JP2002256368A - プレス加工性に優れたAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材 - Google Patents

プレス加工性に優れたAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼入れ及び人工時効処理後においてつぶし加
工性に優れたAl−Mg−Si系アルミニウム合金中空
押出材を提供する。 【解決手段】 Mg:0.4〜1.2%(質量%)及び
Si:0.3〜1.2%を含有し、焼入れ及び人工時効
処理を行ったAl−Mg−Si系アルミニウム合金中空
押出材において、引張試験を実施したときの破断面の肉
厚減少率(絞り)が20%以上である。繊維状組織を有
することが望ましく、空冷によるプレス焼入れ後人工時
効処理を行う場合、Mn、Cr及びZrの1種又は2種
以上の含有量が0.10〜0.40%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や鉄道車両
又は建築部材のフレーム等の成形に好適なプレス加工性
に優れたアルミニウム合金押出材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の温暖化及びオゾン層の破壊
など環境問題の観点から、大気中の炭酸ガス等の増加を
抑制するために、自動車の軽量化及び電気自動車の導入
などが本格的に検討されている。この軽量化の一貫とし
て、素材の置換、すなわち従来自動車用構造材に主とし
て使用されてきた鋼板の代わりにアルミニウム合金材の
使用が増加している。また、電気自動車においても電池
を積載するための重量増加を補償するために車体を軽量
化する必要が強く求められている。さらに、長手方向に
一定ではあるが自由な断面形状が得られる押出材は設計
の自由度を広げ、最終形状に近い断面形状を得ることで
成形性を向上できるなど、アルミニウム合金材の使用が
注目されている。
【0003】自動車用フレーム材として利用できるアル
ミニウム合金押出材としては、少なくとも150MP
a、望ましくは200MPa以上の耐力を有することが
要求され、高強度アルミニウム合金の中では比較的耐食
性に優れ、リサイクル性の面でも他のアルミニウム合金
より優れているAl−Mg−Si系アルミニウム合金押
出材が多く検討されている。Al−Mg−Si系アルミ
ニウム合金押出材においてこの強度を出すためには、一
般にオンラインによるプレス焼入れ又はオフラインによ
る溶体化・焼入れ処理を行った後、人工時効処理を施し
ている。ここで、人工時効処理を施すのは、押出材の強
度を向上させ、かつ組織を安定化し経時的に自然時効が
進行して強度が変化するのを防止するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、アルミニウム合
金押出材を自動車用フレーム材として用いる場合、限ら
れた空間のスペースの取り合いのために中空押出材の長
さ方向の一部につぶし加工を施して幅や高さを減らした
り、ボルト・ナットによる取付けに際して中空押出材の
端部につぶし加工を施し板状とすることが考えられる。
そのほか、サイドメンバやバンパーステイなどに用いる
中空押出材の板面に軸圧壊の蛇腹ピッチをコントロール
するリブを形成したり、押出材の板面に補強リブを形成
する目的で、エンボス加工を施すことも考えられる。な
お、このようなプレス加工を施すとその部位に残留応力
が発生するため、これらの用途にはSCC(応力腐食割
れ)の発生の懸念の少ないAl−Mg−Si系アルミニ
ウム合金押出材が適している。
【0005】このプレス加工はコスト面から先に述べた
時効処理後に実施されるのが望ましいが、時効処理によ
り高強度化したAl−Mg−Si系アルミニウム合金押
出材は比較的成形性が劣り、プレス加工時に割れ等の不
具合を発生させやすい。もし割れが発生していると、フ
レーム材の疲労強度が低下し、あるいはサイドメンバ等
においては衝突時に割れ部が起点となり蛇腹状の座屈を
妨げるなど、それぞれ必要な所期の性能を発揮すること
ができない。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、焼入れ及び人工時効処理後にお
いてつぶし加工やエンボス加工などのプレス加工性に優
れ、自動車や鉄道車両又は建築部材のフレーム等の成形
に好適なAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材を
提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、焼入れ及
び人工時効処理後においてプレス加工性に優れるAl−
Mg−Si系アルミニウム合金押出材を開発すべく種々
実験研究を行う過程で、引張試験を実施したときの破断
面の肉厚減少率が、押出材のプレス加工性と密接な関係
にあることを見いだし、それをもとに本発明を得ること
ができた。
【0008】すなわち、本発明は、Mg:0.4〜1.
2%及びSi:0.3〜1.2%を含有し、焼入れ及び
人工時効処理を行ったAl−Mg−Si系アルミニウム
合金押出材において、引張試験を実施したときの破断面
の肉厚減少率が20%以上であることを特徴とし、つぶ
し加工やエンボス加工等のプレス加工性に優れる。ここ
で、破断面の肉厚減少率(以下、絞りという)とは、引
張試験片の破断面を正面からみたときの当該破断面の中
央部の肉厚(試験片の板面に対し垂直に測定した肉厚)
をa(図1参照)とし、引張試験片の元の肉厚をa
したとき、(1−a/a)×100で表されるものと
する。この引張試験片は押出材からJISの規定に準じ
て採取する。なお、押出材から種類の異なる引張試験片
(JIS準拠)を採取して試験しても、絞りの値は変わ
らない。
【0009】
【発明の実施の形態】上記Al−Mg−Si系アルミニ
ウム合金は、上記以外の添加元素として必要に応じて、
例えばCu、Mn、Cr及びZrの1種又は2種以
上、Tiを含み(〜を単独で又はこれらの2組
(+、+、+)又は3組(++)を
組み合わせて)、さらに不可避不純物としてFe、その
他の元素を含むことができる。以下、本発明に係るアル
ミニウム合金押出材における各成分の添加理由について
説明する。
【0010】Mg、Si MgとSiは結合してMgSiを形成し、合金強度を
向上させる。自動車用フレーム材等の構造部材として必
要な強度を得るためには、Mgは0.4%以上の添加が
必要である。しかし、1.2%を越えて添加されると粒
界析出物が多くなり過ぎ、20%以上の絞りを得ること
が難しくなり、優れたプレス加工性が得られなくなる。
従って、Mg含有量は0.4〜1.2%とする。より望
ましい範囲は0.4〜0.7%、さらに望ましくは0.
45〜0.6%である。
【0011】一方、Si量が0.3%より少ないと必要
な強度が得られず、1.2%を越えて添加されると、同
じく粒界析出物が多くなり、20%以上の絞りを得るこ
とが難しく、優れたプレス加工性が得られなくなる。従
って、Si含有量は0.3〜1.2%とする。より望ま
しい範囲は、0.3〜1.0%、さらに望ましくは0.
5〜0.7%である。なお、焼入れ感受性が鋭くなるの
を抑え、空冷によるプレス焼入れでも焼きが入り必要な
強度が得られるようにするには、Mg:0.7%以下、
Si:1.0%以下、過剰Si(MgSiのバランス
組成よりも過剰のSi、「総Si量−0.578×Mg
量」で定義される):0.1〜0.5%とするのが望ま
しい。
【0012】Cu Cuは微細な金属間化合物として析出してAl−Mg−
Si系アルミニウム合金押出材の組織を微細化し、強度
を高め絞りを大きくする効果がある。しかし、0.05
%未満ではその効果が十分でなく、一方、0.7%を越
えると耐食性及び溶接性を低下させる。従って、Cuの
含有量は0.1〜0.7%とし、望ましくは0.1〜
0.6%、さらに望ましくは0.1〜0.4%とする。
【0013】Mn、Cr、Zr Mn、Cr、Zrの遷移元素は、それぞれビレットの均
熱処理の際、微細な金属間化合物として析出して押出材
の結晶粒を微細化し、強度を高め絞りを大きくする効果
がある。しかし、それぞれ0.05%、0.001%、
0.05%未満では前記効果が発揮されず、一方、それ
ぞれ0.6%、0.2%、0.2%を越えると前記効果
が飽和してしまう。従って、Mn、Cr、Zrの含有量
は、Mn:0.05〜0.6%、Cr:0.001〜
0.2%、Zr:0.05〜0.2%とし、これらの1
種又は2種以上が適宜添加される。より望ましくは、M
n:0.1〜0.2%、Cr:0.001〜0.1%、
Zr:0.1〜0.15%の1種又は2種以上である。
【0014】ところで、Al−Mg−Si系アルミニウ
ム合金押出材において、押出材に繊維状組織が形成され
ると強度及び絞りが向上する。この繊維状組織は押出材
断面全体に形成されているのが望ましく、表面再結晶層
が形成された場合でも、押出材断面厚さの1/2程度以
上の厚さで形成されていることが望ましい。なお、この
繊維状組織とは、熱間押出による繊維状組織が押出工程
以降の熱処理工程の間においても再結晶せずに残った状
態の組織のことである。この繊維状組織を得るには、M
n、Cr、Zrを合計で0.1%以上含有させる必要が
ある。
【0015】一方、製造コストの低減及び焼入れ後の寸
法精度の向上のため、必要な強度を空冷によるプレス焼
入れで得ることが望まれている。しかし、冷却速度の比
較的遅い(通常、100〜400℃/min)空冷の場
合、Mn、Cr、Zrを添加すると、これらの元素はA
l−Mg−Si系アルミニウム合金の焼入れ感受性を鋭
くするため、合計含有量が0.4%を越えると十分に焼
きが入らず高い強度が得難くなる。特に耐力200MP
a以上を目標にするのであれば、合計含有量が0.4%
を超えるべきではない。従って、Mn、Cr、Zrを添
加して繊維状組織を得る場合、特に空冷によるプレス焼
入れを行うときは、Mn、Cr、Zrの合計含有量は
0.1〜0.4%とする。ただし、通常のファン空冷
(200℃/min程度)において繊維状組織を得るに
は、0.18%以上の含有量が望ましい。
【0016】Ti Tiは鋳造時における結晶粒を微細化することにより合
金強度を向上させる。この効果を発揮させるには、Ti
添加量は0.005%以上とすることが必要である。ま
た、0.005%より少ないと、結晶粒が粗大化して絞
りが小さくなる。一方、Ti添加量が0.2%を超える
と前記効果が飽和してしまい、また粗大な金属間化合物
が晶出し所定の合金強度が得られない。また、20%以
上の絞りを得るのが難しくなる。従って、Tiの含有量
は0.005〜0.2%とし、より望ましくは0.01
〜0.1%、さらに望ましくは0.01〜0.05%と
する。
【0017】不可避不純物 不可避不純物のうちFeはアルミニウム地金に最も多く
含まれる不純物であり、0.35%を超えて合金中に存
在すると鋳造時に粗大な金属間化合物を晶出し、合金の
機械的性質を損なう。従って、Feの含有量は0.35
%以下に規制する。望ましくは0.30%以下であり、
さらに0.25%以下が望ましい。また、アルミニウム
合金を鋳造する際には地金、添加元素の中間合金等様々
な経路より不純物が混入する。混入する元素は様々であ
るが、Fe以外の不純物は単体で0.05%以下、総量
で0.15%以下であれば合金の特性にほとんど影響を
及ぼさない。従って、これらの不純物は単体で0.05
%以下、総量で0.15%以下とする。なお、不純物の
うちBについてはTiの添加に伴い合金中にTi含有量
の1/5程度の量で混入するが、より望ましい範囲は
0.02%以下、さらに0.01%以下が望ましい。
【0018】また、前記組成のAl−Mg−Si系アル
ミニウム合金押出材において、本発明で定義された絞り
の値が20%以上のとき、つぶし加工やエンボス加工等
のプレス加工性に優れる理由については、絞りの値は材
料の局部的な変形能を示す1つの指標であり、一方、押
出材がつぶし加工やエンボス加工等を受ける場合、被加
工部の表面に発生する伸びは20%程度に達し、このよ
うな領域では材料は絞りのような局部的な変形をしてい
ると考えられることから、絞りの値が所定値以上の場合
に割れの発生が抑制されたものと推測される。この絞り
の値は、25%以上であることが望ましい。
【0019】絞りの値を大きくするには、繊維状組織の
割合を大きくすること、粒界析出物を少なくする(例え
ば焼入れは空冷より水冷、MgSiの化学量論的Si
量より過剰のSiを少なくする)こと、より時効の進ん
だ状態とする(時効温度、時効時間)ことが有効であ
り、これらを適宜組み合わせることで、実施例に示す通
り20%以上の絞りを得ることができる。なお、後述す
る実施例に示されるように、破断伸び(全伸び)の大き
さと絞りの値の間に一定の関係は見いだせない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。先
ず、下記表1に示す組成のアルミニウム合金鋳塊を通常
の方法により溶製し、これらの鋳塊に対し500℃×4
hrの均質化処理を施し、その後押出温度が500℃、
押出速度が4m/minの条件で押出加工を行い、40
×40×2tの口型中空押出材(図2参照)を得た。な
お、押出直後に材料を強制ファン空冷(冷却速度200
℃/min程度)又は水冷(冷却速度10000℃/m
in以上)で冷却し焼入れた。これを表1の焼入方法の
欄に示す。続いて表1に示す条件で人工時効処理を施
し、供試材とした。
【0021】
【表1】
【0022】この供試材を用いて、以下の測定を行っ
た。その結果を表2に示す。 繊維状組織;光学顕微鏡により外側表面及び内側表面か
らの再結晶層厚を測定し、残部を繊維状組織層としてそ
の厚さの割合を求めた。 機械的特性;押出方向に平行方向にJIS5号試験片を
採取し、引張強さσB、耐力σ0.2、破断伸びδをJIS
Z2241に規定する金属材料引張試験方法に準じて測
定した。
【0023】絞り;引張試験後の試験片について、先に
説明した方法で破断面の中央部の肉厚を測定し、先に定
義した絞りの値を求めた。元の肉厚は2mmである。 プレス加工性;供試材を長さ200mmに切断し、30
Ton万能試験機を用い、図3に示すように、供試材を
左右の辺が鉛直、上下の辺が水平になるように置き、上
方から50×50mm角の治具1を鉛直に20mm押し
込んてつぶし試験を行い、供試材の表面状態及び割れの
有無を目視にて観察し、◎:割れ、肌荒れなし、○:割
れなし、微小な肌荒れあり、×:割れ発生、と評価し
た。
【0024】
【表2】
【0025】成分組成及び絞りの値が本発明の規定を満
たす発明例No.1〜5はいずれもつぶし加工性が良好
であり、特に絞りの値が25%以上であるNo.1、
2、4、5は加工部に割れも表面の肌荒れも生じなかっ
た。また、Mn、Cr及びZrの1種又は2種以上が適
量添加され、繊維状組織とされたNo.1、4、5は絞
りの値が大きく、そのうちNo.1は空冷であるが、耐
力値をみると焼きが入っていることが分かる。一方、絞
りの値が小さい比較例No.6〜9、11、12は開口
割れが発生し、つぶし加工性が劣る。また比較例No.
10は絞りの値が大きくつぶし加工性は比較的よいがS
i及びMg含有量が少なく、耐力値が小さくなってい
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、Al−Mg−Si
系アルミニウム合金押出材において、焼入れ及び人工時
効処理後の破断面の肉厚減少率(絞り)の値を20%以
上とすることにより、優れたプレス加工性が得られる。
このAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材は、つ
ぶし加工やエンボス加工を伴う自動車フレーム(サイド
メンバー、クロスメンバー、バンパーステイ、サイドフ
レーム、ピラー)、バンパー、ドアビーム、インパクト
ビーム(ドア内に前後方向に配置され軸方向の衝撃荷重
を受け止める安全部材)等の自動車用構造部材、鉄道車
両、船舶又は建築部材のフレーム等の構造部材として好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 破断面の肉厚減少率(絞り)の測定方法を説
明する図である。
【図2】 実施例の供試材の断面形状を示す図である。
【図3】 つぶし試験方法を説明する図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mg:0.4〜1.2%(質量%、以下
    同じ)及びSi:0.3〜1.2%を含有し、焼入れ及
    び人工時効処理を行ったAl−Mg−Si系アルミニウ
    ム合金中空押出材において、引張試験を実施したときの
    破断面の肉厚減少率が20%以上であることを特徴とす
    るプレス加工性に優れたAl−Mg−Si系アルミニウ
    ム合金押出材。
  2. 【請求項2】 Mn、Cr及びZrの1種又は2種以上
    の含有量が合計で0.10〜0.40%であり、繊維状
    組織を有し、空冷によるプレス焼入れ後人工時効処理を
    行ったことを特徴とする請求項1に記載されたプレス加
    工性に優れたAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出
    材。
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