅△bと翼3の高さHとの比(△b/H)が相対的に大きくなる。その結果、クリアランスフローCLFが占める流路面積と、主流が占める流路面積の比が低減し、圧力損失が小さくなるため、効率の低下を防止することができる。また、第2実施形態においても、上記第1実施形態の上記付加的効果が得られる。
図1及び図5に示すように、第1実施形態及び第2実施形態では、共通して、従来と同様に、インペラ1の翼3の高さHが、翼3の前縁部5側から後縁部6側に向けて漸次小さくなるように変化するように形成されるが、その場合、翼3の高さHの変化率が、翼3の後縁部6の近傍において、相対的に大きくなるように構成されているという特徴を有している。即ち、第1実施形態及び第2実施形態は、共に、インペラ1の出口直前まで翼3のHを最大限に確保し、出口近傍で流路を他の部分に比べて急峻に絞るという構成を有している。この構成によれば、翼3の後縁部6の出口幅が所定の設計値Lに構成されるという設計上の制約の下で、後縁部6側において翼3の高さHを大きく構成することができる。
(第3実施形態)
図6を参照して、第3実施形態について説明する。
第3実施形態において、上記実施形態と共通する部分についての説明は省略し、第3実施形態においての特徴部分についてのみ説明する。
第3実施形態に係る遠心圧縮機40では、翼3が、上記第1実施形態の凸部14と、上記第2実施形態の凸部18の両方を有している。これにより、第3実施形態では、上記第1実施形態と第2実施形態の作用効果を奏することができる。
以上述べたように、第1〜第3実施形態では、インペラ1の出口形状を変更し、中間部の翼3の高さHを高くすることで、クリアランスCLの幅と翼3の高さHとの比(△b/H)が相対的に小さくなる。その結果、クリアランスフローCLFが占める流路面積と、主流が占める流路面積の比が低減し、圧力損失の発生が小さくなるため、遠心圧縮機の効率の低下を防止することができる。
本発明の第1実施形態の遠心圧縮機のインペラの側断面図である。 図1の拡大図である。 従来のインペラに関する速度三角形を示す図である。 第1実施形態のインペラに関する速度三角形を示す図である。 本発明の第2実施形態の遠心圧縮機のインペラの側断面図である。 本発明の第3実施形態の遠心圧縮機のインペラの側断面図である。 従来の遠心圧縮機のインペラの側断面図である。 図7のA−A矢視に対応し、理想的にクリアランスフローが存在しない場合のモデル化した図である。 図8のB−B線上の翼間流速分布を示す図である。 図7のA−A矢視に対応し、クリアランスフローが存在する場合のモデル化した図である。 図10のC−C線上の翼間流速分布を示す図である。 翼高さが高い場合のクリアランスフローが占める面積と主流が占める面積との割合を示す図である。 翼高さが低い場合のクリアランスフローが占める面積と主流が占める面積との割合を示す図である。
符号の説明
1 インペラ
2 ケーシング
3 翼
3a 圧力面
3b 負圧面
4 ハブ
5 前縁部
6 後縁部
7 先端部
10 遠心圧縮機
11 シュラウド面
12 シュラウドライン
13 シュラウドライン
14 凸部
15 ハブライン
16 基端部
17 ハブライン
18 凸部
20 遠心圧縮機
30 遠心圧縮機
40 遠心圧縮機
CL クリアランス
CLF クリアランスフロー
△b クリアランスの幅
H 翼の高さ
TA1 接線
TA2 接線
P 点
Q 点
U インペラの回転方向速度
W 流れの相対速度
C 流れの絶対速度

Claims (2)

  1. インペラの翼の先端部において、前記インペラを収容するケーシングと対向するシュラウド面のシュラウドラインが、前記翼の後縁上のハブ面から出口幅の点から前記翼の内部に向けて前記シュラウドラインに引いた仮想接線よりも、前記仮想接線と前記シュラウドラインとの交点よりも前記翼の後縁部側において、前記翼の高さを大きくする方向に凸となるように形成されている
    ことを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 請求項記載の遠心圧縮機において、
    前記翼の基端部において、前記翼が取り付けられるハブとの境界線であるハブラインが、前記翼の後縁と前記ハブラインとの交点から前記インペラの半径方向に引いた仮想半径線よりも前記翼の高さを大きくする方向に凹となるように形成されている
    ことを特徴とする遠心圧縮機。
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