JP2002254589A - 両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法 - Google Patents
両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法Info
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Abstract
いて、該フィルムの帯電や皺の発生がなく安定で歩留ま
りの良い方法を提供するものである。 【解決手段】 両面平滑性フィルムの裏面にケイ素微粉
末を添加した易剥離性樹脂又は該樹脂組成物をコーティ
ングすることによって両面平滑性フィルムの易滑性及び
易剥離性を向上したものである。
Description
性フィルムの巻出し巻取り方法に関するものである。さ
らに詳しくは、この出願の発明は、フィルムの帯電や皺
の発生がなく、安定で歩留まりのよい両面平滑性フィル
ムの巻出し巻取りを可能とする方法に関するものであ
る。
多用されている透明導電性フィルムは、基板となるフィ
ルムの表面に透明導電膜を均一に設けたものであり、そ
の製造法は長尺のフィルムを巻出しロールから送り出
し、フィルム表面上に導電性膜を蒸着するなどして成膜
した後に、巻取りロールに巻き取る方法等が一般的に採
用されている。フィルムの巻出し巻取りの工程は、導電
性膜等の機能膜の蒸着等だけでなく、保護フィルム貼り
付けや、検品およびリード紙貼り付け等の際にも行われ
る。
は、光の散乱や分子配向による屈折を排除するため、高
度な光学的等方性および表面平滑性を有することが要求
される。しかしその一方で、フィルムが平滑であるほど
フィルム相互間の横滑り性が悪くなるため、表面が平滑
なフィルムを巻出し巻取りなどする場合には、フィルム
が帯電し、皺や波うちが発生してしまうという矛盾が生
じる。特に両面平滑性フィルムにおいては横滑りが全く
なく、巻出し巻取りを繰り返す場合には必ず帯電および
皺が発生してしまっていた。そのため、従来から両面平
滑性フィルムに加工を施す場合には、あらかじめ両面平
滑性フィルムの裏面に粘着剤で易滑性フィルムを貼り合
わせておき、表面に加工を施した後にこれを剥離除去す
る方法などが知られている。
性フィルムを貼り合わせると、両者間に少なからず空気
が入り込み、例えば、次工程で蒸着等を施す場合には、
高真空下で著しく空気が膨張してフィルムの一部が浮き
上がって剥れ、大皺の原因となったり、ひどいときには
フィルム全体が丸まってしまうことがあった。さらに
は、高温高減圧下において粘着剤から多量のガスが発生
し、例えば透明導電性膜の膜質を低下させるなどの問題
があった。
事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を
解消し、帯電や皺の発生を防ぎ、連続的に安定した両面
平滑性フィルムの巻出し巻取りを可能とする方法を提供
することを課題としている。
は、上記の課題を解決するものとして、以下の通りの発
明を提供する。
の両面平滑性フィルムを巻出しロールから巻取りロール
に連続的に搬送しながらフィルムの表面に加工を施すに
先立って、前記フィルムの裏面に易滑化した易剥離性樹
脂又は易剥離性樹脂組成物をコーティングすることを特
徴とする両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法を提供
するものである。
る両面平滑性フィルムをポリエーテルスルフォン、ポリ
カーボネート、ポリアリレートのいずれかであるものに
限定したものである。また、第3の発明は、易剥離性樹
脂をニトロセルロース、セルロースアセテート、セルロ
ースブチレート、セルロースアセテート・ブチレート、
セルロースプロピオネート、セルロースアセテート・プ
ロピオネート、メチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等の繊維素誘導体、塩化ゴ
ム、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩
素化炭化水素系ポリマーおよびポリウレタンアクリレー
ト、ポリエポキシアクリレート等のアクリル酸誘導体ポ
リマーのいずれか1種または2種以上の混合物であるこ
とに限定したものである。
樹脂を滑化するために添加する易滑化材としてシリカ微
粉末を使用したものである。
特徴を持つものであるが、以下にその実施の形態につい
て説明する。
性フィルムの巻出し巻取り方法は、長尺の両面平滑性フ
ィルムを巻出しロールから巻取りロールに連続的に搬送
しながら該フィルムの表面に加工を施すに先立って、該
フィルムの裏面に易滑化した易剥離性樹脂又は樹脂組成
物をコーティングする様にしたものである。
性フィルムの表面への加工とは、該フィルムへの導電性
膜の蒸着等といった該フィルムを直接加工する方法だけ
でなく、該フィルムに保護フィルムを貼り付けたり、検
品およびリード紙の張り付け等の工程、すなわち、両面
平滑性フィルムの巻出し巻取りに関する全ての工程を含
むものである。
りを伴う工程に先立って行う前工程に関するものであ
り、この発明の両面平滑性フィルムの裏面に易滑化した
易剥離性樹脂又は樹脂組成物をコーティングすること
で、後の各種工程に伴って繰り返し両面平滑性フィルム
の巻出し巻取りを行った場合でも、帯電や皺の発生を防
ぎ、連続的に安定して作業を進行できるようにしたもの
である。
ルム等の各種の両面平滑性フィルムを対象とすることが
できる。さらには、たとえば液晶分野等に多用される、
耐熱性、光学的等方性すなわち配向や結晶化等の全くな
い完全非晶化フィルムであってよい。このような両面平
滑性フィルムとしては、具体的には、ポリエーテルスル
フォン(PES)、ポリカーボネート(PC)、ポリア
リレート(PAr)等からなるフィルムが例示される。
これらの両面平滑性フィルムは易接着コート、ハードコ
ート、防湿コート等の各種のコーティングを施して製品
とすることが一般的であり、この出願の発明における両
面平滑性フィルムは、もちろんそれらのコーティングが
施されていてもよい。
セルロース、セルロースアセテート、セルロースブチレ
ート、セルロースアセテート・ブチレート、セルロース
プロピオネート、セルロースアセテート・プロピオネー
ト、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース等の繊維素誘導体、塩化ゴム、塩素化
ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、等の塩素化炭化
水素系ポリマーおよびポリウレタンアクリレート、ポリ
エポキシアクリレート等のアクリル酸誘導体ポリマー等
が好ましい。これらの樹脂は単体で用いてもよいし、混
合物として用いてもよい。ただし、基材である両面平滑
性フィルムに各種のコーティングが施されている場合
は、易剥離性樹脂としてそれらのコーティングと同種の
樹脂や親和性の高い樹脂を用いると、両面平滑性フィル
ムの加工後に易剥離性樹脂コーティングを剥離除去する
ことが困難となるため好ましくない。すなわち、易剥離
性樹脂は、両面平滑性フィルムの最上層に施されたコー
ティングに親和したり結合することのないものを選択す
ることが考慮される。なお、この出願の発明において易
剥離性とは剥離強度が、5〜100g/24mm巾の範
囲のものが好ましく、特に20〜50g/24mm巾の
ものが好ましい。
易剥離性樹脂に易滑化材を添加して易滑性を付与させて
いる。易滑化材を添加することにより、コーティング層
の最外表面の摩擦抵抗が著しく減少して滑り性が向上す
る。易滑性については、動摩擦係数および静摩擦係数が
共に0.5以下であることが好ましい。易滑化材として
は、たとえば、粒径が0.1〜10μm、さらには1μ
m前後のシリカ微粉末を用いることが好適な例として示
される。易滑化材の添加量は、易剥離性樹脂100重量
部に対して0.01〜15重量部程度、より限定的には
0.01〜1重量部程度とすることが好ましい。易滑化
材の添加量が0.01重量部よりも少ないと、コーティ
ング層の動摩擦係数および静摩擦係数を0.5以下に低
下させることができず、十分な滑り性を得ることができ
ない場合がある。また、15重量部よりも多くすると、
剥離強度およびヘイズに加えて両摩擦抵抗までもが高く
なるため好ましくない。シリカ微粉末の添加量を0.0
1重量部程度と極少量にする場合には、顔料等の着色材
を適量混合しておくと、その存在を目視で確認できるた
め好適である。
溶剤等で適宜に希釈および攪拌して分散させて易滑化易
剥離性樹脂組成物とし、両面平滑性フィルムの裏面にコ
ーティングする。溶剤は、上記の易剥離性樹脂の溶解性
が十分であれば特に制限はなく、一般に広く使用されて
いるものを用いることができる。たとえば、グラビアイ
ンキ用の溶剤を、より具体的には、トルエン、メチルエ
チルケトン(MEK)、酢酸エチル、メチルイソブチル
ケトン(MIBK)、イソプロピルアルコール等の混合
溶剤を用いることが好適な例として示される。
コーティング方法を採用することができる。たとえば、
グラビアコート、ロールコート、エアーナイフコート、
キスコート、スプレーコート、かけ流しコート、刷毛塗
り、ベタコート等が利用できる。たとえば、グラビア印
刷時等によるコーティングの際にはコーティング浴も十
分に攪拌分散させておくことが好ましい。コーティング
厚は、厚すぎると乾燥に時間を要したり嵩高となり、ま
た薄すぎるとコーティング層に適度な強度が得られない
ため、0.5〜5μm程度の厚さが好ましく、単層コー
ティングとしても多層コーティングとしてもよい。多層
コーティングとする場合は、各コーティング層は、上記
の易剥離性樹脂のうちのいずれか1種のみを用いても、
2種以上からなる複合層としてもよい。さらに、対象と
する両面平滑性フィルムによっては易滑化易剥離性樹脂
に含まれるシリカ微粉末によって平滑面に傷や跡型が残
る怖れがあるが、そのような場合には、1層目はシリカ
を含まない易剥離性樹脂によりコーティングを施し、2
層目以降、特に最外層を、シリカ微粉末を含む易滑化易
剥離性樹脂によりコーティングして多層コーティングと
することなどが考慮される。
除去するが、たとえば、易剥離性樹脂組成物としてウレ
タンアクリレート、エポキシアクリレート等の紫外線硬
化性樹脂を用いた場合には紫外線照射し、該樹脂組成物
を硬化させる。これによって、コーティング層の剥離強
度が5〜100g/24mm巾程度であって、動摩擦係
数および静摩擦係数が共に0.5以下に易滑化された易
剥離性樹脂コーティング層を得ることができる。
性フィルムの巻出し巻取りの際の帯電や皺の発生がな
く、後工程の加工を安定で歩留まり良く行うことができ
る。以下にこの発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
に、易剥離性樹脂としてニトロセルロース10重量部
(RS1/2,ダイセル化学製)を溶解し、さらに易滑
化材としてシリカ微粉末(サイリシア350,平均粒径
1.8μm,富士シリシア化学製)を、ニトロセルロー
ス100重量部に対して0.1重量部となるように添加
して十分に攪拌し、易滑化易剥離性樹脂組成物を調整し
た。
0mm、厚さ100μmの長尺ポリエーテルスルフォン
フィルム(PESフィルム)の裏面にコーティングし
た。コーティングに際して、ロール状に巻き取られたP
ESフィルムを巻出しロールから巻取りロールに搬送す
る間に、易滑化易剥離性樹脂組成物をグラビアコーター
を用いて20m/minの速度で単層コーティングし、
引き続き100℃の乾燥ゾーンを通して乾燥させてから
巻き取った。PESフィルム裏面に施されたコーティン
グ層の厚さは2μmであった。
した易滑化易剥離性樹脂組成物層の摩擦係数を測定し
た。測定には東洋精機製作所製の摩擦測定器TR−2を
用い、水平基板用PESフィルムの上に試験用PESフ
ィルムをコーティング層を下にして置き、さらに試験用
PESフィルムの上に63×63mmの金属板錘を載せ
た状態で、試験用PESフィルムを水平方向に、速度1
00mm/min,測定長70mm,ロードセル10
N,スレッド200gの条件で引張ることで行なった。
その結果、このPESフィルムは静摩擦係数μsが0.
29で、動摩擦係数μdが0.31であった。また、剥
離強度を測定したところ、10g/24mm巾であっ
た。
たが、全く皺が入らず、容易に巻出し巻取りをすること
ができた。引き続きこのPESフィルムの表面に、圧力
勾配型イオンプレーティング装置を用いてITO(イン
ジウム・スズ酸化物)を10m/minの速度で蒸着し
た。ITO(インジウム・スズ酸化物)蒸着に際しても
PESフィルムの巻出し巻取りを行なったが、巻出し時
の帯電現象は全く見られず、さらに巻取りロール上に皺
が発生することなく、極めて安定した状態で巻出し巻取
りを行うことができた。なお、ITO(インジウム・ス
ズ酸化物)蒸着面の表面電気抵抗(JISK7194)
を測定したところ、120Ω/□であった。 (比較例1)実施例1において、易滑化材としてのシリ
カ微粉末を添加せず、あとは同時にして、PESフィル
ムへの易剥離性樹脂組成物のコーティング、検品、IT
O(インジウム・スズ酸化物)の蒸着を試みた。しかし
ながら、検品のための巻き直し時にPESフィルムに皺
が発生し、巻出したPESフィルムの帯電量を測定した
ところ、50kV以上(スケールアウトで測定不可)で
あった。さらにITO(インジウム・スズ酸化物)蒸着
時には、巻出したフィルムが帯電によって浮き上がり、
巻取りフィルムに大皺が発生したことに加えて、ITO
(インジウム・スズ酸化物)蒸着が均質に行えずITO
(インジウム・スズ酸化物)蒸着膜の質も低下してしま
った。このときの易剥離性樹脂層の摩擦抵抗は大きすぎ
て測定不能であった。 (実施例2)実施例1において、ニトロセルロースに代
えて易剥離性樹脂として塩化ゴム(東洋インキ製MM
F,塩素含有率22%)を用いて易滑化易剥離性樹脂組
成物を調整し、同様にPESフィルムにコーティングし
た。このPESフィルムを巻き直しし、検品、ITO
(インジウム・スズ酸化物)の蒸着を行なったが、いず
れの工程においても皺は全く発生せず、安定に巻出し巻
取りができた。
剥離強度は50g/24mm巾であり、実施例1と比較
して大きかったが、静摩擦係数および動摩擦係数には有
意の差は見られなかった。 (比較例2)実施例2において易滑化材のシリカ微粉末
を加えず、あとは同様にして、PESフィルムへの易剥
離性樹脂組成物のコーティング、検品、ITO(インジ
ウム・スズ酸化物)の蒸着を試みたところ、比較例1と
同じ結果であった。 (実施例3)実施例1における易滑化材のシリカ微粉末
の添加量0.1重量部を10重量部に増加して易滑化易
剥離性樹脂組成物を調整し、厚さ150μmのPESフ
ィルムへ同様のコーティングを2回行なった。PESフ
ィルム裏面に施されたコーティング層の厚さは4μmで
あった。
ITO(インジウム・スズ酸化物)蒸着を行なった。I
TO(インジウム・スズ酸化物)蒸着も2回行なった。
ITO(インジウム・スズ酸化物)蒸着面の表面電気抵
抗は、75Ω/□であった。
て、PESフィルムに皺は全く発生せず、安定して巻出
し巻取りが行えた。なおこのときの易滑化易剥離性樹脂
組成物層の剥離強度は10g/24mm巾で、静摩擦係
数μsは0.30、動摩擦係数μdは0.31であっ
た。 (比較例3)実施例3において、易滑化材のシリカ微粉
末を加えずに易剥離性樹脂組成物を調整し、後は同様
に、PESフィルムへ同様のコーティングを2回と、巻
き直し、検品、PESフィルムへのITO(インジウム
・スズ酸化物)蒸着2回を行なった。
ともに帯電現象が著しく、2回目の蒸着においてはPE
Sフィルムの一部が部分的にちぎれてしまい、フィルム
巾中央部に抜け穴ができてしまった。 (実施例4)メチルセロソルブ90重量部とダイアセト
ンアルコール10重量部に、易剥離性樹脂としてニトロ
セルロース10重量部(RS1/2,ダイセル化学製)
を溶解し、易滑化材としてのシリカ微粉末(サイリシア
350,平均粒径1.8μm,富士シリシア化学製)の
添加量をニトロセルロース100重量部に対して0〜2
0重量部で変化させて、易滑化易剥離性樹脂組成物を調
整した。
00μmのポリエーテルスルフォンフィルム(PESフ
ィルム)の裏面にコーティングし、静摩擦係数μs,動
摩擦係数μd,剥離強度,ヘイズを測定した。なお、剥
離強度については、165℃で90秒乾燥させたものに
ついても測定した。その結果を、図1に示した。
100重量部に対して0.01〜10重量部程度添加す
ることで、剥離強度、静摩擦係数μsおよび動摩擦係数
μdを低下させることが示された。シリカ微粉末を20
重量部添加した場合は、剥離強度が高くなるために易剥
離性が低下し、ヘイズが急激に高まり、摩擦係数も高く
なりすぎることがわかった。
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
って、帯電や皺の発生を防ぎ、連続的に安定した両面平
滑性フィルムの巻出し巻取りを可能とする方法が提供さ
れる。
易剥離性樹脂組成物をコーティングしたときの、両面平
滑性フィルムの各種特性を例示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 長尺の両面平滑性フィルムを巻出しロー
ルから巻取りロールに連続的に搬送しながらフィルムの
表面に加工を施すに先立って、前記フィルムの裏面に易
滑化した易剥離性樹脂又は該樹脂の組成物を1層又は2
層以上コーティングすることを特徴とする両面平滑性フ
ィルムの巻出し巻取り方法。 - 【請求項2】 両面平滑性フィルムが、ポリエーテルス
ルフォン、ポリカーボネート、ポリアリレートのいずれ
かであることを特徴とする請求項1に記載の両面平滑性
フィルムの巻出し巻取り方法。 - 【請求項3】 易剥離性樹脂が、ニトロセルロース、セ
ルロースアセテート、セルロースブチレート、セルロー
スアセテート・ブチレート、セルロースプロピオネー
ト、セルロースアセテート・プロピオネート、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース等の繊維素誘導体、塩化ゴム、塩素化ポリエチレ
ン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化炭化水素系ポリマ
ーおよびポリウレタンアクリレート、ポリエポキシアク
リレート等のアクリル酸誘導体ポリマーのいずれか1種
または2種以上の混合物であることを特徴とする請求項
1または2に記載の両面平滑性フィルムの巻出し巻取り
方法。 - 【請求項4】 易滑化材がシリカ微粉末であることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の両面平滑
性フィルムの巻出し巻取り方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001401707A JP2002254589A (ja) | 2000-12-28 | 2001-12-28 | 両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-400938 | 2000-12-28 | ||
JP2000400938 | 2000-12-28 | ||
JP2001401707A JP2002254589A (ja) | 2000-12-28 | 2001-12-28 | 両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002254589A true JP2002254589A (ja) | 2002-09-11 |
JP2002254589A5 JP2002254589A5 (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=26607072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001401707A Pending JP2002254589A (ja) | 2000-12-28 | 2001-12-28 | 両面平滑性フィルムの巻出し巻取り方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002254589A (ja) |
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2001
- 2001-12-28 JP JP2001401707A patent/JP2002254589A/ja active Pending
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